JPH108505A - 油圧ショベルのブームゲイン抑止回路 - Google Patents
油圧ショベルのブームゲイン抑止回路Info
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- JPH108505A JPH108505A JP8166151A JP16615196A JPH108505A JP H108505 A JPH108505 A JP H108505A JP 8166151 A JP8166151 A JP 8166151A JP 16615196 A JP16615196 A JP 16615196A JP H108505 A JPH108505 A JP H108505A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2203—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
- E02F9/2207—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function for reducing or compensating oscillations
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Abstract
に、ブームゲインを抑止するとともにアームの落ち込み
を防止する。 【解決手段】 ブーム駆動油路2とアーム駆動油路6と
を連通油路9にて接続し、この連通油路9にノーマルク
ローズド形の可変絞り弁15を設ける。この可変絞り弁
15のパイロットポート16にパイロット油路19を接
続し、絞り20を介してブーム操作弁17のパイロット
圧を作用させる。バケット水平引き操作のためにブーム
用操作弁17を操作した直後は、可変絞り弁15はしば
らく閉鎖位置(イ)を保持し、ブーム側の圧力油がすべ
てブームシリンダ4へ供給されてブーム上げ速度が向上
する。ブーム用操作弁17の操作開始からやや遅れて可
変絞り弁15が絞り位置(ロ)に切り替わると、ブーム
駆動油路2の圧力油の一部が連通油路9へ分岐してアー
ム駆動油路6へ供給され、ブーム側のゲインが抑止され
てブームの振動を防止できる。
Description
ムゲイン抑止回路に関するものであり、特に、バケット
水平引き操作のときにアームの落ち込みとブームの干渉
を防止するためのブームゲイン抑止回路に関するもので
ある。
床掘り作業を行う場合は、ブーム上げ操作とアーム閉じ
操作を同時に行うが、ブームは持ち上げられるのに対し
てアームは自重で落下する方向へ付勢されるので、アー
ム閉じ速度が速くなる傾向がある。このため、水平引き
操作の初期段階ではブームシリンダへの圧力油を増量し
て、ブーム上げ速度を速くすることが多い。
と、アームの落下方向への付勢が小さくなるのでブーム
上げ速度を徐々に低下させる。このため、ブーム用の方
向制御弁を微操作するが、方向制御弁の開口面積が短時
間に繰り返し変化すると供給油量の増減が激しくなり、
ブームシリンダに干渉が生じてブームが振動する。この
ブームの振動はオペレータに不安定な感じを抱かせるの
で、操作感が良好ではなくなる。
慢にする、即ちブーム側のゲインを抑止するために、従
来は図5に示すような、ブームゲイン抑止回路が用いら
れている。第1の油圧ポンプ1にブーム駆動油路2を接
続し、ブーム用の方向制御弁3を介してブームシリンダ
4が接続される。一方、第2の油圧ポンプ5にアーム駆
動油路6を接続し、アーム用の方向制御弁7を介してア
ームシリンダ8が接続される。更に、ブーム駆動油路2
とアーム駆動油路6とを連通油路9にて接続し、この連
通油路9の途中にチェック弁10と絞り11を設ける。
尚、符号12はアーム速度切替弁である。
平引きするためにブーム用の方向制御弁3とアーム用の
方向制御弁7を同時に切り替えた場合に、連通油路9に
は絞り11が設けられているので、水平引き操作の初期
段階では方向制御弁3からブームシリンダ4へ圧力油が
多量に供給され、ブーム上げ速度の向上を図ることがで
きる。
遅れて、ブーム駆動油路2の圧力油の一部が連通油路9
へ分岐してアーム駆動油路6へ供給される。従って、水
平引き操作の中期段階ではブーム側のゲインが抑止され
るため、ブームシリンダ4の干渉がなくなってブームの
振動を防止できる。
止回路は、バケット水平引き操作のときに、ブーム駆動
油路2の圧力油の一部が連通油路9からアーム駆動油路
6へ供給されるが、絞り11が固定絞りであるため、フ
ル操作時にはブーム側の圧力油が絞り11を通過して低
圧のアーム側へ多量に流入する。即ち、水平引き操作の
初期段階でブームシリンダ4への供給油量が不足し、ブ
ーム上げ速度が低下してバケットが地面に食い込むこと
がある。
ム用の方向制御弁7の開口をかなり絞り込んで、ブーム
側からの圧力油の流入を防ぐ操作も行われているが、ア
ーム閉じ速度が極端に遅くなって作業効率が低下する。
一方、ブーム上げ速度を向上させるために絞り11の開
口面積を小さくすると、ブーム側のゲインが上昇して再
びブームシリンダ4の干渉が起きることになる。
操作のときに、ブームゲインを抑止するとともにアーム
の落ち込みを防止するために解決すべき技術的課題が生
じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを
目的とする。
するために提案されたものであり、ブーム駆動油路の圧
力油を分岐してアーム駆動油路へ供給する連通油路を設
け、バケット水平引き操作のときにブーム側の圧力油を
前記連通油路からアーム側へ供給してブーム側のゲイン
を抑止するようにした油圧回路に於いて、前記連通油路
にノーマルクローズド形の可変絞り弁を設け、この可変
絞り弁のパイロットポートに絞りを介してブーム用操作
弁のパイロット圧を作用させた油圧ショベルのブームゲ
イン抑止回路を提供するものである。
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図1は
油圧ショベルのブームゲイン抑止回路を示し、ブーム駆
動油路2とアーム駆動油路6とを連通油路9にて接続
し、この連通油路9の途中にチェック弁10と可変絞り
弁15を設ける。該可変絞り弁15はノーマルクローズ
ド形であり、通常時は閉鎖位置(イ)にあり、パイロッ
トポート16にパイロット圧が掛かったときには絞り位
置(ロ)に切り替わる。
17のパイロット圧によって切り替わり、ブーム上げま
たはブーム下げのパイロット圧は、シャトル弁18によ
り高圧選択されてパイロット油路19へ分岐される。該
パイロット油路19は前記可変絞り弁15のパイロット
ポート16に接続され、該パイロット油路19の途中に
絞り20を介装する。
業を行う場合は、図2に示すように、ブーム用操作弁1
7によりブーム用の方向制御弁3を上げ位置(ハ)へ切
り替えるとともに、アーム用操作弁(図示せず)により
アーム用の方向制御弁7を閉じ位置(ニ)へ切り替え
る。
ト圧がシャトル弁18からパイロット油路19へ導出さ
れるが、絞り20によりやや遅れてパイロットポート1
6にパイロット圧が作用する。このため、ブーム用操作
弁17を操作した直後は可変絞り弁15はしばらく閉鎖
位置(イ)を保持し、連通油路9が遮断されている。
ポンプ1からブーム駆動油路2へ吐出された圧力油のす
べてが方向制御弁3からブームシリンダ4へ供給され、
ブーム上げ速度の向上が図られる。このときは、方向制
御弁3が全開位置まで切り替わり、多量の圧力油が一気
に方向制御弁3を通過するので開口面積の変化がないた
め、ブームシリンダ4に干渉が生じることはない。
弁17の操作開始からやや遅れてパイロットポート16
にパイロット圧が作用し、可変絞り弁15が絞り位置
(ロ)に切り替わる。従って、ブーム駆動油路2の圧力
油の一部が連通油路9へ分岐してアーム駆動油路6へ供
給される。即ち、水平引き操作の中期段階ではブーム側
のゲインが抑止されるため、ブーム用の方向制御弁3を
微操作して開口面積が短時間に繰り返して変化した場合
であっても、ブームシリンダ4に干渉が発生することは
なく、ブームの振動を防止することができる。
途中に可変絞り弁15に代えて電磁比例流量制御弁21
を設け、ブーム操作パイロット圧を圧力スイッチ22や
センサ(図示せず)で検出し、この検出結果に基づいて
コントローラ23の指令信号により電磁比例流量制御弁
21の開口面積を調整して、水平引き操作のときにブー
ムゲインを抑止するように構成してもよい。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
トを水平引きして床掘り作業を行う場合に、ブーム操作
弁のパイロット圧が絞りによりやや遅れて可変絞り弁の
パイロットポートに作用する。このため、水平引き操作
の初期段階では可変絞り弁が閉鎖位置にあり、ブーム側
の圧力油がすべてブームシリンダへ供給されるので、ブ
ーム上げ速度の向上が図られる。
や遅れて可変絞り弁が絞り位置に切り替わり、ブーム駆
動油路の圧力油の一部が連通油路へ分岐してアーム駆動
油路へ供給される。このため、水平引き操作の中期段階
ではブーム側のゲインが抑止され、ブーム用の方向制御
弁を微操作した場合であってもブームシリンダに干渉が
発生することはなく、ブームの振動を防止することがで
きる。
き操作のときに、アームの落ち込みを防止しつつ作業速
度を速くして、床掘り作業の効率を向上するとともに、
ブームゲインを抑止することにより、ブーム微操作時の
ブームの振動を防止してオペレータの操作性を良好にで
きる。
ームゲイン抑止回路図。
すブームゲイン抑止回路図。
すブームゲイン抑止回路図。
イン抑止回路図。
図。
ームゲイン抑止回路図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブーム駆動油路の圧力油を分岐してアー
ム駆動油路へ供給する連通油路を設け、バケット水平引
き操作のときにブーム側の圧力油を前記連通油路からア
ーム側へ供給してブーム側のゲインを抑止するようにし
た油圧回路に於いて、前記連通油路にノーマルクローズ
ド形の可変絞り弁を設け、この可変絞り弁のパイロット
ポートに絞りを介してブーム用操作弁のパイロット圧を
作用させたことを特徴とする油圧ショベルのブームゲイ
ン抑止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16615196A JP3660430B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 油圧ショベルのブームゲイン抑止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16615196A JP3660430B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 油圧ショベルのブームゲイン抑止回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH108505A true JPH108505A (ja) | 1998-01-13 |
JP3660430B2 JP3660430B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=15826014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16615196A Expired - Fee Related JP3660430B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 油圧ショベルのブームゲイン抑止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3660430B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011163030A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧ショベルの油圧駆動装置 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16615196A patent/JP3660430B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011163030A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧ショベルの油圧駆動装置 |
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JP3660430B2 (ja) | 2005-06-15 |
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