JPH09165792A - 油圧ショベルの制御回路 - Google Patents

油圧ショベルの制御回路

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JPH09165792A
JPH09165792A JP7328483A JP32848395A JPH09165792A JP H09165792 A JPH09165792 A JP H09165792A JP 7328483 A JP7328483 A JP 7328483A JP 32848395 A JP32848395 A JP 32848395A JP H09165792 A JPH09165792 A JP H09165792A
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JP
Japan
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pressure difference
boom
set pressure
control circuit
signal
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JP7328483A
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Yoji Misaki
陽二 三崎
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームを下げ操作しバケットを接地させたと
きに、反動で本体が持ち上がることのないようにする。 【解決手段】 可変容量形の油圧ポンプ1と、油圧ポン
プ1の吐出油路2に接続されたブーム101上げ下げ用
のシリンダ5と、吐出油路2の途中に設けられた第1可
変絞り弁3と、第1可変絞り弁3の前後の圧力差が設定
圧力差となるように油圧ポンプ1の容量を制御するロー
ドセンシング手段20と、ブーム101の下げ操作を検
出する手段52と、ブームを下げ操作したときロードセ
ンシング手段20の設定圧力差を定常値より小さくする
電磁比例制御弁40及びコントローラ50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルの制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルの制御回路には、ロードセ
ンシングシステムが設けられている場合がある。ロード
センシングシステムは、負荷圧によらずに、操作量に応
じた流量をアクチュエータに供給することで、操作量に
見合った動作をアクチュエータにさせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロードセン
シングシステムを設けた制御回路では、負荷圧に関係な
く流量を制御するため基本的に圧力制御ができない。そ
のため、油圧ショベルのブームを下げ操作してバケット
を接地させようとした場合に、該バケットが急降下し、
その反動や、バケット接地時にブームにより、油圧ショ
ベルの本体が持ち上がってしまうことがあり、土羽操作
性が悪いという問題があった。
【0004】また、ブームの上げ操作時には、ロードセ
ンシングシステムの働きによって操作量に応じた流量が
アクチュエータに供給されるため、ブーム上げの勢いが
良すぎて、アタッチメントの慣性によりブームがばたつ
く不具合が発生しやすい。
【0005】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、ブーム下げ時の土羽操作性を良
くすると共に、ブーム上げ操作時のばたつきの問題を解
消し得る油圧ショベルの制御回路を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、可変
容量形の油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出油路に接
続されたブーム上げ下げ用のアクチュエータと、前記吐
出油路の途中に設けられた可変絞り弁と、前記可変絞り
弁の前後の圧力差が設定圧力差となるように前記油圧ポ
ンプの容量を制御するロードセンシング手段と、前記ブ
ームの下げ操作を検出する手段と、この検出手段よりの
信号に応答して前記ロードセンシング手段の設定圧力差
を定常値より小さくする設定圧力差可変手段とを備えた
により、上記課題を解決したものである。
【0007】この発明では、ブーム下げ操作時にロード
センシング手段の設定圧力差が小さく設定されるので、
操作量(可変絞り弁の操作開度)に対するポンプ吐出量
が通常よりも減少し、それによりアクチュエータへの流
量が減少して、アクチュエータに、油圧ショベル本体が
持ち上がるほどの圧力が立ちにくくなる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、設
定圧力差可変手段によって定常値より小さくされた設定
圧力差を、所定時間経過後に徐々に定常値に復帰させる
第1の設定圧力差復帰手段を備えたにより、上記課題を
解決したものである。
【0009】この発明では、設定圧力差を小さくしてか
ら所定時間経過後に、徐々に設定圧力差が定常値に復帰
する。従って、ブームを下げ操作してから所定時間経過
後に引き続いてブームを上げ操作する場合、ブームがゆ
っくり且つ円滑に上がることになる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、設定圧力差可変手段によって設定圧力差が定常値よ
り小さく設定されている状態で、キャンセル信号が検出
されたとき、設定圧力差を徐々に定常値に復帰させる第
2の設定圧力差復帰手段を備えたことにより、上記課題
を解決したものである。
【0011】この発明では、ブームの下げ操作後に、例
えば、即座にブームを上げ操作すると(このとき、キャ
ンセル信号が検出される)、設定圧力差が徐々に定常値
に復帰する。そのためブームがゆっくり上がることにな
り、ショックが小さくなる。又、ブームを下げ操作して
いる状態で、例えば、他のアクチュエータを操作した場
合(このとき、キャンセル信号が検出される)、設定圧
力差が徐々に定常値に復帰する。このため、ブームを下
げ操作しながらアームを同時操作するような場合、アー
ムの動作が遅くなることがない。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かにおいて、キャンセル信号が予め検出された状態で、
ブームの下げ操作を検出する手段より信号が出力された
とき、設定圧力差可変手段による動作をキャンセルする
手段を備えたことにより、上記課題を解決したものであ
る。
【0013】この発明では、ブーム下げ操作を単独に行
っている場合にのみ、ロードセンシング手段の設定圧力
差を小さくする制御が有効となる。つまり、アームを操
作しながらブームを下げ操作するような場合には、設定
圧力差の可変制御が行われず、従ってアームの動作が遅
くなることはない。
【0014】請求項5の発明は、請求項3のキャンセル
信号が、ブームの上げ操作を検出する信号であることに
より、上記課題を解決したものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項3又は4のキャ
ンセル信号が、他のアクチュエータの操作を検出する信
号であることにより、上記課題を解決したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明の実施形態としての油圧シ
ョベルの制御回路を示す。図において、101は油圧シ
ョベルのブーム、102はアーム、103はバケット
(アタッチメント)である。
【0018】この制御回路では、可変容量形の油圧ポン
プ1の吐出油路2の途中に、第1可変絞り弁3及び圧力
補償弁4が設けられ、第1可変絞り弁3及び圧力補償弁
4を介してブーム101を上げ下げするシリンダ(アク
チュエータ)5へポンプ吐出油を導入するようになって
いる。又、シリンダ5からの排出油路(戻り油路)6の
途中には、第2可変絞り弁7が挿入されている。そし
て、シリンダ5に対する吐出油路2と排出油路6の接続
切換えを行うべく、ブーム101の操作方向を切換える
方向切換弁8が設けられている。
【0019】油圧ポンプ1には、該ポンプ1の容量を制
御するためのポンプレギュレータピストン機構10が付
設されている。ポンプレギュレータピストン機構10
は、内蔵したピストン11の両側に、第1作動圧室11
aと第2作動圧室11bとを持つ。ポンプレギュレータ
ピストン機構10は、第1作動圧室11a側の力が第2
作動圧室11b側の力に勝るとき、ピストン11を第2
作動圧室11b側(図中右方)に移動して、油圧ポンプ
1の傾転(斜板式の場合)を小にし、それにより吐出容
量を減少側に調節する。一方、第2作動圧室11b側の
力が第1作動圧室11a側の力に勝るとき、ピストン1
1を第1作動圧室11a側(図中左方)に移動して、油
圧ポンプ1の傾転を大にし、それにより吐出容量を増加
側に調節する。
【0020】ポンプレギュレータピストン機構10の第
1作動圧室11aは、ロードセンシング弁30のAポー
トに接続されている。又、第2作動圧室11bは、油圧
ポンプ1の吐出油路2に接続されている。
【0021】ロードセンシング弁30は2位置制御弁で
あり、Aポート、Pポート、Tポート(ドレンポート)
の3つの切換え用ポートを有し、スプール31が図示の
第1位置31aにあるとき、AポートとTポートとを連
通すると共に、Pポートを閉鎖する。又、スプール31
が第2位置31bにあるとき、AポートとPポートとを
連通すると共に、Tポートを閉鎖する。更に、スプール
31が中間位置にあるときには、上記の中間状態でバラ
ンスする。このロードセンシング弁30のAポートは、
前述したようにポンプレギュレータピストン機構10の
第1作動圧室11aに接続され、Pポートは吐出油路2
に接続され、Tポートはタンク35に接続されている。
【0022】このロードセンシング弁30は、スプール
31を第1位置31a側(図中右方)に付勢するための
バネ(圧力差設定バネ)32を有すると共に、スプール
31を第1位置31a側(図中右方)に押圧するための
パイロットポートF1を有する。又、スプール31を第
2位置31b側(図中左方)に押圧するための2つのパ
イロットポートF2、F3を有する。パイロットポート
F1には、負荷圧検出油路14を介してシリンダ5の負
荷圧Pbが導入され、パイロットポートF2には、吐出
油路2からのポンプ吐出圧Paが導入されている。又、
パイロットポートF3には、電磁比例減圧弁(設定圧力
差可変手段)40からのパイロット圧Pcが導入されて
いる。従って、このロードセンシング弁30のスプール
31の位置は、シリンダ5の負荷圧Pbとポンプ1の吐
出圧Paとパイロット圧Pcの圧力差が、前記バネ32
の力とバランスする位置に制御される。
【0023】ロードセンシング弁30のバランスの条件
式は、(1)式のようになる。
【0024】 Pb・S1+Ka=Pa・S1+Pc・S2 …(1) (但し、S1=吐出圧と負荷圧を受けるピストン部の受
圧面積 S2=パイロット圧を受けるピストン部の受圧面積)
【0025】そして、この例においては、ポンプレギュ
レータピストン機構10とロードセンシング弁30とに
よりロードセンシング手段20が構成され、このロード
センシング手段20によって、吐出圧Paと負荷圧Pb
の圧力差(ΔP=Pa−Pb)が、電磁比例減圧弁40
からのパイロット圧Pcと、バネ32のバネ定数Kaに
よって決まる設定圧力差となるよう、油圧ポンプ1の容
量を制御するようになっている。
【0026】つまり、上記式(1)より、圧力差ΔPは
(2)式のようになる。
【0027】 ΔP=(Ka−Pc・S2)/S1 …(2)
【0028】この(2)式から分かるように、ΔPは、
電磁比例減圧弁40の2次圧Pcに応じて変わる。よっ
て、電磁比例減圧弁40を制御して、第1可変絞り弁3
の前後の圧力差ΔPを変えることにより、第1可変絞り
弁3の通過流量つまりシリンダ5への供給流量を変える
ことができ、シリンダ5の圧力を変えることができる。
【0029】又、第1可変絞り弁3と第2可変絞り弁7
はパイロット弁45によって開度調節され、電磁比例減
圧弁40はコントローラ50によって制御されるように
なっている。コントローラ50には、ブーム101の操
作方向が上げ方向か下げ方向かを検出する検出手段52
の信号と、他のセクションのアクチュエータ、例えばア
ーム102を開閉するシリンダが操作されているかどう
かを検出する検出手段54の信号が入力されている。
【0030】これら検出手段52、54としては、具体
的には各操作に応じて圧力の発生する油路に接続された
プレッシャスイッチを用いることができる。又、それ以
外に、各操作レバーの位置を電気的に検出する手段で代
用することもできる。
【0031】コントローラ52は、上記の各入力信号に
応じて次のように条件判断を行い、電磁比例減圧弁3を
制御する。その動作の一例を図2のタイムチャートに示
す。
【0032】(A)ブーム101が下げ操作されたとき
(このとき、ブーム下げ検出用のプレッシャスイッチが
ON)、ロードセンシング手段20の設定圧力差を定常
値より小さくするように、電磁比例減圧弁40を制御す
る。
【0033】(B)設定圧力差が定常値より小さく設定
されている状態で、ブーム101の上げ操作を検出する
信号や、他のアクチュエータの操作を検出する信号(キ
ャンセル信号)が入力された場合(このとき、ブーム上
げ又は他のセクションのプレッシャスイッチがON)、
設定圧力差を徐々に定常値に復帰させる(請求項3の第
2の設定圧力差復帰手段)。
【0034】(C)予め他のアクチュエータの操作を検
出する信号(キャンセル信号)が入力された状態で、ブ
ーム101の下げ操作を検出する信号が入力された場
合、設定圧力差を定常値より小さくする制御をキャンセ
ルする(請求項4のキャンセル手段)。
【0035】(D)設定圧力差を定常値より小さく制御
した場合には、自動的に、所定時間(例えば数秒)経過
したら、徐々に定常値に復帰させる(請求項2の第1の
設定圧力差復帰手段)。
【0036】次に、上記回路の作用を説明する。
【0037】可変絞り弁3を開くと、油圧ポンプ1から
の油圧が圧力補償弁4を介してシリンダ5に供給され、
シリンダ5が動作する。同時に負荷圧検出油路14に、
そのときのシリンダ5の負荷圧が生じる。
【0038】ロードセンシング弁30においては、スプ
ール31に次の力が作用している。即ち、スプール31
の図中右端には吐出圧Paとパイロット圧Pcが作用
し、左端には負荷圧Pbとバネ32による力Kaとが作
用している。
【0039】そして、上記式(1)の左辺の値(Pb・
S1+Ka)が右辺の値(Pa・S1+Pc・S2)よ
り小さくなると、スプール31が第2位置31b方向へ
変位し、吐出圧Paがポンプレギュレータピストン機構
10の第1作動圧室11aに導入され、ピストン11が
右へ変位し、傾転小となる(従って吐出圧Paは低くな
る)。
【0040】又、上記式(1)の右辺の値(Pa・S1
+Pc・S2)が左辺の値(Pb・S1+Ka)より小
さくなると、スプール31が第1位置31a方向へ変位
し、ポンプレギュレータピストン機構10の第1作動圧
室11aの圧力がタンク35に抜けて、ピストン11が
左へ変位し、傾転大となる(従って吐出圧Paは高くな
る)。
【0041】この結果、第1可変絞り弁3の前後の圧力
差Pa−Pbが,バネ32とパイロット圧Pcにより設
定された圧力差となるようにポンプ容量が制御され、そ
れにより可変絞り弁3の開度にほぼ比例するよう流量が
制御される。
【0042】又、特に、土羽作業時にブーム101の下
げ操作を行うと、ブーム下げ操作検出手段52がそれを
検出し、コントローラ50がそれに応答して電磁比例減
圧弁40の2次圧を昇圧させるように制御し、ロードセ
ンシング弁30の設定圧力差を小さくする。従って、ブ
ーム下げ操作量(第1可変絞り弁3、第2可変絞り弁7
の操作開度)に対して、通常よりも油圧ポンプ1の吐出
量が減少し、油圧ショベルの本体が持ち上がるほどの圧
力がシリンダ5に立ちにくくなり、土羽作業性が向上す
る。
【0043】又、その後、ブーム101を上げ操作する
と、徐々に設定圧力差が定常値に復帰することにより、
ブーム101の上り方がゆっくりとなるため、ショック
が小さくなり、上げ操作時のばたつきの問題も解消され
る。
【0044】更に、上記のロードセンシング弁30の設
定圧力差を小さくする制御は、ブーム101の下げ操作
を単独で行っているときだけ行われれるので、例えばブ
ーム101とアーム102を同時に操作する場合など
に、アーム102の動作が遅くなるようなことはない。
又、ロードセンシング弁30の設定圧力差を小さくする
制御が行われた場合、所定時間経過すると自動的に、設
定圧力差が徐々に定常値に復帰するため、その後の操作
を支障なく実行できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
油圧ショベルの制御回路によれば、ブーム下げ操作時
に、ロードセンシング手段の設定圧力差を定常値よりも
小さく設定するようにしたので、操作量に対するポンプ
吐出量を通常よりも減少させることができ、アクチュエ
ータに、本体が持ち上がるほどの圧力が立ちにくくする
ことができる。従って、油圧ショベルの土羽操作性が向
上する。
【0046】請求項2の発明の制御回路によれば、ブー
ム下げ操作時に一旦定常値より小さくした設定圧力差
を、所定時間経過後に徐々に定常値に自動復帰させるよ
うにしたので、ブームを下げ操作してから所定時間経過
後に引き続いてブームを上げ操作する場合に、ブームを
ゆっくり且つ円滑に上げることができるようになる。
【0047】請求項3、5、6の発明の制御回路によれ
ば、一旦設定圧力差を小さく制御している状態で、何ら
かのキャンセル信号、例えばブームの上げ操作を検出す
る信号、あるいは他のアーム等のアクチュエータを操作
する信号が発生した場合には、設定圧力差を徐々に定常
値に復帰させるようにしたので、ブームの上げ操作時の
ショックによるばたつきを防止することができ、又、ブ
ームを下げ操作しながらアーム等を同時操作する場合の
アームの動作遅れも防止することができる。
【0048】請求項4、6の発明の油圧回路によれば、
何らかのキャンセル信号、例えばアームの操作を検出す
る信号が予め検出された状態で、ブームの下げ操作が行
われた場合には、設定圧力差を小さくする制御を行わな
いようにしたので、ブーム下げ操作を単独に行っている
場合のみ、ロードセンシング手段の設定圧力差を小さく
する制御が有効となる。従って、アーム等のの動作が遅
くなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図
【図2】同回路における制御動作のタイムチャート
【符号の説明】
1…油圧ポンプ 2…吐出油路 3 第1可変絞り弁 5…シリンダ(アクチュエータ) 10…レギュレータピストン機構 20…ロードセンシング手段 30…ロードセンシング弁 40…電磁比例減圧弁(設定圧力差可変手段) 52…ブームの操作方向検出手段 54 他のアクチュエータの操作検出手段 50…コントローラ 101…ブーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容量形の油圧ポンプと、この油圧ポン
    プの吐出油路に接続されたブーム上げ下げ用のアクチュ
    エータと、前記吐出油路の途中に設けられた可変絞り弁
    と、前記可変絞り弁の前後の圧力差が設定圧力差となる
    ように前記油圧ポンプの容量を制御するロードセンシン
    グ手段と、前記ブームの下げ操作を検出する手段と、こ
    の検出手段よりの信号に応答して前記ロードセンシング
    手段の設定圧力差を定常値より小さくする設定圧力差可
    変手段とを備えたことを特徴とする油圧ショベルの制御
    回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記設定圧力差可変手
    段によって定常値より小さくされた設定圧力差を、所定
    時間経過後に徐々に前記定常値に復帰させる第1の設定
    圧力差復帰手段を備えたことを特徴とする油圧ショベル
    の制御回路。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記設定圧力差
    可変手段によって設定圧力差が定常値より小さく設定さ
    れている状態で、キャンセル信号が検出されたとき、前
    記設定圧力差を徐々に定常値に復帰させる第2の設定圧
    力差復帰手段を備えたことを特徴とする油圧ショベルの
    制御回路。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、キャン
    セル信号が予め検出された状態で、前記ブームの下げ操
    作を検出する手段より信号が出力されたとき前記設定圧
    力差可変手段による動作をキャンセルする手段を備えた
    ことを特徴とする油圧ショベルの制御回路。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記キャンセル信号
    が、ブームの上げ操作を検出する信号であることを特徴
    とする油圧ショベルの制御回路。
  6. 【請求項6】請求項3又は4において、前記キャンセル
    信号が、他のアクチュエータの操作を検出する信号であ
    ることを特徴とする油圧ショベルの制御回路。
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