JPH1086687A - トランスファ装置 - Google Patents

トランスファ装置

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JPH1086687A
JPH1086687A JP24634296A JP24634296A JPH1086687A JP H1086687 A JPH1086687 A JP H1086687A JP 24634296 A JP24634296 A JP 24634296A JP 24634296 A JP24634296 A JP 24634296A JP H1086687 A JPH1086687 A JP H1086687A
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JP
Japan
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hydraulic
liquid
pressure
piston
hydraulic fluid
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JP24634296A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takada
雅弘 高田
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Fuji Univance Corp
Original Assignee
Fuji Univance Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からリザーブタンクへの作動液の補充を
不要とし、メンテナンスフリーを可能とする。 【解決手段】 制御回路4は、液圧アクチュエータ3の
ピストンを後退させて液圧室に負圧を発生させ、この負
圧によって作動液溜まり29に貯留する作動液を配管2
9aを介してリザーブタンク305へ循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪駆動車に適用
されるトランスファ装置に関し、より詳しくは、駆動部
と被駆動部の間に位置し、前後輪の駆動トルクの配分比
に応じた結合度に基づいて駆動部から被駆動部へ駆動ト
ルクを伝達する多板クラッチを備えたトランスファ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランスファ装置として、例え
ば、特開平7−304344号公報に示されるものがあ
る。このトランスファ装置は、モータ等のトルク発生機
構にて発生したトルクを減速機及び送りねじ機構により
スラスト力に変換し、このスラスト力をばね部材及び液
圧室を介して多板クラッチに作用させて後輪又は前輪に
伝達するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトラン
スファ装置によると、多板クラッチ側からの作動液のリ
ーク量が多い場合、システムがダウンしないよう一定の
インターバルで液圧室に作動液を補充しなけらばなら
ず、メンテナンスフリーとはならないという問題があっ
た。
【0004】従って、本発明の目的は、外部からリザー
ブタンクへの作動液の補充を不要とし、メンテナンスフ
リーを可能としたトランスファ装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、駆動部と被駆動部の間に位置し、前後輪の
駆動トルクの配分比に応じた結合度に基づいて前記駆動
部から前記被駆動部へ駆動トルクを伝達する多板クラッ
チを備えたトランスファ装置において、前記結合度に応
じた液圧を発生し、前記液圧に基づく押圧力を前記多板
クラッチに付与する液圧発生手段と、前記液圧発生手段
から漏出した圧力発生用液体を収集し貯留する収集貯留
手段と、前記液圧発生手段に負圧を発生させ、その負圧
に基づいて前記収集貯留手段から前記圧力発生用液体を
前記液圧発生手段へ還流させる還流手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】上記構成の本発明によれば、還流手段は、
液圧発生手段に負圧を発生させると、この負圧により、
収集貯留手段に収集,貯留されていた圧力発生用液体が
液圧発生手段へ還流する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
を示すトランスファ装置の構成図である。このトランス
ファ装置1は、装置本体2と、後述するリザーブタンク
305を備え、装置本体2にパイプ5を介して接続され
た液圧アクチュエータ3と、この液圧アクチュエータ3
を制御する制御回路4とを有している。
【0008】装置本体2は、トランスファケース2Aを
有し、このトランスファケース2A内に、原動機(図示
せず)からの駆動トルクが入力する入力軸20Aと、こ
の入力軸20Aに同軸的に配置される後輪用出力軸20
Bと、前輪用出力軸20Cとを収容している。これらの
入力軸20A,後輪用出力軸20B及び前輪用出力軸2
0Cは、ボールベアリング21Aによってトランスファ
ケース2Aに支持されている。また、トランスファケー
ス2Aは、液圧アクチュエータ3からの作動油をパイプ
5,ノズル6を介して後述するクラッチピストン26側
へ導くための導入路28を形成し、クラッチピストン2
6からリークする作動液を貯留する作動液溜まり29を
設けている。この作動液溜まり29とリザーブタンク3
05とは配管29aにより接続されている。
【0009】後輪用出力軸20Bの外周には、後輪用出
力軸20Bに非結合的に貫通支持されるドライブスプロ
ケット22Aと、多板クラッチ23を収容するクラッチ
ハウジング24と、多板クラッチ23を押圧又は開放す
る押圧部材25と、押圧部材25を押圧するクラッチピ
ストン26とを設けている。多板クラッチ23は、互い
に面接触することによって駆動トルクの伝達を行う複数
のクラッチディスク23a及びプッシャープレート23
bから構成されている。クラッチハウジング24は、ク
ラッチディスク23aを収容してドライブスプロケット
22Aに結合的に支持されたアウタハウジング24a
と、プッシャープレート23bを収容して後輪用出力軸
20Bに結合的に支持されたインナハウジング24bと
から構成されている。多板クラッチ23の開放時にクラ
ッチディスク23aとプッシャープレート23bとを非
接触状態にするため、インナハウジング24bと押圧部
材25との間にクラッチスプリング27を配置してい
る。また、クラッチピストン26が回転中の押圧部材2
5に押圧力を伝達できるようにするため、押圧部材25
とクラッチピストン26との間にニードルベアリング2
1Bを配置している。
【0010】前輪用出力軸20Cの外周には、ドリブン
スプロケット22Bを設け、このドリブンスプロケット
22B及びドライブスプロケット22Aにチェーン22
Cを巻装している。
【0011】図2は液圧アクチュエータ3の2WDモー
ドにおける詳細断面図である。液圧アクチュエータ3
は、ハウジング300を有し、このハウジング300に
シリンダ301、パルスモータ,DCモータ等のモータ
302及びギヤカバー303を取り付け、シリンダ30
1の外部に圧力センサ304及びリザーブタンク305
を取り付けている。また、液圧アクチュエータ3は、シ
リンダ301内に、ピストン310,送りねじ軸32
0,変位部材330及びばね部材340を収容してい
る。
【0012】シリンダ301は、筒状のシリンダ本体3
01aとシリンダキャップ301bとを一体的に形成し
てなり、シリンダキャップ301bに出力ポート306
を備えている。
【0013】ピストン310は、筒状のピストン本体3
10aとピストンヘッド310bとを一体的に形成して
なり、ピストン本体310aの外周面の前後にパッキン
311を各々備え、前側のパッキン311の背面側に小
孔310dを備え、前後のパッキン311の間に補給室
310eを形成し、シリンダ301内に移動可能に配置
されている。
【0014】送りねじ軸320は、雄ねじ部321を有
し、この雄ねじ部321の先端に変位部材330の脱落
を防止するストッパ322を設け、雄ねじ部321の基
端には取付部323を形成し、この取付部323に嵌入
した軸受307により回転可能にハウジング300に支
持されている。
【0015】変位部材330は、シリンダ本体301a
内を褶動する大径部331を有し、シリンダ301の出
力ポート306側にピン312が移動可能な凹部332
及びピン312に係止する凸部333を形成し、送りね
じ軸320の雄ねじ部321にねじ係合する雌ねじ部
(図示せず)を貫通させている。この凸部333を設け
ることにより、変位部材330をハウジング300側に
戻す際に、凸部333にピンが係止し、ピストン310
を戻すことができる。
【0016】ばね部材340は、ピストン本体310a
の開放端と変位部材330の大径部331との間で圧縮
変形されるようシリンダ301内に配置されている。
【0017】また、液圧アクチュエータ3は、ハウジン
グ300とギヤカバー303との間に、モータ302の
出力軸302bの回転を減速して送りねじ軸320に伝
達するための減速ギヤ機構350を配置している。この
減速ギヤ機構350は、モータ302の出力軸302b
に取り付けられた出力ギヤ351と、両端を軸受309
により回動可能に支持された中間軸352と、この中間
軸352に取り付けられ出力ギヤ351に噛合する大ギ
ヤ353及び小ギヤ354と、送りねじ軸320の取付
部323に取り付けられ小ギヤ354に噛合する大ギヤ
355とから構成されている。
【0018】圧力センサ304は、液圧室308の圧力
を示す液圧検出信号S3 を制御回路4に出力するもので
ある。
【0019】リザーブタンク305は、作動液を戻すた
めのリターンポート305aと、作動液を供給するため
のサプライポート305cとを備えている。
【0020】制御回路4は、モード選択信号S1 に基づ
いて、圧力センサ304からの液圧検出信号S3 が所定
液圧になるまで回転する回転信号S2 をモータ302に
出力し、液圧検出信号S3 が所定液圧に達した後は、モ
ータ302を停止させるものであり、モータ302の停
止後は送りねじ軸320の摩擦力により変位部材330
が逆戻りしないため、所定液圧を保持し、モード選択信
号S1 に対応する配分比で原動機(図示せず)から入力
軸20Aに入力する駆動トルクを前後輪に伝達させるも
のである。また、制御回路4は、外部から所定のタイミ
ング、例えば、定期的に作動液供給指令S5 があると、
図示しない車速検出センサからの車速検出信号S6 に基
づいて車速が所定値以下か否かを判断し、車速が所定値
以下となったとき、作動液305bを供給する制御信号
4 をモータ302に出力するようになっている。この
制御信号S4 に基づいて、モータ302はリターンポー
ト305aと液圧室308とが連通する位置(31
0′)に変位部材330を移動させる。
【0021】次に、本装置1の基本動作を説明する。ま
ず、2WDモードから4WDモードへの動作について説
明する。2WDモードでは、変位部材330は図2に示
す位置にあり、ばね部材340は圧縮されていないの
で、クラッチピストン26及び押圧部材25への押圧力
は略0であり、多板クラッチ23のクラッチディスク2
3aとプッシャープレート23bとはクラッチスプリン
グ27により非接触状態にある。従って、原動機(図示
せず)から入力軸20Aに入力する駆動トルクは、前輪
用出力軸20Cに伝達せず、後輪用出力軸20Bのみに
伝達している。
【0022】ここで操作者が、セレクトレバー部(図示
せず)を操作して4WDモードを選択すると、セレクト
レバー部は、選択された4WDモードを示すモード選択
信号S1 を制御回路4に出力する。
【0023】制御回路4は、モード選択信号S1 に基づ
いて、変位部材330が前進する方向(ピストン310
の方向)の回転信号S2 をモータ302に出力する。こ
こで、変位部材330が前進する出力軸302bの回転
方向を正転方向とする。モータ302は、回転信号S2
の入力に基づいて出力軸302bを正転方向に回転さ
せ、減速ギヤ機構350を介して所定の減速比に減速さ
れた回転トルクを送りねじ軸320に伝達し、変位部材
330はピストン310の方向に移動する。圧力センサ
304からの液圧検出信号S3 が4WDモードに対応し
た所定液圧に到達すると、制御回路4は、モータ302
の駆動を停止する。液圧アクチュエータ3は、後述する
図3に示す4WDモードの状態となる。
【0024】図3は液圧アクチュエータ3の4WDモー
ドにおける詳細断面図である。4WDモードでは、同図
に示すように、ばね部材340が圧縮変形する。ピスト
ン310は、ばね部材340の反発力によって変位部材
330のストロークに対応する押圧力を作動液を介しパ
イプ5,ノズル6,導入路28を通じてクラッチピスト
ン26に伝達する。クラッチピストン26は、ピストン
310からの押圧力により押圧部材25を多板クラッチ
23側に押圧する。多板クラッチ23のプッシャープレ
ート23bとクラッチディスク23aとが結合し、選択
された4WDモードに対応する所定の配分比で駆動トル
クが後輪用出力軸20B及びチェーン22Cを介して前
輪用出力軸20Cに伝達される。このとき、ピン312
は、変位部材330の凹部332の中間の位置にある。
【0025】次に、4WDモードから2WDモードへの
動作について説明する。4WDモードでは、変位部材3
30は図3に示す位置にあり、4WDモードに対応する
所定の配分比で駆動トルクは、後輪用出力軸20B及び
チェーン22Cを介して前輪用出力軸20Cに伝達して
いる。
【0026】ここで操作者が、セレクトレバー部(図示
せず)を操作して2WDモードを選択すると、セレクト
レバー部は、選択された2WDモードを示すモード選択
信号S1 を制御回路4に出力する。
【0027】制御回路4は、モード選択信号S1 に基づ
いて、変位部材330が後退する方向の回転信号S2
モータ302に出力する。モータ302は、回転信号S
2 の入力に基づいて出力軸302bを逆転方向に回転さ
せ、減速ギヤ機構350を介して所定の減速比に減速さ
れた回転トルクを送りねじ軸320に伝達し、圧力セン
サ304からの液圧検出信号S3 が2WDモードに対応
した液圧に到達すると、制御回路4はモータ302の駆
動を停止し、図2に示す位置に戻る。なお、変位部材3
30が図2に示す位置に戻るとき、変位部材330の凹
部333にピン312が係止し、ピストン310が連れ
戻される。
【0028】次に、作動液305bの供給について図4
のフローチャートに従って説明する。2WDモードや4
WDモードにおいて、制御手段4は、外部から作動液供
給指令S5 があると(ST1)、図示しない車速検出セ
ンサからの車速検出信号S6に基づいて車速が所定値以
下か否かを判断し(ST2)、車速が所定値以下となっ
たとき、作動液305bを供給する制御信号S4 をモー
タ302に出力する。モータ302は、リターンポート
305aと液圧室308とが連通する位置310’に変
位部材330を移動させる。変位部材330が戻ると
き、変位部材330の凸部333にピン312が係止
し、ピストン310が連れ戻される(ST3)。このと
き、クラッチピストン26がクラッチスプリング27に
より戻され、ストロークエンドになってから、ピストン
310がさらに後退することにより、液圧室308内に
負圧が発生し、負圧解消のため作動液は、サプライポー
ト305c,補給室310e,ピストン310端面の小
孔310d,パッキン311背面を経て、液圧室308
に流入するとともに、作動液溜まり29に貯留されてい
る作動液は、配管29aを介してリザーブタンク305
に供給される。
【0029】上記構成の本装置1によれば、リザーブタ
ンク305に作動液を供給する場合、作動液溜まり29
の作動液をリザーブタンク305へ循環させているの
で、外部から作動液を補充する手間を省くことができる
ので、メンテナンスフリーを可能となる。また、制御回
路4は、所定のタイミングでリザーブタンク305への
作動液の供給を行っているので、作動液のレベル検出セ
ンサが不要とり、コストダウンを図ることができる。ま
た、車速が所定値以下の場合に、リザーブタンク305
への作動液を供給を行っているので、図5に示すよう
に、作動液へのエアの混入を低減することができる。例
えば、同図においてEで示す領域でリザーブタンク30
5への作動液の供給を行うことにより、作動液へのエア
の混入を極めて低く抑えることができる。
【0030】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々な実施の形態が可能である。例えば、上記実施
の形態では、装置本体2と液圧アクチュエータ3とはパ
イプ5を介して接続したが、パイプ5を介さずに直接接
続してもよい。また、圧力センサ304が検出する液圧
検出信号S3 に基づいて作動液不足を検知するようにし
てもよい。これにより、作動液不足に対しリアルタイム
に対応することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によると、液
圧発生手段に負圧を発生させ、収集貯留手段に収集,貯
留されていた圧力発生用液体を液圧発生手段へ還流させ
ているので、外部から作動液を補充する手間を省くこと
ができ、メンテナンスフリーが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトランスファ装置の構成図であ
る。
【図2】本発明に係る液圧アクチュエータの2WDモー
ドにおける断面図である。
【図3】本発明に係る液圧アクチュエータの4WDモー
ドにおける断面図である。
【図4】本発明に係るトランスファ装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明に係るトランスファ装置の効果を説明す
るための車速とエア混入率との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 トランスファ装置 2 装置本体 3 液圧アクチュエータ 4 制御回路 23 多板クラッチ 25 押圧部材 29 作動液溜まり 29a 配管 302 モータ 305 リザーブタンク 310 ピストン 330 変位部材 340 ばね部材 S1 モード選択信号 S2 回転信号 S3 液圧検出信号 S4 作動液を供給する制御信号 S5 作動液供給指令 S6 車速検出信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部と被駆動部の間に位置し、前後輪
    の駆動トルクの配分比に応じた結合度に基づいて前記駆
    動部から前記被駆動部へ駆動トルクを伝達する多板クラ
    ッチを備えたトランスファ装置において、 前記結合度に応じた液圧を発生し、前記液圧に基づく押
    圧力を前記多板クラッチに付与する液圧発生手段と、 前記液圧発生手段から漏出した圧力発生用液体を収集し
    貯留する収集貯留手段と、 前記液圧発生手段に負圧を発生させ、その負圧に基づい
    て前記収集貯留手段から前記圧力発生用液体を前記液圧
    発生手段へ還流させる還流手段と、 を有することを特徴とするトランスファ装置。
  2. 【請求項2】 前輪又は後輪に駆動トルクを伝達する駆
    動系に設けられる多板クラッチと、この多板クラッチを
    押圧又は開放する押圧部材とを有し、前記押圧部材の押
    圧動作に基づいて前記駆動トルクを後輪又は前輪に伝達
    するトランスファ装置において、 シリンダ内に前進又は後退可能に収容され、前進するこ
    とによって液圧室に前記押圧部材に伝達する液圧を発生
    させるピストンと、 前記ピストンを前進又は後退させる駆動手段と、 前記液圧室に作動液を供給するリザーブタンクと、 前記駆動系内の作動液を貯留する作動液溜まりと、 前記作動液溜まりと前記リザーブタンクとを接続する液
    路と、 前記ピストンが後退するよう前記駆動手段を制御し、前
    記ピストンの後退によって前記液圧室に発生する負圧に
    より前記作動液溜まりの作動液を前記液路を介して前記
    リザーブタンクに供給する制御手段と、 を有することを特徴とするトランスファ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、外部から作動液供給指
    令があり、かつ、車速が所定値以下になったとき、前記
    作動液の供給を行うことを特徴とする請求項2記載のト
    ランスファ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記液圧室の液圧が所
    定値以下になり、かつ、車速が所定値以下になったと
    き、前記作動液の供給を行うことを特徴とする請求項2
    記載のトランスファ装置。
JP24634296A 1996-09-18 1996-09-18 トランスファ装置 Pending JPH1086687A (ja)

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