JPH1084317A - 光ファイバ伝送システム - Google Patents
光ファイバ伝送システムInfo
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- JPH1084317A JPH1084317A JP9141553A JP14155397A JPH1084317A JP H1084317 A JPH1084317 A JP H1084317A JP 9141553 A JP9141553 A JP 9141553A JP 14155397 A JP14155397 A JP 14155397A JP H1084317 A JPH1084317 A JP H1084317A
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Abstract
光分散の正確な値を測定し得る光伝送システムの提供を
目的とする。 【解決手段】 光伝送システムは、光路の光分散を測定
する手段と、分散の測定値に依存にして動作し得る分散
補償器のような制御可能な素子とからなる。光信号の低
周波ディザーは、光路の分散に従って変化するタイミン
グジッタを生じさせる。タイミングジッタは光信号から
再生されたクロック信号から得られる。ジッタは他の要
因により生じたジッタの影響を除去するため、元のディ
ザーと相関させられる。かくして、監視又は制御のため
使用可能な分散の値が得られる。
Description
光伝送システム用の制御システム、分散測定システム、
光伝送システムの信号を受信又は処理する素子、及び、
光路に沿ってデータを伝送する方法に関する。
離は、光端子の光送信器によって光ファイバに放出され
得る光パワーと、光端子を相互接続する光ファイバの損
失及び分散と、光端子の光受信器の感度とにより制限さ
れる。光ファイバ伝送システムの所望の端点の間の距離
が光端子の最大距離を超えるとき、光電子リピータが設
けられる。各光電子リピータは、光信号を電気信号に変
換する光受信器と、電気信号を再生する電子回路と、再
生された電気信号を次の光電子リピータ又はシステムの
端子への伝送用の光信号に変換する光送信器とからな
る。上記システムにおいて信号を多重化する主な二つの
技術は、波長分割又は時分割により動作する技術であ
る。
分割多重化(WDM)光ファイバ伝送システムにおい
て、光信号は、各リピータで光学的に分割(デマルチプ
レクス)されるので、別個の各波長の信号が、夫々の電
気信号への変換用の夫々の光受信器に結合され、夫々の
各信号は別個の波長で動作する夫々の光送信器に供給さ
れ、送信された信号は、次の光電子リピータ又はシステ
ムの端子への伝送のため光学的に多重化される。
2.5Gbps(ギガビット毎秒)乃至10Gbpsの
範囲に増加すると共に、より高速の電子回路が光電子リ
ピータに必要とされ、このため、光電子リピータのコス
トが増加する。光増幅器、例えば、エルビウムドープト
ファイバ増幅器(EDFA)は、光信号を電気信号に変
換することなく直接増幅する。EDFAは高速再生電子
回路を必要としないので、高速光ファイバ伝送システム
用の光電子リピータよりも安価である。
テムにおいて、EDFAは、光学的にデマルチプレクス
することなく多数の波長で光信号を増幅することができ
るので、光多重化及び光デマルチプレクスのコストと、
多数の光受信器、多数の再生回路及び多数の光送信器の
コストとが避けられる。従って、EDFAは、波長分割
多重化システム用の光電子リピータよりも低価格であ
る。しかし、光ファイバが使用されたとき、ノイズ及び
分散による劣化の影響が生じる。かくして、数段の光増
幅器段の後に、データ信号を再構築し、ノイズ及び分散
の劣化を除去するため、再生器が必要である。
め実際には使用されない)の場合に限り発生する多モー
ド分散とは無関係に、少なくともファイバ内の群速度分
散として知られている分散が、以下の二つのメカニズム
の結果として発生する。 1 多モード分散 − 単一モード内で異なる周波数が
異なる速度でファイバを伝搬する。
相速度が周波数と共に変化する。 分散は、波長に関する光路の時間遅延の微分係数であ
る。分散の影響は、1キロメートルの長さ当たりの1ナ
ノメートルの‘ライン幅(line width)’当たりのピコ秒
単位の到着時間(ps nm-1 km -1) で測定される。多モー
ド分散及び材料分散の両方の大きさは、波長と共に変化
し、ある周波数で二つの影響は逆方向に作用する。ある
単一モードファイバの場合に、周辺に無視し得る分散が
存在する波長を見つけること、或いは、逆に、所望の波
長に最小の分散を有するファイバを設計することが可能
である。以下の説明に係る分散は、群速度分散効果の総
和を意味する。
的ではない光源、例えば、広域又は多重スペクトル線を
使用するとき、或いは、例えば、2GB/s(ギガビッ
ト毎秒)を上回る高データレートが必要とされるとき、
重大な問題を生じさせる。この問題は、4通りの方法で
少なくとも部分的に指摘されている。第1に、分散が最
小になる光周波数又はその近傍、例えば、従来の石英フ
ァイバの場合に1.3ミクロンの波長で動作させること
により生じる。上記周波数は、一般的に最小伝送損失の
周波数と対応せず、最小周波数にシフトさせるためファ
イバを変更しようとすると、通常、ある程度の損失の不
利が生じる。この解決法は二つの理由から制限がある。
第1に、常に製造工程の変更が生じる。第2に、波長多
重化のため喚起された非線形性は、1本のファイバの分
散ゼロの近傍で波長分割多重化信号を著しく劣化させ
る。従って、分散ゼロを含まない所定の分散の領域で動
作させる方が好ましい。
的な狭いライン幅のスペクトル近傍で光源を使用するこ
とである。より高いビットレートでカー効果が顕著にな
るので、この観点からの改良は限界に達している。この
場合、屈折率は強度と共に変化し、自己位相変調又は相
互位相変調が生じる。結果として得られた周波数再分布
は、分散形劣化が再び増加することを意味する。
を一致させるため分散補償器が使用される。かかる分散
補償器は、1本のファイバ、マッハ ゼーンダー(Mach
Zehnder)干渉計、光共振器、又は、ブラッグ反射器の形
をとる。上記補償器の中には、可変、制御可能な補償の
量を与えるものがある。第4の方式は、送信端で変調を
変える。一例は、欧州特許出願第EP-A-0643 497 号に記
載されている。分散は、ビット検出を容易に行い得るF
M(周波数変調)からAM(振幅変調)への変換効果を
生成し、分散を制御又は補償することなく、伝送距離を
延長させる。分散は、異なる波長の隣接信号成分のシフ
トを生じさせ、ビット遷移にエネルギー空隙又はエネル
ギー重複が発生する。重複の構造的な干渉は光信号に正
のピークを発生し、一方、空隙は負のピークを生成す
る。上記の正及び負のピークは、元のビットストリーム
を再生するため検出されるAM信号を表わす。
ギー空隙及び重複を安定化させ、光信号の検出を更に改
良するため、少なくとも1台のインライン形増幅器の出
力パワーを調整する付加段階を提案する。この方法は、
困難な精度のエンジニアリングを必要とするので、商業
上の利用に実際的ではない。所定のリンクを構成し得る
別のタイプの分散シフト形ファイバ、分散補償ファイ
バ、及び、分散補償フィルタと共に、リンクの分散の決
定は、km単位の長さを標準的な単一モードファイバの1
7ps/nm/km分散特性により乗算する簡単な動作ではなく
なる。更に、リンク内に光スイッチ又は制御可能な光分
散補償器がある場合に、分散は時間の関数として変化す
る。
験室試験器具を利用することが可能である。しかし、そ
れらの器具は、大型、高価であり、かつ、信号が同一波
長に存在するときには使用できない。これらの中には、
ファイバの両端が同じ位置にあることを必要とするの
で、実装前にシステムの構成部品を試験する場合にしか
使用できない器具がある。上記器具は実際の伝送システ
ムの素子に組み込むために全く適当ではないことが確実
である。
御する一つの試みは、図1に示されるように欧州特許出
願第EP-A-0700 178 号により公知である。同図に示され
たシステムは、光送信器41と、光受信器43と、光フ
ァイバ44と、調整可能光源45と、光増幅器46及び
47と、光検出器48と、駆動回路49と、調整可能フ
ィルタ50と、リビータ52と、掃引コントローラ52
と、伝送特性測定部53とからなる。
波長を掃引するため掃引コントローラ52により制御さ
れる。例えば、調整可能光源44が調整可能半導体レー
ザーにより構成されるとき、掃引は電流Ip及びIdを
変えることにより実現され、他の構成の半導体レーザー
の場合には、放出波長の掃引は温度を連続的に変えるこ
とにより実現される。かくして掃引された放出波長を伴
う光信号は、光ファイバ43に沿ってリピータ51を介
して送信され、光受信器42の光検出器により検出さ
れ、受信された結果は、光送信器41と光受信器42と
の間の伝送特性を測定する伝送特性測定部53に供給さ
れる。伝送特性測定の結果に基づいて、調整可能光源4
4の放出波長と、調整可能フィルタ45及び50の波長
伝送特性とが、最良の伝送特性を得るように設定され
る。
可変分散補償器(図示しない)を制御してもよい。伝送
特性測定部53は、ビット誤り率(BER)を測定する
ことにより伝送特性を測定するように構成してもよい。
或いは、アイパターンを用いて伝送特性を測定するよう
構成しても構わない。
広く開くので、調整可能な光源44の放出波長は、アイ
パターンがもっとも広く開くように調整される。この場
合の調整手段として、手動による制御がアイパターンを
観察しながら行われ、或いは、コンピュータ処理を用い
た自動制御を利用してもよい。ビット誤り率を測定する
別の方法は、Q値(電気的SN比)を測定することであ
る。Q値は、放出と無放出との間の信号レベル差(=信
号振幅)を分子として使用し、放出中と無放出中とのノ
イズの標準偏差の和を分母として用いることにより表わ
される。ノイズ分布としてガウス分布を仮定した場合
に、Q値により与えられるビット誤り率は、実際に測定
されたビット誤り率の最小値と一致する。伝送された波
形を測定し、等価なビット誤り率曲線の特定を使用する
ような他の方法を利用しても構わない。
因がビット誤り率、アイパターン及びQ値に影響を与え
るので、上記の伝送特性の測定は分散の直接測定を与え
るわけではない。これらの要因の影響を除去する直接の
方法は存在しない。従って、正確な分散の値は、実験室
外で上記方法により得ることが不可能である。
ビット誤り率の劣化(10-11 の数値が引用されてい
る)を生じさせることである。これは、殆どの作業シス
テムにおいて許容できない。IBMによる米国特許第4
677 618 号には、語の異なるビットに対し異なる波長の
光源を使用してデータ語を並列に伝送する特殊化された
場合に、異なる波長源の間の相対的な遅延の問題が指摘
されている。相対的な遅延は、相対的な波長の間の分散
の積分である。相対的な遅延は受信端で測定され、次
に、適当な補償遅延を追加することにより、各語のビッ
トの元のタイミングアライメントを復元するため使用さ
れる。分散、即ち、波長に関する光路の時間遅延の微分
係数の測定は行われない。
的とする。
される光路に沿ってデータを伝送する光伝送システム
は、制御可能な素子と、少なくとも上記光路の一部の光
分散を判定する手段と、上記判定された光分散値に依存
して上記伝送システムの上記素子を制御する手段とから
なる。
器又は他のシステム素子のより良い制御、或いは、改良
された監視及び故障分離が可能になる。結果として生じ
るアイ及びビット誤り率の劣化ではなく、分散を測定す
ることにより、光路の性能余裕を現実的なゼロ誤差条件
下で評価することが可能になる。光路は、屡々異なる供
給元によって伝送機器に設けられるので、他の利点が得
られる。即ち、分散の測定は、光路に分散により生じた
劣化を他の光学的問題又は他の伝送機器の部品により生
じた劣化と区別するため非常に重要である。
ステムの制御可能な素子のための制御システムは、少な
くとも伝送システムの光路の一部の光分散を判定する手
段と、光伝送システムの上記制御可能な素子を制御する
手段とからなり、その制御は判定された光分散値に基づ
いて操作可能である。本発明の他の面により提供される
少なくとも光伝送システムの光路の一部の光分散を測定
する分散測定システムは、少なくとも上記光路に沿って
伝搬される信号を受信又は処理する伝送システムの素子
の一部により構成される。
ムの素子の一部と一体化させることにより、必要とされ
るハードウェアの全体量が削減される。更に、現実的な
動作条件下での測定、即ち、可変分散素子が存在すると
き特に重要であるデータトラヒックが存在する動作波長
での測定が可能になる。好ましい特徴は、分散値が伝送
システム内の分散補償手段又は送信器を制御するため使
用される点を含む。これにより素子を制御するため使用
された値が多数のシステムパラメータに依存する場合よ
りも、上記のシステム素子を良好に制御し、線形制御を
使用する制御アルゴリズムを容易に設計し得るようにな
る。
較する監視手段を提供する。これにより、伝送システム
を作動又は動作させるときに、熟練していない作業者が
可変補償器の調整、修理又は交換を容易に行えるよう
に、分散の問題が知らされ、容易に分離される。これ
は、従来不可能であった。閾値が超えられたとき、ビッ
ト誤りを回避又は削減するため、データトラヒックを変
更するように測定が行われる。
測定された値を遠隔監視場所に送ることにより行われ
る。これによりコストが低減される。他の好ましい特徴
は、信号中のタイミングジッタの測定を含む。この方法
は、正確な測定が行われるので有利であり、かつ、伝送
された波長の変化から得られるため、分散に線形に関係
している。
れた信号から再生されたクロックより得られる。これ
は、既に受信器に設けられている機器を利用するので、
コストを節約する点が有利である。好ましくは、ジッタ
は、再生されたクロックと、再生されたクロックに固定
された位相ロックドループの出力との間の位相差から得
られる。これは、既に受信器及び再生器に設けられてい
る回路を利用するのでコストを節約し、高速回路の場合
に特に重要である。
るフィルタ処理が既に設けられているので、再生器にク
ロックを提供するため既に使用されている位相ロックド
ループの方がクロック再生回路内のループよりも好まし
い。これは、再生器のループがかかる周波数を上回るジ
ッタに応答しないことを意味する。従って、上記ジッタ
は位相差として現れるので、クロック信号から分離する
ことが可能である。
されるべき光路の一部を伝搬する前に、所定のパターン
の形式の波長の変化を信号に加える手段からなる。これ
により、タイミングジッタが受信された信号から更に簡
単に取り出せるようになり、測定がより正確に行われ
る。好ましくは、波長変化は、伝送システムの他のパラ
メータを監視又は変更するため使用される。監視及び変
更を両用することによりコストが節約され、分散測定機
能を既存のシステムに改装することが可能になり、付加
された波長変化により生じる可能性のある唸り(ビー
ト)のような干渉が最小限に抑えられる。
ュアン散乱を抑止する低周波ディザー信号である。この
ような変化は、伝送システム、特に、高速システムで既
に使用され、分散を測定するため再利用できる点が便宜
である。好ましくは、測定されたタイミングジッタと、
所定のパターンとの間で相関が行われる。これは、より
正確な測定を可能にする。
り、分散の符号を決定することが可能である。これによ
り、分散を除去するため可変補償器を調整する方法を決
定する際に特に有用なより多くの分散に関する情報が得
られる。好ましくは、ディザーパターンは疑似ランダム
である。これにより、パターンに起因してデータトラヒ
ック、又は、システム内の他の素子に生じるあらゆる干
渉が最小限に抑えられる上記の好ましい特徴は、本発明
のあらゆる面に適当な方法で組み合わせ得ることが明ら
かである。
の信号を受信又は処理する素子は、送信後に信号中のジ
ッタを検出する手段と、検出されたジッタを、送信され
た信号中のパターンと相関させる手段とからなる。本発
明のこの面によれば、抽出され、相関されたジッタは、
受信器誘導形ジッタのように、光分散以外の監視面のよ
うな他の目的のため使用することが可能である。
送システムの一部に存在する間に光伝送システムの一部
の光分散を測定する光分散測定システムを提供する。こ
れにより、測定が現実的な動作条件下で行われる。本発
明の他の面が提供する光伝送システム内の少なくとも光
路の一部で光分散を測定する光分散測定システムは、送
信後に信号中のジッタを検出する手段と、検出されたジ
ッタを送信された信号中のパターンと相関させる。
ステム内の光路に沿ってデータを伝送する方法は、少な
くとも上記光路の一部で光分散を判定する段階と、上記
判定された値が閾値を超えるかどうかを監視するため、
或いは、データフローを制御、又は、分散補償装置又は
方法を制御するため、上記判定された値を使用する段階
とからなる。
明の実施例を用いて本発明を説明する。図2に示された
光伝送システムは、送信器1、光増幅器2、受信器3、
再生器4、並びに、送信器、再生器及び受信器に組み込
まれた分散測定システムの素子5により構成される。
った伝送用の光形式に変換される。受信器に達する前
に、少なくとも1段の光増幅器段が必要である。再生器
は、更なる光学的伝送のため、又は、電気的形式で用い
るため受信器から受信された電気信号を処理する。以
下、再生器は、端子又はアッド/ドロップマルチプレク
サ(mux)のような電気的デマルチプレクス機能を備
えた変形に及ぶ。
伝送システム内の他の素子と別個の形態、或いは、組み
込まれた形のどちらでも良い。図3、4、5及び6に
は、送信器の種々の配置が示されている。受信器の詳細
は図7及び8に示される。再生器の詳細部及び分散測定
システムの部品は、図9及び10に示される。
される。第1に、測定システムは通常のデータトラヒッ
ク内のパターンを利用する。第2に、測定システムはデ
ータトラヒックに加えられた所定のパターンを使用する
(図3及び4を参照のこと)。第3に、測定システムは
光搬送波に加えられたパターンを使用する(図5及び6
を参照のこと)。
の送信器1の一つの実現可能な配置が示される。所定の
パターンが発生され、他のデータトラヒックと共に伝送
するためデータマルチプレクサに供給される。図4には
他の例が示される。同図において、パターン発生器出力
は、多重化の前に少なくとも一つのデータチャネルを変
更するため使用される。変調器は光学的でもよく、パタ
ーンをデータトラヒックに加えるディジタル電子段と、
後続の光変調段とからなる2段で組み込むことが可能で
ある。これにより、処理を低いデータレートで行うこと
が可能になるので、構成部品は低価格になると考えられ
る。
テムの場合に、異なるチャネルに対し異なるパターンを
与える方が有利である。これにより、分散値は、チャネ
ルにより使用される異なる波長で確かめられる。各チャ
ネルに対し異なるパターンが使用されるならば、上記分
散値は、パターン発生器を制御又はシーケンス制御する
必要なく得られる。パターンが直交しているとき、測定
は容易に行われるので、パターンは次の相関段でより簡
単に識別され得る。
るならば、各チャネルに対し発生された異なるパターン
は、互いに同相でなくてもよい。これにより、送信器に
別個のユニットを構成することが簡単になる。図5にお
いて、更なる他の送信器1が光搬送波を変調するため使
用され、光搬送波は次にデータトラヒックにより外部的
に変調される。通常はレーザーである光源のデータトラ
ヒックによる直接変調は実現可能であるが、一般的に高
速性が要求される場合には使用されない。データトラヒ
ック外部変調段の前又は後に、パターン用の外部変調段
を使用してもよい。パターン用の直接変調を使用する利
点には、特に低周波と関連した場合に必要とされる部品
のコストの削減と、実現され得る波長変化の量とが含ま
れる。
を追加する図5の光送信器のブロック構成図である。光
送信器波、半導体レーザーの形の光源1510と、ライ
ン符号器1522及び外部光変調器1524の形をなす
信号変調配置1510と、ディザー変調配置1530と
からなる。ディザー変調配置1530は、光タップ15
32と、ピンダイオードの形式の光電子変換装置153
4と、計算配置1540と、ディザー振幅制御配置15
50とからなる。計算配置1540は、相互インピーダ
ンス増幅器1542と、第1のアナログ・ディジタル変
換器1543と、交流増幅器1544と、サンプル・ホ
ールド回路1545と、第2のアナログ・ディジタル変
換器1546と、マイクロプロセッサ1548とからな
る。ディザー振幅制御配置1550は、ディジタル・ア
ナログ変換器1552と、チョッパー1554と、バン
ドパスフィルタ1556と、電圧制御形電流源1558
とからなる。
マイクロプロセッサ1548によりディジタル・アナロ
グ変換器1552に供給されたディジタルコードと対応
した信号レベルを有するアナログ信号をチョッパー15
54の信号入力に供給する。マイクロコントローラ15
48は、アナログ信号を64kbpsで変調するため、
64ビットのミラー符号化疑似ランダムシーケンスをチ
ョッパー1554の制御入力に供給する。変調された信
号は、バンドパスフィルタ1556でフィルタ処理さ
れ、半導体レーザー1510のバイアス電流を変調する
ため電圧制御形電流源1588の制御入力に供給され
る。最終的に、半導体レーザー1510は、64kbp
sの低い変調指数のディザー信号により変調された光信
号を放出する。これは、ディザーに20乃至40kHz
の支配的な周波数成分を与える。
指数のデータ変調を、光信号のディザー変調に重ね合わ
せるため、ライン符号器1522により供給された高速
(約2.5Gbps)の電気データ信号に応答する外部
光変調器1524に供給される。2回変調された光信号
は、光送信器1500の出力ファイバ1526に結合さ
れる。
6上の変調された光信号の略3%をピンダイオード15
34に結合する。ピンダイオード1534は、タップさ
れた光信号を光電流に変換し、光電流を電圧に変換す
る。第1のアナログ・ディジタル変換器1543は、ア
ナログ電圧を、タップされた光信号の総光パワーを評価
するディジタルコードに変換し、このディジタルコード
はマイクロプロセッサ1548に供給される。交流増幅
器1544は、相互インピーダンス増幅器1542に交
流結合され、電圧の交流成分を更に増幅する。サンプル
・ホールド回路1545は、増幅された交流電圧を標本
化する。第2のアナログ・ディジタル変換器1546
は、アナログ標本を、マイクロコントローラ1548に
供給されるディジタルコードに変換する。マイクロコン
トローラ1548は、タップされた光信号中のディザー
変調の振幅を計算するため、ディジタル的に符号化され
た交流信号を、チョッパー1554に供給された疑似ラ
ンダムシーケンスと相関させ、ディザー変調の深さを計
算するため、ディザー変調振幅をタップされた光信号の
評価された総パワーと比較し、ディザー変調の深さを既
知の正確に制御された値に固定するため、ディジタル・
アナログ変換器に供給されたディジタルコードを調整す
る。具体的な各レーザーの振幅変調から周波数変調への
変換特性は、マイクロコントローラと関係したメモリ内
で校正され、その結果として得られる周波数変調の精度
を改良する。上記特性は全てのレーザーに対し簡単に測
定可能である。
変化特性を制御する方法は、例えば、ローランド(Rolla
nd) とカートレッジ(Cartledge) による米国特許出願第
08-450841 号に記載される。ディザーを発生する全ての
パターン及び回路は、刺激されたブリュアン散乱の抑止
のようなシステムの他のパラメータを監視又は変更する
ため存在する。その一例は、ロバーツ(Roberts) とハベ
ル(Habel) による米国特許出願第A-55133029号に記載さ
れている。かくして、本発明は、上記の送信器に殆ど又
は全く変更を加えることなく使用することが可能であ
る。更に、同じ回路は、例えば、ノイズ監視のため使用
され得る。
するためミラー符号化されてもよい。パターンは、ビー
トのような干渉を回避するため、送信された信号中の他
の有効な情報との相関を最小限に抑えるべく、疑似ラン
ダムでも構わない。パターンは、以下に説明するよう
に、分散の符号を決めるため、非対称性である。以下、
システムの受信器側がパターンを抽出し、分散値を得る
方法を説明する。
本の光路の端の信号は、以下の式 Δt=D・Δλ+k・Δλ+ノイズ を用いて、データパターン誘導形の波長変化により発生
した結果としてのジッタを判定するため処理される。式
中、Dは所定の光スパン及び所定の波長に対する1ナノ
メートル当たりのピコ秒単位の分散であり、Δλはデー
タパターにより生じた波長変化の二乗平均であり、Δt
は光源の波長変化に対する分散の影響から生じたジッタ
の二乗平均であり、kは、主として受信器の増幅器段の
非線形位相応答に起因するソースディザーの振幅変調部
の、受信器内の振幅変調から周波数変調への変換に起因
するジッタを表わす倍率である。
の要求と、ジッタ及びアイクロージャー(eye closure)
のような望ましくない副作用の最小化との間で妥協点を
得るため、選択することが可能である。振幅が大きいほ
ど、精度は良くなるが、副作用が悪化する。毎秒2.5
GBで外部的に変調されたシステムにおいて、0.6%
の二乗平均振幅変化は700MHzの周波数変化を生成
し、精度の関係はレーザー依存形である。100kmの
長さの単一モードファイバに対し得られたジッタは10
ピコ秒のオーダーである。これは、クロック周期の40
分の1を表わし、直接的な測定は容易ではないが、相関
技術を用いることにより得ることが可能である。
信器3の構成ブロック図が示される。受信器は、リンク
の端点、又は、リピータの一部としての機能を果たす。
受信器3は、光電変換器70と、増幅及びフィルタリン
グ段71と、クロック再生段72と、閾値段73と、再
同期段74とからなる。クロック再生段72は、図8に
詳細に示される。上記の3段の中の各段を実施する方法
は周知であるので、具体的な回路の説明をする必要はな
い。
びクロック信号を含む。クロック信号はクロックレート
を低下させるため分周される。これに応じて、データ信
号は、デマルチプレクスされ、又は、直列から並列フォ
ーマットに変換される。クロックレートを遅くするため
の上記のような手段によって、データ信号をより簡単、
かつ、低価格で処理できるようになる。
いが、受信器に組み込んでもよい。受信器への入力の光
タップは、信号の僅かな部分、例えば、5%を測定回路
(図示しない)に供給する。かかる測定回路は、図7に
示された受信器段の何れかから得られた信号を使用す
る。図8は、位相ロックドループを使用する典型的なク
ロック再生回路を表わす図である。或いは、SAW(表
面超音波)フィルタ(図示しない)を使用することが可
能である。原理的に、分散の測定はクロック再生回路の
種々の段からの信号を使用し得る。
幅は、典型的に、データトラヒックのビットレートより
も200乃至500倍小さい。毎秒2.5GBのシステ
ムの具体的な例の場合に、クロック再生位相ロックドル
ープの帯域幅は1MHzである。クロック再生位相ロッ
クドループは、ビット誤り率を劣化させないように、実
質的に全ての到来ジッタに追従し得るよう設計される。
即ち、クロック再生位相ロックドループは、所定のパタ
ーンにより生成されたジッタを著しく減衰させることな
く通過させる。これは、以下に説明する再生器の位相ロ
ックドループとは対照的である。
ックから得られる再生器の例が示される。タイミングジ
ッタは、再生器内の位相ロックドループを用いて分離さ
れる。相関手段は、上記ジッタを分散値に変換する。図
9及び10に示された2通りの再生器回路は、図9に示
された分散変換手段がオリジナルパターン発生器を使用
し、一方、図10の分散変換手段は再生変換手段は再生
されたデータからパターンを取得する点だけが相違す
る。
るクロックへの分離クロックが発生され、位相ロックド
ループを用いて受信器からの到来クロックにロックされ
る。この位相ロックドループは、位相差検出器91と、
狭帯域フィルタ92と、電圧制御形発振器(VCO)9
3と、クロック分周器94とからなる。再生器に供給さ
れた再生されたクロック上のある種のタイミングジッ
タ、特に、パターンから得られたジッタの大半は、典型
的に10kHzのローパス帯域幅を有する位相ロックド
ループを通過しない。ローパス帯域幅は、ジッタを伝搬
させることなく、良好な捕捉の挙動が行えるように十分
に高く設計される。従って、このタイミング実体の部分
は、電圧制御形発振器により出力されたクロックと、受
信器から入力された再生されたクロックとの間の位相差
として現れる。この差は位相差検出器91により検出さ
れる。
タは、送信された信号の他の部分により生じたタイミン
グジッタの一部及びノイズを除去するべくオリジナルパ
ターンと相関させられるべきである。これにより、上記
パターンにより生じたジッタと、光路と測定手段との間
の回路(主として増幅段)の位相応答により生じたタイ
ミングジッタと、ある種のノイズとが残される。
秒10乃至40GBまでビットレートが高くなると共
に、許容可能な分散の範囲は狭くなるので、分散の測定
はより正確に行う必要がある。光路の特定の部分で分散
閾値を上回るときを判定するだけではなく、性能余裕、
又は、許容可能な分散範囲の端が光路の特定の部分にど
の程度接近しているかを判定することが望まれるなら
ば、分散測定の精度を更に高めることが必要とされる。
更に、特に、分散補償器の制御は、特に、分散補償器が
複素数応答、又は、狭い線形応答の領域を有する場合
に、より高い精度を要求する。
関の形態を所定の波長変化のパターンと共に使用するこ
とにより、良い結果が得られる。タイミング測定量は非
常に小さいので、ノイズは重大な要因であり、フィルタ
除去する必要がある。更に、受信器、並びに、光路と測
定手段との間の至る所において、歪み及びノイズが生じ
る。最終的に、波長変化と、結果として生じるジッタと
は、データトラヒックとの干渉を回避し得るように十分
に小さくする必要がある。
速、高精度の処理を設けるコストは、図9又は図10に
示される如く、相関手段を再生器に組み込むことにより
削減される。特に、再生器が既にディジタル信号処理回
路を含む場合に、コストが削減される。タイミングジッ
タの所望の部分を分離するための相関の一例を表わす詳
細な構成図が図11に示される。図11は、クロック位
相差信号の形式のタイミングジッタを分散値に変換す
る。実際上、上記段の一部又は全部は、単一チップディ
ジタル信号プロセッサ(DSP)を用いて実現される。
送信されてもよく、分散値を得るための変換処理は、ど
こに設けられた手段でも実行し得る。この可能性は本発
明により実現される。かかる配置の欠点は、分散値に変
換される前にクロック位相差を送信する際に要求される
付加的なハードウェアである。この付加的なハードウェ
アが要求される理由は、クロック位相差信号が、典型的
に、従来利用可能なモデムの帯域幅を超えた毎秒200
キロバイトの伝送チャンネルを必要とするからである。
を複数の測定場所の変換を処理する単一の中央制御プロ
セッサで置き換えることができるならば、送信器、分散
補償器、又は、中央制御又は監視場所のような場所で変
換を実行する方が有利である。これにより、例えば、ハ
ードウェアの総量を削減することが可能になる。図11
に示される如く、第1段は、送信器に誘発された波長変
化のタイプに従って、処理される信号を関心のある周波
数だけに制限するバンドパスフィルタである。ディジタ
ルデータへの変換後、周波数域の処理を可能にするた
め、高速フーリエ変換(FFT)が実行される。原則と
して、相関は時間域で行われるが、周波数域を使用して
もよい。
グジッタが相関させられたパターンを表わす記憶された
周波数テンプレートで乗算するため、乗算段が設けられ
る。このテンプレートの取得法は後述する。乗算の結果
は、時間域に戻すため、高速フーリエ逆変換(逆FF
T)処理を受ける。複素数標本の系列が補間の準備のた
め出力される。補間は精度を改善するが、標本数と要求
される精度とに応じて行う必要がない場合もある。
標本の間の補間を行う。補間段は種々の方法で実現する
ことが可能である。特に、レーダー用として多数のアル
ゴリズムが開発されている。これらの周知の方法の中
で、最良の結果を与える方法がどれであるかは、具体的
なシステム特性、特に、ノイズの量、パターンに対する
標本数、所望の精度、利用可能なコンピューティング能
力、及び、所望の結果取得の速さとに依存する。同時
に、分散の符号の判定は、以下のように補間に影響を与
える。
出が使用される場合、上記の如く、非対称パターンを使
用する必要がある。ピーク検出は、最大絶対値の検出
と、分散の符号を与える対応する符号付き値の通知とを
必要とする。次に、受信器内の回路及び他の介在段によ
り生じた位相変化の影響を除去するための補償段、原則
として、振幅変調から位相変調への変換として知られる
ように振幅が変化すると共に、著しい位相応答曲線を有
するあらゆる増幅器段が設けられる。これらの影響は、
実装時、又は、実装前の校正により判定することが可能
であり、変換が行われるときに使用するための補正倍率
が記憶される。
より除去されなかったノイズを除去するため、受信器回
路補償の前又は後に利用される。上記の相関処理のため
の周波数テンプレートの生成は、図11に示されるよう
に、所定のオリジナルパターン、又は、図10に示され
るように伝送されたデータから取得されたデータパター
ンに基づいて行われる。前者の技術の利点は、前処理が
可能であり、かつ、伝送帯域幅を使い果たさないことで
ある。更に、前者の技術は付加的なハードウェアを必要
とする場合があるデータのデマルチプレクス処理を必要
としない。
エ変換により周波数域に変換され、乗算の準備のための
複素共役が得られる。記憶用の圧縮が必要である。次
に、クロック位相差の連続的な周波数域表現と乗算する
ためのテンプレートが準備される。加えられたパターン
と相関するタイミングジッタの振幅は、受信器電子回路
及びノイズの影響を受ける分散に正比例する。原則とし
て、測定され、変換されたタイミングジッタは、再生さ
れたクロックではなく、むしろデータから得られる。加
えられたオリジナルのデータパターンは、測定されたタ
イミングジッタと相関させられる。加えられたデータパ
ターンではなく、通常のデータトラヒックにより生じた
タイミングジッタを測定及び使用する場合が想定され
る。
に示されるような通常のデータトラヒックから取得する
必要がある。かかる実施例の場合、タイミングジッタ
は、図10に示される如く再生されたクロックから測定
してもよく、或いは、データ(図示しない)から測定し
てもよい。これにより、送信器側に付加的なハードウェ
アを必要とすることなく、特に、改装を容易に行うこと
により、測定を行うことが可能になる。更に、特別のパ
ターンが送信されない限り、干渉、又は、帯域削減の危
険性はない。しかし、テンプレートの作成は、非常に大
きい処理資源を必要とし、例えば、相関が(容易に相関
を行うため)特定の帯域又は低周波の取得に依存し、偶
然、所定の時間に上記の周波数の応答が殆ど無いなら
ば、相関の精度が低下する。処理能力は、時間と共に低
価格になるので、これらの欠点は時間と共に減少する。
変形例は、当業者には明らかである。本発明は上記例の
説明に限定されない。
来技術の伝送システムを表わす図である。
2に示されたようなシステムを表わす図である。
追加する手段を含む図2に示されたようなシステムを表
わす図である。
れたようなシステムを表わす図である。
る。
る。
ある。
構成図である。
タの低周波成分を得るフィルタリング手段を含む再生器
を表わす図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 制御可能な素子と、 少なくとも光路の一部の光分散を判定する判定手段と、 上記判定された光分散の値に依存して上記制御可能な素
子を制御する手段とからなる、 光路に沿ってデータを通信する光学装置。 - 【請求項2】 上記判定手段は、上記素子又は伝送装置
の他の素子に少なくとも部分的に組み込まれている請求
項1記載の光学装置。 - 【請求項3】 上記制御可能な素子は分散補償手段から
なる請求項1記載の光学装置。 - 【請求項4】 上記制御可能な素子は送信器からなる請
求項1記載の光学装置。 - 【請求項5】 上記制御可能な素子は上記分散の値を所
定の値と比較する監視手段からなる請求項1記載の光学
装置。 - 【請求項6】 上記監視手段は、測定された値が上記所
定の値を超えたとき、上記光路上のデータトラヒックを
変更するため配置されている請求項5記載の光学装置。 - 【請求項7】 光伝送システムの光路の少なくとも一部
分の光分散の値を判定する分散判定手段と、 上記判定された光分散の値に依存して動作可能であり、
光伝送システムの上記制御可能な素子を制御する制御手
段とからなる、 光伝送システムの一部である制御可能な素子と共に使用
するための制御装置。 - 【請求項8】 分散判定手段は、上記光路に沿って通過
する信号を受信又は処理する素子の少なくとも一部分か
らなる請求項7記載の制御装置。 - 【請求項9】 上記分散判定手段は、 光路の一部分に沿った伝搬が測定された後に、信号のタ
イミングジッタを判定する手段と、 上記タイミングジッタから分散の値を得る手段とからな
る請求項7記載の制御装置。 - 【請求項10】 上記分散の値を得る手段は、上記タイ
ミングジッタを送信された信号の少なくとも一部分と相
関させる相関手段からなる請求項9記載の制御装置。 - 【請求項11】 上記分散の値を得る手段は、上記タイ
ミングジッタを送信された信号の少なくとも一部分と相
関させる相関手段からなり、 上記分散判定手段は送信された信号にパターンを加える
印加手段からなり、上記相関手段は上記タイミングジッ
タを上記パターンと相関させる請求項9記載の制御装
置。 - 【請求項12】 上記印加手段は、刺激されたブリュア
ン散乱を抑止するため低周波ディザー信号を光送信器に
供給する手段からなる請求項11記載の制御装置。 - 【請求項13】 上記印加手段は非対称パターンを加え
るため設けられ、 上記相関手段は上記相関の値の符号を判定するため設け
られている請求項11記載の制御装置。 - 【請求項14】 光路に沿って伝搬される信号を受信又
は処理する光伝送システムの素子の一部分により構成さ
れ、光伝送システムの光路の少なくとも一部分の光分散
を測定する分散測定システム。 - 【請求項15】 上記光路の一部分に沿った伝搬が測定
された後に信号のタイミングジッタを測定する手段を更
に有する請求項14記載の測定システム。 - 【請求項16】 上記素子は受信器からなり、 上記受信器は信号からクロックを再生する手段からな
り、 上記タイミングジッタは上記再生されたクロックから得
られる請求項15記載の測定システム。 - 【請求項17】 上記素子は、受信器及び再生器により
構成され、 上記再生器は、上記受信器により出力された上記再生さ
れたクロックに固定された位相ロックドループからな
り、 上記タイミングジッタは、上記再現されたクロックと上
記位相ロックドループの出力との間の位相差を取得する
ことにより得られる請求項15記載の測定システム。 - 【請求項18】 上記タイミングジッタから分散の値を
得る手段を更に有する請求項17記載の測定システム。 - 【請求項19】 信号が測定されるべき光路の一部分に
沿って伝搬する前に、波長の変化を所定のパターンの形
式の信号に加える印加手段を更に有する請求項14記載
の測定システム。 - 【請求項20】 上記印加手段は、伝送システムの他の
パラメータを監視又は変更するため設けられている請求
項19記載の測定システム。 - 【請求項21】 波長変化は、刺激されたブリュアン散
乱を抑止する低周波ディザー信号である請求項20記載
の測定システム。 - 【請求項22】 測定されたタイミングジッタと所定の
パターンとを相関させる手段を更に有する請求項19記
載の測定システム。 - 【請求項23】 上記パターンは非対称であり、 分散の符号を判定する手段を更に有する請求項22記載
の測定システム。 - 【請求項24】 上記パターンは疑似ランダムである請
求項19記載の測定システム。 - 【請求項25】 複数の波長多重化チャンネルを更に有
し、 上記印加手段は、波長の変化の異なる所定のパターンを
異なるチャンネルに加えるため設けられ、 波長分割多重化伝送システムと共に使用される請求項1
9記載の測定システム。 - 【請求項26】 送信後に信号のジッタを検出する手段
と、 上記検出されたジッタを上記送信された信号のパターン
と相関させる手段とからなる光伝送システムの信号を受
信又は処理する装置。 - 【請求項27】 データトラヒックが光伝送システムの
一部に存在する間に光伝送システムの一部の光分散を測
定する光分散測定システム。 - 【請求項28】 送信後に信号のジッタを検出する手
段と、 上記検出されたジッタを送信された信号中のパターンと
相関させる手段とからなる、 光伝送システムの光路の少なくとも一部分の光分散を測
定する光分散測定システム。 - 【請求項29】 光路の少なくとも一部分で光分散を判
定する段階と、 判定された値が閾値を超えたかどうかを監視し、データ
フローを制御し、又は、分散補償装置又は方法を制御す
るため上記判定された値を使用する段階とからなる、光
伝送システムの光路に沿ってデータを伝送する方法。
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