JPH108805A - ハンドル錠 - Google Patents

ハンドル錠

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JPH108805A
JPH108805A JP18680696A JP18680696A JPH108805A JP H108805 A JPH108805 A JP H108805A JP 18680696 A JP18680696 A JP 18680696A JP 18680696 A JP18680696 A JP 18680696A JP H108805 A JPH108805 A JP H108805A
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JP
Japan
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handle
link
door
latch
lock
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Application number
JP18680696A
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English (en)
Inventor
Kazutada Abe
枚忠 阿部
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Goal Co Ltd
Original Assignee
Goal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルのどの部分を操作しても、また、譬
えその操作が急激であっても円滑に解錠し、開扉するこ
とができるハンドル錠を提供すること。 【解決手段】 ラッチ錠と、座と、同座に支持されるハ
ンドルとから成るハンドル錠であって、該ハンドルに、
座の両端側内部にそれぞれ回転自在に枢支されるリンク
に連結する一対の連結板を取り付け、座内部のラッチ錠
側にはリンクの回転により作動して前記ラッチ錠のラッ
チボルトを後退あるいは後退を許容させる作動部を有す
る作動部材を設け、ハンドル内部または扉内部にはラッ
チ錠と反対側のリンクの回転運動を直線運動に変換し、
前記作動部を作動させ、或いは作動部材の作動部とは独
立して設けられた作動部を作動させてラッチ錠側のリン
クとは独立してラッチボルトを後退あるいは後退を許容
させる方向に押す連携板を収納したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開扉方向への引き
或いは押し動作によりラッチ錠が解錠してその儘の動作
で扉が開放する、縦長または横長のハンドルを有するプ
ッシュ・プル式のハンドル錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来公知のこの種ハンドル錠として、実
開平2−66379号公報に示されるようなハンドルの
一端が枢支されたハンドル揺動型と、実開平2−375
20号公報に示されるようなハンドルを要素とする平行
リンク機構を使用したハンドル平行移動型の二種類があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のハンドルの一端
が枢支されたハンドル揺動型のハンドル錠にあっては、
ハンドル操作のときハンドルの一端側が枢支されている
ので、この枢支側を押したり、引いたりしてもハンドル
は揺動できないため、幼児や老人にあってはどの部分を
押したり、引いたりすればよいか戸惑いが生じるという
問題点があり、また、枢支部に近い部分を操作した場合
には解錠、開扉するのに大きな力がいるという問題点が
あった。
【0004】後者のハンドルを要素とする平行リンク機
構を使用したハンドル平行移動型のハンドル錠にあって
は、ハンドルをゆっくり押すか引くかする限りにおいて
はハンドルのどの部分を操作しても円滑に解錠し、その
儘の動作で扉を開くことができる利点を有し、前者のよ
うにどの部分を押したり、引いたりすればよいか戸惑い
が生じるというような問題はないが、ハンドルの中央部
以外の部分を急激に押したり、引いたりした場合、リン
ク機構にかかる力の作用点の偏りによってリンク機構に
拗れが生じ、ハンドルが円滑に平行移動しない状態にな
る場合がある。この状態の儘つまり解錠動作が行われな
い状態の儘開扉動作を連続して行った場合、リンク機構
やラッチ錠を損傷させたり、最悪の場合腕や手首を傷め
るという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記問題点を解決するため
に、従来のハンドル揺動型でもハンドル平行移動型でも
ない新規な機構を採用し、ハンドルのどの部分を操作し
ても、また、譬えその操作が急激であっても円滑に解錠
し、開扉することができるハンドル錠を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハンドル錠
は、扉の開放端側に取り付けられたラッチ錠と、扉内外
のそれぞれの扉面にハンドルを縦長または横長の状態に
取り付けるための一対の座と、同座間に支持されるハン
ドルとから成るハンドル錠であって、該ハンドルの両端
側に、両座内部にそれぞれ回転自在に枢支されるリンク
に連結する一対の連結板を取り付け、前記ラッチ錠側の
座内部にはリンクの回転により作動して前記ラッチ錠の
ラッチボルトを後退あるいは後退を許容させる作動部を
有する作動部材を設けると共に、ハンドル内部または扉
内部に、ラッチ錠側と反対側の座内のリンクの回転運動
を直線運動に変換し、前記作動部を作動させ、或いは作
動部材の作動とは独立して設けられた作動部を作動させ
てラッチボルトを後退あるいは後退を許容させる方向に
押す連携板を収納したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用】ハンドルの両端側を座のリンクにそれぞ
れ枢支し、力の作用点によってどちらか一方が支点とな
ってハンドルが揺動する機構であるので、ハンドル中央
部を操作すればハンドルが平行移動し、ハンドル中央部
以外を操作すれば一端側が支点となってハンドルが揺動
することによってハンドルを急激に操作しても円滑に解
錠、開扉することができる。
【0008】
【実施例1】本発明ハンドル錠の第1実施例を図面につ
いて具体的に説明する。図1は、本発明ハンドル錠を扉
に取り付けた状態を示す概略正面図、図2は、扉の開放
端側から見た要部拡大側面図、図3は、同ハンドル錠を
構成するラッチ錠の正面図、図4は、同ラッチ錠要部の
横断平面図、図5は、同ラッチ錠を構成するラッチボル
トの斜視図、図6(A)は、ラッチ錠を省略したハンド
ルの座部分の縦断側面図、同図(B)は、上側のリンク
と作動板の関係を表す分解図、同図(C)は、下側のリ
ンクと作動板の関係を表す分解図、図7は、引き動作側
のハンドル中央部を引いた状態の同座部分の縦断側面
図、図8は、引き動作側のハンドル上方部を引いた状態
の同座部分の縦断側面図、図9は、引き動作側のハンド
ル下方部を引いた状態の同座部分の縦断側面図、図10
(A)は、他の実施例の引き動作側のハンドルの座部分
の縦断側面図で、同図(B)は、上側のリンクと連携板
の関係を表す分解図、図11(A)は、他の実施例の引
き動作側のハンドルの座部分の縦断側面図で、同図
(B)は下側のリンクと連携板の関係を表す分解図、図
12は、連携板6を扉1の内部に収納した状態の引き動
作側のハンドルの座部分の縦断側面図、図13は、連携
板6を扉1の内部に収納した状態の他の実施例の引き動
作側のハンドルの座部分の縦断側面図である。
【0009】図1、図2において、1は、扉枠2にヒン
ジ11、11を介して蝶着された外開きの扉、3は、扉
1の開放端側に埋設固定されたラッチ錠、4は、上下一
対の座5、5を介して扉面に取り付けられる縦長状のハ
ンドルで、一対のハンドルが扉の内外にラッチ錠3を挟
んで対称的に取り付けられている。
【0010】ラッチ錠3は、例えば、実開平6−621
60号公報にも示される反転ラッチ錠形式のもので、錠
ケース31内に、前部に直接後退式の通常のラッチボル
トと同じくテーパー面とストライキに係合する係合面を
有する平面形状が略菱形で、後部上下に対称的に一体形
成された膨出部a、aに前後方向に溝b、bを形成した
ラッチボルト32を錠ケース31の前板に穿設された孔
から同ラッチボルトの前部が出没できるようにスプリン
グ33を介して嵌挿し、ラッチボルト32が開扉時に掛
かる係合面への力によって反転しながら後退して解錠す
るようになっており、閉扉状態において、ラッチボルト
32の反転を阻止して施錠状態を保持する上下一対のロ
ッキングピース34、34が設けられている。
【0011】ロッキングピース34、34は、それぞれ
略中央部がピン35、35にて錠ケース31の側板に揺
動自在に枢支され、前方つまり扉1の開放端方向に延び
る片c、cの一部が前記ラッチボルト32の上下の溝
b、bに常時嵌合するようにつる巻きスプリング36、
36で付勢されており、一方のロッキングピース34の
片cが前記ラッチボルト32の溝bから離脱するように
揺動反転したときに他方のロッキングピース34も反対
側の溝bから離脱するように揺動反転するように両ロッ
キングピース34、34の一部がピン37で枢支連結さ
れている。
【0012】ロッキングピース34、34の他方の片
d、dの端部は、以下に詳述するハンドル4、4を支持
する座5、5の内部に枢支された作動板51、51によ
って上下動するスライダー38、38の一部に当接して
おり、ハンドル4、4の操作によってスライダー38、
38が上下動してロッキングピース34、34を揺動さ
せるものである。
【0013】それぞれのハンドル4は、図2、図6に示
されるように縦長で中空の形状をしており、上下に後述
する座内部に枢支されるリンクに連結するための連結板
41、41が固着されている。
【0014】ハンドル4を支持するための座5、5の内
部には前記ハンドル4の連結板41、41を連結するた
めのL字型のリンク52、52がピン53、53でそれ
ぞれ枢支されており、ピン53、53に巻いたバネ5
4、54でリンク52、52が常時反時計方向に回転す
るように付勢されている。
【0015】上下の座5、5の内部のリンク52、52
が常時反時計方向に回転するように付勢されていること
によって、リンク52、52に連結板41、41がそれ
ぞれピン55、55にて枢支連結される引き動作側のハ
ンドル4は、扉面に接近する方向に、押し動作側のハン
ドル4は、扉面にから離れる方向にそれぞれ付勢されて
いる。
【0016】ハンドル4、4の扉面への取り付け方は、
上下の座5、5の内部のリンク52、52にハンドル4
の連結板41、41をピン55、55でそれぞれ枢支し
て上下の座5、5とハンドル4を一体化しておき、扉1
の開放端側の所定箇所に予め取り付けられたラッチ錠3
のスライダー38の位置に相当する箇所の側板に穿設さ
れた孔から扉内外の上側の座5、5の作動板51、51
の作動部51b、51bを挿通し、外側の座5、5の取
付柱(図示せず)を内側に固定された上下の取付板(図
示せず)それぞれにネジ止めして外側の座5、5を扉面
に取り付けた後、内側の座5、5をそれぞれの取付板に
対して側面からネジ止めする方法によって扉内外の上下
の座5、5、5、5つまりハンドル4、4を内外の扉面
の所定箇所に取り付けるものである。
【0017】ラッチ錠3側つまり上側の座5の内部には
前述した作動板51がリンク52を枢支するピン53に
て同軸的に枢支されており、リンク52が時計方向に回
転したときにリンク52の一部に押されて時計方向に回
転するようになっている。
【0018】ラッチ錠3と反対側つまり下側の座5の内
部には作動板56の一端がリンク52を枢支するピン5
3にて同軸的に枢支されており、リンク52が時計方向
に回転したときにリンク52の一部に押されて反時計方
向に回転するようになっている。
【0019】6は、上側の座5の作動板51と下側の座
5の作動板56とをそれぞれピン57、58で枢支連結
した連携板で、下側のリンク52の回転に連動して上側
の作動板51を時計方向に回転させるものである。この
連携板6は扉面から見えないようにハンドル4の内部に
収納されている。
【0020】次に、本発明ハンドル錠の具体的用法を説
明する。先ず、開扉状態において、扉を閉めると、戸枠
2側に突出しているラッチボルト32のテーパー面が戸
枠2に取り付けられたストライキSの側端縁に当接して
テーパー面の作用によってスプリング33の復元力に抗
して錠ケース31内にその儘後退し、ストライキSの嵌
合孔と一致するところで再び突出して嵌合孔に嵌合す
る。
【0021】このとき、ラッチボルト32の上下の溝
b、bにはロッキングピース34、34の片c、cの一
部が嵌合してラッチボルト32の反転を阻止しているの
で、扉1を開放方向に押してもストライキSとの係合状
態が保持され、風圧等で扉が開かない施錠状態となって
いる。(図4の実線状態)
【0022】図4実線状態の施錠状態において、図7の
ように引き動作側のハンドル4中央部を握るか、指を掛
けて開扉方向つまり手前に引くと、ハンドル上下には均
等した力が掛かるので、その儘平行移動し、上下の座
5、5内部のリンク52、52は同じように回転し、上
部の座5のリンク52の一部52aに押されて作動板5
1が回転して前述のようにラッチ錠3は解錠可能とな
り、ハンドルをその儘引く力によって解錠して開扉す
る。
【0023】次に、図4実線状態の施錠状態において、
図8のように引き動作側のハンドル4の上部を引くと、
ハンドル4は下端側を支点として揺動しようとするた
め、上部の座5のリンク52のみが回転し、リンク52
の一部52aに押されて作動板51が回転して解錠、開
扉する。
【0024】このとき、作動板51の回転により連携板
6は一体に押し下げられるが、下側の座5の作動板のみ
が回転するだけで、リンク52は影響されないため、拗
れが生じず、円滑に解錠、開扉するものである。
【0025】また、図4の施錠状態において、図8のよ
うに引き動作側のハンドル4の下部を急激に引くと、ハ
ンドル4は上端側を支点として揺動し、下側の座5のリ
ンク52のみが回転し、リンク52の一部52aに押さ
れて作動板56が回転し、連携板6が引き下げられて上
側の座5の作動板51が回転して解錠、開扉する。
【0026】この連携板6による作動板51の回転のと
きには、作動板51のみが回転するだけで、リンク52
は影響されないため、拗れが生じず、円滑に解錠、開扉
するものである。
【0027】押し動作側のハンドルは、図6に示すよう
に、上下の座5、5とハンドル4との間に隙間が設けて
あり、ハンドル4の押し動作の移動に支障がないように
してある以外は前記引き動作側のハンドルと同じ構成
で、ハンドルのどの部分を押しても作動部が時計方向に
回転して解錠、開扉するものである。
【0028】
【実施例2】図10は、第二の実施例を示すもので、こ
の場合、ラッチ錠3の解錠動作をする作動部52bはリ
ンク52と一体になっており、下側のリンク52に連携
板6の下端が直接枢支された構造となっているが、連携
板6によって動かされる作動部61aを有する作動部材
61は連携板6とは別体で、リンク52を枢支するピン
53に同軸的に枢支され、その作動部材61の一部に連
携板6の上端がピン62にて枢支された構造となってい
る。つまり、ハンドル4の上端側を引くと、上側のリン
ク52が回転してこれと一体の作動部52aが解錠動作
し、ハンドルの下端側を引くと、下側のリンク52が回
転してこれに連結される連携板6が押し上げられ、連携
板6に連結される作動部材61の作動部61aが解錠動
作するもので、上下のリンクの回転によりそれぞれの作
動部52b、61aが独立して回転するから、実施例1
の場合と同じくハンドルのどの部分を操作しても拗れが
生じることがなく、円滑に解錠、開扉する。
【0029】
【実施例3】図11は、第三の実施例を示すもので、こ
の場合、図10の場合と構造は同じであるが、図11の
(B)のようにリンク52の形状をコの字型にしてリン
クの回転角度を小さくして作動量が小さくて済むように
し、これによってL字型のリンクに比べてハンドルのス
ペース、逃げなどを小さくすることができるようにした
ものである。
【0030】上記実施例2、3の押し動作側のハンドル
や座及び連携板等は図示していないが、前記実施例1の
場合と同様である。
【0031】
【実施例4】図12は、実施例4を示すもので、この場
合、実施例1、2の場合と異なり、連携板6を扉1の内
部に収納したもので、サッシドアのように中空部がある
扉の場合には有用で、ハンドルに中空部を設ける必要が
なく、その分ハンドルの厚みを薄くできるという利点を
有する。
【0032】
【実施例5】図13は、実施例5を示すもので、この場
合、実施例4の場合と同じく連携板6を扉1の内部に収
納したものではあるが、この連携板6は一個であり、そ
の下部は下側のリンク52に連接させ、上部は錠ケース
31内に嵌入され、図示しないが、前記ラッチ錠3のロ
ッキングピース34、34を作動させる38、38に連
接させるか、或いは上側の作動板51、51に連接させ
るようにしたものである。
【0033】前記実施例1、2、3、4では連携板6は
引き動作側、押し動作側のハンドルにそれぞれ一個宛設
けられたが、この実施例5の場合、連携板6は一個で引
き動作側、押し動作側のハンドルに共通して使用できる
ので、連携板6の数を減らし、部品点数の削減に役立
つ。また、錠ケース31を上下方向に長くし、この錠ケ
ース内に連携板6を収納するようにしてもよいものであ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るハンドル錠によれば、ハン
ドルの両端側を座内部に設けられたリンクにそれぞれ枢
支し、ハンドル中央部が操作されたときには、ハンドル
がその儘平行移動し、それ以外の部分が操作されたとき
には、力の作用点によっていずれか一方が支点となって
ハンドルが揺動するようにし、ハンドルがいずれの方向
に揺動してもラッチ錠の解錠動作を行う作動部を、支点
側となるリンクに影響を及ぼすことなく運動させる構造
を採用したものであるから、ハンドルは全ての部分が露
出し、しかも、そのハンドルのどの部分を操作しても円
滑に解錠、開扉することができるもので、従来のハンド
ルを要素とする平行リンク機構を使用したハンドル平行
移動型のハンドル錠のように、構造が複雑で、リンク機
構にかかる力の作用点の偏りによってリンク機構に拗れ
が生じて円滑に解錠動作が行われず、リンク機構やラッ
チ錠を損傷させたり、最悪の場合腕や手首を傷めるとい
うような問題点を完全に解消するに至ったもので、極め
て操作性に優れ、通常の操作は勿論のこと、高齢者や身
障者、幼児にとっても操作し易いハンドル錠を提供する
ことができるものである。
【0035】また、その構成も従来のリンク機構に比べ
て簡単であり、耐久性に優れたものを安価に提供でき、
連携板はハンドルまたは扉内部に収納してあるから、連
携板が露出して見えることがなく体裁のよいものであ
る。
【0036】本実施例にあっては、縦長のハンドルにつ
いて説明したが、横長のハンドルの場合も同様である
が、この場合は作動板が水平回転するので、ラッチ錠は
作動板の水平回転で解錠するものを採用する必要があ
る。
【0037】また、ラッチ錠として、ハンドルの僅かな
移動距離でラッチボルトが反転後退可能状態となる所謂
反転式ラッチ錠を採用したが、ハンドルの移動距離に制
限がない場合には、ハンドルの揺動で直接ラッチボルト
を後退させる形式のラッチ錠を採用してもよいこと勿論
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ハンドル錠を扉に取り付けた状態を示す
概略正面図である。
【図2】扉の開放端側から見た要部拡大側面図である。
【図3】同ハンドル錠を構成するラッチ錠の正面図であ
る。
【図4】同ラッチ錠要部の横断平面図である。
【図5】同ラッチ錠を構成するラッチボルトの斜視図で
ある。
【図6】(A)は、ラッチ錠を省略したハンドルの座部
分の縦断側面図、(B)は、上側のリンクと作動板の関
係を表す分解図、(C)は、下側のリンクと作動板の関
係を表す分解図である。
【図7】引き動作側のハンドル中央部を引いた状態の同
座部分の縦断側面図である。
【図8】引き動作側のハンドル上部を引いた状態の同座
部分の縦断側面図である。
【図9】引き動作側のハンドル下部を引いた状態の同座
部分の縦断側面図である。
【図10】(A)は、他の実施例の引き動作側のハンド
ルの座部分の縦断側面図、(B)は、上側のリンクと連
携板の関係を表す分解図である。
【図11】(A)は、他の実施例の引き動作側のハンド
ルの座部分の縦断側面図、(B)は、下側のリンクと作
動部材の関係を表す分解図である。
【図12】連携板を扉内部に収納した状態を表す引き動
作側のハンドルの座部分の縦断側面図である。
【図13】連携板を扉内部に収納した状態を表す他の実
施例の引き動作側のハンドルの座部分の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1…扉 2…扉枠 3…ラッチ錠 4…ハンドル 5…
座 51…作動板 51a…作動部 52…リンク 52b…作動部 6…
連携板 61…作動板 61a…作動部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の開放端側に取り付けられたラッチ錠
    と、扉内外のそれぞれの扉面にハンドルを縦長または横
    長の状態に取り付けるための一対の座と、同一対の座間
    に支持されるハンドルとから成るハンドル錠であって、
    該ハンドルの両端側に、両座内部にそれぞれ回転自在に
    枢支されるリンクに連結する一対の連結板を取り付け、
    前記ラッチ錠側の座内部にはリンクの回転により作動し
    て前記ラッチ錠のラッチボルトを後退あるいは後退を許
    容させる作動部を有する作動部材を設けると共に、ハン
    ドル内部または扉内部に、ラッチ錠側と反対側の座内の
    リンクの回転運動を直線運動に変換し、前記作動部を作
    動させ、或いは作動部材の作動とは独立して設けられた
    作動部を作動させてラッチボルトを後退あるいは後退を
    許容させる方向に押す連携板を収納したことを特徴とす
    るハンドル錠。
  2. 【請求項2】 ラッチ錠側の作動部を有する作動部材を
    リンクとは独立して回転するように枢支したことを特徴
    とする請求項1記載のハンドル錠。
  3. 【請求項3】 ラッチ錠側のリンクに作動部を形成し、
    ラッチ錠側の作動部材とは独立して作動する作動部を連
    携板の一端に一体形成したことを特徴とする請求項1記
    載のハンドル錠。
  4. 【請求項4】 ラッチ錠側のリンクに作動部を形成し、
    ラッチ錠側の作動部とは独立して作動する連携板に連動
    して作動できるように枢支したことを特徴とする請求項
    1記載のハンドル錠。
  5. 【請求項5】 連携板を扉内部に収納したことを特徴と
    する請求項1記載のハンドル錠。
JP18680696A 1996-06-26 1996-06-26 ハンドル錠 Pending JPH108805A (ja)

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