JPH1089123A - ハイブリッド自動車の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド自動車の制御装置

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JPH1089123A
JPH1089123A JP24363496A JP24363496A JPH1089123A JP H1089123 A JPH1089123 A JP H1089123A JP 24363496 A JP24363496 A JP 24363496A JP 24363496 A JP24363496 A JP 24363496A JP H1089123 A JPH1089123 A JP H1089123A
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JP
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negative pressure
intake manifold
engine
pump
vacuum
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JP24363496A
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Katsuhiko Hayashi
克彦 林
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンにて駆動されるバキュームポンプに
より制動倍力用の負圧を発生させるハイブリッド車(H
V)において、バキュームポンプにおける負圧(ポンプ
負圧)に不足が発生した場合でも、制動倍力用の負圧を
確保できるようにする。 【解決手段】 インテークマニホールド22の負圧(イ
ンマニ負圧)をバキュームタンク10に導入するための
配管28を設け、配管28の上にチェックバルブ26を
設ける。ポンプ負圧が低下したときにチェックバルブ2
6が開きインマニ負圧がバキュームタンク10に導入さ
れる。バキュームタンク10の圧力が増大したときやバ
キュームポンプ12のオルタL端子電圧が低下したりし
たときに、HVECU32がスロットルバルブ24を閉
じ側に制御し、インマニ負圧を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド自動
車(以下「HV」)に搭載される制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制動倍力機構(ブレーキブースタ等と呼
ばれる)は車両操縦者のブレーキペダル踏力をアシスト
する機能を有する機構であり、制動倍力機構を搭載した
HVとしては特開平7−253058号公報に記載の例
がある。なお、本願でいうHVとは、エンジン及びこれ
に連結された回転電機を備える車両である。即ち、エン
ジンにて発電機又は発電機兼用モータを駆動しその結果
得られる電力にて車両走行用モータを駆動する車両(こ
れはシリーズHV:SHVの一形態である)や、在来エ
ンジン車両と同様エンジンを駆動輪を機械的に連結しつ
つもエンジンと駆動輪の間に発電機、モータ又は発電機
兼用モータを付加した車両(これはパラレルHV:PH
Vの一形態である)や、これらの複合形態を、いずれも
含んでいる。
【0003】HVの利点の一つは、エンジンを良好な効
率で運転できることにある。例えばSHVでは、エンジ
ンと駆動輪との間に機械的な連結が存在しないため、ア
クセル操作等に応じてエンジントルクを発生させる必要
がない。また、PHVでは、エンジンと駆動輪とが連結
されてはいるものの、加速要求等に応じたトルクの出力
は回転電機のアシストの下に賄うことができるから、在
来のエンジン車両と比べればエンジン出力の変動を抑制
できる。このような利点を実際に提供するため採用でき
る運転方法としては、ポンピング損失を抑圧するためガ
ソリンエンジンのスロットルバルブを原則として一定の
開度(例えば全開)とする、という方法がある。なお、
エンジン運転効率の改善という目的を達成する必要上、
HVでは、低回転領域等効率確保のためにスロットル開
度の調整が必要な運転領域ではスロットル開度をしかる
べく調整する。言い換えれば、HVには、スロットルバ
ルブや、必要なエンジン回転数等に応じたスロットル開
度の制御手段を、設けるのが望ましい。その意味で、H
Vは、ディーゼルエンジン車のようにスロットルバルブ
なしの車両とは一線を画している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
運転方法には、スロットルバルブを原則として一定の開
度(例えば全開)としているため、エンジンのインテー
クマニホールドにおける負圧(以下「インマニ負圧」)
がさほど大きくないことが多く、従って、制動倍力機構
にインテークマニホールドの負圧を導入するという在来
のガソリンエンジン車での仕組みをそのままHVに転用
したのでは、ブレーキ踏力を十分アシストできないとい
う問題がある。
【0005】この問題を解消する手法の一つとして、デ
ィーゼルエンジン車における負圧発生方法の転用が考え
られる。即ち、HVのエンジンにてバキュームポンプ等
の負圧発生機構をベルト駆動し、当該ポンプ負圧発生機
構にて発生させた負圧(以下「ポンプ負圧」)を制動倍
力機構に導入する、という方法が考えられる。しかし、
HVには、エンジンの負荷となりうるコンポーネント
(例えば発電機として動作しているときの回転電機や、
大電力を消費するエアコン等の補機)が比較的多く搭載
されているから、ディーゼルエンジン車における負圧発
生方法の単純転用では、バキュームポンプ駆動用のベル
トが切れる等、上記ポンプ負圧発生機構に関連する異常
乃至故障が、発生しやすくなる。
【0006】本発明の目的の一つは、ディーゼルエンジ
ン車における負圧発生方法をHVに転用することによっ
て、スロットルバルブが原則として一定の開度(例えば
全開)で運転されているにもかかわらず制動倍力用の負
圧を確保することができるHVを提供することにある。
本発明の目的の一つは、ディーゼルエンジン車における
負圧発生方法をガソリンエンジン車における負圧発生方
法と組み合わせてHVに適用すると共に、インマニ負圧
に対するポンプ負圧の相対的な減少の発生に応じてイン
マニ負圧を制動倍力機構へと導入する自律的な機構を設
けることにより、ポンプ負圧発生機構に異常乃至故障が
発生したときであっても、制動倍力用の負圧を確保する
ことができるHVを提供することにある。本発明の目的
の一つは、HVのエンジンに設けられているスロットル
バルブの制御により、より確実にかつより大きな制動倍
力用の負圧を確保することができるHVを、提供するこ
とにある。本発明の目的の一つは、上記各目的の達成を
通じ、ブレーキ踏力の面で車両操縦者に大きな負担を及
ぼさないHVを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係りエンジン及びこれに連結された回
転電機を備えるHVに搭載される制御装置は、発生させ
たポンプ負圧を制動倍力機構に供給するポンプ負圧発生
機構と、上記エンジンのインテークマニホールドにて発
生したインマニ負圧が上記ポンプ負圧よりも大きくなっ
たときに、インマニ負圧を上記制動倍力機構に自律的に
導入するインマニ負圧導入機構と、を備えることを特徴
とする。
【0008】このように、本発明においては、ディーゼ
ルエンジン車のそれに類するポンプ負圧発生機構を用い
ているため、スロットルバルブ開度が例えば全開のとき
でも、制動倍力用の負圧が確保される。更に、インマニ
負圧を制動倍力機構に導入するインマニ負圧導入機構を
設けているため、在来のガソリンエンジン車と同様にイ
ンマニ負圧を利用して制動倍力を実行することも可能で
ある。加えて、インマニ負圧導入機構(例えばチェック
バルブを有する配管)は、インマニ負圧がポンプ負圧よ
りも大きくなったときに、かつ自律的に、インマニ負圧
を制動倍力機構に導入する。即ち、ポンプ負圧発生機構
に異常乃至故障が発生しその結果ポンプ負圧が相対的に
減少したときに、自動的に、制動倍力用負圧の供給元が
インマニに変わるから、上記異常乃至故障が発生したと
き少なくともインマニ負圧相当の制動倍力用負圧をただ
ちに確保できる。なお、本発明が、ディーゼルエンジン
車における負圧発生方法とガソリンエンジン車における
負圧発生方法との単純な組合せをHVに適用する発明で
はない点に、留意されたい。また、ポンプ負圧発生機構
の駆動源は、エンジンであってもよいし、エンジン以外
のコンポーネント(例えば電気式ポンプ)であってもよ
い。
【0009】ポンプ負圧導入機構の異常乃至故障によら
ず制動倍力用負圧を確保しこれによりブレーキ踏力負担
を軽減する、という作用効果を発生させるには、上述の
構成に、更に、ポンプ負圧発生機構に生じる異常を検出
する異常検出手段と、上記異常が検出されたときに、上
記エンジンを運転しつつ当該エンジンのスロットルバル
ブを閉じ側に制御することにより、上記インマニ負圧を
増大させるインマニ負圧増大制御手段と、を付加するの
が好ましい。このように、ポンプ負圧導入機構に異常乃
至故障が発生したときにインマニ負圧を増大させること
により、インマニ負圧導入機構をより確実に動作させる
こと及びより大きな制動倍力用の負圧をより確実に確保
することが、可能になる。その際、HVにて従来から使
用されているスロットルバルブ及びその制御機能を利用
できるため、追加コストもほとんど発生しない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。
【0011】図1に、本発明の一実施形態にかかるH
V、特に制動倍力に関連する制御部の構成を示す。図中
符号10で表されているのはバキュームタンクであり、
図示しないブレーキブースタと合わせ、制動倍力機構を
構成している。バキュームタンク10に導入すべき負圧
すなわち制動倍力用の負圧を発生させる機構としては、
第1に、バキュームポンプ12が設けられている。バキ
ュームポンプ12は、車両駆動系統を構成するエンジン
14からベルト、プーリー等の動力伝達部材16を介し
て動力の供給を受け、前述のポンプ負圧を発生させる。
発生したポンプ負圧は、配管18やスリーウェイ20を
介しバキュームタンク10に導入される。更に、この図
に示されているバキュームポンプ12はオルタネータ一
体バキュームポンプであり、エンジン14からの動力供
給に応じて発電するオルタネータとしての機能をも有し
ている。なお、バキュームポンプ12をエンジン14以
外のコンポーネント例えば電気的ポンプにて駆動するよ
うにしてもよい。
【0012】バキュームタンク10に導入すべき負圧を
発生させる機構としては、更にエンジン14のインテー
クマニホールド22を利用した機構が採用されている。
エンジン14のインテークマニホールド22において
は、エンジン14が運転されているときスロットルバル
ブ24の開度に応じた負圧が発生しており、この負圧す
なわちインマニ負圧は(チェックバルブ26が開いてい
れば)配管28及びスリーウェイ20を介しバキューム
タンク10に導入される。チェックバルブ26は、イン
マニ負圧がポンプ負圧に比べ小さいとき(言い換えれば
インテークマニホールド22における圧力がバキューム
ポンプ12における圧力よりも大きいとき)にインテー
クマニホールド22からバキュームタンク10側への負
圧の導入を阻止し、逆の場合には許容する手段である。
【0013】本実施形態においては、このように2系統
設けられている負圧発生乃至導入機構を次のように使い
分けている。まず、通常は、バキュームポンプ12を用
いて発生させたポンプ負圧をバキュームタンク10側へ
導入する。すなわち、HVではスロットルバルブ24は
通常は全開またはそれに近い開度でありしたがってイン
マニ負圧はさほど高くないため、チェックバルブ26は
閉じた状態を保ち、ポンプ負圧が制動倍力用の負圧とし
て用いられる。動力伝達部材16やバキュームポンプ1
2に異常乃至故障が発生したときには、ポンプ負圧が徐
々にまたは急峻に小さくなっていきある時点でインマニ
負圧を下回ることになる。この場合には、チェックバル
ブ26が開くため、インマニ負圧がバキュームタンク1
0側に導入される。従って、本実施形態においては、動
力伝達部材16やバキュームポンプ12に異常乃至故障
が発生したときでも、少なくともインマニ負圧程度の負
圧であれば、制動倍力用の負圧として確保することがで
きる。
【0014】また、本実施形態においては、動力伝達部
材16やバキュームポンプ12に異常乃至故障が発生し
たときにより確実により大きなインマニ負圧をバキュー
ムタンク10側に導入できるよう、ポンプ負圧の低下の
検出、これに応じたスロットル開度の制御等を実行して
いる。この制御は、車両制御用の電子制御ユニットすな
わちHVECU32により図2の手順に従い実行されて
いる。
【0015】HVECU32は、ポンプ負圧の低下をオ
ルタL端子電圧及びバキュームタンク圧力という2通り
の指標から検出している。すなわち、HVECU32
は、バキュームポンプ12と一体化しているオルタネー
タのL端子電圧、すなわちオルタネータが動作している
ときに高い値となる電圧を入力し、この電圧が閾値VAL
T を上回っているか否かを判定する(100)。オルタ
L端子電圧がVALT を上回っていれば、少なくとも、エ
ンジン14からバキュームポンプ12への動力伝達は正
常に行なわれていると見なすことができる。また、HV
ECU32は、バキュームタンク10に付設されている
バキュームセンサ30によってバキュームタンク10の
圧力を検出し、この圧力が閾値PVAM を上回っているか
否かを判定する(102)。バキュムセンサ30によっ
て検出される圧力がPVAM 以下であれば、すなわちバキ
ュームタンク10に導入されているポンプ負圧が−P
VAM 以上であれば、バキュームタンク10には少なくと
も−PVAM 相当の負圧が導入されていると見なすことが
できる。なお、バキュームセンサ30に代え、バキュー
ムタンク10の圧力がPVAM を上回るか否かによりオン
/オフするバキュームスイッチを設けるようにしても構
わない。
【0016】HVECU32は、オルタL端子電圧がV
ALT を上回っていないとき及びバキュームタンク10の
圧力がPVAM を上回っているとき、オートドライブ用ス
ロットルアクチュエータ34にスロットル開度に関する
指令SLTを与え、スロットルバルブ24の開度を0%
とする(106)。これによってインマニ負圧が上昇す
る結果、チェックバルブ26が確実に開きインマニ負圧
がバキュームタンク10に導入される。さらに、このよ
うにして導入されるインマニ負圧は、スロットルバルブ
24を閉じる制御を行わない場合に比べ、大きな負圧で
ある。なお、本発明は、スロットル開度を0%にする構
成に限定して解釈されるべきものではなく、例えば、ス
ロットルバルブ24をそれ以前に比べ閉じ側に制御する
構成(すなわち全閉するとは限らない構成)をも包含す
るものである。
【0017】HVECU32は、スロットルバルブ24
を閉じるのと前後して、発電機(または発電機兼用モー
タ)36に対しその発電出力を0とする旨の発電指令P
gを与え(104)、またエアコン用マグネットクラッ
チ38に対しこれをオフさせるための駆動信号を供給す
る(108)。これらは、エンジン14の負荷を軽減す
ること、またこれによりいわゆるエンストを防止するこ
とを目的としている。まず、図1に示されている発電機
(または発電機兼用モータ)36は、SHVの場合には
車両走行用モータへの駆動電力の供給、車載バッテリへ
の充電電力の供給、エンジン14の始動等に用いられ、
またPHVの場合にはエンジン14の出力のアシスト、
車載バッテリへの充電電力の供給等に用いられる回転電
機であり、エンジン14の主たる負荷である。従って、
発電指令Pgを0とすることにより、エンジン14の回
転数をアイドル回転数に移行させることができる。これ
によって、エンストを防ぎ、インマニ負圧を発生させ続
けることができる。また、エアコン用マグネットクラッ
チ38は、エンジン14と図示しないエアコンとの機械
的な連結を開閉するためのクラッチであり、このクラッ
チに対しオフせよとの駆動信号を与えることにより、エ
ンジン14から比較的大きな機械的補機を切り離すこと
ができる。これも、いわゆるエンストの防止に寄与して
いる。
【0018】このように、本実施形態においては、ポン
プ負圧の導入系統とインマニ負圧の導入系統とを並立さ
せると共に、インマニ負圧導入系統の側にチェックバル
ブ26を設けポンプ負圧の低下と共に自立的にインマニ
負圧を導入できるようにしたため、ポンプ負圧の発生、
伝達にかかる部材になんらかの異常乃至支障が発生した
場合でも、インマニ負圧を利用して制動倍力用の負圧を
バキュームタンク10へ、さらにはブレーキブースタへ
と導入することができる。加えて、オルタL端子電圧や
バキュームタンク圧力から上述の異常乃至故障を検出
し、スロットルバルブ24をこれに応じて閉じインマニ
負圧を増大させるようにしているため、インマニ負圧を
導入する機構を確実に動作させることができ、かつ導入
するインマニ負圧を十分な大きさとすることができる。
加えて、発電機(または発電機兼用モータ)36やクラ
ッチ38の制御によってエンジン14の負荷を軽減する
ようにしているため、エンストを防止しインマニ負圧を
確保することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプ負圧発生機構を
用いるようにしたため、スロットルバルブ開度が例えば
全開のときでも、制動倍力用の負圧を確保できる。本発
明によれば、更に、インマニ負圧がポンプ負圧よりも大
きくなったときにかつ自律的にインマニ負圧を制動倍力
機構に導入するインマニ負圧導入機構を、設けたため、
ポンプ負圧発生機構に異常乃至故障が発生しその結果ポ
ンプ負圧が相対的に減少したときでも、少なくともイン
マニ負圧相当の制動倍力用負圧をただちにかつ自動的
に、確保できる。従って、ポンプ負圧導入機構の異常乃
至故障によらず制動倍力用負圧を確保できこれによりブ
レーキ踏力負担を軽減できる。
【0020】特に、ポンプ負圧発生機構の異常を検出
し、これに応じエンジンを運転しつつそのスロットルバ
ルブを閉じ側に制御する手段乃至機構を設けることによ
り、さしたる追加コストなしで、ポンプ負圧導入機構に
異常乃至故障が発生したときにインマニ負圧を増大させ
ることができ、従ってより大きな制動倍力用の負圧をよ
り確実に確保可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態にかかるHVの制御装
置、特に制動倍力用の負圧の発生乃至導入にかかる部分
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この実施形態におけるHVECU32の動作
の流れ、特にポンプ負圧のフェイルの検出及びこれらの
対処に関する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 バキュームタンク、12 オルタネータ一体バキ
ュームポンプ、14エンジン、16 動力伝達部材、1
8,28 配管、20 スリーウェイ、22インテーク
マニホールド、24 スロットルバルブ、26 チェッ
クバルブ、30 バキュームセンサ、32 HVEC
U、34 オートドライブ用スロットルアクチュエー
タ、36 発電機、38 エアコン用マグネットクラッ
チ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生させたポンプ負圧を制動倍力機構に
    供給するポンプ負圧発生機構と、 エンジンのインテークマニホールドにて発生したインマ
    ニ負圧が上記ポンプ負圧よりも大きくなったときに、イ
    ンマニ負圧を上記制動倍力機構に自律的に導入するイン
    マニ負圧導入機構と、 を備え、上記エンジン及びこれに連結された回転電機を
    備えるハイブリッド自動車に搭載されることを特徴とす
    る制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御装置において、 上記ポンプ負圧発生機構に生じる異常を検出する異常検
    出手段と、 上記異常が検出されたときに、上記エンジンを運転しつ
    つ当該エンジンのスロットルバルブを閉じ側に制御する
    ことにより、上記インマニ負圧を増大させるインマニ負
    圧増大制御手段と、 を備えることを特徴とする制御装置。
JP24363496A 1996-09-13 1996-09-13 ハイブリッド自動車の制御装置 Pending JPH1089123A (ja)

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