JPH1084868A - 代用乳組成物およびその製造方法 - Google Patents

代用乳組成物およびその製造方法

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JPH1084868A
JPH1084868A JP8262360A JP26236096A JPH1084868A JP H1084868 A JPH1084868 A JP H1084868A JP 8262360 A JP8262360 A JP 8262360A JP 26236096 A JP26236096 A JP 26236096A JP H1084868 A JPH1084868 A JP H1084868A
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聖二 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油脂含有量を高くすることができ、それにも
拘わらず水または温水に溶解又は分散させて希釈して代
用乳にしたときに、脂肪球サイズが小さくて、安定性お
よび消化吸収性に優れる代用乳を得ることができ、しか
も各種栄養成分の変性や劣化のない栄養価の高い、子畜
類などの幼動物に好適に用い得る代用乳組成物およびそ
の製造方法を提供すること。 【解決手段】 レシチンおよびポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステルを含有する本発明の代用乳組成物
によって上記の目的が達成でき、本発明の代用乳組成物
は、乳成分から主としてなる粉末原料に、油脂、レシチ
ンおよびポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル
の混合物を80℃以下の温度で噴霧して造粒する方法に
よって円滑に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、代用乳組成物及び
その製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は、子
牛、子豚、子山羊等の子畜類やその他の幼動物に給与さ
れる代用乳組成物およびその製造方法に係るものであ
り、本発明の代用乳組成物は、水またはお湯に溶解また
は分散させて希釈して代用乳を調製したときに、代用乳
中における脂肪球のサイズが2〜10μm程度と極めて
小さく、そのため例えば1時間以上放置しておいても油
脂などの分離が生じず安定性に優れており、しかも代用
乳組成物中における油脂含有量を高くしても消化吸収性
に優れていて、下痢や軟便などの消化不良が生じず、幼
動物の健全な発育を促すことができる。そして本発明の
方法による場合は、前記したような優れた性能を有する
代用乳組成物を、そこに含まれる各種成分の変性、劣
化、分解などを生ずることなく円滑に製造することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】子牛、子豚、子山羊等の子畜類の生産や
その他の幼動物の飼育に当たっては、人工的につくられ
た代用乳を給与して飼育することが広く行われている。
この代用乳は、脱脂粉乳、乾燥ホエー等などのような乳
成分を主原料とし、これに油脂類、糖類、穀類、魚粉、
ビタミン、ミネラル、抗生物質などを配合して製造され
た代用乳組成物を水あるいは温水に溶解ないし乳化分散
させてつくられる。この代用乳組成物は、母乳あるいは
牛乳などの代わりに与える飼料としてカロリー価値が高
く、かつ品質的にも各栄養素が効率よく吸収利用されて
下痢などの消化不良を生じず、しかも水や温水に良好に
溶解または分散して成分の分離などが生じないことが必
要であり、しかも価格が低廉であることも更に必要な要
件として求められている。
【0003】従来より、代用乳組成物中の油脂含有量を
高めて代用乳の高カロリー化を図ったり、水や温水への
溶解性や分散性の向上、消化吸収性の向上などを目的と
して、各種の乳化剤を使用した代用乳組成物が提案され
ており、例えば、油脂にヒマシ油また水素添加ヒマシ油
のポリオキシエチレン誘導体やソルビタン脂肪酸エステ
ルを加えて均質化したものを含有する代用粉乳(特開昭
55−135545号公報)、親水性ショ糖脂肪酸エス
テルと親油性ショ糖脂肪酸エステルを乳化剤として使用
した家畜用代用乳(特開昭49−41162号公報)、
ショ糖脂肪酸エステルとレシチンおよび油脂を含有する
動物用代用乳粉末(特公昭46−5005号公報)、糖
アルコール脂肪酸エステルを含有する幼若哺乳動物用代
用乳(特開昭58−60943号公報)、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステルを含有する代用乳(特開昭58−60
942号公報)などが知られている。
【0004】しかしながら、油脂含有量を高めることと
溶解性を良くすることとは技術的には相互に矛盾する課
題を包含するものであり、代用乳組成物中の油脂含有量
を高めると、一般に水や温水への溶解性や分散性が低下
する。このため、上記したような従来の粉末状代用乳組
成物では、その油脂含有量は、通常、高いものでもせい
ぜい15〜18重量%程度であり、20重量%以上とす
ることはできず、しかもより高油脂含有量とすると、水
また温水に溶解または分散して希釈したとき、脂肪球の
径が大きくなり、安定性が悪くなって油脂の分離を起こ
したり、消化吸収性が悪くなって子畜などの幼動物の下
痢などの発生をもたらす原因となっていた。さらに、代
用乳組成物の造粒に当たっては、従来、120℃程度の
高温におけるスプレードライ処理が一般に広く採用され
ており、そのため蛋白質の変性や分解などによる消化吸
収性の悪化やビタミン類などの栄養成分の破壊が生じる
という問題があった。
【0005】
【発明が解決すべき課題】したがって、本発明の目的
は、油脂含有量を従来以上に高くすることができ、しか
も水や温水に溶解または分散させて希釈したときに、脂
肪球の径が小さくて、油脂の分離が生じず安定性に優
れ、且つ消化吸収性に優れていて子畜類などの幼動物に
給与したときに下痢や軟便などの消化不良が生じず、健
全な発育を促すことができ、その上代用乳組成物中に含
まれる各種成分の変性や劣化がなくて、栄養価の高い、
高品質の代用乳組成物、およびその製造方法を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
ような従来の代用乳がかかえる課題を解決して、安定
性、消化吸収性、高油脂含有量などの上記した特性に優
れる代用乳組成物を得るべく鋭意検討した結果、代用乳
組成物中にレシチンとポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステルを含有させることによって、代用乳組成物
における油脂含有量を高くすることが可能になり、しか
もその代用乳組成物を水または温水に溶解して代用乳と
した場合に、その脂肪球の大きさを天然の牛乳と同じ程
度の2〜10μmと微小にすることができ、それによっ
て、油脂の分離などが生じず安定性に優れていて且つ消
化吸収性に優れたものとなることを見いだした。併せ
て、本発明者らは、その高油脂含有量の代用乳組成物
を、低温による特定の造粒方法を採用して製造すると、
代用乳組成物中の成分がその製造時に劣化したり変性す
ることがなくなり、栄養価の高い代用乳組成物が得られ
ることを見いだし、それらの知見に基づいて本発明を完
成した。
【0007】すなわち、本発明は、レシチンおよびポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸エステルを含有するこ
とを特徴とする代用乳組成物である。
【0008】そして、本発明は、乳成分から主としてな
る粉末原料に、油脂、レシチンおよびポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸エステルの混合物を80℃以下の温
度で噴霧して造粒することを特徴とする代用乳組成物の
製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明の代用乳組成物は、子牛、子豚、子山羊、
子馬など子畜類、子犬、子猫などのその他の幼動物に給
与する代用乳用に適しており、そのうちでも子畜類によ
り適しており、子牛用の代用乳組成物として特に適して
いる。
【0010】一般に、代用乳組成物は、脱脂粉乳や全脂
粉乳などの粉乳類ならびに乾燥ホエーや濃縮ホエー蛋白
質などのホエー類などの乳成分;大豆ミール、濃縮大豆
蛋白質、魚粉;カゼイン、カゼインナトリウム、カゼイ
ンカルシウム、グルテンなどの蛋白質またはその変性
物;並びにこれらの加水分解物(例えばカゼイン、グル
テン、大豆蛋白質、アルブミン、ホエー蛋白質等の蛋白
質を蛋白分解酵素、酸、アルカリ等を使用して部分的に
分解して得られるペプチド混合物等)などの蛋白源の1
種または2種以上を含み、これに油脂類、糖類、ビタミ
ン、ミネラルなどの栄養素材、場合によっては調味料や
香辛料などを適宜配合して調製されており、本発明の代
用乳組成物においても、従来から代用乳組成物に用いら
れてきたそれらの成分の1種または2種以上を使用する
ことができる。
【0011】本発明の代用乳組成物では、脱脂粉乳や全
脂粉乳などの粉乳類ならびに乾燥ホエーや濃縮ホエー蛋
白質などのホエー類などの乳成分の1種または2種以上
を主成分として用いるのが、栄養面、幼動物(特に子畜
類)による嗜好性などの点から好ましい。特に、主成分
である乳成分として、脱脂粉乳、または脱脂粉乳とホエ
ー類を含有するのがより好ましい。
【0012】その場合に、代用乳組成物における乳成分
の含有量は、代用乳組成物の重量に基づいて約10〜8
0重量%であるのが好ましく、約50〜80重量%であ
るのがより好ましい。特に、乳成分として脱脂粉乳を使
用しホエー類を使用しない場合は、脱脂粉乳の含有量
は、代用乳組成物の重量に基づいて約50〜80重量%
であるのが好ましく、またホエー類を使用する代用乳組
成物では、代用乳組成物の重量に基づいてホエー類の含
有量を約10〜80重量%とし、必要に応じて脱脂粉乳
などを併用するのが好ましい。
【0013】さらに、本発明の代用乳組成物は、代用乳
組成物の重量に基づいて10〜40重量%程度の油脂を
含有するのが好ましく、20〜30重量%の油脂を含有
するのがより好ましい。後記するように、本発明ではレ
シチンとポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル
を含有していることによって、代用乳組成物における油
脂の含有量を20重量%以上の多量にすることが可能で
あり、その場合にも、代用乳組成物を水や温水に溶解ま
たは分散させて代用乳にしたときに、油脂などの分離が
なくて安定性に優れ、しかも消化吸収性に優れる、栄養
効果の極めて高い代用乳組成物を得ることができる。そ
の際の油脂としては、通常用いられる油脂類のいずれも
が使用でき、例えば牛脂、豚脂、チキンオイル、魚油、
鯨油等の動物性油脂;トウモロコシ油、綿実油、大豆
油、ゴマ油、落花生油、パーム油、ヤシ油、ココナッツ
油等の植物性油脂;それらの水添物などを挙げることが
でき、前記した油脂類は1種類のみを使用しても、また
は2種以上を用いてもよい。そのうちでも、本発明の代
用乳組成物では、牛脂および/または豚脂が造粒性、嗜
好性、栄養面などの点から好ましく用いられ、牛脂がよ
り好ましく用いられる。
【0014】そして、本発明の代用乳組成物は、必須の
成分としてレシチンおよびポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステルを含有する。レシチンおよびポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステルは、代用乳組成物
を水あるいは温水で溶解あるいは乳化分散させるとき、
その特異な乳化作用によって脂肪球の径を小さくし且つ
均一なものにすることができ、これによって、油脂の分
離などが生じにくくなって、代用乳における安定性が向
上し、しかも子畜類などの幼動物に給与した場合に消化
吸収性を高めて下痢などの消化不良の発生を抑えるとい
う優れた作用を示す。このようなレシチンおよびポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステルの好ましい作用
は、油脂の使用量によって影響されるものではないが、
油脂含有量20重量%以上、特に20〜30重量%であ
る高油脂含有量の代用乳組成物において最も顕著に現れ
る。レシチンおよびポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステルを含有する本発明の代用乳組成物を水または
温水に溶解または分散させて得られる代用乳における脂
肪球の大きさは、天然の牛乳に含まれる脂肪球サイズと
ほぼ同じ2〜10μm程度の極めて微小なものとなる。
【0015】本発明の代用乳組成物におけるレシチンお
よびポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルの合
計含有量は、代用乳組成物の重量に基づいて、0.5〜
3.0重量%であるのが好ましく、0.5〜1.5重量
%であるのがより好ましい。また、本発明の代用乳組成
物におけるレシチン:ポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステルの好ましい含有割合は、1:1〜1.4
(重量比)であるのが好ましく、1:1.1〜1.2
(重量比)であるのがより好ましい。代用乳組成物にお
けるレシチンおよびポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステルの合計含有量が上記した0.5重量%よりも
少ないと、油脂を多量に(特に20重量%以上)含有さ
せた場合に、十分な乳化効果が発揮できにくくなって、
代用乳組成物を水や温水で希釈して得られる代用乳中で
の脂肪球のサイズが大きくなったり、不均一なものとな
り易い。一方、レシチンおよびポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステルの合計含有量が上記した3.0重
量%を超えると代用乳組成物の水や温水に溶解する際に
起泡し易くなり、給与時の取り扱いが難しくなる。ま
た、レシチンとポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステルの含有比が上記した割合から外れて、レシチン1
重量部に対してポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステルの量が1重量部よりも少なくなると、またはレシ
チン1重量部に対してポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステルの量が1.4重量部よりも多くなると、や
はり代用乳が不安定となり、分離し易くなる。
【0016】本発明の代用乳組成物において用いられる
レシチンは、その調製法や由来などは何ら制限されず、
いずれも使用することができ、例えば植物油、卵等より
抽出される天然レシチンや、これらのレシチンに精製若
しくは水素添加、酵素分解等の処理を施したものなどの
いずれもが使用できる。また、レシチンの純度も特に制
限されず、高純度のもの、またはあまり純度の高くない
もののいずれも使用でき、純度のあまり高くないもの、
例えば市販の大豆油精製工程で得られる副産物のような
ものをそのまま用いても何ら差し支えない。
【0017】また、本発明の代用乳組成物で用いるポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸エステルは、酸化エチ
レンが付加重合したグリセリンの脂肪酸エステルであっ
て、特にそのモノエステル、ジエステルのような部分エ
ステル化物が好ましい。ポリオキシエチレン鎖は特に制
限はないが15モル以上であるものが好ましい。また、
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルを構成す
る脂肪酸成分としては、通常、炭素数6〜24程度の脂
肪酸が用いられる。脂肪酸は飽和脂肪酸または不飽和脂
肪酸のいずれでもよく、その脂肪酸は直鎖型のものに限
定されず、分岐型のものでよい。更に、脂肪酸、任意に
水酸基等の置換基を有していてもよいし、また必ずしも
一塩基酸に限定されず、二塩基酸等であってもよい。
【0018】本発明の代用乳組成物で用い得るポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステルの具体例として
は、例えば、ポリオキシエチレングリセリルラウレー
ト、ポリオキシエチレングリセリルステアレート、ポリ
オキシエチレングリセリルオレエートなどを挙げること
ができる。
【0019】また、本発明の代用乳組成物は、上記した
以外の他の成分として、代用乳組成物の重量に基づい
て、必要に応じて糖類を通常30重量%以下の割合で含
有することができる。その場合の糖類としては、単糖類
および/または少糖類が好ましく用いられ、例えばブド
ウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖等などを挙げることができ、
これらの糖類は単独で使用してもまたは2種以上を併用
してもよい。そのうちでも、ブドウ糖が下痢を誘発しに
くく、しかも嗜好性が良好である点から好ましい。
【0020】さらに、本発明の代用乳組成物は、必須で
はないが、魚粉、濃縮大豆蛋白などの他の蛋白質源の1
種または2種を含有していることが栄養面の点から好ま
しく、また上記したように必要に応じてビタミン、ミネ
ラル、アミノ酸などの他の栄養成分、レシチンおよびポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル以外の乳化
剤、香辛料、調味料、防黴剤、抗生物質等を含有するこ
とができる。
【0021】本発明の代用乳組成物の製造に当たって
は、従来から採用されている既知の方法を任意に使用で
きるが、特に、次の方法によって製造するのが好まし
い。すなわち、レシチンおよびポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステルを油脂に溶解し、その油脂混合物
を80℃以下の温度で液状を保ちながら、乳成分などか
ら主としてなる粉末原料に噴霧して造粒する方法が好ま
しい。この方法による場合は、80℃以下の低温で造粒
を行うことによって、蛋白質の変性、ビタミンの破壊等
を抑制することができ、必要な栄養素の分解、変性、劣
化がなくなって、消化性に優れ下痢の発生が極めて少な
く、しかも栄養価の高い代用乳組成物を得ることができ
る。その際に、油脂混合物の噴霧を、乳成分などから主
としてなる粉末原料を適当な手段で緩く撹拌、転動、流
動、または揺動しながら行うと、サラサラとしていて流
動性に優れる、微粒状の乾燥した代用乳組成物を円滑に
得ることができる。
【0022】そして、上記した本発明の代用乳組成物
を、水または温水、好ましくは温水に溶解または分散さ
せることによって、子畜類などの幼動物に給与するため
の代用乳が調製される。温水を用いる場合は40〜55
℃のものを用いるのが、代用乳組成物を円滑に溶解また
は分散させてダマの発生を防止でき、しかも熱による栄
養成分の変性などが生じない点から好ましい。代用乳を
調製する際の水または温水による希釈倍率は、幼動物の
種類、日令(月令)、代用乳組成物の組成などによって
調整し得るが、一般に、代用乳組成物の約4〜12重量
倍の水または温水を用いて希釈して代用乳を調製するの
が好ましい。
【0023】何ら限定されるものではないが、例えば、
油脂含有量が25重量%である本発明の代用乳組成物を
7重量倍の温水に溶解して調製した代用乳(希釈倍率8
倍)の場合には油脂含有量が約3.13重量%となっ
て、天然の牛乳における脂肪含有量とほぼ同じ代用乳が
得られるので、子牛用の代用乳として極めて適したもの
となる。また、濃縮ホエー蛋白や乾燥ホエーなどのホエ
ー類の含有割合が30重量%以上である代用乳組成物の
場合は、油脂の含有量の多少に拘わらず、代用乳調製時
の水または温水による希釈倍率を9倍以上、好ましくは
10倍程度にすると、代用乳の消化吸収性が良好になっ
て、子畜類などの幼動物における下痢や軟便などの消化
不良を防止することができる。
【0024】
【実施例】以下に本発明を実施例などにより具体的に説
明するが、本発明はそれにより何ら限定されない。以下
の例において、特にことわらないかぎり、%は重量%を
示す。
【0025】《実施例1》 (1) 下記の表1に示す子牛用の代用乳組成物配合を
準備した。
【0026】
【表1】 [子牛用代用乳組成物配合] 成 分 配合量(重量部) 脱脂粉乳 700 魚粉 40 ビタミン・ミネラル類1) 10.2 乳化剤2) 9.3 牛脂 233 レシチン 7.5 1)食塩、香料等を含む 2)ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(スウェーデン・ ベロールノベル社製「BREDOL 697」)
【0027】(2) 上記の表1の牛脂233重量部を
70℃に加熱して溶かし、これにレシチン7.5重量部
および乳化剤(ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル)9.3重量部を加えて、レシチンと該乳化剤を
含有する液状の牛脂混合物を調製した。 (3) 一方、上記の表1の残りの成分の全量をリボン
型混合機を用いて均一に混合し、撹拌しながら上記
(2)で調製した約60℃の液状の牛脂混合物を噴霧
し、噴霧終了後に温度を25℃に低下させて、油脂含有
量が25重量%である子牛用の代用乳組成物を製造し
た。代用乳組成物の粗蛋白質含有量は下記の表4に示す
とおりであった。
【0028】(4) 上記(3)で得られた代用乳組成
物1kgを40℃の温水7kgに溶解して(希釈倍率8
倍)、油脂含有量3.13%の代用乳を調製した。この
代用乳の調製時にダマなどを発生することなく、温水に
良好に溶解した。それにより得られた代用乳中の脂肪球
の大きさを光学顕微鏡を用いて測定したところ、下記の
表4に示すように、約2〜10μmの大きさであって、
天然の牛乳中の脂肪球の大きさとほぼ同じであった。 (5) 上記(4)で得られた代用乳は、室温で2時間
放置しても、下記の表4に示すように、油脂やその他の
成分の分離や沈降が生じず、安定状態を保っていた。 (6) 上記(4)で得られた代用乳を、10日令の子
牛4頭(平均体重42.0kg/頭)に給与して2週間
に亙って自由に摂取させたところ、2週間後の平均体重
は下記の表4に示すように44.9kg/頭であり、そ
の間に下痢や軟便などの発生が見られなかった。
【0029】《実施例2》 (1) 下記の表2に示す子牛用の代用乳組成物配合を
準備した。
【0030】
【表2】 [子牛用代用乳組成物配合] 成 分 配合量(重量部) 脱脂粉乳 300 濃縮ホエー蛋白質 295 乾燥ホエー 100 魚粉 40 ビタミン・ミネラル類1) 15 牛脂 224 牛硬化油 10 乳化剤2) 9 レシチン 7 1) 食塩、香料などを含む 2) ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(スウェーデン・ ベロールノベル社製「BREDOL 697」)
【0031】(2) 上記の表2の牛脂224重量部お
よび牛硬化油10重量部を70℃に加熱して溶かし、こ
れにレシチン7重量部および乳化剤(ポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸エステル)9重量部を加えて、レシ
チンと該乳化剤を含有する液状の牛脂混合物を調製し
た。 (3) 一方、上記の表2の残りの成分の全量をリボン
型混合機を用いて均一に混合し、撹拌しながら上記
(2)で調製した約60℃の液状の牛脂混合物を噴霧
し、噴霧終了後に温度を25℃に低下させて、油脂含有
量が25重量%である子牛用の代用乳組成物を製造し
た。この代用乳組成物の粗蛋白質含有量は下記の表4に
示すとおりであった。
【0032】(4) 上記(3)で得られた代用乳組成
物1kgを40℃の温水9kgに溶解して(希釈倍率1
0倍)、油脂含有量2.5%の代用乳を調製した。この
代用乳の調製時にはダマなどを発生することなく、温水
に良好に溶解した。それにより得られた代用乳中の脂肪
球の大きさを光学顕微鏡を用いて測定したところ、下記
の表4に示すように約2〜10μmの大きさであって、
天然の牛乳中の脂肪球の大きさとほぼ同じであった。 (5) 上記(4)で得られた代用乳は、室温で2時間
放置しても、下記の表4に示すように、油脂やその他の
成分の分離や沈降が生じず、安定状態を保っていた。 (6) 上記(4)で得られた代用乳を、10日令の子
牛4頭(平均体重42.7kg/頭)に給与して2週間
に亙って自由に摂取させたところ、2週間後の平均体重
は下記の表4に示すように44.7kg/頭であり、そ
の間に下痢や軟便などの発生が見られなかった。
【0033】《比較例1》 (1) 下記の表3に示す子牛用の代用乳組成物配合を
準備した。
【0034】
【表3】 [子牛用代用乳組成物配合] 成 分 配合量(重量部) 脱脂粉乳 770 魚 粉 40 ビタミン・ミネラル類1) 0.5 乳化剤2) 9.3 牛 脂 163.2 レシチン 7.5 1)食塩、香料等を含む 2)グリセリン脂肪酸エステル(ドイツ・グリュナウ社製「EMULSIFIER V 10.461」)
【0035】(2) 上記の表3の牛脂163.2重量
部を70℃に加熱して溶かし、これにレシチン7.5重
量部および乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)9.3
重量部を加えて、レシチンと該乳化剤を含有する液状の
牛脂混合物を調製した。 (3) 一方、上記の表3の残りの成分の全量をリボン
型混合機を用いて均一に混合し、撹拌しながら上記
(2)で調製した約60℃の液状の牛脂混合物を噴霧
し、噴霧終了後に温度を25℃に低下させて、油脂含有
量が18重量%である子牛用の代用乳組成物を製造し
た。この代用乳組成物の粗蛋白質含有量は下記の表4に
示すとおりであった。
【0036】(4) 上記(3)で得られた代用乳組成
物1kgを40℃の温水7kgに溶解して(希釈倍率8
倍)、油脂含有量2.3%の代用乳を調製した。この代
用乳の調製時に、代用乳組成物はダマを一部発生し、温
水への溶解性が十分に良好であるとはいえなかった。ま
たそれにより得られた代用乳中の脂肪球の大きさを光学
顕微鏡を用いて測定したところ、下記の表4に示すよう
に、脂肪球の90%以上が約10〜50μmの大きさで
あって、天然の牛乳中の脂肪球の大きに比べてそのサイ
ズが大幅に大きなものであった。 (5) 上記(4)で得られた代用乳を室温で2時間放
置したところ、下記の表4に示すように、油脂の分離が
生じ安定性に欠けるものであった。 (6) 上記(4)で得られた代用乳を、10日令の子
牛8頭(平均体重42.1kg/頭)に給与して2週間
に亙って自由に摂取させたところ、2週間後の平均体重
は下記の表4に示すように43.0kg/頭であった。
その間に、下痢や軟便などが2頭において発生した。
【0037】
【表4】 実施例1 実施例2 比較例1 [代用乳組成物] 油脂含有量(%) 25 25 18 レシチン含有量(%) 0.70 0.75 0.75 乳化剤 種 類 A A B 含有量(%) 0.93 0.90 0.93 粗蛋白質含有量(%) 25 25 25 [代用乳] 希釈倍率(倍) 8 10 8 代用乳調製時の溶解性 良好 良好 不良 油脂含有量(%) 3.13 2.50 2.31 脂肪球サイズ(μm) 2〜10 2〜10 10〜50 安定性(2時間放置後) 良好 良好 不良 [飼育成績] 平均体重: 給与開始時(kg/頭) 42.0 42.7 42.1 2週間後(kg/頭) 44.9 44.7 43.0 消化吸収性 良好 良好 不良 下痢・軟便の発生状況 なし なし 2頭に下痢発生 乳化剤 A:ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(スウェーデン・ベロール ノベル社製「BREDOL 697」) B:グリセリン脂肪酸エステル(ドイツ・グリュナウ社製「EMULSIFIER V 10.461」)
【0038】上記の表4の結果から、レシチンおよびポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルを含有する
実施例1および実施例2の本発明の代用乳組成物では、
代用乳組成物中の油脂含有量を20重量%以上と高油脂
含有量にすることができること、そしてそれを温水に溶
かして得られる代用乳では、脂肪球の大きさが天然の牛
乳におけるのとほぼ同じ2〜10μm程度であって極め
て微小であり、その結果、代用乳の安定性が良好で代用
乳の調製後2時間を経過しても油脂の分離などが生じな
いこと、しかも消化吸収性に優れていて下痢や軟便など
の消化不良が生じず、子牛の発育が良好であることがわ
かる。それに対して、レシチンとグリセリン脂肪酸エス
テルを含有する比較例1の代用乳組成物による場合は、
油脂含有量が18重量%であるにも拘わらず、それを温
水に溶かして得られる代用乳では、脂肪球の大きさが1
0〜50μmと大きく、そのため代用乳の安定性が不良
で代用乳調製後2時間を経過した時点では油脂の分離が
生じていること、しかも下痢や軟便などが発生し消化吸
収性が十分に良好ではなく、子牛の発育成績が不良であ
ることがわかる。
【0039】
【発明の効果】レシチンおよびポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステルを含有する本発明の代用乳組成物
は、水または温水に溶解または分散させて代用乳を調製
したときに、天然の牛乳におけるのと同じような、2〜
10μmの極めて微小な脂肪球を形成するので、例えば
1時間以上放置しておいても油脂の分離が生じず安定性
に優れており、しかも消化吸収性が良好で、下痢や軟便
などの消化不良を生じず、幼動物を健全に発育させるこ
とができる。
【0040】さらに、本発明の代用乳組成物では、油脂
の含有量を20重量%以上の高含有量することができ、
そのような高油脂含有量の代用乳組成物を水や温水に溶
解または分散させて得られる代用乳は、その油脂含有量
を天然の牛乳と同じ高い値とすることができ、栄養価の
高い代用乳をつくることができる。そして、そのような
高油脂含有量の代用乳組成物であっても、それから得ら
れる代用乳では、脂肪球サイズが上記した2〜10μm
程度と微小であるため、良好な安定性および消化吸収性
を有している。
【0041】そして、油脂、レシチンおよびポリオキシ
エチレングリセリン脂肪酸エステルの混合物を80℃以
下の温度で代用乳組成物用の粉末原料に噴霧する本発明
の製造方法による場合は、栄養成分の変性、分解、劣化
などのない、栄養価に優れる代用乳組成物を円滑に得る
ことができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシチンおよびポリオキシエチレングリ
    セリン脂肪酸エステルを含有することを特徴とする代用
    乳組成物。
  2. 【請求項2】 レシチン:ポリオキシエチレングリセリ
    ン脂肪酸エステルの含有比率が1:1.1〜1.4(重
    量比)であり、レシチンとポリオキシエチレングリセリ
    ン脂肪酸エステルの合計含有量が代用乳組成物の重量に
    基づいて0.5〜3.0重量%である請求項1記載の代
    用乳組成物。
  3. 【請求項3】 油脂含有量が代用乳組成物の重量に基づ
    いて20〜30重量%である請求項1または2記載の代
    用乳組成物。
  4. 【請求項4】 脱脂粉乳および/またはホエー類を主成
    分とする請求項1〜3のいずれか1項の代用乳組成物。
  5. 【請求項5】 乳成分から主としてなる粉末原料に、油
    脂、レシチンおよびポリオキシエチレングリセリン脂肪
    酸エステルの混合物を80℃以下の温度で噴霧して造粒
    することを特徴とする代用乳組成物の製造方法。
  6. 【請求項6】 脱脂粉乳から主としてなる粉末原料を用
    いる請求項5の製造方法。
  7. 【請求項7】 ホエー類から主としてなる粉末原料を用
    いる請求項5の製造方法。
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