JPH1089902A - 揺動量の倍率変換機構 - Google Patents

揺動量の倍率変換機構

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JPH1089902A
JPH1089902A JP8247827A JP24782796A JPH1089902A JP H1089902 A JPH1089902 A JP H1089902A JP 8247827 A JP8247827 A JP 8247827A JP 24782796 A JP24782796 A JP 24782796A JP H1089902 A JPH1089902 A JP H1089902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のてこの組み合わせによる揺動量の倍率
変換機構において、揺動範囲が大きくなっても、大幅な
部材の変更を行うことなく、一定の拡大係数により揺動
量を変換することのできる高精度の揺動量の倍率変換機
構を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1の軸部5に揺動自在に取り付けられ
た第1のアーム41の揺動量Sを隣接する第2のアーム
26によって揺動量θに変換する倍率変換機構におい
て、第1のアーム41の揺動を第2のアーム26の伝達
ピン28Aに伝える移動面141Aは、中立軸Mに対し
て傾斜している。これにより、伝達ピン28Aの中立軸
M方向の移動に影響されることなく、θの広い範囲で拡
大係数K(θ/S)の安定化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揺動量の倍率変換
機構に係り、例えば、測定子の揺動量を指針の回転量と
して表示するてこ式ダイヤルゲージ等に利用することが
できる。
【0002】
【背景技術】従来より、測定子が設けられたアームの揺
動量をてこの原理によって倍率変換して他のアームに伝
達する揺動量の倍率変換機構が知られており、測定子の
揺動量を拡大し指針の回転量として表示するダイヤルゲ
ージ等に利用されている。このようなダイヤルゲージに
よれば、微かな揺動量も倍率変換機構によって拡大さ
れ、指針の大きな変位量として検出することができる。
具体的には、特開平6−109401のようなてこ式ダ
イヤルゲージがあり、図9、図10に示される構造とな
っている。図9および図10において、1はてこ式ダイ
ヤルゲージの本体ケース、51はそのカバー、11は指
針の回転量を表示するダイヤルユニット、41は第1の
アームであり、26は第2のアームである。
【0003】前記本体ケース1には、片側表面に凹部2
が開口形成されているとともに、この凹部2には、先端
面側へ向かって開口する測定子挿入孔3と、図9中、上
面側に向かって開口され、ダイヤルユニット11が取り
付けられる切り欠き部9が形成されている。この測定子
挿入孔3を挟んだ両側表面には一対の軸受部4A,4B
が一体的に形成されている。前記第1のアーム41は、
先端部分に設けられた測定子31が露出した状態で測定
子挿入孔3に挿入され、その中間部分に形成された第1
の軸部5に軸受部材5A,5Bによって前記軸受部4
A,4Bに揺動自在に取り付けられている。一方、本体
ケース1の凹部2には、第1のアーム41の揺動量を拡
大する第2のアーム26と、この第2のアームの揺動を
前記ダイヤルユニット11に伝達するためのピニオンギ
ア23およびクラウンギア24が設けられている。第2
のアーム26は、測定子挿入孔3から挿入された第1の
アーム31に隣接して配置され、その中間部分に形成さ
れた第2の軸部27で本体ケース1の底面1Aに揺動自
在に取り付けられている。また、ピニオンギア23,ク
ラウンギア24は、一体化されて本体ケース1の底面1
Bに回転自在に取り付けられている。
【0004】第1のアーム41には、前述した測定子3
1が設けられた先端部とは、前記第1の軸部5に対して
反対側であり、かつ前記測定子挿入孔3に挿入される挿
入側部分に第1のアーム41の揺動に応じて移動する移
動面41Aおよび移動面41Bが形成されている。第2
のアーム26には、前記第1のアーム41に形成された
移動面41A,41Bの各々に対応して接触し、かつ第
1のアーム41の揺動を第2のアーム26に伝達する伝
達ピン28A,28Bが設けられ、さらに、第2のアー
ム26の端部には、ピニオンギア23に噛合するセクタ
ギア25が設けられている。尚、この第2のアーム26
は、凹部2内に設けられた線ばね29によって、第2の
軸部27を中心として、図10中、時計回り方向へ回動
付勢されており、これにより、移動面41A,41Bお
よび伝達ピン28A,28Bは、揺動量の測定時、未測
定時によらず、常に接触した状態が維持される。
【0005】このような構造のてこ式ダイヤルゲージに
おいて、測定子31の揺動量を拡大して、ダイヤルユニ
ット11の指針の回転量に拡大する機構は図10を参照
して説明すると次のようになる。測定子31が図10
中、U方向に揺動すると、第1のアーム41は、第1の
軸部5を中心として、図10中、反時計回りに回動し、
これに伴い、移動面41Bが図10中、下方に移動す
る。この移動面41Bの下方への移動によって、第2の
アーム26の伝達ピン28Bも図10中、下方に押し下
げられ、これに伴い、第2のアーム26は第2の軸部2
7を中心として、反時計回りに回動する。そして、第2
のアーム26の下方への移動に伴って、セクタギア25
を介して、ピニオンギア23が時計回りに回転し、さら
に、クラウンギア24を介して、ダイヤルユニット11
に設けられたセンターピニオン14にその回転が伝達さ
れ、回転軸15を介して指針16の回転量として揺動量
が表示される。
【0006】次に、測定子31がD方向に揺動すると、
第1のアーム41が第1の軸部5を中心として、図10
中、時計回りに回動し、今度は、移動面41Aが図10
中上方に移動する。これに伴い、第2のアーム26の伝
達ピン28Aは図10中、上方に押し上げられ、第2の
アーム26は第2の軸部27を中心として、測定子31
のU方向の揺動と同様に反時計回りに回動する。すなわ
ち、このような構造のてこ式ダイヤルゲージは、測定子
31の揺動方向によらず、常に指針16の回転は同一方
向となる。
【0007】ところで、このようなてこにより揺動量の
倍率を変換する機構は、2つのてこの各々の支点、作用
点間の距離によって拡大倍率が異なるものであり、具体
的な倍率変換のメカニズムは、図11(A),(B)に
示される模式図によって説明すれば、次のようになる。
図11(A)は、測定子31が揺動していない中立状態
における第1のアーム41および第2のアーム26の位
置関係を示しており、第1のアーム41、第2のアーム
26は、ともに第1の軸部5および第2の軸部27を結
ぶ中立軸M上に直線的に配列され、第2のアームに設け
られた伝達ピン28A,28Bもこの中立軸M上に沿っ
て配列されている。伝達ピン28Aは、第1の軸部5と
第2の軸部27とを結ぶ長さLの線分を内分する位置に
配置され、第1の軸部5からRA1,第2の軸部27か
らRA2の距離に配置されている。同様に、伝達ピン2
8Bは、当該長さLの線分を外分する位置に配置され、
第1の軸部5からRB1,第2の軸部27からRB2の
距離に配置されている。そして、これらRA1〜RB2
は、RA2<RA1<L、RB2<L<RB1という関
係を満たしている。
【0008】図11(B)は、図11(A)をさらに簡
略化した模式図であり、測定子31が角度SだけD方向
に揺動した状態を表した図である。測定子31のD方向
の揺動により、第1のアーム41は、第1の軸部5を中
心として時計回り方向に角度Sだけ揺動し、これに伴
い、第1のアーム41の移動面41Aによって、第2の
アーム26の伝達ピン28Aは、第2の軸部27を中心
として角度θだけ反時計回り方向に移動し、中立軸Mよ
りも上方に押し上げられる。
【0009】この状態において、第1のアーム41の揺
動量Sと第2のアームの揺動量θの間には、 LA1×sinS=RA2×sinθ の関係が成立し、Sおよびθの微小変化においてはsi
nθ≒θ,sinS≒Sとすることができ、 LA1×S=RA2×θ θ=K×S (K=LA1/RA2) となり、上述したように、LA1(≒RA1)>RA2
なので、第1アーム41の揺動量Sは、拡大係数Kの割
合で第2アーム26の揺動量θに変換される。このよう
な関係式は、図11(B)では図示を略したが、D方向
とは反対のU方向に測定子31が揺動した場合に働く、
伝達ピン28Bについても成立する。
【0010】上述したようなSとθの関係は、中立軸M
からの揺動量S,θが各々小さい場合には拡大係数Kの
値が安定し、Sは一定の拡大係数Kによってθに変換さ
れているが、S,θが大きくなるに従って、伝達ピン2
8Aの中立軸M方向の変位を無視できなくなり、拡大係
数Kの値がθの増加に伴って大きくなっていく。とりわ
け、第1の軸部5と第2の軸部27との間の内分点に配
置される伝達ピン28Aの場合、RA2,LA1の絶対
寸法が小さいので、その拡大係数の変化は、図12に示
すように、揺動量θの増加の影響を大きく受ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような拡大係数K
の大きな変化を防止するために、従来は、第1の軸部5
と第2の軸部27との間の距離Lを十分大きくとって、
θの増加によるLA1の変化率を低減することによって
揺動量の倍率変換機構の高精度化を図っていた。しかし
ながら、軸間距離Lを大きくとるということは、第1の
アームの長さ寸法を大きくする必要があり、ダイヤルゲ
ージの製作工程において、測定子の揺動範囲に応じて複
数のアームを予め準備しなければならず、製作時の部品
管理の煩雑化、第1のアームの製作コストの上昇という
問題がある。また、第1のアームの長さ寸法を大きくす
れば、上述したダイヤルゲージの本体ケース1やカバー
51等の部材もこれに応じて大きくしなければならず、
ダイヤルゲージの大型化してしまうという問題があり、
さらには、部品管理の煩雑化や製作コストの上昇という
点でもより顕著な問題となる。
【0012】本発明の目的は、このような従来の欠点を
解消し、複数のてこの組み合わせによる揺動量の倍率変
換機構において、揺動範囲が大きくなっても、大幅な部
材の変更を行うことなく、一定の拡大係数により揺動量
を変換することのできる高精度の揺動量の倍率変換機構
を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る揺動量の倍
率変換機構は、回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部お
よび第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取
り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自
在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置さ
れる第2のアームとを備え、前記第1のアームおよび前
記第2のアームのうち、何れか一方のアームには、当該
アームの揺動に応じて移動する移動面が設けられ、前記
第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか他
方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一方の
アームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピンが
設けられ、前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達
ピンを介して前記第2のアームが回転し、前記第1のア
ームの揺動量を倍率変換して前記第2のアームに伝達す
る揺動量の倍率変換機構であって、前記移動面は、前記
第1の軸部と前記第2の軸部とを結ぶ中立軸に対し傾斜
し、かつ前記中立軸との距離が前記第1の軸部から前記
第2の軸部に向かって次第に遠ざかるような傾斜面であ
ることを特徴とするものである。
【0014】すなわち、図1(A)に示されるように、
従来は、第1のアームに設けられた移動面41Aは中立
軸Mと略平行に設定されており、中立軸Mに直交する方
向の変位H1でSおよびθの関係式を導き出していた。
このため、第1のアームの揺動量Sが大きくなるに従っ
て、伝達ピン28Aは、中立軸Mの方向で、かつ第1の
軸部5から遠ざかるように移動してS,θ間の変換誤差
を生じていた。一方、本発明では、図1(B)に示され
るように、第1のアームの移動面141Aは、中立軸M
に対し傾斜し、かつ中立軸Mとの距離が第1の軸部5か
ら第2の軸部27に向かって次第に遠ざかるような傾斜
面となっている。そして、このように移動面141Aを
傾斜面とすれば、第1のアーム41の揺動量Sは、第1
の軸部5を中心に半径R0の円弧Cを設定し、伝達ピン
28Aの初期位置および移動後の位置の各々から当該円
弧Cに対して引いた接線T0および接線T1のなす角と
して把握される。
【0015】従って、この接線T0に直交する方向の変
位H2でSおよびθの関係式を導き出すことにより、図
1(B)からわかるように、接線T0方向への伝達ピン
28Aの移動が従来に比べ小さくなるので、揺動量Sは
安定した拡大係数Kによってθに変換され、揺動量の倍
率変換機構の高精度化が図られる。そして、このように
第1のアームの移動面に傾斜を設けるだけで揺動量の倍
率変換機構の高精度化が図られるので、第2のアーム等
他の部材を変更する必要がなく、ダイヤルゲージの部品
管理の簡単化、製作コストの低減が図られる。さらに、
第1の軸部5と第2の軸部27との軸間距離Lを大きく
とる必要がないので、ダイヤルゲージの大型化が防止さ
れるとともに、ダイヤルゲージの本体ケース、カバー等
の部品の標準化が図られ、尚一層の部品管理の簡単化、
製作コストの低減が図られる。
【0016】以上において、第1のアームの移動面は、
上述した半径R0の円弧Cから伝達ピン28Aに引いた
接線(T0、T1)に平行な傾斜面であり、かつ当該半
径R0は、第1のアームの揺動範囲に応じて決定するの
が好ましい。すなわち、第1のアームの揺動範囲に応じ
て半径R0を予め決定しておけば、第1のアームの移動
面の傾斜は、この半径R0によって一義的に定まるの
で、ダイヤルゲージの製作工程の工程管理の簡単化が図
られる。
【0017】また、本発明に係る揺動量の倍率変換機構
は、回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部および第2の
軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取り付けられ
た第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自在に取り付
けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置される第2の
アームとを備え、前記第1のアームおよび前記第2のア
ームのうち、何れか一方のアームには、当該アームの揺
動に応じて移動する移動面が設けられ、前記第1のアー
ムおよび前記第2のアームのうち、何れか他方のアーム
には、この移動面に接触し、かつ前記一方のアームの揺
動を前記他方のアームに伝達する伝達ピンが設けられ、
前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介し
て前記第2のアームが回転し、前記第1のアームの揺動
量を倍率変換して前記第2のアームに伝達する揺動量の
倍率変換機構であって、前記第1のアームおよび前記第
2のアームが前記第1の軸部と前記第2の軸部とを結ぶ
中立軸上に位置しているとき、前記伝達ピンは、前記中
立軸からずれた位置に配置されていることを特徴とする
ものである。
【0018】伝達ピンがこのような位置にあれば、中立
軸Mに直交する近傍が第2のアームの揺動量θの範囲と
して設定されるので、伝達ピン28Aの中立軸M方向の
移動が少なくなり、拡大係数Kに大きな変化が生じるこ
とがない。従って、揺動量の倍率変換機構の高精度化が
図られ、上述と同様に、第1のアームと第2のアームと
の軸間距離を変更する必要もなく、ダイヤルゲージの大
型化が防止されるとともに、本体ケースやケースカバー
等、他の部品の標準化が可能となり、部品管理の簡単
化、製作コストの低減が図られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図面に基
づいて説明する。尚、既に説明した部材、部分と同一ま
たは類似の部材等については、同一符号を付し、その説
明を簡略または省略する図2(A),(B)は、第1の
実施形態に係る揺動量の倍率変換機構を示す、従来例に
おける図11(A),(B)に相当する図である。上述
した従来例との違いは、従来例における第1のアーム4
1の移動面41Aは、中立軸Mに対して略平行に形成さ
れていたのに対して、第1の実施形態に係る第1のアー
ム141は、移動面141Aが中立軸Mに対して傾斜
し、かつその傾斜が第1の軸部5から第2の軸部27に
向かって次第に遠ざかるような傾斜面である点が相違す
る。移動面141Aは、第1のアーム141の中立状態
において、伝達ピン28Aの中心から、第1の軸部5を
中心として設定した半径R0の円弧Cに対して引いた接
線T0と平行な勾配を有する傾斜面であり、半径R0
は、第1のアーム141の揺動範囲に応じて一義的に定
まるものである。
【0020】次に、第1実施形態における作用を説明す
る。図2(A)中、測定子31がD方向に揺動すると、
第1の軸部5を介して反対側にある移動面141Aは、
図2(A)中、中立軸Mよりも上方に移動し、これに伴
い、第2のアーム26の伝達ピン28Aが上方に押し上
げられる。図2(B)における測定子31がD方向に揺
動した状態をより拡大すると、図3のようになる。尚、
第1のアーム141が角度Sだけ揺動した状態におい
て、伝達ピン26Aの中心から半径R0の円弧Cに引い
た接線T1と、第1の軸部5から伝達ピン28Aの中心
に引いた線LA1とがなす角をα1,LA1と中立軸M
とのなす角度をα4とする。また、第1のアーム141
の中立状態において、中立軸M上にある伝達ピン26A
の中心から半径R0の円弧Cに引いた接線T0と、中立
軸Mとがなす角をα0とする。そして、α0,α1,α
4,S,θ間には、次の式のような関係が成立する。 S=α0+α4−α1 RA2×cosθ+LA1×cosα4=L RA2×sinθ=LA1×sinα4 (L−RA2)×sinα0=R0 LA1×sinα1=R0 これらの式を解いて算出された拡大係数K(θ/S)の
変化は、図4のようになる。
【0021】一方、図2(B)において、測定子31が
U方向に揺動した場合に、第2のアーム26に第1のア
ーム41の揺動を伝達する移動面41Bは、従来例に示
される第1のアーム41と同様に、中立軸Mと略平行な
面となっていて、上述したような傾斜面とはなっていな
い。これは、伝達ピン28Bは、軸間距離Lの第1の軸
部5、第2の軸部27間の線分をRB1:RB2に外分
する点に配置されているので、RB1,RB2に十分な
距離を確保でき、中立軸M方向の変位の影響が少ないか
らである。また、上述したD方向の揺動と違って、U方
向の揺動では、第1のアーム141と第2のアーム26
とが同一方向に揺動しているため、S,θが大きくなっ
ても中立軸Mの方向の相対的位置に差異が生じにくいた
めである。
【0022】このような第1実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。図4と従来例の図12とに示される拡
大係数の変化をみてもわかるように、第1のアーム14
1の移動面141Aを傾斜面とするだけで、揺動量θが
0からθDという広い範囲で拡大係数Kの安定化を図る
ことができ、揺動範囲の大きい倍率変換機構であって
も、高精度で安定した揺動量の拡大を行うことができ
る。また、このような高精度の倍率変換機構を第1アー
ム41の移動面141Aを傾斜面とするだけで形成する
ことができ、他の部材の仕様変更を行う必要がないの
で、てこ式ダイヤルゲージの製作に際して、他の部品の
標準化を図ることができ、部品管理の簡単化と、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0023】図5(A),(B)には、本発明の第2実
施形態に係る揺動量の倍率変換機構が示されており、従
来例との相違は、中立状態における第2のアームに設け
られた伝達ピンの位置にある。すなわち、第1のアーム
41の中立状態において、従来例における第2のアーム
26の伝達ピン28Aの位置は、中立軸M上に配置され
ているが、第2実施形態における第2のアーム126の
伝達ピン128Aの位置は、中立軸Mからずれた位置で
あり、図5(A)中、中立軸Mよりも下方の位置を初期
位置としている点が相違する。そして、第1のアーム4
1の中立状態において、伝達ピン128Aの位置がこの
ように中立軸Mからずれた位置を初期位置として配置さ
れていれば、図5(B)中D方向に第1のアーム41が
揺動しても、伝達ピン128Aは、中立軸Mをまたぐよ
うに移動して揺動量θへの拡大を行う。
【0024】従って、伝達ピン128Bの中立軸M方向
の変位が大きくなることもないので、第2のアーム12
6の揺動量θが大きく変化しても、拡大係数K(θ/
S)に大きな変化を生じることもなく(図6参照)、第
1の実施形態の場合と同様に、てこ式ダイヤルゲージの
揺動量の倍率変換機構の高精度化を図ることができる。
また、てこ式ダイヤルゲージの製作に際しても、第2の
アーム126の伝達ピン128Aの位置を変更すれば、
上述した高精度化を達成することができ、部品管理の簡
単化と、製造コストの低減を図ることができる。
【0025】図7には、本発明の第3実施形態が示され
ており、第3実施形態に係る倍率変換機構は、前述した
第1実施形態の特徴と、第2実施形態の特徴とを組み合
わせたものである。すなわち、第3実施形態に係る倍率
変換機構においては、第1のアーム241の移動面24
1Aは、第1のアーム241の中立状態において、伝達
ピン28Aの中心から、第1の軸部5を中心として設定
した半径R0の円弧Cに対して引いた接線T0と平行な
勾配を有する傾斜面となっているとともに、第2のアー
ム226の伝達ピン228Aは、中立軸Mからずれた位
置に配置されている。従って、第三実施形態に係る倍率
変換機構では、前述した第1実施形態および第2実施形
態の各々の効果を享受することができ、揺動量θの極め
て広い範囲で拡大係数Kが安定し(図8参照)、揺動量
の倍率変換機構のより一層の高精度化を図ることができ
る。尚、第3実施形態においては、図7(B)中、第1
のアームがU方向に揺動した場合に、第1のアーム24
1の移動面241Bは、中立軸Mに対して傾斜してお
り、また、第2のアーム226の伝達ピン228Bの位
置は、図7(A)中、中立軸Mに対して上方の位置を初
期位置としている。
【0026】
【実施例】次に、従来例に示されるてこ式ダイヤルゲー
ジに第1実施形態〜第3実施形態に係る第1のアーム、
第2のアームを組み込んで行った誤差測定の結果につい
て説明する。表1には、第1実施例、第2実施例、第3
実施例、従来例の測定条件が示されている。表1中、従
来例では、背景技術で説明した第1のアーム41、第2
のアーム26が用いられ、第1実施例ではこれらのアー
ムのうち、第1のアームを第1実施形態の第1のアーム
141に変更し、第2実施例では第2のアームを第2実
施形態の第2のアーム126に変更し、第3実施例では
第1のアームを第3実施形態の第1のアーム241、第
2のアームを第2のアーム226に変更し、測定を行っ
ている。誤差測定は、第1のアームの揺動範囲が1.5m
m、2.0mmの2水準について行っており、第1実施例およ
び第3実施例では、これに対応するアームシフト半径に
基づいて移動面の傾斜を定めている。また、本体ケース
やピニオンギヤ等の第1のアーム、第2のアーム以外の
部材については、各アームの精度を公平に評価するため
に、部材仕様を変更していない。尚、表1中、測定子半
径とは、第1のアームが固定される第1の軸部から測定
子31の先端までの距離を示す。
【0027】
【表1】
【0028】誤差測定の結果を表2に示す。尚、表2
中、D方向とは、図10における測定子31のD方向の
揺動を示し、U方向とは、測定子31のU方向の揺動を
表す。
【0029】
【表2】
【0030】表2に示されるように、従来例と比較して
第1実施例〜第3実施例では、倍率変換機構の高精度化
が達成されており、とりわけ、D方向における高精度化
が著しい。尚、U方向測定において、第1実施例で測定
精度が向上していないのは、図2における第1アーム1
41の移動面41を変更していないためである。
【0031】尚、本発明は、前述の実施形態に限定され
るものではなく、以下のような変形をも含むものであ
る。すなわち、前述の実施形態では、移動面141A、
伝達ピン28Aを変更して、D方向の倍率変換機構の高
精度化を図っていたが、これに限らず、U方向に係る移
動面41B、伝達ピン28Bを変更して、U方向の倍率
変換機構の高精度化を図ってもよい。例えば、上述した
実施例において、第2実施例の伝達ピン128Bの位置
は、図5(A)に示されるように、中立軸Mよりも上方
の位置を初期位置としており、これにより、表2のU方
向測定において、従来例よりも高精度化が図られてい
る。また、第3実施例において、移動面241Bを傾斜
面とし、かつ伝達ピン228Bの位置を中立軸Mから上
方の位置を初期位置とした場合も、第2実施例の場合と
同様に、従来例と比較して高精度化が図られている。
【0032】さらに、前述の実施形態では、図2(B)
におけるRA2とRA1との関係をRA2<RA1<L
と設定し、第1のアーム141の揺動量Sを第2のアー
ム26の揺動量θに拡大する拡大手段として用いられて
いたが、これに限らず、RA2<RA1<Lと設定し、
第1のアーム141の揺動量Sを第2のアーム26の揺
動量θに縮小変換する手段として使用することもでき、
例えば、精密測定器校正用の微小変位生成機構等に利用
することができる。
【0033】さらにまた、前述の実施形態では、被拡大
側となる第1のアーム141に移動面141A、141
Bが設けられ、拡大側となる第2のアーム26に伝達ピ
ン28A、28Bが設けられていたが、これに限らず、
被拡大側の第1のアームに伝達ピンが設けられ、拡大側
の第2のアームに移動面が設けられていてもよい。ま
た、前述の実施形態では、第1のアーム、第2のアーム
を組み合わせた2つのてこによって倍率変換機構を形成
していたが、これに限らず、3つ以上のてこを組み合わ
せた倍率変換機構であってもよい。
【0034】さらに、前述の実施形態では、測定子31
は、揺動量を検出するものであったが、これに限らず、
例えば、スピンドル等の摺動量を指針の回転量に変換す
るダイヤルゲージに本発明に係る倍率変換機構を利用し
てもよい。要するに、複数のてこを介して測定寸法を倍
率変換する倍率変換機構であれば、本発明の効果を得る
ことができる。その他、本発明の実施の際の具体的な構
造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他
の構造等としてもよい。
【0035】
【発明の効果】前述のように、本発明の揺動量の倍率変
換機構によれば、揺動範囲が大きくなっても、大幅な部
材の変更を行うことなく、一定の拡大係数により揺動量
を倍率変換することのできる高精度の揺動量の倍率変換
機構が達成され、倍率変換機構の部品の標準化、製作コ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明する倍率変換機構の模式図
である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る倍率変換機構の第
1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略図
である。
【図3】前述の実施形態における図2を簡略化した模式
図である。
【図4】前述の実施形態における第2のアームの揺動量
θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る倍率変換機構の
第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略
図である。
【図6】前述の実施形態における第2のアームの揺動量
θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る倍率変換機構の
第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略
図である。
【図8】前述の実施形態における第2のアームの揺動量
θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【図9】従来の揺動量の倍率変換機構を備えたてこ式ダ
イヤルゲージを示す分解斜視図である。
【図10】従来の揺動量の倍率変換機構を備えたてこ式
ダイヤルゲージの内部構造図である。
【図11】従来方式による揺動量の倍率変換機構におけ
る第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概
略図である。
【図12】従来方式による揺動量の倍率変換機構におけ
る第2のアームの揺動量θと拡大係数Kとの関係を示す
図である。
【符号の説明】
5 第1の軸部 26 第2のアーム 27 第2の軸部 28A、128A、228A、28B、128B、22
8B 伝達ピン 41 第1のアーム 41A、141A、241A、41B、141B、24
1B 移動面 C 半径R0の円弧 M 中立軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部お
    よび第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取
    り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自
    在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置さ
    れる第2のアームとを備え、 前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れ
    か一方のアームには、当該アームの揺動に応じて移動す
    る移動面が設けられ、 前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れ
    か他方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一
    方のアームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピ
    ンが設けられ、 前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介し
    て前記第2のアームが回転し、 前記第1のアームの揺動量を倍率変換して前記第2のア
    ームに伝達する揺動量の倍率変換機構であって、 前記移動面は、前記第1の軸部と前記第2の軸部とを結
    ぶ中立軸に対し傾斜し、かつ前記中立軸との距離が前記
    第1の軸部から前記第2の軸部に向かって次第に遠ざか
    るような傾斜面であることを特徴とする揺動量の倍率変
    換機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の揺動量の倍率変換機構
    において、前記第1のアームの移動面の傾斜は、前記第
    1のアームの揺動範囲に応じて決定される半径の円弧を
    前記第1の軸部を中心として設定し、前記第2のアーム
    の伝達ピンの中心から当該円弧に引いた接線と平行とな
    っていることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の揺動量
    の倍率変換機構において、前記第1のアームおよび前記
    第2のアームが前記中立軸上に位置しているとき、前記
    伝達ピンは、前記中立軸からずれた位置に配置されてい
    ることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  4. 【請求項4】 回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部お
    よび第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取
    り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自
    在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置さ
    れる第2のアームとを備え、 前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れ
    か一方のアームには、当該アームの揺動に応じて移動す
    る移動面が設けられ、 前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れ
    か他方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一
    方のアームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピ
    ンが設けられ、 前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介し
    て前記第2のアームが回転し、 前記第1のアームの揺動量を倍率変換して前記第2のア
    ームに伝達する揺動量の倍率変換機構であって、 前記第1のアームおよび前記第2のアームが前記第1の
    軸部と前記第2の軸部とを結ぶ中立軸上に位置している
    とき、前記伝達ピンは、前記中立軸からずれた位置に配
    置されていることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の揺動量の倍率変換機構
    において、前記移動面は、前記中立軸と略平行な面であ
    ることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
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