JPH1084276A - 計数回路の入力回路 - Google Patents

計数回路の入力回路

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JPH1084276A
JPH1084276A JP8238838A JP23883896A JPH1084276A JP H1084276 A JPH1084276 A JP H1084276A JP 8238838 A JP8238838 A JP 8238838A JP 23883896 A JP23883896 A JP 23883896A JP H1084276 A JPH1084276 A JP H1084276A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K21/00Details of pulse counters or frequency dividers
    • H03K21/02Input circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop

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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントエンドの出力形式が1個と2個のい
ずれのタイプでも対応できるPLLシンセサイザICな
どの計数回路用の入力回路を提供する。 【解決手段】 第1および第2の入力端子1、2と、該
第1および第2の入力端子にそれぞれ接続される高域周
波数特性を有する第1の増幅回路3および低域周波数特
性を有する第2の増幅回路4と、前記第1および第2の
増幅回路にそれぞれ含まれる自己バイアス用の第1およ
び第2の帰還抵抗R1、R2および該増幅回路の出力を
遮断し得る第1および第2のスイッチング素子SW1、
SW2と、前記第1および第2の入力端子のそれぞれの
間に接続される第3のスイッチング素子SW3とからな
り、前記第1および第2の入力端子への信号の入力に応
じて該信号を前記第1および第2の増幅回路に振り分け
るため、前記各スイッチング素子のオンオフを制御する
制御手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数シンセサイザ
ICなどの計数回路の入力回路に関する。さらに詳しく
は、たとえばAM帯とFM帯のように周波数帯域が離れ
た2つの周波数帯域の信号が1個の出力端子により出力
される場合でも、それぞれの周波数帯域が2個の出力端
子により別々に出力される場合でも、そのまま接続し得
る計数回路の入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ラジオの受信機などのオーディオ用
のチューナ部の殆どはデジタルシンセサイザ化され、P
LL回路を有するデジタル シンセサイザ チューナ用I
Cが用いられている。このデジタルシンセサイザ化は、
まずフロントエンドでローカルオシレータであるVCO
と、アンテナにより受信した信号とにより中間周波の信
号を作成する。たとえばラジオの受信機において、AM
放送帯とFM放送帯との両方を受信する場合、前述のロ
ーカルオシレータはAM帯とFM帯の両方が用いられ、
それぞれの中間周波の信号が作成される。このローカル
オシレータであるVCOの出力はICの計数回路に使用
される。
【0003】PLL回路で増幅する場合、たとえばAM
帯とFM帯とで周波数域が離れており、MOSFETが
使用される増幅回路の周波数特性が異なるため、通常高
周波域用と低周波域用の別々の増幅回路が用いられてい
る。一方、前述のフロントエンドの出力は、その構成に
よりVCOのAM帯およびFM帯の信号が1個の出力端
子で出力される場合と、AM帯とFM帯の信号がそれぞ
れ別々に2個の出力端子で出力される場合とがある。し
たがって、VCOに2個の出力端子を有するフロントエ
ンドの場合には、それぞれ別々の入力端子を有するPL
Lシンセサイザ用ICを使用し、1個の出力端子を有す
るフロントエンドからの出力は、1個の入力端子を有
し、PLL回路内で、高周波域と低周波域のそれぞれの
周波数の入力によりロジック的に周波数特性の切替えを
行うICを用いることになる。それぞれの例を図3に示
す。
【0004】図3(a)は、フロントエンド11の出力
として、AM帯とFM帯の別々に出力端子12、13が
設けられたもので、PLL回路21は端子12、13に
対応して入力端子22、23がそれぞれ設けられたIC
が用いられる。なお、図ではVCOの端子のみが示され
ており、中間周波の端子は示されていないが、中間周波
についても、たとえばFM帯とAM帯とは10.7MH
zと450kHzの差があり、同様に別々の端子が用い
られる。図3(a)において、14は受信用のアンテ
ナ、15、16はそれぞれ結合用のコンデンサである。
【0005】図3(b)はフロントエンド11の出力と
してAM帯とFM帯で共通の1つの出力端子17が設け
られたもので、フロントエンド11内にAM帯とFM帯
の出力を切り替えるスイッチ18が設けられ、どちらか
が出力される構成になっている。それに伴い、PLL回
路21も1個の入力端子24を有するICが用いられ、
前述のようにPLL回路21内でロジック的に切替えが
行われる。この切替えの例は、たとえば実公平4−38
606号公報や、実公平4−45305号公報などに記
載されている。なお、19は結合用のコンデンサであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、フロン
トエンドによって、出力端子が1個のものと、2個のも
のとがあり、それに伴ってPLL回路を有する周波数シ
ンセサイザICを使い分けなければならないという問題
がある。
【0007】一方、前述の2個の出力端子のフロントエ
ンドの出力端子を1個にするためには、図4(a)に示
されるように、それぞれの出力端子側に抵抗とコンデン
サR11、C11およびR12、C12をそれぞれ接続
して結合し、1個の出力端子17とすることもできる。
また、逆に1個の出力端子17のフロントエンドの出力
端子を2個にするためには、図4(b)に示されるよう
に、抵抗R13、R14およびコンデンサC13、C1
4をそれぞれ接続し、2個の出力端子12、13とする
ことができる。しかし、このような抵抗とコンデンサに
よるフィルタ回路を接続してPLL回路21につながる
出力端子の数を増やしたり減らしたりすると、(1)フ
ロントエンドの出力レベルが減衰する、(2)両信号が
それぞれの他方の帯域側に漏れ込み干渉する、(3)外
部に抵抗およびコンデンサを接続しなければならず、外
部素子が増加する、などの問題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、フロントエンドの出力形式が1個と2
個のいずれのタイプでも対応できるPLLシンセサイザ
ICなどの計数回路の入力回路を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による計数回路の
入力回路は、第1および第2の入力端子と、該第1およ
び第2の入力端子にそれぞれ接続される第1の増幅回路
および第1の増幅回路よりも低域の周波数特性を有する
第2の増幅回路と、前記第1および第2の増幅回路にそ
れぞれ内蔵される自己バイアス用の第1および第2の帰
還抵抗と、前記第1および第2の増幅回路にそれぞれ内
蔵され、または外部接続され、該増幅回路の出力を遮断
し得る第1および第2のスイッチング素子と、前記第1
および第2の入力端子の間に接続される第3のスイッチ
ング素子とからなり、前記第1および第2の入力端子へ
の信号の入力に応じて該信号を前記第1および第2の増
幅回路に振り分けるため前記スイッチング素子のオンオ
フを制御する制御手段が設けられている。
【0010】前記制御手段は、前記第1の入力端子に周
波数の異なる複数の信号が共通に入力される場合に、第
3のスイッチング素子がオフのとき第1のスイッチング
素子がオンで第2のスイッチング素子がオフとなり、第
3のスイッチング素子がオンのとき第1のスイッチング
素子がオフで第2のスイッチング素子がオンになるよう
に設定され、また、前記第1および第2の入力端子に信
号がそれぞれ別々に入力される場合に、前記第1の入力
端子の信号を処理するとき第2のスイッチング素子をオ
フにして第1のスイッチング素子をオンにし、前記第2
の入力端子の信号を処理するとき第1のスイッチング素
子をオフにして第2のスイッチング素子をオンにするよ
うに設定されることにより、たとえばAM帯とFM帯が
1個の出力端子で出力されるフロントエンドの場合で
も、それぞれ別々の2個の出力端子により出力されるフ
ロントエンドの場合でも、第1〜第3のスイッチング素
子のオンオフだけで、たとえばFM帯を第1の増幅回路
側に、AM帯を第2の増幅回路側に分離して、減衰や干
渉をすることなくそれぞれの周波数帯域側で増幅し計数
化することができる。
【0011】前記第1および/または第2の帰還抵抗
が、前記第1および/または第2のスイッチング素子の
抵抗をそれぞれ利用することにより前記第1および/ま
たは第2のスイッチング素子と兼用されていることが、
回路規模を縮小することができるため好ましい。
【0012】前記第1および/または第2の入力端子と
アース間に第4および/または第5のスイッチング素子
が接続され、該第4および第5のスイッチング素子は該
スイッチング素子の接続される前記入力端子および前記
増幅回路に信号が入力されないときはオンにされる手段
が前記同期手段に設けられていることが、使用しない帯
域側のラインを入力端子部でプルダウンして完全に不使
用状態にすることができ、ノイズなどの入力や干渉など
をより防止することができるため好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の計数回路の入力回路について説明をする。
【0014】図1は、本発明の計数回路の入力回路の一
実施形態の回路図である。図1において、1、2はそれ
ぞれ第1および第2の入力端子、3、4は一端が入力端
子1、2にそれぞれ接続される第1および第2の増幅回
路で、第1の増幅回路3は周波数特性が良く、たとえば
FM帯に適するように設けられた高域周波数用増幅器A
1および自己バイアス用の第1の帰還抵抗R1からな
り、第2の増幅回路4は周波数特性を抑えてたとえばA
M帯に適するように設けられた、低域周波数用増幅器A
2および自己バイアス用の第2の帰還抵抗R2からなっ
ている。図1に示される例では、それぞれの増幅回路
3、4は、それぞれの増幅回路の出力を遮断し得る第1
および第2のスイッチング素子SW1、SW2を帰還回
路内に有しているが、このスイッチング素子SW1、S
W2は前記機能を有すれば増幅回路3、4の外に接続さ
れていてもよい。SW3は第1の入力端子1と第2の入
力端子2との間に接続され、第1の入力端子1に入力さ
れた信号の周波数帯により、第1の増幅回路3側と第2
の増幅回路4側とにスイッチングする第3のスイッチン
グ素子である。Q1、Q2は第1および第2の入力端子
1、2とアースとの間にそれぞれ接続されたトランジス
タで、トランジスタQ1、Q2がオンのときは入力端子
1、2をアースと接続するプルダウン抵抗となり、トラ
ンジスタQ1、Q2がオフのときは入力端子1、2を使
用可能状態にするスイッチング素子(第4および第5の
スイッチング素子)の作用をする。なお、図1におい
て、A3、A4はインバータ回路で、C1、C2は結合
のためのコンデンサである。
【0015】スイッチング素子SW1〜SW3は、たと
えばMOSFETなどのトランジスタによりアナログス
イッチ回路として構成され、そのオンオフにより接続と
非接続の切り替えを行う。第1の増幅回路3の具体例を
図2に示す。図2において、A1は図1の第1の増幅器
で、PMOSFETとNMOSFETからなるトランジ
スタQ3、Q4が電源電圧と基準電位間に直列接続され
たCMOSインバータの構成になっている。スイッチン
グ素子SW1はPMOSFETとNMOSFETからな
るトランジスタQ5、Q6のソースおよびドレインが並
列接続され、それぞれのゲートには制御信号SSが、一
方は直接に、他方はインバータ素子I1を介して印加さ
れる構成になっている。したがって、制御信号SSが印
加されれば、トランジスタQ5、Q6が共にオンまたは
オフになり、第1のスイッチング素子SW1がオンのと
きに帰還回路が閉じ、自己バイアスが印加されて増幅器
A1が動作する。この制御信号SSと同様な制御信号を
第2および第3のスイッチング素子SW2、SW3にイ
ンバータ素子を介して後述するオンオフ状態になるよう
に印加することにより、各スイッチング素子のオンオフ
を制御信号だけにより制御する論理的な制御手段を構成
することができる。
【0016】つぎに、図1に示される本発明の入力回路
の動作について説明をする。
【0017】まず、フロントエンドのVCOの出力端子
がAM帯とFM帯の信号をまとめて1個の出力端子とさ
れた場合、その出力端子を本発明の図1に示される回路
の第1の入力端子1に接続し、第2の入力端子2はオー
プンにする。
【0018】このフロントエンドから送られてくる信号
がFM帯の場合には、第3のスイッチング素子SW3を
オフにし、第1のスイッチング素子SW1をオン、第2
のスイッチング素子SW2をオフにする。また、トラン
ジスタQ1(第4のスイッチング素子)はオフ、トラン
ジスタQ2(第5のスイッチング素子)をオンにする。
その結果、第1の入力端子1に入力されたFM帯の信号
は、第3のスイッチング素子SW3を進むことができ
ず、第1の増幅器A1に進む。第1のスイッチング素子
SW1はオンになって第1の増幅回路3は第1の帰還抵
抗R1を介して帰還回路が形成され自己バイアスがかか
ることにより、高域周波数特性のリニアアンプとして動
作するので、増幅された信号はさらに増幅器A3の方に
進み、図示しない計数回路に入力される。このとき、第
2の増幅回路4側では、第2の入力端子2がトランジス
タQ2のオンによりプルダウンされており、何も入力さ
れず、第3のスイッチング素子SW3もオフになってい
るため、第1の入力端子1側に入力された信号もこない
が、さらに、第2のスイッチング素子SW2もオフにさ
れており、たとえ何らかの信号が漏れてきても第2の増
幅回路4は動作せず、干渉したりノイズが発生しないよ
うになっている。
【0019】つぎに、フロントエンドから送られてくる
信号がAM帯の場合には、第3のスイッチング素子SW
3をオンにし、第1のスイッチング素子SW1をオフ、
第2のスイッチング素子SW2をオンにする。また、ト
ランジスタQ1(第4のスイッチング素子)はオフ、ト
ランジスタQ2(第5のスイッチング素子)もオフにす
る。その結果、第1の入力端子1に入力された信号は、
第3のスイッチング素子SW3を経て第2の増幅回路4
側に進み、第2のスイッチング素子SW2もオンになっ
ているため、第2の増幅回路4は第2の帰還抵抗R2に
よりその帰還回路が形成され自己バイアスがかかること
により、低域周波数特性のリニアアンプとして動作する
ので、増幅された信号はさらに増幅器A4の方に進み、
図示しない計数回路に入力される。このとき、第1の増
幅回路3側では、第1のスイッチング素子SW1がオフ
にされており、第1の増幅回路3は自己バイアスが印加
されず、動作しない。その結果、第1の増幅器A1側に
AM帯の信号が入ってきても第1の増幅器A1から先に
進むことができず、FM受信機側にAM信号が混信し、
干渉したりノイズとなることはない。
【0020】一方、フロントエンドのVCOの出力端子
がAM帯とFM帯の信号をそれぞれ別々の端子とし、2
個の出力端子とされている場合について説明をする。こ
の場合には、その2個の出力端子を本発明の図1に示さ
れる回路の第1および第2の入力端子1、2にそれぞれ
接続する。
【0021】まず、第1の入力端子1にFM帯の信号が
入力された場合は、前述と同様に、第3および第2のス
イッチング素子SW3、SW2をオフにし、第1のスイ
ッチング素子SW1をオンにし、トランジスタQ1をオ
フ、トランジスタQ2をオンにする。動作は前述と同じ
である。
【0022】つぎに、第2の入力端子2にAM帯の信号
が入力された場合、第1のスイッチング素子SW1をオ
フにし、第2のおよび第3のスイッチング素子SW2、
SW3をオンにするように制御する。また、トランジス
タQ1、Q2をオフにする。その結果、第2の入力端子
2から入力され、第2の増幅回路4側に進んだAM帯の
信号は、第2のスイッチング素子SW2がオンになって
いるため、第2の増幅回路4の帰還回路が形成され、自
己バイアスがかかることにより、低域周波数特性のリニ
アアンプとして動作する。そして、前述と同様に増幅さ
れたAM帯の信号が図示しない計数回路側に送られる。
一方、第1の増幅回路3側では、第1のスイッチング素
子SW1がオフにされているため、動作せず遮断され
る。そのため、FM帯側の受信回路にAM帯の信号が入
り、混信や干渉を起こすことはない。
【0023】このような制御手段を用いることにより、
AM帯の信号が第1の入力端子1に入力されても同じ制
御手段によりAM帯の信号を低域周波数特性の第2の増
幅回路4により増幅することができる(フロントエンド
のVCOの出力端子がAM帯とFM帯の信号をまとめた
1個の出力端子で第1の入力端子1に接続された場合と
同じ制御手段で制御することができる)。しかし、AM
帯が第2の入力端子2に入力されるとき第3および第1
のスイッチング素子SW3、SW1をオフにし、第2の
スイッチング素子SW2をオンにし、トランジスタQ1
をオン、Q2をオフにするように制御してもよい。この
場合、入力端子2側からの入力は第3のスイッチング素
子SW3により遮断されており、また入力端子1には信
号は入力されないが、たとえノイズが入力されてもトラ
ンジスタQ1がオンになっているため、プルダウンさ
れ、第1の増幅回路3側には何も入力されず、一層FM
帯側への混信を防ぐことができる。
【0024】前述の第1〜第3のスイッチング素子SW
1〜SW3およびトランジスタQ1、Q2(第4および
第5のスイッチング素子)のオンオフの制御は、前述の
ように、図2に示されるようなNMOSFET、PMO
SFETおよびインバータ素子とからなるアナログスイ
ッチ回路のゲートへの入力信号を制御信号SSにより同
期させる制御手段により行われる。
【0025】以上の例では、VCOの出力信号であった
が、これに限らず、中間周波の信号でも10.7MHz
と450kHzと大きな差があり、増幅回路を高域周波
数対応と低域周波数対応とに分けることが好ましく、そ
の場合には同様に本発明の入力回路を使用することがで
きる。また、AM帯とFM帯のラジオ受信機に限定され
るものではなく、離れた周波数帯域の信号をMOSFE
Tにより増幅する周波数シンセサイザICに同様に本発
明の入力回路を用いることができる。
【0026】さらに、前述の例では第1および第2のス
イッチング素子SW1、SW2と第1および第2の帰還
抵抗R1、R2をそれぞれ別々に設けたが、スイッチン
グ素子の抵抗分を帰還抵抗として用い、第1および/ま
たは第2の帰還抵抗を第1および/または第2のスイッ
チング素子と兼用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、入力端子間に挿入した
スイッチング素子と増幅回路の出力を遮断し得るスイッ
チング素子との組み合わせにより信号の進行を制御して
いるため、高域周波数帯と低域周波数帯の2周波数帯の
信号が1個の出力端子により出力されている場合でも2
個の出力端子により出力されている場合でもどちらにも
対応することができる。その結果、ラジオ受信機のフロ
ントエンドなどの出力形式にかかわらず、PLL回路を
有するシンセサイザICを変更したり、他の部品を追加
したりすることなく、しかも入力レベルの減衰や干渉の
問題を殆ど気にしないでそのまま次段の回路に接続する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計数回路の入力回路の一実施形態の説
明図である。
【図2】図1の第1のスイッチング素子の部分の具体例
を示す回路図である。
【図3】従来のフロントエンドとPLL回路の接続例を
示す図である。
【図4】従来のフロントエンドとPLL回路との接続に
おいて、PLL回路の入力端子の数に合せてフロントエ
ンドの数を調整する例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 3 第1の増幅回路 4 第2の増幅回路 SW1 第1のスイッチング素子 SW2 第2のスイッチング素子 SW3 第3のスイッチング素子 Q1 トランジスタ(第4のスイッチング素子) Q2 トランジスタ(第5のスイッチング素子) R1 第1の帰還抵抗 R2 第2の帰還抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の入力端子と、該第1お
    よび第2の入力端子にそれぞれ接続される第1の増幅回
    路および該第1の増幅回路よりも低域の周波数特性を有
    する第2の増幅回路と、前記第1および第2の増幅回路
    にそれぞれ内蔵される自己バイアス用の第1および第2
    の帰還抵抗と、前記第1および第2の増幅回路にそれぞ
    れ内蔵され、または外部接続され、該増幅回路の出力を
    遮断し得る第1および第2のスイッチング素子と、前記
    第1および第2の入力端子の間に接続される第3のスイ
    ッチング素子とからなり、前記第1および第2の入力端
    子への信号の入力に応じて該信号を前記第1および第2
    の増幅回路に振り分けるため前記スイッチング素子のオ
    ンオフを制御する制御手段が設けられてなる計数回路の
    入力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の入力端子に周波数の異なる複
    数の信号が共通に入力される場合に、前記制御手段は、
    第3のスイッチング素子がオフのとき第1のスイッチン
    グ素子がオンで第2のスイッチング素子がオフとなり、
    第3のスイッチング素子がオンのとき第1のスイッチン
    グ素子がオフで第2のスイッチング素子がオンになるよ
    うに設定され、前記第1および第2の入力端子に信号が
    それぞれ別々に入力される場合に、前記制御手段は、前
    記第1の入力端子の信号を処理するとき第2のスイッチ
    ング素子をオフにして第1のスイッチング素子をオンに
    し、前記第2の入力端子の信号を処理するとき第1のス
    イッチング素子をオフにして第2のスイッチング素子を
    オンにするように設定されてなる請求項1記載の計数回
    路の入力回路。
  3. 【請求項3】 前記第1および/または第2の帰還抵抗
    が、前記第1および/または第2のスイッチング素子の
    抵抗をそれぞれ利用することにより前記第1および/ま
    たは第2のスイッチング素子と兼用されてなる請求項1
    または2記載の入力回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および/または第2の入力端子
    とアース間に第4および/または第5のスイッチング素
    子が接続され、該第4および第5のスイッチング素子は
    該スイッチング素子の接続される前記入力端子および前
    記増幅回路に信号が入力されないときはオンにされる手
    段が前記制御手段に設けられてなる請求項1、2または
    3記載の入力回路。
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