JPH1084287A - モジュール切り替え型画像圧縮・再生装置 - Google Patents

モジュール切り替え型画像圧縮・再生装置

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JPH1084287A
JPH1084287A JP8257497A JP25749796A JPH1084287A JP H1084287 A JPH1084287 A JP H1084287A JP 8257497 A JP8257497 A JP 8257497A JP 25749796 A JP25749796 A JP 25749796A JP H1084287 A JPH1084287 A JP H1084287A
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裕明 上田
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小さいプログラム容量で複数のCPU・DSP
に対応して現在のCPU・DSPに最適なプログラムを
実行できる画像圧縮・再生装置の提供。 【解決手段】画像を読み込んで画像圧縮手段4でフレー
ム内符号であるIピクチャと、前方向のみのフレーム間
符号であるPピクチャと、前後の双方向のフレーム間符
号であるBピクチャの3種類の圧縮を行なうが、その
際、装置制御手段1は現在のCPU2とプログラムデー
タ15を調べ画像圧縮手段4のプログラムが現在のCP
Uに最適なプログラムであるかどうか判断して、最適で
ない場合にプログラムデータ15から基本モジュールと
現在のCPUの差分の圧縮符号を取り出し符号テーブル
17と復号化手段16にて復号して最適モジュールを組
合わせ、最適なプログラムを作成する。画像再生装置も
画像圧縮装置と同様な処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関
し、特に、CPU(中央演算処理装置)やDSP等(デ
ィジタルシグナルプロセッサ;ディジタル信号処理装
置)により画像符号を圧縮符号化する装置及び圧縮され
た画像符号を再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像をディジタル化してCD−ROMや
ハードディスクなどの記録媒体に記録する場合、そのデ
ータ量は巨大なものとなるため通常は圧縮符号化して記
録される。各種の圧縮符号化方式の中で画像の空間周波
数が低周波に集中する性質を利用して圧縮を行うDCT
(Dsicrete Cosine Transform;離散コサイン変
換)に基づく符号化方式が比較的多く使用されている。
すなわち、DCTは、例えばJPEG(Joint Photogra
phic Expert Group)やMPEG(Moving PicturesExpe
rt Group)などの国際標準である符号化方式で採用され
ている。
【0003】図24に、MPEGに準拠した符号フォー
マットの階層図を示す。図24を参照して、MPEGの
符号はいくつかの階層構造とされ、一番上の階層がビデ
オ・シーケンスであり、複数のGOP(Group Of Pictu
re)から構成される。GOPは複数のピクチャから構成
され、1つのピクチャが1枚の画像を示している。ピク
チャにはフレーム内符号であるIピクチャと、前方向の
みのフレーム間符号であるPピクチャと、前後の双方向
のフレーム間符号であるBピクチャの3種類がある。ピ
クチャは任意の領域に分割された複数のスライスから構
成される。スライスは左から右へ、または上から下への
順序で並んだ複数のマクロブロックから構成される。マ
クロブロックは16×16ドットのブロックを更に8×
8ドットのブロックに分割した輝度成分(Y1、Y2、
Y3、Y4)と輝度成分に一致する領域の8×8ドット
のブロックの色差成分(Cb、Cr)の6個のブロック
から構成される。8×8ドットのブロックが符号化の最
小単位となる。
【0004】従来のDCTをベースとした符号化方式に
よる画像符号の圧縮について、MPEGを例として図面
を参照して説明する。
【0005】図25は、MPEGに準拠した画像符号の
圧縮を行う画像圧縮装置の構成を示すブロック図であ
る。図25を参照して、画像圧縮装置は、画像を読み込
んでYUV変換手段205でYUVデータに変換して、
動き検出手段206で前/後フレームと現フレームの画
像の動きを8×8ブロックの領域毎に検索する。次に、
MPEGではフレーム内符号であるIピクチャと、前方
向のみのフレーム間符号であるPピクチャと、前後の双
方向のフレーム間符号であるBピクチャの3種類に分か
れているので、3種類の圧縮が行われる。
【0006】Iピクチャの場合には、DCT手段208
により、現フレームの8×8ブロックの領域の画素の値
を離散コサイン変換して、量子化手段209により量子
化して、可変長符号化手段210により可変長のハフマ
ン符号に高能率圧縮する。
【0007】次に、圧縮した画像を参照フレームとして
復号するために、量子化されたデータを逆量子化手段2
14により逆量子化して、IDCT(Inverse Discr
eteCosine Transorm;逆離散コサイン変換)手段2
13により逆離散コサイン変換して画素値を算出して、
参照フレーム部211に格納する。
【0008】また、Pピクチャの場合には、動き予測手
段207により現フレームの8×8ブロックの領域の画
素の値と動き検索手段206で検索された動きにより参
照される参照フレーム部211に格納された前フレーム
の8×8ブロックの領域の画素の値で差分を算出して、
DCT手段208により差分値を離散コサイン変換し
て、量子化手段209により量子化して、可変長符号化
手段210により可変長のハフマン符号に高能率圧縮す
る。
【0009】次に、圧縮した画像を参照フレームとして
復号するために、量子化されたデータを逆量子化手段2
14により逆量子化して、IDCT手段213により逆
離散コサイン変換して差分値を算出して、動き補償手段
212により動き予測手段7で参照された参照フレーム
部211に格納された前フレームの8×8ブロックの領
域の画素の値に差分値を加算して、参照フレーム部21
1に格納する。
【0010】また、Bピクチャの場合には、動き予測手
段207により、現フレームの8×8ブロックの領域の
画素の値と、動き検索手段206で検索された動きによ
り参照される参照フレーム部211に格納された前/後
フレームの8×8ブロックの領域の画素の値で差分を算
出して、DCT手段208により、差分値を離散コサイ
ン変換して、量子化手段209により量子化して、可変
長符号化手段210により可変長のハフマン符号に高能
率圧縮する。Bピクチャの場合には、参照フレームとし
て使用されないので、画像の伸張は行わない。
【0011】次に、従来のDCTをベースとした符号化
方式による画像符号の再生についてMPEGを例として
画面を参照して説明する。図26は、MPEGに準拠し
た画像符号の再生を行う画像再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0012】図26を参照して、画像再生装置は、符号
を読み込んでフレーム内符号であるIピクチャと、前方
向のみのフレーム間符号であるPピクチャと、前後の双
方向のフレーム間符号であるBピクチャの3種類の符号
を伸張する。
【0013】Iピクチャの場合には、可変長復号化手段
225で復号して、逆量子化手段226で逆量子化し
て、IDCT手段227で逆離散コサイン変換によりブ
ロックの画素の値を算出して、RGB変換手段228に
より画像を出力する。
【0014】また、Pピクチャの場合には、可変長復号
化手段225で復号して、逆量子化手段126で逆量子
化して、IDCT手段227で逆離散コサイン変換によ
りブロックの差分を算出して、動き補償手段220によ
り参照フレーム部229に格納された前フレームの動き
補償したブロックに差分を加算して、RGB変換手段2
28により画像を出力する。
【0015】また、Bピクチャの場合には、可変長復号
化手段225で復号して、逆量子化手段126で逆量子
化して、IDCT手段227で逆離散コサイン変換によ
りブロックの差分を算出して、動き補償手段230によ
り、参照フレーム部229に格納された前フレームの動
き補償したブロックと参照フレーム部229に格納され
た前/後フレームの動き補償したブロックに差分を加算
して、RGB変換手段228により画像を出力する。
【0016】このように、国際標準であるMPEGに基
づいて圧縮・再生を行えば、高能率に画像を圧縮・再生
することができる。しかし、動き検索/動き補償やDC
T/IDCTなどの処理には多くの演算が必要なので、
ソフトウェアによる画像の圧縮・再生にはCPU・DS
P等の特性を考慮して最も高速に動作するように最適化
されたプログラムで処理する必要がある。
【0017】このために多数の種類のCPU・DSPに
対応するにはそれぞれ別のプログラムを用意して切り替
える必要がある。
【0018】複数のプログラムを切り替えて処理する従
来技術として、例えば特開昭63−234461号公報
には、複数の符号化・復号化処理を優先順位を持った時
分割処理で適時に切り替えて処理する方式が提案されて
いる。また、例えば特開平2−108119号公報に
は、複数のデータ圧縮手段を用意して最も圧縮効率の良
い圧縮手段でデータを圧縮するようにした構成が提案さ
れている。さらに、特開平5−233267号公報に
は、ROMに圧縮されたプログラムとバックアップRA
Mに格納された修正用データから実行するプログラムを
RAMに展開するようにしたプログラムROM内蔵装置
の構成が提案されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の画像圧縮・再生装置において、多数のCPU・DSP
に対応するには、各CPU・DSP毎に最適化されたプ
ログラムを具備する必要があるので、プログラムの容量
が多くなる、という問題点を有している。
【0020】また、常に装置が動作する度に、プログラ
ムの切り替えを行うので、処理が複雑になる、という問
題点を有している。
【0021】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、小さいプログラム
容量で多数のCPU・DSPに対応可能とし、現在のC
PU・DSPにて最適なプログラムを実行することを可
能とした画像圧縮・再生装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の画像圧縮装置は、複数種のCPUまたはD
SP毎の、最適な画像圧縮プログラムの差分の圧縮デー
タから、現在のCPU、またはDSPに最適な画像圧縮
プログラムを作成する手段を、備えたことを特徴とす
る。
【0023】また、本発明の画像再生装置は、複数種の
CPUまたはDSP毎の最適な画像再生プログラムの差
分の圧縮データから現在のCPUまたはDSPに最適な
画像再生プログラムを作成する手段を、備えたことを特
徴とする。
【0024】本発明に係る画像圧縮装置は、現在のCP
U・DSPを判別して、現在のプログラムが最も最適な
プログラムかどうかを安定する手段と、画像圧縮プログ
ラムの中で最適化すべきモジュールとなる動き検索・D
CT・量子化・可変長符号化の基本となるプログラムコ
ード(基本モジュール)と、各CPU・DSP毎の差分
を圧縮符号化(エントロピー符号化)して格納する手段
と、最適なプログラムで無い場合には、各基本モジュー
ルと差分の圧縮符号を取り出して、最も最適なモジュー
ルを作成して、これを組み合わせて最適なプログラムを
作成する手段と、を備える。
【0025】本発明に係る画像再生装置は、現在のCP
U・DSPを判別して、現在のプログラムが最も最適な
プログラムかどうかを判定する手段と、画像再生プログ
ラムの中で最適化すべきモジュールとなる動き補償・I
DCT・逆量子化・可変長復号化の基本となるプログラ
ムコード(基本モジュール)と各CPU・DSP毎の差
分を圧縮符号化(エントロピー符号化)して格納する手
段と、最適なプログラムで無い場合には、各基本モジュ
ールと差分の圧縮符号を取り出して、最も最適なモジュ
ールを作成して、それを組み合わせて最適なプログラム
を作成する手段と、を備える。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の実施の形態に係る画像圧
縮装置の構成を示すブロック図である。図1を参照する
と、本発明の実施の形態においては、装置全体を制御す
る装置制御手段1と、プログラムを動作させるCPU2
と、ユーザからの入力を伝えるキーボード3と、画像圧
縮を行う画像圧縮手段4と、各モジュールの基本モジュ
ールと各CPU毎の差分のエントロピー符号化により圧
縮された符号を格納しているプログラムデータ15と、
プログラムデータ15を復号する復号化手段16と、プ
ログラムデータ15を復号する時に使用する、プログラ
ムデータの最も頻度の多いビット列にビット長の短い符
号を割り当てた符号テーブル17と、を備えて構成され
ている。
【0028】また、画像圧縮手段4は、画像をYUVデ
ータに変換するYUV変換手段と画像の動きを検索する
動き検索手段6と、画像の動きからブロックの差分を算
出する動き予測手段7と、ブロックの値を離散コサイン
変換するDCT手段48と離散コサイン変換後の値を量
子化する量子化手段9と、ハフマン符号に符号化する可
変長符号化手段10と、量子化後の値を逆量子化する逆
量子化手段9と、逆量子化後の値を逆離散コサイン変換
するIDCT手段13と、動き補償された参照フレーム
のブロックに差分値を加算する動き補償手段12と、前
後の参照フレームを格納する参照フレーム部11と、を
備えて構成されている。
【0029】図1に示した画像圧縮装置は、画像を読み
込んでYUV変換手段5にてYUVデータに変換して、
動き検索手段6で前/後フレームと現フレームの画像の
動きを8×8ブロックの領域毎に検索する。
【0030】次に、MPEGではフレーム内符号である
Iピクチャと、前方向のみのフレーム間符号であるPピ
クチャと、前後の双方向のフレーム間符号であるBピク
チャの3種類に分かれているので、3種類の圧縮が行わ
れる。
【0031】Iピクチャの場合は、DCT手段8により
現フレームの8×8ブロックの領域の画素の値を離散コ
サイン変換して、量子化手段9により量子化して、可変
長符号化手段10により、可変長のハフマン符号に高能
率圧縮する。
【0032】次に、圧縮した画像を参照フレームとして
復号するために、量子化されたデータを逆量子化手段1
4により逆量子化して、IDCT手段13により逆離散
コサイン変換して画素値を算出して、参照フレーム部1
1に格納する。
【0033】また、Pピクチャの場合は、動き予測手段
7により現フレームの8×8ブロックの領域の画素の値
と動き検索手段6で検索された動きにより参照される参
照フレーム部11に格納された前フレームの8×8ブロ
ックの領域の画素の値で差分を参照して、DCT手段8
により差分値を離散コサイン変換して、量子化手段9に
より量子化して、可変長符号化手段10により可変長の
ハフマン符号に高能率圧縮する。
【0034】次に、圧縮した画像を参照フレームとして
復号するために、量子化されたデータを逆量子化手段1
4により逆量子化して、IDCT手段13により逆離散
コサイン変換して差分値を算出して、動き補償手段12
により動き予測手段47で参照された参照フレーム部1
1に格納された前フレームの8×8ブロックの領域の画
素の値に差分値を加算して、参照フレーム部11に格納
する。
【0035】また、Bピクチャの場合には、動き予測手
段7により現フレームの8×8ブロックの領域の画素の
値と動き検索手段6で検索された動きにより参照される
参照フレーム部11に格納された前/後フレームの8×
8ブロックの領域の画素の値で差分を算出して、DCT
手段8により差分値を離散コサイン変換して、量子化手
段9により量子化して、可変長符号化手段10により可
変長のハフマン符号に高能率圧縮する。Bピクチャの場
合は、参照フレームとして使用されないので、画像の伸
張は行わない。
【0036】また、装置制御手段1は、現在のCPU2
とプログラムデータ15を調べて画像圧縮手段4のプロ
グラムが現在のCPU2に最適なプログラムであるかど
うか判断して、最適でない場合には、プログラムデータ
15から基本モジュールと、現在のCPUの差分情報の
圧縮符号を取り出して、符号テーブル17と、復号化手
段16により復号して、最適なモジュールを組み合わせ
ることにより、最適なプログラムを作成する。
【0037】また、図2は、本発明実施の形態に係る画
像再生装置の構成を示すブロック図図である。
【0038】図2を参照すると、本発明の実施の形態に
おいては、装置全体を制御する装置制御手段21と、プ
ログラムを動作させるCPU22と、ユーザからの入力
を伝えるキーボード23と、画像再生を行う画像再生手
段24と、各モジュールの基本モジュールと各CPU毎
の差分のエントロピー符号化により圧縮された符号を格
納しているプログラムデータ31と、プログラムデータ
31を復号する復号化手段32と、プログラムデータ3
1を復号する時に使用するプログラムデータの最も頻度
の高いビット列にビット長の短い符号を割り当てた符号
テーブル33と、を備えて構成されている。
【0039】また、画像再生手段24は、圧縮符号を復
号する可変長復号化手段25と、復号後の値を逆量子化
する逆量子化手段26と、逆量子化後の値を逆離散コサ
イン変換するIDCT手段27と、YUVデータをRG
Bデータに変換するRGB変換手段28と、前後の参照
フレームを格納する参照フレーム部69と、画像の動き
からブロックの差分を算出する動き補償手段30と、を
備えて構成されている。
【0040】図2に示した画像再生装置は、符号を読み
込んでフレーム内符号であるIピクチャと、前方向のみ
のフレーム間符号であるPピクチャと、前後の双方向の
フレーム間符号であるBピクチャの3種類の符号を伸張
する。
【0041】Iピクチャの場合は、可変長符号化手段2
5で復号して、逆量子化手段26で逆量子化して、ID
CT手段27で逆離散コサイン変換によりブロックの画
像の値を算出して、RGB変換手段28により画像を出
力する。
【0042】また、Pピクチャの場合は、可変長復号化
手段25で復号して、逆量子化手段26で逆量子化し
て、IDCT手段27で逆離散コサイン変換によりブロ
ックの差分を算出して、動き補償手段30により参照フ
レーム部29に格納された前フレームの動き補償したブ
ロックに差分を加算して、RGB変換手段28により画
像を出力する。
【0043】また、Bピクチャの場合は、可変長復号化
手段25で復号して、逆量子化手段26で逆量子化し
て、IDCT手段27で逆離散コサイン変換によりブロ
ックの差分を算出して、動き補償手段30により参照フ
レーム部29に格納された前フレームの動き補償したブ
ロックと参照フレーム部29に格納された前/後フレー
ムの動き補償したブロックに差分を加算して、RGB変
換手段28により画像を出力する。
【0044】また、装置制御手段21は、現在のCPU
22とプログラムデータ31とを調べて画像再生手段2
4のプログラムが、現在のCP262に最適なプログラ
ムであるか否かを判断し、最適でない場合には、プログ
ラムデータ31から基本モジュールと差分情報の圧縮符
号を取り出して、符号テーブル73と復号化手段72に
より復号して、最適なモジュールを組み合わせて、最適
なプログラムを作成する。
【0045】次に、本発明の実施の形態における、最適
なプログラムの作成について、画像再生を例にして説明
する。
【0046】図3は、本発明の実施の形態における最適
なプログラムの作成時のデータの流れを模式的に示す図
である。図3では、CPUがAからB(CPUID=
B)に変更した場合における画像再生のプログラム81
の中の逆量子化部分を最適化している。
【0047】まず、プログラムデータ86に格納されて
いる逆量子化の基本モジュールの圧縮符号と、CPUB
の差分の圧縮符号を取り出す。
【0048】次に、符号テーブル84(図2の32に対
応)で、逆量子化の基本モジュール83と逆量子化のC
PUBとの差分85に復号して、逆量子化の基本モジュ
ール83と逆量子化のCPUBとの差分85からCPU
Bに最適な逆量子化モジュール82を作成する。
【0049】次に、画像再生プログラム81の逆量子化
モジュールを作成した逆量子化モジュール82で置き換
える。
【0050】以降、同様にして可変長符号化、IDC
T、動き補償、RGB変換のモジュールを置き換えて、
CPUBに最適な画像再生プログラムを作成する。
【0051】プログラムデータ86は、プログラムの中
でCPUに大きな負荷を要するモジュールを作成するた
めのデータで構成されている。画像再生では、可変長符
号化、逆量子化、IDCT、動き予測、RGB変換のモ
ジュールとなる。また、各モジュールは繰り返しの演算
が多いので、プログラムコードには、同じような命令が
並ぶことが多い。このために、各CPUに最適なプログ
ラム間の差分は小さくなる。
【0052】本発明の実施の形態においては、この特徴
を利用してプログラムデータを構成している。このよう
に各モジュール毎に基本となるモジュールと各CPUに
最適なモジュールとの差分を格納することにより、プロ
グラムデータのサイズを小さくすることができる。
【0053】画像圧縮の場合には、同様にして、YUV
変換、動き検索、動き予測、DCT、量子化、可変長符
号化、逆量子化、IDCT、動き補償についてそれぞれ
基本モジュールと差分を格納する。
【0054】次に、本発明の発明の実施の形態の動作に
ついて説明する。
【0055】図4は、図1にブロック図として示した装
置制御手段1の処理フローを示すフローチャートであ
る。
【0056】図4を参照して、現在のCPU2と、プロ
グラムデータ15の現在のCPUIDを比較し(ステッ
プ41)、これらが互いに一致しているかどうかを判断
して(ステッ42)、そうでない場合は圧縮プログラム
作成を実行する(ステップ93)。次に、画像圧縮を実
行して(ステップ94)、全フレームが終了したかどう
かを判断して(ステップ95)、そうでない場合はステ
ップ94へ戻る。
【0057】また、図5及び図6は、画像圧縮処理のフ
ローチャートである。なお、図5及び図6は図面作成の
都合で分図されたものである。
【0058】図1と図5、及び図6を参照して、YUV
変換手段5で画像をYUVデータに変換して(ステップ
101)、動き手段6で画像のマクロブロック毎の動き
を検索して(ステップ102)、ピクチャの種別を判断
して(ステップ103)、各ピクチャ種別毎に処理す
る。
【0059】Iピクチャの場合は、DCT手段8で離散
コサイン変換して(ステップ104)、量子化手段9に
より量子化して(ステップ105)、可変長符号化手段
10により、可変長のハフマン符号に高能率圧縮して
(ステップ106)、量子化されたデータを逆量子化手
段14により、逆量子化して(ステップ107)、ID
CT手段53により、逆離散コサイン変換して参照フレ
ーム部11に格納する(ステップ108)。
【0060】Pピクチャの場合は、動き予測手段7によ
り現フレームのブロックと参照フレーム部11の前フレ
ームのブロックで差分を算出して(ステップ109)、
DCT手段8で離散コサイン変換して(ステップ11
0)、量子化手段9により量子化して(ステップ11
1)、可変長符号化手段10により可変長のハフマン符
号に高能率圧縮し(ステップ112)、量子化されたデ
ータを逆量子化手段14により逆量子化して(ステップ
113)、IDCT手段13により逆離散コサイン変換
して(ステップ114)、動き補償手段12により参照
フレーム部11の前フレームのブロックに差分値を加算
して参照フレーム部11に格納する(ステップ11
5)。
【0061】Bピクチャの場合には、動き予測手段7に
より、現フレームのブロックと参照フレーム部11の前
/後フレームのブロックで差分を算出して(ステップ1
16)、DCT手段8で離散コサイン変換して(ステッ
プ117)、量子化手段9により量子化して(ステップ
118)、可変長符号化手段10により可変長のハフマ
ン符号に高能率圧縮し(ステップ119)、量子化され
たデータを逆量子化手段14により逆量子化して(ステ
ップ120)、IDCT手段13により逆離散コサイン
変換して(ステップ121)、動き補償手段12により
参照フレーム部11の前/後フレームのブロックに差分
値を加算して参照フレーム部11に格納する(ステップ
122)。
【0062】また、図7は、圧縮プログラム作成の処理
フローを示すフローチャートである。
【0063】図7を参照して、現在のCPUIDとYU
V変換とを引数としてモジュール作成を実行する(ステ
ップ131)。次に、現在のCPUIDと動き検索を引
数としてモジュール作成を実行する(ステップ13
2)。
【0064】次に、現在のCPUIDと動き予測を引数
としてモジュール作成を実行し(ステップ133)、次
に現在のCPUIDとDCTを引数としてモジュール作
成を実行する(ステップ134)。
【0065】さらに、現在のCPUIDと量子化を引数
としてモジュール作成を実行し(ステップ135)、現
在のCPUIDと可変長符号化を引数としてモジュール
作成を実行し(ステップ136)、現在のCPUIDと
逆量子化を引数としてモジュール作成を実行する(ステ
ップ137)。
【0066】つづいて、現在のCPUIDとIDCTを
引数としてモジュール作成を実行し(ステップ13
8)、現在のCPUIDと動き補償を引数としてモジュ
ール作成を実行する(ステップ139)。
【0067】また、図8は、図2に示した装置制御手段
21の処理フローを説明するためのフローチャートであ
る。
【0068】図8を参照して、現在のCPU22とプロ
グラムデータ31の現在のCPUIDを比較し(ステッ
プ141)、一致しているかどうかを判断し(ステップ
142)、不一致の場合は再生プログラム作成を実行す
る(ステップ143)。
【0069】次に、画像圧縮を実行し(ステップ14
4)、全フレームが終了したかどうかを判断し(ステッ
プ145)、全フレーム終了でない場合にはステップ1
44へ戻る。
【0070】また、図9は、本発明の実施の形態におけ
る再生プログラム作成の処理フローを説明するためのフ
ローチャートである。
【0071】図9を参照して、現在のCPUIDと可変
長復号化を引数としてモジュール作成を実行し(ステッ
プ151)、現在のCPUIDと逆量子化を引数として
モジュール作成を実行し(ステップ152)、現在のC
PUIDとIDCTを引数としてモジュール作成を実行
する(ステップ153)。
【0072】さらに、現在のCPUIDとRGB変数を
引数としてモジュール作成を実行し(ステップ15
4)、現在のCPUIDと動き補償を引数としてモジュ
ール作成を実行する(ステップ155)。
【0073】また、図10は、本発明の実施の形態にお
ける画像再生の際の処理フローを説明するためのフロー
チャートである。
【0074】図2及び図10を参照して、可変長復号化
手段25で圧縮符号を復号して(ステップ161)、ピ
クチャの種別を判断して(ステップ162)、各ピクチ
ャ種別毎に処理する。
【0075】Iピクチャの場合には、逆量子化手段26
で逆量子化して(ステップ163)、IDCT手段27
により逆離散コサイン変換して参照フレーム部29に格
納し(ステップ164)、RGB変換手段28によりY
UVからRGBに変換する(ステップ165)。
【0076】Pピクチャの場合には、逆量子化手段26
で逆量子化して(ステップ166)、IDCT手段27
により逆離散コサイン変換し(ステップ167)、動き
補償手段70により参照フレーム部29の前フレームの
ブロックに差分値を加算して参照フレーム部29に格納
し(ステップ168)、RGB変換手段28によりYU
VからRGBに変換する(ステップ169)。
【0077】Bピクチャの場合には、逆量子化手段26
で逆量子化して(ステップ170)、IDCT手段27
により逆離散コサイン変換して(ステップ171)、動
き補償手段70により参照フレーム部29の前/後フレ
ームのブロックに差分値を加算して参照フレーム部29
に格納し(ステップ172)、RGB変換手段28によ
りYUVからRGBに変換する(ステップ173)。
【0078】また、図11は、図4のフローチャートの
モジュール作成のフローチャートであり、指定CPUと
指定モジュールとは引数とされている。
【0079】図11を参照して、プログラムデータ15
から指定モジュールの基本モジュールの圧縮符号と指定
CPUの差分の圧縮符号を取り出す(ステップ18
1)。
【0080】次に、符号テーブル17を参照して復号化
手段16で指定モジュールの基本モジュールと指定CP
Uの差分に復号し(ステップ182)、基本モジュール
にCPUの差分を追加して指定CPUに最適なモジュー
ルを作成する(ステップ183)。
【0081】そして、作成した最適なモジュールを画像
圧縮手段4のモジュールと置き換える(ステップ18
4)。
【0082】また、図9におけるモジュール作成は、図
11のフローチャートと同様にして、プログラムデータ
31と復号化手段32と符号テーブル33で処理され
る。
【0083】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、次に本発明の実施例について、図面を
参照して説明する。
【0084】図12及び図13は、プログラムデータ中
の差分の構成を示す図である。なお、図12及び図13
は図面作成の都合で分図されたものである。図12
(A)はプログラムコードの例である。図12(A)に
示すように、プログラム命令(mov ax,bx)
は、オペコードとオペランドに分かれる。また、オペラ
ンドには、レジスタが使用されることが多い。このため
に変更の種別を示す差分は、オペコード、オペランド、
レジスタの差分も示すようにする。
【0085】図12(B)は、差分コードの一覧を示し
たものである。図12(B)に示すように、差分コード
は、16進数値の1バイトの符号である。
【0086】「00」は、変更無しを示し、「01」
は、全てのレジスタを32ビットから16ビットに変更
することを示し、「02」は、全てのレジスタを16ビ
ットから32ビットに変更することを示し、「03」
は、1つ目のレジスタを32ビットから16ビットに変
更することを示し、「04」は、1つ目のレジスタを1
6ビットから32ビットに変更することを示し、「0
5」は、2つ目のレジスタを32ビットから16ビット
に変更することを示し、「06」は、2つ目のレジスタ
を16ビットから32ビットに変更することを示し、
「07」は、オペランドを差分コードに続くオペランド
で置き換えることを示し、「08」は、1つ目のレジス
タを差分コードに続くレジスタで置き換えることを示
し、「09」は、2つ目のレジスタを差分コードに続く
レジスタで置き換えることを示し、「0A」は、オペコ
ードを差分コードに続くオペコードで置き換えることを
示し、「0B」は、現在の行を差分コードに続くプログ
ラムコードで置き換えることを示し、「0C」は、現在
の行の上に差分コードに続くプログラムコードを挿入す
ることを示し、「0D」は、現在の行から差分コードに
続く数値の行を差分コードに続くプログラムコードで置
き換えることを示し、「0E」は、現在の行の上に差分
コードに続く数値の行の差分コードに続くプログラムコ
ードを挿入することを示し、「0F」は、現在の行を削
除することを示し、「10」は、差分コードに続く数値
の行を現在の行を含めて削除することを示し、「11」
は、現在の行と次の行を入れ替えることを示し、「1
2」は、現在の行と差分コードに続く数値の進んだ行を
入れ替えることを示している。
【0087】図13(C)は、プログラムデータ中の差
分コードの構成の一例を示したものである。始めの2つ
の符号は変更したい行範囲を示している。
【0088】「0010」は、十進数値の2バイトの符
号であり、基本モジュールの変更したい先頭の行番号を
示し、「0014」は、十進数値の2バイトの符号であ
り、基本モジュールの変更したい末尾の行番号を示して
いる。
【0089】次の「01」、「04」、「00」、「0
B“inc ax”、00」は、差分コードを行番号の
順番に並べたものである。
【0090】さらに変更したい行範囲がある場合には、
「0040」、「0045」と変更したい先頭と末尾の
行番号を置いて、その後に差分コードを行番号の順番に
並べる。変更したい行が無い場合には、「0000」を
置く。
【0091】本実施例においては、このようにして、変
更したい行範囲を指定するので、データサイズが小さく
なる。また、通常命令は3バイト以上が多く、差分は、
1バイトの符号が連続することが多いので、差分コード
によりさらにデータサイズが小さくなる。
【0092】また、差分コードは似たようなコードが並
ぶことが多いので、エントロピー符号化で圧縮すればさ
らにデータサイズが小さくなる。
【0093】図14及び図15は、量子化モジュールを
CPUBの最適なモジュールに置き換える場合の処理例
を示したものである。図14(A)は、量子化の基本モ
ジュールのプログラムコードを示し、図14(B)は、
量子化のCPUBの最適なモジュールのプログラムコー
ドを示し、図14(C)、は量子化のCPUBの差分デ
ータを示し、図15(D)は、量子化のCPUBの最適
なプログラムの作成を示している。なお、図14及び図
15は図面作成の都合で分図されたものである。
【0094】量子化のCPUBの最適なプログラムの作
成として、「0020」行は、その差分コードが「0
1」であるため、全てのレジスタを32ビットから16
ビットに変更し、また「0021」行はその差分コード
が「01」であるため、全てのレジスタを32ビットか
ら16ビットに変更し、「0022」行はその差分コー
ドが「01」であるため全てのレジスタを32ビットか
ら16ビットに変更し、さらに「0023」行及び「0
024」行もその差分コードか「01」であるため全て
のレジスタを32ビットから16ビットに変更する。
【0095】つづく「0025」行は、その差分コード
が「0C」であるため、現在の行の上に差分コードに続
くプログラムコード“push ax”を挿入し、「0
026」行は、差分コードが「0C」なので現在の行の
上に差分コードに続くプログラムコード“mov a
z,cx”を挿入し、「0027」行は差分コードが
「07」D4Eあるため、基本モジュールの「002
5」行のオペランドを差分コードに続くオペランド“d
x”で置き換え、「0028」行はその差分コードが
「0C」であるため、現在の行の上に差分コードに続く
プログラムコード“mov cx,ax”を挿入し、
「0029行」は差分コードが「01」であるため全て
のレジスタを32ビットから16ビットに変更する。
【0096】「0030」行は、その差分コードが「0
C」であるため、現在の行の上に差分コードに続くプロ
グラムコード“pop ax”を挿入し、「0031」
行は差分コードが「01」であるため全てのレジスタを
32ビットから16ビットに変更して、「0032」行
は差分コードが「01」であるため全てのレジスタを3
2ビットから16ビットに変更する。
【0097】図16及び図17は、DCTモジュールを
CPUBの最適なモジュールに置き換える場合の処理例
を示したものである。図16(A)は、DCTの基本モ
ジュールのプログラムコードを示し、図16(B)は、
DCTのCPUBの最適なモジュールのプログラムコー
ドを示し、図16(C)は、DCTのCPUBの差分デ
ータを示し、図17は、DCTのCPUBの最適なプロ
グラムの作成の様子を差分コードと共に示している。な
お、図16及び図17は図面作成の都合で分図されたも
のである。
【0098】図17を参照すると、DCTのCPUBの
最適なプログラムの作成において、「0020」行は、
その差分コードが「03」であるため、その1つ目のレ
ジスタを32ビットから16ビットに変更し、「002
1」行は差分コードが「03」であるため、1つ目のレ
ジスタを32ビットから16ビットに変更し、「002
2」行は差分コードが「01」であるため、全てのレジ
スタを32ビットから16ビットに変更し、「002
3」行は差分コードが01であるため、全てのレジスタ
を32ビットから16ビットに変更し、「0024」行
は差分コードが「03」であるため、1つ目のレジスタ
を32ビットから16ビットに変更し、「0025」行
は差分コードが「03」であるため、1つ目のレジスタ
を32ビットから16ビットに変更し、「0026」行
は差分コードが「01」であるため、全てのレジスタを
32ビットから16ビットに変更し、「0027」行は
差分コードが「01」であるため、全てのレジスタを3
2ビットから16ビットに変更し、「0028」行は差
分コードが「01」であるため、全てのレジスタを32
ビットから16ビットに変更し、「0029」行は差分
コードが「0B」であるため、現在の行を差分コードに
続くプログラムコード“shr ax,cl”で置き換
え、「0030」行は差分コードが「0D」であるた
め、現在の行の上に差分コードに続くプログラムコード
“neg cl”、“add cl,16”を挿入し、
「0032」行は差分コードが「0C」であるため、現
在の行の上に差分コードに続くプログラムコード“sa
l dx,cl”を挿入し、「0033」行は差分コー
ドが「0C」であるため、現在の行の上に差分コードに
続くプログラムコード“or ax,dx”を挿入し、
「0034」行は差分コードが「03」であるため、基
本モジュールの「0030」行を1つ目のレジスタを3
2ビットから16ビットに変更する。
【0099】図18及び図19は、動き補償モジュール
をCPUBの最適なモジュールに置き換える場合の処理
例を示したものである。図18(A)は動き補償の基本
モジュールのプログラムコードを示し、図18(B)は
動き補償のCPUBの最適なモジュールのプログラムコ
ードを示し、図18(C)は動き補償のCPUBの差分
データを示し、図19は動き補償のCPUBの最適なプ
ログラムの作成を示している。なお、図18及び図19
は図面作成の都合で分図されたものである。
【0100】動き補償のCPUBの最適なプログラムの
作成において、「0020」行は差分コードが「01」
であるため、全てのレジスタを32ビットから16ビッ
トに変更し、「0021」行は差分コードが「01」で
あるため、全てのレジスタを32ビットから16ビット
に変更し、「0022」行は差分コードが「00」であ
るため変更しないで、「0023」行は差分コードが
「00」であるため変更しない。
【0101】つづく「0024」から「0029」行も
差分コードが「00」であるため変更せず、「003
0」行は差分コードが「0C」であるため、現在の行の
上に差分コードに続くプログラムコード“mov[s
i],dx”を挿入し、「0031」行は差分コードが
「0B」であるため、基本モジュールの「0030」行
を差分コードに続くプログラムコード“mov dx,
[si+2]”で置き換え、「0032」行は差分コー
ドが「0B」であるため、現在の行を差分コードに続く
プログラムコード“mov cx,[di+2]”で置
き換え、「0033」行は差分コードが「00」である
ため変更しない。
【0102】図20及び図21は、YUV変換モジュー
ルをCPUBの最適なモジュールに置き換える場合の処
理例を示したものである。図20(A)は、YUV変換
の基本モジュールのプログラムコードを示し、図20
(B)は、YUV変換のCPUBの最適なモジュールの
プログラムコードを示し、図20(C)は、YUV変換
のCPUBの差分データを示し、図21は、YUV変換
のCPUBの最適なプログラムの作成の様子を差分コー
ドと共に示している。なお、図20及び図21は図面作
成の都合で分図されたものである。
【0103】YUV変換のCPUBの最適なプログラム
の作成において、「0020」行は差分コードが「0
3」であるため、1つ目のレジスタを32ビットから1
6ビットに変更し、「0021」行は差分コードが「0
3」であるため、1つ目のレジスタを32ビットから1
6ビットに変更し、「0022」行は差分コードが「0
3」であるため、1つ目のレジスタを32ビットから1
6ビットに変更し、「0023」行は差分コードが「0
0」であるため変更しない。
【0104】つづく「0024」行は差分コードが「0
1」であるため、全てのレジスタを32ビットから16
ビットに変更し、「0025」行は差分コードが「0
3」であるため、1つ目のレジスタを32ビットから1
6ビットに変更し、「0026」行は差分コードが「0
0」であるため変更せず、「0027」行は差分コード
が「01」であるため、全てのレジスタを32ビットか
ら16ビットに変更し、「0028」行は差分コードが
「0C」であるため、現在の行の上に差分コードに続く
プログラムコード“adc dx,0”を挿入し、「0
029」行は差分コードが「03」であるため、基本モ
ジュールの「0028」行を1つ目のレジスタを32ビ
ットから16ビットに変更し、「0030」行は差分コ
ードが「0C」であるため、現在の行の上に差分コード
に続くプログラムコード“adcdx,0”を挿入し、
「0031」行は差分コードが「03」であるため、1
つ目のレジスタを32ビットから16ビットに変更す
る。
【0105】そして、「0032」行は差分コードが
「0C」であるため、現在の行の上に差分コードに続く
プログラムコード“mov bh,dl”を挿入し、
「0033」行は差分コードが「03」であるため、1
つ目のレジスタを32ビットから16ビットに変更し、
「0034」行は差分コードが「00」であるため変更
せず、「0035」行は差分コードが「03」であるた
め、1つ目のレジスタを32ビットから16ビットに変
更し、「0036」行は差分コードが「00」であるた
め変更しない。
【0106】図22及び図23は、可変長符号化モジュ
ールをCPUBの最適なモジュールに置き換える場合の
処理例を示したものである。図22(A)は可変長符号
化の基本モジュールのプログラムコードを示し、図22
(B)は可変長符号化のCPUBの最適なモジュールの
プログラムコードを示し、図22(C)は可変長符号化
のCPUBの差分データを示し、図23は可変長符号化
のCPUBの最適なプログラムの作成を示している。な
お、図22及び図23は図面作成の都合で分図されたも
のである。
【0107】可変長符号化のCPUBの最適なプログラ
ムの作成において、「0020」行は差分コードが「0
C」であるため、現在の行の上に差分コードに続くプロ
グラムコード“xchg bh, bl”を挿入し、
「0021」行は差分コードが「0A」であるため、現
在の行を差分コードに続くプログラムコード“xchg
dh, dl”で置き換え、「0022」行は差分コー
ドが「01」であるため、基本モジュールの「002
1」行を全てのレジスタを32ビットから16ビットに
変更する。
【0108】「0023」行は差分コードが「0C」で
あるため、現在の行の上に差分コードに続くプログラム
コード“mov[di+2],dx”を挿入して、「0
024」行は差分コードが「03」であるため、1つ目
のレジスタを32ビットから16ビットに変更する。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理装置における圧縮/再生プログラムの中で最適
化すべきモジュールの基本となるプログラムコード(基
本モジュール)と、各CPU・DSP毎の最適なプログ
ラムコードと、の差分をエントロピー符号化により圧縮
するように構成したことにより、複数のCPUに対応し
たプログラムの容量を小さすることができるという効果
を奏する。
【0110】また、本発明によれば、1度CPU・DS
Pに最適な圧縮/再生プログラムを作成すれば、CPU
・DSPが変更されるまでは、プログラム作成をする必
要は無いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の構成の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の画像圧縮装置における装
置制御手段の処理フローを説明するためのフローチャー
トである。
【図5】本発明の実施の形態における画像圧縮の処理フ
ローを説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態における画像圧縮の処理フ
ローを説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における圧縮プログラム作
成の処理フローを説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施の形態の画像再生装置における装
置制御手段の処理フローを説明するためのフローチャー
トである。
【図9】本発明の実施の形態における再生プログラム作
成の処理フローを説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】本発明の実施の形態における画像再生の処理
フローを説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態におけるモジュール作成
の処理フローを説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の実施例を説明するための図である。
【図13】本発明の実施例を説明するための図である。
【図14】本発明の実施例を説明するための図である。
【図15】本発明の実施例を説明するための図である。
【図16】本発明の実施例を説明するための図である。
【図17】本発明の実施例を説明するための図である。
【図18】本発明の実施例を説明するための図である。
【図19】本発明の実施例を説明するための図である。
【図20】本発明の実施例を説明するための図である。
【図21】本発明の実施例を説明するための図である。
【図22】本発明の実施例を説明するための図である。
【図23】本発明の実施例を説明するための図である。
【図24】MPEGに準拠した符号フォーマットの階層
図を示す図である。
【図25】従来の画像圧縮装置の構成を示す図である。
【図26】従来の画像再生装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 装置制御手段 2 CPU 3 キーボード 4 画像圧縮手段 5 YVU変換手段 6 動き検索手段 7 動き予測手段 8 DCT手段 9 量子化手段 10 可変長符号化手段 11 参照フレーム部 12 動き補償手段 13 IDCT手段 14 逆量子化手段 15 プログラムデータ 16 復号化手段 17 符号テーブル 21 装置制御手段 22 CPU 23 キーボード 24 画像再生手段 25 可変長復号化手段 26 逆量子化手段 27 IDCT手段 28 RGB変換手段 29 参照フレーム部 30 動き補償手段 31 プログラムデータ 32 復号化手段 33 符号テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を小ブロックに分割して、各ブロック
    毎にDCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイ
    ン変換)を行い、該変換結果を量子化して、高能率符号
    化されたフレーム内符号と、画像を小ブロックに分割し
    て、各ブロック毎に現フレームとその前後のフレームで
    最も差分が小さくなるようなブロックを検索して(動き
    検索)を行い、現フレームのブロックと動き検索された
    フレームのブロックで差分を取り、その差分ブロックに
    DCTを行い、その変換結果を量子化して、高能率符号
    化されたフレーム間符号で画像を圧縮符号化する画像圧
    縮装置において、 複数種のCPU(中央演算処理装置)またはDSP(デ
    ィジタルシグナルプロセッサ)毎の、最適な画像圧縮プ
    ログラムの差分の圧縮データから、現在のCPU、また
    はDSPに最適な画像圧縮プログラムを作成する手段
    を、備えたことを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】画像を小ブロックに分割して、各ブロック
    毎にDCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイ
    ン変換)を行い、該変換結果を量子化して、高能率符号
    化されたフレーム内符号と、画像を小ブロックに分割し
    て、各ブロック毎に現フレームとその前後のフレームで
    最も差分が小さくなるようなブロックを検索して(動き
    検索)を行い、現フレームのブロックと動き検索された
    フレームのブロックで差分を取り、その差分ブロックに
    DCTを行い、その変換結果を量子化して、高能率符号
    化されたフレーム間符号で画像を圧縮符号化された画像
    を再生する画像圧縮装置において、 複数種のCPUまたはDSP毎の最適な画像再生プログ
    ラムの差分の圧縮データから現在のCPUまたはDSP
    に最適な画像再生プログラムを作成する手段を、備えた
    ことを特徴とする画像再生装置。
  3. 【請求項3】画像処理のプログラムを実行するCPU
    (中央処理装置)又はDSP(ディジタルシグナルプロ
    セッサ)などの現在のプロセッサの種別を判別し、現在
    のプログラムが最適なプログラムであるか否かを判定す
    る手段と、 画像処理プログラムの中で最適化すべきモジュールとな
    る所定の演算処理の基本となるプログラムコード(「基
    本モジュール」という)と、各プロセッサ毎の差分を圧
    縮符号化して格納する手段と、 前記現在のプログラムが最適なプログラムで無い場合に
    は、各基本モジュールと差分の圧縮符号情報を取り出し
    て復号し最適なモジュールを生成して組み合わせ、これ
    により最適なプログラムを生成する手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記各プロセッサの命令コードの変更の種
    別に対応させて差分コードを割り付けたことを特徴とす
    る請求項3記載の画像処理装置。
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