JP2993175B2 - 子牛哺育用ミルク添加製剤 - Google Patents

子牛哺育用ミルク添加製剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛の初乳、牛乳または
代用ミルク中に添加して、脂肪含量およびタンパク含量
を調整し、子牛の栄養補給および下痢発生を防止して、
子牛の発育を促進するための子牛哺育用ミルク添加製剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在日本で飼育している牛は、主に乳用
種、肉用種に大別されるが、近年、乳用種と肉用種の混
血種であるF1の生産が増加している。
【0003】子牛の哺育は、乳用種およびF1の場合、
生後直後から牛の初乳ばかりでなく牛乳および代用ミル
クを給与し、生後1週間経過後は代用ミルクを給与する
ことによって行われる。肉用種では、生後2か月間ほど
は母牛から自然哺乳させることが一般的である。ところ
が近年、受精卵移植技術の発達により、乳用種に肉用種
受精卵を移植することによって肉用種子牛の生産が行わ
れるようになっている。これにともない肉用種子牛の人
工哺育の必要性が高まってきた。
【0004】従来より使用されている代用ミルクは、一
般的に脱脂粉乳、大豆タンパク、カゼインナトリウムそ
の他を主原料として、これに動物性油脂、ビタミン等を
選択して添加したものであり、これらは栄養補給を目的
としたものである。
【0005】しかしながら、子牛は代用ミルクの主原料
として配合されているタンパク質や脂質に対する消化能
力が低く、特にタンパク質に対する胃内での凝固能力が
低いため、下痢の発生頻度が極めて高くなる。このよう
に下痢が起こると発育停滞、体重減少が起こり、場合に
よっては死亡に至る。また下痢が回復しても、その体重
の回復が困難である。その結果、肥育成績が悪化して、
経済的損失が大きくなり、ひいては畜産経営上の深刻な
問題になる。
【0006】下痢対策としては、抗生物質の投与、経口
哺液の投与、ワクチンの接種、絶食措置等の対策がとら
れているが、これらの方法は労力的、経済的負担が大き
い上、絶対的な効果を示さない。
【0007】また和牛やF1の場合、ホルスタイン種の
母乳、牛乳または代用ミルクでは、タンパク質や脂質な
どの栄養成分の絶対量が少なく、これらによる栄養補給
では不十分であるため、発育停滞や衰弱により細菌など
に感染しやすくなり、下痢の発生頻度が高くなり、場合
によっては死亡することも多い。
【0008】そのため、脂肪含量およびタンパク含量を
調整することができ、子牛の栄養補給および下痢の発生
防止が可能で、これにより子牛の発育を促進することが
できる製剤や代用ミルクの製品化が要望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、牛の初乳、
牛乳または代用ミルク中に添加することにより、脂肪含
量およびタンパク含量を調整して、子牛の栄養を補給
し、下痢の発生を防止して、子牛の体重を増加させ、発
育促進することが可能な子牛哺育用ミルク添加製剤を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の子牛哺育
用ミルク添加製剤である。 (1)レンニンに対して凝固性を有するタンパク質と、
カルシウム化合物と、二重結合を2個以上有する高度不
飽和脂肪酸を含む油脂とを含有することを特徴とする子
牛哺育用ミルク添加製剤。 (2)レンニンに対して凝固性を有するタンパク質が、
カゼインカルシウム、酵素分解処理カゼイン化合物また
は総合ミルクプロテインである上記(1)記載の子牛哺
育用ミルク添加製剤。
【0011】本発明に用いるタンパク質としては、レン
ニンに対して凝固性を有するタンパク質、またはこのよ
うなタンパク質を含有するものを使用する。レンニンは
キモシン、凝乳酵素とも称され、子牛の第四胃から分泌
されるプロテアーゼであり、カゼインに作用して凝固さ
せる作用を有する。本発明ではレンニンに対して凝固性
を有するタンパク質を用いることにより、子牛の胃の中
でタンパク質を凝固させ、消化性を高めるものであり、
このときタンパク質の凝固性を高めるためにカルシウム
化合物を配合する。
【0012】このようなレンニンに対して凝固性を有す
るタンパク質としては、カゼインカルシウム、酵素分解
処理したカゼイン化合物、総合ミルクプロテインなどが
使用できる。なかでも、総合ミルクプロテインがレンニ
ンで凝固しやすく、有利に使用することができる。本発
明ではレンニンに対して凝固性を有しないタンパク質を
一部含有していてもよい。
【0013】タンパク質の配合割合は、子牛哺育用ミル
ク添加製剤全体に対して10〜70重量%、好ましくは
25〜50重量%が適当である。製剤に配合するタンパ
ク質中、レンニンに対して凝固性を有するタンパク質の
割合は40〜100重量%、好ましくは70〜100重
量%が適当である。
【0014】本発明に用いるカルシウム化合物として
は、主として食品添加物リスト記載の化合物の中から選
ばれる少なくとも1種のカルシウム化合物を使用するこ
とができるが、リン酸カルシウムおよび乳酸カルシウム
が特に好ましい。またこれらのカルシウム化合物が水に
不溶性の物質の場合には、カルシウムを解離させるため
に、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、その他の有
機酸などを添加することができる。
【0015】カルシウム化合物の配合割合は、カルシウ
ムとして子牛哺育用ミルク添加製剤全体に対して0.0
1〜1重量%、好ましくは0.2〜0.6重量%が適当
である。
【0016】本発明に用いる油脂としては、二重結合を
2個以上有する高度不飽和脂肪酸を含む油脂を使用す
る。このような油脂としては、乳脂、ナタネ油、牛脂等
の動植物油、中鎖脂肪酸トリグリセライドおよびそれら
のエステル交換油など、子牛が消化可能な油脂を使用す
ることが好ましい。また牛の初乳に含まれる油脂と近似
の脂肪酸組成を有するように配合することが好ましい。
【0017】二重結合を2個以上有する高度不飽和脂肪
酸としては、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエ
ン酸、エイコサペンタエン酸などがある。このうちリノ
ール酸、リノレン酸等の二重結合を2〜3個有するもの
は大豆油等の植物油中に多量に含まれる。またドコサヘ
キサエン酸、エイコサペンタエン酸等の二重結合を4個
以上有する高度不飽和脂肪酸は特に好ましく、これらは
魚油等の中に多量に含まれる。
【0018】牛の初乳に含まれる油脂の脂肪酸組成の一
例は後記表1に示されている。このような脂肪酸組成に
近似した脂肪酸組成を有する油脂としては、たとえば牛
脂55重量%、大豆油25重量%および魚油20重量%
の配合油などをあげることができる。このような牛の初
乳に近似した脂肪酸組成の油脂は子牛による消化性が高
い。
【0019】油脂の配合割合は子牛哺育用ミルク添加製
剤全体に対して5〜40重量%、好ましくは5〜30重
量%が適当である。このうち二重結合を2個以上有する
高度不飽和脂肪酸の量は油脂全体の脂肪酸に対して10
〜40重量%、好ましくは15〜30重量%が適当であ
る。
【0020】本発明の子牛哺育用ミルク添加製剤には、
上記の必須成分の他に、糖質、ビタミン、アミノ酸など
の他の成分を配合することができる。本発明に用いるこ
とができる糖質としては、たとえばブドウ糖、乳糖、デ
キストリンなど、子牛が消化可能なものを用いることが
できるが、特に乳糖を用いるのが好ましい。
【0021】本発明に用いることができるビタミンとし
ては、ビタミンA,B,C,D,E,Kなどすべてのビ
タミンを用いることができる。
【0022】本発明に用いることができるアミノ酸とし
ては、すべてのアミノ酸を用いることができるが、特に
子牛に対する必須アミノ酸であるメチオニン、リジンお
よびグルタミン酸ナトリウムなどを用いるのが好まし
い。
【0023】本発明の子牛哺育用ミルク添加製剤には、
さらに繊維質、ミネラルなどの栄養成分を与える原料
や、場合によっては嗜好性向上のための原料などを適宜
添加することができる。
【0024】また、本発明の製剤の安定剤として、グリ
セリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステルなどの乳化剤や、アルギン酸ナトリウム、
カゼインナトリウム、カルボキシメチルセルロースナト
リウム、プロピレングリコール、ポリアクリル酸ナトリ
ウムなどの粘結剤を単独で、あるいは2種以上配合する
ことができる。
【0025】本発明の子牛哺育用ミルク添加製剤は、前
記必須成分および他の成分を配合したものであるが、油
脂は油脂以外の成分、特にタンパク質、糖質を用いて粉
末の形で用いるのが好ましい。
【0026】本発明の子牛哺育用ミルク添加製剤は、次
のようにして製造することができる。まず、乳化剤を油
脂に溶解混合する。これとは別にタンパク質の一部もし
くは全部および必要により配合する糖質を水に溶解した
後、さらに攪拌しながら先の油脂を添加して予備乳化す
る。この予備乳化液を均質機を用いて、二段均質化法で
均質処理し、均一な液状とする。このようにして得られ
た乳化液を乾燥粉末化し、粉末油脂を得る。
【0027】次いで、得られた粉末油脂にタンパク質の
残部およびカルシウム化合物を混合し、必要に応じてさ
らに、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、その他の
有機酸やその他糖質、繊維質、ミネラル、ビタミン、ア
ミノ酸などの栄養成分を与える原料や、場合によっては
嗜好性向上のための原料などを添加することにより、子
牛哺育用ミルク添加製剤を得る。
【0028】乳化液を乾燥粉末化する方法としては、ス
プレードライ法、ローラードライ法、フリーズドライ法
などを採用することができる。また本発明の子牛哺育用
ミルク添加製剤の溶解性を高めるために、流動造粒法な
どにより造粒して、顆粒にすることもできる。
【0029】
【作用】上記のようにして得た子牛哺育用ミルク添加製
剤は、通常牛の初乳、牛乳や代用ミルクなどの子牛哺育
用ミルクに添加して子牛に与えられるが、場合によって
は子牛哺育用ミルク添加製剤をそのまま子牛に摂取させ
たり、あるいは水に溶解して摂取させたりすることもで
きる。
【0030】子牛哺育用ミルクに添加する場合は、製剤
を子牛哺育用ミルクに添加し、均一に分散、溶解させ
て、子牛に与える。子牛哺育用ミルク添加製剤の添加量
は、子牛哺育用ミルクの種類、組成等により異なるが、
一般的には子牛哺育用ミルク溶液全体に対して0.1〜
50重量%、好ましくは0.5〜10重量%が適当であ
る。
【0031】本発明の製剤を子牛哺育用ミルクに添加す
ることにより、子牛哺育用ミルクに不足する栄養成分が
補給され、特にタンパク質および脂肪含量が調整され
る。そしてレンニンに対して凝固性を有するタンパク質
が子牛の胃内でレンニンにより凝固してカードを形成す
るため、消化性が高くなる。また牛の初乳に近似する組
成の油脂を用いた場合、さらに子牛による消化性が高く
なる。このため子牛の下痢の発生が防止され、発育が促
進される。油脂中の高度不飽和脂肪酸は発病を防止し、
体力をつけ、発育を促進する。
【0032】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例により詳
細に説明する。各例中、%は重量%である。
【0033】実施例1 モノグリセリンモノステアレート5.6gを、牛脂55
%、大豆油25%、魚油硬化油(融点30℃)20%の
配合油(脂肪酸組成で、牛の初乳に近似した脂肪酸組成
を有する)440gに溶解混合した。これとは別に総合
ミルクプロテイン240gおよびデキストリン(パイン
デックス;松谷化学工業(株)製、商標)440gを水
1680mlに溶解した後、さらに攪拌しながら先の乳
化剤の溶解した配合油を添加して予備乳化した。この予
備乳化液を均質機を用いて1段目200kg/cm2
2段目50kg/cm2の圧力の二段均質化法で均質処
理し、均一な液状とした。このようにして得られた乳化
液をフリーズドライ法により乾燥粉末化し、粉末油脂を
得た。
【0034】次いで、得られた粉末油脂11.3gに総
合ミルクプロテイン(LACTO−MIL−9000;
MILEI社製、商標)10.0g、デキストリン2
0.0g、第二リン酸カルシウム0.75g、アスコル
ビン酸1.0g、パントテン酸カルシウム0.3gおよ
びDL−メチオニン0.1gを混合して、子牛哺育用ミ
ルク添加製剤を調製した。
【0035】なお牛の初乳に含まれる油脂の脂肪酸組成
および実施例1で用いた配合油の脂肪酸組成の分析値を
表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】比較例1 実施例1において、総合ミルクプロテインに代えて、カ
ゼインナトリウムを使用し、実施例1に準じて比較用添
加製剤を得た。
【0038】比較例2 実施例1において、第二リン酸カルシウムを添加しない
で、実施例1に準じて比較用添加製剤を得た。
【0039】試験例1 実施例1の子牛哺育用ミルク添加製剤4.4gと粉末状
の子牛用代用ミルク(ザ・カーフサックル;日清製粉
(株)製、商標)25gとを水に溶解し180mlとし
た。この液10mlに1%レンニン溶液0.5mlを添
加し、37℃、30分間保温した時、液は凝固し、カー
ドを形成した。さらに2時間後の液の凝固状態を観察し
た試験結果を表2に示す。
【0040】比較試験例1、2 比較例1または2の比較用添加製剤を用いて試験例1と
同様の試験を行った。結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】実施例2 モノグリセリンモノステアレート22.2gを牛脂55
%、大豆油25%、魚硬化油(融点30℃)20%の配
合油2640gに溶解混合した。この配合油は牛の初乳
の油脂の脂肪酸組成に近似した脂肪酸組成を有する。こ
れとは別に総合ミルクプロテイン600gおよび乳糖
(DMV社製)1200gを水4500mlに溶解した
後、さらに攪拌しながら先の乳化剤の溶解した配合油を
添加して予備乳化した。この予備乳化液を均質機を用い
て1段目200kg/cm2、2段目50kg/cm2
圧力の二段均質化法で均質処理し、均一な液状とした。
このようにして得られた乳化液をスプレードライ法によ
り乾燥粉末化し、粉末油脂を得た。次いで、表3に示す
配合に従い原材料を混合して子牛哺育用ミルク添加製剤
を調製した。
【0043】
【表3】
【0044】試験例2 実施例2の子牛哺育用ミルク添加製剤30gと、粉末状
の子牛用代用ミルク(ザ・カーフサックル;日清製粉
(株)製、商標)250gとを水に溶解して1800m
lとした。これを、飼育方法としてペン舎飼で、飼育場
所を平地として、生後1週齢の子牛に1日2回、2週間
給与した時、子牛の下痢は全く発生しなかった。
【0045】12頭の子牛に1日2回、2週間給与した
時の下痢の発生率および給与開始2週間後と4週間後の
増体重の試験結果を表4に示す。なお、下痢の発生率は
毎日朝夕の飼料給与時に糞便を肉眼で観察し、正常、軟
便および下痢の3種類に分類して求めた。
【0046】比較試験例3 実施例2において、子牛哺育用ミルク添加製剤を子牛用
代用ミルクに添加しないで調製した液を試験例2に準じ
て子牛に給与し、試験例2と同様の試験を行った。その
結果を表4に示す。
【0047】試験例3 実施例2の子牛哺育用ミルク添加製剤を、飼育場所を山
地として、試験例2に準じて子牛に給与し、試験例2と
同様の試験を行った。その結果を表4に示す。
【0048】試験例4 実施例2の子牛哺育用ミルク添加製剤を、飼育方法をル
ーズバーンとし、飼育場所を山地として、試験例2に準
じて子牛に給与し、試験例2と同様の試験を行った。そ
の結果を表4に示す。
【0049】比較試験例4 試験例4において、子牛哺育用ミルク添加製剤を子牛用
代用ミルクに添加しないで調製した液を試験例4に準じ
て子牛に給与し、試験例2と同様の試験を行った。その
結果を表4に示す。
【0050】
【表4】
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、カルシウム化合物、レ
ンニンに対して凝固性を有するタンパク質、および二重
結合が2個以上の高度不飽和脂肪酸を含有する油脂を用
いたため、牛の初乳、牛乳または代用ミルク等の子牛哺
育用ミルク中に添加したとき、脂肪含量およびタンパク
含量を調整することができ、子牛の栄養補給を行うとと
もに、下痢の発生を防止することができ、これにより子
牛の発育を促進させることができる効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23K 1/18 A23K 1/18 A

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンニンに対して凝固性を有するタンパ
    ク質と、カルシウム化合物と、二重結合を2個以上有す
    る高度不飽和脂肪酸を含む油脂とを含有することを特徴
    とする子牛哺育用ミルク添加製剤。
  2. 【請求項2】 レンニンに対して凝固性を有するタンパ
    ク質が、カゼインカルシウム、酵素分解処理カゼイン化
    合物または総合ミルクプロテインである請求項1記載の
    子牛哺育用ミルク添加製剤。
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JP2010220535A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Kyodo Shiryo Kk 3ヶ月齢未満の増体成績および飼料効率を高めた子牛用人工乳
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