JP3633733B2 - 揺動量の倍率変換機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、揺動量の倍率変換機構に係り、例えば、測定子の揺動量を指針の回転量として表示するてこ式ダイヤルゲージ等に利用することができる。
【0002】
【背景技術】
従来より、測定子が設けられたアームの揺動量をてこの原理によって倍率変換して他のアームに伝達する揺動量の倍率変換機構が知られており、測定子の揺動量を拡大し指針の回転量として表示するダイヤルゲージ等に利用されている。
このようなダイヤルゲージによれば、微かな揺動量も倍率変換機構によって拡大され、指針の大きな変位量として検出することができる。
具体的には、特開平6−109401のようなてこ式ダイヤルゲージがあり、図9、図10に示される構造となっている。
図9および図10において、1はてこ式ダイヤルゲージの本体ケース、51はそのカバー、11は指針の回転量を表示するダイヤルユニット、41は第1のアームであり、26は第2のアームである。
【0003】
前記本体ケース1には、片側表面に凹部2が開口形成されているとともに、この凹部2には、先端面側へ向かって開口する測定子挿入孔3と、図9中、上面側に向かって開口され、ダイヤルユニット11が取り付けられる切り欠き部9が形成されている。
この測定子挿入孔3を挟んだ両側表面には一対の軸受部4A,4Bが一体的に形成されている。
前記第1のアーム41は、先端部分に設けられた測定子31が露出した状態で測定子挿入孔3に挿入され、その中間部分に形成された第1の軸部5に軸受部材5A,5Bによって前記軸受部4A,4Bに揺動自在に取り付けられている。
一方、本体ケース1の凹部2には、第1のアーム41の揺動量を拡大する第2のアーム26と、この第2のアームの揺動を前記ダイヤルユニット11に伝達するためのピニオンギア23およびクラウンギア24が設けられている。
第2のアーム26は、測定子挿入孔3から挿入された第1のアーム31に隣接して配置され、その中間部分に形成された第2の軸部27で本体ケース1の底面1Aに揺動自在に取り付けられている。また、ピニオンギア23,クラウンギア24は、一体化されて本体ケース1の底面1Bに回転自在に取り付けられている。
【0004】
第1のアーム41には、前述した測定子31が設けられた先端部とは、前記第1の軸部5に対して反対側であり、かつ前記測定子挿入孔3に挿入される挿入側部分に第1のアーム41の揺動に応じて移動する移動面41Aおよび移動面41Bが形成されている。
第2のアーム26には、前記第1のアーム41に形成された移動面41A,41Bの各々に対応して接触し、かつ第1のアーム41の揺動を第2のアーム26に伝達する伝達ピン28A,28Bが設けられ、さらに、第2のアーム26の端部には、ピニオンギア23に噛合するセクタギア25が設けられている。
尚、この第2のアーム26は、凹部2内に設けられた線ばね29によって、第2の軸部27を中心として、図10中、時計回り方向へ回動付勢されており、これにより、移動面41A,41Bおよび伝達ピン28A,28Bは、揺動量の測定時、未測定時によらず、常に接触した状態が維持される。
【0005】
このような構造のてこ式ダイヤルゲージにおいて、測定子31の揺動量を拡大して、ダイヤルユニット11の指針の回転量に拡大する機構は図10を参照して説明すると次のようになる。
測定子31が図10中、U方向に揺動すると、第1のアーム41は、第1の軸部5を中心として、図10中、反時計回りに回動し、これに伴い、移動面41Bが図10中、下方に移動する。この移動面41Bの下方への移動によって、第2のアーム26の伝達ピン28Bも図10中、下方に押し下げられ、これに伴い、第2のアーム26は第2の軸部27を中心として、反時計回りに回動する。
そして、第2のアーム26の下方への移動に伴って、セクタギア25を介して、ピニオンギア23が時計回りに回転し、さらに、クラウンギア24を介して、ダイヤルユニット11に設けられたセンターピニオン14にその回転が伝達され、回転軸15を介して指針16の回転量として揺動量が表示される。
【0006】
次に、測定子31がD方向に揺動すると、第1のアーム41が第1の軸部5を中心として、図10中、時計回りに回動し、今度は、移動面41Aが図10中上方に移動する。これに伴い、第2のアーム26の伝達ピン28Aは図10中、上方に押し上げられ、第2のアーム26は第2の軸部27を中心として、測定子31のU方向の揺動と同様に反時計回りに回動する。
すなわち、このような構造のてこ式ダイヤルゲージは、測定子31の揺動方向によらず、常に指針16の回転は同一方向となる。
【0007】
ところで、このようなてこにより揺動量の倍率を変換する機構は、2つのてこの各々の支点、作用点間の距離によって拡大倍率が異なるものであり、具体的な倍率変換のメカニズムは、図11(A),(B)に示される模式図によって説明すれば、次のようになる。
図11(A)は、測定子31が揺動していない中立状態における第1のアーム41および第2のアーム26の位置関係を示しており、第1のアーム41、第2のアーム26は、ともに第1の軸部5および第2の軸部27を結ぶ中立軸M上に直線的に配列され、第2のアームに設けられた伝達ピン28A,28Bもこの中立軸M上に沿って配列されている。
伝達ピン28Aは、第1の軸部5と第2の軸部27とを結ぶ長さLの線分を内分する位置に配置され、第1の軸部5からRA1,第2の軸部27からRA2の距離に配置されている。同様に、伝達ピン28Bは、当該長さLの線分を外分する位置に配置され、第1の軸部5からRB1,第2の軸部27からRB2の距離に配置されている。そして、これらRA1〜RB2は、RA2<RA1<L、RB2<L<RB1という関係を満たしている。
【0008】
図11(B)は、図11(A)をさらに簡略化した模式図であり、測定子31が角度SだけD方向に揺動した状態を表した図である。
測定子31のD方向の揺動により、第1のアーム41は、第1の軸部5を中心として時計回り方向に角度Sだけ揺動し、これに伴い、第1のアーム41の移動面41Aによって、第2のアーム26の伝達ピン28Aは、第2の軸部27を中心として角度θだけ反時計回り方向に移動し、中立軸Mよりも上方に押し上げられる。
【0009】
この状態において、第1のアーム41の揺動量Sと第2のアームの揺動量θの間には、
LA1×sinS=RA2×sinθ
の関係が成立し、Sおよびθの微小変化においてはsinθ≒θ,sinS≒Sとすることができ、
LA1×S=RA2×θ
θ=K×S (K=LA1/RA2)
となり、上述したように、LA1(≒RA1)>RA2なので、
第1アーム41の揺動量Sは、拡大係数Kの割合で第2アーム26の揺動量θに変換される。
このような関係式は、図11(B)では図示を略したが、D方向とは反対のU方向に測定子31が揺動した場合に働く、伝達ピン28Bについても成立する。
【0010】
上述したようなSとθの関係は、中立軸Mからの揺動量S,θが各々小さい場合には拡大係数Kの値が安定し、Sは一定の拡大係数Kによってθに変換されているが、S,θが大きくなるに従って、伝達ピン28Aの中立軸M方向の変位を無視できなくなり、拡大係数Kの値がθの増加に伴って大きくなっていく。
とりわけ、第1の軸部5と第2の軸部27との間の内分点に配置される伝達ピン28Aの場合、RA2,LA1の絶対寸法が小さいので、その拡大係数の変化は、図12に示すように、揺動量θの増加の影響を大きく受ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このような拡大係数Kの大きな変化を防止するために、従来は、第1の軸部5と第2の軸部27との間の距離Lを十分大きくとって、θの増加によるLA1の変化率を低減することによって揺動量の倍率変換機構の高精度化を図っていた。しかしながら、軸間距離Lを大きくとるということは、第1のアームの長さ寸法を大きくする必要があり、ダイヤルゲージの製作工程において、測定子の揺動範囲に応じて複数のアームを予め準備しなければならず、製作時の部品管理の煩雑化、第1のアームの製作コストの上昇という問題がある。
また、第1のアームの長さ寸法を大きくすれば、上述したダイヤルゲージの本体ケース1やカバー51等の部材もこれに応じて大きくしなければならず、ダイヤルゲージの大型化してしまうという問題があり、さらには、部品管理の煩雑化や製作コストの上昇という点でもより顕著な問題となる。
【0012】
本発明の目的は、このような従来の欠点を解消し、複数のてこの組み合わせによる揺動量の倍率変換機構において、揺動範囲が大きくなっても、大幅な部材の変更を行うことなく、一定の拡大係数により揺動量を変換することのできる高精度の揺動量の倍率変換機構を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る揺動量の倍率変換機構は、回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部および第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置される第2のアームとを備え、前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか一方のアームには、当該アームの揺動に応じて移動する移動面が設けられ、前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか他方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一方のアームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピンが設けられ、前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介して前記第2のアームが回転し、前記第1のアームの揺動量を倍率変換して前記第2のアームに伝達する揺動量の倍率変換機構であって、前記移動面は、前記第1の軸部と前記第2の軸部とを結ぶ中立軸に対し傾斜し、かつ前記中立軸との距離が前記第1の軸部から前記第2の軸部に向かって次第に遠ざかるような傾斜面であることを特徴とするものである。
【0014】
すなわち、図1(A)に示されるように、従来は、第1のアームに設けられた移動面41Aは中立軸Mと略平行に設定されており、中立軸Mに直交する方向の変位H1でSおよびθの関係式を導き出していた。このため、第1のアームの揺動量Sが大きくなるに従って、伝達ピン28Aは、中立軸Mの方向で、かつ第1の軸部5から遠ざかるように移動してS,θ間の変換誤差を生じていた。
一方、本発明では、図1(B)に示されるように、第1のアームの移動面141Aは、中立軸Mに対し傾斜し、かつ中立軸Mとの距離が第1の軸部5から第2の軸部27に向かって次第に遠ざかるような傾斜面となっている。
そして、このように移動面141Aを傾斜面とすれば、第1のアーム41の揺動量Sは、第1の軸部5を中心に半径R0の円弧Cを設定し、伝達ピン28Aの初期位置および移動後の位置の各々から当該円弧Cに対して引いた接線T0および接線T1のなす角として把握される。
【0015】
従って、この接線T0に直交する方向の変位H2でSおよびθの関係式を導き出すことにより、図1(B)からわかるように、接線T0方向への伝達ピン28Aの移動が従来に比べ小さくなるので、揺動量Sは安定した拡大係数Kによってθに変換され、揺動量の倍率変換機構の高精度化が図られる。
そして、このように第1のアームの移動面に傾斜を設けるだけで揺動量の倍率変換機構の高精度化が図られるので、第2のアーム等他の部材を変更する必要がなく、ダイヤルゲージの部品管理の簡単化、製作コストの低減が図られる。
さらに、第1の軸部5と第2の軸部27との軸間距離Lを大きくとる必要がないので、ダイヤルゲージの大型化が防止されるとともに、ダイヤルゲージの本体ケース、カバー等の部品の標準化が図られ、尚一層の部品管理の簡単化、製作コストの低減が図られる。
【0016】
以上において、第1のアームの移動面は、上述した半径R0の円弧Cから伝達ピン28Aに引いた接線(T0、T1)に平行な傾斜面であり、かつ当該半径R0は、第1のアームの揺動範囲に応じて決定するのが好ましい。
すなわち、第1のアームの揺動範囲に応じて半径R0を予め決定しておけば、第1のアームの移動面の傾斜は、この半径R0によって一義的に定まるので、ダイヤルゲージの製作工程の工程管理の簡単化が図られる。
【0017】
また、本発明に係る揺動量の倍率変換機構は、回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部および第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置される第2のアームとを備え、前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか一方のアームには、当該アームの揺動に応じて移動する移動面が設けられ、前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか他方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一方のアームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピンが設けられ、前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介して前記第2のアームが回転し、前記第1のアームの揺動量を倍率変換して前記第2のアームに伝達する揺動量の倍率変換機構であって、前記第1のアームおよび前記第2のアームが前記第1の軸部と前記第2の軸部とを結ぶ中立軸上に位置しているとき、前記伝達ピンは、前記中立軸からずれた位置に配置され、前記第1のアームが揺動すると、前記伝達ピンは、前記中立軸をまたぐように移動することを特徴とするものである。
【0018】
伝達ピンがこのような位置にあれば、中立軸Mに直交する近傍が第2のアームの揺動量θの範囲として設定されるので、伝達ピン28Aの中立軸M方向の移動が少なくなり、拡大係数Kに大きな変化が生じることがない。
従って、揺動量の倍率変換機構の高精度化が図られ、上述と同様に、第1のアームと第2のアームとの軸間距離を変更する必要もなく、ダイヤルゲージの大型化が防止されるとともに、本体ケースやケースカバー等、他の部品の標準化が可能となり、部品管理の簡単化、製作コストの低減が図られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。尚、既に説明した部材、部分と同一または類似の部材等については、同一符号を付し、その説明を簡略または省略する
図2(A),(B)は、第1の実施形態に係る揺動量の倍率変換機構を示す、従来例における図11(A),(B)に相当する図である。
上述した従来例との違いは、従来例における第1のアーム41の移動面41Aは、中立軸Mに対して略平行に形成されていたのに対して、第1の実施形態に係る第1のアーム141は、移動面141Aが中立軸Mに対して傾斜し、かつその傾斜が第1の軸部5から第2の軸部27に向かって次第に遠ざかるような傾斜面である点が相違する。
移動面141Aは、第1のアーム141の中立状態において、伝達ピン28Aの中心から、第1の軸部5を中心として設定した半径R0の円弧Cに対して引いた接線T0と平行な勾配を有する傾斜面であり、半径R0は、第1のアーム141の揺動範囲に応じて一義的に定まるものである。
【0020】
次に、第1実施形態における作用を説明する。
図2(A)中、測定子31がD方向に揺動すると、第1の軸部5を介して反対側にある移動面141Aは、図2(A)中、中立軸Mよりも上方に移動し、これに伴い、第2のアーム26の伝達ピン28Aが上方に押し上げられる。
図2(B)における測定子31がD方向に揺動した状態をより拡大すると、図3のようになる。
尚、第1のアーム141が角度Sだけ揺動した状態において、伝達ピン26Aの中心から半径R0の円弧Cに引いた接線T1と、第1の軸部5から伝達ピン28Aの中心に引いた線LA1とがなす角をα1,LA1と中立軸Mとのなす角度をα4とする。
また、第1のアーム141の中立状態において、中立軸M上にある伝達ピン26Aの中心から半径R0の円弧Cに引いた接線T0と、中立軸Mとがなす角をα0とする。
そして、α0,α1,α4,S,θ間には、次の式のような関係が成立する。
S=α0+α4−α1
RA2×cosθ+LA1×cosα4=L
RA2×sinθ=LA1×sinα4
(L−RA2)×sinα0=R0
LA1×sinα1=R0
これらの式を解いて算出された拡大係数K(θ/S)の変化は、図4のようになる。
【0021】
一方、図2(B)において、測定子31がU方向に揺動した場合に、第2のアーム26に第1のアーム41の揺動を伝達する移動面41Bは、従来例に示される第1のアーム41と同様に、中立軸Mと略平行な面となっていて、上述したような傾斜面とはなっていない。
これは、伝達ピン28Bは、軸間距離Lの第1の軸部5、第2の軸部27間の線分をRB1:RB2に外分する点に配置されているので、RB1,RB2に十分な距離を確保でき、中立軸M方向の変位の影響が少ないからである。
また、上述したD方向の揺動と違って、U方向の揺動では、第1のアーム141と第2のアーム26とが同一方向に揺動しているため、S,θが大きくなっても中立軸Mの方向の相対的位置に差異が生じにくいためである。
【0022】
このような第1実施形態によれば、次のような効果がある。
図4と従来例の図12とに示される拡大係数の変化をみてもわかるように、第1のアーム141の移動面141Aを傾斜面とするだけで、揺動量θが0からθDという広い範囲で拡大係数Kの安定化を図ることができ、揺動範囲の大きい倍率変換機構であっても、高精度で安定した揺動量の拡大を行うことができる。
また、このような高精度の倍率変換機構を第1アーム41の移動面141Aを傾斜面とするだけで形成することができ、他の部材の仕様変更を行う必要がないので、てこ式ダイヤルゲージの製作に際して、他の部品の標準化を図ることができ、部品管理の簡単化と、製造コストの低減を図ることができる。
【0023】
図5(A),(B)には、本発明の第2実施形態に係る揺動量の倍率変換機構が示されており、従来例との相違は、中立状態における第2のアームに設けられた伝達ピンの位置にある。
すなわち、第1のアーム41の中立状態において、従来例における第2のアーム26の伝達ピン28Aの位置は、中立軸M上に配置されているが、第2実施形態における第2のアーム126の伝達ピン128Aの位置は、中立軸Mからずれた位置であり、図5(A)中、中立軸Mよりも下方の位置を初期位置としている点が相違する。
そして、第1のアーム41の中立状態において、伝達ピン128Aの位置がこのように中立軸Mからずれた位置を初期位置として配置されていれば、図5(B)中D方向に第1のアーム41が揺動しても、伝達ピン128Aは、中立軸Mをまたぐように移動して揺動量θへの拡大を行う。
【0024】
従って、伝達ピン128Bの中立軸M方向の変位が大きくなることもないので、第2のアーム126の揺動量θが大きく変化しても、拡大係数K(θ/S)に大きな変化を生じることもなく(図6参照)、第1の実施形態の場合と同様に、てこ式ダイヤルゲージの揺動量の倍率変換機構の高精度化を図ることができる。また、てこ式ダイヤルゲージの製作に際しても、第2のアーム126の伝達ピン128Aの位置を変更すれば、上述した高精度化を達成することができ、部品管理の簡単化と、製造コストの低減を図ることができる。
【0025】
図7には、本発明の第3実施形態が示されており、第3実施形態に係る倍率変換機構は、前述した第1実施形態の特徴と、第2実施形態の特徴とを組み合わせたものである。
すなわち、第3実施形態に係る倍率変換機構においては、第1のアーム241の移動面241Aは、第1のアーム241の中立状態において、伝達ピン28Aの中心から、第1の軸部5を中心として設定した半径R0の円弧Cに対して引いた接線T0と平行な勾配を有する傾斜面となっているとともに、第2のアーム226の伝達ピン228Aは、中立軸Mからずれた位置に配置されている。
従って、第三実施形態に係る倍率変換機構では、前述した第1実施形態および第2実施形態の各々の効果を享受することができ、揺動量θの極めて広い範囲で拡大係数Kが安定し(図8参照)、揺動量の倍率変換機構のより一層の高精度化を図ることができる。
尚、第3実施形態においては、図7(B)中、第1のアームがU方向に揺動した場合に、第1のアーム241の移動面241Bは、中立軸Mに対して傾斜しており、また、第2のアーム226の伝達ピン228Bの位置は、図7(A)中、中立軸Mに対して上方の位置を初期位置としている。
【0026】
【実施例】
次に、従来例に示されるてこ式ダイヤルゲージに第1実施形態〜第3実施形態に係る第1のアーム、第2のアームを組み込んで行った誤差測定の結果について説明する。
表1には、第1実施例、第2実施例、第3実施例、従来例の測定条件が示されている。
表1中、従来例では、背景技術で説明した第1のアーム41、第2のアーム26が用いられ、第1実施例ではこれらのアームのうち、第1のアームを第1実施形態の第1のアーム141に変更し、第2実施例では第2のアームを第2実施形態の第2のアーム126に変更し、第3実施例では第1のアームを第3実施形態の第1のアーム241、第2のアームを第2のアーム226に変更し、測定を行っている。
誤差測定は、第1のアームの揺動範囲が1.5mm、2.0mmの2水準について行っており、第1実施例および第3実施例では、これに対応するアームシフト半径に基づいて移動面の傾斜を定めている。
また、本体ケースやピニオンギヤ等の第1のアーム、第2のアーム以外の部材については、各アームの精度を公平に評価するために、部材仕様を変更していない。尚、表1中、測定子半径とは、第1のアームが固定される第1の軸部から測定子31の先端までの距離を示す。
【0027】
【表1】
Figure 0003633733
【0028】
誤差測定の結果を表2に示す。尚、表2中、D方向とは、図10における測定子31のD方向の揺動を示し、U方向とは、測定子31のU方向の揺動を表す。
【0029】
【表2】
Figure 0003633733
【0030】
表2に示されるように、従来例と比較して第1実施例〜第3実施例では、倍率変換機構の高精度化が達成されており、とりわけ、D方向における高精度化が著しい。
尚、U方向測定において、第1実施例で測定精度が向上していないのは、図2における第1アーム141の移動面41を変更していないためである。
【0031】
尚、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形をも含むものである。
すなわち、前述の実施形態では、移動面141A、伝達ピン28Aを変更して、D方向の倍率変換機構の高精度化を図っていたが、これに限らず、U方向に係る移動面41B、伝達ピン28Bを変更して、U方向の倍率変換機構の高精度化を図ってもよい。
例えば、上述した実施例において、第2実施例の伝達ピン128Bの位置は、図5(A)に示されるように、中立軸Mよりも上方の位置を初期位置としており、これにより、表2のU方向測定において、従来例よりも高精度化が図られている。
また、第3実施例において、移動面241Bを傾斜面とし、かつ伝達ピン228Bの位置を中立軸Mから上方の位置を初期位置とした場合も、第2実施例の場合と同様に、従来例と比較して高精度化が図られている。
【0032】
さらに、前述の実施形態では、図2(B)におけるRA2とRA1との関係をRA2<RA1<Lと設定し、第1のアーム141の揺動量Sを第2のアーム26の揺動量θに拡大する拡大手段として用いられていたが、これに限らず、RA2<RA1<Lと設定し、第1のアーム141の揺動量Sを第2のアーム26の揺動量θに縮小変換する手段として使用することもでき、例えば、精密測定器校正用の微小変位生成機構等に利用することができる。
【0033】
さらにまた、前述の実施形態では、被拡大側となる第1のアーム141に移動面141A、141Bが設けられ、拡大側となる第2のアーム26に伝達ピン28A、28Bが設けられていたが、これに限らず、被拡大側の第1のアームに伝達ピンが設けられ、拡大側の第2のアームに移動面が設けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、第1のアーム、第2のアームを組み合わせた2つのてこによって倍率変換機構を形成していたが、これに限らず、3つ以上のてこを組み合わせた倍率変換機構であってもよい。
【0034】
さらに、前述の実施形態では、測定子31は、揺動量を検出するものであったが、これに限らず、例えば、スピンドル等の摺動量を指針の回転量に変換するダイヤルゲージに本発明に係る倍率変換機構を利用してもよい。要するに、複数のてこを介して測定寸法を倍率変換する倍率変換機構であれば、本発明の効果を得ることができる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
【0035】
【発明の効果】
前述のように、本発明の揺動量の倍率変換機構によれば、揺動範囲が大きくなっても、大幅な部材の変更を行うことなく、一定の拡大係数により揺動量を倍率変換することのできる高精度の揺動量の倍率変換機構が達成され、倍率変換機構の部品の標準化、製作コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明する倍率変換機構の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る倍率変換機構の第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略図である。
【図3】前述の実施形態における図2を簡略化した模式図である。
【図4】前述の実施形態における第2のアームの揺動量θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る倍率変換機構の第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略図である。
【図6】前述の実施形態における第2のアームの揺動量θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る倍率変換機構の第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略図である。
【図8】前述の実施形態における第2のアームの揺動量θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【図9】従来の揺動量の倍率変換機構を備えたてこ式ダイヤルゲージを示す分解斜視図である。
【図10】従来の揺動量の倍率変換機構を備えたてこ式ダイヤルゲージの内部構造図である。
【図11】従来方式による揺動量の倍率変換機構における第1のアームと第2のアームとの組み合わせを表す概略図である。
【図12】従来方式による揺動量の倍率変換機構における第2のアームの揺動量θと拡大係数Kとの関係を示す図である。
【符号の説明】
5 第1の軸部
26 第2のアーム
27 第2の軸部
28A、128A、228A、28B、128B、228B 伝達ピン
41 第1のアーム
41A、141A、241A、41B、141B、241B 移動面
C 半径R0の円弧
M 中立軸

Claims (5)

  1. 回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部および第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置される第2のアームとを備え、
    前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか一方のアームには、当該アームの揺動に応じて移動する移動面が設けられ、
    前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか他方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一方のアームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピンが設けられ、
    前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介して前記第2のアームが回転し、
    前記第1のアームの揺動量を倍率変換して前記第2のアームに伝達する揺動量の倍率変換機構であって、
    前記移動面は、前記第1の軸部と前記第2の軸部とを結ぶ中立軸に対し傾斜し、かつ前記中立軸との距離が前記第1の軸部から前記第2の軸部に向かって次第に遠ざかるような傾斜面であることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  2. 請求項1に記載の揺動量の倍率変換機構において、前記第1のアームの移動面の傾斜は、前記第1のアームの揺動範囲に応じて決定される半径の円弧を前記第1の軸部を中心として設定し、前記第2のアームの伝達ピンの中心から当該円弧に引いた接線と平行となっていることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載の揺動量の倍率変換機構において、前記第1のアームおよび前記第2のアームが前記中立軸上に位置しているとき、前記伝達ピンは、前記中立軸からずれた位置に配置されていることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  4. 回転軸を同一方向に揃えた第1の軸部および第2の軸部を有し、前記第1の軸部に揺動自在に取り付けられた第1のアームと、前記第2の軸部に揺動自在に取り付けられ、かつ前記第1のアームに隣接配置される第2のアームとを備え、
    前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか一方のアームには、当該アームの揺動に応じて移動する移動面が設けられ、
    前記第1のアームおよび前記第2のアームのうち、何れか他方のアームには、この移動面に接触し、かつ前記一方のアームの揺動を前記他方のアームに伝達する伝達ピンが設けられ、
    前記第1のアームの揺動に伴って、前記伝達ピンを介して前記第2のアームが回転し、
    前記第1のアームの揺動量を倍率変換して前記第2のアームに伝達する揺動量の倍率変換機構であって、
    前記第1のアームおよび前記第2のアームが前記第1の軸部と前記第2の軸部とを結ぶ中立軸上に位置しているとき、前記伝達ピンは、前記中立軸からずれた位置に配置され、 前記第1のアームが揺動すると、前記伝達ピンは、前記中立軸をまたぐように移動することを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
  5. 請求項4に記載の揺動量の倍率変換機構において、前記移動面は、前記中立軸と略平行な面であることを特徴とする揺動量の倍率変換機構。
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