JPH1086692A - 自動車の変速操作装置 - Google Patents

自動車の変速操作装置

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JPH1086692A
JPH1086692A JP24234196A JP24234196A JPH1086692A JP H1086692 A JPH1086692 A JP H1086692A JP 24234196 A JP24234196 A JP 24234196A JP 24234196 A JP24234196 A JP 24234196A JP H1086692 A JPH1086692 A JP H1086692A
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lever
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shaft
outer fitting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より少ない部品点数および組み付け工数で操
作レバーの抜け止めを確実に行い得るようにする。 【解決手段】 支持盤2の底板21の後面部に立設され
た軸筒23回りに回動自在に外嵌される外嵌筒31に取
り付けるようにし、外嵌筒31の基端側の外周縁部に
は、外嵌筒31と同心の円弧状の抜止めフィン62を外
方に向けて突設する一方、支持盤2には、外嵌筒31の
軸筒23回りの回動を許容した状態で抜止めフィン62
を係止する係止爪61を突設してなる抜け止め構造6を
備えてなり、上記抜止めフィン62の円弧長は、操作レ
バー36がシフト変更し得る範囲内での回動によって係
止爪61による係止状態が解除されないように寸法設定
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席のステアリ
ングホイールの近傍に設けられるコラムシフト方式の自
動車の変速操作装置に関し、特に支持軸に対する操作レ
バーの抜け止め構造に係る自動車の変速操作装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運転席において、車体と一体の基
盤に設けられた支持軸回りに回動自在に軸支され、か
つ、シフト姿勢とシフト解除姿勢との間で姿勢変更可能
に構成された操作レバーを有するコラムシフト方式の変
速操作装置が知られている。
【0003】上記基盤には、支持軸の軸心を中心とした
円弧状のディテントプレートが設けられている。このデ
ィテントプレートには、円弧の外周縁部に複数のシフト
位置を有するディテント溝が凹設されており、このディ
テント溝の所定のシフト位置に操作レバーのディテント
ピンが嵌まり込むことによってシフト設定されるように
なっている。
【0004】そして、上記操作レバーは、シフト解除姿
勢に設定するとディテントピンがディテント溝から抜け
出て支持軸回りに回動可能になり、シフト姿勢に設定す
るとディテントピンがディテント溝のいずれかのシフト
位置に嵌まり込むように構成されている。
【0005】一方、上記操作レバーは、基端側に円筒状
の筒体を有しており、この筒体が支持軸に外嵌されるこ
とにより、支持軸回りに回動自在になっている。支持軸
の先端部には、筒体が外嵌された状態でCリングが装着
され、これによって筒体が支持軸から抜け出るのを防止
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
変速操作装置においては、操作レバーに設けられた筒体
は、基盤から突設された支持軸に外嵌された状態で、支
持軸の先端部にCリングを装着することによって抜け止
めされていたため、抜け止め用のCリングが必要であ
り、その分部品点数が多くなっているとともに、Cリン
グを装着する操作を行わなければならず、その分組み付
け工数も多くなっているという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、より少ない部品点数および
組み付け工数で操作レバーの抜け止めを確実に行い得る
抜け止め構造を備えた自動車の変速操作装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動車の変速操作装置は、車体と一体の基盤に設けられ
た支持軸回りに回動自在に軸支され、かつ、シフト姿勢
とシフト解除姿勢との間で姿勢変更可能に構成された操
作レバーと、上記支持軸の軸心を中心とした円弧状に形
成され、かつ、円弧に沿って凹設された複数のシフト位
置を有するディテントプレートとを有し、上記操作レバ
ーをシフト解除姿勢に設定した状態で上記支持軸回りに
回動させることによりディテントプレートの所望のシフ
ト位置が選択され、操作レバーをシフト姿勢に姿勢変更
することによりシフト設定されるように構成された自動
車の変速操作装置において、上記支持軸は上記基盤の表
面に直交するように突設され、上記操作レバーは、上記
支持軸回りに回動自在に外嵌される外嵌筒に取り付けら
れ、上記外嵌筒の基端側には外嵌筒と同心の円弧状の抜
止めフィンが外方に向けて突設されるとともに、上記基
盤には外嵌筒の支持軸回りの回動を許容した状態で上記
抜止めフィンを係止する係止爪が突設され、上記抜止め
フィンおよび係止爪は、操作レバーがシフト変更し得る
範囲内での回動によって係止爪による係止状態が解除さ
れないように相互に寸法設定されていることを特徴とす
るものである。
【0009】この自動車の変速操作装置によれば、外嵌
筒を支持軸に嵌め込んだ状態で抜止めフィンを係止爪に
係止させることにより、外嵌筒は、操作レバーがシフト
変更し得る範囲内で回動されても支持軸から外れないよ
うになる。
【0010】従って、従来の抜け止め構造のように、支
持軸に外嵌筒が嵌め込まれた状態で、支持軸の先端部に
Cリングを装着する必要はなく、その分部品点数を削減
することができるとともに、組み付け工数を減少させる
ことが可能になる。
【0011】本発明の請求項2記載の自動車の変速操作
装置は、請求項1記載の自動車の変速操作装置におい
て、上記係止爪および上記抜止めフィンは、上記支持軸
の軸心に対して点対称の位置に設けられていることを特
徴とするものである。
【0012】この自動車の変速操作装置によれば、係止
爪およびこれに対応した抜止めフィンは、いずれも一対
が点対称で設けられているため、外嵌筒に抜ける方向の
力が加わった状態で、この力は一対の抜止めフィンを介
して一対の係止爪に分散されて伝達され、これによって
一つの係止爪に大きな力が加わることが防止され、抜け
止め効果が安定する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る自動車の変
速操作装置に係る一実施形態を示す分解斜視図であり、
図2は、その組み立て斜視図である。これらの図におい
てX−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向という。
変速操作装置1は、車体に一体の支持盤(基盤)2と、
この支持盤2に揺動自在に設けられたレバー装置3と、
上記支持盤2に固定されたディテントプレート4と、上
記レバー装置3よって操作されるセレクトレバー5と、
レバー装置3の抜け止め構造6と、レバー装置3がパー
キングレンジ(Pレンジ)に設定された状態を検出する
Pレンジ検出スイッチ7とを備えた基本構成を有してい
る。
【0014】上記支持盤2は、自動車の運転席のステア
リングホイール近傍であって、運転者が操作し易い位置
に固定されている。本実施形態においては、支持盤2
は、図略のステアリングシャフトに貫通させた状態で車
体に固定され、これによって変速操作装置1の操作をス
テアリングホイールの操作と同心で行い得るようにして
いる。なお、支持盤2の固定位置は、ステアリングシャ
フトと同心の位置であることに限定されるものではな
く、支持盤2の近傍にステアリングシャフトに平行に支
持ロッドを設け、この支持ロッドに基盤を外嵌すること
により基盤を車体に固定するようにしてもよい。また、
レバー装置3をフロアに立設してもよい。
【0015】このような支持盤2は、正面視で略正方形
状の底板21と、この底板21の周縁部から後方(+Y
方向)に向かって突設された周壁22と、上記底板21
の中央部から後方に向かって突設された軸筒(支持軸)
23と、上記底板21の幅方向の左側部から前方(−Y
方向)に突設されたブラケット24とを備えて形成され
ている。
【0016】上記軸筒23は、上記レバー装置3を軸心
回りに回動自在に軸支するものであり、周壁22の前後
寸法よりも長く寸法設定され、これによって側面視で周
壁22よりも後方に突出した状態になっている。また、
上記ブラケット24は、上記セレクトレバー5を支持す
るものであり、前端部にセレクトレバー5を支持するた
めの幅方向に延びる軸孔24aが穿設されている。
【0017】上記支持盤2は、後面部における軸筒23
の幅方向右方において底板21から後方に向かって突設
された上下方向一対のねじ座25を有しており、これら
ねじ座25の前後方向に延びるネジ孔に上記ディテント
プレート4がビス44によってねじ止めされるようにし
ている。上記各ねじ孔は、軸筒23の軸心を中心とした
略同一円周上に螺設されている。また、上記ねじ座25
と支持盤2の周壁22との間にはリブ25aが架橋さ
れ、これらのリブ25aによってねじ座25が補強され
ている。
【0018】また、水平方向に延びる下部の周壁22に
は節度ばね装着片26が後方に向かって突設され、この
節度ばね装着片26に板ばねを加工して形成された節度
ばね27がねじ止めされるようになっている。節度ばね
27は、基端側に装着孔が穿設されているとともに、先
端側に上方に向かって円弧状に膨出した円弧部27aを
有し、この円弧部27aによってレバー装置3の回動操
作に節度感を付与し得るようにしている。
【0019】図3は、抜け止め構造6の一実施形態を示
す斜視図である。この図に示すように、上記支持盤2
は、底板21の後面部において後方に向かって突設され
た一対の係止爪61を有している。これらの係止爪61
は上記軸筒23に装着されたレバー装置3の抜け止め用
のものであり、軸筒23の軸心を中心とした同一円周上
に点対称状態で設けられている。この係止爪61は、前
後方向に延びる根元片61aと、この根元片61aの先
端部から軸筒23の軸心方向に向けて折り曲げられた爪
片61bとからなり、爪片61bの前方側にレバー装置
3の一部(後述する抜止めフィン62)が嵌め込まれる
装着空間61cが形成されている。そしてレバー装置3
はこれら一対の係止爪61によって軸筒23から抜け止
めされるようになっている。
【0020】そして、本発明に係る抜け止め構造6は、
支持盤2の底板21から後方に向けて突設された上記一
対の係止爪61と、外嵌筒31の前端側に上記各係止爪
61に対応して外方に向けて突設された上記一対の抜止
めフィン62とから構成されている。
【0021】上記レバー装置3は、軸筒23に摺接状態
で外嵌される外嵌筒31と、この外嵌筒31の外周面か
ら幅方向の左方に向けて突設されたセレクトアーム33
と、外嵌筒31の軸心を中心とした円弧状で外嵌筒31
の下部に設けられた節度板34と、上記セレクトアーム
33の突設される方向に対して逆方向に延びるように外
嵌筒31に接続された操作レバー36とを備えて形成さ
れている。
【0022】上記外嵌筒31は、その前端側の外周面に
上記係止爪61に対応して外方に向かって突出した一対
の円弧状の抜止めフィン62を有している。これら抜止
めフィン62は、所定の有効円弧長Lを有しているとと
もに、係止爪61の装着空間61cに嵌まり込み得る径
方向の厚み寸法を有し、これによって外嵌筒31が軸筒
23に外嵌され、かつ、各抜止めフィン62が装着空間
61cに内嵌された状態で、抜止めフィン62と爪片6
1bとが互いに干渉し合う範囲内において外嵌筒31が
軸筒23から抜け出るのが阻止されるようになってい
る。
【0023】ちなみに、上記有効円弧長Lは、図5の
(イ)に示すように、抜止めフィン62の一方の端部お
よび軸筒23の軸心を結ぶ直線と、抜止めフィン62の
他方の端部および軸筒23の軸心を結ぶ直線とで形成さ
れる角度βが後述する有効角度α°(図5)よりも若干
大きくなるように長さ設定されている。
【0024】上記セレクトアーム33は、外嵌筒31の
軸筒23回りの回動をセレクトレバー5に伝達するもの
であり、先端部にセレクトレバー5に摺接状態で接続さ
れる球状のセレクトボール32が設けられている。
【0025】上記節度板34は、外嵌筒31の外周面上
における上記節度ばね27に対応した位置に設けられて
いる。この節度板34の外周部には波形の凹凸縁部34
aが形成されており、外嵌筒31が軸筒23に嵌め込ま
れた状態で、この凹凸縁部34aの凹部に上記節度ばね
27の円弧部27aが付勢状態で嵌まり込むように節度
板34および節度ばね27の相対位置が設定されてい
る。これによって外嵌筒31を軸筒23回りに回動させ
ると、円弧部27aが凹凸縁部34aの凸部を相対的に
乗り越える毎に節度感が得られるようになっている。
【0026】上記操作レバー36は、基端側に軸受筒3
7を有しているとともに、先端側に把持して操作レバー
36を操作する把手36aを有している。上記軸受筒3
7は操作レバー36に対してその延びる方向に直交する
ように固定され、これによって軸孔37aが上下方向に
延びるように方向設定されている。
【0027】一方、上記外嵌筒31には、その外周面に
上記セレクトアーム33に対して逆方向に突設された上
下一対のレバー支持ブラケット35が設けられている。
これら一対のレバー支持ブラケット35は、それらの隙
間寸法が軸受筒37の長さ寸法よりも若干大きめに設定
されているとともに、中央部に上記軸受筒37の軸孔3
7aの径と等しい径を有する互いに対向した軸孔35a
が穿設されている。
【0028】そして、上下のレバー支持ブラケット35
の隙間に軸受筒37が差し入れられた状態でボルト軸3
8がレバー支持ブラケット35の軸孔35aおよび軸受
筒37の軸孔37aに挿通され、ボルト軸38の外部に
突出した部分に座金38bを介してナット38aを螺着
締結することにより、操作レバー36がボルト軸38回
りに回動自在に外嵌筒31に接続されるようにしてい
る。
【0029】従って、ボルト軸38を介して外嵌筒31
と操作レバー36とが接続されて形成したレバー装置3
は、その外嵌筒31を支持盤2の軸筒23に外嵌するこ
とによって把手36aの操作で軸筒23回りに回動し得
るようになるとともに、操作レバー36を前後方向に動
かすことによって操作レバー36はボルト軸38回りに
正逆回動し得るようになっている。
【0030】上記軸受筒37は、その外周面に放射状に
突設された3本の突出ピン39を有している。これら突
出ピン39の内の1本(付勢用ピン39a)は、軸受筒
37の表面から操作レバー36とは反対方向に延びるよ
うに突設されている。一方、上下のレバー支持ブラケッ
ト35間には、前端部がレバー支持ブラケット35に固
定され、かつ、後端部が付勢用ピン39aに接続された
コイルばね35bが挾設されている。そして、軸受筒3
7がボルト軸38を介してレバー支持ブラケット35に
取り付けられた状態で付勢用ピン39aがコイルばね3
5bの後方端に押圧当接し、これによって操作レバー3
6は付勢用ピン39aを介してボルト軸38回りに反時
計方向に常に付勢されるようになっている。
【0031】また、上記突出ピン39の内の残りの2本
(回動規制ピン39b)は、操作レバー36のボルト軸
38回りの回動範囲を設定するためのものである。この
回動規制ピン39bは、上記ディテントプレート4の内
周縁部(ガイド面41)に摺接するガイドピン39c
と、同外周縁部(ディテント溝42)に摺接するディテ
ントピン39dとからなっている。このような回動規制
ピン39bは、レバー装置3が支持盤2に装着された状
態でディテントプレート4がガイドピン39cおよびデ
ィテントピン39dによって所定の余裕で挟持されるよ
うに軸受筒37の表面に位置設定および寸法設定がなさ
れている。
【0032】これによりレバー装置3が支持盤2に装着
された状態で、把手36aを操作することにより、操作
レバー36は、ディテントピン39dがディテントプレ
ート4の上部ストッパ421に当接する角度位置から下
部ストッパ422に当接する角度位置までの有効角度α
°(図5の(イ))の範囲内でボルト軸38回りに正逆
回動させ得るようになっている。
【0033】上記ディテントプレート4は、中心角が略
直角の円弧状に形成され、内縁面に軸筒23の軸心を中
心にした滑らかなガイド面41が形成されているととも
に、外縁面にディテント溝42が凹設されている。
【0034】本実施形態においては、図1に示すよう
に、パーキング時に選択されるPレンジ42a、後退時
に選択されるRレンジ42b、ニュートラル時に選択さ
れるNレンジ42c、通常の走行時に選択されるDレン
ジ42d、高速走行時に選択されるSレンジ42e、お
よび低速走行時に選択されるLレンジ42fが上方から
下方に向かって順次設定されている。
【0035】このようなディテントプレート4は、その
上下端部に上記支持盤2のねじ座25に対応して貫設さ
れた装着孔43を有しており、これらの装着孔43を通
してビス44をねじ座25のねじ孔に螺着締結すること
によってディテントプレート4が支持盤2に装着される
ようになっている。
【0036】そして、ディテントプレート4が装着され
た状態の支持盤2にレバー装置3を装着した状態では、
操作レバー36は、コイルばね35bの付勢力によって
付勢用ピン39aを介してボルト軸38回りに反時計方
向に付勢され、これによってディテントピン39dはデ
ィテント溝42のいずれかのレンジ42a,42b,4
2c,42d,42e,42fに嵌まり込んだシフト姿
勢になるとともに、コイルばね35bの付勢力に抗して
操作レバー36をボルト軸38回りに時計方向に回動さ
せることにより、ガイドピン39cがディテントプレー
ト4のガイド面41に当接し、かつ、ディテントピン3
9dが嵌まり込んでいるレンジ42a,42b,42
c,42d,42e,42fから外れるシフト解除姿勢
になるようにしている。
【0037】また、Pレンジ42aの上方には、操作レ
バー36がシフト解除姿勢に設定された状態でも乗り越
えることができない上部ストッパ421(図1)が設け
られているとともに、Lレンジ42fの下方には同下部
ストッパ422(図1)が設けられ、これらストッパ4
21,422によって操作レバー36の軸筒23回りの
回動範囲が設定されている。
【0038】従って、ガイドピン39cがディテントプ
レート4のガイド面41に当接するまで操作レバー36
を後方に引いた状態で把手36aを操作して操作レバー
36を軸筒23回りに回動させることにより、レバー装
置3は上部ストッパ421と下部ストッパ422との範
囲内で回動し、この操作を停止することによって選択さ
れたいずれかのレンジ42a,42b,42c,42
d,42e,42fにシフト設定された状態になる。
【0039】なお、本実施形態においては、Pレンジ4
2aからRレンジ42bへのシフト変更、Nレンジ42
cからRレンジ42bへのシフト変更、Rレンジ42b
からPレンジ42aへのシフト変更、およびSレンジ4
2eからLレンジ42fへのシフト変更については、操
作レバー36をシフト解除姿勢に姿勢変更してから行わ
なければならないが、Nレンジ42c〜Sレンジ42e
間のシフト変更、42bからNレンジ42cへのシフト
変更、およびLレンジ42fからSレンジ42eへのシ
フト変更については、操作レバー36がシフト姿勢に設
定された状態で行い得るようになっている。
【0040】上記セレクトレバー5は、水平杆51と垂
直杆52とからなるL字形状を呈して形成されている。
このセレクトレバー5の角部には、上記ブラケット24
の軸孔24aに対応した軸孔53が穿設されている。ま
た、水平杆51の先端部には上記セレクトボール32に
対応した水平方向に延びる長孔54が穿設されている。
また、垂直杆52の他端部には装着孔55が穿設されて
いる。
【0041】そして、ボルト軸56がブラケット24の
内側から軸孔24aおよび軸孔53に差し通された状態
で座金56bを介してナット56aがボルト軸56の先
端に螺着された状態でセレクトレバー5は支持盤2の幅
方向左側部にボルト軸56回りに回動自在に軸支されて
いる。
【0042】上記水平杆51は、セレクトレバー5がボ
ルト軸56に軸支された状態で支持盤2の周壁22から
後方に突出し、かつ、軸筒23に装着された外嵌筒31
のセレクトボール32が長孔54に摺接状態で嵌入する
ように長さ寸法が設定されている。従って、把手36a
の操作で外嵌筒31を軸筒23回りに回動させることに
よりセレクトボール32も回動し、この回動によってセ
レクトレバー5はボルト軸56回りに正逆回動するよう
になっている。
【0043】また、上記垂直杆52の下端部には装着孔
55に挿通されたボルト57を介してセレクトワイヤ5
8が接続されている。このセレクトワイヤ58は、基端
部に接続孔の穿設された接続金具58aが取り付けられ
ており、装着孔55に挿通されたボルト57の先端部に
この接続孔を外嵌してからナット57aで締結すること
により、セレクトワイヤ58が垂直杆52に接続される
ようにしている。
【0044】そして、セレクトワイヤ58の先端側は図
略のトランスミッションに接続され、セレクトレバー5
の軸孔53回りの回動によるセレクトワイヤ58の牽索
量の変化によってトランスミッションが切り換わるよう
になっている。
【0045】上記Pレンジ検出スイッチ7は、操作レバ
ー36がPレンジ42aにシフトされたとき、このシフ
ト状態を検出するためのものであり、箱型のスイッチ本
体71と、このスイッチ本体71の上面に付設された検
出端子72とを備えて形成されている。そして、検出端
子72をスイッチ本体71に向けて押圧することにより
Pレンジ検出スイッチ7がオンされるようになってい
る。
【0046】このようなPレンジ検出スイッチ7は、デ
ィテントプレート4のPレンジ42a近傍の底板21に
後方に向かって突設されたスイッチ取付け部8に取り付
けられ、その検出端子72がPレンジ42aの反対側の
ディテントプレート4のガイド面41に対向するように
位置設定されている。
【0047】そして、操作レバー36がシフト解除姿勢
でPレンジ42aに設定された状態でガイドピン39c
が検出端子72から離間するとともに、操作レバー36
がPレンジ42aにおいてシフト姿勢に姿勢変更される
ことによってガイドピン39cが検出端子72をスイッ
チ本体71の方向に押圧し、これによってPレンジ検出
スイッチ7がオンされるように検出端子72とガイドピ
ン39cとの間の相対位置関係が設定されている。
【0048】また、Pレンジ検出スイッチ7がオンされ
ると、図略のシフトロック機構を動作させるアクチュエ
ータが駆動してシフトロック状態になり、ブレーキ操作
等を行わなければレンジ変更し得ないようにしている。
【0049】以下、本発明の作用について、図4および
図5を基に説明する。図4は、図2のA−A線断面略図
であり、(イ)は操作レバー36がシフト姿勢に設定さ
れた状態、(ロ)は操作レバー36がシフト解除姿勢に
設定された状態をそれぞれ示している。また、図5は、
図2のB−B線断面略図であり、(イ)は操作レバー3
6がシフト姿勢でSレンジ42eに設定された状態、
(ロ)は操作レバー36がシフト解除姿勢でPレンジ4
2aに位置した状態をそれぞれ示している。
【0050】まず、運転者が操作レバー36の把手36
aから手を離した状態では、図4の(イ)に示すよう
に、コイルばね35bの付勢力によって付勢用ピン39
aが幅方向に押圧され、これによって操作レバー36は
ボルト軸38回りに反時計方向に回動してディテントピ
ン39dが所定のディテント溝42に嵌まり込む。図4
の(イ)に示す例では操作レバー36はPレンジ42a
の溝に嵌まり込んでおり、図5の(イ)に示す例ではS
レンジ42eに嵌まり込んでシフト姿勢が維持されてい
る。
【0051】そして、操作レバー36がPレンジ42a
に設定された状態では、ガイドピン39cがPレンジ検
出スイッチ7の検出端子72をスイッチ本体71の方向
に押圧した状態になっているため、Pレンジ検出スイッ
チ7はオンされ、これによってシフトロックされる。
【0052】ついで、図4の(イ)に示す状態におい
て、把手36aの操作によりコイルばね35bの付勢力
に抗して操作レバー36をボルト軸38回りに時計方向
に回動すると、操作レバー36は、ディテントピン39
dがディテント溝42から抜け出したシフト解除姿勢に
なる。そして、ガイドピン39cがディテントプレート
4のガイド面41に当接し、これによってそれ以上の操
作レバー36のボルト軸38回りの時計方向の回動が阻
止されるとともに、以後、図4の(ロ)および図5の
(ロ)に示すように、操作レバー36は、ガイドピン3
9cがガイド面41にガイドされつつ軸筒23回りに回
動することが可能になり、これによってシフト変更操作
を行い得る状態になる。
【0053】そして、操作レバー36がシフト解除姿勢
に設定された状態では、ガイドピン39cによる検出端
子72の押圧状態が解除されるため、Pレンジ検出スイ
ッチ7はオフされ、これによってシフトロックは解除さ
れる。
【0054】以上詳述したように、本発明の変速操作装
置1は、操作レバー36を、支持盤2の底板21の後面
部に立設された軸筒23回りに回動自在に外嵌される外
嵌筒31に取り付けるようにし、外嵌筒31の基端側の
外周縁部には、外嵌筒31と同心の円弧状の抜止めフィ
ン62を外方に向けて突設する一方、支持盤2には、外
嵌筒31の軸筒23回りの回動を許容した状態で抜止め
フィン62を係止する係止爪61を突設してなる抜け止
め構造6を備えてなるものであり、上記抜止めフィン6
2の円弧長は、操作レバー36がシフト変更し得る範囲
内での回動によって係止爪61による係止状態が解除さ
れないように寸法設定しているため、簡単な構造であり
ながら、外嵌筒31を支持軸に嵌め込んだ状態で抜止め
フィン62を係止爪61に係止させることにより、外嵌
筒31を、操作レバー36は、シフト変更し得る範囲内
で回動されても支持軸から確実に外れないようにするこ
とが可能になる。
【0055】そして、従来の抜け止め構造のように、支
持軸に外嵌筒が嵌め込まれた状態で、支持軸の先端部に
Cリングを装着する必要はなく、その分部品点数を削減
することができるとともに、組み付け工数を減少させる
ことができ、部品コストおよび組み付けコストの低減を
図る上で好都合である。
【0056】本発明は以上の実施形態に限定されるもの
ではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0057】(1)上記の実施形態においては、係止爪
61および抜止めフィン62は、軸筒23の軸心周りに
点対称状態でそれぞれ一対が設けられているが、本発明
は、係止爪61および抜止めフィン62が一対であるこ
とに限定されるものではなく、それぞれ一つずつ設けて
もよいし、それぞれ三つ以上設けてもよい。
【0058】(2)上記の実施形態においては、支持盤
2に係止爪61を設け、外嵌筒31に抜止めフィン62
を設けているが、こうする代わりに支持盤2に抜止めフ
ィンを設け、外嵌筒31に係止爪を設けるようにしても
よい。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の自動車の変速操
作装置によれば、操作レバーを基盤の表面に立設された
支持軸回りに回動自在に外嵌される外嵌筒に取り付ける
ようにし、外嵌筒の基端側の外周縁部および基盤の内の
いずれか一方には、外嵌筒と同心の円弧状の抜止めフィ
ンを外方に向けて突設するとともに、他方には、外嵌筒
の支持軸回りの回動を許容した状態で抜止めフィンを係
止する係止爪を突設し、抜止めフィンの円弧長は、操作
レバーがシフト変更し得る範囲内での回動によって係止
爪による係止状態が解除されないように寸法設定したた
め、外嵌筒を支持軸に嵌め込んだ状態で抜止めフィンを
係止爪に係止させることにより、外嵌筒を、操作レバー
がシフト変更し得る範囲内で回動されても支持軸から外
れないようにすることができる。
【0060】従って、従来の抜け止め構造のように、支
持軸に外嵌筒が嵌め込まれた状態で、支持軸の先端部に
Cリングを装着する必要はなく、その分部品点数を削減
することができるとともに、組み付け工数を減少させる
ことができ、部品コストおよび組み付けコストの低減を
図る上で有効である。
【0061】本発明の請求項2記載の自動車の変速操作
装置によれば、係止爪および抜止めフィンを、支持軸の
軸心に対して点対称の位置に設けたため、外嵌筒に抜け
る方向の力が加わった状態で、この力は一対の抜止めフ
ィンを介して一対の係止爪に分散されて伝達され、これ
によって一つの係止爪に大きな力が加わることを防止す
ることができ、抜け止め効果を安定させる上で好都合で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の変速操作装置に係る一実
施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す変速操作装置の組立斜視図である。
【図3】抜け止め構造の一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図4】図2のA−A線断面略図であり、(イ)は操作
レバーがシフト姿勢に設定された状態、(ロ)は操作レ
バーがシフト解除姿勢に設定された状態をそれぞれ示し
ている。
【図5】図2のB−B線断面略図であり、(イ)は操作
レバーがシフト姿勢でSレンジに設定された状態、
(ロ)は操作レバーがシフト解除姿勢でPレンジに位置
した状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】 1 変速操作装置 2 支持盤(基盤) 21 底板 22 周壁 23 軸筒(支持軸) 24 ブラケット 24a 軸孔 25 ねじ座 25a リブ 26 節度ばね装着片 27 節度ばね 27a 円弧部 3 レバー装置 31 外嵌筒 32 セレクトボール 33 セレクトアーム 34 節度板 34a 凹凸縁部 35 レバー支持ブラケット 35a 軸孔 36 操作レバー 36a 把手 37 軸受筒 37a 軸孔 38 ボルト軸 39 突出ピン 39a 付勢用ピン 39b 回動規制ピン 39c ガイドピン 39d ディテントピン 4 ディテントプレート 41 ガイド面 42 ディテント溝 42a Pレンジ 42b Rレンジ 42c Nレンジ 42d Dレンジ 42e Sレンジ 42f Lレンジ 5 セレクトレバー 51 水平杆 52 垂直杆 53 軸孔 54 長孔 55 装着孔 56 ボルト軸 57 ボルト 58 セレクトワイヤ 6 抜け止め構造 61 係止爪 61a 根元片 61b 爪片 61c 装着空間 62 抜止めフィン 7 Pレンジ検出スイッチ 71 スイッチ本体 72 検出端子 8 スイッチ取付け部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と一体の基盤に設けられた支持軸回
    りに回動自在に軸支され、かつ、シフト姿勢とシフト解
    除姿勢との間で姿勢変更可能に構成された操作レバー
    と、上記支持軸の軸心を中心とした円弧状に形成され、
    かつ、円弧に沿って凹設された複数のシフト位置を有す
    るディテントプレートとを有し、上記操作レバーをシフ
    ト解除姿勢に設定した状態で上記支持軸回りに回動させ
    ることによりディテントプレートの所望のシフト位置が
    選択され、操作レバーをシフト姿勢に姿勢変更すること
    によりシフト設定されるように構成された自動車の変速
    操作装置において、上記支持軸は上記基盤の表面に直交
    するように突設され、上記操作レバーは、上記支持軸回
    りに回動自在に外嵌される外嵌筒に取り付けられ、上記
    外嵌筒の基端側には外嵌筒と同心の円弧状の抜止めフィ
    ンが外方に向けて突設されるとともに、上記基盤には外
    嵌筒の支持軸回りの回動を許容した状態で上記抜止めフ
    ィンを係止する係止爪が突設され、上記抜止めフィンお
    よび係止爪は、操作レバーがシフト変更し得る範囲内で
    の回動によって係止爪による係止状態が解除されないよ
    うに相互に寸法設定されていることを特徴とする自動車
    の変速操作装置。
  2. 【請求項2】 上記係止爪および上記抜止めフィンは、
    上記支持軸の軸心に対して点対称の位置に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車の変速操作装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327928B1 (en) * 1998-10-23 2001-12-11 Brian C. Bowerman Steering column shifter assembly

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