JPH09189052A - 油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路 - Google Patents
油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路Info
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- JPH09189052A JPH09189052A JP177996A JP177996A JPH09189052A JP H09189052 A JPH09189052 A JP H09189052A JP 177996 A JP177996 A JP 177996A JP 177996 A JP177996 A JP 177996A JP H09189052 A JPH09189052 A JP H09189052A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 油圧ショベルにて土羽作業を行う際に、機体
の浮上を防止する。 【解決手段】 ブーム上下用のシリンダ7の手前に設け
たロードチェック弁5と、可変絞り3の2次側に設けた
圧力補償弁4との間からリリーフ油路20を分岐し、こ
のリリーフ油路20に可変リリーフ弁21を接続する。
土羽作業の際にパイロット弁10を下げ側へ操作したと
きは、圧力スイッチ28がオンとなり、コントローラ2
5からの指令信号によって所定時間だけ電磁切替弁24
が24bの位置へ切り替わる。従って、可変リリーフ弁
21のパイロットポート21bに作用しているパイロッ
ト圧がタンク12へ逃げ、可変リリーフ弁21は通常よ
り低いリリーフ圧に変更される。バケット14の接地に
より負荷圧が増加しても可変リリーフ弁21がリリーフ
するので、油圧ポンプ1の吐出圧は機体が浮上する圧力
にまで達する。
の浮上を防止する。 【解決手段】 ブーム上下用のシリンダ7の手前に設け
たロードチェック弁5と、可変絞り3の2次側に設けた
圧力補償弁4との間からリリーフ油路20を分岐し、こ
のリリーフ油路20に可変リリーフ弁21を接続する。
土羽作業の際にパイロット弁10を下げ側へ操作したと
きは、圧力スイッチ28がオンとなり、コントローラ2
5からの指令信号によって所定時間だけ電磁切替弁24
が24bの位置へ切り替わる。従って、可変リリーフ弁
21のパイロットポート21bに作用しているパイロッ
ト圧がタンク12へ逃げ、可変リリーフ弁21は通常よ
り低いリリーフ圧に変更される。バケット14の接地に
より負荷圧が増加しても可変リリーフ弁21がリリーフ
するので、油圧ポンプ1の吐出圧は機体が浮上する圧力
にまで達する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルに於け
るブーム下げ油圧回路に関するものであり、特に、ロー
ドセンシング油圧回路を備えた油圧ショベルに於けるブ
ーム下げ油圧回路に関するものである。
るブーム下げ油圧回路に関するものであり、特に、ロー
ドセンシング油圧回路を備えた油圧ショベルに於けるブ
ーム下げ油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧ショベルに於けるブーム下げ
油圧回路の一例を図4に示す。可変容量形の油圧ポンプ
1の吐出油路2に可変絞り3、圧力補償弁4、ロードチ
ェック弁5を設け、方向制御弁6を介してブーム上下用
のシリンダ7へ圧力油を供給する。
油圧回路の一例を図4に示す。可変容量形の油圧ポンプ
1の吐出油路2に可変絞り3、圧力補償弁4、ロードチ
ェック弁5を設け、方向制御弁6を介してブーム上下用
のシリンダ7へ圧力油を供給する。
【0003】また、前記可変絞り3とロードチェック弁
5との間から負荷圧油路8を分岐してポンプレギュレー
タ9へ接続し、パイロット弁10の操作量に応じて前記
油圧ポンプ1の吐出量を増減するロードセンシング油圧
回路が構成されている。
5との間から負荷圧油路8を分岐してポンプレギュレー
タ9へ接続し、パイロット弁10の操作量に応じて前記
油圧ポンプ1の吐出量を増減するロードセンシング油圧
回路が構成されている。
【0004】尚、符号11はリリーフ弁であり、圧力油
が所定のリリーフ圧に達したときはタンクに連通する。
そして、当該油圧ショベルにて土羽作業を行う場合は、
先ず、図5に示すようにパイロット弁10を下げ側へ操
作し、前記方向制御弁6を下げ位置6aに切り替えてシ
リンダ7を収縮させ、ブーム13を下降してバケット1
4の底部で地面を打つ。
が所定のリリーフ圧に達したときはタンクに連通する。
そして、当該油圧ショベルにて土羽作業を行う場合は、
先ず、図5に示すようにパイロット弁10を下げ側へ操
作し、前記方向制御弁6を下げ位置6aに切り替えてシ
リンダ7を収縮させ、ブーム13を下降してバケット1
4の底部で地面を打つ。
【0005】続いて、図6に示すようにパイロット弁1
0を上げ側へ操作し、前記方向制御弁6を上げ位置6b
に切り替えてシリンダ7を伸長させ、ブーム13を上昇
してバケット14を地面から離反する。
0を上げ側へ操作し、前記方向制御弁6を上げ位置6b
に切り替えてシリンダ7を伸長させ、ブーム13を上昇
してバケット14を地面から離反する。
【0006】上記バケット14の上下動作を繰り返して
地面を叩くことにより、地面が平らに均される。
地面を叩くことにより、地面が平らに均される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のロードセンシン
グ油圧回路を備えた油圧ショベルにて土羽作業を行う
と、バケット14の接地時にはシリンダ7への流量が停
止して、シリンダ7の負荷圧と油圧ポンプ1の吐出圧と
が等しくなる。従って、ポンプレギュレータ9に掛かる
圧力が上昇し、油圧ポンプ1の吐出圧がリリーフ弁11
の設定圧まで増大するので、パイロット弁10の操作量
に応じた圧力制御ができない。
グ油圧回路を備えた油圧ショベルにて土羽作業を行う
と、バケット14の接地時にはシリンダ7への流量が停
止して、シリンダ7の負荷圧と油圧ポンプ1の吐出圧と
が等しくなる。従って、ポンプレギュレータ9に掛かる
圧力が上昇し、油圧ポンプ1の吐出圧がリリーフ弁11
の設定圧まで増大するので、パイロット弁10の操作量
に応じた圧力制御ができない。
【0008】このため、バケット14の接地時に地面か
らの反力で機体が浮上することになり、土羽作業を円滑
に行うことが困難であった。そこで、ロードセンシング
油圧回路を備えた油圧ショベルにて土羽作業を行う際
に、機体の浮上を防止して土羽作業時の操作性を向上す
るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明はこの課題を解決することを目的とする。
らの反力で機体が浮上することになり、土羽作業を円滑
に行うことが困難であった。そこで、ロードセンシング
油圧回路を備えた油圧ショベルにて土羽作業を行う際
に、機体の浮上を防止して土羽作業時の操作性を向上す
るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、可変容量形の油圧ポ
ンプの吐出油路に可変絞りを設け、該可変絞りとアクチ
ュエータとの間からアクチュエータの負荷圧油路を分岐
してポンプレギュレータへ接続し、パイロット弁の操作
量に応じて前記油圧ポンプの吐出量を増減するロードセ
ンシング油圧回路を備えた油圧ショベルに於いて、ブー
ム上下用のシリンダと前記可変絞りとの間からリリーフ
油路を分岐して可変リリーフ弁を接続し、該可変リリー
フ弁のリリーフ圧調整用のパイロット油路に電磁切替弁
を介装し、更に、ブーム下げ側のパイロット圧を検出す
る圧力スイッチを設け、該圧力スイッチがオンしたとき
は所定時間だけ前記電磁切替弁を切り替えて可変リリー
フ弁のパイロットポートをタンクに連通させるコントロ
ーラを設けた油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路
を提供するものである。
するために提案されたものであり、可変容量形の油圧ポ
ンプの吐出油路に可変絞りを設け、該可変絞りとアクチ
ュエータとの間からアクチュエータの負荷圧油路を分岐
してポンプレギュレータへ接続し、パイロット弁の操作
量に応じて前記油圧ポンプの吐出量を増減するロードセ
ンシング油圧回路を備えた油圧ショベルに於いて、ブー
ム上下用のシリンダと前記可変絞りとの間からリリーフ
油路を分岐して可変リリーフ弁を接続し、該可変リリー
フ弁のリリーフ圧調整用のパイロット油路に電磁切替弁
を介装し、更に、ブーム下げ側のパイロット圧を検出す
る圧力スイッチを設け、該圧力スイッチがオンしたとき
は所定時間だけ前記電磁切替弁を切り替えて可変リリー
フ弁のパイロットポートをタンクに連通させるコントロ
ーラを設けた油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路
を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1はロードセンシング制御を行う
油圧ショベルのブーム下げ油圧回路を示したものであ
り、説明の都合上、従来と同一構成部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
に従って詳述する。図1はロードセンシング制御を行う
油圧ショベルのブーム下げ油圧回路を示したものであ
り、説明の都合上、従来と同一構成部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0011】同図に於いて、ブーム上下用のシリンダ7
の手前に設けたロードチェック弁5と、可変絞り3の2
次側に設けた圧力補償弁4との間からリリーフ油路20
を分岐し、このリリーフ油路20に可変リリーフ弁21
を接続する。
の手前に設けたロードチェック弁5と、可変絞り3の2
次側に設けた圧力補償弁4との間からリリーフ油路20
を分岐し、このリリーフ油路20に可変リリーフ弁21
を接続する。
【0012】該可変リリーフ弁21には、ピストンバネ
21a側にリリーフ圧調整用のパイロットポート21b
を設けてあり、このパイロットポート21bと油圧源2
2とをパイロット油路23にて接続する。従って、該可
変リリーフ弁21は、ピストンバネ21aのバネ圧とパ
イロットポート21bのパイロット圧との合計で通常と
同じリリーフ圧になるように設定され、パイロットポー
ト21bのパイロット圧を変更することによってリリー
フ圧が変更する。
21a側にリリーフ圧調整用のパイロットポート21b
を設けてあり、このパイロットポート21bと油圧源2
2とをパイロット油路23にて接続する。従って、該可
変リリーフ弁21は、ピストンバネ21aのバネ圧とパ
イロットポート21bのパイロット圧との合計で通常と
同じリリーフ圧になるように設定され、パイロットポー
ト21bのパイロット圧を変更することによってリリー
フ圧が変更する。
【0013】そして、前記パイロット油路23に電磁切
替弁24を介装する。該電磁切替弁24には前記可変リ
リーフ弁21のパイロットポート21bを油圧源22へ
接続する位置24aと、前記パイロットポート21bを
タンク12に連通させる位置24bとを設けてある。
替弁24を介装する。該電磁切替弁24には前記可変リ
リーフ弁21のパイロットポート21bを油圧源22へ
接続する位置24aと、前記パイロットポート21bを
タンク12に連通させる位置24bとを設けてある。
【0014】コントローラ25から該電磁切替弁24へ
指令信号が出力されないときは、該電磁切替弁24のス
プールが24aの位置にあり、前記可変リリーフ弁21
のパイロットポート21bにパイロット圧が掛かる。従
って、前記可変リリーフ弁21は通常のリリーフ圧に設
定される。
指令信号が出力されないときは、該電磁切替弁24のス
プールが24aの位置にあり、前記可変リリーフ弁21
のパイロットポート21bにパイロット圧が掛かる。従
って、前記可変リリーフ弁21は通常のリリーフ圧に設
定される。
【0015】これに対して、コントローラ25から該電
磁切替弁24へ指令信号が出力されているときは、該電
磁切替弁24のスプールが24bの位置へ切り替わり、
前記パイロットポート21bのパイロット圧はタンク1
2へ逃げる。従って、前記可変リリーフ弁21はピスト
ンバネ21aのバネ力のみによって低いリリーフ圧に設
定される。
磁切替弁24へ指令信号が出力されているときは、該電
磁切替弁24のスプールが24bの位置へ切り替わり、
前記パイロットポート21bのパイロット圧はタンク1
2へ逃げる。従って、前記可変リリーフ弁21はピスト
ンバネ21aのバネ力のみによって低いリリーフ圧に設
定される。
【0016】一方、パイロット弁10にはパイロット油
路26,27が接続されており、該パイロット弁10を
下げ側へ操作したときは、油圧源22からパイロット油
路26へパイロット圧が導出されて方向制御弁6が下げ
位置6aに切り替わり、該パイロット弁10を上げ側へ
操作したときは、油圧源22からパイロット油路27へ
パイロット圧が導出されて方向制御弁6が上げ位置6b
に切り替わる。
路26,27が接続されており、該パイロット弁10を
下げ側へ操作したときは、油圧源22からパイロット油
路26へパイロット圧が導出されて方向制御弁6が下げ
位置6aに切り替わり、該パイロット弁10を上げ側へ
操作したときは、油圧源22からパイロット油路27へ
パイロット圧が導出されて方向制御弁6が上げ位置6b
に切り替わる。
【0017】また、下げ側のパイロット油路26に圧力
スイッチ28を設け、パイロット弁10が下げ側へ操作
されたときはパイロット圧を検出して該圧力スイッチ2
8がオンとなるように構成する。
スイッチ28を設け、パイロット弁10が下げ側へ操作
されたときはパイロット圧を検出して該圧力スイッチ2
8がオンとなるように構成する。
【0018】ここで、パイロット弁10を下げ側へ操作
したときは、図2に示すように、前記方向制御弁6が下
げ位置6aに切り替わって油圧ポンプ1から圧力油がシ
リンダ7のトップ側へ供給され、該シリンダ7が収縮し
てブーム13が下降する。このときは、ブーム下げ側の
パイロット圧を検出して圧力スイッチ28がオンとな
り、前記コントローラ25へこのオン信号が入力され
る。
したときは、図2に示すように、前記方向制御弁6が下
げ位置6aに切り替わって油圧ポンプ1から圧力油がシ
リンダ7のトップ側へ供給され、該シリンダ7が収縮し
てブーム13が下降する。このときは、ブーム下げ側の
パイロット圧を検出して圧力スイッチ28がオンとな
り、前記コントローラ25へこのオン信号が入力され
る。
【0019】コントローラ25は、圧力スイッチ28の
オン信号によりブーム下げ操作が行われたことを認識
し、数秒の所定時間だけ前記電磁切替弁24へ指令信号
を出力する。従って、電磁切替弁24が24bの位置へ
切り替わり、前記可変リリーフ弁21のパイロットポー
ト21bに作用しているパイロット圧がタンク12へ逃
げ、可変リリーフ弁21は通常より低いリリーフ圧に変
更される。
オン信号によりブーム下げ操作が行われたことを認識
し、数秒の所定時間だけ前記電磁切替弁24へ指令信号
を出力する。従って、電磁切替弁24が24bの位置へ
切り替わり、前記可変リリーフ弁21のパイロットポー
ト21bに作用しているパイロット圧がタンク12へ逃
げ、可変リリーフ弁21は通常より低いリリーフ圧に変
更される。
【0020】そして、数秒の所定時間が経過した後は、
コントローラ25から電磁切替弁24への指令信号が出
力されなくなる。従って、該電磁切替弁24が24aの
位置に戻り、前記可変リリーフ弁21のパイロットポー
ト21bに再びパイロット圧が作用して、可変リリーフ
弁21は通常のリリーフ圧に復帰する。
コントローラ25から電磁切替弁24への指令信号が出
力されなくなる。従って、該電磁切替弁24が24aの
位置に戻り、前記可変リリーフ弁21のパイロットポー
ト21bに再びパイロット圧が作用して、可変リリーフ
弁21は通常のリリーフ圧に復帰する。
【0021】而して、当該油圧ショベルにて土羽作業を
行う場合に、図3に示すように、パイロット弁10を下
げ側へ操作すると、圧力スイッチ28がオンとなり、前
述したように、所定時間だけ電磁切替弁24が切り替わ
って可変リリーフ弁21のリリーフ圧が低くなる。
行う場合に、図3に示すように、パイロット弁10を下
げ側へ操作すると、圧力スイッチ28がオンとなり、前
述したように、所定時間だけ電磁切替弁24が切り替わ
って可変リリーフ弁21のリリーフ圧が低くなる。
【0022】従って、バケット14の接地によって負荷
圧が増加し、ロードセンシング制御により油圧ポンプ1
の吐出圧が上昇したときは、前記可変リリーフ弁21が
リリーフして圧力油がタンク12へ逃げる。このため、
油圧ポンプ1から吐出された圧力油が低圧となり、バケ
ット14の接地時に地面からの反力で機体が浮上する圧
力にまで達することがない。
圧が増加し、ロードセンシング制御により油圧ポンプ1
の吐出圧が上昇したときは、前記可変リリーフ弁21が
リリーフして圧力油がタンク12へ逃げる。このため、
油圧ポンプ1から吐出された圧力油が低圧となり、バケ
ット14の接地時に地面からの反力で機体が浮上する圧
力にまで達することがない。
【0023】また、ブーム下げ操作後に所定時間が経過
すれば、前記可変リリーフ弁21が通常のリリーフ圧に
戻るので、ブーム上げなど他の操作に支障を来すことは
ない。
すれば、前記可変リリーフ弁21が通常のリリーフ圧に
戻るので、ブーム上げなど他の操作に支障を来すことは
ない。
【0024】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではブーム
下げ操作を行った後の所定時間だけは、ブーム下げ油圧
回路のリリーフ圧を通常より低くするので、ロードセン
シング油圧回路を備えた油圧ショベルにて土羽作業を行
う際に、バケット14の接地によって負荷圧が増加して
も、油圧ポンプから吐出された圧力油がリリーフされて
低圧となる。
下げ操作を行った後の所定時間だけは、ブーム下げ油圧
回路のリリーフ圧を通常より低くするので、ロードセン
シング油圧回路を備えた油圧ショベルにて土羽作業を行
う際に、バケット14の接地によって負荷圧が増加して
も、油圧ポンプから吐出された圧力油がリリーフされて
低圧となる。
【0026】斯くして、土羽作業時にバケットの接地に
よる機体の浮上を防止でき、土羽作業時の操作性が著し
く向上する。
よる機体の浮上を防止でき、土羽作業時の操作性が著し
く向上する。
【図1】本発明の実施の形態を示し、パイロット弁が中
立状態のブーム下げ油圧回路図。
立状態のブーム下げ油圧回路図。
【図2】パイロット弁を下げ側へ操作した状態のブーム
下げ油圧回路図。
下げ油圧回路図。
【図3】土羽作業時にブーム下げ操作直後の状態のブー
ム下げ油圧回路図。
ム下げ油圧回路図。
【図4】パイロット弁が中立状態の従来のブーム下げ油
圧回路図。
圧回路図。
【図5】土羽作業時にブーム下げ操作直後の状態の従来
のブーム下げ油圧回路図。
のブーム下げ油圧回路図。
【図6】土羽作業時にブーム上げ操作状態の従来のブー
ム下げ油圧回路図。
ム下げ油圧回路図。
1 油圧ポンプ 2 吐出油路 3 可変絞り 7 シリンダ 8 負荷圧油路 9 ポンプレギュレータ 10 パイロット弁 12 タンク 20 リリーフ油路 21 可変リリーフ弁 21a ピストンバネ 21b パイロットポート 23 パイロット油路 24 電磁切替弁 25 コントローラ 26,27 パイロット油路 28 圧力スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 可変容量形の油圧ポンプの吐出油路に可
変絞りを設け、該可変絞りとアクチュエータとの間から
アクチュエータの負荷圧油路を分岐してポンプレギュレ
ータへ接続し、パイロット弁の操作量に応じて前記油圧
ポンプの吐出量を増減するロードセンシング油圧回路を
備えた油圧ショベルに於いて、ブーム上下用のシリンダ
と前記可変絞りとの間からリリーフ油路を分岐して可変
リリーフ弁を接続し、該可変リリーフ弁のリリーフ圧調
整用のパイロット油路に電磁切替弁を介装し、更に、ブ
ーム下げ側のパイロット圧を検出する圧力スイッチを設
け、該圧力スイッチがオンしたときは所定時間だけ前記
電磁切替弁を切り替えて可変リリーフ弁のパイロットポ
ートをタンクに連通させるコントローラを設けたことを
特徴とする油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP177996A JPH09189052A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP177996A JPH09189052A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189052A true JPH09189052A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11511072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP177996A Pending JPH09189052A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 油圧ショベルに於けるブーム下げ油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09189052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019093103A1 (ja) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | 住友建機株式会社 | ショベル |
DE102015207519B4 (de) | 2014-04-24 | 2023-12-07 | Xuzhou Construction Machinery Group Co., Ltd. | Druckausgleichsventil und Kraftmesssystem |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP177996A patent/JPH09189052A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015207519B4 (de) | 2014-04-24 | 2023-12-07 | Xuzhou Construction Machinery Group Co., Ltd. | Druckausgleichsventil und Kraftmesssystem |
WO2019093103A1 (ja) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | 住友建機株式会社 | ショベル |
JPWO2019093103A1 (ja) * | 2017-11-10 | 2020-11-12 | 住友建機株式会社 | ショベル |
US11634882B2 (en) | 2017-11-10 | 2023-04-25 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Excavator |
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