JP3428549B2 - 動画像圧縮装置 - Google Patents

動画像圧縮装置

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JP3428549B2
JP3428549B2 JP2000026239A JP2000026239A JP3428549B2 JP 3428549 B2 JP3428549 B2 JP 3428549B2 JP 2000026239 A JP2000026239 A JP 2000026239A JP 2000026239 A JP2000026239 A JP 2000026239A JP 3428549 B2 JP3428549 B2 JP 3428549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の時間毎に固
定アドレスのメモリに格納される入力画像をリアルタイ
ムに圧縮する動画像圧縮装置に関し、特にアプリケーシ
ョンが画像圧縮方式の詳細を知らなくても、CPU負荷
を減らしてリアルタイムに圧縮することができる動画像
圧縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像をデジタル化して、CD−R
OMやハードディスクなどの記録媒体に記録する場合、
そのデータ量は巨大なものとなるため、通常は圧縮符号
化して記録される。この圧縮符号化方法には、各種の圧
縮符号化方式があり、特に、画像の空間周波数が低周波
に集中する性質を利用して圧縮を行うDCTをベースと
した符号化方式が、比較的多く使用されている。これは
JPEG(JointPhotographic Ex
pert Group)や、MPEG(Moving
Pictures Expert Group)1また
はMPEG2などの国際標準の符号化方式として採用さ
れている。
【0003】以下に、リアルタイムで動画像をMPEG
圧縮する場合の圧縮動作について説明する。図11は従
来の動画像圧縮装置の構成を示すブロック図である。図
11の動画像圧縮装置は、TV信号等をデジタルデータ
の原画像に変換するためのキャプチャ部11と、キャプ
チャ部11によってキャプチャされた入力画像データを
MPEGで圧縮可能な色信号の形式(YUV形式)に変
換するYUV変換部12と、入力された画像サイズと圧
縮する画像サイズが異なるときに画像サイズを変換する
サイズ変換部13と、前/後フレームと現フレームの画
像の動きをブロック(MPEGでは16画素×16画
素)の領域毎に検索する動き検索部14と、ブロックの
画像を空間周波数に変換するDCT部15と、周波数変
換されたDCTデータの量子化を行う量子化部16と、
量子化データを元に戻す逆量子化を行う逆量子化部19
と、周波数変換されたDCTデータを元に戻す逆周波数
変換を行う逆DCT部18と、ブロック単位で画像の動
きを補償して新たな参照フレームを生成する動き補償部
17と、量子化データを可変長符号化する可変長符号化
を行う可変長符号化部20とから構成されている。
【0004】動画像圧縮装置は、図11に示すようにキ
ャプチャ部11でキャプチャした原画像をYUV変換部
12でYUVデータに変換して、サイズ変換部13で圧
縮する画像サイズに変換して、各ピクチャ種別に応じた
圧縮を行う。
【0005】Iピクチャの場合は、YUVデータをブロ
ックに分割して各ブロック毎にDCT部15により空間
周波数に変換して量子化部16により量子化して可変長
符号化部20により可変長符号化して圧縮符号を出力す
る。また、量子化したブロックを逆量子化部19で逆量
子化して逆DCT部18で逆周波数変換して参照フレー
ムを作成する。
【0006】Pピクチャの場合は、YUVデータをブロ
ックに分割して各ブロック毎に動き検索部14で参照フ
レームとして格納されている前フレームのブロックの中
で相関が最も高いブロックを求めて、相関が最も高い前
フレームのブロックとの差分をDCT部15により空間
周波数に変換して量子化部16により量子化して可変長
符号化部20により可変長符号化して圧縮符号を出力す
る。また、量子化したブロックを逆量子化部19で逆量
子化して逆DCT部18で逆周波数変換して動き補償部
17で動き補償したブロックと加算して参照フレームを
作成する。
【0007】Bピクチャの場合は、YUVデータをブロ
ックに分割して各ブロック毎に動き検索部14で参照フ
レームとして格納されている前/後フレームのブロック
の中で相関が最も高いブロックを求めて、相関が最も高
い前/後フレームのブロックとの差分をDCT部15に
より空間周波数に変換して量子化部16により量子化し
て可変長符号化部20により可変長符号化して圧縮符号
を出力する。Bピクチャの場合は、参照フレームは作成
する必要がない。
【0008】このようなリアルタイム圧縮を行う例とし
て、特開平9−116891号公報に開示された動画像
圧縮伸長装置がある。この動画像圧縮伸長装置は、圧縮
と伸張の両方の手段を持つことでリアルタイムに圧縮と
伸張を行い、双方向で通信している。また、特開平11
−177989号公報では、ビデオの特性情報をリアル
タイムに分析して制御パラメータを動的に変えて圧縮す
るエンコーダが提案されている。
【0009】さらに、リアルタイムにMPEG圧縮する
ために圧縮が間に合わなかった場合の処理を行う例とし
て、特願平10−197500号の技術がある。この方
法は、実際に圧縮できるフレームレートに合わせてフレ
ーム構成を変えてBピクチャを差分の無いフレームと見
なして圧縮することで、圧縮が遅れないようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MPE
G圧縮ではBピクチャで後方向予測を行うために複数フ
レームの画像を残さなければならないが、通常は固定ア
ドレスにキャプチャした画像データが格納されるので、
キャプチャした画像データが上書きされないように別の
メモリ領域にコピーする必要があり、CPU負荷が増え
るという問題点があった。また、Bピクチャの連続数以
上の画像データを格納できるメモリ領域を用意して、順
次キャプチャした画像データを格納するために前回の圧
縮が終了して新たな画像データを格納できる領域を探す
必要があるが、その処理を行うのに手間がかかるという
問題点があった。
【0011】また、前述のいずれの従来技術において
も、MPEG圧縮機能を持たない他のアプリケーション
にMPEG圧縮機能を組み込むことはほとんど考慮され
ていない。このため、MPEG圧縮機能を他のアプリケ
ーションに組み込むことが困難であるという問題点があ
った。本発明は、上記課題を解決するためになされたも
ので、CPU負荷を減らすことができ、圧縮機能をアプ
リケーションに組み込むことが容易な動画像圧縮装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像圧縮装置
は、入力画像データがR(赤)G(緑)B(青)形式の
場合に、この入力画像データをY(輝度)U(R−Yの
色差)V(B−Yの色差)形式の画像データに変換する
YUV変換部と、前記入力画像データの画像サイズと圧
縮する画像サイズとが異なる場合に画像サイズを変換す
る第1のサイズ変換部と、前記入力画像データがIピク
チャの場合に周波数を変換する第1のDCT部とを備え
第1の圧縮制御手段(33)と、この第1の圧縮制御
手段によって処理された画像データを複数フレーム分格
納するための領域を備えたバッファ(34)と、前記第
1の圧縮制御手段によって処理され前記バッファに格納
された処理済みの画像データにサイズ変換が必要な場合
に画像サイズを変換する第2のサイズ変換部と、前記処
理済みの画像データがPピクチャの場合に前フレームと
の差分データを計算し、前記処理済みの画像データがB
ピクチャの場合に前後フレームとの差分データを計算す
る動き検索部と、前記処理済みの画像データがIピクチ
ャで、かつ前記周波数変換が済んでいない場合に周波数
を変換し、前記処理済みの画像データがPピクチャある
いはBピクチャの場合に前記差分データを周波数変換す
る第2のDCT部と、この第2のDCT部によって周波
数変換されたデータを量子化する量子化部と、この量子
化部から出力された量子化データを可変長符号化する可
変長符号化部とを少なくとも備えた第2の圧縮制御手段
(35)とを有し、前記第1の圧縮制御手段は、前記入
力画像データを受け取るときに圧縮処理の一部を行い、
前記第2の圧縮制御手段は、前記第1の圧縮制御手段で
処理済みの画像データを圧縮し、前記第1の圧縮制御手
段と第2の圧縮制御手段は、並列的に処理を実行するも
のである。このように、並列的に処理を実行する第1の
圧縮制御手段と第2の圧縮制御手段とを設けることによ
り、アプリケーションが動画像圧縮方式の詳細を知るこ
となしに、キャプチャした画像データを動画像圧縮装置
に渡すだけで動画像を圧縮するシステムを構築すること
ができる。また、RGB形式の入力画像データをYUV
形式の画像データに変換することにより、データ容量を
減らすことができる。また、第1の圧縮制御手段が入力
画像データを受け取るときに圧縮処理の一部の処理を行
うことにより、画像デ ータをコピーする処理を減らすこ
とができる。
【0013】
【0014】また、本発明の動画像圧縮装置の1構成例
として、第2の圧縮制御手段は、圧縮処理が遅れている
場合、入力画像データあるいは第1の圧縮制御手段によ
って処理された画像データを使わずに、Bピクチャを差
分の無いフレームと見なして圧縮するものである。この
ように、Bピクチャを差分の無いフレームと見なして圧
縮することにより、圧縮処理が遅れないようにすること
ができる。また、本発明の動画像圧縮装置の1構成例と
して、第2の圧縮制御手段は、バッファが空いていない
ときに、圧縮処理が遅れていると判断するものである。
また、本発明の動画像圧縮装置の1構成例として、第2
の圧縮制御手段は、第1の圧縮制御手段が受け取った入
力画像データの数に対してバッファの領域数が不十分で
ある場合、圧縮処理が遅れていると判断するものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]以下、MPE
G(Moving Picture Experts
Group)圧縮方式の場合について、本発明の実施の
形態を図を参照して詳細に説明する。図1はMPEGビ
デオに準拠した符号フォーマットを示す構成図である。
【0016】ビデオデータは、1個以上のビデオシーケ
ンスVSCから構成されていて、ビデオシーケンスエン
ドコードVSEで終了する。各ビデオシーケンスVSC
は、ビデオシーケンスヘッダVSHと、1個以上のGO
P(Group Of Picture)とから構成さ
れる。
【0017】各GOPは、1個以上のピクチャから構成
され、1つのピクチャが1枚の画像を示している。各ピ
クチャの先頭には、ピクチャ種別等の情報を含んだピク
チャヘッダが配置される。ピクチャには、フレーム内符
号のみから構成されるIピクチャと、前方向のみのフレ
ーム間符号から構成されるPピクチャと、前後の双方向
のフレーム間符号から構成されるBピクチャの3種類が
ある。
【0018】ピクチャは、任意の領域に分割された複数
のスライスから構成される。各スライスは、左から右
へ、または上から下への順序で並んだ複数のマクロブロ
ックから構成される。
【0019】マクロブロックには、大別してフレーム内
符号であるイントラブロックと前方向や双方向のフレー
ム間符号であるインターブロックの2種類がある。Iピ
クチャはイントラブロックのみで構成されるが、Pピク
チャやBピクチャはインターブロックのみでなくイント
ラブロックも含む場合がある。
【0020】各マクロブロックは、16×16ドットの
ブロックをさらに8×8ドットのブロックに分割した輝
度成分Y1,Y2,Y3,Y4と、輝度成分に一致する
領域の8×8ドットのブロックの色差成分Cb,Crの
6個のブロックから構成される。この8×8ドットのブ
ロックが符号化の最小単位となる。
【0021】図2は本発明の第1の実施の形態となる動
画像圧縮装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態の動画像圧縮装置は、TV信号等をデジタルデータ
の原画像に変換するためのキャプチャ部31と、キャプ
チャ部31によってキャプチャされた画像データを後述
する第1の圧縮制御部に渡すキャプチャ圧縮アプリケー
ション32と、キャプチャ圧縮アプリケーション32か
ら画像データを受け取り、圧縮処理の一部を行う第1の
圧縮制御部33と、第1の圧縮制御部33によって圧縮
処理の一部がなされたデータを複数フレーム分格納する
バッファ34と、バッファ34に格納されたデータに対
して圧縮処理を実行する第2の圧縮制御部35とから構
成されている。
【0022】第1の圧縮制御部33は、全体の制御を行
う制御部33aと、キャプチャ部31によってキャプチ
ャされた入力画像データをMPEGで圧縮可能な色信号
の形式(YUV形式)に変換するYUV変換部36a
と、入力画像データの画像サイズと圧縮する画像サイズ
が異なるときに画像サイズを変換するサイズ変換部37
aと、ブロック(MPEGでは16画素×16画素)毎
の入力画像を空間周波数に変換するDCT(Discr
ete Cosine Transform)部39a
とから構成されている。
【0023】バッファ34は、複数の領域34−1,3
4−2,34−3・・・・から構成されている。第2の
圧縮制御部35は、バッファ34に格納されたデータの
画像サイズと圧縮する画像サイズが異なるときに画像サ
イズを変換するサイズ変換部37bと、前/後フレーム
と現フレームの画像の動きをブロックの領域毎に検索す
る動き検索部38bと、ブロックの画像を空間周波数に
変換するDCT部39bと、周波数変換されたDCTデ
ータの量子化を行う量子化部40bと、量子化データを
元に戻す逆量子化を行う逆量子化部43bと、周波数変
換されたDCTデータを元に戻す逆周波数変換を行う逆
DCT部42bと、ブロック単位で画像の動きを補償し
て新たな参照フレームを生成する動き補償部41bと、
量子化データを可変長符号化する可変長符号化部44b
とから構成されている。
【0024】図2の動画像圧縮装置では、キャプチャ部
31でキャプチャした原画像をキャプチャ圧縮アプリケ
ーション32が第1の圧縮制御部33に渡して、第1の
圧縮制御部33が圧縮処理の一部を実行してバッファ3
4に格納し、第2の圧縮制御部35がバッファ34に格
納されたデータに対して圧縮処理を実行して、キャプチ
ャ圧縮アプリケーション32が第2の圧縮制御部35か
ら出力された圧縮符号を圧縮ファイルに書き込む。
【0025】第1の圧縮制御部33内のYUV変換部3
6aは、キャプチャ部31によってキャプチャされた画
像データがR(赤)G(緑)B(青)データの場合、こ
のRGB画像データをY(輝度)U(R−Yの色差)V
(B−Yの色差)データに変換する。
【0026】第1の圧縮制御部33内のサイズ変換部3
7aは、キャプチャ部31によってキャプチャされた画
像データの画像サイズと圧縮する画像サイズが異なる場
合、YUVデータを圧縮する画像サイズに変換する。
【0027】第1の圧縮制御部33内のDCT部39a
は、圧縮するフレームがIピクチャの場合、このフレー
ムを周波数変換する。第1の圧縮制御部33によって処
理されたデータは、制御部33aによってバッファ34
の空いている領域に格納される。
【0028】第2の圧縮制御部35は、各ピクチャ種別
に応じた圧縮を実行する。Iピクチャの場合、第2の圧
縮制御部35内の制御部35bは、圧縮すべきデータを
バッファ34から取りだして、サイズ変換が必要であれ
ば、データをサイズ変換部37bに渡す。サイズ変換部
37bは、データを圧縮する画像サイズに変換する。
【0029】さらに、制御部35bは、バッファ34に
格納された圧縮すべき画像データあるいはサイズ変換部
37bによってサイズ変換された画像データが周波数変
換(DCT)済みでない場合、このデータをDCT部3
9bに出力する。DCT部39bは、入力されたYUV
データを周波数変換する。
【0030】量子化部40bは周波数変換済みのDCT
データを量子化し、可変長符号化部44bは量子化デー
タを可変長符号化して、圧縮符号を出力する。一方、逆
量子化部43bは、量子化されたブロックを逆量子化
し、逆DCT部42bは逆量子化データを逆周波数変換
して参照フレームを作成する。
【0031】Pピクチャの場合、第2の圧縮制御部35
内の制御部35bは、圧縮すべきデータをバッファ34
から取りだして、サイズ変換が必要であれば、データを
サイズ変換部37bに渡す。サイズ変換部37bは、デ
ータを圧縮する画像サイズに変換する。
【0032】動き検索部38bは、バッファ34に格納
された圧縮すべき画像データあるいはサイズ変換部37
bによってサイズ変換された画像データの各ブロック毎
に参照フレームとして格納されている前フレームのブロ
ックの中で相関が最も高いブロックを求めて、相関が最
も高い前フレームのブロックとの差分データを計算す
る。
【0033】DCT部39bは差分データを空間周波数
に変換し、量子化部40bは周波数変換済みのDCTデ
ータを量子化する。可変長符号化部44bは、量子化デ
ータを可変長符号化して、圧縮符号を出力する。
【0034】一方、逆量子化部43bは、量子化された
ブロックを逆量子化し、逆DCT部42bは逆量子化デ
ータを逆周波数変換する。動き補償部41bは、動き補
償した前フレームのマクロブロックに逆DCT部42b
から出力された差分データを加算して参照フレームを作
成する。
【0035】Bピクチャの場合、第2の圧縮制御部35
内の制御部35bは、圧縮すべきデータをバッファ34
から取りだして、サイズ変換が必要であれば、データを
サイズ変換部37bに渡す。サイズ変換部37bは、デ
ータを圧縮する画像サイズに変換する。
【0036】動き検索部38bは、バッファ34に格納
された圧縮すべき画像データあるいはサイズ変換部37
bによってサイズ変換された画像データの各ブロック毎
に参照フレームとして格納されている前/後フレームの
ブロックの中で相関が最も高いブロックを求めて、相関
が最も高い前/後フレームのブロックとの差分データを
計算する。
【0037】DCT部39bは差分データを空間周波数
に変換し量子化部40bは、周波数変換済みのDCTデ
ータを量子化する。可変長符号化部44bは、量子化デ
ータを可変長符号化して、圧縮符号を出力する。Bピク
チャの場合は参照フレームを作成する必要がない。
【0038】次に、図3〜図10の処理手順を説明する
図を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に
説明する。図3はキャプチャ圧縮のフローチャート図で
ある。最初に、キャプチャ圧縮アプリケーション32
は、キャプチャ部31にキャプチャデータがあるかどう
かを判断して(ステップS1)、キャプチャデータがな
い場合にはステップS1に戻る。
【0039】キャプチャ部31にキャプチャデータがあ
る場合、キャプチャ圧縮アプリケーション32は、この
キャプチャデータを第1の圧縮制御部33に渡す(ステ
ップS2)。第1の圧縮制御部33は、後述する処理を
実行する。次いで、キャプチャ圧縮アプリケーション3
2は、第1の圧縮制御部33に処理された圧縮符号があ
るかどうかを判断して(ステップS3)、圧縮符号がな
い場合はステップS5に進む。
【0040】キャプチャ圧縮アプリケーション32は、
第1の圧縮制御部33に圧縮符号がある場合、この圧縮
符号を圧縮ファイルに書き込む(ステップS4)。第1
の圧縮制御部33に処理された圧縮符号がない場合、あ
るいはステップS4の終了後、キャプチャ圧縮アプリケ
ーション32は、キャプチャ終了かどうかを判断して
(ステップS5)、キャプチャ終了でない場合はステッ
プS1に戻り、キャプチャ終了の場合はキャプチャ圧縮
の処理を終了する。
【0041】図4は第1の圧縮制御部33の動作を示す
フローチャート図、図5は第2の圧縮制御部35の動作
を示すフローチャート図である。第1の圧縮制御部33
の動作と第2の圧縮制御部35の動作は、並列的に実行
される。
【0042】まず、第1の圧縮制御部33の制御部33
aは、バッファ34が空いているかどうか判断して(ス
テップS11)、バッファ34が空いていない場合に
は、第2の圧縮制御部35に処理をスキップすることを
通知する(ステップS12)。バッファ34が空いてい
る場合、第1の圧縮制御部33の制御部33aは、後述
する入力画像の前処理を実行する(ステップS13)。
【0043】続いて、制御部33aは、入力カウンタを
1加算して(ステップS14)、第2の圧縮制御部35
に入力データを受け取ったことを通知する(ステップS
15)。一方、第2の圧縮制御部35の制御部35b
は、第1の圧縮制御部33からの通知があったかどうか
を判断して(ステップS21)、通知がない場合にはス
テップS21に戻る。
【0044】第2の圧縮制御部35の制御部35bは、
第1の圧縮制御部33からの通知があった場合、スキッ
プするかどうかを判断する(ステップS22)。第1の
圧縮制御部33からスキップの通知があった場合、制御
部35bは、後述するスキップ処理を実行する(ステッ
プS23)。
【0045】そして、制御部35bは、キャプチャ終了
かどうかを判断して(ステップS24)、キャプチャ終
了でない場合はステップS21に戻り、キャプチャ終了
の場合は処理を終了する。
【0046】ステップS22においてスキップしない場
合、制御部35bは、後述する画像圧縮を実行する(ス
テップS25)。そして、制御部35bは、入力カウン
タを1減算して(ステップS26)、キャプチャ終了か
どうかを判断し(ステップS27)、キャプチャ終了で
ない場合はステップS21に戻り、キャプチャ終了の場
合は処理を終了する。
【0047】図6は前述した入力画像の前処理(ステッ
プS13)のフローチャート図である。第1の圧縮制御
部33内の制御部33aは、キャプチャ部31によって
キャプチャされた入力画像データがRGBデータかどう
かを判断する(ステップS51)。
【0048】入力画像データがRGBデータである場
合、制御部33aは、入力画像データを第1の圧縮制御
部33内のYUV変換部36aに出力する。YUV変換
部36aは、入力画像データをYUVデータに変換して
制御部33aに渡す。制御部33aは、このYUVデー
タをバッファ34の空いている領域に格納する(ステッ
プS52)。
【0049】また、制御部33aは、キャプチャ部31
によってキャプチャされた入力画像データがRGBデー
タでなく、YUVデータである場合、入力画像データの
画像サイズと圧縮する画像サイズが異なるかどうかを判
断する(ステップS53)。
【0050】画像サイズが異なる場合、制御部33a
は、入力画像データ(YUVデータ)を第1の圧縮制御
部33内のサイズ変換部37aに出力する。サイズ変換
部37aは、YUVデータのサイズを変換して制御部3
3aに渡す。制御部33aは、サイズ変換後のYUVデ
ータをバッファ34の空いている領域に格納する(ステ
ップS54)。また、MPEG圧縮では画像サイズは1
6の倍数である必要があるので、入力画像データの幅や
高さが16の倍数ではない場合は16の倍数となるよう
に拡大又は縮小する。
【0051】制御部33aは、サイズ変換しない場合、
圧縮するフレームがIピクチャであるかどうかを調べる
(ステップS55)。Iピクチャである場合、制御部3
3aは、入力画像データ(YUVデータ)を第1の圧縮
制御部33内のDCT部39aに出力する。DCT部3
9aは、YUVデータを周波数変換して制御部33aに
渡す。制御部33aは、周波数変換後のYUVデータを
バッファ34の空いている領域に格納する(ステップS
56)。
【0052】また、制御部33aは、圧縮するフレーム
がIピクチャでない場合、入力画像データ(YUVデー
タ)を周波数変換することなく、そのままバッファ34
の空いている領域にコピーする(ステップS57)。
【0053】図7は前述した画像圧縮(ステップS2
5)のフローチャート図である。第2の圧縮制御部35
内の制御部35bは、バッファ34に格納された圧縮す
べきデータが前述の前処理(ステップS13)でサイズ
変換済みであるかどうかと、サイズ変換の必要がないか
どうかを判断する(ステップS61)。
【0054】サイズ変換済みである場合、あるいはサイ
ズ変換の必要がない場合、制御部35bは、サイズ変換
を実行しない。また、制御部35bは、バッファ34に
格納された圧縮すべきデータをサイズ変換する必要があ
る場合、バッファ34から現在圧縮すべきデータを取り
出して、このデータを第2の圧縮制御部35内のサイズ
変換部37bに出力する。サイズ変換部37bは、入力
データのサイズを変換して制御部35bに渡す(ステッ
プS62)。
【0055】次に、第2の圧縮制御部35内の制御部3
5bは、バッファ34に格納された圧縮すべきデータあ
るいはサイズ変換部37bによってサイズ変換されたデ
ータのピクチャの種別を判断して(ステップS63)、
各ピクチャ毎に圧縮を実行する。
【0056】Iピクチャの場合、制御部35bは、デー
タが前述の前処理(ステップS13)で周波数変換(D
CT)済みかどうかを判断して(ステップS64)、周
波数変換済みの場合には、周波数変換済みのDCTデー
タを第2の圧縮制御部35内の量子化部40bに出力す
る。
【0057】また、データが周波数変換済みでない場
合、制御部35bは、データを第2の圧縮制御部35内
のDCT部39bに出力する。DCT部39bは、制御
部35bから入力されたYUVデータを周波数変換して
量子化部40bに渡す(ステップS65)。
【0058】次に、量子化部40bは、制御部35bあ
るいはDCT部39bから入力された周波数変換済みの
DCTデータを量子化して、第2の圧縮制御部35内の
可変長符号化部44bと逆量子化部43bに渡す(ステ
ップS66)。可変長符号化部44bは、量子化部40
bから出力された量子化データを可変長符号化する(ス
テップS67)。可変長符号化部44bから出力された
圧縮符号は、制御部35bを介してキャプチャ圧縮アプ
リケーション32に渡される。
【0059】一方、逆量子化部43bは、量子化部40
bから出力された量子化データを逆量子化して、第2の
圧縮制御部35内の逆DCT部42bに渡す(ステップ
S68)。逆DCT部42bは、逆量子化部43bから
出力された逆量子化データを逆周波数変換して参照フレ
ームを作成する(ステップS69)。
【0060】そして、制御部35bは、今回の処理対象
となったデータが格納されていた、バッファ34の領域
を解放して、新規のデータが格納できるようにする(ス
テップS81)。
【0061】Pピクチャの場合、第2の圧縮制御部35
内の動き検索部38bは、バッファ34に格納された圧
縮すべきデータあるいはサイズ変換部37bによってサ
イズ変換されたデータと参照フレームとの間でマクロブ
ロックの動きを検索して、前フレームとの差分を計算
し、計算した差分データを第2の圧縮制御部35内のD
CT部39bに出力する(ステップS70)。
【0062】DCT部39bは、動き検索部38bから
入力された差分データを周波数変換して量子化部40b
に渡す(ステップS71)。量子化部40bは、DCT
部39bから入力された周波数変換済みのDCTデータ
を量子化して、第2の圧縮制御部35内の可変長符号化
部44bと逆量子化部43bに渡す(ステップS7
2)。
【0063】次に、可変長符号化部44bは、量子化部
40bから出力された量子化データを可変長符号化する
(ステップS73)。可変長符号化部44bから出力さ
れた圧縮符号は、制御部35bを介してキャプチャ圧縮
アプリケーション32に渡される。一方、逆量子化部4
3bは、量子化部40bから出力された量子化データを
逆量子化して、第2の圧縮制御部35内の逆DCT部4
2bに渡す(ステップS74)。
【0064】逆DCT部42bは、逆量子化部43bか
ら出力された逆量子化データを逆周波数変換して、第2
の圧縮制御部35内の動き補償部41bに渡す(ステッ
プS75)。動き補償部41bは、前フレームのマクロ
ブロックに逆DCT部42bから出力された差分データ
を加算して参照フレームを作成し、この参照フレームを
動き検索部38bに渡す(ステップS76)。
【0065】そして、制御部35bは、今回の処理対象
となったデータが格納されていた、バッファ34の領域
を解放して、新規のデータが格納できるようにする(ス
テップS81)。
【0066】Bピクチャの場合、第2の圧縮制御部35
内の動き検索部38bは、バッファ34に格納された圧
縮すべきデータあるいはサイズ変換部37bによってサ
イズ変換されたデータと参照フレームとの間でマクロブ
ロックの動きを検索して、前/後フレームとの差分を計
算し、計算した差分データを第2の圧縮制御部35内の
DCT部39bに出力する(ステップS77)。
【0067】DCT部39bは、動き検索部38bから
入力された差分データを周波数変換して量子化部40b
に渡す(ステップS78)。量子化部40bは、DCT
部39bから入力された周波数変換済みのDCTデータ
を量子化して、第2の圧縮制御部35内の可変長符号化
部44bに渡す(ステップS79)。
【0068】可変長符号化部44bは、量子化部40b
から出力された量子化データを可変長符号化する(ステ
ップS80)。可変長符号化部44bから出力された圧
縮符号は、制御部35bを介してキャプチャ圧縮アプリ
ケーション32に渡される。そして、制御部35bは、
今回の処理対象となったデータが格納されていた、バッ
ファ34の領域を解放して、新規のデータが格納できる
ようにする(ステップS81)。
【0069】図8は前述したスキップ処理(ステップS
23)のフローチャート図である。第2の圧縮制御部3
5内の制御部35bは、圧縮すべきフレームがBピクチ
ャであるかどうかを判断して(ステップS91)、Bピ
クチャでない場合、前回処理したデータを現在処理する
データと見なして図7で説明した画像圧縮を行う(ステ
ップS92)。
【0070】圧縮すべきフレームがBピクチャである場
合、制御部35bは、前フレームと同一であることを示
す符号を圧縮すべきフレームに挿入する(ステップS9
3)。単に前フレームと同一であることを示す符号を挿
入するだけで、実際に圧縮を行わないので、圧縮の動作
を速くできる。
【0071】以上のように、本発明では、キャプチャ圧
縮アプリケーション32が直接圧縮処理に関与しなくて
もよいように、第1の圧縮制御部33と第2の圧縮制御
部35が画像圧縮処理を集約して処理する。
【0072】従来、MPEGビデオに圧縮する場合は、
両方向予測を行うので複数フレームの画像を残さなけれ
ばならないが、固定アドレスにキャプチャした画像デー
タが格納されるので、画像データが上書きされないよう
に別のメモリ領域にコピーする必要があり、CPU負荷
が増える。これに対し、本発明では、第1の圧縮制御部
33で圧縮処理の一部の処理を行うことにより、画像デ
ータをコピーする処理を省くので、CPU負荷を減らす
ことができる。
【0073】[実施の形態の2]図9は本発明の第2の
実施の形態となる第1の圧縮制御部の動作を説明するた
めのフローチャート図、図10は本発明の第2の実施の
形態となる第2の圧縮制御部の動作を説明するためのフ
ローチャート図である。本実施の形態においても、動画
像圧縮装置としての構成は実施の形態の1と同様である
ので、実施の形態の1と同一の符号を用いて説明する。
実施の形態の1と同様に、第1の圧縮制御部33の動作
と第2の圧縮制御部35の動作は、並列的に実行され
る。
【0074】まず、第1の圧縮制御部33の制御部33
aは、図6で説明した入力画像の前処理を実行する(ス
テップS31)。続いて、制御部33aは、入力カウン
タを1加算して(ステップS32)、第2の圧縮制御部
35に入力データを受け取ったことを通知する(ステッ
プS33)。
【0075】一方、第2の圧縮制御部35の制御部35
bは、第1の圧縮制御部33からの通知があったかどう
かを判断して(ステップS41)、通知がない場合には
ステップS41に戻る。
【0076】制御部35bは、第1の圧縮制御部33か
らの通知があった場合、入力カウンタの値がバッファ3
4の領域数に定数α(αは1.0未満の任意の小数であ
り、装置毎に最適な値に設定される)を掛けた値より大
きいかどうかを判断する(ステップS42)。
【0077】制御部35bは、入力カウンタの値>バッ
ファ34の領域数×αが成立する場合、第1の圧縮制御
手段33が受け取った入力画像データの数に対してバッ
ファ34の領域数が不十分であると判断して、図8で説
明したスキップ処理を実行する(ステップS43)。そ
して、制御部35bは、キャプチャ終了かどうかを判断
して(ステップS44)、キャプチャ終了でない場合は
ステップS41に戻り、キャプチャ終了の場合は処理を
終了する。
【0078】入力カウンタの値>バッファ34の領域数
×αが不成立の場合、制御部35bは、図7で説明した
画像圧縮を実行する(ステップS45)。そして、制御
部35bは、入力カウンタを1減算して(ステップS4
6)、キャプチャ終了かどうかを判断し(ステップS4
7)、キャプチャ終了でない場合はステップS41に戻
り、キャプチャ終了の場合は処理を終了する。
【0079】なお、本実施の形態では、入力カウンタの
値とバッファ数とを比較してスキップするかどうかを判
断しているが、圧縮に要する時間と圧縮したフレーム数
から判断してもよい。その場合は、以下の式が成り立つ
ときにスキップする。 圧縮時間×画像符号のフレームレート×β>圧縮したフレーム数 ・・・(1) 式(1)において、βは1.0以上の任意の小数であ
り、装置毎に最適な値に設定される。また、以下の計算
例のように定期的に圧縮に要する時間と圧縮したフレー
ム数及び入力カウンタの値とバッファ34の領域数から
スキップするフレーム数を決めてもよい。 Skip2=(Rate−(Frame−Skip1)/Time)×γ1 +(Input/Buffer)×γ2 ・・・(2) ここで、計算結果が小数となる場合は、切り捨て、切り
上げ又は四捨五入を行い、整数とする。Rateはビデ
オ符号のヘッダに記述される本来処理すべき圧縮フレー
ムレート、Frameは平均圧縮フレームレートを求め
るためのフレーム数(例えば1GOPのフレーム数)、
Skip1はFrameの数のフレームを圧縮する間に
スキップしたフレーム数、TimeはFrameの数の
フレームを圧縮するのにかかった時間、Inputは現
在の入力カウンタ値、Bufferはバッファ34の領
域数、γ1,γ2は1.0以上の任意の小数であり、装
置毎に最適な値に設定される。Skip2は次回のFr
ameの数のフレームを圧縮するときにスキップするフ
レーム数である。こうして、Skip2の数だけ均等に
スキップするようにする。
【0080】また、音声も同時に圧縮している場合は、
音声符号のサイズから判断してもよい。その場合は以下
の式が成り立つ時にスキップする。 圧縮時間=音声符号のサイズ/音声符号のビットレート 圧縮時間×画像符号のフレームレート×γ>圧縮したフレーム数 ・・・(3) 式(3)において、γは1.0以上の任意の小数であ
り、装置毎に最適な値に設定される。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、並列的に処理を実行す
る第1の圧縮制御手段と第2の圧縮制御手段とを設ける
ことにより、動画像圧縮装置に処理を集約してアプリケ
ーションが直接圧縮処理に関与しなくてもよいように構
成したので、アプリケーションが動画像圧縮方式の詳細
を知ることなしに、キャプチャした画像データを動画像
圧縮装置に渡すだけで動画像を圧縮するシステムを構築
することができる。その結果、圧縮機能をアプリケーシ
ョンに組み込むことが容易となる。
【0082】また、RGB形式にキャプチャされた入力
画像データをYUV形式の画像データに変換するYUV
変換手段を設けることにより、RGB形式のままでコピ
ーする場合よりもデータ容量を減らすことができるの
で、必要なメモリ容量を減らすことができる。
【0083】また、第1の圧縮制御手段が入力画像デー
タを受け取るときに圧縮処理の一部の処理を行うことに
より、画像データをコピーする処理を減らすことがで
き、CPUの負荷を減らすことができる。
【0084】また、入力画像データあるいは第1の圧縮
制御手段によって処理された画像データを使わずに、B
ピクチャを差分の無いフレームと見なして、実際に圧縮
しないで、前フレームと差分が0であることを示す符号
を挿入することにより、圧縮処理が遅れないようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 MPEGビデオに準拠した符号フォーマット
を示す構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態となる動画像圧縮
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2の動画像圧縮装置によるキャプチャ圧縮
の動作を示すフローチャート図である。
【図4】 図2の第1の圧縮制御部の動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図5】 図2の第2の圧縮制御部の動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図6】 図2の第1の圧縮制御部による入力画像の前
処理のフローチャート図である。
【図7】 図2の第2の圧縮制御部による画像圧縮のフ
ローチャート図である。
【図8】 図2の第2の圧縮制御部によるスキップ処理
のフローチャート図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態となる第1の圧縮
制御部の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【図10】 本発明の第2の実施の形態となる第2の圧
縮制御部の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【図11】 従来の動画像圧縮装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 31…キャプチャ部、32…キャプチャ圧縮アプリケー
ション、33…第1の圧縮制御部、34…バッファ、3
5…第2の圧縮制御部、33a…制御部、36a…YU
V変換部、37a…サイズ変換部、39a…DCT部、
35b…制御部、37b…サイズ変換部、38b…動き
検索部、39b…DCT部、40b…量子化部、41b
…動き補償部、42b…逆DCT部、43b…逆量子化
部、44b…可変長符号化部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 11/00 - 11/22 H04N 7/00 - 7/68 H04N 1/41 - 1/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データがR(赤)G(緑)B
    (青)形式の場合に、この入力画像データをY(輝度)
    U(R−Yの色差)V(B−Yの色差)形式の画像デー
    タに変換するYUV変換部と、前記入力画像データの画
    像サイズと圧縮する画像サイズとが異なる場合に画像サ
    イズを変換する第1のサイズ変換部と、前記入力画像デ
    ータがIピクチャの場合に周波数を変換する第1のDC
    T部とを備えた第1の圧縮制御手段と、この第1の圧縮制御手段によって処理された画像データ
    を複数フレーム分格納するための領域を備えたバッファ
    と、 前記第1の圧縮制御手段によって処理され前記バッファ
    に格納された処理済みの画像データにサイズ変換が必要
    な場合に画像サイズを変換する第2のサイズ変換部と、
    前記処理済みの画像データがPピクチャの場合に前フレ
    ームとの差分データを計算し、前記処理済みの画像デー
    タがBピクチャの場合に前後フレームとの差分データを
    計算する動き検索部と、前記処理済みの画像データがI
    ピクチャで、かつ前記周波数変換が済んでいない場合に
    周波数を変換し、前記処理済みの画像データがPピクチ
    ャあるいはBピクチャの場合に前記差分データを周波数
    変換する第2のDCT部と、この第2のDCT部によっ
    て周波数変換されたデータを量子化する量子化部と、こ
    の量子化部から出力された量子化データを可変長符号化
    する可変長符号化部とを少なくとも備えた 第2の圧縮制
    御手段とを有し、前記第1の圧縮制御手段は、前記入力画像データを受け
    取るときに圧縮処理の一部を行い、前記第2の圧縮制御
    手段は、前記第1の圧縮制御手段で処理済みの画像デー
    タを圧縮し、 前記第1の圧縮制御手段と第2の圧縮制御
    手段は、並列的に処理を実行することを特徴とする動画
    像圧縮装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動画像圧縮装置におい
    て、前記第2の圧縮制御手段は、圧縮処理が遅れている場
    合、前記入力画像データあるいは前記第1の圧縮制御手
    段によって処理された画像データを使わずに、Bピクチ
    ャを差分の無いフレームと見なして圧縮する ことを特徴
    とする動画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の動画像圧縮装置におい
    て、前記第2の圧縮制御手段は、前記バッファが空いていな
    いときに、前記圧縮処理が遅れていると判断する ことを
    特徴とする動画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の動画像圧縮装置におい
    て、前記第2の圧縮制御手段は、前記第1の圧縮制御手段が
    受け取った入力画像データの数に対して前記バッファの
    領域数が不十分である場合、前記圧縮処理が遅れている
    と判断する ことを特徴とする動画像圧縮装置
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