JPH1083619A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH1083619A
JPH1083619A JP8238996A JP23899696A JPH1083619A JP H1083619 A JPH1083619 A JP H1083619A JP 8238996 A JP8238996 A JP 8238996A JP 23899696 A JP23899696 A JP 23899696A JP H1083619 A JPH1083619 A JP H1083619A
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JP8238996A
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Shinichi Hora
慎一 洞
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後の外部記憶媒体の外部記憶媒体駆動装
置内からの抜き忘れを確実に防止し得る文書処理装置を
提供する。 【解決手段】 文書データ等の保存及び呼び出しに使用
される外部記憶媒体14が外部記憶媒体駆動装置8内に
あることを検出する外部記憶媒体検出手段2と、文書処
理装置の操作を停止してからの時間を測定する時間測定
手段3と、時間測定手段3により測定された時間が操作
停止後の一定時間を経過したときに、外部記憶媒体検出
手段2によって外部記憶媒体14が外部記憶媒体駆動装
置8内にあることを検出している場合には、使用者に対
して置き忘れの警報を発する外部記憶媒体放置警報手段
4とを備え、外部記憶媒体放置警報手段4は、警報音を
発するとともに、表示画面に外部記憶媒体の置き忘れで
あることを示す警報情報を表示するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、職場や学校等のグ
ループのように複数人で共同使用するような環境に置か
れた文書処理装置、例えばハードディスクを内蔵し、外
付けのレーザプリンタを接続可能なワードプロセッサ等
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書処理装置においては、データ
の保存、呼び出しに使用する外部記憶媒体を、その目的
とする作業終了後に、往々にして外部記憶媒体駆動装置
内に置き忘れることがよくある。例えば、プリントアウ
トした後などに、そのプリントアウトした資料に気を取
られて置き忘れてしまうことが多い。
【0003】この場合、本人が気づくまで、又は別の人
が文書処理装置を使用しようとして外部記憶媒体駆動装
置内に外部記憶媒体が入っているのに気づくまで、外部
記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内に放置されることに
なる。
【0004】そして、別の人が気づいた場合、その外部
記憶媒体を抜き出すことになるが、このとき、抜き出し
た外部記憶媒体のケース本体にその所有者名が記されて
いるか、又は所有者を示す手掛かりになるようなものが
あれば、それを基にして所有者を捜すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、抜き出
した外部記憶媒体の登録内容まで確認しなければ所有者
が分からないような場合や、所有者の見当もつかないよ
うな場合には、往々にしてその抜き出した外部記憶媒体
を装置の側に放置する場合が多い。このような場合、抜
き忘れた本人がすぐに気づいて捜す場合は良いが、時間
が経っている場合には、放置された外部記憶媒体が別の
外部記憶媒体と一緒にされてしまったりして、捜すのが
困難になる場合がある。
【0006】本発明はこのような不具合を解決すべく創
案されたものであって、その目的は、使用後の外部記憶
媒体の外部記憶媒体駆動装置内からの抜き忘れを確実に
防止し得る文書処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の文書処理装置は、文書デー
タ等の保存及び呼び出しに使用される外部記憶媒体が外
部記憶媒体駆動装置内にあることを検出する外部記憶媒
体検出手段と、文書処理装置の操作を停止してからの時
間を測定する時間測定手段と、前記時間測定手段により
測定された時間が操作停止後の一定時間を経過したとき
に、前記外部記憶媒体検出手段によって外部記憶媒体が
外部記憶媒体駆動装置内にあることを検出している場合
には、使用者に対して置き忘れの警報を発する外部記憶
媒体放置警報手段とを備えた構成とする。つまり、ある
一定時間以上、文書処理装置の操作がされなければ、既
に操作者はその場にいないものと判断し、その時点で外
部記憶媒体駆動装置内に外部記憶媒体が存在すれば、そ
れは装置の中に忘れたものと判断して、外部記憶媒体放
置警報手段より警報を発する。これにより、装置周辺に
いる人に、外部記憶媒体の置き忘れを警報することがで
きるものである。
【0008】また、本発明の請求項2記載の文書処理装
置は、請求項1記載の文書処理装置において、前記外部
記憶媒体放置警報手段は、警報音を発するとともに、表
示画面に外部記憶媒体の置き忘れであることを示す警報
情報を表示するものである。すなわち、警報音によって
装置周辺にいる人にも外部記憶媒体の置き忘れを警報で
きるとともに、画面表示による目視によっても外部記憶
媒体の置き忘れを警報できるものである。
【0009】また、本発明の請求項3記載の文書処理装
置は、請求項2記載の文書処理装置において、外部記憶
媒体駆動装置の内部に置き忘れた外部記憶媒体の文書画
面が文書処理装置の内部に残っている場合には、その最
終画面の全部又は一部を前記警報情報に重ねて画面表示
する最新文書画面付加手段を備えた構成とする。つま
り、置き忘れの外部記憶媒体の外部表面ラベル等に名前
若しくはそれを判断できる内容の表記が無くても、外部
記憶媒体に保存されているデータの一部を画面表示する
ことによって、置き忘れた所有者が誰であるのかの判断
がより容易なものとなる。
【0010】また、本発明の請求項4記載の文書処理装
置は、請求項2記載の文書処理装置において、外部記憶
媒体駆動装置の内部に置き忘れた外部記憶媒体の文書画
面が文書処理装置の内部に残っていない場合には、前記
外部記憶媒体から最初のデータの全部又は一部を呼び出
し、その呼び出したデータを前記警報情報に重ねて画面
表示する先頭文書画面付加手段を備えた構成とする。つ
まり、置き忘れの外部記憶媒体の外部表面ラベル等に名
前若しくはそれを判断できる内容の表記が無くても、外
部記憶媒体に保存されているデータの一部を画面表示す
ることによって、置き忘れた所有者が誰であるのかの判
断がより容易なものとなる。
【0011】また、本発明の請求項5記載の文書処理装
置は、請求項2、3又は4記載の文書処理装置におい
て、表示された警報画面を印字出力するとともに、印字
出力を終了するまでは次の操作入力があってもその処理
動作に移行しない放置リストバックアップ手段を備えた
構成とする。これにより、せっかく得られた外部記憶媒
体の所有者の手掛かりを、警報状態をうっかり解除して
しまうことによって無くしてしまうといった不具合が解
消される。また、画面表示により判断するよりも、印字
出力した物で判断する方が判断しやすく、また多くの人
に判断を依頼できることから、それだけ迅速、的確な判
断が可能となる。
【0012】また、本発明の請求項6記載の文書処理装
置は、文書データ等の保存及び呼び出しに使用される外
部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあることを検出
する外部記憶媒体検出手段と、操作が完了したことを示
すキーが押されたとき、前記外部記憶媒体検出手段によ
って外部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあること
を検出している場合には、使用者に対して置き忘れの警
報を発する外部記憶媒体放置警報手段とを備えた構成と
する。つまり、操作完了と同時に置き忘れの警報を発す
ることにより、使用者がその場を離れる前に警報を発っ
せられるから、置き忘れ防止の効果がより大きくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0014】図14は、本発明の文書処理装置の一例を
示す外観斜視図である。
【0015】すなわち、内部記憶媒体としてハードディ
スクを持ち、外部記憶媒体としてフロッピディスクを使
用し、外部記憶媒体駆動装置としてフロッピディスクド
ライブ21を持ち、入力手段としてキーボード22やマ
ウス23を使用し、表示手段として液晶表示パネル24
を使用し、外付けの印刷手段としてレーザプリンタ25
を接続可能な文書処理装置、すなわち通常ビジネス機タ
イプと呼ばれるワードプロセッサ(以下、ワープロと略
記する)を示している。
【0016】図1は、このような文書処理装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【0017】本発明の文書処理装置は、装置全体の動作
制御を行うCPU1、外部記憶媒体検出手段2、時間を
測定する時間測定手段3、外部記憶媒体放置警報手段
4、最新文書画面付加手段5、先頭文書画面付加手段
6、放置リストバックアップ手段7、外部記憶媒体駆動
装置8(フロッピディスクドライブ21)、ハードディ
スク駆動装置9、印刷スキップ手段10、キーボード2
2やマウス23等の入力手段11、液晶表示パネル24
等の表示手段12及びレーザプリンタ25等の印刷手段
13によって構成されている。
【0018】外部記憶媒体検出手段2は、文書データ等
の保存及び呼び出しに使用される外部記憶媒体(以下、
FDと略記する)14が外部記憶媒体駆動装置(以下、
FDDと略記する)8内にあることを検出するブロック
である。
【0019】時間測定手段3は、文書処理装置の操作を
停止してからの時間を測定するブロックである。
【0020】外部記憶媒体放置警報手段4は、時間測定
手段3により測定された時間が操作停止後の一定時間を
経過したときに、外部記憶媒体検出手段2によってFD
14がFDD8内にあることを検出している場合には、
使用者に対して置き忘れの警報を発するブロックであ
る。また、外部記憶媒体放置警報手段4は、別の仕様態
様では、操作が完了したことを示すキーが押されたと
き、外部記憶媒体検出手段2によってFD14がFDD
8内にあることを検出している場合には、使用者に対し
て置き忘れの警報を発するブロックである。警報を発す
る手段は、ブザー等によって警報音を発するとともに、
液晶表示パネル24の表示画面にFD14の置き忘れで
あることを示す警報情報を表示するものである。
【0021】最新文書画面付加手段5は、FDD8の内
部に置き忘れたFD14の文書画面が文書処理装置の内
部に残っている場合には、その最終画面の全部又は一部
を警報情報に重ねて画面表示するブロックである。
【0022】先頭文書画面付加手段6は、FDD8の内
部に置き忘れたFD14の文書画面が文書処理装置の内
部に残っていない場合には、FD14から最初のデータ
の全部又は一部を呼び出し、その呼び出したデータを警
報情報に重ねて画面表示するブロックである。
【0023】放置リストバックアップ手段7は、表示さ
れた警報画面を印字出力するとともに、印字出力を終了
するまでは次の操作入力があってもその処理動作に移行
しないように処理するブロックである。
【0024】次に、上記構成の文書処理装置の動作につ
いて、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0025】キーボード22やマウス23等の入力手段
11が操作されて何らかの処理が行われている場合に
は、本発明に係わる処理は行わない(ステップS1)。
つまり、CPU1は、操作者がオペレーションによる仕
事をしていない状況で、入力手段11からキー入力があ
るかどうかを常に確認している(ステップS2)。そし
て、外部オペレーション入力が無ければ、時間測定手段
3により、次の外部オペレーション入力があるまでの時
間を測定する(ステップS3)。
【0026】CPU1は、次のオペレーション入力があ
るかどうかを監視し(ステップS4)、入力オペレーシ
ョンがあれば、入力があった時点で時間測定手段3によ
る時間測定を終了し、測定値をリセットする(ステップ
S5)。
【0027】図5は、時間測定手段3のメモリ上モデル
の一例を示している。図中、左側がタイマー設定数tx
(秒)、右側がタイマーカウント数ts (秒)である。
ここで、タイマー設定数tx (秒)は、だれが文書処理
装置を使用していたかを覚えている時間範囲内に設定し
ておくものとする。
【0028】時間測定を開始した時間測定手段3は、予
め設定されたタイマー設定数tx と、タイマーカウント
数ts とを随時比較し、ts >tx であれば、次の外部
オペレーション入力があるまで、時間の測定を継続す
る。一方、タイマーカウント数ts がタイマー設定数t
x を経過した時点(ts ≦tx )で、CPU1に対し測
定信号を送出するとともに、カウント値をリセットする
(ステップS6)。
【0029】CPU1は、時間測定手段3からの測定信
号に基づき、外部記憶媒体検出手段2に対して要求信号
を送出する。外部記憶媒体検出手段2は、この要求信号
に基づき、FDD8に対してアクセスし(ステップS
7)、FDD8内にFD14があるかどうかを確認する
(ステップS8)。そして、FDD8内にFD14があ
る場合には、FD14があることを示す検出信号をCP
U1に対して送信する。
【0030】CPU1は、この検出信号に基づいてFD
14がFDD8の内部に置き忘れられていると判断する
と、その時点で表示手段12に何が表示されているかを
判断する(ステップS9)。
【0031】図6は、画面メモリバッファの構成を示し
ている。
【0032】すなわち、メモリバッファの先頭に画面の
種別情報31があり、文書処理装置の使用者が作成中で
あったかどうかの判断に使用される。その下に表示開始
アドレス32、つまり表示装置に表示している画面表示
データの先頭アドレスが格納されている。さらに、その
下にデータ領域の最終データアドレス33が格納されて
いる。データ領域以外は固定長であるため、表示開始ア
ドレス32より表示データが最新の最終データかどうか
を判断できる。そのため、最新のデータでない場合は最
終データアドレス33から1画面表示分の容量を差し引
いたアドレスから、表示し直せばよいことになる。
【0033】CPU1では、ステップS9において、表
示画面が文書入力画面であるかどうかを判断する。そし
て、表示画面が例えば図7に示すような文書入力画面で
ある場合には、その画面が最終データ画面であるかどう
かを判断する(ステップS10)。
【0034】その結果、その画面が最終データ画面であ
る場合には、FD14の抜き忘れであることを知らせる
警報ブザーを鳴らすとともに、その最終データ画面にF
D14の抜き忘れであることを知らせる警報メッセージ
を重ねて同時に表示する(ステップS12)。例えば、
図8に示すように、最終データ画面の中央部に、「警告
!!FDが入ったままです、抜いて下さい」等の警報メ
ッセージを表示する。以上が、請求項1及び2に対応し
た動作である。
【0035】一方、ステップS10において、文書表示
画面のデータが最終データ画面でない場合には、最新文
書画面付加手段5によって最終データ画面を表示した後
(ステップS11)、FD14の抜き忘れであることを
知らせる警報ブザーを鳴らすとともに、その最終データ
画面にFD14の抜き忘れであることを知らせる警報メ
ッセージを重ねて同時に表示する(ステップS12)。
以上が、請求項3に対応した動作である。
【0036】一方、ステップS9において、表示画面が
文書入力画面以外(例えば、図9に示すアイコンの機能
選択画面)である場合には、FD14をアクセスに行
き、その先頭データを呼び出す(ステップS13)。
【0037】図11は、FD先頭登録データ呼び出し構
成図を示している。
【0038】すなわち、先頭にFD14のボリュームネ
ーム41とインデックス42とがあり、その次から登録
データ領域43となる。登録データ領域43を見ると、
その先頭に登録インデックス44がある。その下の登録
データは各々が可変長であり、かつ登録順はラングムと
なっている。つまり、登録された順番に格納されている
わけではない。この登録イッデックス44の最初のデー
タ45が先頭登録データであり、そこに記載されている
アドレスデータが先頭登録データとなり、このデータを
呼び出して先頭より1画面分のデータを表示する。図1
1の例では、登録データ〔6〕が先頭登録データであ
る。
【0039】CPU1は、このFD先頭登録データ呼び
出し構成図に基づいて先頭データを呼び出し、先頭文書
画面付加手段6によって、その呼び出したデータの先頭
から1画面分を表示する(ステップS14)。その後、
文書表示画面の場合と同様に、FD14の抜き忘れであ
ることを知らせる警報ブザーを鳴らすとともに、その先
頭文書画面にFD14の抜き忘れであることを知らせる
警報メッセージを重ねて同時に表示する(ステップS1
2)。例えば、図10に示すように、先頭文書画面の中
央部に、「警告!!FDが入ったままです、抜いて下さ
い」等の警報メッセージを表示する。以上が、請求項4
に対応した動作である。
【0040】次に、この警報状態を解除する手順につい
て、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0041】警報状態を解除するためには、FDD8か
らFD14を抜き取ることによって、警報音が停止する
(ステップS21,S22)。このとき解除されるの
は、警報音のブザーのみで、表示画面上の警告画面はそ
のままである。
【0042】そこで、この警報状態を完全に解除するた
めに「解除」キーを押すと(ステップS23)、放置リ
ストバックアップ手段7によって設定された設定条件
(図12参照)に従って処理が行われる(ステップS2
4)。
【0043】すなわち、警報設定で印刷条件が「印刷す
る」に設定されている場合には、ステップS24からス
テップS25へと動作を進める。そして、印刷条件をそ
の都度枚数設定する条件に設定しておけば、「解除」キ
ーの操作後、印刷枚数の入力待ちとなる(ステップS2
6)。そして、印刷枚数の入力後、「実行」キーが押さ
れると、設定した枚数の警告画面データが印刷される
(ステップS27)。このステップS25〜S27の処
理は、印刷枚数の条件をその都度その文書内容に応じて
設定したい場合の処理である。
【0044】従って、印刷条件を設定枚数で一律に印刷
する条件に設定しておけば、ステップS25からステッ
プS28へと動作を進めて、「解除」キーが押される
と、次のキー入力待ち無しで、警報画面が元の状態の画
面に戻るとともに、設定した枚数の警告画面データが印
刷される(ステップS27)。以上が、請求項5に対応
した動作である。
【0045】一方、ステップS24において、警報設定
の印刷条件を「印刷しない」に設定(図13参照)して
おけば、「解除」キーが押されると、警告画面の印刷を
行わずに元の画面に戻る。これが印刷スキップ手段10
の動作である。
【0046】なお、警報状態を解除する手段としては、
上記の他に、FDD8からFD14を抜いた時点で、
「解除」キーを押すことなく、上記の解除動作(ステッ
プS22〜ステップS28)を全て実行するように構成
してもよく、また、FDD8からFD14を抜かなくて
も、「解除」キーを押すことによって、上記の解除動作
(ステップS22〜ステップS28)を全て実行するよ
うに構成してもよい。
【0047】次に、本発明の請求項6に対応した文書処
理装置の動作について、図4のフローチャートを参照し
て説明する。
【0048】キーボード22やマウス23等の入力手段
11が操作されて何らかの処理(例えば、文書作成処
理)が行われている場合には、本発明に係わる処理は行
わない(ステップS31)。また、入力手段11が操作
されていなくても、文書作成処理を終了するための「終
了」キーが操作されていない場合には、キーの入力待ち
状態となる(ステップS32)。
【0049】一方、ステップS32において、文書作成
処理の「終了」キーが押されると、文書作成画面からア
イコンの機能選択画面に移行する。
【0050】また、CPU1は、「終了」キーの操作信
号に基づき、外部記憶媒体検出手段2に対して要求信号
を送出する。外部記憶媒体検出手段2は、この要求信号
に基づき、FDD8に対してアクセスし(ステップS3
3)、FDD8内にFD14があるかどうかを確認する
(ステップS34)。そして、FDD8内にFD14が
ある場合には、FD14があることを示す検出信号をC
PU1に対して送信する。
【0051】CPU1は、この検出信号に基づいてFD
14がFDD8の内部に置き忘れられていると判断する
と、FD14の抜き忘れであることを知らせる警報ブザ
ーを鳴らすとともに、その表示画面にFD14の抜き忘
れであることを知らせる警報メッセージを重ねて同時に
表示する(ステップS35)。
【0052】一方、この警報状態を解除するために、F
DD8からFD14を抜き取ると(ステップS36)、
警報音が停止する(ステップS37)。このとき解除さ
れるのは、警報音のブザーのみで、表示画面上の警告画
面はそのままである。
【0053】そこで、この警報状態を完全に解除するた
めに「解除」キーを押すと(ステップS38)、画面表
示されている警報メッセージが解除されて、一連の処理
が終了する。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の文書処理装置
は、文書データ等の保存及び呼び出しに使用される外部
記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあることを検出す
る外部記憶媒体検出手段と、文書処理装置の操作を停止
してからの時間を測定する時間測定手段と、前記時間測
定手段により測定された時間が操作停止後の一定時間を
経過したときに、前記外部記憶媒体検出手段によって外
部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあることを検出
している場合には、使用者に対して置き忘れの警報を発
する外部記憶媒体放置警報手段とを備えた構成とする。
つまり、ある一定時間以上、文書処理装置の操作がされ
なければ、既に操作者はその場にいないものと判断し、
その時点で外部記憶媒体駆動装置内に外部記憶媒体が存
在すれば、それは装置の中に忘れたものと判断して、外
部記憶媒体放置警報手段より警報を発するように構成し
たので、いつまでも放置されることなく、装置周辺にい
る人に外部記憶媒体の置き忘れを警報することができ
る。また、警報のタイミングを、警報前にだれが文書処
理装置を使用していたか覚えている時間範囲内で行うよ
うにすれば、外部記憶媒体の置き忘れを確実に防止し得
るとともに、所有者の判定もより容易なものとなる。
【0055】また、本発明の請求項2記載の文書処理装
置は、請求項1記載の文書処理装置において、前記外部
記憶媒体放置警報手段は、警報音を発するとともに、表
示画面に外部記憶媒体の置き忘れであることを示す警報
情報を表示するようにしたので、警報音によって装置周
辺にいる人にも外部記憶媒体の置き忘れを警報できると
ともに、画面表示による目視によっても外部記憶媒体の
置き忘れを警報できるものである。
【0056】また、本発明の請求項3記載の文書処理装
置は、請求項2記載の文書処理装置において、外部記憶
媒体駆動装置の内部に置き忘れた外部記憶媒体の文書画
面が文書処理装置の内部に残っている場合には、その最
終画面の全部又は一部を前記警報情報に重ねて画面表示
する最新文書画面付加手段を備えた構成としたので、置
き忘れの外部記憶媒体の外部表面ラベル等に名前若しく
はそれを判断できる内容の表記が無くても、外部記憶媒
体に保存されているデータの一部を画面表示することに
よって、置き忘れた所有者が誰であるのかの判断がより
容易に行えるものである。
【0057】また、本発明の請求項4記載の文書処理装
置は、請求項2記載の文書処理装置において、外部記憶
媒体駆動装置の内部に置き忘れた外部記憶媒体の文書画
面が文書処理装置の内部に残っていない場合には、前記
外部記憶媒体から最初のデータの全部又は一部を呼び出
し、その呼び出したデータを前記警報情報に重ねて画面
表示する先頭文書画面付加手段を備えた構成としたの
で、置き忘れの外部記憶媒体の外部表面ラベル等に名前
若しくはそれを判断できる内容の表記が無くても、外部
記憶媒体に保存されているデータの一部を画面表示する
ことによって、置き忘れた所有者が誰であるのかの判断
がより容易に行えるものである。
【0058】また、本発明の請求項5記載の文書処理装
置は、請求項2、3又は4記載の文書処理装置におい
て、表示された警報画面を印字出力するとともに、印字
出力を終了するまでは次の操作入力があってもその処理
動作に移行しない放置リストバックアップ手段を備えた
構成としたので、せっかく得られた外部記憶媒体の所有
者の手掛かりを、警報状態をうっかり解除してしまうこ
とによって無くしてしまうといった不具合が解消され
る。また、画面表示により判断するよりも、印字出力し
た物で判断する方が判断しやすく、また多くの人に判断
を依頼できることから、それだけ迅速、的確な判断が可
能となる。
【0059】また、本発明の請求項6記載の文書処理装
置は、文書データ等の保存及び呼び出しに使用される外
部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあることを検出
する外部記憶媒体検出手段と、操作が完了したことを示
すキーが押されたとき、前記外部記憶媒体検出手段によ
って外部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあること
を検出している場合には、使用者に対して置き忘れの警
報を発する外部記憶媒体放置警報手段とを備えた構成と
したので、操作完了と同時に置き忘れの警報を発するこ
とにより、使用者がその場を離れる前に警報を発っせら
れることとなって、置き忘れ防止の効果がより大きいも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書処理装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の文書処理装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】本発明の文書処理装置において警報状態を解除
する手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の請求項6に対応した文書処理装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】時間測定手段のメモリ上モデルの一例を示す図
である。
【図6】画面メモリバッファの構成を示す図である。
【図7】文書画面が残っている場合の表示画面の一例を
示す図である。
【図8】最終データ画面に警報メッセージを重ねて表示
する表示画面例を示す図である。
【図9】文書画面が残っていない場合の表示画面の一例
を示す図である。
【図10】先頭文書画面に警報メッセージを重ねて表示
する表示画面例を示す図である。
【図11】FD先頭登録データ呼び出し構成図である。
【図12】警告設定の設定ウィンドウの実施例である。
【図13】警告設定の設定ウィンドウの実施例である。
【図14】本発明の文書処理装置の一例を示す外観斜視
図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 外部記憶媒体検出手段 3 時間を測定する時間測定手段 4 外部記憶媒体放置警報手段 5 最新文書画面付加手段 6 先頭文書画面付加手段 7 放置リストバックアップ手段 8 外部記憶媒体駆動装置 9 ハードディスク駆動装置 10 印刷スキップ手段 11 入力手段 12 表示手段 13 印刷手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データ等の保存及び呼び出しに使用
    される外部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあるこ
    とを検出する外部記憶媒体検出手段と、 文書処理装置の操作を停止してからの時間を測定する時
    間測定手段と、 前記時間測定手段により測定された時間が操作停止後の
    一定時間を経過したときに、前記外部記憶媒体検出手段
    によって外部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にある
    ことを検出している場合には、使用者に対して置き忘れ
    の警報を発する外部記憶媒体放置警報手段とを備えたこ
    とを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外部記憶媒体放置警報手段は、警報
    音を発するとともに、表示画面に外部記憶媒体の置き忘
    れであることを示す警報情報を表示するものである請求
    項1記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 外部記憶媒体駆動装置の内部に置き忘れ
    た外部記憶媒体の文書画面が文書処理装置の内部に残っ
    ている場合には、その最終画面の全部又は一部を前記警
    報情報に重ねて画面表示する最新文書画面付加手段を備
    えたことを特徴とする請求項2記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 外部記憶媒体駆動装置の内部に置き忘れ
    た外部記憶媒体の文書画面が文書処理装置の内部に残っ
    ていない場合には、前記外部記憶媒体から最初のデータ
    の全部又は一部を呼び出し、その呼び出したデータを前
    記警報情報に重ねて画面表示する先頭文書画面付加手段
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の文書処理装
    置。
  5. 【請求項5】 表示された警報画面を印字出力するとと
    もに、印字出力を終了するまでは次の操作入力があって
    もその処理動作に移行しない放置リストバックアップ手
    段を備えたことを特徴とする請求項2、3又は4記載の
    文書処理装置。
  6. 【請求項6】 文書データ等の保存及び呼び出しに使用
    される外部記憶媒体が外部記憶媒体駆動装置内にあるこ
    とを検出する外部記憶媒体検出手段と、 操作が完了したことを示すキーが押されたとき、前記外
    部記憶媒体検出手段によって外部記憶媒体が外部記憶媒
    体駆動装置内にあることを検出している場合には、使用
    者に対して置き忘れの警報を発する外部記憶媒体放置警
    報手段とを備えたことを特徴とする文書処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078848A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Noritsu Koki Co Ltd デジタル画像受付装置
US20170094076A1 (en) * 2015-09-30 2017-03-30 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device, image processing method, and non-transitory computer readable medium

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