JPH1088671A - 壁面のカバー装置 - Google Patents
壁面のカバー装置Info
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- JPH1088671A JPH1088671A JP26246196A JP26246196A JPH1088671A JP H1088671 A JPH1088671 A JP H1088671A JP 26246196 A JP26246196 A JP 26246196A JP 26246196 A JP26246196 A JP 26246196A JP H1088671 A JPH1088671 A JP H1088671A
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- support bars
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は構造が簡単で、確実に目地部を覆う
ことができるとともに、左右の建物が地震等で揺れ動い
た場合にも、その揺れ動きに追従して移動し、損傷する
のを防止することができる壁面のカバー装置を得るにあ
る。 【解決手段】 目地部を介して位置する左右の建物の外
側通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回動可
能に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・外壁
面に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、この
一対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁面に
当接するように付勢する付勢スプリングと、一対以上の
支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付けられた該
支持バーおよび外壁面側の目地部を覆う外側カバープレ
ートと、一対以上の支持バーの内壁面に位置する支持バ
ーに取付けられた該支持バーおよび内壁面側と上面の目
地部を覆う内側カバープレートとで壁面のカバー装置を
構成している。
ことができるとともに、左右の建物が地震等で揺れ動い
た場合にも、その揺れ動きに追従して移動し、損傷する
のを防止することができる壁面のカバー装置を得るにあ
る。 【解決手段】 目地部を介して位置する左右の建物の外
側通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回動可
能に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・外壁
面に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、この
一対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁面に
当接するように付勢する付勢スプリングと、一対以上の
支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付けられた該
支持バーおよび外壁面側の目地部を覆う外側カバープレ
ートと、一対以上の支持バーの内壁面に位置する支持バ
ーに取付けられた該支持バーおよび内壁面側と上面の目
地部を覆う内側カバープレートとで壁面のカバー装置を
構成している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は目地部を介して位置
する左右の建物の外側通路の外壁間の目地部を覆う壁面
のカバー装置に関する。
する左右の建物の外側通路の外壁間の目地部を覆う壁面
のカバー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のカバー装置は地震等で左
右の建物の揺れ動きを吸収できるように内壁面のカバー
装置、外壁面のカバー装置および上面のカバー装置で構
成されている。
右の建物の揺れ動きを吸収できるように内壁面のカバー
装置、外壁面のカバー装置および上面のカバー装置で構
成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のカバー装置は構
造が複雑で、取付けに手数がかかり、高価になるという
欠点があった。
造が複雑で、取付けに手数がかかり、高価になるという
欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
構造が簡単で、確実に目地部を覆うことができるととも
に、左右の建物が地震等で揺れ動いた場合にも、その揺
れ動きに追従して移動し、損傷するのを防止することが
できる壁面のカバー装置を提供することを目的としてい
る。
構造が簡単で、確実に目地部を覆うことができるととも
に、左右の建物が地震等で揺れ動いた場合にも、その揺
れ動きに追従して移動し、損傷するのを防止することが
できる壁面のカバー装置を提供することを目的としてい
る。
【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は目地部を介して位置する左右の建物の外側
通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回動可能
に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・外壁面
に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、この一
対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁面に当
接するように付勢する付勢スプリングと、前記一対以上
の支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付けられた
該支持バーおよび前記外壁面側の目地部を覆う外側カバ
ープレートと、前記一対以上の支持バーの内壁面に位置
する支持バーに取付けられた該支持バーおよび前記内壁
面側と上面の目地部を覆う内側カバープレートとで壁面
のカバー装置を構成している。
に、本発明は目地部を介して位置する左右の建物の外側
通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回動可能
に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・外壁面
に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、この一
対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁面に当
接するように付勢する付勢スプリングと、前記一対以上
の支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付けられた
該支持バーおよび前記外壁面側の目地部を覆う外側カバ
ープレートと、前記一対以上の支持バーの内壁面に位置
する支持バーに取付けられた該支持バーおよび前記内壁
面側と上面の目地部を覆う内側カバープレートとで壁面
のカバー装置を構成している。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【０００８】図１ないし図９に示す本発明の第１の実施
の形態において、１は目地部２を介して位置する左右の
建物３、３の外側通路４、４の外壁５、５間の目地部２
を覆う本発明の壁面のカバー装置で、この壁面のカバー
装置１は前記左右の外壁５、５の一方の目地部２寄りの
内・外壁面５ａ、５ｂに回動可能に取付けられた遊端部
が他方の目地部２寄りの内・外壁面５ａ、５ｂに当接さ
れる少なくとも一対以上、本実施の形態では２対の支持
バー６、６と、この２対の支持バー６、６の遊端部を常
時他方の内・外壁面５ａ、５ｂに当接するように付勢す
る該支持バー６、６の取付け部寄りの部位間に介装され
た付勢スプリング７、７と、前記２対の支持バー６、６
の外壁面５ｂ、５ｂに位置する支持バー６、６に複数本
の皿タッピングビス８等によって取付けられた該支持バ
ー６、６および前記外壁面５ｂ、５ｂ側の目地部２を覆
う外側カバープレート９と、前記２対の支持バー６、６
の内壁面に５ａ、５ａに位置する支持バー６、６に複数
本の皿タッピングビス８等によって取付けられた該支持
バー６、６および前記内壁面５ａ、５ａ側と上面５ｃ、
５ｃの目地部２を覆う、床面１０との間に隙間１１を有
する内側カバープレート１２とで構成されている。
の形態において、１は目地部２を介して位置する左右の
建物３、３の外側通路４、４の外壁５、５間の目地部２
を覆う本発明の壁面のカバー装置で、この壁面のカバー
装置１は前記左右の外壁５、５の一方の目地部２寄りの
内・外壁面５ａ、５ｂに回動可能に取付けられた遊端部
が他方の目地部２寄りの内・外壁面５ａ、５ｂに当接さ
れる少なくとも一対以上、本実施の形態では２対の支持
バー６、６と、この２対の支持バー６、６の遊端部を常
時他方の内・外壁面５ａ、５ｂに当接するように付勢す
る該支持バー６、６の取付け部寄りの部位間に介装され
た付勢スプリング７、７と、前記２対の支持バー６、６
の外壁面５ｂ、５ｂに位置する支持バー６、６に複数本
の皿タッピングビス８等によって取付けられた該支持バ
ー６、６および前記外壁面５ｂ、５ｂ側の目地部２を覆
う外側カバープレート９と、前記２対の支持バー６、６
の内壁面に５ａ、５ａに位置する支持バー６、６に複数
本の皿タッピングビス８等によって取付けられた該支持
バー６、６および前記内壁面５ａ、５ａ側と上面５ｃ、
５ｃの目地部２を覆う、床面１０との間に隙間１１を有
する内側カバープレート１２とで構成されている。
【０００９】前記２対の支持バー６、６は図３に示すよ
うに板状の支持バー本体１３と、この支持バー本体１３
の両端部を内側に曲げて形成した支持片１４、１４と、
この支持片１４、１４の一方の内壁面に複数本のビス１
５によって固定された外壁５、内壁面５ａに複数本の固
定ビス１６によって取付けられる蝶番１７と、前記支持
バー本体１３の中央部よりも前記蝶番１７寄りの部位の
内壁面に取付けられた付勢スプリング取付け金具１８と
で構成されている。
うに板状の支持バー本体１３と、この支持バー本体１３
の両端部を内側に曲げて形成した支持片１４、１４と、
この支持片１４、１４の一方の内壁面に複数本のビス１
５によって固定された外壁５、内壁面５ａに複数本の固
定ビス１６によって取付けられる蝶番１７と、前記支持
バー本体１３の中央部よりも前記蝶番１７寄りの部位の
内壁面に取付けられた付勢スプリング取付け金具１８と
で構成されている。
【００１０】前記外側カバープレート９は図４に示すよ
うに、ステンレスあるいはステンレス合金等の板材で形
成された四角形状の外側カバープレート本体１９と、こ
の外側カバープレート本体１９の周囲を内側に曲げて形
成した周壁２０とで構成されている。
うに、ステンレスあるいはステンレス合金等の板材で形
成された四角形状の外側カバープレート本体１９と、こ
の外側カバープレート本体１９の周囲を内側に曲げて形
成した周壁２０とで構成されている。
【００１１】前記内側カバープレート１２は図５に示す
ように、ステンレスあるいはステンレス合金等の板材で
前記外側カバープレート本体１９と高さ寸法が短い寸法
に形成された内側カバープレート本体２１と、この内側
カバープレート本体２１の上端部と一体成形された前記
外壁５、５の上面５ｃ、５ｃおよび前記外側カバープレ
ート９の上面を覆う上部カバープレート２２と、前記内
側カバープレート本体２１の両側および下部を内側に曲
げて形成した周壁２３と、前記上部カバープレート２２
の両側および先端部を下方へ曲げて形成した上部周壁２
４とで構成されている。
ように、ステンレスあるいはステンレス合金等の板材で
前記外側カバープレート本体１９と高さ寸法が短い寸法
に形成された内側カバープレート本体２１と、この内側
カバープレート本体２１の上端部と一体成形された前記
外壁５、５の上面５ｃ、５ｃおよび前記外側カバープレ
ート９の上面を覆う上部カバープレート２２と、前記内
側カバープレート本体２１の両側および下部を内側に曲
げて形成した周壁２３と、前記上部カバープレート２２
の両側および先端部を下方へ曲げて形成した上部周壁２
４とで構成されている。
【００１２】上記構成の壁面のカバー装置１は図６に示
すように、一方の外壁５の目地部２寄りの内・外壁面５
ａ、５ｂの対応する部位に複数本の固定ビス１６によっ
て２対の支持バー６、６を取付ける。しかる後、対にな
っている支持バー６、６の付勢スプリング取付け金具１
８、１８に付勢スプリング７の両端部をそれぞれ取付け
る。
すように、一方の外壁５の目地部２寄りの内・外壁面５
ａ、５ｂの対応する部位に複数本の固定ビス１６によっ
て２対の支持バー６、６を取付ける。しかる後、対にな
っている支持バー６、６の付勢スプリング取付け金具１
８、１８に付勢スプリング７の両端部をそれぞれ取付け
る。
【００１３】次に、外側に位置する支持バー６、６を覆
いかつ上端部が外壁面５ｂの上面より上方に突出する位
置で複数本の皿タッピングビス８等によって外側カバー
プレート９を支持バー６、６に取付ける。
いかつ上端部が外壁面５ｂの上面より上方に突出する位
置で複数本の皿タッピングビス８等によって外側カバー
プレート９を支持バー６、６に取付ける。
【００１４】しかる後、内側に位置する支持バー６、６
を覆い、かつ上端部が前記外側カバープレート９の上面
に支持されるように位置させ、複数本の皿タッピングビ
ス８等によって内側カバープレート９を支持バー６、６
に取付ける。
を覆い、かつ上端部が前記外側カバープレート９の上面
に支持されるように位置させ、複数本の皿タッピングビ
ス８等によって内側カバープレート９を支持バー６、６
に取付ける。
【００１５】上記のように取付けられた壁面のカバー装
置１は、地震等によって左右の建物３、３が左右方向に
揺れ動いた場合には、図７に示すように２対の支持バー
６、６の遊端部が他方の内・外壁面５ａ、５ｂに沿って
スライド移動し、その揺れ動きを吸収する。
置１は、地震等によって左右の建物３、３が左右方向に
揺れ動いた場合には、図７に示すように２対の支持バー
６、６の遊端部が他方の内・外壁面５ａ、５ｂに沿って
スライド移動し、その揺れ動きを吸収する。
【００１６】また、左右の建物３、３が前後方向に揺れ
動いた場合には、図８に示すように２対の支持バー６、
６が付勢スプリング７、７の付勢力に抗して回動し、そ
の揺れ動きを吸収する。
動いた場合には、図８に示すように２対の支持バー６、
６が付勢スプリング７、７の付勢力に抗して回動し、そ
の揺れ動きを吸収する。
【００１７】さらに、左右の建物３、３が上下方向に揺
れ動いた場合には、図９に示すように外壁５の上面５ｃ
と内側カバープレート１２の上部カバープレート２２と
の間の上部隙間２５および内側カバープレート１２と床
面１０との間の隙間１１によって、その揺れ動きを吸収
する。なお、前記上部隙間２５はゴム等の可撓性材製の
カバー２６で覆ってもよい。
れ動いた場合には、図９に示すように外壁５の上面５ｃ
と内側カバープレート１２の上部カバープレート２２と
の間の上部隙間２５および内側カバープレート１２と床
面１０との間の隙間１１によって、その揺れ動きを吸収
する。なお、前記上部隙間２５はゴム等の可撓性材製の
カバー２６で覆ってもよい。
【００１８】
【発明の異なる実施の形態】次に、図１０ないし図２０
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００１９】図１０ないし図１３に示す本発明の第２の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、内側カバープレート１２Ａの内壁面に
支持バー６、６に上部から係合させることができる２対
の係合片２７、２７を取付け、上下方向にスライド移動
できるようにするとともに、外壁５の上面５ｃとの間に
隙間が生じない寸法の内側カバープレート１２Ａと外側
カバープレート９Ａを用いた点で、このように形成され
た内側カバープレート１２Ａと外側カバープレート９Ａ
を用いて構成した壁面のカバー装置１Ａにしても、前記
本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、内側カバープレート１２Ａの内壁面に
支持バー６、６に上部から係合させることができる２対
の係合片２７、２７を取付け、上下方向にスライド移動
できるようにするとともに、外壁５の上面５ｃとの間に
隙間が生じない寸法の内側カバープレート１２Ａと外側
カバープレート９Ａを用いた点で、このように形成され
た内側カバープレート１２Ａと外側カバープレート９Ａ
を用いて構成した壁面のカバー装置１Ａにしても、前記
本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【００２０】図１４ないし図１６に示す本発明の第３の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、２対の支持バー６Ａ、６Ａのそれぞれ
の蝶番１７の枢支ピン１７ａに支持バー本体１３を常時
付勢する付勢スプリング７Ａを取付けた点で、このよう
に構成された２対の支持バー６Ａ、６Ａを用いた壁面の
カバー装置１Ｂにしても、前記本発明の第１の実施の形
態と同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、２対の支持バー６Ａ、６Ａのそれぞれ
の蝶番１７の枢支ピン１７ａに支持バー本体１３を常時
付勢する付勢スプリング７Ａを取付けた点で、このよう
に構成された２対の支持バー６Ａ、６Ａを用いた壁面の
カバー装置１Ｂにしても、前記本発明の第１の実施の形
態と同様な作用効果が得られる。
【００２１】図１７ないし図２０に示す本発明の第４の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、チャンネル状に形成された支持バー本
体１３Ａのそれぞれの端部に一方の先端部を枢支ピン２
８で枢支し、他方を内・外壁面５ａ、５ｂに複数個の固
定ビス１６によって取付けられるヒンジ２９を用いると
ともに、該ヒンジ２９の一方２９ａを支持バー本体１３
Ａ内に入り込んで該支持バー本体１３Ａを支持すること
ができるチャンネル状に形成した２対の支持バー６Ｂ、
６Ｂを用いた点で、このように構成された２対の支持バ
ー６Ｂ、６Ｂを用いた壁面のカバー装置１Ｃにしても、
前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得ら
れる。
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、チャンネル状に形成された支持バー本
体１３Ａのそれぞれの端部に一方の先端部を枢支ピン２
８で枢支し、他方を内・外壁面５ａ、５ｂに複数個の固
定ビス１６によって取付けられるヒンジ２９を用いると
ともに、該ヒンジ２９の一方２９ａを支持バー本体１３
Ａ内に入り込んで該支持バー本体１３Ａを支持すること
ができるチャンネル状に形成した２対の支持バー６Ｂ、
６Ｂを用いた点で、このように構成された２対の支持バ
ー６Ｂ、６Ｂを用いた壁面のカバー装置１Ｃにしても、
前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得ら
れる。
【００２２】なお、前記本発明の各実施の形態では２対
の支持バー６、６Ａあるいは６Ｂを用いるものについて
説明したが、本発明はこれに限らず、一対の支持バーを
用いてもよく、また内・外壁面に位置する支持バーは同
一高さに設けなくてもよい。
の支持バー６、６Ａあるいは６Ｂを用いるものについて
説明したが、本発明はこれに限らず、一対の支持バーを
用いてもよく、また内・外壁面に位置する支持バーは同
一高さに設けなくてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２４】（１）目地部を介して位置する左右の建物
の外側通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回
動可能に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・
外壁面に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、
この一対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁
面に当接するように付勢する付勢スプリングと、前記一
対以上の支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付け
られた該支持バーおよび前記外壁面側の目地部を覆う外
側カバープレートと、前記一対以上の支持バーの内壁面
に位置する支持バーに取付けられた該支持バーおよび前
記内壁面側と上面の目地部を覆う内側カバープレートと
で構成されているので、地震等によって左右の建物が前
後左右方向に揺れ動いても、少なくとも一対以上の支持
バーの遊端部が前後左右方向に移動して、その揺れ動き
を吸収するとともに、揺れ動きが停止すると付勢スプリ
ングの付勢力によって元の状態に戻すことができる。し
たがって、損傷することなく、長期間使用することがで
きる。
の外側通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回
動可能に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・
外壁面に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、
この一対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁
面に当接するように付勢する付勢スプリングと、前記一
対以上の支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付け
られた該支持バーおよび前記外壁面側の目地部を覆う外
側カバープレートと、前記一対以上の支持バーの内壁面
に位置する支持バーに取付けられた該支持バーおよび前
記内壁面側と上面の目地部を覆う内側カバープレートと
で構成されているので、地震等によって左右の建物が前
後左右方向に揺れ動いても、少なくとも一対以上の支持
バーの遊端部が前後左右方向に移動して、その揺れ動き
を吸収するとともに、揺れ動きが停止すると付勢スプリ
ングの付勢力によって元の状態に戻すことができる。し
たがって、損傷することなく、長期間使用することがで
きる。
【００２５】（２）前記（１）によって、部品点数が少
なく、構造が簡単であるので、取付けか容易で、安価に
製造することができる。
なく、構造が簡単であるので、取付けか容易で、安価に
製造することができる。
【００２６】（３）前記（１）によって、内側に内側カ
バープレートと外側カバープレートの接続部が位置して
いないので、見苦しくなったり、指を挟んだりする事故
を確実に防止することができる。
バープレートと外側カバープレートの接続部が位置して
いないので、見苦しくなったり、指を挟んだりする事故
を確実に防止することができる。
【００２７】（４）請求項２も前記（１）〜（３）と同
様な効果が得られるとともに、上下方向の揺れ動きに対
し、隙間を設けなくても対応することができ、きれいに
設置することができる。
様な効果が得られるとともに、上下方向の揺れ動きに対
し、隙間を設けなくても対応することができ、きれいに
設置することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の使用状態を示す平
面図。
面図。
【図２】図１の２−２線に沿う断面図。
【図３】本発明の第１の実施の形態の支持バーの説明
図。
図。
【図４】本発明の第１の実施の形態の外側カバープレー
トの説明図。
トの説明図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の内側カバープレー
トの説明図。
トの説明図。
【図６】本発明の第１の実施の形態の支持バーの取付け
状態の説明図。
状態の説明図。
【図７】本発明の第１の実施の形態の左右方向に揺れ動
いた状態の説明図。
いた状態の説明図。
【図８】本発明の第１の実施の形態の前後方向に揺れ動
いた状態の説明図。
いた状態の説明図。
【図９】本発明の第１の実施の形態の上下方向に揺れ動
いた状態の説明図。
いた状態の説明図。
【図１０】本発明の第２の実施の形態の使用状態を示す
平面図。
平面図。
【図１１】図１０の１１−１１線に沿う断面図。
【図１２】本発明の第２の実施の形態の内側カバープレ
ートの説明図。
ートの説明図。
【図１３】本発明の第２の実施の形態の外側カバープレ
ートの説明図。
ートの説明図。
【図１４】本発明の第３の実施の形態の使用状態を示す
平面図。
平面図。
【図１５】図１４の１５−１５線に沿う断面図。
【図１６】本発明の第３の実施の形態の要部拡大断面
図。
図。
【図１７】本発明の第４の実施の形態の使用状態を示す
平面図。
平面図。
【図１８】図１７の１８−１８線に沿う要部拡大断面
図。
図。
【図１９】本発明の第４の実施の形態の支持バーの取付
け状態の説明図。
け状態の説明図。
【図２０】本発明の第４の実施の形態の前後方向に揺れ
動いた状態の説明図。
動いた状態の説明図。
１、１Ａ、１Ｂ、１Ｃ：壁面のカバー装置、 ２：目地部、 ３：建物、 ４：外側通路、 ５：外壁、 ６、６Ａ：支持バー、 ７、７Ａ：付勢スプリング、 ８：皿タッピングビス、 ９、９Ａ：外側カバープレート、 １０：床面、 １１：隙間、 １２、１２Ａ：内側カバープレート、 １３：支持バー本体、 １４：支持片、 １５：ビス、 １６：固定ビス、 １７：蝶番、 １８：付勢スプリング取付け金具、 １９：外側カバープレート本体、 ２０：周壁、 ２１：内側カバープレート本体、 ２２：上部カバープレート、 ２３：周壁、 ２４：上部周壁、 ２５：上部隙間、 ２６：カバー、 ２７：係止片、 ２８：枢支ピン、 ２９：ヒンジ。
Claims (2)
- 【請求項１】 目地部を介して位置する左右の建物の外
側通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回動可
能に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・外壁
面に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、この
一対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁面に
当接するように付勢する付勢スプリングと、前記一対以
上の支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付けられ
た該支持バーおよび前記外壁面側の目地部を覆う外側カ
バープレートと、前記一対以上の支持バーの内壁面に位
置する支持バーに取付けられた該支持バーおよび前記内
壁面側と上面の目地部を覆う内側カバープレートとから
なることを特徴とする壁面のカバー装置。 - 【請求項２】 目地部を介して位置する左右の建物の外
側通路の外壁の一方の目地部寄りの内・外壁面に回動可
能に取付けられた遊端部が他方の目地部寄りの内・外壁
面に当接される少なくとも一対以上の支持バーと、この
一対以上の支持バーの遊端部を常時他方の内・外壁面に
当接するように付勢する該一対以上の支持バーの取付け
部寄りの部位間に介装された付勢スプリングと、前記一
対以上の支持バーの外壁面に位置する支持バーに取付け
られた該支持バーおよび前記外壁面側の目地部を覆う外
側カバープレートと、前記一対以上の支持バーの内壁面
に位置する支持バーに上下移動可能に取付けられた該支
持バーおよび前記内壁面側と上面の目地部を覆う内側カ
バープレートとからなることを特徴とする壁面のカバー
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26246196A JP3116002B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 壁面のカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26246196A JP3116002B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 壁面のカバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1088671A true JPH1088671A (ja) | 1998-04-07 |
| JP3116002B2 JP3116002B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17376114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26246196A Expired - Fee Related JP3116002B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 壁面のカバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3116002B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7153967B1 (ja) * | 2021-09-27 | 2022-10-17 | ドーエイ外装有限会社 | 目地カバー装置 |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP26246196A patent/JP3116002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7153967B1 (ja) * | 2021-09-27 | 2022-10-17 | ドーエイ外装有限会社 | 目地カバー装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3116002B2 (ja) | 2000-12-11 |
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