JPH1086802A - 制動装置 - Google Patents

制動装置

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JPH1086802A
JPH1086802A JP24837896A JP24837896A JPH1086802A JP H1086802 A JPH1086802 A JP H1086802A JP 24837896 A JP24837896 A JP 24837896A JP 24837896 A JP24837896 A JP 24837896A JP H1086802 A JPH1086802 A JP H1086802A
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JP
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fluid pressure
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brake fluid
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JP24837896A
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Touma Yamaguchi
東馬 山口
Hirotaka Oikawa
浩隆 及川
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制動時の振動及び騒音を低減することができ
る制動装置を得ること。 【解決手段】 本発明は運転者により操作されるブレー
キペダル1と、ブレーキペダル1の踏み込み量に応じた
ブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ2と、上記ブレ
ーキ液圧を検出して、検出結果をマスタシリンダ液圧信
号Sbとして出力する液圧センサ3と、マスタシリンダ
液圧信号Sbからブレーキ液圧に対応した指令電流を求
めた後、この指令電流に三角波状のディザ電流を重畳し
て、これを制御電流Ic1〜Ic4として出力するコントロ
ーラ4と、制御電流Ic1〜Ic4により開閉が制御される
比例制御弁111〜114と、右後輪、左後輪、右前輪お
よび左前輪に対して、アキュムレータ6から供給される
ブレーキ液圧に応じた制動力を各々付与するホイールシ
リンダ151〜154とを有しており、コントローラ4は
4種類のディザ電流の位相を全ディザ電流が相殺される
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における車輪
の制動に用いられる制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両には、回転している4つ
車輪に走行状態に応じた制動力を付与する制動装置が設
けられている。この制動装置は、内部にブレーキ液を有
しかつブレーキペダルが設けられたマスタシリンダと、
上記マスタシリンダ内のブレーキ液圧を検出する液圧セ
ンサと、4輪に各々設けられた4つのホイールシリンダ
と、上記4つのホイールシリンダと4つ管路を介して接
続されブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧源と、上記
4つの管路の途中に各々介挿されソレノイドを有する比
例制御弁と、装置各部を制御するコントローラとを有し
ている。
【0003】上記構成において、運転者によりブレーキ
ペダルが踏まれると、マスタシリンダ内のブレーキ液圧
が上昇する。このブレーキ液圧は液圧センサにより検出
され、該液圧センサからは、ブレーキ液圧に応じたマス
タシリンダ液圧信号がコントローラへ出力される。これ
により、コントローラ4は、上記マスタシリンダ液圧信
号から得られるブレーキ液圧(目標液圧)を算出する。
ここで、上記目標液圧とは、ホイールシリンダに印加す
べきブレーキ液圧をいい、車輪に対する制動力に比例す
る。
【0004】次に、コントローラ4は、算出した目標液
圧に応じた大きさの電流(以下、指令電流と称する)
に、図6(a)〜(d)に示す三角波状のディザ電流I
LF、IRF、ILRおよびIRRを各々重畳して、4種類の制
御電流を生成する。ここで、図6(a)に示すディザ電
流ILFは、左前輪に対応する電流であり、図6(b)に
示すディザ電流IRFは、右前輪に対応する電流であり、
図6(c)に示すディザ電流ILRは、左後輪に対応する
電流である。また、図6(d)に示すディザ電流IRR
は、右後輪に対応する電流である。これらディザ電流I
LF、IRF、ILRおよびIRRは、同位相であって、比例制
御弁のヒステリシスの減少および応答性向上を目的とし
て用いられるものである。
【0005】そして、次に、コントローラは、生成され
た4種類の制御電流を、右前輪に対応して設けられた比
例制御弁、右前輪に対応して設けられた比例制御弁、左
後輪に対応して設けられた比例制御弁および右後輪に対
応して設けられた比例制御弁へ各々供給する。
【0006】これにより、上記4つの比例制御弁は、弁
開状態とされる。このとき、上述したディザ電流ILF、
IRF、ILRおよびIRRによって、比例制御弁の弁に微振
動が発生するため、弁動作がスムーズに行われる。そし
て、4つの比例制御弁が弁開状態とされると、ブレーキ
液圧発生源からは、1本の共通の管路、4つの比例制御
弁を介して左前輪、右前輪、左後輪および右後輪に各々
対応して設けられた4つのホイールシリンダへブレーキ
液圧が各々印加される。これにより、左前輪、右前輪、
左後輪および右後輪に対して制動力が付与され、車両が
減速する。
【0007】また、上述した制動動作時においては、デ
ィザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRの影響によって、
4つのホイールシリンダへ印加される各ブレーキ液圧に
は、ディザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRの変化に追
従する液圧変動が生じる。すなわち、図6(a)に示す
PLFは、左前輪に対応して設けられたホイールシリンダ
に印加されたブレーキ液圧を示し、図6(b)に示すP
RFは、右前輪に対応して設けられたホイールシリンダに
印加されたブレーキ液圧を示し、図6(c)は、左後輪
に対応して設けられたホイールシリンダに印加されたブ
レーキ液圧を示す。また、図6(d)に示すPRRは、右
後輪に対応して設けられたホイールシリンダに印加され
たブレーキ液圧を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の制動装置においては、図6(a)〜(d)に示すデ
ィザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRの変化に追従する
ブレーキ液圧PLF、PRF、PLRおよびPRRが各々生じ
る。従って、上述した従来の制動装置においては、ブレ
ーキ液圧発生源で発生したブレーキ液圧が、4分岐され
た各経路を経て4つのホイールシリンダに各々印加され
るため、ブレーキ液圧発生源においては、図6(e)に
示すブレーキ液圧Paの変動が生じる。すなわち、図6
(e)に示すブレーキ液圧Paは、図6(a)〜(d)
に示すブレーキ液圧PLF、PRF、PLRおよびPRRが合成
されたものである。
【0009】このことから、上述した従来の制動装置に
おいては、ブレーキ液圧Paの影響によりブレーキ液圧
発生源や管路等が振動し、ひいては騒音が発生するとい
う問題があった。本発明はこのような背景の下になされ
たもので、制動時の振動および騒音を低減することがで
きる制動装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の車輪に
対応して設けられ、各々に供給される各制御電流に応じ
た制動力を前記複数の車輪へ各々付与する複数の制動手
段と、ブレーキペダルの踏み込み量に応じた指令電流を
求めた後、該指令電流に三角波状の複数のディザ電流を
各々重畳して、これらを前記制御電流として前記複数の
制動手段へ各々出力する制御電流生成手段とを有する制
動装置において、前記複数の制御電流に含まれるディザ
電流のうち、任意のディザ電流の位相を、前記任意のデ
ィザ電流以外の他のディザ電流に対して、全てのディザ
電流の変動成分が相殺されるように所定角度ずらす位相
変換手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>以下、図面を参照して本発明の実施形
態について説明する。図1は本発明の第1実施形態によ
る制動装置の構成を示す図である。この図において、1
は、運転者により操作されるブレーキペダルであり、マ
スタシリンダ2に接続されて同図に示す矢印A方向に移
動自在に設けられている。上記マスタシリンダ2は、内
部にブレーキ液を有しており、ブレーキペダル1の踏み
込み量に応じたブレーキ液圧を発生する。3は、液圧セ
ンサであり、マスタシリンダ2内のブレーキ液圧を検出
して、検出結果をマスタシリンダ液圧信号Sbとして出
力する。
【0012】4は、装置各部を制御するコントローラで
あり、入力されるマスタシリンダ液圧信号Sbから、ブ
レーキペダル1の踏み込み量に応じた、後述するホイー
ルシリンダ151〜154へ印加すべきブレーキ液圧(目
標液圧)に対応した電流(以下、指令電流と称する)を
求めた後、この指令電流に図3(a)〜(d)に示す三
角波状のディザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRを各々
重畳して、これらを制御電流Ic1〜Ic4として各々出力
する。また、コントローラ4には、入力される一定周期
のパルスをカウントするカウンタと、時間を計時するタ
イマとが内蔵されている。このコントローラ4の動作の
詳細およびディザ電流ILF、IRF、ILRならびにIRR、
ならびに制御電流Ic1〜Ic4については後述する。
【0013】5は、ブレーキ液圧発生源であり、アキュ
ムレータ6、モータ7、ポンプ8、リザーバ9および液
圧センサ10から構成されている。上記アキュムレータ
6は、ブレーキ液圧を蓄圧するものである。モータ7
は、コントローラ4から供給されるモータ駆動信号SM
により回転駆動され、ポンプ8を駆動する。
【0014】ポンプ8は、回転駆動されることにより、
リザーバ9内のブレーキ液をアキュムレータ6側へ吐出
することにより、アキュムレータ6内のブレーキ液圧を
所定圧まで高める。リザーバ9は、ブレーキ液を一時的
に貯留するものである。液圧センサ10は、アキュムレ
ータ6内のブレーキ液圧を検出し、検出結果をアキュム
レータ液圧信号Saとしてコントローラ4へ出力し、こ
のアキュムレータ液圧信号Saは、モータ7の駆動制御
に用いられる。
【0015】111は、コントローラ4から供給される
制御電流Ic1により弁の開閉が制御され、右後輪に対応
して設けられた比例制御弁であり、後述するアキュムレ
ータポート、リザーバポートおよびホイールシリンダポ
ートを有している。この比例制御弁111は、アキュム
レータポートが配管12を介してアキュムレータ6に接
続されており、リザーバポートが配管13を介してリザ
ーバ9に接続されており、ホイールシリンダポートが配
管141を介して後述するホイールシリンダ151に接続
されている。
【0016】ここで、上述した比例制御弁111の詳細
な構成について説明する。比例制御弁111において、
16は、ヨークであり、円筒部材16aと、該円筒部材
16aと同軸をなす位置に配設されかつその径が円筒部
材16aの径より大である円筒部材16bと、円筒部材1
6aおよび16bの一端面を覆う円板部材16cと、その
中央部に円形開口部16eが形成されかつ円筒部材16a
および16bの他端面を覆う円板部材16dとが一体に形
成されてなる。
【0017】17は、ヨーク16の円筒部材16aの外
周面に巻回されたコイルからなるソレノイドであり、コ
ントローラ4から制御電流Ic1が供給される。18は、
移動部材であり、ヨーク16の円筒部材16aの内部に
同図に示す矢印BまたはC方向に移動自在に設けられて
いる。この移動部材18は、円柱部材18aと、該円柱
部材18aの一端面に突出形成された棒状部材18bとか
ら構成されており、棒状部材18bがヨーク16の円形
開口部16eから同図に示す矢印B方向へ突出するよう
にして設けられている。19は、バネであり、ヨーク1
6の円板部材16cと移動部材18の円柱部材18aの他
端面との間に介挿されている。このバネ19は、移動部
材18を同図に示す矢印B方向へ付勢している。
【0018】20は、厚肉円筒形状の円筒部材であり、
一端面側に円形開口部20a、および他端面に該円形開
口部20aより小径の反力ポート20bが各々形成されて
いる。この円筒部材20の一端面は、ヨーク16の円板
部材16dに液密に接合されている。また、円筒部材2
0において、20cは、円形開口部20aから反力ポート
20bまで連通するように形成されたシリンダ室であ
る。
【0019】20dは、アキュムレータポートであり、
シリンダ室20cから円筒部材20の外周面までを連通
している。このアキュムレータポート20dには、配管
12の端部が接続されている。すなわち、アキュムレー
タポート20dには、配管12を介してアキュムレータ
6よりブレーキ液が流入される。
【0020】20eは、アキュムレータポート20dと所
定間隔をおいて隣接形成されたリザーバポートであり、
シリンダ室20cから円筒部材20の外周面までを連通
している。このリザーバポート20eには、配管13の
端部が接続されている。すなわち、リザーバポート20
eからは、配管13を介してシリンダ室20c内のブレー
キ液がリザーバ9へ流出される。
【0021】20fは、連絡路であり、シリンダ室20c
のそれぞれ両端側に形成されたポート20gとポート2
0hとを連通するように形成されている。この連絡路2
0fは、リザーバポート20eとも連絡している。20i
は、ホイールシリンダポートであり、アキュムレータポ
ート20dとリザーバポート20eとの間のシリンダ室
20cから円筒部材20の外周面までを連通している。
このホイールシリンダポート20iには、配管141の端
部が接続されており、また、上記配管141から分岐し
ている分岐管の端部は、反力ポート20bに接続されて
いる。
【0022】21は、反力ポート20b近傍のシリンダ
室20c内に設けられた部材であり、中央部に連通孔が
形成された円柱部材と、該円柱部材の連通孔と同径の内
径となるように形成された円筒部材とが一体に形成され
ている。この部材21の連通孔21aは、反力ポート2
0bを同図に示す矢印C方向へ延長する役目をしてい
る。
【0023】22は、シリンダ室20c内に同図に示す
矢印BまたはC方向に往復自在に設けられたスプールで
あり、アキュムレータポート20dまたはリザーバポー
ト20eを開閉する弁の役目をしている。
【0024】上記スプール22は、シリンダ室20cと
同径の円柱部材22aと、該円柱部材22aと同形状であ
って一定間隔をおいて配設された円柱部材22bと、円
柱部材22aと円柱部材22bとをつなぐ円柱部材22c
と、円柱部材22bの一端面に突出形成され略棒形状の
棒部材22dとが一体に形成されている。
【0025】また、スプール22の棒部材22dは、部
材21の連通孔21aに挿入されており、円柱部材22a
の一端面には、移動部材18の棒状部材18bが当接し
ている。23は、部材21とスプール22の円柱部材2
2bとの間に介挿されたバネであり、スプール22を同
図に示す矢印C方向へ付勢している。
【0026】ホイールシリンダ151は、右後輪に対応
して設けられており、配管141を介して比例制御弁1
11のホイールシリンダポート20iに接続されている。
このホイールシリンダ151は、印加されるブレーキ液
圧に応じた制動力を右後輪に対して付与する。
【0027】112は、上述した比例制御弁111と同一
構成の比例制御弁であり、左後輪に対応して設けられて
いる。この比例制御弁112において、そのアキュムレ
ータポート(図示略)には配管12を介してアキュムレ
ータ6が、そのリザーバポート(図示略)には配管13
を介してリザーバ9が各々接続されている。また、この
比例制御弁112には、コントローラ4から制御電流Ic
2が供給される。ホイールシリンダ152は、左後輪に対
応して設けられており、配管142を介して比例制御弁
112のホイールシリンダポート(図示略)に接続され
ている。このホイールシリンダ152は、印加されるブ
レーキ液圧に応じた制動力を左後輪に対して付与する。
【0028】113は、右前輪に対応して設けられた比
例制御弁である。この比例制御弁113において、その
アキュムレータポート(図示略)には配管12を介して
アキュムレータ6が、そのリザーバポート(図示略)に
は配管13を介してリザーバ9が各々接続されている。
また、この比例制御弁113には、コントローラ4から
制御電流Ic3が供給される。ホイールシリンダ153
は、右前輪に対応して設けられており、配管143を介
して比例制御弁113のホイールシリンダポート(図示
略)に接続されている。このホイールシリンダ153
は、印加されるブレーキ液圧に応じた制動力を右前輪に
対して付与する。
【0029】114は、左前輪に対応して設けられた比
例制御弁である。この比例制御弁114において、その
アキュムレータポート(図示略)には配管12を介して
アキュムレータ6が、そのリザーバポート(図示略)に
は配管13を介してリザーバ9が各々接続されている。
また、この比例制御弁114には、コントローラ4から
制御電流Ic4が供給される。ホイールシリンダ154
は、左前輪に対応して設けられており、配管144を介
して比例制御弁114のホイールシリンダポート(図示
略)に接続されている。このホイールシリンダ154
は、印加されるブレーキ液圧に応じた制動力を右前輪に
対して付与する。
【0030】次に、上述した第1実施形態による制動装
置の動作について、図2を参照しつつ説明する。図2
は、図1に示すコントローラ4の処理手順を示すフロー
チャートである。まず、図1に示すブレーキペダル1が
運転者により踏まれると、マスタシリンダ2内のブレー
キ液圧が上昇する。このブレーキ液圧の上昇は、液圧セ
ンサ3により検出され、液圧センサ3からは、マスタシ
リンダ液圧信号Sbがコントローラ4へ出力される。こ
れにより、コントローラ4は、入力されたマスタシリン
ダ液圧信号Sbの変化からブレーキペダル1が踏まれた
ことを認識した後、図2に示すステップSA1へ進み、
以下に説明する制動動作を行う。
【0031】ステップSA1では、コントローラ4は、
そのカウンタをリセットした後、1インクリメントし
て、カウンタのカウント値Cを1(図3(e)参照)と
する。次いで、コントローラ4は、内部変数である経過
時間TKを0とした後、ステップSA2へ進む。ここ
で、上記経過時間TKとは、コントローラ4のタイマの
出力により、時間の経過とともに増加する変数をいう。
【0032】ステップSA2では、経過時間TKの値
が、図3(a)に示すディザ周期Tdの1/2の値以上
であるか否かを判断する。ここで、上記ディザ周期Td
とは、図3(a)に示す三角波状のディザ電流ILFの1
周期をいう。そして、コントローラ4は、ステップSA
2の判断結果が「NO」の場合、同判断を繰り返す。そ
して、今、図3(a)に示す時刻0になると、経過時間
TKの値がディザ周期Tdの1/2の値以上となるため、
コントローラ4は、ステップSA2の判断結果を「YE
S」として、ステップS3へ進む。
【0033】ステップSA3では、コントローラ4は、
経過時間TKの値を0とした後、ステップSA4へ進
む。ステップSA4では、コントローラ4は、カウント
値Cが奇数か否かを判断し、今の場合、カウント値Cが
1であるため、同判断結果を「YES」として、ステッ
プSA5へ進む。
【0034】ステップSA5では、コントローラ4は、
まず、今、入力されているマスタシリンダ液圧信号Sb
より得られるブレーキ液圧から、ホイールシリンダ15
1〜154へ印加すべきブレーキ液圧(以下、目標液圧と
称する)を求めた後、上記目標液圧に対応する電流(以
下、指令電流と称する)を求める。次に、コントローラ
4は、図3(a)に示す時刻0において、上記指令電流
にディザ電流ILF(上昇ディザ)を重畳して、これを図
1に示す制御電流Ic4として比例制御弁114のソレノ
イドへ供給する。ここで、上昇ディザとは、時間の経過
とともにその大きさが漸次増加するディザ電流ILFをい
う(以下、同じ)。
【0035】また、コントローラ4は、図3(b)に示
す時刻0において、指令電流にディザ電流IRF(下降デ
ィザ)を重畳して、これを制御電流Ic3として比例制御
弁113のソレノイドへ供給する。ここで、下降ディザ
とは、時間の経過ともにその大きさが漸次減少するディ
ザ電流IRFをいう(以下、同じ)。また、コントローラ
4は、図3(c)に示す時刻0において、指令電流にデ
ィザ電流ILR(上昇ディザ)を重畳して、これを制御電
流Ic2として、比例制御弁112のソレノイドへ供給す
る。さらに、コントローラ4は、図3(d)に示す時刻
0において、指令電流にディザ電流IRR(下降ディザ)
を重畳して、これを制御電流Ic1として、比例制御弁1
11へ供給した後、ステップSA7へ進む。
【0036】ステップSA7では、コントローラ4は、
そのカウンタを1インクリメントしてカウント値Cの値
を1から2(図3(e)参照)にした後、ステップSA
2へ戻る。ステップSA2では、コントローラ4は、経
過時間TKの値がディザ周期Tdの1/2の値以上である
か否かを判断する。そして、今、図3(a)に示す時刻
t1になると、コントローラ4は、ステップSA2の判
断結果を「YES」として、ステップSA3へ進み、経
過時間TKの値を0とした後、ステップSA4へ進む。
【0037】ステップSA4では、コントローラ4は、
今の場合、カウント値Cが2であるため、判断結果を
「NO」として、ステップSA6へ進む。ステップSA
6では、コントローラ4は、まず、今、入力されている
マスタシリンダ液圧信号Sbより得られるブレーキ液圧
から、ホイールシリンダ151〜154へ印加すべきブレ
ーキ液圧(目標液圧)を再度、求めた後、上記目標液圧
に対応した指令電流を求める。次に、コントローラ4
は、図3(a)に示す時刻t1において、上記指令電流
にディザ電流ILF(下降ディザ)を重畳して、これを図
1に示す制御電流Ic4として比例制御弁114のソレノ
イドへ供給する。
【0038】また、コントローラ4は、図3(b)に示
す時刻t1において、指令電流にディザ電流IRF(上昇
ディザ)を重畳して、これを制御電流Ic3として比例制
御弁113のソレノイドへ供給する。。また、コントロ
ーラ4は、図3(c)に示す時刻t1において、指令電
流にディザ電流ILR(下降ディザ)を重畳して、これを
制御電流Ic2として、比例制御弁112のソレノイドへ
供給する。さらに、コントローラ4は、図3(d)に示
す時刻t1において、指令電流にディザ電流IRR(上昇
ディザ)を重畳して、これを制御電流Ic1として、比例
制御弁111へ供給した後、ステップSA7へ進む。
【0039】ステップSA7では、コントローラ4は、
カウンタを1インクリメントして、カウント値Cの値を
2から3(図3(e)参照)にした後、ステップSA2
へ戻り、上述した課程を繰り返す。そして、上述した課
程が繰り返されると、図3(a)〜図3(d)に示す波
形のディザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRが生成され
る。すなわち、ディザ電流ILF(左前輪に対応)とディ
ザ電流IRF(右前輪)との位相差が180度とされてお
り、これと同様にしてディザ電流ILR(左後輪に対応)
とディザ電流IRR(右後輪に対応)との位相差が180
度とされる。
【0040】次に、上記生成された制御電流Ic1〜Ic4
が図1に示す比例制御弁111〜114の各ソレノイドに
各々供給されたときの動作について説明する。まず、図
1に示す比例制御弁111のソレノイド17に制御電流
Ic1が供給されると、ソレノイド17内部には、同図に
示す矢印B方向に、制御電流Ic1に応じた大きさの磁界
が発生する。これにより、移動部材18が同図に示す矢
印B方向へ移動し、これに連動してスプール22がB方
向に移動する。このとき、スプール22は、図3(d)
に示すディザ電流IRRの波形に対応して微振動しつつ移
動する。
【0041】そして、スプール22は、ソレノイド17
内部に作用する電磁力およびバネ19の弾性力により、
バネ23の弾性力に抗して移動する。このとき、スプー
ル22は、その円柱部材22aがリザーバポート20eを
完全に塞ぎ、かつその円柱部材22bがアキュムレータ
ポート20dの一部を塞ぐかまたはその全部を完全に開
放する位置まで移動する。これにより、アキュムレータ
ポート20dとホイールシリンダポート20iには、ブレ
ーキ液圧が供給される。そして、ホイールシリンダ15
1のブレーキ液圧が上昇し、目標液圧になると、スプー
ル22は、ソレノイド17内部に作用する電磁力および
バネ19の弾性力と、バネ23の弾性力および棒状部材
22dに作用するホイールシリンダ151のブレーキ液圧
による反力とが均衡して停止する。このとき、スプール
22は、その円柱部材22aがリザーバポート20eを
完全に塞ぎ、かつその円柱部材20bがアキュムレータ
ポート20dを完全に塞ぐ位置に微振動しつつ停止す
る。
【0042】これにより、アキュムレータ6からは、配
管12→アキュムレータポート20d→シリンダ室20c
→ホイールシリンダポート20i→配管141という経路
を経てホイールシリンダ151に図2(d)に示すブレ
ーキ液圧PRRが印加される。ここで、上記ブレーキ液圧
PRRは、ディザ電流IRRの変化に対応して変動する。こ
の変動は、スプール22がディザ電流IRRの変化に対応
して微振動していることにより発生する。この結果、図
1に示す右後輪には、制動力が付与される。
【0043】また、比例制御弁112のソレノイドに制
御電流Ic2が供給されると、比例制御弁111と同様の
動作により、アキュムレータ6からは、配管12→比例
制御弁112→配管142という経路を経て、ホイールシ
リンダ152に図2(c)に示すブレーキ液圧PLRが印
加される。ここで、上記ブレーキ液圧PLRは、ディザ電
流ILRの変化に対応して変動する。この結果、図1に示
す左後輪には、制動力が付与される。
【0044】また、比例制御弁113のソレノイドに制
御電流Ic3が供給されると、アキュムレータ6からは、
配管12→比例制御弁113→配管143という経路を経
て、ホイールシリンダ153に図2(b)に示すブレー
キ液圧PRFが印加される。ここで、上記ブレーキ液圧P
RFは、ディザ電流IRFの変化に対応して変動する。この
結果、図1に示す右前輪には、制動力が付与される。
【0045】また、比例制御弁114のソレノイドに制
御電流Ic4が供給されると、アキュムレータ6からは、
配管12→比例制御弁114→配管144という経路を経
て、ホイールシリンダ154に図2(a)に示すブレー
キ液圧PLFが印加される。ここで、上記ブレーキ液圧P
LFは、ディザ電流ILFの変化に対応して変動する。この
結果、図1に示す左前輪には、制動力が付与される。
【0046】ここで、ホイールシリンダ151〜154へ
供給されるブレーキ液圧PLF、PRF、PLRおよびPRRが
図3(a)〜(d)に示すように変動しているが、前述
した180度の位相差により、全体としては、図3
(f)に示すように、各変動成分が相殺される。具体的
には、ブレーキ液圧PLFとブレーキ液圧PRFとの変動成
分が、また、ブレーキ液圧PLRとブレーキ液圧PRRとの
変動分が各々相殺される。言い換えれば、車両の4輪に
おいて、右側の車輪に対応する変動成分と、左側の車輪
に対応する変動成分とが相殺される。
【0047】従って、上述した第1実施形態による制動
装置によれば、図3(f)に示すようにブレーキ液圧の
変動成分が相殺されるため、制動時において、配管12
やアキュムレータ6等に発生する振動および騒音を低減
することができる。
【0048】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態による制動装置について説明する。この第2実施形
態による制動装置の基本的構成は、図1に示すものと同
一であるため、その説明を省略する。以下、図4を参照
して、第2実施形態による制動装置の動作を説明する。
図4は、第2実施形態における図1に示すコントローラ
4の処理手順を示すフローチャートである。
【0049】まず、図1に示すブレーキペダル1が運転
者により踏まれると、前述した動作と同様にして、液圧
センサ3からは、マスタシリンダ2内のブレーキ液圧に
対応したマスタシリンダ液圧信号Sbがコントローラ4
へ出力される。これにより、コントローラ4は、図4に
示すステップSB1へ進む。ステップSB1では、コン
トローラ4は、そのカウンタをリセットした後、カウン
タを1インクリメントして、カウント値Cを1(図5
(e)参照)とする。次いで、コントローラ4は、経過
時間TKの値を0とした後、ステップSB2へ進む。
【0050】ステップSB2では、コントローラ4は、
経過時間TKの値が図5(a)に示すディザ周期Tdの1
/4の値以上であるか否かを判断し、同判断結果が「N
O」の場合、同判断を繰り返す。そして、今、図5
(a)に示す時刻0において、経過時間TKの値がディ
ザ周期Tdの1/4の値になると、コントローラ4は、
ステップSB2の判断結果を「YES」とした後、ステ
ップSB3へ進む。
【0051】ステップSB3では、コントローラ4は、
経過時間TKの値を0とした後、ステップSB4へ進
む。ステップSB4では、コントローラ4は、カウント
値Cが奇数か否かを判断する。今の場合、カウント値C
が1、すなわち奇数であるため、コントローラ4は、ス
テップSB4の判断結果を「YES」としてステップS
B5へ進む。
【0052】ステップSB5では、コントローラ4は、
カウント値Cを4で除算した結果、そのあまりが1であ
るか否かを判断する。今の場合、除算結果が、1÷4=
0あまり1(図5(f)参照)であるため、コントロー
ラ4は、ステップSB5の判断結果を「YES」とし
て、ステップSB6へ進む。
【0053】ステップSB6では、コントローラ4は、
まず、図5(a)に示す時刻0において、今、入力され
ているマスタシリンダ液圧信号Sbから指令電流を求め
る。次いで、コントローラ4は、上記指令電流に、図5
(a)に示すディザ電流ILF(上昇ディザ)を重畳し
て、これを制御電流Ic4(図1参照)として比例制御弁
114のソレノイドへ供給する。これと同時に、コント
ローラ4は、指令電流に、図5(b)に示すディザ電流
IRF(下降ディザ)を重畳して、これを制御電流Ic3
(図1参照)として比例制御弁113へ供給した後、ス
テップSB11へ進む。
【0054】ステップSB11では、コントローラ4
は、カウンタを1インクリメントして、カウント値Cを
1から2(図5(e)参照)にした後、ステップSB2
へ戻る。そして、今、図5(a)に示す時刻t1になる
と、コントローラ4は、ステップSB2の判断結果を
「YES」として、ステップSB3へ進み、経過時間T
Kの値を0とした後、ステップSB4へ進む。
【0055】ステップSB4では、コントローラ4は、
今、カウント値Cの値が2であるため、判断結果を「N
O」として、ステップSB8へ進む。ステップSB8で
は、コントローラ4は、カウント値Cを4で除算した結
果のあまりが0であるか否かを判断する。今の場合、上
記除算結果が2÷4=0あまり2(図5(f)参照)で
あるため、コントローラ4は、ステップSB8の判断結
果を「NO」として、ステップSB9へ進む。
【0056】ステップSB9では、コントローラ4は、
図5(a)に示す時刻t1において、まず、上述した指
令電流に、図5(c)に示すディザ電流ILR(上昇ディ
ザ)を重畳して、これを制御電流Ic2(図1参照)とし
て、比例制御弁112のソレノイドへ供給する。これと
同時に、コントローラ4は、指令電流に、図5(d)に
示すディザ電流IRR(下降ディザ)を重畳して、これを
制御電流Ic1(図1参照)として、比例制御弁111の
ソレノイド17へ供給した後、ステップSB11へ進
む。
【0057】ステップSB11では、コントローラ4
は、カウンタを1インクリメントして、カウント値Cの
値を2から3(図5(e)参照)にした後、ステップS
B2へ戻る。そして、図5(a)に示す時刻t2になる
と、コントローラ4は、ステップSB2の判断結果を
「YES」した後、ステップSB3において経過時間T
Kの値を0とした後、ステップSB4へ進む。
【0058】ステップSB4では、コントローラ4は、
今、カウント値Cの値が3であるため、判断結果を「Y
ES」として、ステップSB5へ進む。ステップSB5
では、コントローラ4は、今の場合、上述した除算結果
が3÷4=0あまり3(図5(f)参照)であるため、
判断結果を「NO」としてステップSB7へ進む。ステ
ップSB7では、コントローラ4は、時刻t2におい
て、指令電流に図5(a)に示すディザ電流ILF(下降
ディザ)を重畳して、これを制御電流Ic4として出力す
るとともに、指令電流に図5(b)に示すディザ電流I
RF(上昇ディザ)を重畳して、これを制御電流Ic3とし
て出力した後、ステップSB11へ進む。
【0059】ステップSB11では、コントローラ4
は、カウント値Cの値を3から4(図5(e)参照)に
した後、ステップSB2へ戻り、上述した課程を繰り返
す。そして、今、図5(a)に示す時刻t3になると、
ステップSB4において、コントローラ4は、今の場
合、カウント値Cが4であるため、判断結果を「NO」
として、ステップSB8へ進む。ステップSB8では、
コントローラ4は、今の場合、除算結果が4÷4=1あ
まり0(図5(f)参照)であるため、判断結果を「Y
ES」として、ステップSB10へ進む。
【0060】ステップSB10では、コントローラ4
は、時刻t3において、指令電流に図5(c)に示すデ
ィザ電流ILR(下降ディザ)を重畳して、これを制御電
流Ic2として出力するとともに、指令電流に図5(d)
に示すディザ電流IRR(上昇ディザ)を重畳して、これ
を制御電流Ic1として出力する。
【0061】以下、上述した課程が繰り返されることに
より、図5(a)に示すディザ電流ILFに対して180
度の位相差をもつ図5(b)に示すディザ電流IRFが生
成されるとともに、図5(c)に示すディザ電流ILRに
対して180度の位相差をもつ図5(d)に示すディザ
電流IRRが生成される。また、図5(a)に示すディザ
電流ILF(図5(b):ディザ電流IRF)と、図5
(c)に示すディザ電流ILF(図5(d):ディザ電流
IRR)との位相差は、90度とされている。
【0062】そして、図5(a)〜(d)に示すブレー
キ液圧PLF、PRF、PLRおよびPRRが合成されると、各
々の変動成分が相殺され、図5(g)に示すようにフラ
ットなブレーキ液圧Paが得られる。これにより、本発
明の第2実施形態による制動装置によれば、前述した第
1実施形態による制動装置と同様の効果を得ることがで
きる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、位相変換手段により、
複数の制御電流に含まれるディザ電流のうち、任意のデ
ィザ電流の位相が、任意のディザ電流以外の他のディザ
電流に対して、所定角度ずらされると、各ディザ電流の
変動分が相殺される。従って、本発明によれば、各ディ
ザ電流により生じる振動が相殺され、これにより、制動
時の振動および騒音を低減することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1および第2実施形態による制動
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態による制動装置におけ
るコントローラ4の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】 同第1実施形態による制動装置の動作を説明
するディザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRの波形等を
示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態による制動装置におけ
るコントローラ4の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】 同第2実施形態による制動装置の動作を説明
するディザ電流ILF、IRF、ILRおよびIRRの波形等を
示す図である。
【図6】 従来の制動装置の動作を説明するディザ電流
ILF、IRF、ILRおよびIRRの波形等を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 4 コントローラ 111〜114 比例制御弁 151〜154 ホイールシリンダ ILF、IRF、ILR、IRR ディザ電流 Ic1〜Ic4 制御電流

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車輪に対応して設けられ、各々に
    供給される各制御電流に応じた制動力を前記複数の車輪
    へ各々付与する複数の制動手段と、ブレーキペダルの踏
    み込み量に応じた指令電流を求めた後、該指令電流に三
    角波状の複数のディザ電流を各々重畳して、これらを前
    記制御電流として前記複数の制動手段へ各々出力する制
    御電流生成手段とを有する制動装置において、 前記複数の制御電流に含まれるディザ電流のうち、任意
    のディザ電流の位相を、前記任意のディザ電流以外の他
    のディザ電流に対して、全てのディザ電流の変動成分が
    相殺されるように所定角度ずらす位相変換手段と、 を具備することを特徴とする制動装置。
JP24837896A 1996-09-19 1996-09-19 制動装置 Withdrawn JPH1086802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002514546A (ja) * 1998-05-12 2002-05-21 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー 制御されたおよび制御可能なブレーキ操作用の液圧ブレーキシステム
US6685280B1 (en) 1999-10-27 2004-02-03 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Vehicle braking system and vehicle braking device

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