JPH1086324A - 複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリーン印刷機 - Google Patents
複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリーン印刷機Info
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- JPH1086324A JPH1086324A JP26358696A JP26358696A JPH1086324A JP H1086324 A JPH1086324 A JP H1086324A JP 26358696 A JP26358696 A JP 26358696A JP 26358696 A JP26358696 A JP 26358696A JP H1086324 A JPH1086324 A JP H1086324A
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- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークの印刷に際し、全体構成の簡素化、処
理の確実性、投入・印刷・搬送・分流・リターン搬送・
再投入等の一連の処理の自動化を図る。 【解決手段】 未印刷の第1群のワークWを印刷装置4
0に供給するワーク供給装置10、一旦印刷した第2群
のワークWを再供給するワーク再供給装置90、印刷後
のワークWを排出する排出装置50を印刷装置40に関
連配置する。排出装置50前方に配置した搬送装置60
では第1群、第2群のワークW夫々を並列搬送し、第2
群のワークWは搬送装置60後部で搬出する一方、第1
群のワークWはワーク受渡し装置70によってリターン
搬送装置80に移送し、リターン搬送後では第2群のも
のとして再び印刷装置40に搬入する。印刷装置40で
は第1群、第2群夫々のワークWに同時印刷し、ワーク
供給装置10、印刷装置40、排出装置50、ワーク再
供給装置90相互間のワークW移送はワーク挟持搬送テ
ーブル30を移動するテーブル移動装置20によって行
なう。
理の確実性、投入・印刷・搬送・分流・リターン搬送・
再投入等の一連の処理の自動化を図る。 【解決手段】 未印刷の第1群のワークWを印刷装置4
0に供給するワーク供給装置10、一旦印刷した第2群
のワークWを再供給するワーク再供給装置90、印刷後
のワークWを排出する排出装置50を印刷装置40に関
連配置する。排出装置50前方に配置した搬送装置60
では第1群、第2群のワークW夫々を並列搬送し、第2
群のワークWは搬送装置60後部で搬出する一方、第1
群のワークWはワーク受渡し装置70によってリターン
搬送装置80に移送し、リターン搬送後では第2群のも
のとして再び印刷装置40に搬入する。印刷装置40で
は第1群、第2群夫々のワークWに同時印刷し、ワーク
供給装置10、印刷装置40、排出装置50、ワーク再
供給装置90相互間のワークW移送はワーク挟持搬送テ
ーブル30を移動するテーブル移動装置20によって行
なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば円筒状素材で
あるワークの両側端縁面に適当なインキの如き塗布剤等
を塗布する等のワークの両側面に印刷したり、ワーク片
面に2度刷りしたり等を行なう場合に好適で、ワークの
供給、印刷、再供給後の印刷等の一連の工程処理を自動
化できる複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方
法及びそのスクリーン印刷機に関する。
あるワークの両側端縁面に適当なインキの如き塗布剤等
を塗布する等のワークの両側面に印刷したり、ワーク片
面に2度刷りしたり等を行なう場合に好適で、ワークの
供給、印刷、再供給後の印刷等の一連の工程処理を自動
化できる複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方
法及びそのスクリーン印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からプリント配線板、厚膜電子製
品、液晶表示素子、厚膜形サーマルヘッド、太陽電池そ
の他の各種の電子機器部品の製作に際しスクリーン印刷
によって各種ペースト類を塗布することが行なわれてお
り、印刷対象である各種部品のワークに対してその片面
あるいは両面にスクリーン印刷が施されている。ただ両
面印刷を行なう場合には表面を印刷した後に反転させて
裏面を印刷するとしたときには表面印刷後のワークを一
旦はストックしておいて、反転整列させた後に再び同一
の印刷機によって裏面を印刷するのである。またこれら
を連続的に行なうときには表面用、裏面用の夫々の印刷
機を各別に用意しておき、表面用印刷機による表面印刷
後に反転してあるいは反対側から裏面用印刷機による裏
面印刷を行なうものである。
品、液晶表示素子、厚膜形サーマルヘッド、太陽電池そ
の他の各種の電子機器部品の製作に際しスクリーン印刷
によって各種ペースト類を塗布することが行なわれてお
り、印刷対象である各種部品のワークに対してその片面
あるいは両面にスクリーン印刷が施されている。ただ両
面印刷を行なう場合には表面を印刷した後に反転させて
裏面を印刷するとしたときには表面印刷後のワークを一
旦はストックしておいて、反転整列させた後に再び同一
の印刷機によって裏面を印刷するのである。またこれら
を連続的に行なうときには表面用、裏面用の夫々の印刷
機を各別に用意しておき、表面用印刷機による表面印刷
後に反転してあるいは反対側から裏面用印刷機による裏
面印刷を行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のこのよ
うな両面印刷処理システムでは一旦印刷後に中断して同
一の印刷機によって再度印刷することによると、ワーク
の反転整列処理が確実に行なわれて印刷機に投入されな
いと同一面に二重に印刷される虞れが十分にあるばかり
でなく作業能率が極めて悪いものである。また表裏面用
夫々の印刷機を用意することによると二重の設備となっ
て無駄であり、例えば印刷後に乾燥させるための乾燥炉
を経る場合には全体の処理ラインの構成も長大なものと
なってそのメンテナンスも極めて面倒である。
うな両面印刷処理システムでは一旦印刷後に中断して同
一の印刷機によって再度印刷することによると、ワーク
の反転整列処理が確実に行なわれて印刷機に投入されな
いと同一面に二重に印刷される虞れが十分にあるばかり
でなく作業能率が極めて悪いものである。また表裏面用
夫々の印刷機を用意することによると二重の設備となっ
て無駄であり、例えば印刷後に乾燥させるための乾燥炉
を経る場合には全体の処理ラインの構成も長大なものと
なってそのメンテナンスも極めて面倒である。
【0004】そればかりでなくワークの表裏面のいずれ
かに2度刷りを行なう必要がある場合にも同様な問題が
あり、一旦印刷後のワークをストックしておいてそれら
を同一の印刷機に再度投入することで対処せざるを得な
いから作業能率が悪く、一時的なストック場所の確保も
面倒である。
かに2度刷りを行なう必要がある場合にも同様な問題が
あり、一旦印刷後のワークをストックしておいてそれら
を同一の印刷機に再度投入することで対処せざるを得な
いから作業能率が悪く、一時的なストック場所の確保も
面倒である。
【0005】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、例えば表面の印刷処理が
行なわれる未印刷の第1群のワークと表面処理後で再び
裏面の印刷処理が必要とされるか、2度刷りが必要とさ
れるかする第2群のワークとを同一の印刷装置で同時に
並列的に印刷して排出、搬送し、全ての処理が終了した
第2群のワークは搬出し、処理中の一旦は印刷が施され
た第1群のワークのみをリターン搬送し、再び印刷装置
に投入するよう相互に分流して処理できるようにするの
である。すなわち相互に分流されている複数群のワーク
を印刷装置に投入し、印刷終了後に搬出するもの、再度
投入するもの、この再度投入するに際し必要があれば反
転させるものとする等によって複数回の印刷を施した
り、両面印刷を施したりできるようにするもので、印刷
装置更には全体構成の簡素化、処理の確実性、投入・印
刷・搬送・分流・リターン搬送・リターン搬送中の反転
等の一連の処理の自動化等が図れるようにした複数群の
ワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリ
ーン印刷機を提供することを目的とする。
事情に鑑み創出されたもので、例えば表面の印刷処理が
行なわれる未印刷の第1群のワークと表面処理後で再び
裏面の印刷処理が必要とされるか、2度刷りが必要とさ
れるかする第2群のワークとを同一の印刷装置で同時に
並列的に印刷して排出、搬送し、全ての処理が終了した
第2群のワークは搬出し、処理中の一旦は印刷が施され
た第1群のワークのみをリターン搬送し、再び印刷装置
に投入するよう相互に分流して処理できるようにするの
である。すなわち相互に分流されている複数群のワーク
を印刷装置に投入し、印刷終了後に搬出するもの、再度
投入するもの、この再度投入するに際し必要があれば反
転させるものとする等によって複数回の印刷を施した
り、両面印刷を施したりできるようにするもので、印刷
装置更には全体構成の簡素化、処理の確実性、投入・印
刷・搬送・分流・リターン搬送・リターン搬送中の反転
等の一連の処理の自動化等が図れるようにした複数群の
ワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリ
ーン印刷機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明に係る複数群のワークに対する同時スクリー
ン印刷方法にあっては、投入供給されたワークWに対し
てスクリーン印版S上を走行するスキージ45によって
印刷を行なうものであって、表裏が揃えられて投入供給
される未印刷の第1群のワークWと、一旦印刷後に再度
投入供給される第2群のワークWとを印刷位置に搬入し
た後同一のスクリーン印版Sを使用した同一印刷作動中
でそれらに同時に印刷し、印刷終了後の第1群のワーク
Wと第2群のワークWとを排出して搬送し、搬送後の第
2群のワークWは機外に搬出する一方、第1群のワーク
Wのみを分流しリターン搬送させた後に印刷位置に再度
投入供給することとしたものである。また未印刷の第1
群のワークWは第1群印刷ラインA上で印刷後に排出さ
れ、この第1群印刷ライン上から移送される第1群ワー
ク排出ラインCに沿って搬送された後にリターン搬送さ
れ、その後に前記第1群印刷ラインAに並列の第2群印
刷ラインB上で印刷後に排出され、この第2群印刷ライ
ンB上から移送される第2群ワーク排出ラインDに沿っ
て搬送された後に搬出されるようにするものである。上
述した本発明方法を直接に実施するための本発明に係る
複数群のワークに対する同時スクリーン印刷機にあって
は、所定のワークWにスクリーン印刷装置40によって
スクリーン印刷を行なうものであって、投入された未印
刷の第1群のワークWの表裏を揃えて供給位置に供給す
るワーク供給装置10と、供給された第1群のワークW
を授受して固定搬送し、また一旦印刷後の第2群のワー
クWを授受して固定搬送するワーク挟持搬送テーブル3
0と、ワーク挟持搬送テーブル30を第1群のワークW
の供給位置、印刷位置、排出位置相互間で、また第2群
のワークWの再供給位置、印刷位置、排出位置相互間夫
々で停止させて移動するテーブル移動装置20と、印刷
装置40の同一のスクリーン印版Sを使用した同一印刷
作動中で同時に印刷された第1群のワークW、第2群の
ワークW夫々を排出する排出装置50と、排出装置50
から排出されたワークW夫々を搬送し、第2群のワーク
Wを機外に搬出する搬送装置60と、搬送装置60から
第1群のワークWを分流移送するワーク受渡し装置70
と、分流移送された第1群のワークWを印刷装置40側
にリターン搬送するリターン搬送装置80と、リターン
搬送された第1群のワークWを第2群のワークWとして
再供給するワーク再供給装置90とを備えたものであ
る。そして未印刷の第1群のワークWがワーク供給装置
10からワーク挟持搬送テーブル30に供給される供給
位置、印刷位置、排出装置50における排出位置によっ
て第1群印刷ラインAを、再投入される第2群のワーク
Wがワーク再供給装置90によって供給される再供給位
置、印刷位置、排出装置50における排出位置によって
第2群印刷ラインBを夫々形成し、また第1群のワーク
Wが排出装置50から搬送装置60を経て分流リターン
される第1群ワーク排出ラインCを、第2群のワークW
が排出装置50から搬送装置60を経て機外に搬出され
る第2群ワーク排出ラインDを夫々形成してある。テー
ブル移動装置20はワーク挟持搬送テーブル30を載置
している搬送走行ベース22を走行駆動源23の駆動力
で第1群のワークWの供給位置、印刷位置、排出位置相
互間で、また第2群ワークWの再供給位置、印刷位置、
排出位置相互間夫々で停止させて移動するようにしてあ
る。更に第1群印刷ラインAにおける搬送走行ベース2
2の走行範囲はワーク供給装置10からの供給位置、経
由される印刷装置40の印刷位置、排出装置50におけ
る第1群ワーク排出ラインC位置に至るまでの、前記第
1群印刷ラインAに並列設定した第2群印刷ラインBに
おける搬送走行ベース22の走行範囲はワーク再供給装
置90における再供給位置、経由される排出装置50に
おける第2群ワーク排出ラインD位置、印刷装置40に
おける印刷位置に至るまでの夫々に設定されているもの
としてある。ワーク挟持搬送テーブル30はワークWに
対する印刷に関連してワークWを昇降させる印刷テーブ
ル昇降手段31と、ワークWの授受に関連してワークW
を昇降させるワーク昇降手段33と、受領載置されたワ
ークWを着脱自在に挟持固定するチャック手段35とを
備えている。搬送装置60は印刷後の第1群のワークW
を搬送する第1群ワーク排出ラインC、印刷後の第2群
のワークWを搬送する第2群ワーク排出ラインD夫々に
搬送方向の左右で区画されていて、第2群ワーク排出ラ
インDの搬送方向前方には搬出部62を形成してあるも
のである。
ため本発明に係る複数群のワークに対する同時スクリー
ン印刷方法にあっては、投入供給されたワークWに対し
てスクリーン印版S上を走行するスキージ45によって
印刷を行なうものであって、表裏が揃えられて投入供給
される未印刷の第1群のワークWと、一旦印刷後に再度
投入供給される第2群のワークWとを印刷位置に搬入し
た後同一のスクリーン印版Sを使用した同一印刷作動中
でそれらに同時に印刷し、印刷終了後の第1群のワーク
Wと第2群のワークWとを排出して搬送し、搬送後の第
2群のワークWは機外に搬出する一方、第1群のワーク
Wのみを分流しリターン搬送させた後に印刷位置に再度
投入供給することとしたものである。また未印刷の第1
群のワークWは第1群印刷ラインA上で印刷後に排出さ
れ、この第1群印刷ライン上から移送される第1群ワー
ク排出ラインCに沿って搬送された後にリターン搬送さ
れ、その後に前記第1群印刷ラインAに並列の第2群印
刷ラインB上で印刷後に排出され、この第2群印刷ライ
ンB上から移送される第2群ワーク排出ラインDに沿っ
て搬送された後に搬出されるようにするものである。上
述した本発明方法を直接に実施するための本発明に係る
複数群のワークに対する同時スクリーン印刷機にあって
は、所定のワークWにスクリーン印刷装置40によって
スクリーン印刷を行なうものであって、投入された未印
刷の第1群のワークWの表裏を揃えて供給位置に供給す
るワーク供給装置10と、供給された第1群のワークW
を授受して固定搬送し、また一旦印刷後の第2群のワー
クWを授受して固定搬送するワーク挟持搬送テーブル3
0と、ワーク挟持搬送テーブル30を第1群のワークW
の供給位置、印刷位置、排出位置相互間で、また第2群
のワークWの再供給位置、印刷位置、排出位置相互間夫
々で停止させて移動するテーブル移動装置20と、印刷
装置40の同一のスクリーン印版Sを使用した同一印刷
作動中で同時に印刷された第1群のワークW、第2群の
ワークW夫々を排出する排出装置50と、排出装置50
から排出されたワークW夫々を搬送し、第2群のワーク
Wを機外に搬出する搬送装置60と、搬送装置60から
第1群のワークWを分流移送するワーク受渡し装置70
と、分流移送された第1群のワークWを印刷装置40側
にリターン搬送するリターン搬送装置80と、リターン
搬送された第1群のワークWを第2群のワークWとして
再供給するワーク再供給装置90とを備えたものであ
る。そして未印刷の第1群のワークWがワーク供給装置
10からワーク挟持搬送テーブル30に供給される供給
位置、印刷位置、排出装置50における排出位置によっ
て第1群印刷ラインAを、再投入される第2群のワーク
Wがワーク再供給装置90によって供給される再供給位
置、印刷位置、排出装置50における排出位置によって
第2群印刷ラインBを夫々形成し、また第1群のワーク
Wが排出装置50から搬送装置60を経て分流リターン
される第1群ワーク排出ラインCを、第2群のワークW
が排出装置50から搬送装置60を経て機外に搬出され
る第2群ワーク排出ラインDを夫々形成してある。テー
ブル移動装置20はワーク挟持搬送テーブル30を載置
している搬送走行ベース22を走行駆動源23の駆動力
で第1群のワークWの供給位置、印刷位置、排出位置相
互間で、また第2群ワークWの再供給位置、印刷位置、
排出位置相互間夫々で停止させて移動するようにしてあ
る。更に第1群印刷ラインAにおける搬送走行ベース2
2の走行範囲はワーク供給装置10からの供給位置、経
由される印刷装置40の印刷位置、排出装置50におけ
る第1群ワーク排出ラインC位置に至るまでの、前記第
1群印刷ラインAに並列設定した第2群印刷ラインBに
おける搬送走行ベース22の走行範囲はワーク再供給装
置90における再供給位置、経由される排出装置50に
おける第2群ワーク排出ラインD位置、印刷装置40に
おける印刷位置に至るまでの夫々に設定されているもの
としてある。ワーク挟持搬送テーブル30はワークWに
対する印刷に関連してワークWを昇降させる印刷テーブ
ル昇降手段31と、ワークWの授受に関連してワークW
を昇降させるワーク昇降手段33と、受領載置されたワ
ークWを着脱自在に挟持固定するチャック手段35とを
備えている。搬送装置60は印刷後の第1群のワークW
を搬送する第1群ワーク排出ラインC、印刷後の第2群
のワークWを搬送する第2群ワーク排出ラインD夫々に
搬送方向の左右で区画されていて、第2群ワーク排出ラ
インDの搬送方向前方には搬出部62を形成してあるも
のである。
【0007】以上のように構成された本発明に係る複数
群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのス
クリーン印刷機にあって、第1群印刷ラインAに沿って
供給された表面が未印刷の第1群のワークW、第2群印
刷ラインBに沿って供給された例えば一旦表面が印刷さ
れた後の裏面が未印刷の、あるいは表面に2度刷りが予
定される第2群のワークWが印刷装置40に搬入される
ことで同一の印刷装置40によって表裏反転前の第1群
のワークWの表面、表裏反転後の裏面にあるいは表面に
2度刷りが必要とされる第2群のワークW夫々の裏面あ
るいは表面に同時に印刷させる。ワーク供給装置10に
投入の第1群のワークWは第1群印刷ラインA上で待機
させてあるワーク挟持搬送テーブル30の上に載置させ
られる一方、搬送装置60、リターン搬送装置80を経
てワーク再供給装置90によって再供給された第2群の
ワークWは第2群印刷ラインB上で待機させてあるワー
ク挟持搬送テーブル30の上に載置させられる。第1群
印刷ラインA上、第2群印刷ラインB上夫々のワーク挟
持搬送テーブル30はワークWが載置されるとそのチャ
ック手段35がワークWを固定して印刷装置40にテー
ブル移動装置20によって搬送する間及び停止後の印刷
作動中でワークWをしっかり固定させ、印刷パターンと
の整合性を保持させる。また印刷テーブル昇降手段31
による上昇で印刷装置40におけるスクリーン印版S面
に対する当接を良好にして印刷作動を確実にさせる。印
刷装置40において、第1群印刷ラインAに沿って搬入
される未印刷の第1群のワークW、第2群印刷ラインB
に沿って搬入される一旦印刷後の第2群のワークW夫々
は並列配置されていることで、これらのワークWに対し
て同一のスクリーン印版Sを使用した同一印刷作動中で
並列して同時にあるいはスキージ45の走行の前後で順
次に印刷させる。印刷の終了後で再度ワーク挟持搬送テ
ーブル30を搬送させるテーブル移動装置20は、第1
群印刷ラインA、第2群印刷ラインB夫々に沿ってワー
クWを排出装置50に搬送させて第1群のワークWは第
1群ワーク排出ラインC上に、第2群のワークWは第2
群ワーク排出ラインD上夫々で位置停止させる。停止さ
れると排出装置50が第1群、第2群のワークW夫々を
搬送装置60上で区画させてある第1群ワーク排出ライ
ンC、第2群ワーク排出ラインD夫々の上に移送させ
る。ワークW夫々を搬送装置60に移送後のワーク挟持
搬送テーブル30夫々において、第1群印刷ラインA上
のワーク挟持搬送テーブル30ではワーク供給装置10
に戻って新たな未印刷の第1群のワークWが供給させら
れ、第2群印刷ラインB上のワーク挟持搬送テーブル3
0ではワーク再供給装置90に戻って別の一旦は印刷後
の第2群のワークWが供給させられる。搬送装置60は
第2群ワーク排出ラインD上の第2群のワークWを搬出
部62を経て機外に搬出させる一方、ワーク受渡し装置
70が第1群ワーク排出ラインC上の第1群のワークW
をリターン搬送装置80上に移送させる。そしてこのリ
ターン搬送装置80は一旦印刷された第1群のワークW
のみを印刷装置40側にリターン搬送させ、リターン搬
送後ではワーク再供給装置90がリターン搬送装置80
から第2群印刷ラインB上で待機させられているワーク
挟持搬送テーブル30上にワークWを第2群のものとし
て移送させる。第2群印刷ラインB上で第2群のワーク
Wが載置されたワーク挟持搬送テーブル30はその第2
群のワークWを固定した状態で、テーブル移動装置20
によって排出装置50位置を経由して印刷装置40にワ
ークWを再び搬入させ、再び印刷させる。
群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのス
クリーン印刷機にあって、第1群印刷ラインAに沿って
供給された表面が未印刷の第1群のワークW、第2群印
刷ラインBに沿って供給された例えば一旦表面が印刷さ
れた後の裏面が未印刷の、あるいは表面に2度刷りが予
定される第2群のワークWが印刷装置40に搬入される
ことで同一の印刷装置40によって表裏反転前の第1群
のワークWの表面、表裏反転後の裏面にあるいは表面に
2度刷りが必要とされる第2群のワークW夫々の裏面あ
るいは表面に同時に印刷させる。ワーク供給装置10に
投入の第1群のワークWは第1群印刷ラインA上で待機
させてあるワーク挟持搬送テーブル30の上に載置させ
られる一方、搬送装置60、リターン搬送装置80を経
てワーク再供給装置90によって再供給された第2群の
ワークWは第2群印刷ラインB上で待機させてあるワー
ク挟持搬送テーブル30の上に載置させられる。第1群
印刷ラインA上、第2群印刷ラインB上夫々のワーク挟
持搬送テーブル30はワークWが載置されるとそのチャ
ック手段35がワークWを固定して印刷装置40にテー
ブル移動装置20によって搬送する間及び停止後の印刷
作動中でワークWをしっかり固定させ、印刷パターンと
の整合性を保持させる。また印刷テーブル昇降手段31
による上昇で印刷装置40におけるスクリーン印版S面
に対する当接を良好にして印刷作動を確実にさせる。印
刷装置40において、第1群印刷ラインAに沿って搬入
される未印刷の第1群のワークW、第2群印刷ラインB
に沿って搬入される一旦印刷後の第2群のワークW夫々
は並列配置されていることで、これらのワークWに対し
て同一のスクリーン印版Sを使用した同一印刷作動中で
並列して同時にあるいはスキージ45の走行の前後で順
次に印刷させる。印刷の終了後で再度ワーク挟持搬送テ
ーブル30を搬送させるテーブル移動装置20は、第1
群印刷ラインA、第2群印刷ラインB夫々に沿ってワー
クWを排出装置50に搬送させて第1群のワークWは第
1群ワーク排出ラインC上に、第2群のワークWは第2
群ワーク排出ラインD上夫々で位置停止させる。停止さ
れると排出装置50が第1群、第2群のワークW夫々を
搬送装置60上で区画させてある第1群ワーク排出ライ
ンC、第2群ワーク排出ラインD夫々の上に移送させ
る。ワークW夫々を搬送装置60に移送後のワーク挟持
搬送テーブル30夫々において、第1群印刷ラインA上
のワーク挟持搬送テーブル30ではワーク供給装置10
に戻って新たな未印刷の第1群のワークWが供給させら
れ、第2群印刷ラインB上のワーク挟持搬送テーブル3
0ではワーク再供給装置90に戻って別の一旦は印刷後
の第2群のワークWが供給させられる。搬送装置60は
第2群ワーク排出ラインD上の第2群のワークWを搬出
部62を経て機外に搬出させる一方、ワーク受渡し装置
70が第1群ワーク排出ラインC上の第1群のワークW
をリターン搬送装置80上に移送させる。そしてこのリ
ターン搬送装置80は一旦印刷された第1群のワークW
のみを印刷装置40側にリターン搬送させ、リターン搬
送後ではワーク再供給装置90がリターン搬送装置80
から第2群印刷ラインB上で待機させられているワーク
挟持搬送テーブル30上にワークWを第2群のものとし
て移送させる。第2群印刷ラインB上で第2群のワーク
Wが載置されたワーク挟持搬送テーブル30はその第2
群のワークWを固定した状態で、テーブル移動装置20
によって排出装置50位置を経由して印刷装置40にワ
ークWを再び搬入させ、再び印刷させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の一形態を説明するに、図において例えば円筒状素材
であるワークWの両側端縁面に所定のインキの如き塗布
剤等を印刷によって印刷塗布させるものとして構成され
た場合につき説明する。すなわち投入されたワークWを
一定数で纏めた1単位毎に処理するものとし、図1
(A)に示すようにワーク供給装置10、テーブル移動
装置20、印刷装置40、排出装置50、ワーク再供給
装置90等を備えた印刷機本体5によって未印刷の第1
群のワークWの供給、ワークWの一面である表面への印
刷、この表面印刷後のワークWの排出、リターンされる
第1群のワークWを場合によっては表裏反転して第2群
のワークWとして再供給、ワークWの他面である裏面へ
の印刷、そして印刷終了後のワークWの排出を行なうよ
うになっている。また搬送装置60、ワーク受け渡し装
置70、リターン搬送装置80等を備えたワーク搬送リ
ターン機7によって印刷機本体5から排出された一旦印
刷後の及び印刷終了後のワークW夫々を搬送させて印刷
終了後の第2群のワークWのみを機外に搬出する一方、
一旦印刷後の第1群のワークWのみを分流リターンさせ
て第2群のものとして印刷機本体5内に再び供給するよ
うになっている。すなわち図1(B)に示すように、ワ
ークWの処理の流れである第1群印刷ラインA、第2群
印刷ラインB、第1群ワーク排出ラインC、第2群ワー
ク排出ラインD夫々に沿って前記の同一の印刷装置40
によって表面印刷の如き一旦の印刷、一旦印刷後の裏面
の印刷あるいは表面の2度刷りの印刷を同時に行なわせ
るものとしてある。
施の一形態を説明するに、図において例えば円筒状素材
であるワークWの両側端縁面に所定のインキの如き塗布
剤等を印刷によって印刷塗布させるものとして構成され
た場合につき説明する。すなわち投入されたワークWを
一定数で纏めた1単位毎に処理するものとし、図1
(A)に示すようにワーク供給装置10、テーブル移動
装置20、印刷装置40、排出装置50、ワーク再供給
装置90等を備えた印刷機本体5によって未印刷の第1
群のワークWの供給、ワークWの一面である表面への印
刷、この表面印刷後のワークWの排出、リターンされる
第1群のワークWを場合によっては表裏反転して第2群
のワークWとして再供給、ワークWの他面である裏面へ
の印刷、そして印刷終了後のワークWの排出を行なうよ
うになっている。また搬送装置60、ワーク受け渡し装
置70、リターン搬送装置80等を備えたワーク搬送リ
ターン機7によって印刷機本体5から排出された一旦印
刷後の及び印刷終了後のワークW夫々を搬送させて印刷
終了後の第2群のワークWのみを機外に搬出する一方、
一旦印刷後の第1群のワークWのみを分流リターンさせ
て第2群のものとして印刷機本体5内に再び供給するよ
うになっている。すなわち図1(B)に示すように、ワ
ークWの処理の流れである第1群印刷ラインA、第2群
印刷ラインB、第1群ワーク排出ラインC、第2群ワー
ク排出ラインD夫々に沿って前記の同一の印刷装置40
によって表面印刷の如き一旦の印刷、一旦印刷後の裏面
の印刷あるいは表面の2度刷りの印刷を同時に行なわせ
るものとしてある。
【0009】しかしてワークWはホッパー1内に投入さ
れた後フィーダ2によって所定個数で纏められた1単位
毎に整列されて印刷機本体5内に供給されるのであり、
フィーダ2は投入されたワークWを例えば10個を1列
とした1単位毎に処理させるように直進整列させるもの
となっている。
れた後フィーダ2によって所定個数で纏められた1単位
毎に整列されて印刷機本体5内に供給されるのであり、
フィーダ2は投入されたワークWを例えば10個を1列
とした1単位毎に処理させるように直進整列させるもの
となっている。
【0010】図1乃至図3に示すように、印刷機本体5
内においてはワーク供給装置10が配置されるワーク供
給部、印刷装置40が配置される印刷部、排出装置50
が配置される排出部、ワーク再供給装置90が配置され
るワーク再供給部等に夫々区画形成される印刷機本体フ
レーム6上に夫々の装置が配置構成され、それらの各装
置相互間でワークWを着脱自在に挟持するワーク挟持搬
送テーブル30を移動させるテーブル移動装置20が設
けられている。すなわちこのテーブル移動装置20は印
刷機本体5内の後部側位置で、ワーク供給装置10によ
って供給された第1群のワークWの表面を印刷させるよ
うその第1群のワークWを印刷装置40に供給搬入し、
印刷後に排出する第1群印刷ラインAと、同じく印刷機
本体5内の前部側位置で、リターン搬送された第2群の
ワークWの裏面あるいは表面を印刷させるようワークW
を第2群のものとして印刷装置40に再度供給搬入し、
印刷終了後に排出する第2群印刷ラインBとに沿って印
刷機本体5の左右方向で夫々のワーク挟持搬送テーブル
30を移動走行するようになっている。そして後部にフ
ィーダ2が連結されているワーク供給装置10、このワ
ーク供給装置10の側方に印刷装置40、排出装置5
0、ワーク再供給装置90が順次配され、排出装置50
及びワーク再供給装置90の前方である印刷機本体5外
にワーク搬送リターン機7が連結され、また排出装置5
0はワーク搬送リターン機7における搬送装置60に、
ワーク再供給装置90は同様にワーク搬送リターン機7
におけるリターン搬送装置80に連結されている。なお
この印刷機本体5における印刷機本体フレーム6は例え
ば角鋼材を下部、中央部、上部夫々で水平方向に沿って
配置し支柱によって支持連結することにより全体として
直方体状に枠組みすることで上下部に区画形成されてお
り、上部内におけるほぼ中央高さ位置でフィーダ2から
ワークWが投入され、また印刷等が行なわれるようにし
てある。なお印刷機本体5においてのワーク供給部、印
刷部、排出部、ワーク再供給部、ワーク搬送リターン機
7におけるワーク受渡し部等の夫々は内部の点検、保守
その他のために開閉可能に構成されている。
内においてはワーク供給装置10が配置されるワーク供
給部、印刷装置40が配置される印刷部、排出装置50
が配置される排出部、ワーク再供給装置90が配置され
るワーク再供給部等に夫々区画形成される印刷機本体フ
レーム6上に夫々の装置が配置構成され、それらの各装
置相互間でワークWを着脱自在に挟持するワーク挟持搬
送テーブル30を移動させるテーブル移動装置20が設
けられている。すなわちこのテーブル移動装置20は印
刷機本体5内の後部側位置で、ワーク供給装置10によ
って供給された第1群のワークWの表面を印刷させるよ
うその第1群のワークWを印刷装置40に供給搬入し、
印刷後に排出する第1群印刷ラインAと、同じく印刷機
本体5内の前部側位置で、リターン搬送された第2群の
ワークWの裏面あるいは表面を印刷させるようワークW
を第2群のものとして印刷装置40に再度供給搬入し、
印刷終了後に排出する第2群印刷ラインBとに沿って印
刷機本体5の左右方向で夫々のワーク挟持搬送テーブル
30を移動走行するようになっている。そして後部にフ
ィーダ2が連結されているワーク供給装置10、このワ
ーク供給装置10の側方に印刷装置40、排出装置5
0、ワーク再供給装置90が順次配され、排出装置50
及びワーク再供給装置90の前方である印刷機本体5外
にワーク搬送リターン機7が連結され、また排出装置5
0はワーク搬送リターン機7における搬送装置60に、
ワーク再供給装置90は同様にワーク搬送リターン機7
におけるリターン搬送装置80に連結されている。なお
この印刷機本体5における印刷機本体フレーム6は例え
ば角鋼材を下部、中央部、上部夫々で水平方向に沿って
配置し支柱によって支持連結することにより全体として
直方体状に枠組みすることで上下部に区画形成されてお
り、上部内におけるほぼ中央高さ位置でフィーダ2から
ワークWが投入され、また印刷等が行なわれるようにし
てある。なお印刷機本体5においてのワーク供給部、印
刷部、排出部、ワーク再供給部、ワーク搬送リターン機
7におけるワーク受渡し部等の夫々は内部の点検、保守
その他のために開閉可能に構成されている。
【0011】ワーク供給装置10はフィーダ2から整列
投入される1単位毎の未印刷の第1群のワークWを第1
群印刷ラインA上のワーク挾持搬送テーブル30に移し
替えるもので、印刷機本体5の前後方向に沿って走行す
るよう前記の印刷機本体フレーム6の上部フレーム下方
に配置されていて、投入走行ベースを前後に走行させる
走行手段11と、投入走行ベース下面に配置した昇降手
段12と、整列されたワークWを支援するよう昇降手段
12の下端に配置したチャック手段13とから成る。
投入される1単位毎の未印刷の第1群のワークWを第1
群印刷ラインA上のワーク挾持搬送テーブル30に移し
替えるもので、印刷機本体5の前後方向に沿って走行す
るよう前記の印刷機本体フレーム6の上部フレーム下方
に配置されていて、投入走行ベースを前後に走行させる
走行手段11と、投入走行ベース下面に配置した昇降手
段12と、整列されたワークWを支援するよう昇降手段
12の下端に配置したチャック手段13とから成る。
【0012】テーブル移動装置20は図4乃至図6に示
すように、ワーク供給装置10によって供給された未印
刷の第1群のワークWを印刷装置40に供給搬入し、そ
の印刷後に排出させるべく排出装置50に送り込むよう
にした第1群印刷ラインA上の第1群のワークW印刷用
のワーク挟持搬送テーブル30と、一旦印刷終了後でワ
ーク再供給装置90によって再び印刷装置40に供給搬
入するようにした第2群印刷ラインB上の第2群のワー
クW印刷用のワーク挟持搬送テーブル30とを印刷機本
体5の左右方向に沿って移動させるものである。なお図
示例の実施の形態にあっての第1群あるいは第2群のワ
ークW印刷用のワーク挟持搬送テーブル30夫々は印刷
機本体5の前後において対称的に構成されているために
その構造の詳細は特に断らない限り同一の符号でもって
説明される。
すように、ワーク供給装置10によって供給された未印
刷の第1群のワークWを印刷装置40に供給搬入し、そ
の印刷後に排出させるべく排出装置50に送り込むよう
にした第1群印刷ラインA上の第1群のワークW印刷用
のワーク挟持搬送テーブル30と、一旦印刷終了後でワ
ーク再供給装置90によって再び印刷装置40に供給搬
入するようにした第2群印刷ラインB上の第2群のワー
クW印刷用のワーク挟持搬送テーブル30とを印刷機本
体5の左右方向に沿って移動させるものである。なお図
示例の実施の形態にあっての第1群あるいは第2群のワ
ークW印刷用のワーク挟持搬送テーブル30夫々は印刷
機本体5の前後において対称的に構成されているために
その構造の詳細は特に断らない限り同一の符号でもって
説明される。
【0013】このテーブル移動装置20は図に示すよう
に、印刷機本体フレーム6の中央部フレーム上に敷設の
走行ガイド21に沿って走行案内され、ワーク挟持搬送
テーブル30を載置している搬送走行ベース22と、印
刷機本体フレーム6の下部内に配装された例えばサーボ
モータの走行駆動源23と、この走行駆動源23の駆動
力で、印刷機本体フレーム6の左右部で支承されている
プーリ24によって循環するよう掛巡され、走行ベース
22に一部が連繋されている走行ベルト25とを備えて
いる。そして第1群印刷ラインAにおける搬送走行ベー
ス22の走行範囲は印刷機本体5内の後部側位置で、ワ
ーク供給装置10におけるワークWの供給位置から排出
装置50における第1群ワーク排出ラインC位置すなわ
ち印刷装置40からは離れた側の搬送区画側位置に至る
までに、また第2群印刷ラインBにおける搬送走行ベー
ス22の走行範囲は印刷機本体5内の前部側位置で、ワ
ーク再供給装置90の再供給位置から、排出装置50に
おける第2群ワーク排出ラインD位置すなわち印刷装置
40に近接した側の搬送区画側位置を経て、印刷装置4
0におけるワークWの印刷位置に至るまでに夫々設定さ
れており、夫々の第1群印刷ラインA、第2群印刷ライ
ンB夫々の両端部には搬送走行ベース22ないしワーク
挟持搬送テーブル30端に衝接してこれを停止させるソ
フトアブソーバー26が付設されている(図4参照)。
更にこのテーブル移動装置20は、ワーク挟持搬送テー
ブル30を第1群印刷ラインAではワーク供給装置1
0、印刷装置40、排出装置50相互間の夫々の位置
で、第2群印刷ラインBではワーク再供給装置90、印
刷装置40、排出装置50相互間の夫々の位置で間欠的
に停止させるように制御されている。なお図5にあって
は第2群印刷ラインB上で走行させるよう第2群のワー
クWをワーク再供給装置90、印刷装置40、排出装置
50夫々に搬送するワーク挟持搬送テーブル30を移動
させるテーブル移動装置20につき図示してあるが、第
1群印刷ラインA上で走行させるよう第1群のワークW
をワーク供給装置10、印刷装置40、排出装置50夫
々に搬送するワーク挟持搬送テーブル30を移動させる
テーブル移動装置20についても同様であるためそれの
図示は省略されている。
に、印刷機本体フレーム6の中央部フレーム上に敷設の
走行ガイド21に沿って走行案内され、ワーク挟持搬送
テーブル30を載置している搬送走行ベース22と、印
刷機本体フレーム6の下部内に配装された例えばサーボ
モータの走行駆動源23と、この走行駆動源23の駆動
力で、印刷機本体フレーム6の左右部で支承されている
プーリ24によって循環するよう掛巡され、走行ベース
22に一部が連繋されている走行ベルト25とを備えて
いる。そして第1群印刷ラインAにおける搬送走行ベー
ス22の走行範囲は印刷機本体5内の後部側位置で、ワ
ーク供給装置10におけるワークWの供給位置から排出
装置50における第1群ワーク排出ラインC位置すなわ
ち印刷装置40からは離れた側の搬送区画側位置に至る
までに、また第2群印刷ラインBにおける搬送走行ベー
ス22の走行範囲は印刷機本体5内の前部側位置で、ワ
ーク再供給装置90の再供給位置から、排出装置50に
おける第2群ワーク排出ラインD位置すなわち印刷装置
40に近接した側の搬送区画側位置を経て、印刷装置4
0におけるワークWの印刷位置に至るまでに夫々設定さ
れており、夫々の第1群印刷ラインA、第2群印刷ライ
ンB夫々の両端部には搬送走行ベース22ないしワーク
挟持搬送テーブル30端に衝接してこれを停止させるソ
フトアブソーバー26が付設されている(図4参照)。
更にこのテーブル移動装置20は、ワーク挟持搬送テー
ブル30を第1群印刷ラインAではワーク供給装置1
0、印刷装置40、排出装置50相互間の夫々の位置
で、第2群印刷ラインBではワーク再供給装置90、印
刷装置40、排出装置50相互間の夫々の位置で間欠的
に停止させるように制御されている。なお図5にあって
は第2群印刷ラインB上で走行させるよう第2群のワー
クWをワーク再供給装置90、印刷装置40、排出装置
50夫々に搬送するワーク挟持搬送テーブル30を移動
させるテーブル移動装置20につき図示してあるが、第
1群印刷ラインA上で走行させるよう第1群のワークW
をワーク供給装置10、印刷装置40、排出装置50夫
々に搬送するワーク挟持搬送テーブル30を移動させる
テーブル移動装置20についても同様であるためそれの
図示は省略されている。
【0014】ワーク挟持搬送テーブル30自体はワーク
Wに対する印刷に関連してワークWを昇降させる印刷テ
ーブル昇降手段31と、ワークWの授受に関連してワー
クWを昇降させるワーク昇降手段33と、受領載置され
たワークWを着脱自在に挟持固定するチャック手段35
とを備えている。印刷テーブル昇降手段31は搬送走行
ベース22に固着された昇降シリンダのシリンダロッド
端に連結され、搬送走行ベース22の前後左右に設けた
昇降ガイドによって昇降案内されるテーブルベース32
を有して成る。ワーク昇降手段33はテーブルベース3
2端に固着されたリフトシリンダのシリンダロッド端に
連結され、リフトガイドによって昇降案内されるワーク
テーブルプレート34を有して成り、チャック手段35
における後述のチャック部36の間隙内でワークテーブ
ルプレート34が昇降されるようになっている。チャッ
ク手段35はテーブルベース32上でワークWを各別に
挟持するチャック部36を有して成る。
Wに対する印刷に関連してワークWを昇降させる印刷テ
ーブル昇降手段31と、ワークWの授受に関連してワー
クWを昇降させるワーク昇降手段33と、受領載置され
たワークWを着脱自在に挟持固定するチャック手段35
とを備えている。印刷テーブル昇降手段31は搬送走行
ベース22に固着された昇降シリンダのシリンダロッド
端に連結され、搬送走行ベース22の前後左右に設けた
昇降ガイドによって昇降案内されるテーブルベース32
を有して成る。ワーク昇降手段33はテーブルベース3
2端に固着されたリフトシリンダのシリンダロッド端に
連結され、リフトガイドによって昇降案内されるワーク
テーブルプレート34を有して成り、チャック手段35
における後述のチャック部36の間隙内でワークテーブ
ルプレート34が昇降されるようになっている。チャッ
ク手段35はテーブルベース32上でワークWを各別に
挟持するチャック部36を有して成る。
【0015】このように構成されたワーク挟持搬送テー
ブル30は例えばワーク供給装置10からあるいはワー
ク再供給装置90からワークWが供給されるとき、ワー
ク昇降手段33によって上位置で待機させてあるワーク
テーブルプレート34上にワークWが載置されるとこの
ワークテーブルプレート34を下降させ、チャック手段
35ではその後に作動したチャック部36によってワー
クWを挟持し、ワーク挟持搬送テーブル30自体の搬送
走行中ではワークWをしっかりと固定した状態としてい
る。そして印刷装置40内に移動走行して所定位置で停
止すると、印刷テーブル昇降手段31では上昇するテー
ブルベース32によって印刷装置40内のスクリーン印
版(紗)S下面にワークWが到達するように上昇させ、
印刷終了後は下降させるのであり、下降後に排出装置5
0に搬送走行されるとチャック部36による挟持が解放
されると同時にワークテーブルプレート34を上昇させ
てワークWを持ち上げるのである。その後は排出装置5
0におけるチャック手段53によって挟持され持ち上げ
られて搬送装置60に移送されるものとなっている。
ブル30は例えばワーク供給装置10からあるいはワー
ク再供給装置90からワークWが供給されるとき、ワー
ク昇降手段33によって上位置で待機させてあるワーク
テーブルプレート34上にワークWが載置されるとこの
ワークテーブルプレート34を下降させ、チャック手段
35ではその後に作動したチャック部36によってワー
クWを挟持し、ワーク挟持搬送テーブル30自体の搬送
走行中ではワークWをしっかりと固定した状態としてい
る。そして印刷装置40内に移動走行して所定位置で停
止すると、印刷テーブル昇降手段31では上昇するテー
ブルベース32によって印刷装置40内のスクリーン印
版(紗)S下面にワークWが到達するように上昇させ、
印刷終了後は下降させるのであり、下降後に排出装置5
0に搬送走行されるとチャック部36による挟持が解放
されると同時にワークテーブルプレート34を上昇させ
てワークWを持ち上げるのである。その後は排出装置5
0におけるチャック手段53によって挟持され持ち上げ
られて搬送装置60に移送されるものとなっている。
【0016】印刷装置40は図2、図3に示すように、
印刷機本体5内におけるほぼ中央位置に配装されてお
り、印刷機本体5の前面に外出させてあるアジャストハ
ンドル42の操作で昇降される昇降手段41と、この昇
降手段41によって昇降調整されるよう印刷機本体5の
上部内におけるほぼ中央高さ位置で支持されるようスク
リーン印版Sが装着されている印刷ユニット43と、こ
の印刷ユニットのスクリーン印版S上で前後に走行し、
交互に昇降反転されるスキージ45、ドクター46を有
するスキージユニット44とを備えている。この印刷装
置40においてはテーブル移動装置20によって移動走
行されるワーク挟持搬送テーブル30上のワークWがス
クリーン印版S下方の印刷位置に搬送されると、スキー
ジユニット44の作動でスクリーン印版Sを経て例えば
インキがワークWの側端縁面に印刷塗布される。すなわ
ち第1群印刷ラインA上では未印刷の第1群のワークW
が、第2群印刷ラインBでは一旦印刷後の第2群のワー
クWが夫々ワーク挟持搬送テーブル30によって前後に
位置決めされているから、同一のスクリーン印版Sを使
用した同一のスキージユニット44による1度の印刷作
動で夫々のワークWの端面縁に同時に印刷され、未印刷
のワークWではその表面に印刷されて一旦印刷状態とな
り、一旦印刷後のワークWではその裏面に印刷されて両
面印刷状態あるいは表面の2度刷り状態となるのであ
る。
印刷機本体5内におけるほぼ中央位置に配装されてお
り、印刷機本体5の前面に外出させてあるアジャストハ
ンドル42の操作で昇降される昇降手段41と、この昇
降手段41によって昇降調整されるよう印刷機本体5の
上部内におけるほぼ中央高さ位置で支持されるようスク
リーン印版Sが装着されている印刷ユニット43と、こ
の印刷ユニットのスクリーン印版S上で前後に走行し、
交互に昇降反転されるスキージ45、ドクター46を有
するスキージユニット44とを備えている。この印刷装
置40においてはテーブル移動装置20によって移動走
行されるワーク挟持搬送テーブル30上のワークWがス
クリーン印版S下方の印刷位置に搬送されると、スキー
ジユニット44の作動でスクリーン印版Sを経て例えば
インキがワークWの側端縁面に印刷塗布される。すなわ
ち第1群印刷ラインA上では未印刷の第1群のワークW
が、第2群印刷ラインBでは一旦印刷後の第2群のワー
クWが夫々ワーク挟持搬送テーブル30によって前後に
位置決めされているから、同一のスクリーン印版Sを使
用した同一のスキージユニット44による1度の印刷作
動で夫々のワークWの端面縁に同時に印刷され、未印刷
のワークWではその表面に印刷されて一旦印刷状態とな
り、一旦印刷後のワークWではその裏面に印刷されて両
面印刷状態あるいは表面の2度刷り状態となるのであ
る。
【0017】こうして印刷が終了されたワークWは再び
走行するワーク挟持搬送テーブル30によってワーク供
給装置10とは反対側の印刷装置40の側方に配されて
いる排出装置50に搬送される。排出装置50は図2、
図3に示すように、第1群印刷ラインAから分岐される
第1群ワーク排出ラインC、第2群印刷ラインBから分
岐される第2群ワーク排出ラインD夫々に沿って印刷機
本体5の左右方向に沿って並列して配されており、また
印刷装置40に近接している側に第2群ワーク排出ライ
ンDが、印刷装置40からは離れた側に第1群ワーク排
出ラインCが構成されている。なお図示例の実施の形態
にあっての第1群ワーク排出ラインC、第2群ワーク排
出ラインD夫々に沿う排出装置50は印刷機本体5の前
後において並列構成されているためにその構造の詳細は
特に断らない限り同一の符号でもって説明される。
走行するワーク挟持搬送テーブル30によってワーク供
給装置10とは反対側の印刷装置40の側方に配されて
いる排出装置50に搬送される。排出装置50は図2、
図3に示すように、第1群印刷ラインAから分岐される
第1群ワーク排出ラインC、第2群印刷ラインBから分
岐される第2群ワーク排出ラインD夫々に沿って印刷機
本体5の左右方向に沿って並列して配されており、また
印刷装置40に近接している側に第2群ワーク排出ライ
ンDが、印刷装置40からは離れた側に第1群ワーク排
出ラインCが構成されている。なお図示例の実施の形態
にあっての第1群ワーク排出ラインC、第2群ワーク排
出ラインD夫々に沿う排出装置50は印刷機本体5の前
後において並列構成されているためにその構造の詳細は
特に断らない限り同一の符号でもって説明される。
【0018】すなわち排出装置50は印刷装置40によ
る印刷終了後で搬入されて所定位置で停止するワーク挟
持搬送テーブル30上のワークWを挟持して持ち上げ、
ワーク搬送リターン機7内における搬送装置60上にワ
ークWを移送するもので、印刷機本体5の前後方向に沿
って走行するよう前記の印刷機本体フレーム6の上部フ
レーム下方に配置されていて、排出走行ベースを前後に
走行させる走行手段51と、排出走行ベース下面に配置
した昇降手段52と、この昇降手段52の下端に配置し
たチャック手段53とから成る。
る印刷終了後で搬入されて所定位置で停止するワーク挟
持搬送テーブル30上のワークWを挟持して持ち上げ、
ワーク搬送リターン機7内における搬送装置60上にワ
ークWを移送するもので、印刷機本体5の前後方向に沿
って走行するよう前記の印刷機本体フレーム6の上部フ
レーム下方に配置されていて、排出走行ベースを前後に
走行させる走行手段51と、排出走行ベース下面に配置
した昇降手段52と、この昇降手段52の下端に配置し
たチャック手段53とから成る。
【0019】こうした排出装置50においてはその排出
位置すなわち第1群印刷ラインAと第1群ワーク排出ラ
インCとの、第2群印刷ラインBと第2群ワーク排出ラ
インDとの夫々の交差位置で走行手段51、昇降手段5
2によってチャック手段53を上方で待機させておく。
そしてワーク挟持搬送テーブル30におけるワークテー
ブルプレート34上でそのチャック手段35によって整
列挟持したワークWに対して印刷装置40による印刷が
終了してテーブル移動装置20によって排出装置50に
ワークWが搬送されて来て、その排出位置に到達停止さ
れる。するとワーク挟持搬送テーブル30ではワークW
の挟持状態が解除されると共に上昇するワークテーブル
プレート34によってワークWが上位置に整列保持され
たものとなると、排出装置50における昇降手段52が
下降してチャック手段53によってワークW夫々を挟持
する。この挟持後では昇降手段52によって上昇し、走
行手段51によって搬送装置60側に前進走行し後述の
コンベアベルト61上にチャック手段53を下降させて
所定位置に載置し解放するのであり、その後は原位置に
後退し、第1群印刷ラインA、第2群印刷ラインB夫々
の上で次動作に備えて待機する。なおこの排出装置50
による第1群のワークWの第1群印刷ラインAからの第
1群ワーク排出ラインCへの、第2群のワークWの第2
群印刷ラインBからの第2群ワーク排出ラインDへの夫
々の移送はほぼ同距離とされ、印刷機本体5内の後部側
に第1群印刷ラインAが前部側に第2群印刷ラインBが
設定される関係上、移送後に搬送装置60に載置される
ときには搬送方向の前方に第2群のワークWが、後方に
第1群のワークWが夫々位置されるものとなっているの
であり、これによってワーク受渡し装置70における第
1群のワークWの分流リターンを一層確実なものとでき
る。もとより移送距離の調整によって第2群のワークW
と第1群のワークWとの位置が逆になったり、ほぼ同位
置で並列されるものとなっていてもよいものである。
位置すなわち第1群印刷ラインAと第1群ワーク排出ラ
インCとの、第2群印刷ラインBと第2群ワーク排出ラ
インDとの夫々の交差位置で走行手段51、昇降手段5
2によってチャック手段53を上方で待機させておく。
そしてワーク挟持搬送テーブル30におけるワークテー
ブルプレート34上でそのチャック手段35によって整
列挟持したワークWに対して印刷装置40による印刷が
終了してテーブル移動装置20によって排出装置50に
ワークWが搬送されて来て、その排出位置に到達停止さ
れる。するとワーク挟持搬送テーブル30ではワークW
の挟持状態が解除されると共に上昇するワークテーブル
プレート34によってワークWが上位置に整列保持され
たものとなると、排出装置50における昇降手段52が
下降してチャック手段53によってワークW夫々を挟持
する。この挟持後では昇降手段52によって上昇し、走
行手段51によって搬送装置60側に前進走行し後述の
コンベアベルト61上にチャック手段53を下降させて
所定位置に載置し解放するのであり、その後は原位置に
後退し、第1群印刷ラインA、第2群印刷ラインB夫々
の上で次動作に備えて待機する。なおこの排出装置50
による第1群のワークWの第1群印刷ラインAからの第
1群ワーク排出ラインCへの、第2群のワークWの第2
群印刷ラインBからの第2群ワーク排出ラインDへの夫
々の移送はほぼ同距離とされ、印刷機本体5内の後部側
に第1群印刷ラインAが前部側に第2群印刷ラインBが
設定される関係上、移送後に搬送装置60に載置される
ときには搬送方向の前方に第2群のワークWが、後方に
第1群のワークWが夫々位置されるものとなっているの
であり、これによってワーク受渡し装置70における第
1群のワークWの分流リターンを一層確実なものとでき
る。もとより移送距離の調整によって第2群のワークW
と第1群のワークWとの位置が逆になったり、ほぼ同位
置で並列されるものとなっていてもよいものである。
【0020】排出装置50から排出された第1群のワー
クW、第2群のワークW夫々はワーク搬送リターン機7
に送り込まれ、搬送させながらワークWを乾燥し、その
後の第2群のワークWは処理済みとしてそのまま搬出さ
れる一方、第1群のワークWは再度の印刷が行なわれる
ように印刷装置40への戻し搬送中に必要があれば表裏
で反転されあるいは反転されずにそのままリターンされ
るものである。そのためワーク搬送リターン機7は図
1、図2に示すように、前部は排出装置50に連続され
て後部は搬出部62となっている搬送装置60と、搬出
部62において第1群のワークWを分流するワーク受渡
し装置70と、分流された第1群のワークWを印刷機本
体5にリターン搬送するリターン搬送装置80とを備え
ている。ワーク搬送リターン機7のリターン機フレーム
8自体は例えば角鋼材を下部、上部夫々で水平方向に沿
って配置し、支柱によって支持連結することにより全体
として直方体状に枠組みすることで形成されており、上
部フレーム上で搬送、分流、リターン搬送が行なわれる
ようにして設けられている。
クW、第2群のワークW夫々はワーク搬送リターン機7
に送り込まれ、搬送させながらワークWを乾燥し、その
後の第2群のワークWは処理済みとしてそのまま搬出さ
れる一方、第1群のワークWは再度の印刷が行なわれる
ように印刷装置40への戻し搬送中に必要があれば表裏
で反転されあるいは反転されずにそのままリターンされ
るものである。そのためワーク搬送リターン機7は図
1、図2に示すように、前部は排出装置50に連続され
て後部は搬出部62となっている搬送装置60と、搬出
部62において第1群のワークWを分流するワーク受渡
し装置70と、分流された第1群のワークWを印刷機本
体5にリターン搬送するリターン搬送装置80とを備え
ている。ワーク搬送リターン機7のリターン機フレーム
8自体は例えば角鋼材を下部、上部夫々で水平方向に沿
って配置し、支柱によって支持連結することにより全体
として直方体状に枠組みすることで形成されており、上
部フレーム上で搬送、分流、リターン搬送が行なわれる
ようにして設けられている。
【0021】搬送装置60は排出装置50の後部から延
出されるように前後方向に設けられており、リターン機
フレーム8の前部及び印刷機本体5における排出装置5
0の後部夫々で支承されている例えばスプロケットギア
相互間で掛巡され、図示を省略した搬送駆動源によって
循環されるコンベアベルト61を備えている。このコン
ベアベルト61上では前記したように第1群のワークW
を搬送する第1群ワーク排出ラインC、第2群のワーク
Wを搬送する第2群ワーク排出ラインD夫々に区画され
ており、搬送方向の右側に前者が左側に後者が夫々設定
されるものとなっている。またこの搬送装置60はコン
ベアベルト61を間欠搬送作動させるものとしてあり、
排出装置50によってワークWが排出されてコンベアベ
ルト61上にワークWが載置されるとき及びこれとほぼ
同時にワーク受渡し装置70によってコンベアベルト6
1上からワークWが持ち上げられるときには一時的に停
止されるようになっている。
出されるように前後方向に設けられており、リターン機
フレーム8の前部及び印刷機本体5における排出装置5
0の後部夫々で支承されている例えばスプロケットギア
相互間で掛巡され、図示を省略した搬送駆動源によって
循環されるコンベアベルト61を備えている。このコン
ベアベルト61上では前記したように第1群のワークW
を搬送する第1群ワーク排出ラインC、第2群のワーク
Wを搬送する第2群ワーク排出ラインD夫々に区画され
ており、搬送方向の右側に前者が左側に後者が夫々設定
されるものとなっている。またこの搬送装置60はコン
ベアベルト61を間欠搬送作動させるものとしてあり、
排出装置50によってワークWが排出されてコンベアベ
ルト61上にワークWが載置されるとき及びこれとほぼ
同時にワーク受渡し装置70によってコンベアベルト6
1上からワークWが持ち上げられるときには一時的に停
止されるようになっている。
【0022】搬出部62は第2群のワークWをコンベア
ベルト61上からそのまま滑落させてコンベアベルト6
1外方に搬出するシュート状に形成された搬出口を第2
群ワーク排出ラインDの前方に位置させて開口形成して
あり、図示を省略した例えば整列機にワークWが送ら
れ、所定個数毎に纏められるようになっている。
ベルト61上からそのまま滑落させてコンベアベルト6
1外方に搬出するシュート状に形成された搬出口を第2
群ワーク排出ラインDの前方に位置させて開口形成して
あり、図示を省略した例えば整列機にワークWが送ら
れ、所定個数毎に纏められるようになっている。
【0023】またワーク受渡し装置70は搬送装置60
上からこの搬送装置60に平行配置されているリターン
搬送装置80上に第1群のワークWを移し替えて第2群
のものとなるように移送するものである。
上からこの搬送装置60に平行配置されているリターン
搬送装置80上に第1群のワークWを移し替えて第2群
のものとなるように移送するものである。
【0024】リターン搬送装置80は搬送装置60の側
方、その第1群ワーク排出ラインCに隣接するようにし
て並列させることで配置構成されており、搬出部62側
方位置から印刷機本体5におけるワーク再供給装置90
に至る間に設けられるもので、リターン機フレーム8の
前部及び印刷機本体5におけるワーク再供給装置90の
前部夫々で支承されている例えばスプロケットギア相互
間で掛巡され、図示を省略した搬送駆動源によって循環
されるリターンコンベアベルト81を備えている。また
このリターン搬送装置80はリターンコンベアベルト8
1を間欠搬送作動させるものとしてあり、リターンコン
ベアベルト81によってワークWをワーク再供給装置9
0位置にリターン搬送するとその搬入を検知してこれの
作動を一時的に停止制御し、搬送作動の停止中に前記の
ワーク受渡し装置70によって搬送装置60からリター
ン搬送装置80へのワークWの移送も行なわれるように
なっている。
方、その第1群ワーク排出ラインCに隣接するようにし
て並列させることで配置構成されており、搬出部62側
方位置から印刷機本体5におけるワーク再供給装置90
に至る間に設けられるもので、リターン機フレーム8の
前部及び印刷機本体5におけるワーク再供給装置90の
前部夫々で支承されている例えばスプロケットギア相互
間で掛巡され、図示を省略した搬送駆動源によって循環
されるリターンコンベアベルト81を備えている。また
このリターン搬送装置80はリターンコンベアベルト8
1を間欠搬送作動させるものとしてあり、リターンコン
ベアベルト81によってワークWをワーク再供給装置9
0位置にリターン搬送するとその搬入を検知してこれの
作動を一時的に停止制御し、搬送作動の停止中に前記の
ワーク受渡し装置70によって搬送装置60からリター
ン搬送装置80へのワークWの移送も行なわれるように
なっている。
【0025】ワーク再供給装置90は図2、図3に示す
ように、リターン搬送装置80によってリターン搬送さ
れる1単位毎の第1群のワークWを第2群印刷ラインB
上のワーク挟持搬送テーブル30に、必要があれば表裏
を反転させて移送するもので、ワークWを反転させるた
めにはリターン搬送装置80のリターンコンベアベルト
81後部、第2群印刷ラインB上でのワーク挟持搬送テ
ーブル30相互間で揺動反転する反転機構91を備えた
ものとする。
ように、リターン搬送装置80によってリターン搬送さ
れる1単位毎の第1群のワークWを第2群印刷ラインB
上のワーク挟持搬送テーブル30に、必要があれば表裏
を反転させて移送するもので、ワークWを反転させるた
めにはリターン搬送装置80のリターンコンベアベルト
81後部、第2群印刷ラインB上でのワーク挟持搬送テ
ーブル30相互間で揺動反転する反転機構91を備えた
ものとする。
【0026】次に本発明スクリーン印刷機の使用の一例
を説明するに、印刷機本体5前面に配装した操作パネル
100によって処理条件その他を設定し作動を開始させ
るものであり、ワークWをホッパー1内に投入するとフ
ィーダ2によって上下方向が揃えられて整列された後例
えばその10個を1単位として印刷機本体5内のワーク
供給装置10によって印刷装置40に供給される。この
ときのワーク供給装置10においては第1群印刷ライン
A上で待機しているワーク挟持搬送テーブル30位置に
走行してその上位置にあるワークテーブルプレート34
上にワークWを載置する。
を説明するに、印刷機本体5前面に配装した操作パネル
100によって処理条件その他を設定し作動を開始させ
るものであり、ワークWをホッパー1内に投入するとフ
ィーダ2によって上下方向が揃えられて整列された後例
えばその10個を1単位として印刷機本体5内のワーク
供給装置10によって印刷装置40に供給される。この
ときのワーク供給装置10においては第1群印刷ライン
A上で待機しているワーク挟持搬送テーブル30位置に
走行してその上位置にあるワークテーブルプレート34
上にワークWを載置する。
【0027】ワーク挟持搬送テーブル30上に載置され
たワークWはワーク昇降手段33によるワークテーブル
プレート34下降後にその下位置でチャック手段35に
よって挟持固定される。挟持固定後はテーブル移動装置
20によってワーク挟持搬送テーブル30が移動される
ことでワークWは、未印刷の第1群のものとしてワーク
供給装置10の側方に配置されている印刷装置40内に
搬入される。こうして表面が未塗布のワークWが印刷装
置40内に搬入される一方、第2群印刷ラインB上にお
けるワーク挟持搬送テーブル30では一旦印刷後でリタ
ーン搬送され、ワーク再供給装置90によって表裏が反
転され、あるいは反転されずにそのままの第2群のワー
クWが供給され、そして同様にしてテーブル移動装置2
0によって排出装置50を経由して印刷装置40内に搬
入されるのである。すると印刷装置40内で停止された
夫々のワーク挟持搬送テーブル30では挟持されたまま
で印刷テーブル昇降手段31によって上昇された上位置
で、印刷装置40において作動されるスキージユニット
44によって第1群印刷ラインA上のワークWにはその
一面である表面に、第2群印刷ラインB上のワークWに
はその他面である裏面あるいは表面に2度目の印刷を同
時に行なうのである。
たワークWはワーク昇降手段33によるワークテーブル
プレート34下降後にその下位置でチャック手段35に
よって挟持固定される。挟持固定後はテーブル移動装置
20によってワーク挟持搬送テーブル30が移動される
ことでワークWは、未印刷の第1群のものとしてワーク
供給装置10の側方に配置されている印刷装置40内に
搬入される。こうして表面が未塗布のワークWが印刷装
置40内に搬入される一方、第2群印刷ラインB上にお
けるワーク挟持搬送テーブル30では一旦印刷後でリタ
ーン搬送され、ワーク再供給装置90によって表裏が反
転され、あるいは反転されずにそのままの第2群のワー
クWが供給され、そして同様にしてテーブル移動装置2
0によって排出装置50を経由して印刷装置40内に搬
入されるのである。すると印刷装置40内で停止された
夫々のワーク挟持搬送テーブル30では挟持されたまま
で印刷テーブル昇降手段31によって上昇された上位置
で、印刷装置40において作動されるスキージユニット
44によって第1群印刷ラインA上のワークWにはその
一面である表面に、第2群印刷ラインB上のワークWに
はその他面である裏面あるいは表面に2度目の印刷を同
時に行なうのである。
【0028】印刷後では夫々のワーク挟持搬送テーブル
30がテーブル移動装置20によって再び移動されて印
刷装置40側方に配置されている排出装置50内にワー
クWを搬送する。このとき第1群印刷ラインA上のワー
ク挟持搬送テーブル30では当初の第1群のワークWの
供給方向の更に前方にワークWを搬送して第1群ワーク
排出ラインC位置で停止し、第2群印刷ラインB上のワ
ーク挟持搬送テーブル30では第2群のワークWの搬入
方向とは逆方向にワークWを搬送し(図1(B)参
照)、その第2群ワーク排出ラインD位置でワーク挟持
搬送テーブル30を停止し、停止後では挟持が解放され
たワークW夫々をワークテーブルプレート34が上昇す
ることでフリーな状態にしてその位置で待機させる。
30がテーブル移動装置20によって再び移動されて印
刷装置40側方に配置されている排出装置50内にワー
クWを搬送する。このとき第1群印刷ラインA上のワー
ク挟持搬送テーブル30では当初の第1群のワークWの
供給方向の更に前方にワークWを搬送して第1群ワーク
排出ラインC位置で停止し、第2群印刷ラインB上のワ
ーク挟持搬送テーブル30では第2群のワークWの搬入
方向とは逆方向にワークWを搬送し(図1(B)参
照)、その第2群ワーク排出ラインD位置でワーク挟持
搬送テーブル30を停止し、停止後では挟持が解放され
たワークW夫々をワークテーブルプレート34が上昇す
ることでフリーな状態にしてその位置で待機させる。
【0029】排出装置50では第1群印刷ラインA、第
2群印刷ラインB上の夫々の上方位置で待機していた第
1群ワーク排出ラインC、第2群ワーク排出ラインD夫
々におけるもののチャック手段53が昇降手段52によ
って昇降し、また走行手段51によって前後に走行する
ことで夫々のワーク挟持搬送テーブル30における夫々
のワークテーブルプレート34上の夫々のワークWを搬
送装置60に移送し、そのコンベアベルト61の前部上
に載置し挟持を解放する。このとき一旦印刷が行なわれ
た第1群のワークWはコンベアベルト61における搬送
方向の右側に区画の第1群ワーク排出ラインC上に、ま
た印刷終了後の第2群のワークWは同様にコンベアベル
ト61における搬送方向の左側に区画の第2群ワーク排
出ラインD上に搬送方向に沿う前後で所定の間隔を隔て
て載置される。搬送装置60上にワークWを移送後の第
1群印刷ラインA上のワーク挟持搬送テーブル30はワ
ーク供給装置10側に、第2群印刷ラインB上のワーク
挟持搬送テーブル30はワーク再供給装置90側に夫々
戻るようにテーブル移動装置20によって移動される。
2群印刷ラインB上の夫々の上方位置で待機していた第
1群ワーク排出ラインC、第2群ワーク排出ラインD夫
々におけるもののチャック手段53が昇降手段52によ
って昇降し、また走行手段51によって前後に走行する
ことで夫々のワーク挟持搬送テーブル30における夫々
のワークテーブルプレート34上の夫々のワークWを搬
送装置60に移送し、そのコンベアベルト61の前部上
に載置し挟持を解放する。このとき一旦印刷が行なわれ
た第1群のワークWはコンベアベルト61における搬送
方向の右側に区画の第1群ワーク排出ラインC上に、ま
た印刷終了後の第2群のワークWは同様にコンベアベル
ト61における搬送方向の左側に区画の第2群ワーク排
出ラインD上に搬送方向に沿う前後で所定の間隔を隔て
て載置される。搬送装置60上にワークWを移送後の第
1群印刷ラインA上のワーク挟持搬送テーブル30はワ
ーク供給装置10側に、第2群印刷ラインB上のワーク
挟持搬送テーブル30はワーク再供給装置90側に夫々
戻るようにテーブル移動装置20によって移動される。
【0030】そして搬送装置60によって搬送される
と、第2群ワーク排出ラインD上の第2群のワークWは
搬出部62によって機外に搬出される一方、第1群ワー
ク排出ラインC上の第1群のワークWは搬出部62にあ
るワーク受渡し装置70によって搬送装置60側方に配
置構成のリターン搬送装置80に移送される。
と、第2群ワーク排出ラインD上の第2群のワークWは
搬出部62によって機外に搬出される一方、第1群ワー
ク排出ラインC上の第1群のワークWは搬出部62にあ
るワーク受渡し装置70によって搬送装置60側方に配
置構成のリターン搬送装置80に移送される。
【0031】リターン搬送装置80によって印刷装置4
0側へリターン搬送された一旦印刷後の第1群のワーク
Wがリターンコンベアベルト81のリターン搬送方向の
前部側に配置されているワーク再供給装置90位置に至
ると、場合によっては表裏が反転されあるいは反転され
ずにそのままで第2群印刷ラインB上でのテーブル移動
装置20によって原位置に復帰されているワーク挟持搬
送テーブル30における上位置にあるワークテーブルプ
レート34上に第2群のワークWとして載置されるもの
である。
0側へリターン搬送された一旦印刷後の第1群のワーク
Wがリターンコンベアベルト81のリターン搬送方向の
前部側に配置されているワーク再供給装置90位置に至
ると、場合によっては表裏が反転されあるいは反転され
ずにそのままで第2群印刷ラインB上でのテーブル移動
装置20によって原位置に復帰されているワーク挟持搬
送テーブル30における上位置にあるワークテーブルプ
レート34上に第2群のワークWとして載置されるもの
である。
【0032】このように第2群印刷ラインB上のワーク
挟持搬送テーブル30上に載置されたワークWは、一旦
印刷されたものであってこれを第2群のものとして再度
印刷装置40に供給されるものである。すなわちワーク
テーブルプレート34下降後にその下位置でチャック手
段35によって挟持固定され、挟持固定後はテーブル移
動装置20によってワーク挟持搬送テーブル30が移動
されることでワークWはワーク再供給装置90の側方に
配置されている排出装置50を経由して印刷装置40内
に再度搬入される。そして前述のようにワーク供給装置
10によって供給されて第1群印刷ラインA上のワーク
挟持搬送テーブル30におけるワークテーブルプレート
34上に載置され、テーブル移動装置20によって印刷
装置40に搬入された未印刷の第1群のワークWと共に
同時に印刷されることで排出装置50に搬送され、夫々
の第1群ワーク排出ラインC、第2群ワーク排出ライン
Dに沿う搬送装置60によって搬送されるのである。
挟持搬送テーブル30上に載置されたワークWは、一旦
印刷されたものであってこれを第2群のものとして再度
印刷装置40に供給されるものである。すなわちワーク
テーブルプレート34下降後にその下位置でチャック手
段35によって挟持固定され、挟持固定後はテーブル移
動装置20によってワーク挟持搬送テーブル30が移動
されることでワークWはワーク再供給装置90の側方に
配置されている排出装置50を経由して印刷装置40内
に再度搬入される。そして前述のようにワーク供給装置
10によって供給されて第1群印刷ラインA上のワーク
挟持搬送テーブル30におけるワークテーブルプレート
34上に載置され、テーブル移動装置20によって印刷
装置40に搬入された未印刷の第1群のワークWと共に
同時に印刷されることで排出装置50に搬送され、夫々
の第1群ワーク排出ラインC、第2群ワーク排出ライン
Dに沿う搬送装置60によって搬送されるのである。
【0033】なお以上の実施の形態にあってはワークW
が円筒状であって、その両側端縁面に所定の塗布剤を1
0個を1単位として印刷塗布する場合につき説明した
が、対象とするワークWが例えばプレート状、直方体状
その他の異なるものとなれば、その形状、数その他に対
応するように変更されることは勿論であり、例えば各装
置におけるチャック手段構造がバキューム吸引手段のも
のとされる等である。またワークWはワーク再供給装置
90によって表裏が反転される場合には反転機構91に
よって反転されるも、この反転が必要ない場合にはワー
ク供給装置10と同様なものによって第2群印刷ライン
B上のワーク挟持搬送テーブル30上に載置されるもの
である。
が円筒状であって、その両側端縁面に所定の塗布剤を1
0個を1単位として印刷塗布する場合につき説明した
が、対象とするワークWが例えばプレート状、直方体状
その他の異なるものとなれば、その形状、数その他に対
応するように変更されることは勿論であり、例えば各装
置におけるチャック手段構造がバキューム吸引手段のも
のとされる等である。またワークWはワーク再供給装置
90によって表裏が反転される場合には反転機構91に
よって反転されるも、この反転が必要ない場合にはワー
ク供給装置10と同様なものによって第2群印刷ライン
B上のワーク挟持搬送テーブル30上に載置されるもの
である。
【0034】またワークWは表裏が特に限定されない場
合にはワーク供給装置10による初期の投入供給に際し
いずれを表裏とするかにつき特別な配慮は不要であり、
またいずれの面を先に印刷塗布するかの選択も任意であ
る。ただ表裏が特に限定される場合には初期の投入供給
時に表裏面がいずれか一方のみに揃えられものとし、こ
の場合には印刷装置40において第1群のワークW、第
2群のワークW夫々に同時に印刷塗布が行なわれる場合
にはその印刷パターンが表裏で異なるものとなるように
されることもある。
合にはワーク供給装置10による初期の投入供給に際し
いずれを表裏とするかにつき特別な配慮は不要であり、
またいずれの面を先に印刷塗布するかの選択も任意であ
る。ただ表裏が特に限定される場合には初期の投入供給
時に表裏面がいずれか一方のみに揃えられものとし、こ
の場合には印刷装置40において第1群のワークW、第
2群のワークW夫々に同時に印刷塗布が行なわれる場合
にはその印刷パターンが表裏で異なるものとなるように
されることもある。
【0035】更にワーク挟持搬送テーブル30によるワ
ークWの搬送に際し以上の実施の形態にあっては第1群
印刷ラインAの上では表面に印刷すべきワークWが、第
2群印刷ラインBの上では裏面あるいは2度刷りの表面
に印刷すべきワークWが夫々別ラインに沿って搬送させ
るものとしてあるが、印刷装置40による印刷位置、排
出装置50による排出位置、ワーク供給装置10による
供給位置、ワーク再供給装置90による再供給位置等と
の関連で同一のワーク挟持搬送テーブル30によって表
面に印刷すべき第1群のワークW、裏面にあるいは2度
刷りの表面に印刷すべき第2群のワークW夫々を区画し
て挟持固定することで、第1群印刷ラインA、第2群印
刷ラインBを並列構成せずに1ラインのものとして構成
することも可能である。
ークWの搬送に際し以上の実施の形態にあっては第1群
印刷ラインAの上では表面に印刷すべきワークWが、第
2群印刷ラインBの上では裏面あるいは2度刷りの表面
に印刷すべきワークWが夫々別ラインに沿って搬送させ
るものとしてあるが、印刷装置40による印刷位置、排
出装置50による排出位置、ワーク供給装置10による
供給位置、ワーク再供給装置90による再供給位置等と
の関連で同一のワーク挟持搬送テーブル30によって表
面に印刷すべき第1群のワークW、裏面にあるいは2度
刷りの表面に印刷すべき第2群のワークW夫々を区画し
て挟持固定することで、第1群印刷ラインA、第2群印
刷ラインBを並列構成せずに1ラインのものとして構成
することも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
これがため、一旦印刷後で再び裏面あるいは2度刷りの
表面の印刷処理を必要とする第2群のワークWと印刷処
理が行なわれる未印刷の第1群のワークWとを同一の印
刷装置40で同時に並列的に印刷した後に排出、搬送し
て印刷終了後のものは搬出し、再度の印刷を必要とする
もののみをリターン搬送、再供給させて再び印刷装置4
0に投入するよう相互に分流することで、印刷装置40
を共通に使用して全体構成の簡素化、処理の確実性、投
入・印刷・搬送・分流・リターン搬送・再投入等の一連
の処理の自動化等を図ることができるものである。
これがため、一旦印刷後で再び裏面あるいは2度刷りの
表面の印刷処理を必要とする第2群のワークWと印刷処
理が行なわれる未印刷の第1群のワークWとを同一の印
刷装置40で同時に並列的に印刷した後に排出、搬送し
て印刷終了後のものは搬出し、再度の印刷を必要とする
もののみをリターン搬送、再供給させて再び印刷装置4
0に投入するよう相互に分流することで、印刷装置40
を共通に使用して全体構成の簡素化、処理の確実性、投
入・印刷・搬送・分流・リターン搬送・再投入等の一連
の処理の自動化等を図ることができるものである。
【0037】すなわちこれは本発明において、未印刷の
第1群のワークWを印刷装置40に供給するワーク供給
装置10、一旦印刷した第2群のワークWを再供給する
ワーク再供給装置90、印刷後のワークWを排出する排
出装置50を印刷装置40に関連配置し、また排出装置
50の前方に配置した搬送装置60では第1群、第2群
のワークW夫々を並列搬送し、第2群のワークWは搬送
装置60後部で搬出する一方、第1群のワークWはワー
ク受渡し装置70によってリターン搬送装置80に移送
し、リターン搬送後では第2群のものとして再び印刷装
置40に搬入するものとし、また印刷装置40では第1
群、第2群夫々のワークWに同時印刷し、ワーク供給装
置10、印刷装置40、排出装置50、ワーク再供給装
置90相互間のワークWの移送はワーク挟持搬送テーブ
ル30を移動するテーブル移動装置20によって行なう
ものとしたからである。
第1群のワークWを印刷装置40に供給するワーク供給
装置10、一旦印刷した第2群のワークWを再供給する
ワーク再供給装置90、印刷後のワークWを排出する排
出装置50を印刷装置40に関連配置し、また排出装置
50の前方に配置した搬送装置60では第1群、第2群
のワークW夫々を並列搬送し、第2群のワークWは搬送
装置60後部で搬出する一方、第1群のワークWはワー
ク受渡し装置70によってリターン搬送装置80に移送
し、リターン搬送後では第2群のものとして再び印刷装
置40に搬入するものとし、また印刷装置40では第1
群、第2群夫々のワークWに同時印刷し、ワーク供給装
置10、印刷装置40、排出装置50、ワーク再供給装
置90相互間のワークWの移送はワーク挟持搬送テーブ
ル30を移動するテーブル移動装置20によって行なう
ものとしたからである。
【0038】ワーク供給装置10によって第1群のワー
クWが載置された第1群印刷ラインA上のワーク挟持搬
送テーブル30、及びワーク再供給装置90によって一
旦印刷後の第2群のワークWが載置された第2群印刷ラ
インB上のワーク挟持搬送テーブル30夫々は、チャッ
ク手段35によってワークWを挟持固定しているから印
刷装置40に搬送する間及び停止後における印刷テーブ
ル昇降手段31による上昇後の印刷作動中ではワークW
をしっかりと固定させ、印刷パターンとの整合性を確実
に保持することができる。
クWが載置された第1群印刷ラインA上のワーク挟持搬
送テーブル30、及びワーク再供給装置90によって一
旦印刷後の第2群のワークWが載置された第2群印刷ラ
インB上のワーク挟持搬送テーブル30夫々は、チャッ
ク手段35によってワークWを挟持固定しているから印
刷装置40に搬送する間及び停止後における印刷テーブ
ル昇降手段31による上昇後の印刷作動中ではワークW
をしっかりと固定させ、印刷パターンとの整合性を確実
に保持することができる。
【0039】テーブル移動装置20は第1群印刷ライン
A上、第2群印刷ラインB上夫々でワーク挟持搬送テー
ブル30を移動するから、第1群印刷ラインA上ではワ
ーク供給装置10、印刷装置40、排出装置50相互間
で第1群のワークWを、第2群印刷ラインB上ではワー
ク再供給装置90、印刷装置40、排出装置50相互間
で第2群のワークWを夫々の供給位置、印刷位置、排出
位置、再供給位置で停止させて搬送できるものである。
また排出装置50によるワークWの排出後では新たな第
1群のワークWの供給をワーク供給装置10によって受
ける一方、一旦印刷後でリターン搬送された第2群のワ
ークWの供給をワーク再供給装置90によって受けるか
ら、ワークWの一連の処理を連続的に行なうことができ
る。
A上、第2群印刷ラインB上夫々でワーク挟持搬送テー
ブル30を移動するから、第1群印刷ラインA上ではワ
ーク供給装置10、印刷装置40、排出装置50相互間
で第1群のワークWを、第2群印刷ラインB上ではワー
ク再供給装置90、印刷装置40、排出装置50相互間
で第2群のワークWを夫々の供給位置、印刷位置、排出
位置、再供給位置で停止させて搬送できるものである。
また排出装置50によるワークWの排出後では新たな第
1群のワークWの供給をワーク供給装置10によって受
ける一方、一旦印刷後でリターン搬送された第2群のワ
ークWの供給をワーク再供給装置90によって受けるか
ら、ワークWの一連の処理を連続的に行なうことができ
る。
【0040】排出装置50は走行する走行手段51、昇
降する昇降手段52、ワークWを挟持・解放するチャッ
ク手段53を備えているから、第1群印刷ラインA上の
第1群のワークWを搬送装置60の第1群ワーク排出ラ
インC上に、第2群印刷ラインB上の第2群のワークW
を同じく第2群ワーク排出ラインD上に夫々確実に移送
できるものである。
降する昇降手段52、ワークWを挟持・解放するチャッ
ク手段53を備えているから、第1群印刷ラインA上の
第1群のワークWを搬送装置60の第1群ワーク排出ラ
インC上に、第2群印刷ラインB上の第2群のワークW
を同じく第2群ワーク排出ラインD上に夫々確実に移送
できるものである。
【0041】搬送装置60は第2群ワーク排出ラインD
における搬送方向の前方に搬出部62を設けてあるか
ら、印刷終了後の第2群のワークWを機外に確実に搬出
でき、また搬出部62に設けたワーク受渡し装置70に
よって裏面の印刷あるいは表面の2度刷りが必要な第1
群のワークWのみを分流させてリターン搬送装置80に
移送することができる。
における搬送方向の前方に搬出部62を設けてあるか
ら、印刷終了後の第2群のワークWを機外に確実に搬出
でき、また搬出部62に設けたワーク受渡し装置70に
よって裏面の印刷あるいは表面の2度刷りが必要な第1
群のワークWのみを分流させてリターン搬送装置80に
移送することができる。
【0042】リターン搬送装置80は一旦印刷後の第1
群のワークWのみを第2群のものとして印刷装置40側
にリターン搬送でき、リターン搬送後ではワーク再供給
装置90によってリターン搬送装置80から第2群印刷
ラインB上のワーク挟持搬送テーブル30上にワークW
を移送できるのであり、しかもその移送を確実に行なえ
るものである。
群のワークWのみを第2群のものとして印刷装置40側
にリターン搬送でき、リターン搬送後ではワーク再供給
装置90によってリターン搬送装置80から第2群印刷
ラインB上のワーク挟持搬送テーブル30上にワークW
を移送できるのであり、しかもその移送を確実に行なえ
るものである。
【図1】本発明に係る複数群のワークに対する同時スク
リーン印刷機の実施の一形態における全体概略図で、そ
の(A)は外観斜視図、その(B)はワークの処理の流
れを説明する平面図である。
リーン印刷機の実施の一形態における全体概略図で、そ
の(A)は外観斜視図、その(B)はワークの処理の流
れを説明する平面図である。
【図2】同じく全体の一部省略の概略平面図である。
【図3】同じく印刷機本体部分の正面図である。
【図4】同じくテーブル移動装置の平面図である。
【図5】同じくその第2群印刷ラインにおけるテーブル
移動装置の正面図である。
移動装置の正面図である。
【図6】同じく印刷装置の側面図である。
A…第1群印刷ライン B…第2群印刷
ライン C…第1群ワーク排出ライン D…第2群ワー
ク排出ライン S…スクリーン印版 W…ワーク 1…ホッパー 2…フィーダ 5…印刷機本体 6…印刷機本体
フレーム 7…ワーク搬送リターン機 8…リターン機
フレーム 10…ワーク供給装置 11…走行手段 12…昇降手段 13…チャック
手段 20…テーブル移動装置 21…走行ガイ
ド 22…搬送走行ベース 23…走行駆動
源 24…プーリ 25…走行ベル
ト 26…ソフトアブソーバー 30…ワーク挟持搬送テーブル 31…印刷テー
ブル昇降手段 32…テーブルベース 33…ワーク昇
降手段 34…ワークテーブルプレート 35…チャック
手段 36…チャック部 40…印刷装置 41…昇降手段 42…アジャストハンドル 23…印刷ユニ
ット 44…スキージユニット 45…スキージ 46…ドクター 50…排出装置 31…走行手段 52…昇降手段 53…チャック
手段 60…搬送装置 61…コンベア
ベルト 62…搬出部 70…ワーク受渡し装置 80…リターン搬送装置 81…リターン
コンベアベルト 90…ワーク再供給装置 91…ワーク反
転機構 100…操作パネル
ライン C…第1群ワーク排出ライン D…第2群ワー
ク排出ライン S…スクリーン印版 W…ワーク 1…ホッパー 2…フィーダ 5…印刷機本体 6…印刷機本体
フレーム 7…ワーク搬送リターン機 8…リターン機
フレーム 10…ワーク供給装置 11…走行手段 12…昇降手段 13…チャック
手段 20…テーブル移動装置 21…走行ガイ
ド 22…搬送走行ベース 23…走行駆動
源 24…プーリ 25…走行ベル
ト 26…ソフトアブソーバー 30…ワーク挟持搬送テーブル 31…印刷テー
ブル昇降手段 32…テーブルベース 33…ワーク昇
降手段 34…ワークテーブルプレート 35…チャック
手段 36…チャック部 40…印刷装置 41…昇降手段 42…アジャストハンドル 23…印刷ユニ
ット 44…スキージユニット 45…スキージ 46…ドクター 50…排出装置 31…走行手段 52…昇降手段 53…チャック
手段 60…搬送装置 61…コンベア
ベルト 62…搬出部 70…ワーク受渡し装置 80…リターン搬送装置 81…リターン
コンベアベルト 90…ワーク再供給装置 91…ワーク反
転機構 100…操作パネル
Claims (8)
- 【請求項1】 投入供給されたワークに対してスクリー
ン印版上を走行するスキージによって印刷を行なうスク
リーン印刷方法において、表裏が揃えられて投入供給さ
れる未印刷の第1群のワークと、一旦印刷後に再度投入
供給される第2群のワークとを印刷位置に搬入した後同
一のスクリーン印版を使用した同一印刷作動中でそれら
に同時に印刷し、印刷終了後の第1群のワークと第2群
のワークとを排出して搬送し、搬送後の第2群のワーク
は機外に搬出する一方、第1群のワークのみを分流しリ
ターン搬送させた後に印刷位置に再度投入供給すること
を特徴とした複数群のワークに対する同時スクリーン印
刷方法。 - 【請求項2】 未印刷の第1群のワークは第1群印刷ラ
イン上で印刷後に排出され、この第1群印刷ライン上か
ら移送される第1群ワーク排出ラインに沿って搬送され
た後にリターン搬送され、その後に前記第1群印刷ライ
ンに並列の第2群印刷ライン上で印刷後に排出され、こ
の第2群印刷ライン上から移送される第2群ワーク排出
ラインに沿って搬送された後に搬出されるようにしてあ
る請求項1記載の複数群のワークに対する同時スクリー
ン印刷方法。 - 【請求項3】 所定のワークにスクリーン印刷装置によ
ってスクリーン印刷を行なうスクリーン印刷機であっ
て、投入された未印刷の第1群のワークの表裏を揃えて
供給位置に供給するワーク供給装置と、供給された第1
群のワークを授受して固定搬送し、また一旦印刷後の第
2群のワークを授受して固定搬送するワーク挟持搬送テ
ーブルと、ワーク挟持搬送テーブルを第1群のワークの
供給位置、印刷位置、排出位置相互間で、また第2群の
ワークの再供給位置、印刷位置、排出位置相互間夫々で
停止させて移動するテーブル移動装置と、印刷装置の同
一のスクリーン印版を使用した同一印刷作動中で同時に
印刷された第1群のワーク、第2群のワーク夫々を排出
する排出装置と、排出装置から排出されたワーク夫々を
搬送し、第2群のワークを機外に搬出する搬送装置と、
搬送装置から第1群のワークを分流移送するワーク受渡
し装置と、分流移送された第1群のワークを印刷装置側
にリターン搬送するリターン搬送装置と、リターン搬送
された第1群のワークを第2群のワークとして再供給す
るワーク再供給装置とを備えたことを特徴とする複数群
のワークに対する同時スクリーン印刷機。 - 【請求項4】 未印刷の第1群のワークがワーク供給装
置からワーク挟持搬送テーブルに供給される供給位置、
印刷位置、排出装置における排出位置によって第1群印
刷ラインを、再投入される第2群のワークがワーク再供
給装置によって供給される再供給位置、印刷位置、排出
装置における排出位置によって第2群印刷ラインを夫々
形成し、また第1群のワークが排出装置から搬送装置を
経て分流リターンされる第1群ワーク排出ラインを、第
2群のワークが排出装置から搬送装置を経て機外に搬出
される第2群ワーク排出ラインを夫々形成してある請求
項3記載の複数群のワークに対する同時スクリーン印刷
機。 - 【請求項5】 テーブル移動装置はワーク挟持搬送テー
ブルを載置している搬送走行ベースを走行駆動源の駆動
力で第1群のワークの供給位置、印刷位置、排出位置相
互間で、また第2群のワークの再供給位置、印刷位置、
排出位置相互間夫々で停止させて移動するようにしてあ
る請求項3または4記載の複数群のワークに対する同時
スクリーン印刷機。 - 【請求項6】 第1群印刷ラインにおける搬送走行ベー
スの走行範囲はワーク供給装置からの供給位置、経由さ
れる印刷装置の印刷位置、排出装置における第1群ワー
ク排出ライン位置に至るまでの、前記第1群印刷ライン
に並列設定した第2群印刷ラインにおける搬送走行ベー
スの走行範囲はワーク再供給装置における再供給位置、
経由される排出装置における第2群ワーク排出ライン位
置、印刷装置における印刷位置に至るまでの夫々に設定
されている請求項5記載の複数群のワークに対する同時
スクリーン印刷機。 - 【請求項7】 ワーク挟持搬送テーブルはワークに対す
る印刷に関連してワークを昇降させる印刷テーブル昇降
手段と、ワークの授受に関連してワークを昇降させるワ
ーク昇降手段と、受領載置されたワークを着脱自在に挟
持固定するチャック手段とを備えている請求項3乃至6
のいずれか記載の複数群のワークに対する同時スクリー
ン印刷機。 - 【請求項8】 搬送装置は印刷後の第1群のワークを搬
送する第1群ワーク排出ライン、印刷後の第2群のワー
クを搬送する第2群ワーク排出ライン夫々に搬送方向の
左右で区画されていて、第2群ワーク排出ラインの搬送
方向前方には搬出部を形成してある請求項3乃至7のい
ずれか記載の複数群のワークに対する同時スクリーン印
刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8263586A JP2808271B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリーン印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8263586A JP2808271B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリーン印刷機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086324A true JPH1086324A (ja) | 1998-04-07 |
JP2808271B2 JP2808271B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17391615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8263586A Expired - Fee Related JP2808271B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 複数群のワークに対する同時スクリーン印刷方法及びそのスクリーン印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808271B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051054A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Sharp Corp | 太陽電池の製造方法およびスクリーン印刷装置 |
JP2015157412A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 直江津電子工業株式会社 | 電極印刷装置及び電極印刷方法 |
KR20210114584A (ko) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | 송해용 | 인쇄장치 및 그 방법 |
WO2023050042A1 (zh) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 侯景忠 | 智能网版印刷系统 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP8263586A patent/JP2808271B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051054A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Sharp Corp | 太陽電池の製造方法およびスクリーン印刷装置 |
JP2015157412A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 直江津電子工業株式会社 | 電極印刷装置及び電極印刷方法 |
KR20210114584A (ko) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | 송해용 | 인쇄장치 및 그 방법 |
WO2023050042A1 (zh) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 侯景忠 | 智能网版印刷系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2808271B2 (ja) | 1998-10-08 |
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