JPH1085440A - 遊技機島における賞球処理機構 - Google Patents
遊技機島における賞球処理機構Info
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- JPH1085440A JPH1085440A JP24165096A JP24165096A JPH1085440A JP H1085440 A JPH1085440 A JP H1085440A JP 24165096 A JP24165096 A JP 24165096A JP 24165096 A JP24165096 A JP 24165096A JP H1085440 A JPH1085440 A JP H1085440A
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Abstract
上における遊技者の使用範囲を明確化させることがで
き、また、賞球計数を円滑かつ確実に行なうことがで
き、パチンコ機の入れ替の際に邪魔にならず、極めて使
い勝手のよい遊技機島における賞球処理機構を提供す
る。 【解決手段】各パチンコ機11の下皿14から溢れる球
は、いったんトレイ部材20上に装着した球貯留箱30
に貯留された後、球貸し機16の下部の球導入路18ま
で送られて計数手段40で計数された後、再び島内部に
還元される。トレイ部材20や球貯留箱30はそれぞれ
別々あるいは一緒に、例えばパチンコ機11の入れ替の
際に天板3から容易に外したり、他の場所に移したりす
ることができる。
Description
と球貸し機とを交互に並ぶよう列設し、その列下側にパ
チンコ機前方に向って一定幅で延びる天板を備えた遊技
機島において、各パチンコ機から排出された賞球を貯留
し計数した後に再び島内部に還元する賞球処理機構に関
する。
いる遊技機島には、遊技者が手荷物を置いたり球貯留箱
を置いたりするための天板と呼ばれている棚が設けてあ
る。通常の天板は、島の横方向につながった一枚の平ら
な金属板や化粧合板等により作られている。
や島中央の所定位置に賞球を処理するための球計数機が
設置されており、計数されたパチンコ球をその遊技機島
に還元するように構成されていた。従って、球を計数す
る場合には、重い球貯留箱を運んだり、球貯留箱内の球
を球計数機に移し替えなければならず、計数に手間がか
かった。
用するため、遊技者は近くの球計数機が使用中の場合、
向かい側の島の球計数機が空いていれば、その球計数機
で計数を行うことも多々ある。すると、島間で保有する
球数のバランスがくずれてしまい、球不足によりパチン
コ機が正常に動作しなくなったり、逆に球過剰により球
詰まりが生じたりする虞れがあった。
得る従来技術としては、各パチンコ機毎に対応する球計
数機を天板上に一体に固設し、その球計数機によりパチ
ンコ球を計数する技術が提案されている。
遊技機島における一枚ものの天板では、遊技者毎に占有
して使用できる使用範囲が明確に区画されてないため、
遊技者は自分の使用範囲をパチンコ機の幅等からおおよ
そ見当して使用していた。そのため、隣席で他人が遊技
している状況下では、荷物が隣にはみ出さないように気
を使ったり、また、隣の遊技者の荷物が自分の使用範囲
に入っている時でも使用範囲が明確でないことから、注
意しずらく不快感を感じることがあった。
生じる問題を解消すべく、最近では一枚ものの天板では
なく、パチンコ機毎に分割された個別天板を設ける遊技
店も少しずつ増えてきている。しかし、個別天板を設け
るためには、予め個別天板用として作られた島を新規に
設置するか、あるいは既に設置されている島を改造する
必要があり、コストが嵩むという問題点があった。
遊技機島とするには、既存の島の天板を大幅に改造した
り、あるいは予め天板に球計数機を一体に組み込んだ島
を新規に作製しなければならず、コストが嵩むという問
題点があった。更に、球計数機は天板に一体に固設され
動かすことができないため、パチンコ機を入れ替たりす
る際に邪魔になるという問題点があった。
問題点に着目してなされたもので、現行の島の構造を変
更せずに低コストで、天板上における遊技者の使用範囲
を明確化させることができ、また、賞球計数を円滑かつ
確実に行なうことができ、パチンコ機の入れ替の際に邪
魔にならず、極めて使い勝手のよい遊技機島における賞
球処理機構を提供することを目的としている。
ための本発明の要旨とするところは、次の各項に存す
る。
し機(16)とを交互に並ぶよう列設し、その列下側に
パチンコ機(11)前方に向って一定幅で延びる天板
(3)を備えた遊技機島(1)において、各パチンコ機
(11)から排出された賞球を貯留し計数した後に再び
島内部に還元する賞球処理機構であって、各パチンコ機
(11)前に着座する遊技者一人が占有すべき面積分だ
け略水平方向に広がり、前記天板(3)上面に重ね合さ
る状態に着脱自在なトレイ部材(20)と、該トレイ部
材(20)上に着脱自在であり、パチンコ機(11)か
ら溢れる球を受け入れる球貯留箱(30)とを有し、前
記トレイ部材(20)は、その上面側に、前記球貯留箱
(30)を着脱自在に装着する係止手段(22)と、装
着した球貯留箱(30)の底部付近から排出された球を
前記球貸し機(16)の下部まで案内する球経路(2
3)とを設ける一方、下面側に、前記天板(3)に着脱
自在に装着するための取付手段(24,24A)を設け
て成り、前記球貯留箱(30)は、その底部付近に、前
記トレイ部材(20)に装着した際に前記球経路(2
3)の入口に合致する球排出口(32)と、該球排出口
(32)を開閉するシャッター(33)とを設けて成
り、前記球貸し機(16)の下部に、前記トレイ部材
(20)の球経路(23)を通って案内された球を受け
入れ島内部に還元する球導入路(18)と、該球導入路
(18)を通過する球を計数する計数手段(40)とを
設けて成ることを特徴とする遊技機島(1)における賞
球処理機構。
(3)前方へ延出する大きさに成形したことを特徴とす
る1項記載の遊技機島(1)における賞球処理機構。
段(24)は、天板(3)下面に弾撥的に係合するクリ
ップから成ることを特徴とする1または2項記載の遊技
機島(1)における賞球処理機構。
段(24A)は、天板(3)下面に締結ねじで圧着可能
なクランプから成ることを特徴とする1または2項記載
の遊技機島(1)における賞球処理機構。
段(22)は、球貯留箱(30)の底部外壁に突設した
係止片(39)が摺動可能に嵌合するレール片から成る
ことを特徴とする1,2,3または4項記載の遊技機島
(1)における賞球処理機構。
数手段(40)による計数結果を記録媒体(A)に記録
する記録手段(50)と、記録媒体(A)の出入れ口
(51)とを設けたことを特徴とする1,2,3,4ま
たは5項記載の遊技機島(1)における賞球処理機構。
数手段(40)による計数結果を目視可能に表示する表
示手段(60)を設けたことを特徴とする1,2,3,
4,5または6項記載の遊技機島(1)における賞球処
理機構。
記計数手段(40)による計数結果を記録媒体(A)に
記録する記録手段(50)と、記録媒体(A)の出入れ
口(51)とを設けたことを特徴とする1,2,3,4
または5項記載の遊技機島(1)における賞球処理機
構。
記計数手段(40)による計数結果を目視可能に表示す
る表示手段(60)を設けたことを特徴とする1,2,
3,4,5または6項記載の遊技機島(1)における賞
球処理機構。
(1)における賞球処理機構によれば、トレイ部材(2
0)を、遊技機島(1)の各パチンコ機(11)毎に対
応するように天板(3)上面に重ね合せて、該トレイ部
材(20)にある取付手段(24)で天板(3)に動か
ぬように装着する。トレイ部材(20)は、各パチンコ
機(11)前に着座する遊技者一人が占有すべき使用範
囲を区画するため、遊技者は自分の使用範囲を明確かつ
容易に認識できる。
況下でも、自分の荷物をトレイ部材(20)上に置いて
おけば、隣にむやみにはみ出さないよう気を使う必要も
なくなる。また逆に、隣の遊技者が置いた荷物が自分の
使用範囲に入っている時は、かかる事実を明確に判断で
きるので、それを根拠に気軽に注意することも可能とな
る。
(24)により着脱自在に天板(3)に装着できるた
め、トレイ部材(20)は従前の島の構造を何ら変更す
ることなく、きわめて簡単に低コストで装着することが
できる。また、トレイ部材(20)には係止手段(2
2)により球貯留箱(30)を着脱自在に装着すること
ができる。
皿に供給され、受皿から溢れる球は前記トレイ部材(2
0)上の球貯留箱(30)にいったん貯留される。球貯
留箱(30)内の球を計数する場合、その底部付近にあ
る球排出口(32)を開閉するシャッター(33)を開
放する。球排出口(32)から流出した球は、トレイ部
材(20)に設けられた球経路(23)を通りパチンコ
機(11)間に介装されている球貸し機(16)の下部
まで案内される。
けられた球導入路(18)を介して島内部に確実に還元
されるが、球導入路(18)の通過途中で計数手段(4
0)により計数される。ここで6,8項に係る発明によ
れば、球貸し機(16)またはトレイ部材(20A)に
ある出入れ口(51)に挿入した記録媒体(A)に記録
手段(50)で、前記計数手段(40)による計数結果
を記録させることができる。7,9項に係る発明によれ
ば、球貸し機(16)またはトレイ部材(20A)にあ
る表示手段(60)に、前記計数手段(40)による計
数結果を目視可能に表示させることができる。
溢れる球は、いったんトレイ部材(20)上に装着した
球貯留箱(30)に貯留された後、球貸し機(16)の
下部まで送られて計数された後に再び島内部に還元でき
るので、球を移し替えるような手間を必要とせず、球を
こぼし落とすことなく、計数を円滑かつ確実に行なうこ
とができる。また、使用しないトレイ部材(20)や球
貯留箱(30)はそれぞれ別々あるいは一緒に、例えば
パチンコ機(11)の入れ替の際に天板(3)から容易
に外したり、他の場所に移したりすることが可能とな
る。
(3)に対する取付手段(24)に関しては、特に限定
されるものではないが、3項記載の発明のように、天板
(3)下面に弾撥的に係合するクリップ(24)とした
り、4項記載の発明のように、天板(3)下面に締結ね
じで圧着可能なクランプ(24A)としたりすることが
できる。前者では着脱作業が極めて簡単であり、後者で
はより確実に装着することが可能となる。
材(20)を天板(3)前方へ延出する大きさに成形し
たから、従来の天板(3)に比べ棚として使える面積を
広くすることができる。また、5項記載の発明によれ
ば、簡易な構成のトレイ部材(20)の係止手段(2
2)により、球貯留箱(30)を簡易かつ確実にトレイ
部材(20)に装着したり、容易に外したりすることが
できる。
の実施形態を説明する。図1〜図12は本発明の第1の
実施形態を示している。図2に示すように、遊技機島1
は一般に略直方体状の支持枠を骨組とし、その長手方向
の下段部外側に腰板2を張付け、腰板2の上端に前方に
向って一定幅で延びる天板3が固定されている。天板3
上には、複数のパチンコ機11と球貸し機16とが交互
に並ぶよう列設されている。本実施形態では、パチンコ
機11および球貸し機16が背中合せに2列となるが、
前側1列のみに列設して構成してもかまわない。
に球を供給する給配樋(図示せず)等の関連設備が内設
されており、パチンコ機列上方には、島上部内の関連設
備を隠蔽する開閉可能な幕板4が設けられている。幕板
4の下縁部には、各パチンコ機11に対応するように呼
出装置4aが取付けられている。また、支持枠内の下段
部には、島内にパチンコ球を貯留する下部タンク(図示
せず)や、各パチンコ機11から還元される球を前記下
部タンクヘ導く回収樋5(図7参照)が内設されてい
る。
端に設けられたハンドル15の回転操作によって球を盤
面上に打ち出し、打球の入賞を競い楽しむものである。
機体下部には、遊技に供する球や賞球を入れる受皿13
や、この受皿13から溢れる球を受ける下皿14が設け
られている。また、球貸し機16は、投入された紙幣に
応じて記録媒体であるカードAを払い出し、出入れ口5
1に挿入された前記カードAのメモリ値に相当する球を
ノズル17から貸し出す装置である。
部材20の球経路23を通って案内された球を受け入れ
島内部に還元する球導入路18が形成されている。図6
に示すように、球導入路18の終端には、球を島内部の
回収樋5上に落下される排出管19が連通接続されてい
る。また、図6に示すように、球導入路18の途中に
は、ここを通過する球を計数する計数手段40が設けら
れている。
素子42とを具備して成る。スプロケット41は、球導
入路18内に突出して回転し、ここを通過するパチンコ
球に1個ずつ係合して、排出管19側へ送り出すもので
ある。計数素子42は、スプロケット41の回転した歯
数を検出するセンサである。計数素子42により検出さ
れたスプロケット41の回転歯数は、制御装置(コンピ
ューター)によりパチンコ球の個数に変換されて記憶、
演算されるように設定されている。
れ口51が設けられており、機体内には前記計数手段4
0による計数結果をカードAに記録する記録手段50が
配設されている。記録手段50は、正面の出入れ口51
と連通接続されており、精算ボタン52を押してオンに
することにより、前記制御装置からの指令に基づき、カ
ードAに前記計数手段40により計数された球数を記録
更新し、出入れ口51から排出するように構成されてい
る。
60も設けられている。表示手段60は、前記制御装置
からの指令に基づき、前記計数手段40による計数結果
をリアルタイムで目視可能に表示するものであり、一般
的な7セグメントLEDから成る。なお、図2に示すよ
うにパチンコ機列の端には、両替機6や予備の大型球計
数機7が設置されている。
るトレイ部材20は、各パチンコ機11前に着座する遊
技者一人が占有すべき使用範囲を区画する面積分だけ略
水平方向に広がったトレイ状のものであり、合成樹脂や
金属等により成形されている。トレイ部材20は、その
前端縁側が台形状に天板3前方へ延出する大きさに成形
されている。
留箱30を載せるベース台21が段状に設けられてい
る。このベース台21の両端には、球貯留箱30を着脱
自在に装着するための係止手段が設けられている。ここ
で係止手段は、球貯留箱30の底部外壁に突設した係止
片39が摺動可能に嵌合するレール片22から成る。ま
た、ベース台21の片側には、球貯留箱30の球排出口
32を覆うように入口23aが開口して排出された球を
前記球貸し機16の球導入路18まで案内する球経路2
3が一体的に成形されている。
スペースには、例えば、カップホルダ、小物置き、コイ
ンホルダ、それにハンドレスト等を適宜形成してもかま
わない。一方、トレイ部材20の下面側には、前記天板
3に着脱自在に装着するための取付手段が設けられてい
る。ここで取付手段は、天板3下面に弾撥的に係合する
クリップ24からなる。クリップ24は、天板3下面に
直接弾撥的に係合すべく、トレイ部材20の前端下側よ
り後方へ延びるよう一体成形されている。
示すように取付手段を、天板3下面に締結ねじ26で圧
着可能なクランプ24Aから構成してもよい。詳しく言
えばクランプ24Aは、トレイ部材20の下面に一体に
固着した固定用ブラケット25を主要部とし、該固定用
ブラケット25の下端縁に形成された一対の突片25
a,25aに、それぞれ締結ねじ26を回転可能に螺合
させて成る。
パチンコ機11の下皿14から溢れる球を受け入れる箱
状の部材であり、前記トレイ部材20とは別個独立に合
成樹脂や金属等により成形されている。球貯留箱30
は、前記トレイ部材20のベース台21上に着脱自在に
構成されている。球貯留箱30の底部31は球を一端側
に集めるように傾斜しており、その最下端には、前記ト
レイ部材20に装着した際に前記球経路23の入口23
aに合致する球排出口32が開設されている。また、球
排出口32の周囲には、該球排出口32を開閉するシャ
ッター33を含む開閉機構が設けられている。
0に示すように、球排出口32の周囲には開口を備えた
カバー34が内側に出っ張るように設けられ、シャッタ
ー33は、カバー34内にその開口を開放する開位置と
閉鎖する閉位置とに揺動可能に枢軸33aを介して枢支
されている。シャッター33の基端部には、該シャッタ
ー33を揺動操作するためのレバー35の下端が押引き
可能に連結されている。
て垂直に延びており、レバー35の上端には操作ボタン
35aが一体成形されている。また、レバー35は、コ
イルスプリング36によって上方へ付勢されており、そ
れにより通常はシャッター33が前記閉位置に維持され
るように設定されている。すなわち、コイルスプリング
36の付勢力に抗して操作ボタン35aを押すと、レバ
ー35が下方へ押されてシャッター33が開位置に移動
し、球排出口32が開くようになっている。
は、取付手段としてのクリップ24が設けてあり、天板
3への装着はクリップ24の弾性を利用して、かかるク
リップ24とトレイ部材20の下面側によって天板3を
挟むようにして行う。従って、トレイ部材20を天板3
に対して水平方向にスライドさせるように押し込むだけ
で簡単に装着でき、また取り外すには、トレイ部材20
を手前にスライドさせて引き抜くだけでよく、天板3へ
の着脱を非常に簡単に行うことができる。
構造を何ら変更することなく、きわめて簡単に低コスト
で天板3に装着することができる。また、パチンコ機1
1の機種の変更等でパチンコ機11を入れ替える時で
も、トレイ部材20がパチンコ機11の取り外し作業の
支障になることはない。
パチンコ機11前に着座する遊技者一人が占有すべき使
用範囲を区画するため、遊技者は自分の使用範囲を明確
かつ容易に認識できる。それにより、隣の席で他人が遊
技している状況でも、自分の荷物をトレイ部材20上に
置いておけば、隣にむやみにはみ出さないよう気を使う
必要もなくなる。
30を着脱自在に装着することができる。球貯留箱30
をトレイ部材20に装着するには、トレイ部材20にあ
るレール片22に、球貯留箱30にある係止片39を嵌
合させつつスライドさせればよく、かかる簡易な係止手
段により、球貯留箱30を容易かつ確実にトレイ部材2
0に装着したり、外したりできる。
0を装着すると、球貸し機16の球導入路18にトレイ
部材20の球経路23の出口23bが連通接続される。
更に、トレイ部材20の球貯留箱30を装着すると、ト
レイ部材20の球経路23の入口23aに球貯留箱30
の球排出口32が合致して、遊技機島1における賞球処
理機構が作動可能な状態となる。
て所定量の球を獲得してから、パチンコ機11にて遊技
を楽しむ。かかる遊技中に、パチンコ機11から賞出さ
れた球は先ず受皿13に排出され、受皿13から溢れる
球は下皿14に受け入れられる。この下皿14から溢れ
出る球が下方へ落下して、前記トレイ部材20上の球貯
留箱30にいったん貯留される。
は、その底部31の球排出口32を開閉するシャッター
33を開放すればよい。かかるシャッター33を開放す
るには、図11に示す如く通常は球貯留箱30の上端面
より上方へ突出している操作ボタン35aを、コイルス
プリング36の付勢力に抗して下方へ押せばよい。する
と、レバー35がそのまま下方へ押されて、該レバー3
5の下端に連結されたシャッター33が閉位置から開位
置まで揺動し球排出口32が開く。
レイ部材20に設けられた球経路23を通って、球貸し
機16の球導入路18の入口まで案内される。このよう
に球は、球導入路18を介して島内部に確実に還元され
るが、球導入路18の通過途中で計数手段40により計
数される。
ト41が回転して球を球排出管19側へ送り出す。この
とき、計数素子75がスプロケット41の回転した歯数
から球導入路18を通過した球の個数を計数する。この
ように計数手段40により計数された球の個数は、制御
装置により記憶・演算されて、表示手段60に表示され
るから、遊技者は何個の球を獲得したかを知ることがで
きる。
を押すことにより、前記制御装置からの指令に基づき、
カードAに前記計数手段40により計数された球数を印
字して記録し、出入れ口51から排出する。このカード
Aの記録から景品と交換するパチンコ球の個数を知るこ
とができるので、カードAを景品交換所に持っていけ
ば、それに記録された球数に応じた景品と交換できる。
る球は、いったんトレイ部材20上に装着した球貯留箱
30に貯留された後、球貸し機16の球導入路18まで
送られて計数された後に再び島内部に還元できる。それ
により、従来のように球を移し替えるような手間を必要
とせず、球をこぼし落とすこともなく、計数を円滑かつ
確実に行なうことができる。また、使用しないトレイ部
材20や球貯留箱30はそれぞれ別々あるいは一緒に、
他の場所に移したりすることも可能となる。
を示している。本実施形態に係る遊技機島の賞球処理機
構は、球貸し機16ではなくトレイ部材20Aに、前記
計数手段40による計数結果をカードAに記録する記録
手段50とその出入れ口51、および計数結果を目視可
能に表示する表示手段60を一体的に設けたものであ
る。
例えば、球貸し機16の球導入路18内側と、トレイ部
材20Aの球経路23の出口23b外側とにそれぞれ設
けた導線が互いに接触して、球貸し機16側の計数手段
40と、トレイ部材20A側の記録手段50や表示手段
60が電気的に結ばれる。
い勝手の更なる向上を図ることができる。なお、前述し
た第1の実施形態と同種の部位には、同一符号を付して
重複した説明を省略する。
状および構成は、前記各種の実施の形態として具体的に
図示したものに限定されるわけではない。
よれば、遊技機島の天板上にて遊技者一人が占有すべき
使用範囲を区画するトレイ部材を備え、該トレイ部材を
その取付手段によって、従前の島の構造を何ら変更する
ことなく、きわめて簡単に低コストで島の天板に着脱自
在に装着でき、トレイ部材により遊技者は天板上におけ
る自分の使用範囲を、周囲に余分な気を使うことなく明
確かつ容易に認識することができる。
箱とパチンコ機列中の球貸し機とを含む関係より、遊技
者は賞球を持ち運んで移し替えたりすることなく、その
場で極めて容易かつ確実に賞球の計数を行なうことがで
きる。しかも、天板上のトレイ部材と球貯留箱は、前述
のように簡単に天板から外すことができるので、パチン
コ機の入れ替の際に邪魔になることもない。
部材、球貯留箱をそれぞれ遊技機島の天板から外した状
態を示す斜視図である。
遊技機島全体を示す斜視図である。
部材を天板に装着した状態を示す斜視図である。
部材および球貯留箱を天板に取付けた状態を示す斜視図
である。
部材および球貯留箱を拡大して示す斜視図である。
部材および球貯留箱を天板に取付けた状態を概略的に示
す側面図である。
遊技機島の内部構造を概略的に示す側面図である。
機を示す正面図である。
箱の要部を拡大して示す斜視図である。
留箱を示す縦断面図である。
留箱のシャッターの開閉を説明する断面図である。
留箱のシャッターの開閉を説明する断面図である。
イ部材に設けた取付手段の変形例を示す分解斜視図であ
る。
イ部材、球貯留箱をそれぞれ遊技機島の天板から外した
状態を示す斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】複数のパチンコ機と球貸し機とを交互に並
ぶよう列設し、その列下側にパチンコ機前方に向って一
定幅で延びる天板を備えた遊技機島において、各パチン
コ機から排出された賞球を貯留し計数した後に再び島内
部に還元する賞球処理機構であって、 各パチンコ機前に着座する遊技者一人が占有すべき面積
分だけ略水平方向に広がり、前記天板上面に重ね合さる
状態に着脱自在なトレイ部材と、該トレイ部材上に着脱
自在であり、パチンコ機から溢れる球を受け入れる球貯
留箱とを有し、 前記トレイ部材は、その上面側に、前記球貯留箱を着脱
自在に装着する係止手段と、装着した球貯留箱の底部付
近から排出された球を前記球貸し機の下部まで案内する
球経路とを設ける一方、下面側に、前記天板に着脱自在
に装着するための取付手段を設けて成り、 前記球貯留箱は、その底部付近に、前記トレイ部材に装
着した際に前記球経路の入口に合致する球排出口と、該
球排出口を開閉するシャッターとを設けて成り、 前記球貸し機の下部に、前記トレイ部材の球経路を通っ
て案内された球を受け入れ島内部に還元する球導入路
と、該球導入路を通過する球を計数する計数手段とを設
けて成ることを特徴とする遊技機島における賞球処理機
構。 - 【請求項2】前記トレイ部材を、天板前方へ延出する大
きさに成形したことを特徴とする請求項1記載の遊技機
島における賞球処理機構。 - 【請求項3】前記トレイ部材の取付手段は、天板下面に
弾撥的に係合するクリップから成ることを特徴とする請
求項1または2記載の遊技機島における賞球処理機構。 - 【請求項4】前記トレイ部材の取付手段は、天板下面に
締結ねじで圧着可能なクランプから成ることを特徴とす
る請求項1または2記載の遊技機島における賞球処理機
構。 - 【請求項5】前記トレイ部材の係止手段は、球貯留箱の
底部外壁に突設した係止片が摺動可能に嵌合するレール
片から成ることを特徴とする請求項1,2,3または4
記載の遊技機島における賞球処理機構。 - 【請求項6】前記球貸し機に、前記計数手段による計数
結果を記録媒体に記録する記録手段と、記録媒体の出入
れ口とを設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4
または5記載の遊技機島における賞球処理機構。 - 【請求項7】前記球貸し機に、前記計数手段による計数
結果を目視可能に表示する表示手段を設けたことを特徴
とする請求項1,2,3,4,5または6記載の遊技機
島における賞球処理機構。 - 【請求項8】前記トレイ部材に、前記計数手段による計
数結果を記録媒体に記録する記録手段と、記録媒体の出
入れ口とを設けたことを特徴とする請求項1,2,3,
4または5記載の遊技機島における賞球処理機構。 - 【請求項9】前記トレイ部材に、前記計数手段による計
数結果を目視可能に表示する表示手段を設けたことを特
徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の遊技
機島における賞球処理機構。
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---|---|---|---|
JP24165096A JP4059940B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 遊技機島における賞球処理機構 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24165096A JP4059940B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 遊技機島における賞球処理機構 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085440A true JPH1085440A (ja) | 1998-04-07 |
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ID=17077479
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229115A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mars Engineering Corp | 計数装置および計数装置の装着方法 |
JP2009219739A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球計数装置 |
JP2009219740A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球計数装置 |
JP2009225915A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球計数装置 |
JP2009232936A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球計数装置 |
JP2009232935A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球計数装置 |
JP2010057640A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Mars Engineering Corp | 玉箱設置ベース、玉箱部材、台間機および遊技台計数機 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24165096A patent/JP4059940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010057640A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Mars Engineering Corp | 玉箱設置ベース、玉箱部材、台間機および遊技台計数機 |
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