JPH1088035A - 貯蔵安定で、加熱時に硬化可能な、透明及び着色された高反応性のpur−粉末ラッカー及び被覆された基材 - Google Patents

貯蔵安定で、加熱時に硬化可能な、透明及び着色された高反応性のpur−粉末ラッカー及び被覆された基材

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JPH1088035A
JPH1088035A JP9223491A JP22349197A JPH1088035A JP H1088035 A JPH1088035 A JP H1088035A JP 9223491 A JP9223491 A JP 9223491A JP 22349197 A JP22349197 A JP 22349197A JP H1088035 A JPH1088035 A JP H1088035A
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Huels AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アセトフェノンオキシムでブロックされたP
UR−粉末ラッカー及びその使用 【解決手段】 本質的に a)アセトフェノンオキシムで部分的に又は全体的にブ
ロックされたイソシアネート成分少なくとも1種、b)
ヒドロキシル基含有ポリマー及びc)場合により慣用の
助剤及び添加剤を含有する、貯蔵安定で加熱時に硬化可
能な、透明及び着色された高反応性のPUR−粉末ラッ
カー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明及び着色され
た、加熱時に硬化可能な耐候性の、高反応性のポリウレ
タン(PUR)−粉末ラッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】NCO−基の一時的保護のためのポリイ
ソシアネートのブロッキングは、従来から周知の操作法
であり、例えばHouben-Weyl,Methoden der organisch
en Chemie XIV2,61頁以降に記載されている。
【0003】PUR−粉末の製造のために、NCO−成
分のブロッキングのために多くのブロック剤のうちε−
カプロラクタムが普及している。
【0004】ドイツ特許(DE−AS)第210577
7号明細書中には、粉末ラッカーの硬化剤として、一連
の利点に基づきε−カプロラクタムでブロックされたイ
ソホロンジイソシアネートの付加生成物(IPDI)が
有利であると強調されている。
【0005】ドイツ特許(DE−OS)第254219
1号は、IPDI、ε−カプロラクタム及びジオールと
トリオールからの混合物であるポリオールからのブロッ
クされたポリイソシアネート及び加熱時に硬化可能な粉
末状被覆材料の製造のためのその使用に関する。
【0006】ドイツ特許(DE−OSS)第27354
97号及び同第2842641号明細書中には、その硬
化剤成分がε−カプロラクタムでブロックされたIPD
I−イソシアヌレート及びモノマーIPDIからの混合
物である、ヒドロキシル基含有ポリエステル、ポリアク
リレート又はエポキシド樹脂をベースとする粉末状PU
R−ラッカーが記載されている。
【0007】ドイツ特許(DE−OS)第300487
6号では、IPDIとポリオールとの固定されたOH/
NCO−比での付加生成物より成るε−カプロラクタム
でブロックされたポリイソシアネートが請求されてい
る。
【0008】この公知のε−カプロラクタムでブラック
されたポリイソシアネートの欠点は、約180〜200
℃の比較的高い分解温度である。従来から、経済的理由
から、このラッカーのこの温度及び/又は焼き付け時間
を低めることに非常に関心がもたれている。ε−カプロ
ラクタムの代わりに、既に、イソシアネートとのその付
加生成物が明白に170℃より低い温度で熱分解される
オキシムを使用することが試みられている。しかしなが
ら、オキシムが添加されたこの硬化されたラッカーで
は、ドイツ特許(DE−OS)第3312028号(3
頁3行)又はPowder Coatings Bullein,Dez.1994,2
頁に記載のように、不所望の小気泡形成が起こる。更
に、この反応性系では、いくつかの実験が示しているよ
うに、僅かな黄色化が認められ、これは焼き付けの際に
著しく増加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、技術
水準のこれらの欠点を排除し、特に高い反応性で優れて
おり、従って、低い硬化温度を有する透明及び着色され
たPUR−粉末ラッカーを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項に記
載の思想により解決された。
【0011】従って、本発明の目的物は、貯蔵安定で、
加熱時に硬化可能な透明及び着色された高反応性のPU
R−粉末ラッカーであり、これは本質的に a)アセトフェノンオキシムで部分的に又は全体的にブ
ロックされたイソシアネート成分少なくとも1種 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により慣用の助剤及び添加剤 を含有する。
【0012】この発明におけるポリイソシアネートと
は、殊に脂肪族及び(環状)脂肪族構造のジイソシアネ
ートとみなされる。ここで個々の代表を挙げる代わり
に、文献をを示す:Houben-Weyl,Methoden der organ
ischen Chemie Band 14/2、61頁以降及びJ.Liebig
s Annalen der Chemie,Band 562,75−136頁。
一般に、工業的に容易に入手されるC−原子数6〜14
を有する脂肪族及び(環状)脂肪族ジイソシアネート、
殊に3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアネート(イソホロンジイソシ
アネート)及びジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジ
イソシアネートが有利である。ジイソシアネートモノマ
ーと並んで、これから公知方法で製造可能なイソシアヌ
レートを使用することもできる(例えばDE−PSS2
644684、同2821109、同2916201参
照)。
【0013】最後に、本発明の意味におけるポリイソシ
アネートとは、前記のモノマーの主として2官能性のポ
リイソシアネートとイソシアネート化学に慣用の連鎖延
長剤との反応により得られるような付加生成物とも理解
できる。このような化合物は、例えばドイツ特許(DE
−OS)第2707660号明細書に挙げられている。
その分子量が350以下であるポリオール、殊にエチレ
ングリコール及びトリメチロールプロパンが有利であ
る。連鎖延長剤は、生じる付加生成物が平均して少なく
とも2個のイソシアネート基を有するような量でのみポ
リイソシアネートと反応されるべきである。
【0014】本発明の方法で使用される硬化剤は、9〜
20%、有利に11〜15%のブロックされたNCO−
基の含有率で優れている。その融点は、約60〜150
℃の広い範囲にある。これは、溶剤含有IK−PUR−
焼き付けラッカーの製造のために好適である。このポリ
イソシアネートのブロッキングは溶剤中でも、予め装入
されたポリイソシアネートの物質中でも実施することが
できる。
【0015】溶剤としては、ポリイソシアネートと反応
しないもののみ、例えばケトン、例えばアセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロペン
タノン、シクロヘキサノン、芳香族化合物、例えばトル
エン、キシレン、クロロベンゼン、ニトロベンゼン、環
状エーテル、例えばテトラヒドロフラン、エステル、例
えば酢酸メチル、酢酸n−ブチル、脂肪族クロロ炭化水
素、例えばクロロホルム、四塩化炭素及び中性溶剤、例
えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、ジメ
チルスルホキシドがこれに該当する。
【0016】ブロック剤は、ポリイソシアネートに対し
て、NCO−基1個当たりアセトフェノキシム0.5〜
1モルになるような割合で使用される。
【0017】ポリイソシアネートとアセトフェノンオキ
シムとの反応は、通常0〜150℃の温度範囲で実施さ
れる。このブロッキングを迅速かつ完全に実施するため
には、高い反応温度が有利である。他方、この反応温度
は、ブロックされたポリイソシアネートの分解温度を最
低10℃だけ下回るべきである。分解温度、即ち約12
0℃よりも15〜35℃だけ下回る温度範囲が有利であ
る。
【0018】このブロッキング反応では、イソシアネー
ト−重付加に好適である触媒は、例えば錫−II−オク
トエート、ジブチル錫ジラウレート、3級アミンなどで
あってよい。
【0019】ヒドロキシ基含有ポリマーとしては、殊に
800〜40000の分子量を有するポリエステル、エ
ポキシド樹脂及びヒドロキシル基含有アクリレートがこ
れに該当する。
【0020】粉末ラッカーには、テレフタル酸とアルコ
ールであるヘキサンジオール−1,6、ネオペンチルグ
リコール、1,4−ジメタノールシクロヘキサン及び
2,2,2−トリメチロールプロパンとのポリエステル
が好適である。
【0021】使用可能なエポキシド樹脂は、ドイツ特許
(DE−OS)第2945113号、12頁1行〜13
頁26行に記載されている。
【0022】好適なポリアクリレートは、ドイツ特許
(DE−OS)第3030539号明細書14頁21行
〜15頁26行に記載されている。
【0023】ヒドロキシル基含有ポリマーは、1.2>
n>0.8、有利に1.05≧n≧0.95のOH/N
CO−比l:nになるような量で使用される。
【0024】慣用の助剤及び添加剤には、レベリング
剤、顔料、染料、填料、触媒、チキソトロピー剤、UV
−安定剤及び酸化安定剤が挙げられる。これら物質の量
は、固体結合剤の量に対して広い範囲内で変動しうる。
【0025】PUR−粉末ラッカーの製造は、例えば固
体ヒドロキシル基含有ポリエステル及び/又はエポキシ
ド樹脂及びブッロクされたポリイソシアネートを、場合
により所望のラッカー添加物の添加の後に、前記の量比
で混合し、高い温度で押し出す方法で行う。この温度
は、ポリエステル/エポキシド及びブロックされたポリ
イソシアネートの融点より高いが、硬化剤の分解温度を
下回るべきである。
【0026】押出の後に冷却し、<250μm、有利に
<100μmの粒径まで粉砕する。引き続き、場合によ
っては大きいフラクシヨンを篩別により除去し、ミルに
戻す。
【0027】被覆すべき物体上へのこの粉末ラッカーの
施与は、公知方法で、例えば静電的粉末スプレー、流動
浸漬塗装又は静電的流動浸漬塗装により行うことができ
る。引き続き、ラッカー塗布された物体を、140〜2
50℃の温度範囲で60〜1分、有利に150〜200
℃で20〜5分間硬化させることができる。
【0028】本発明によるPUR−粉末ラッカーでの被
覆のためには、所定の硬化温度で機械特性の損失なしに
耐えうる全ての基材、例えば金属、ガラス、セラミック
又はプラスチックが好適である。
【0029】得られる焼き付けラッカー及び粉末ラッカ
ーは、公知の好適な割合に比べて焼き付け温度、硬化時
間及び特定の品質要求で優れている。
【0030】
【実施例】1.硬化剤成分の製造 例1 IPDI 222重量部に、100℃でアセトフェノン
オキシム270重量部を、温度が120℃を越えて上昇
しないように添加した。アセトフェノンオキシム添加の
終了後に、反応の完結のために、反応混合物を120℃
でなお0.5時間保持した。
【0031】 遊離NCO−含有率 0.2% 総NC0−含有率 16.7% 融点 55〜58℃ 。
【0032】例2 IPDI 444重量部に、80℃で、ジエチレングリ
コール106重量部を約1時間かかって滴加した。次い
で、反応混合物を80℃で、15.3%のNCO−含有
率に達するまでさらに加熱した。その後、アセトフェノ
ンオキシム270重量部を110℃で少量ずつ添加し、
アセトフェノンオキシム添加の終了後に、なお、120
℃で0.2%のNCO−含有率に達するまで更に加熱し
た。
【0033】 遊離NCO−含有率 0.2% 総NCO−含有率 10.1% 融点 77〜83℃ 。
【0034】次の第1表に挙げた例は、例1及び2に記
載の方法と同様にして製造した。
【0035】
【表1】
【0036】例11 a)IPDI 1000部に、80℃で、DABCO
TMR3重量部を激しい撹拌下に加えた。約1分の誘導
時間の後に、反応混合物の温度は約3分間に136℃ま
で上昇した。最大温度に達成の後に反応が終了してい
る。130℃での更なる加熱は、NCO−含有率の変化
に作用しなかった。室温まで冷却の後に、この反応混合
物は、26%のNCO−含有率を有した。
【0037】b) a)に記載の部分的に三量化された
26%のNCO−含有率を有するIPDI 1000重
量部に、110℃で、アセトフェノンオキシム836重
量部を少量ずつ、この反応混合物の温度が120℃を越
えて上昇しないように加えた。アセトフェノンオキシム
添加の終了後に、反応の完結のために、なお120℃で
約0.5時間更に加熱した。
【0038】 遊離NCO−含有率 0.2% 総NCO−含有率 13.8% 融点 88〜91℃ 。
【0039】例12(比較例) 例11aに記載の部分的に三量化されたIPDI 10
00重量部を、例11bと同様にMEK−オキシム53
8重量部と反応させた。
【0040】 遊離NCO−含有率 0.1% 総NCO−含有率 16.7% 融点 53〜61℃ 。
【0041】例13(比較例) 例11aに記載の部分的に三量化された26%のNCO
−含有率を有するIPDI 1000重量部に、120
℃で、ε−カプロラクタム700重量部を少量ずつ、反
応混合物の温度が130℃を越えて上昇しないように添
加した。ε−カプロラクタム添加の終了後に、反応の完
結のために、120℃でなお約2時間更に加熱した。
【0042】 遊離NCO−含有率 0.5% 総NCO−含有率 15.0% 融点 86〜89℃ 。
【0043】B ポリエステル 次の第2表には、PUR−粉末ラッカーの形成のために
市場で入手されるポリエステルに関する例を包含する。
【0044】
【表2】
【0045】C ポリウレタン粉末ラッカー 一般的製造法 粉砕された製品(ブロックされたポリイソシアネート
(架橋された)、ポリエステル、レベリング剤、場合に
より触媒−マスターバッチ)を、場合によっては白色顔
料と共にエッジランナーミル(Kollergang)中で充分に混
合し、引き続き押出機中で最大130℃までの温度でホ
モジナイズする。冷却後に押出物を粉砕し、ピンミルを
用いて<100μmの粒径まで粉砕する。こうして製造
された粉末を静電的粉末スプレー装置を用いて60KV
で、脱脂され、場合により前処理された鉄板上に施与
し、空気循環乾燥箱中で160〜180℃の温度で焼き
付ける。
【0046】レベリング剤−マスターバッチ レベリング剤(アクリル酸ブチルと2−エチルヘキシル
アクリレートとの市販のコポリマー)の10重量%を、
相応する融液状のポリエステル中でホモジナイズし、硬
化の後に粉砕する。
【0047】触媒−マスターバッチ 触媒(DBTL)の5重量%を相応する融液のポリエス
テル中で融液でホモジナイズし、硬化の後に粉砕する。
【0048】次の表中の省略文字は次の意味を有する: SD =層厚(μm) ET =エリクセンによる深さmm(DIN53156) GS =クロスカット試験 (DIN53151) GG60゜K=ガードナーによる光度の測定(ASTM−D5233) Imp.rev.=裏面衝撃(g・m) HK =ケーニッヒによ硬度(秒)(DIN53157)C1 光沢表面を有する着色された粉末ラッカー
【0049】
【表3】
【0050】C2 透明粉末ラッカー 記載の方法で、透明粉末ラッカーも製造し、適用し、1
50〜170℃で焼き付けた。
【0051】
【表4】
【0052】C3 PUR−粉末ラッカー(比較例) 例1 低い融点範囲(53〜61℃)に基づき、A12による
架橋剤は、原則的に慣用の粉末ラッカー技術による透明
の又は着色された粉末ラッカーの製造のためには好適で
はない。架橋剤自体は貯蔵時に固着するので、室温での
充分な貯蔵安定性を有しない。
【0053】これから製造されたスプレー仕上げられた
粉末ラッカーは、DIN−処方55990、7「ブロッ
ク強度の測定」を満足しない。更に、フォーム形成の被
覆は針穴形成の傾向を有し、即ち被覆表面は、満足しう
るものではない。この透明及び着色されたラッカー膜の
黄色化は高い水準であった。
【0054】例2 ε−カプロラクタムブロックされたポリイソシアネー
ト、即ち、例A13による架橋剤も低い反応性であり、
即ちこのような被覆の硬化条件に関して、温度はより高
いか又は焼き付け時間はより長く、例えば着色された被
覆を得るためには200℃/12〜15’、180℃/
15〜20’、170℃/25〜30’及び透明の被覆
を得るためには200℃/8〜10’、180℃/12
〜15’、170℃/18〜22’、160℃/25〜
30’である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵安定で、加熱時に硬化可能な透明及
    び着色された高反応性のPUR−粉末ラッカーにおい
    て、本質的に a)アセトフェノンオキシムで部分的に又は全体的にブ
    ロックされたイソシアネート成分少なくとも1種 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により慣用の助剤及び添加剤 を含有することを特徴とする、貯蔵安定で、加熱時に硬
    化可能な透明及び着色された高反応性のPUR−粉末ラ
    ッカー。
  2. 【請求項2】 イソシアネート成分として、ジイソシア
    ネートと350以下の分子量を有するポリオールとから
    の付加生成物を含有する、請求項1に記載のPUR−粉
    末ラッカー。
  3. 【請求項3】 イソシアネート成分として、場合により
    ジイソシアネートモノマーと混合しているジイソシアネ
    ートオリゴマーを含有する、請求項1に記載のPUR−
    粉末ラッカー。
  4. 【請求項4】 ジイソシアネートオリゴマーとして、ジ
    イソシアネートトリマーを含有する、請求項1から3の
    いずれか1項に記載のPUR−粉末ラッカー。
  5. 【請求項5】 イソシアネート成分として、イソホロン
    ジイソシアネート、4,4’−メチレン−ビス−シクロ
    ヘキシルイソシアネート及び1,4−ビス(イソシアネ
    ートメチル)−シクロヘキサンを含有する、請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載のPUR−粉末ラッカー。
  6. 【請求項6】 イソシアネート成分はブロックされたN
    CO−基9〜20%を含有している、請求項1から5の
    いずれか1項に記載のPUR−粉末ラッカー。
  7. 【請求項7】 イソシアネート成分は、NCO1当量に
    対してアセトフェノンオキシム0.5〜1モルになるよ
    うにブロックされている、請求項1から6のいずれか1
    項に記載のPUR−粉末ラッカー。
  8. 【請求項8】 ヒドロキシル基含有ポリマーとして、分
    子量800〜40000を有するポリエステル、エポキ
    シド樹脂及びヒドロキシル基含有アクリレートを含有す
    る、請求項1から7のいずれか1項に記載のPUR−粉
    末ラッカー。
  9. 【請求項9】 OH/NCO−比l:nが1.2>n>
    0.8である、請求項1から8のいずれか1項に記載の
    PUR−粉末ラッカー。
  10. 【請求項10】 その被覆が、アセトフェノンオキシム
    で部分的に又は全体的にブロックされたポリイソシアネ
    ート、ヒドロキシル基含有ポリエステル及び場合により
    PUR−化学に慣用の助剤及び添加剤を含有する、貯蔵
    安定で加熱時に硬化可能な、透明及び着色された高反応
    性のPUR−粉末ラッカーより成る、被覆された基材。
JP9223491A 1996-08-23 1997-08-20 貯蔵安定で、加熱時に硬化可能な、透明及び着色された高反応性のpur−粉末ラッカー及び被覆された基材 Pending JPH1088035A (ja)

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DE1996134054 DE19634054A1 (de) 1996-08-23 1996-08-23 Mit Acetophenonoxim blockierte PUR-Pulverlacke sowie deren Verwendung
DE19634054.3 1996-08-23

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EP (1) EP0825237A1 (ja)
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