JPH1017790A - 熱硬化性の耐候性ポリウレタン粉末ラッカーの製法及びそれにより得られた被覆 - Google Patents
熱硬化性の耐候性ポリウレタン粉末ラッカーの製法及びそれにより得られた被覆Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱硬化性の耐候性ポリウレタン粉末ラッカー
の製法及びそれにより得られた被覆 【解決手段】 実質的に a)1,2,4−トリアゾールで部分的又は完全にブロッ
クされたイソシアナート成分、 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により慣用の助剤及び融剤 を含有する、高い反応性を有するPUR粉末ラッカーに
おいて、その際、イソシアナート成分は、脂肪族及び
(環状)脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアナートから
の個々の三量体(イソシアナト−イソシアヌレート)の
物理的混合物から成る。
の製法及びそれにより得られた被覆 【解決手段】 実質的に a)1,2,4−トリアゾールで部分的又は完全にブロッ
クされたイソシアナート成分、 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により慣用の助剤及び融剤 を含有する、高い反応性を有するPUR粉末ラッカーに
おいて、その際、イソシアナート成分は、脂肪族及び
(環状)脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアナートから
の個々の三量体(イソシアナト−イソシアヌレート)の
物理的混合物から成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高反応性の、透明
かつ着色された、熱硬化性の耐候性ポリウレタン(PU
R)粉末ラッカーの製法及びそれにより得られた被覆に
関する。
かつ着色された、熱硬化性の耐候性ポリウレタン(PU
R)粉末ラッカーの製法及びそれにより得られた被覆に
関する。
【0002】
【従来の技術】その軟化点が40℃を超えている、部分
的又は完全にブロックされたポリイソシアナート及びヒ
ドロキシル基含有ポリマーをベースとする熱硬化性PU
R粉末ラッカーは、技術水準に属し、文献中に何度も、
例えばドイツ特許公開(DE−OSS)第210577
7号、同第2542191号、同第2735497号
(≒米国特許(USP)第4246380号)、同第2
842641号、同第3004876号、同第3039
824号又は同第3128743号明細書中に記載され
ている。
的又は完全にブロックされたポリイソシアナート及びヒ
ドロキシル基含有ポリマーをベースとする熱硬化性PU
R粉末ラッカーは、技術水準に属し、文献中に何度も、
例えばドイツ特許公開(DE−OSS)第210577
7号、同第2542191号、同第2735497号
(≒米国特許(USP)第4246380号)、同第2
842641号、同第3004876号、同第3039
824号又は同第3128743号明細書中に記載され
ている。
【0003】PUR粉末ラッカーは実質的に、ヒドロキ
シル基を有する成分及びそのNCO基がブロック剤(Bl
ockeirungsmittel)で部分的又は完全にマスクされてい
るポリイソシアナートから成るので、OH/NCO重付
加反応は140℃未満の温度で起こることはない。≧1
50℃まで加熱の後にようやく、このようなPUR粉末
ラッカーを、実際に即した時間で、ブロック剤の再分解
及びOH基とNCO基との反応下で架橋させてラッカー
フィルムにすることができる。
シル基を有する成分及びそのNCO基がブロック剤(Bl
ockeirungsmittel)で部分的又は完全にマスクされてい
るポリイソシアナートから成るので、OH/NCO重付
加反応は140℃未満の温度で起こることはない。≧1
50℃まで加熱の後にようやく、このようなPUR粉末
ラッカーを、実際に即した時間で、ブロック剤の再分解
及びOH基とNCO基との反応下で架橋させてラッカー
フィルムにすることができる。
【0004】Houben-Weyl, Methoden der organischen
Chemie, XIV/2 巻, 第4版、GeorgThieme Verlag, シュ
トゥットゥガルト 1963, 61〜71頁中に記載の
数多くのブロック剤から、工業的にはε−カプロラクタ
ムだけが、ブッロクされたポリイソシアナートの使用が
PUR粉末ラッカー分野で行われるべきである場合に、
価値を認められた。
Chemie, XIV/2 巻, 第4版、GeorgThieme Verlag, シュ
トゥットゥガルト 1963, 61〜71頁中に記載の
数多くのブロック剤から、工業的にはε−カプロラクタ
ムだけが、ブッロクされたポリイソシアナートの使用が
PUR粉末ラッカー分野で行われるべきである場合に、
価値を認められた。
【0005】ε−カプロラクタムブロックされたポリイ
ソシアナートをベースとするPUR粉末ラカーは、被覆
の架橋のためには170〜200℃の硬化温度を必要と
する。
ソシアナートをベースとするPUR粉末ラカーは、被覆
の架橋のためには170〜200℃の硬化温度を必要と
する。
【0006】従って、粉末技術の感熱性加工品を入手し
やすくするために、高い硬化温度を引き下げるという大
きな関心がある。
やすくするために、高い硬化温度を引き下げるという大
きな関心がある。
【0007】同様に、製品数(個数)を高めることがで
きるように、硬化時間を引き下げることが重要である。
生態学的見地と並んで経済的見地も重要である。
きるように、硬化時間を引き下げることが重要である。
生態学的見地と並んで経済的見地も重要である。
【0008】このことを、オキシムブロックされた(環
状)脂肪族ポリイソシアナートを使用することにより達
成することが試みられている。従って、例えばオキシム
ブロックされたポリイソシアナート及びPUR粉末ラッ
カー中でのその使用は、ドイツ特許公開(DE−OS)
第2200342号、ヨーロッパ特許公開(EP−O
S)第0432257号、米国特許(USP)第385
7818号明細書中に記載されている。ヨーロッパ特許
(EP−PS)第0401343号明細書中には、硬化
剤成分として、アセトンオキシムブロックされたトリメ
チロールプロパン−テトラメチルキシリレンジイソシア
ナートを含有するPUR粉末が記載されている。ヨーロ
ッパ特許(EP−PS)第0409745号明細書中に
は、PUR粉末硬化剤として、2,4−ジメチル−3−
ペンタノンオキシムブロックされた又は2,6−ジメチ
ル−4−ヘプタノンオキシムブロックされた、イソホロ
ンジイソシアナート(IPDI)、メチレン−ビス−
4,4′−シクロヘキシルイソシアナート並びにm−及
びp−テトラメチルキシリレンジイソシアナートのイソ
シアヌレートが挙げられている。
状)脂肪族ポリイソシアナートを使用することにより達
成することが試みられている。従って、例えばオキシム
ブロックされたポリイソシアナート及びPUR粉末ラッ
カー中でのその使用は、ドイツ特許公開(DE−OS)
第2200342号、ヨーロッパ特許公開(EP−O
S)第0432257号、米国特許(USP)第385
7818号明細書中に記載されている。ヨーロッパ特許
(EP−PS)第0401343号明細書中には、硬化
剤成分として、アセトンオキシムブロックされたトリメ
チロールプロパン−テトラメチルキシリレンジイソシア
ナートを含有するPUR粉末が記載されている。ヨーロ
ッパ特許(EP−PS)第0409745号明細書中に
は、PUR粉末硬化剤として、2,4−ジメチル−3−
ペンタノンオキシムブロックされた又は2,6−ジメチ
ル−4−ヘプタノンオキシムブロックされた、イソホロ
ンジイソシアナート(IPDI)、メチレン−ビス−
4,4′−シクロヘキシルイソシアナート並びにm−及
びp−テトラメチルキシリレンジイソシアナートのイソ
シアヌレートが挙げられている。
【0009】ヨーロッパ特許(EP−PS)第0531
862号明細書の課題は、A)ポリオール成分、B)ケ
トンオキシムブロックされたポリイソシアナート、C)
ブロックされたNCO基とヒドロキシル基との間の反応
のための触媒少なくとも1種から成る触媒成分及び場合
によりD)更に粉末ラッカー技術から公知の助剤及び添
加剤を混合することにより、20〜80℃のガラス転移
温度を有する粉末ラッカーを製造する方法であり、その
際、粉末ラッカーの製造のために成分A、B、C及び場
合によりDを、50〜150℃の沸点若しくは沸点範囲
を有する不活性の溶剤又は溶剤混合物中に均一に溶か
し、次いでその際に生じる溶液から溶剤を除去する。
862号明細書の課題は、A)ポリオール成分、B)ケ
トンオキシムブロックされたポリイソシアナート、C)
ブロックされたNCO基とヒドロキシル基との間の反応
のための触媒少なくとも1種から成る触媒成分及び場合
によりD)更に粉末ラッカー技術から公知の助剤及び添
加剤を混合することにより、20〜80℃のガラス転移
温度を有する粉末ラッカーを製造する方法であり、その
際、粉末ラッカーの製造のために成分A、B、C及び場
合によりDを、50〜150℃の沸点若しくは沸点範囲
を有する不活性の溶剤又は溶剤混合物中に均一に溶か
し、次いでその際に生じる溶液から溶剤を除去する。
【0010】オキシムブロックされたポリイソシアナー
トを用いて実際に、硬化温度がより低い水準にあるPU
R粉末ラッカーを製造することができる。但し、透明の
と着色された被覆とを区別しなければならない。このよ
うなPUR粉末ラッカーの比較的高い熱不安定性は、不
利に作用し;被覆は黄変する傾向がある。更に、針穴形
成から泡形成までの高い傾向は不利であるので、オキシ
ムブロックされたポリイソシアナートを含有するPUR
粉末ラッカーは、制限されて使用可能であり、薄層塗装
のためにのみ使用することができる。
トを用いて実際に、硬化温度がより低い水準にあるPU
R粉末ラッカーを製造することができる。但し、透明の
と着色された被覆とを区別しなければならない。このよ
うなPUR粉末ラッカーの比較的高い熱不安定性は、不
利に作用し;被覆は黄変する傾向がある。更に、針穴形
成から泡形成までの高い傾向は不利であるので、オキシ
ムブロックされたポリイソシアナートを含有するPUR
粉末ラッカーは、制限されて使用可能であり、薄層塗装
のためにのみ使用することができる。
【0011】ドイツ特許公開(DE−OS)第2812
252号明細書中には、PUR粉末ラッカー中で使用さ
れる1,2,4−トリアゾールブロックされたポリイソシ
アナートが記載されている:「それは、意想外に更に、
技術水準の粉末ラッカー結合剤を改良する」。それは、
1,2,4−トリアゾールブロックされたジイソシアナー
ト及び/又はそのウレタン基含有ポリイソシアナートで
ある。
252号明細書中には、PUR粉末ラッカー中で使用さ
れる1,2,4−トリアゾールブロックされたポリイソシ
アナートが記載されている:「それは、意想外に更に、
技術水準の粉末ラッカー結合剤を改良する」。それは、
1,2,4−トリアゾールブロックされたジイソシアナー
ト及び/又はそのウレタン基含有ポリイソシアナートで
ある。
【0012】ドイツ特許公開(DE−OS)第3033
860号(≒ヨーロッパ特許(EP)第0047452
号)明細書中で、2頁29行から3頁6行までに、ヘキ
サメチレンジイソシアナート(HDI)のブロックされ
たイソシアナト−イソシアヌレートは、PUR粉末ラッ
カー使用には適さないことが記載されている。例外は、
イソホロンジイソシアナート(IPDI)のブロックさ
れたイソシアナト−イソシアヌレートである。更にヨー
ロッパ特許第0047452号明細書中で明らかにされ
ているように、これら両方のポリイソシアナート(HD
I/IPDI)を混合三量化(Mischtrimerisierung)
することにより、そのブロックされた形で(8頁16〜
21行参照)、実験的に確証されてはいないが、PUR
粉末ラッカー分野に好適である生成物を製造することが
できる。使用HDI/IPDIモル比の関数としての融
解範囲の変動性が指摘されており;高められた溶剤相溶
性、低温撓み性(Kaelteflexibilitaet)等(3頁19〜
21行参照)が挙げられている。
860号(≒ヨーロッパ特許(EP)第0047452
号)明細書中で、2頁29行から3頁6行までに、ヘキ
サメチレンジイソシアナート(HDI)のブロックされ
たイソシアナト−イソシアヌレートは、PUR粉末ラッ
カー使用には適さないことが記載されている。例外は、
イソホロンジイソシアナート(IPDI)のブロックさ
れたイソシアナト−イソシアヌレートである。更にヨー
ロッパ特許第0047452号明細書中で明らかにされ
ているように、これら両方のポリイソシアナート(HD
I/IPDI)を混合三量化(Mischtrimerisierung)
することにより、そのブロックされた形で(8頁16〜
21行参照)、実験的に確証されてはいないが、PUR
粉末ラッカー分野に好適である生成物を製造することが
できる。使用HDI/IPDIモル比の関数としての融
解範囲の変動性が指摘されており;高められた溶剤相溶
性、低温撓み性(Kaelteflexibilitaet)等(3頁19〜
21行参照)が挙げられている。
【0013】ドイツ特許公開(DE−OS)第3322
718号明細書中に、2−メチルペンタメチレンジイソ
シアナート/2−エチルブチレンジイソシアナートの、
ブロックされたイソシアナト−イソシアヌレート及びI
PDI混合三量体又は混合物が記載されている。
718号明細書中に、2−メチルペンタメチレンジイソ
シアナート/2−エチルブチレンジイソシアナートの、
ブロックされたイソシアナト−イソシアヌレート及びI
PDI混合三量体又は混合物が記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、技術
水準の欠点を除去し、とりわけ、特に高い反応性で際立
っており、それにより低い硬化温度を有し、かつ高い網
目密度(Netzwerktdichte)にもかかわらず高い撓み値
を有する透明な及び着色されたPUR粉末ラッカーを提
供することにある。更に、これは、PUR粉末ラッカー
に関して重要な被覆強度を満たすことができるべきであ
る。
水準の欠点を除去し、とりわけ、特に高い反応性で際立
っており、それにより低い硬化温度を有し、かつ高い網
目密度(Netzwerktdichte)にもかかわらず高い撓み値
を有する透明な及び着色されたPUR粉末ラッカーを提
供することにある。更に、これは、PUR粉末ラッカー
に関して重要な被覆強度を満たすことができるべきであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題は、特許請求項
による教示により解決された。
による教示により解決された。
【0016】それによると、本発明の目的物は、実質的
に a)1,2,4−トリアゾールで部分的又は完全にブロッ
クされたイソシアナート成分、 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により、慣用の助剤及び融剤 を含有し、その際、イソシアナート成分は、脂肪族及び
(環状)脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアナートから
の個々の三量体(イソシアナト−イソシアヌレート)の
物理的混合物から成る、高い反応性を有するPUR粉末
ラッカーである。
に a)1,2,4−トリアゾールで部分的又は完全にブロッ
クされたイソシアナート成分、 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により、慣用の助剤及び融剤 を含有し、その際、イソシアナート成分は、脂肪族及び
(環状)脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアナートから
の個々の三量体(イソシアナト−イソシアヌレート)の
物理的混合物から成る、高い反応性を有するPUR粉末
ラッカーである。
【0017】本発明により使用されるポリイソシアナー
トは、記載の比での、個々のイソシアナト−イソシアヌ
レート(三量体)の物理的混合物である。
トは、記載の比での、個々のイソシアナト−イソシアヌ
レート(三量体)の物理的混合物である。
【0018】本出願の意味でのポリイソシアナートとし
ては、殊に脂肪族及び(環状)脂肪族及び/又は脂環式
構造のジイソシアナートを見なすことができる。個々の
代表物をここで挙げる代わりに、文献を指示する:Houb
en-Weyl, Methoden der organischen Chemie, 14/2
巻,61ff頁及びJ. Liebigs Annalen der Chemie, 56
2巻、75〜136頁。通常、技術的に簡単に入手可能
な脂肪族の(例えばヘキサメチレンジイソシアナー
ト)、(環状)脂肪族の(例えばイソホロンジイソシア
ナート)及び脂環式のジイソシアナート(例えば4,
4′−ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン)を使用
するのが有利である。本発明による物理的混合物は、常
に脂肪族イソシアナート成分及び、(環状)脂肪族並び
に脂環式イソシアナート成分の群からの代表物少なくと
も1種から成る。(環状)脂肪族ジイソシアナートと
は、当業者は充分に同時に、例えばIPDIがその場合
であるような環状に及び脂肪族に結合されたNCO基と
理解する。
ては、殊に脂肪族及び(環状)脂肪族及び/又は脂環式
構造のジイソシアナートを見なすことができる。個々の
代表物をここで挙げる代わりに、文献を指示する:Houb
en-Weyl, Methoden der organischen Chemie, 14/2
巻,61ff頁及びJ. Liebigs Annalen der Chemie, 56
2巻、75〜136頁。通常、技術的に簡単に入手可能
な脂肪族の(例えばヘキサメチレンジイソシアナー
ト)、(環状)脂肪族の(例えばイソホロンジイソシア
ナート)及び脂環式のジイソシアナート(例えば4,
4′−ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン)を使用
するのが有利である。本発明による物理的混合物は、常
に脂肪族イソシアナート成分及び、(環状)脂肪族並び
に脂環式イソシアナート成分の群からの代表物少なくと
も1種から成る。(環状)脂肪族ジイソシアナートと
は、当業者は充分に同時に、例えばIPDIがその場合
であるような環状に及び脂肪族に結合されたNCO基と
理解する。
【0019】これに対して、脂環式ジイソシアナートと
は、直接にのみ脂環式環に結合されているNCO基を有
するそれらと理解する。
は、直接にのみ脂環式環に結合されているNCO基を有
するそれらと理解する。
【0020】三量体の製造は、公知の方法で、英国特許
(GB−PS)1391066号、ドイツ特許公開(D
E−OSS)第2325826号、同第2644684
号又は同2916201号明細書の記載に従って行われ
た。これらの方法生成物は、場合によりより高いオリゴ
マーを有するイソシアナトイソシアヌレートから成り、
12〜22重量%、有利に14〜21.5重量%のNC
O含有率を有し、これは、1,2,4−トリアゾールを用
いてブロックすることにより、≦5重量%、有利に≦3
重量%、殊に≦2重量%のNCO含有率まで引き下げら
れる。
(GB−PS)1391066号、ドイツ特許公開(D
E−OSS)第2325826号、同第2644684
号又は同2916201号明細書の記載に従って行われ
た。これらの方法生成物は、場合によりより高いオリゴ
マーを有するイソシアナトイソシアヌレートから成り、
12〜22重量%、有利に14〜21.5重量%のNC
O含有率を有し、これは、1,2,4−トリアゾールを用
いてブロックすることにより、≦5重量%、有利に≦3
重量%、殊に≦2重量%のNCO含有率まで引き下げら
れる。
【0021】本発明によると、NCO基/ブロック剤比
は、1:0.5〜1、有利に1:0.8〜1にある。
は、1:0.5〜1、有利に1:0.8〜1にある。
【0022】本発明によると、1,2,4−トリアゾール
ブロックされたポリイソシアナートの潜在的(latent)
NCO含有率は、9〜18重量%、有利に11〜16重
量%である。
ブロックされたポリイソシアナートの潜在的(latent)
NCO含有率は、9〜18重量%、有利に11〜16重
量%である。
【0023】ヒドロキシル基含有ポリマーは、殊に、P
UR粉末ラッカー中の主に芳香族ジカルボン酸、ジオー
ル及びトリオールをベースとするポリエステルである。
UR粉末ラッカー中の主に芳香族ジカルボン酸、ジオー
ル及びトリオールをベースとするポリエステルである。
【0024】本発明のもう一つの目的は、物質混合物を
粉末ラッカーとして又は粉末ラッカー用の結合剤とし
て、任意の熱硬化性基材、殊に感熱性加工品を、自体公
知の、粉末ラッカーの加工のために好適な被覆法により
被覆するために使用することである。透明なPUR粉末
ラッカーは、特に、その高い反応性(低い硬化温度)及
び優れた流れに基づいてトップコートとして、殊に自動
車−上塗りラッカーとして好適である。
粉末ラッカーとして又は粉末ラッカー用の結合剤とし
て、任意の熱硬化性基材、殊に感熱性加工品を、自体公
知の、粉末ラッカーの加工のために好適な被覆法により
被覆するために使用することである。透明なPUR粉末
ラッカーは、特に、その高い反応性(低い硬化温度)及
び優れた流れに基づいてトップコートとして、殊に自動
車−上塗りラッカーとして好適である。
【0025】ブロックされたポリイソシアナート及びヒ
ドロキシル基含有ポリマーを、場合により、PUR化学
において慣用の添加剤の添加混合下に、公知の技術を用
いて配合して噴霧可能な粉末にし、静電塗装を用いて施
与し、130〜250℃、有利に140〜180℃で焼
き付ける。
ドロキシル基含有ポリマーを、場合により、PUR化学
において慣用の添加剤の添加混合下に、公知の技術を用
いて配合して噴霧可能な粉末にし、静電塗装を用いて施
与し、130〜250℃、有利に140〜180℃で焼
き付ける。
【0026】混合比は、広い範囲内で変動させることが
できる。結合剤比が、架橋剤9〜45重量%及びポリエ
ステル55〜91重量%からなる場合に、最良のラッカ
ー技術上の特性値が得られ、その際、1:0.6〜1:
1.2、有利に1:0.9〜1:1.1のOH/NCO比
を調節することができる。ポリヒドロキシル化合物のO
H 1当量当たり、架橋剤のNCO 1当量を使用する
のが特に望ましい。
できる。結合剤比が、架橋剤9〜45重量%及びポリエ
ステル55〜91重量%からなる場合に、最良のラッカ
ー技術上の特性値が得られ、その際、1:0.6〜1:
1.2、有利に1:0.9〜1:1.1のOH/NCO比
を調節することができる。ポリヒドロキシル化合物のO
H 1当量当たり、架橋剤のNCO 1当量を使用する
のが特に望ましい。
【0027】ブロック反応を実施するためには、イソシ
アナート成分を予め装入し、ブロック剤を少量宛添加す
る。この反応は、分解温度未満の温度で90〜130℃
で、有利に100〜120℃で行われる。イソシアナー
ト重付加反応のために、PUR化学において慣用の触媒
を、総混合物に対して0.001〜1重量%の量で添加
することもできる。
アナート成分を予め装入し、ブロック剤を少量宛添加す
る。この反応は、分解温度未満の温度で90〜130℃
で、有利に100〜120℃で行われる。イソシアナー
ト重付加反応のために、PUR化学において慣用の触媒
を、総混合物に対して0.001〜1重量%の量で添加
することもできる。
【0028】溶剤不含のブロック反応を、反応器中で不
連続的にも、静的混合機中で連続的にも又は有利に多軸
混練機(Mehrwellenkneter)中で、殊に2軸スクリュー
押出機中で実施することができる。
連続的にも、静的混合機中で連続的にも又は有利に多軸
混練機(Mehrwellenkneter)中で、殊に2軸スクリュー
押出機中で実施することができる。
【0029】PUR粉末ラッカー用の本発明による結合
剤又はPUR粉末ラッカーを製造するためには、PUR
粉末ラッカーの慣用の樹脂、有利にはヒドロキシル基含
有ポリエステルを使用する。
剤又はPUR粉末ラッカーを製造するためには、PUR
粉末ラッカーの慣用の樹脂、有利にはヒドロキシル基含
有ポリエステルを使用する。
【0030】ヒドロキシル基含有ポリエステルとして
は、分子量800〜10000、有利に1200〜50
00、ヒドロキシル価KOH 20〜150mg/g、
有利にKOH 30〜100mg/g及び60℃を超え
る、有利に70〜100℃の融点を有するそれらが有利
である。そのようなポリエステルポリオールは、例えば
ドイツ特許公開(DE−OSS)第1957483号、
同第2542191号、同第3004876号、同第3
143060号明細書中に記載されている。
は、分子量800〜10000、有利に1200〜50
00、ヒドロキシル価KOH 20〜150mg/g、
有利にKOH 30〜100mg/g及び60℃を超え
る、有利に70〜100℃の融点を有するそれらが有利
である。そのようなポリエステルポリオールは、例えば
ドイツ特許公開(DE−OSS)第1957483号、
同第2542191号、同第3004876号、同第3
143060号明細書中に記載されている。
【0031】ヒドロキシル基含有ポリエステルを、OH
/NCO比が1:0.6〜1:1.2、有利に1:0.9
〜1:1.1であるような量で使用する。
/NCO比が1:0.6〜1:1.2、有利に1:0.9
〜1:1.1であるような量で使用する。
【0032】熱硬化性粉末ラッカーのゲル化速度を高め
るために、触媒を添加することができる。触媒として
は、有機スズ化合物、例えばジブチル錫ジラウレート
(DBTL)、Sn(II)−オクトエート、ジブチル
錫マレエート等を使用する。添加される触媒の量は、ヒ
ドロキシル基を有するポリエステル100重量部に対し
て0.1〜5重量部である。
るために、触媒を添加することができる。触媒として
は、有機スズ化合物、例えばジブチル錫ジラウレート
(DBTL)、Sn(II)−オクトエート、ジブチル
錫マレエート等を使用する。添加される触媒の量は、ヒ
ドロキシル基を有するポリエステル100重量部に対し
て0.1〜5重量部である。
【0033】イソシアナート成分を、PUR粉末ラッカ
ーの製造のために、好適なヒドロキシル基含有ポリマー
及び場合により触媒並びに顔料及び慣用の助剤、例えば
充填剤及びレベリング剤、例えばシリコーン油、アクリ
レート樹脂と共に混合し、融液中で均一化する。これ
は、好適な装置(Aggregate)、例えば加熱可能な混練
機中で、しかしながら有利に押出機を通して行うことが
でき、その際、120℃の温度上限を超えないべきであ
る。押し出された組成物を、室温まで冷却の後、及び好
適に小さく砕いた後に粉砕して噴霧可能な粉末にする。
適当な基材上への噴霧可能な粉末の施与は、公知の方
法、例えば静電粉末噴霧、流動浸漬塗装、静電流動浸漬
塗装により行うことができる。粉末施与の後に、被覆さ
れた加工品を130℃〜200℃の温度まで60〜4分
間、有利に140〜180℃で25〜5分間加熱して硬
化させる。
ーの製造のために、好適なヒドロキシル基含有ポリマー
及び場合により触媒並びに顔料及び慣用の助剤、例えば
充填剤及びレベリング剤、例えばシリコーン油、アクリ
レート樹脂と共に混合し、融液中で均一化する。これ
は、好適な装置(Aggregate)、例えば加熱可能な混練
機中で、しかしながら有利に押出機を通して行うことが
でき、その際、120℃の温度上限を超えないべきであ
る。押し出された組成物を、室温まで冷却の後、及び好
適に小さく砕いた後に粉砕して噴霧可能な粉末にする。
適当な基材上への噴霧可能な粉末の施与は、公知の方
法、例えば静電粉末噴霧、流動浸漬塗装、静電流動浸漬
塗装により行うことができる。粉末施与の後に、被覆さ
れた加工品を130℃〜200℃の温度まで60〜4分
間、有利に140〜180℃で25〜5分間加熱して硬
化させる。
【0034】本発明による粉末形の被覆剤を用いて被覆
するためには、機械的特性の損失なしに記載の硬化条件
に耐える全ての基材、例えば金属、ガラス、セラミッ
ク、プラスチック又は木材が好適である。
するためには、機械的特性の損失なしに記載の硬化条件
に耐える全ての基材、例えば金属、ガラス、セラミッ
ク、プラスチック又は木材が好適である。
【0035】得られたPUR粉末ラッカーは、公知のも
のと比べて熱、UV光及び化学的影響に対する改良され
た挙動により優れており;透明な被覆は、殊に良好な展
性を有する。
のと比べて熱、UV光及び化学的影響に対する改良され
た挙動により優れており;透明な被覆は、殊に良好な展
性を有する。
【0036】
A.1,2,4−トリアゾールブロックされたイソシアナ
トイソシアヌレート混合物の製造 一般的製造規定 第1表に従って使用されるイソシアヌレートを、100
〜120℃で二重壁の反応器中で均一化した。1,2,4
−トリアゾール添加の前に、融液のNCO含有率を滴定
により検査し、引き続き、計算量の1,2,4−トリアゾ
ールを、反応温度が130℃を超えないように少量宛添
加する。1,2,4−トリアゾール添加の後に、反応生成
物を120℃で、NCO含有率が計算値未満又は<0.
5重量%に下がるまでの間撹拌する。
トイソシアヌレート混合物の製造 一般的製造規定 第1表に従って使用されるイソシアヌレートを、100
〜120℃で二重壁の反応器中で均一化した。1,2,4
−トリアゾール添加の前に、融液のNCO含有率を滴定
により検査し、引き続き、計算量の1,2,4−トリアゾ
ールを、反応温度が130℃を超えないように少量宛添
加する。1,2,4−トリアゾール添加の後に、反応生成
物を120℃で、NCO含有率が計算値未満又は<0.
5重量%に下がるまでの間撹拌する。
【0037】場合によりジブチル錫ジラウレート(DB
TL)を反応促進のために必要とする場合には、その添
加は、イソシアヌレート均一化の後か又はブロック剤添
加の前に行う。
TL)を反応促進のために必要とする場合には、その添
加は、イソシアヌレート均一化の後か又はブロック剤添
加の前に行う。
【0038】工業的に入手可能なイソシアヌレート、例
えば A ヒュルス社(Huels AG) ヴェスタナット(VESTANATT)1890 NCO含有
率:17.3±0.3 B バイエル社(Bayer AG) デスモジュール(DESMODUR)N3300 NCO含有
率:21.8±0.3 C 及び4,4′−ジイソシアナトジシクロヘキシルメ
タンからの実験室生成物 (Laborproduct)W1600 NCO含有率:12.6
±0.3 を使用した。
えば A ヒュルス社(Huels AG) ヴェスタナット(VESTANATT)1890 NCO含有
率:17.3±0.3 B バイエル社(Bayer AG) デスモジュール(DESMODUR)N3300 NCO含有
率:21.8±0.3 C 及び4,4′−ジイソシアナトジシクロヘキシルメ
タンからの実験室生成物 (Laborproduct)W1600 NCO含有率:12.6
±0.3 を使用した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】B ポリオール成分 一般的製造規定 出発成分(テレフタル酸(TS)、ジメチルテレフタレ
ート(DMT)、ヘキサンジオール−1,6(HD)、
ネオペンチルグリコール(NPG)、1,4−ジメチロ
ールシクロヘキサン(DMC)及びトリメチロールプロ
パン(TMP))を反応器中に入れ、油浴を用いて加温
する。物質が大部分融解した後に、160℃の温度でジ
−n−ブチル錫オキシド0.5重量%を触媒として添加
する。最初のメタノール分離は、約170℃の温度で起
こる。6〜8時間かかって温度を220〜230℃まで
高め、更に12〜15時間かかって反応を終了させる。
ポリエステルを200℃まで冷却させ、真空(1.33
ミリバール)の設定により30〜45分かかって充分に
揮発性分を除去する。全反応時間の間、缶出液を撹拌
し、弱いN2流を反応混合物に流通させる。
ート(DMT)、ヘキサンジオール−1,6(HD)、
ネオペンチルグリコール(NPG)、1,4−ジメチロ
ールシクロヘキサン(DMC)及びトリメチロールプロ
パン(TMP))を反応器中に入れ、油浴を用いて加温
する。物質が大部分融解した後に、160℃の温度でジ
−n−ブチル錫オキシド0.5重量%を触媒として添加
する。最初のメタノール分離は、約170℃の温度で起
こる。6〜8時間かかって温度を220〜230℃まで
高め、更に12〜15時間かかって反応を終了させる。
ポリエステルを200℃まで冷却させ、真空(1.33
ミリバール)の設定により30〜45分かかって充分に
揮発性分を除去する。全反応時間の間、缶出液を撹拌
し、弱いN2流を反応混合物に流通させる。
【0042】第2表に、相応する物理的及び化学的特性
データを有する、市場のポリエステル組成物及びポリエ
ステルを示す。
データを有する、市場のポリエステル組成物及びポリエ
ステルを示す。
【0043】
【表3】
【0044】C ポリウレタン粉末ラッカー 一般的製造規定 小さく砕かれた生成物(ブロックされたポリイソシアナ
ート(架橋剤)、ポリエステル、レベリング剤−マスタ
ーバッチ、場合により触媒−マスターバッチ)を、場合
により白色顔料と共に、エッジランナー中で緊密に混合
し、引き続き押出機中で最高130℃までで均一化す
る。冷却の後に、押出物を破砕し、ピンミルを用いて粒
子寸法<100μm まで粉砕する。このようにして製
造された粉末を、静電的粉末噴霧装置を用いて60KV
で、脱脂され、場合により前処理された鉄板上に施与
し、空気循環乾燥器中で温度150〜180℃で焼き付
ける。
ート(架橋剤)、ポリエステル、レベリング剤−マスタ
ーバッチ、場合により触媒−マスターバッチ)を、場合
により白色顔料と共に、エッジランナー中で緊密に混合
し、引き続き押出機中で最高130℃までで均一化す
る。冷却の後に、押出物を破砕し、ピンミルを用いて粒
子寸法<100μm まで粉砕する。このようにして製
造された粉末を、静電的粉末噴霧装置を用いて60KV
で、脱脂され、場合により前処理された鉄板上に施与
し、空気循環乾燥器中で温度150〜180℃で焼き付
ける。
【0045】レベリング剤−マスターバッチ レベリング剤(ブチルアクリレート及び2−エチルヘキ
シルアクリレートの市販コポリマー)10重量%を、融
液中の相応するポリエステル中で均一化し、硬化後に小
さく砕く。
シルアクリレートの市販コポリマー)10重量%を、融
液中の相応するポリエステル中で均一化し、硬化後に小
さく砕く。
【0046】触媒−マスターバッチ 触媒(DBTL)5重量%を融液中の相応するポリエス
テル中で均一化し、硬化後に小さく砕く。
テル中で均一化し、硬化後に小さく砕く。
【0047】次の表中の略語は:
【0048】
【外1】
【0049】を意味する。
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 18/72 C08G 18/72 W 18/80 18/80
Claims (10)
- 【請求項1】 高い反応性を有するPUR粉末ラッカー
において、実質的に a)1,2,4−トリアゾールで部分的に又は完全にブロ
ックされたイソシアナート成分、 b)ヒドロキシル基含有ポリマー及び c)場合により、慣用の助剤及び融剤 を含有し、その際、イソシアナート成分が、脂肪族及び
(環状)脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアナートから
の個々の三量体(イソシアナト−イソシアヌレート)の
物理的混合物から成っていることを特徴とするPUR粉
末ラッカー。 - 【請求項2】 イソシアナート成分が、ヘキサメチレン
ジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート及び/
又は4,4′−ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン
の三量体から成っている、請求項1に記載のPUR粉末
ラッカー。 - 【請求項3】 使用イソシアナート成分ヘキサメチレン
ジイソシアナート中の三量体と、イソホロンジイソシア
ナート及び/又は4,4′−ジイソシアナトジシクロヘ
キシルメタンとの比が90対10重量%〜10対90重
量%である、請求項1又は2に記載のPUR粉末ラッカ
ー。 - 【請求項4】 比が75対25重量%〜25対75重量
%である、請求項3に記載のPUR粉末ラッカー。 - 【請求項5】 比が60対40重量%〜40対60重量
%である、請求項3に記載の粉末ラッカー。 - 【請求項6】 イソシアナート成分が12〜22重量%
のNCO含有率を有する、請求項1から5のいずれかに
記載のPUR粉末ラッカー。 - 【請求項7】 イソシアナート成分が、イソシアナート
1当量当たり1,2,4−トリアゾール0.5〜1モルが
割り当てられるようにブロックされている、請求項1か
ら6のいずれかに記載のPUR粉末ラッカー。 - 【請求項8】 潜在的NCO含有率が9〜18重量%で
あり、遊離NCO含有率が≦5重量%である、請求項1
から7のいずれかに記載のPUR粉末ラッカー。 - 【請求項9】 感熱性加工品において、それが、部分的
又は完全に1,2,4−トリアゾールでブロックされたポ
リイソシアナート、ヒドロキシル基含有ポリエステル及
び場合によりPUR化学において慣用の助剤及び融剤か
ら成る貯蔵安定性、熱硬化性、透明かつ着色された、高
反応性のPUR粉末ラッカーを含有することを特徴とす
る感熱性加工品。 - 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載のP
UR粉末ラッカーを含有する自動車上塗りラッカー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19611821.2 | 1996-03-26 | ||
DE19611821A DE19611821A1 (de) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | Verfahren zur Herstellung von in der Hitze härtbaren wetterstabilen Polyurethan-Pulverlacken sowie die danach erhaltenen Beschichtungen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1017790A true JPH1017790A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=7789401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9069333A Abandoned JPH1017790A (ja) | 1996-03-26 | 1997-03-24 | 熱硬化性の耐候性ポリウレタン粉末ラッカーの製法及びそれにより得られた被覆 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5939199A (ja) |
EP (1) | EP0799844B1 (ja) |
JP (1) | JPH1017790A (ja) |
AT (1) | ATE187466T1 (ja) |
CA (1) | CA2200806A1 (ja) |
DE (2) | DE19611821A1 (ja) |
ES (1) | ES2140923T3 (ja) |
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---|---|---|---|---|
DE19755030B4 (de) * | 1997-12-11 | 2006-07-13 | Ulf Prümmer Polymer-Chemie GmbH | Verwendung blockierter (cyclo)-aliphatische Polyisocyanate |
FR2781803B1 (fr) * | 1998-07-29 | 2000-09-08 | Rhodia Chimie Sa | Composition isocyanate comportant un isocyanate masque et un isocyanate non masque et son utilisation dans un revetement |
EP1028135A1 (en) * | 1998-12-28 | 2000-08-16 | Bayer Corporation | Method for making 1,2,4-Triazole blocked polyisocyanate crosslinkers, coating compositions and coatings prepared therefrom |
US7714062B2 (en) * | 2006-12-22 | 2010-05-11 | Carmen Flosbach | Thermal curable powder coating composition |
DE102007027476A1 (de) | 2007-06-14 | 2008-12-18 | Audi Ag | Vorrichtung für eine Einsatzleuchte für Fahrzeuge |
CN113549316A (zh) * | 2021-06-07 | 2021-10-26 | 厦门望佳工贸有限公司 | 一种聚氨脂粉 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2812252A1 (de) * | 1978-03-21 | 1979-10-04 | Bayer Ag | 1,2,4-triazol-blockierte polyisocyanate als vernetzer fuer lackbindemittel |
DE3033860A1 (de) * | 1980-09-09 | 1982-04-15 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Neue isocyanato-isocyanurate, ein verfahren zu ihrer herstellung, sowie ihre verwendung als isocyanatkomponente in polyurethanlacken |
DE3322718A1 (de) * | 1983-06-24 | 1985-01-03 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Als pulverlack bzw. bindemittel fuer pulverlacke geeignetes stoffgemisch |
DE3541859A1 (de) * | 1985-11-27 | 1987-06-04 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von isocyanuratgruppen aufweisenden polyisocyanaten und ihre verwendung als isocyanatkomponente in polyurethanlacken |
US5112931A (en) * | 1989-07-17 | 1992-05-12 | Miles Inc. | Blocked polyisocyanates for the production of powder coatings with flat finishes |
DE4033288A1 (de) * | 1990-10-19 | 1992-04-23 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von uretdion- und/oder isocyanuratgruppen aufweisenden polyisocyanaten, die nach diesem verfahren erhaeltlichen polyisocyanate und ihre verwendung in polyurethanlacken |
DE4209711A1 (de) * | 1992-03-25 | 1993-09-30 | Bayer Ag | Expandierbare, treibmittelhaltige Polyurethan-Pulverzubereitungen sowie ihre Verwendung zur Herstellung geschäumter Polyurethan-Formkörper |
BE1005819A3 (nl) * | 1992-05-15 | 1994-02-08 | Dsm Nv | Bindmiddelsamenstelling voor poedercoatings toepasbaar in de automobielindustrie. |
DE4339367A1 (de) * | 1993-11-18 | 1995-05-24 | Bayer Ag | Blockierte Polyisocyanate |
DE4416750A1 (de) * | 1994-05-13 | 1995-11-16 | Bayer Ag | Mischblockierte Polyisocyanate |
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1996
- 1996-03-26 DE DE19611821A patent/DE19611821A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-01-30 DE DE59700813T patent/DE59700813D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-30 ES ES97101424T patent/ES2140923T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-30 AT AT97101424T patent/ATE187466T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-01-30 EP EP97101424A patent/EP0799844B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-03-24 CA CA002200806A patent/CA2200806A1/en not_active Abandoned
- 1997-03-24 JP JP9069333A patent/JPH1017790A/ja not_active Abandoned
- 1997-03-26 US US08/825,032 patent/US5939199A/en not_active Expired - Fee Related
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ATE187466T1 (de) | 1999-12-15 |
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DE19611821A1 (de) | 1997-10-02 |
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