JPH1088445A - 生分解性ネット - Google Patents

生分解性ネット

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Publication number
JPH1088445A
JPH1088445A JP8265173A JP26517396A JPH1088445A JP H1088445 A JPH1088445 A JP H1088445A JP 8265173 A JP8265173 A JP 8265173A JP 26517396 A JP26517396 A JP 26517396A JP H1088445 A JPH1088445 A JP H1088445A
Authority
JP
Japan
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biodegradable
weight
net
caprolactone
valerolactone
Prior art date
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Pending
Application number
JP8265173A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Sugimoto
真理子 杉本
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Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1088445A publication Critical patent/JPH1088445A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、優れた強度、伸度、寸法安定性を
有し、且つ、生分解速度が選択できる生分解性ネットの
提供に関する。 【解決手段】 本発明は、ε−カプロラクトン又はδ−
バレロラクトンと、オキセタンとからなる、ブロック共
重合体、ε−カプロラクトン又はδ−バレロラクトン
と、ジメチルトリメチレンカーボネートからなるブロッ
ク共重合体及びポリ(ε−カプロラクトン)又はポリ
(δ−バレロラクトン)と、ポリ(オキセタン)との生
分解性重合体の混合組成物とから選ばれるの少なくとも
1種に、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバ
リレートとの共重合体を配合してなる生分解性混合物か
らなるフラットヤーンを織成又は編組してなるネットを
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ε−カプロラクト
ン又はδ−バレロラクトンと、オキセタンとの生分解性
ランダムブロック共重合体(A)又はε−カプロラクト
ン又はδ−バレロラクトンと、ジメチルトリメチレンカ
ーボネートとの生分解性ランダムブロック共重合体
(B)及びε−カプロラクトン又はδ−バレロラクトン
からなる重合体とオキセタンからなる重合体との混合組
成物(C)に、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロ
キシバリレートとの共重合体を混合してなる構成を有す
るフラットヤーンを用いて織成または編組みしてなる生
分解性ネットの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば護岸工事等において、
地盤等を安定化するのに用いられるネット、草木類の根
等を絡ませて地盤等を安定化させる植成用ネット、芝生
等に被せて、芝生等を繁殖させる芝生繁殖用ネット等と
しては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチッ
クス、あるいは、生分解性を有するレーヨン等からなる
フラットヤーンを織成または編組してなる生分解性ネッ
ト等が一般的に使用されている。
【0003】斯かるポリプロピレン、ポリエチレン等の
プラスチックスからなるネットは、その使用目的が完了
した後、回収するには多大の労苦を要し、また土中等に
埋没し、草木類が絡まり回収し難い等のために、そのま
まの状態で放置されている。しかしながら、斯かるプラ
スチックスは、土中あるいは水中では難分解性であるの
で、崩壊、分解せず、また回収できた場合でも、焼却処
理すれば発熱量が高いため焼却炉等の焼却設備を痛める
等の問題がある。一方生分解性を有するレーヨン糸から
なるネットは、強度が弱く実用上問題がある。また、レ
ーヨンは天然素材であるので安定供給が難しい傾向があ
り、更に、レーヨンを製造するには、樹木伐採が行なわ
れ環境破壊を引き起こす問題が指摘されている。
【0004】近年、上記の如き問題を解決するために、
微生物等により分解される生分解性樹脂、例えば、ポリ
(ε−カプロラクトン)、3−ヒドロキシブチレートと
3−ヒドロキシバリレートとの共重合体及びポリ乳酸等
からなるフラットヤーンを織成または編組してなる生分
解性ネットを使用することが提案されている。中でも、
ポリ(ε−カプロラクトン)が衛生性、安全性に優れ、
しかも、比較的安価に製造される安全な生分解性樹脂と
して注目されている。しかしながら、ポリ(ε−カプロ
ラクトン)は、融点が低いために、ネット加工上に問題
があり、熱セット後は、強度が弱く、また生分解速度が
早く生分解速度が選択できない傾向がある。また、3−
ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレ−トとの
共重合体は、硬くて、脆く、成形性、延伸性が悪く、し
かも生分解性が速い傾向がある。更に、ポリ乳酸は、硬
く、生分解性が劣る傾向がある。従って、斯かる生分解
性樹脂からなる生分解性ネットは、護岸工事等におい
て、地盤等を安定化するのに用いられるネット、草木類
の根等を絡ませて地盤等を安定化させる植成用ネット、
芝生等に被せて、芝生等を繁殖させる芝生繁殖用ネット
としては好ましくない傾向にあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のネットと異なり、その使用目的が完了した後、
そのままの状態で土中、水中等の自然界に放置されてい
ても、その全体が微生物等によって完全に生分解され、
しかも優れた引張強度、引張伸度、寸法安定性(収縮
性)、成形性等を有し、しかも生分解速度を所定時間内
に選択可能な生分解性樹脂からなるネットの提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な状況に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、ε−カプロラク
トン又はδ−バレロラクトンとオキセタンとのランダム
ブロック共重合体(A)、ε−カプロラクトン又はδ−
バレロラクトンとジメチルトリメチレンカーボネートと
のランダムブロック共重合体(B)及びε−カプロラク
トン又はδ−バレロラクトンからなる重合体とオキセタ
ンからなる重合体との混合組成物(C)の各に、3−ヒ
ドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共
重合体を混合してなる混合物からなるフラットヤーンを
用いて織成または編組してなる生分解性ネットが、優れ
た引張強度、引張伸度、寸法安定性(収縮率)、成形性
を有ししかも生分解速度を適宜に選択可能であることを
見出し本発明を完成するに至った。
【0007】本発明の特徴は、ε−カプロラクトン又は
δ−バレロラクトンと、オキセタンとの生分解性ランダ
ムブロック共重合体(A)60〜99重量%に、3−ヒ
ドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共
重合体を40〜1重量%配合してなる構成を有し、その
引張強度が2.0g/d以上、引張伸度が20%以上、
50%以下、収縮率(80℃×20秒)が5.0%以下
であり、且つ、生分解速度が選択可能であるフラットヤ
ーンを織成又は編組してなる生分解性ネットを提供する
処にある。
【0008】又、本発明の他の特徴は、ε−カプロラク
トン又はδ−バレロラクトンと、ジメチルトリメチレン
カーボネートとの生分解性ランダムブロック共重合体
(B)60〜99重量%に、3−ヒドロキシブチレート
と3−ヒドロキシバリレートとの共重合体を40〜1重
量%配合してなる構成を有し、その引張強度が2.0g
/d以上、引張伸度が20%以上、50%以下、収縮率
(80℃×20秒)が5.0%以下であり、且つ、生分
解速度が選択可能であるフラットヤーンを用いて織成又
は編組してなる生分解性ネットを提供する処にある。
【0009】更に、本発明の他の特徴はε−カプロラク
トンからなる重合体又はδ−バレロラクトンからなる重
合体と、オキセタンからなる重合体との生分解性重合体
の混合組成物(C)60〜99重量%に、3−ヒドロキ
シブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体
を40〜1重量%配合してなる構成を有し、その引張強
度が2.0g/d以上、引張伸度が20%以上、50%
以下、収縮率(80℃×20秒)が5.0%以下であ
り、且つ、生分解速度が選択可能であるフラットヤーン
を用いて織成又は編組してなる生分解性ネットを提供す
る処にある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る生分解性ネットを織
成又は編組するのに使用される好ましい生分解性ランダ
ムブロック共重合体としては、ε−カプロラクトン又は
δ−バレロラクトンとオキセタンとのブロック共重合体
(A)、ε−カプロラクトン又はδ−バレロラクトンと
ジメチルトリメチレンカーボネートとのブロック共重合
体(B)を挙げることができる。斯かるブロック共重合
体は、特に制限はなく、直鎖状、分岐状及び放射状のブ
ロック共重合体等を例示できるが、生分解性を考慮する
とランダムブロック共重合体が好ましい。
【0011】本発明に係る生分解性ネットを構成する上
記記載のブロック共重合体としては、GPC測定による
標準ポリスチレン換算数平均分子量Mnが、1,000
〜1,000,000、好ましくは10,000〜50
0,000、更に好ましくは30,000〜300,0
00、もっとも好ましくは50,000〜200,00
0の範囲を例示できる。数平均分子量が1,000未満
であると、常温で液状成分が多く、1,000,000
を越えると合成困難であり、生分解性が低下し、生分解
速度を選択できない傾向がある。しかし、用途によって
は使用でき、上記数値に特に制限はない。
【0012】本発明に係る生分解性ネットを織成又は編
組するのに使用される好ましい生分解性ブロック共重合
体としては、ブロック共重合体全体(100重量%)に
占めるε−カプロラクトンまたはδ−バレロラクトンの
含有量が、4〜99重量%の範囲、好ましくは47〜9
8重量%、より好ましくは66〜95重量%の範囲のも
のを例示できる。ε−カプロラクトンまたはδ−バレロ
ラクトンの含有量が4重量%未満であると、生分解性が
劣る傾向があり、生分解速度の選択ができず、また、9
9重量%を越えると、生分解性が速くなる傾向があり、
生分解速度の選択が難しくなり、護岸工事等において、
地盤等を安定化するのに用いられるネット、草木類の根
等を絡ませて地盤等を安定化させる植成用ネット、芝生
等に被せて、芝生等を繁殖させる芝生繁殖用ネットとし
ては好ましくない。しかし用途によっては使用できる。
【0013】本発明に係る生分解性ネットを織成又は編
組するのに使用される好ましいブロック共重合体は、ε
−カプロラクトンとオキセタンとの結合として、化1
を、δ−バレロラクトンとオキセタンとの結合として、
化2を例示できる。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】更に、ε−カプロラクトンとジメチルトリ
メチレンカーボネートとの結合として、化3を、δ−バ
レロラクトンとジメチルトリメチレンカーボネートとの
結合として、化4を例示できる。
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】本発明に係る生分解性ネットを織成又は編
組するのに使用される好ましい生分解性重合体の混合組
成物(C)としては、ε−カプロラクトン又はδ−バレ
ロラクトン及びオキセタンの単量体を重合してなるポリ
(ε−カプロラクトン)又はポリ(δ−バレロラクト
ン)に、ポリ(オキセタン)を配合してなる生分解性重
合体の混合組成物(C)からなるフラットヤーンを織成
又は編組したものでもよい。
【0020】この際、混合組成物(C)の構成として
は、ポリ(ε−カプロラクトン)又はポリ(δ−バレロ
ラクトン)75〜97重量%に、ポリ(オキセタン)を
25〜3重量%配合した混合組成物が好ましい。ポリ
(オキセタン)の占める割合が、3重量%未満である
と、生分解速度が速く、または25重量%を越えると、
生分解性が劣る傾向があり生分解速度の選択が難しく、
護岸工事等において、地盤等を安定化するのに用いられ
るネット、草木類の根等を絡ませて地盤等を安定化させ
る植成用ネット、芝生等の繁殖用ネット等としては好ま
しくないが、用途によっては使用できる。
【0021】本発明に係る生分解性ネットの構成として
は、ε−カプロラクトン又はδ−バレロラクトンとオキ
セタンとの生分解性ランダムブロック共重合体(A)6
0〜99重量%、ε−カプロラクトン又はδ−バレロラ
クトンとジメチルトリメチレンカーボネートとの生分解
性ランダムブロック共重合体(B)60〜99重量%及
びポリ(ε−カプロラクトン)又はポリ(δ−バレロラ
クトン)と、ポリ(オキセタン)との生分解性重合体の
混合組成物(C)60〜99重量%から選ばれる少なく
とも1種に、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキ
シバリレ−トとの共重合体を40〜1重量%を配合して
なる混合物から成形されるフラットヤーンを用いて織成
または編組してなるものである。
【0022】この際、3−ヒドロキシブチレートと3−
ヒドロキシバリレートとの共重合体配合量が1重量%未
満になると、耐粘着性、耐熱性が低下し易く、引張伸度
が50%を越え、熱収縮率が5.0%を超える傾向があ
るので,寸法安定性が低下し、フラットヤーンの成形性
が劣り、また織成又は編組する際、織り機、編み機等の
装置に粘着する傾向があり、生分解性も遅くなる傾向が
あり、生分解するのに長期間を要し、地盤等の安定化用
ネット、芝生等の繁殖用ネット等として用いると、長期
にわたり残留し、景観等を害する傾向があり好ましくな
い。
【0023】3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキ
シバリレートとの共重合体の配合量が40重量%を越え
ると、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリ
レートとの共重合体の結晶化が遅いためシート類の耐粘
着性、延伸性が悪い傾向があり、延伸及び熱固定が難し
く、シート類の引張強度が、2.0g/d以下、引張伸
度が50%以上になる傾向がある。従って、該シートを
スリットしてなる細幅の(例えば、4〜10mm)フラ
ット状シートの1軸延伸性も低下し生分解性ネットに好
適なフラットヤーンを成形できない傾向がある。更に生
分解性が速く、護岸工事等において、地盤等を安定化す
るのに用いられるネット、草木類の根等を絡ませて地盤
等を安定化させる植成用ネット、芝生等の繁殖用ネット
等としては、その目的(地盤の安定化、芝生等の繁殖
等)を達成できず、好ましくない。
【0024】生分解性ネットに用いられる斯かる3−ヒ
ドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共
重合体としては、微生物、例えば水素細菌、Alcal
igenes eutorophus等によって産生さ
れる、融点100〜180℃の脂肪族系生分解性樹脂を
例示できる。この際、3−ヒドロキシブチレートと3−
ヒドロキシバリレートとの共重合体は、加工性を考慮す
ると、3−ヒドロキシバリレートの含有率は、特に制限
はないが、1〜20モル%が好ましい。3−ヒドロキシ
バリレートの含有率が1モル%未満であると、結晶性が
高いため固く脆い傾向があり、20モル%を越えると、
結晶性、融点が低下し軟化する傾向がある。
【0025】また、一般的に、該3−ヒドロキシブチレ
ートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体は微生物
等によって生合成されるものであるから、化学合成で製
造されるポリ(ε−カプロラクトン−オキセタン)、ポ
リ(δ−バレロラクトン−オキセタン)のブロック共重
合体(A)、ポリ(ε−カプロラクトン−ジメチルトリ
メチレンカーボネート)、ポリ(δ−バレロラクトン−
ジメチルカーボネート)のブロック共重合体(B)また
はポリ(ε−カプロラクトン)又はポリ(δ−バレロラ
クトン)にポリ(オキセタン)を混合してなる生分解性
重合体の混合組成物(C)より、微生物等による生分解
速度が優れる傾向がある。
【0026】従って、本発明に係る生分解性ネットは、
3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレート
との共重合体を1〜40重量%の範囲内の適宜な量を、
ε−カプロラクトン又はδ−バレロラクトンとオキセタ
ンとのランダムブロック共重合体(A)、ε−カプロラ
クトン又はδ−バレロラクトンとジメチルトリメチレン
カ−ボネートとのランダムブロック共重合体(B)及び
ポリ(ε−カプロラクトン)またはポリ(δ−バレロラ
クトン)にポリ(オキセタン)を配合してなる生分解性
重合体の混合組成物(C)に混合し、且つ、厚さ等を考
慮することにより、用途に適した生分解速度を選択する
ことが可能になる。
【0027】また、本発明に係る生分解性ネットは、生
分解性ランダムブロック共重合体(A)、(B)及び生
分解性重合体の混合組成物(C)に、3−ヒドロキシブ
チレートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体を混
合することにより、(A)、(B)及び(C)と、3−
ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの
共重合体の相乗効果によって、(A)、(B)及び
(C)の有する粘着性等が改良されると共に3−ヒドロ
キシブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合
体の有する硬さや脆さなども改善される。よって、本発
明に係る生分解性ネットは、延伸性が付与され、熱固定
が可能になり、引張強度が2.0g/d以上、引張伸度
が20%以上、50%以下、80℃×20秒での収縮率
(寸法安定性)が5.0%以下になり、且つを生分解速
度が選択可能である良好なフラットヤーンを織成又は編
組によって護岸工事等の地盤等の安定化、草木類の植成
用、芝生等の繁殖用等に好適に使用できる。
【0028】本発明に係る生分解性ネットに成形され
る、ε−カプロラクトン又はδ−バレロラクトンとオキ
セタンとのランダムブロック共重合体(A)、ε−カプ
ロラクトン又はδ−バレロラクトンとジメチルトリメチ
レンカーボネートとのブロック共重合体(B)及びポリ
(ε−カプロラクトン)又はポリ(δ−バレロラクト
ン)に、ポリ(オキセタン)を配合してなる混合組成物
(C)は、必要に応じて、共重合可能なその他の単量体
を共重合したり、上記ブロック共重合体同士、前記ブロ
ック共重合体以外の他の生分解性重合体を混合してもよ
い。
【0029】具体的には、他の共重合可能な単量体とし
ては、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、オキセタン(ジメチルトリメチレンカ−ボネ−ト共
重合体の場合)、テトラヒドロフラン、ジオキサン及び
トリオキサン等の環状エーテル、β−プロピロラクト
ン、メチル化カプロラクトン、ε−カプロラクトン(δ
−バレロラクトン共重合体の場合)、δ−バレロラクト
ン(ε−カプロラクトン共重合体の場合)等のラクトン
類、乳酸二量体のラクチド類またはグリコリド類および
トリメチレンカーボネート、メチルトリメチレンカーボ
ネート、ジメチルトリメチレンカーボネート(オキセタ
ン共重合体の場合)等の環状カーボネートを例示でき
る。また、他の生分解性重合体としては、ポリ乳酸、ポ
リグリコリド、脂肪族ポリエステル、ポリ(ε−カプロ
ラクトン)、ポリ(δ−バレロラクトン)等のポリラク
トン、澱粉、セルロース等を例示できる。
【0030】本発明に係る生分解性ネットを構成する、
ブロック共重合体(A)、ブロック共重合体(B)、生
分解性重合体の混合組成物(C)の各に、3−ヒドロキ
シブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体
等との混合物、及び生分解性重合体の混合組成物(C)
の調製方法としては、特に限定されないが、従来のポリ
オレフィン系樹脂等の組成物の製法で慣用されている方
法、例えばリボンブレンダー、ヘンシェルミキサー、タ
ンブラー等でブレンドする方法、ニ−ダー、バンバリー
ミキサー、ロール等の混練機を用いて混練する方法、1
軸または2軸押出機等で溶融混練する方法を例示でき
る。
【0031】本発明に係る生分解性ネットに織成または
編組してなるフラットヤーンは、特に制限はなく、適宜
な方法によって製造すればよい。具体的には、ε−カプ
ロラクトン又はδ−バレロラクトンとオキセタンとのブ
ロック共重合体(A)、ε−カプロラクトン又はδ−バ
レロラクトンとジメチルトリメチレンカーボネートとの
ブロック共重合体(B)及びポリ(ε−カプロラクト
ン)又はポリ(δ−バレロラクトン)とポリ(オキセタ
ン)との生分解性重合体の混合組成物(C)から選ばれ
る1種に、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシ
バリレートとの共重合体を混合してなる混合物を、シリ
ンダ温度130〜230℃、ダイ温度150〜250℃
に設定されたTダイ押出機或は環状ダイを付設した押出
機等に供給し、フラット状のフィルム、シートまたはチ
ューブ状のフィルムを製膜する。
【0032】該シートまたはフィルムは、適宜なスリッ
ター等を用いて、所定の幅(例えば、4〜10mm)に
スリットした後、例えば表面温度15〜40℃のロール
を用いて1軸方向、好ましくは縦方向に、延伸倍率3.
5〜8.0倍延伸し、次いで温度40〜95℃の加熱ロ
ールで熱固定してフラットヤーンを製造する方法が例示
できる。
【0033】この際、フラット状のフィルム、シートま
たはチューブ状のフィルムを2軸に延伸後、スリット
し、必要ならば、更に1軸方向に延伸したものでもよ
い。また、上記で得られたフラットヤーンは、このまま
でネット用に使用してもよいが、必要に応じて合撚した
ものでもよく、特に制限は無い。
【0034】フラットヤーンの引張強度、引張伸度、収
縮率は用途によって異なるが、例えば護岸工事での地盤
固定用のネットに用いる場合は、通常、引張強度が2.
0g/d以上、引張伸度が20〜50%、収縮率が80
℃×20秒で0〜5.0%であることが好ましい。ま
た、草木類植生用ネットに用いるフラットヤ−ンは、通
常では、引張強度が2.0g/d以上、引張伸度が20
〜50%、収縮率が80℃×20秒で0〜5.0%であ
ることが好ましい。芝生繁殖用ネットに用いられるフラ
ットヤーンとしては、例えば引張強度が2.0g/d以
上、引張伸度が20〜50%、収縮率が80℃×20秒
で0〜5.0%であることが好ましい。
【0035】本発明に係る生分解性ネットは上記のよう
にして得られるフラットヤーンを用いて、適宜な方法
で、例えば平織、ラッセル編み等で織物または編物とし
た後、ネットにすることを例示できるが、これらのみに
限定されずこれ以外の方法でネットに成形してもよい。
【0036】本発明に係る生分解性ネットは、優れた強
度、生分解性を有するので、例えば護岸工事の地盤を安
定化するための用途、草木類の根等を絡ませて地盤等を
安定化させる用途、芝生の上に被せて芝生を繁殖させる
用途等に好適に使用できる。しかも、本発明に係る生分
解性ネットは、その使用目的が完了しても回収する必要
がなく、そのまま放置しても自然界の微生物等によって
無害な水と炭酸ガスに分解される。従って、本発明に係
る生分解性ネットは環境汚染の問題を減少できる効果が
期待できる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。但し、本発明は下記の実施例のみに制限されるも
のでない。
【0038】尚、本発明の下記実施例における各検査項
目は下記方法により行なった。
【0039】[引張強度]:JISK−6782号に準
じて測定評価した。
【0040】[引張伸度]:JISK−6782号に準
じて測定評価した。
【0041】[収縮率]:寸法安定性を評価するもの
で、熱風を循環させて80℃に設定したオーブン内で2
0秒加熱したときの収縮率を測定した。
【0042】[生分解性]:所定重量の生分解性ネット
を浄化センター(滋賀県下水道公社湖南中部事業所内)
で採取、処理された返送汚泥に浸漬し、25℃、9週間
経過後の残存ネットを取り出し、水洗、乾燥後の重量減
少率を測定した。
【0043】実施例1 生分解性ネットを構成する樹脂として、ε−カプロラク
トン60重量%とオキセタン40重量%とのブロック共
重合体(数平均分子量14.5×104)95重量%に
3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレート
との共重合体(3−ヒドロキシバリレートの含有率が1
2モル%)5重量%を配合してなる混合物を用いた。上
記混合物をシリンダ温度150〜160℃、ダイ温度1
60℃設定した押出機に供給し、溶融混練した後、押出
し、冷却固化して厚さ60μmのフィルムを得た。次い
で、該フィルムを幅8mmにスリットし、表面温度80
℃の加熱ロールを用いて縦方向に6.0倍1軸延伸後、
表面温度100℃の加熱ロールを用い2秒間熱固定して
フラットヤーンを成形した。上記のようにして成形した
フラットヤーンを用いて織成し生分解性ネットを作製し
た。該生分解性ネットの引張強度、引張伸度、収縮率及
び生分解性を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】実施例2 生分解性ネットを構成する樹脂として、ε−カプロラク
トン60重量%とオキセタン40重量%とのブロック共
重合体(数平均分子量14.5×104)80重量%に
3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレート
との共重合体(3−ヒドロキシバリレートの含有率が1
2モル%)20重量%を配合してなる混合物を用いるこ
と以外は実施例1と同様にして生分解性ネットを作製し
た。該生分解性ネットの引張強度、引張伸度、収縮率及
び生分解性を測定し、その結果を表1に示した。
【0046】実施例3 生分解性ネットを構成する樹脂として、ε−カプロラク
トン60重量%とオキセタン40重量%とのブロック共
重合体(数平均分子量14.5×104)60重量%に
3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレート
との共重合体(3−ヒドロキシバリレートの含有率が1
2モル%)40重量%を配合してなる混合物を用いるこ
と以外は、実施例1と同様にして生分解性ネットを作製
した。該生分解性ネットの引張強度、引張伸度、収縮率
及び生分解性を測定し、その結果を表1に示した。
【0047】実施例4 生分解性ネットを構成する樹脂として、ε−カプロラク
トン60重量%とジメチルトリメチレンカーボネート4
0重量%とのブロック共重合体(数平均分子量14.5
×104)80重量%に、3−ヒドロキシブチレートと
3−ヒドロキシバリレートとの共重合体(3−ヒドロキ
シバリレートの含有率が12モル%)20重量%を配合
してなる混合物を用いること以外は実施例1と同様にし
て生分解性ネットを作製した。該生分解性ネットの引張
強度、引張伸度、収縮率及び生分解性を測定し、その結
果を表1に示した。
【0048】実施例5 生分解性ネットを構成する樹脂として、δ−バレロラク
トン60重量%とオキセタン40重量%とのブロック共
重合体(数平均分子量19.6×104)80重量%
に、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレ
ートとの共重合体(3−ヒドロキシバリレートの含有率
が12モル%)20重量%を配合してなる混合物を用い
ること以外は実施例1と同様にして生分解性ネットを作
製した。該生分解性ネットの引張強度、引張伸度、収縮
率及び生分解性を測定し、その結果を表1に示した。
【0049】実施例6 生分解性ネットを構成する樹脂として、δ−バレロラク
トン60重量%とジメチルトリメチレンカーボネート4
0重量%とのブロック共重合体(数平均分子量19.6
×104)80重量%に、3−ヒドロキシブチレートと
3−ヒドロキシバリレートとの共重合体(3−ヒドロキ
シバリレートの含有率が12モル%)20重量%を配合
してなる混合物を用いること以外は実施例1と同様にし
て生分解性ネットを作製した。該生分解性ネットの引張
強度、引張伸度、収縮率及び生分解性を測定し、その結
果を表1に示した。
【0050】実施例7 生分解性ネットを構成する樹脂として、ポリ(ε−カプ
ロラクトン)80重量%、ポリ(オキセタン)20重量
%からなる混合組成物80重量%に、3−ヒドロキシブ
チレートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体(3
−ヒドロキシバリレートの含有率が12モル%)20重
量%を配合してなる混合物を用い、実施例1と同様にし
て生分解性ネットを作製した。該生分解性ネットの引張
強度、引張伸度、収縮率及び生分解性を測定し、その結
果を表1に示した。
【0051】比較例1 生分解性ネットを構成する樹脂として、ポリ(ε−カプ
ロラクトン)を用い、延伸温度30℃及び熱固定温度を
30℃にすること以外は、実施例1と同様にして生分解
性ネットを作製した。該生分解性ネットの引張強度、引
張伸度、収縮率及び生分解性を測定し、その結果を表2
に示した。
【0052】
【表2】
【0053】比較例2 生分解性ネットを構成する樹脂として、3−ヒドロキシ
ブチレートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体
(3−ヒドロキシバリレートの含有率が12モル%)を
用い、実施例1と同様にして、厚さ60μm,スリット
幅8mmのフラットフィルムを得た。得られたフラット
フィルムは脆く、固いものであり、実施例1と同様な延
伸条件では延伸できないものであった。延伸温度を80
℃に上げて、延伸したが、安定した延伸ができず、良好
なフラットヤーンを作製できなかった。
【0054】比較例3 生分解性ネットを構成する樹脂が、ポリ(ε−カプロラ
クトン)80重量%と、3−ヒドロキシブチレートと3
−ヒドロキシバリレートとの共重合体(3−ヒドロキシ
バリレートの含有率が12モル%)20重量%との混合
組成物であることと、延伸温度が30℃及び熱固定温度
が50℃であること以外は実施例1と同様にして生分解
性ネットを作製した。該生分解性ネットの引張強度、引
張伸度、収縮率及び生分解性を測定し、その結果を表2
に示した。
【0055】比較例4 生分解性ネットを構成する樹脂が、ポリ(δ−バレロラ
クトン)80重量%と、3−ヒドロキシブチレートと3
−ヒドロキシバリレートとの共重合体(3−ヒドロキシ
バリレートの含有率が12モル%)20重量%との混合
組成物、延伸温度が50℃、熱固定温度が50℃である
こと以外は実施例1と同様にして生分解性ネットを作製
した。該生分解性ネットの引張強度、引張伸度、収縮率
及び生分解性を測定し、その結果を表2に示した。
【0056】表1及び表2から明らかなように、実施例
1〜3の生分解性ネットは、3−ヒドロキシブチレート
と3−ヒドロキシバリレートとの共重合体の混合量を多
くすることにより生分解速度が速くなる傾向がある。実
施例4〜7の生分解性ネットは 機械的強度(引張強
度、引張伸度)、寸法安定性(低収縮率)、成形性が優
れたものである。一方、比較例1の生分解性ネットは、
粘着性が30℃程度で発生する傾向があり、高温での熱
固定ができないので、寸法安定性が劣る。比較例2で
は、フラットフィルムの延伸性が悪く、また脆く、固い
ので、該フラットフィルムから成るフラットヤーンは織
成または編組し難いものである。比較例3のフラットヤ
ーンは柔らかく、引張伸度が大きく伸び易いので寸法安
定性に劣る傾向を有し、また比較例4で得られるフラッ
トヤーンは固く、脆いので織成または編組に適しない傾
向がある。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る生分解性ネットは、引張強
度、引張伸度、寸法安定性、成形性が優れたものであ
る。また、化学合成で得られる特定の生分解性ブロック
共重合体と、微生物等の生合成で得られる生分解性樹脂
との配合比率を調整することにより、生分解速度を調節
することも可能である。また本発明に係る生分解性ネッ
トは、上記の特性を生かし、例えば護岸工事等での地盤
を安定化させる用途、草木類の根等を絡ませて地盤を安
定化させる用途、或は、芝生に被せ芝生を繁殖させる用
途等に好適に使用できる。しかも、その使用目的が完了
した後、そのままの状態で土中等に放置しても、自然界
の微生物等によって、無害な水と炭酸ガスに分解される
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08L 67/04 67:04)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ε−カプロラクトン又はδ−バレロラク
    トンと、オキセタンとの生分解性ランダムブロック共重
    合体(A)60〜99重量%に、3−ヒドロキシブチレ
    ートと3−ヒドロキシバリレートとの共重合体を40〜
    1重量%配合してなる構成を有するフラットヤーンから
    なる生分解性ネット。
  2. 【請求項2】 ε−カプロラクトン又はδ−バレロラク
    トンと、ジメチルトリメチレンカーボネートとの生分解
    性ランダムブロック共重合体(B)60〜99重量%
    に、3−ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレ
    ートとの共重合体を40〜1重量%配合してなる構成を
    有するフラットヤーンからなる生分解性ネット。
  3. 【請求項3】 ε−カプロラクトンを重合体してなるポ
    リ(ε−カプロラクトン)又はδ−バレロラクトンを重
    合体してなるポリ(δ−バレロラクトン)と、オキセタ
    ンを重合体してなるポリ(オキセタン)とからなる生分
    解性重合体の混合組成物(C)60〜99重量%に、3
    −ヒドロキシブチレートと3−ヒドロキシバリレートと
    の共重合体を40〜1重量%配合してなる構成を有する
    フラットヤーンからなる生分解性ネット。
  4. 【請求項4】 生分解性ブロック共重合体(A)が、ε
    −カプロラクトン又はδ−バレロラクトン4〜99重量
    %と、オキセタン96〜1重量%との共重合体である請
    求項1に記載の生分解性ネット。
  5. 【請求項5】 生分解性ブロック共重合体(B)が、ε
    −カプロラクトン又はδ−バレロラクトン4〜99重量
    %と、ジメチルトリメチレンカーボネート96〜1重量
    %との共重合体である請求項2に記載の生分解性ネッ
    ト。
  6. 【請求項6】 生分解性重合体の混合組成物(C)が、
    ε−カプロラクトンからなる重合体又はδ−バレロラク
    トンからなる重合体75〜97重量%に、オキセタンか
    らなる重合体25〜3重量%を配合してなる混合組成物
    である請求項3に記載の生分解性ネット。
  7. 【請求項7】 引張強度が2.0g/d以上、引張伸度
    が20%以上、50%以下、収縮率(80℃×20秒)
    が5.0%以下であり、且つ、生分解速度が選択可能で
    あることを特徴とするフラットヤーンからなる請求項1
    〜6のいずれかに記載の生分解性ネット。
  8. 【請求項8】 フラットヤーンを織成又は編組してなる
    請求項1〜7のいずれかに記載の生分解性ネット。
JP8265173A 1996-09-12 1996-09-12 生分解性ネット Pending JPH1088445A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312795A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Toray Ind Inc ポリ乳酸繊維編織物とその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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