JPH1083520A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH1083520A
JPH1083520A JP25786296A JP25786296A JPH1083520A JP H1083520 A JPH1083520 A JP H1083520A JP 25786296 A JP25786296 A JP 25786296A JP 25786296 A JP25786296 A JP 25786296A JP H1083520 A JPH1083520 A JP H1083520A
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JP
Japan
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magnetic head
film
conductor coil
head
flattening
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JP25786296A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kobayashi
常雄 小林
Yoshihiro Sugano
佳弘 菅野
Nozomi Chiyokubo
望 千代窪
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な厚さのフォトレジスト膜により所定パ
ターンのレジストマスクを形成し、これにより所定規格
の導体コイルが形成された高信頼性、高歩留り、高品質
の磁気ヘッド及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 導体コイル7の下部に設ける第2平坦化
膜5を、導体コイル7の端子下部にも局部的に5aとし
て延設して導体コイル7の領域全体に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド(例え
ば、再生ヘッド部と記録ヘッド部とが一体化した複合磁
気ヘッド)及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄膜磁気ヘッドは、磁性膜、絶
縁膜等の薄膜層が多層に積層され、さらに導体コイルや
リード線が形成されてなる磁気ヘッドである。
【0003】この薄膜磁気ヘッドは、真空薄膜形成技術
により形成されるため、狭トラック化や狭ギャップ化等
の微細寸法化が容易であり、また高分解能記録が可能で
あるという特徴を有しており、高密度記録化に対応した
磁気ヘッドとして注目されている。
【0004】例えば、磁気記録媒体に情報信号の記録、
再生を行うタイプの薄膜磁気ヘッドとしては、フェライ
ト等の酸化物磁性材料からなる基板上に、真空薄膜形成
技術によって導体コイル及び磁性体膜が形成されて構成
されたものがある。
【0005】具体的には、例えば、記録用の薄膜磁気ヘ
ッドとして好適なものとしては、いわゆるインダクティ
ブ型の磁気ヘッドがある。このインダクティブヘッドに
おいては、フェライト等の酸化物磁性材料からなる基板
上に軟磁性体層よりなる下層コアが形成され、この上に
下層コアと導体コイルとの絶縁を図るための絶縁層又は
平坦化層が成膜され、さらにこの表面上に導体コイルが
スパイラル状に形成されている。
【0006】そして、表面の平坦化を図るために上記の
平坦化層がレジスト等の高分子材料によって成膜され、
平坦化された前記平坦化層の上に軟磁性体層よりなる上
層コアが形成されて、上記インダクティブヘッドが構成
されている。
【0007】このようなインダクティブ型磁気ヘッドは
記録用として、例えば再生用の磁気抵抗効果型薄膜磁気
ヘッド(薄膜MRヘッド又は薄膜磁気抵抗効果ヘッド)
と共に複合型の薄膜磁気ヘッドを構成し、ハードディス
クドライブに搭載され、利用されている。
【0008】この薄膜磁気ヘッドにおいては、レジスト
等の高分子材料からなる平坦化層の表面に導体コイルを
Cuめっきにより形成するが、めっきの下地膜としてC
r/Cuをスパッタで成膜し、この下地膜上に導体コイ
ルをスパイラル状に形成する。即ち、この下地膜上にフ
ォトレジストを塗布してレジスト層を形成し、これをマ
スクに加工して、所定形状のレジストパターンのマスク
を形成し、これを用いて上記の導体コイルをめっきによ
り形成する。これは、再生用の磁気抵抗効果型薄膜ヘッ
ドの複合ヘッドの場合も同じである。
【0009】しかし、この薄膜磁気ヘッドには、以下に
述べる問題点があることが分かった。図14〜図27に
より、従来の薄膜磁気ヘッドの製造工程についてその問
題点を明らかにする。但し、図14〜図23は、後述す
る再生ヘッド部を図示省略し、この上に積層される記録
ヘッド部(インダクティブヘッド)について図示したも
のであって、後述する図26のD−D線断面に対応する
ものである。
【0010】まず、図14のように、中間コア11上の
中心部を除く全面に磁気ギャップ材12を成膜し、この
上に有機高分子材料(例えばポジ型のフォトレジスト)
からなる第2平坦化膜5’を形成し、中間コア11と後
述する導体コイルとの絶縁及びその表面の平坦化を図っ
ている。なお、ここでは図示されないが、第2平坦化膜
の下方には第1平坦化膜を形成している(後述の図24
参照)。このような平坦化膜5’等は、再生MRヘッド
部が下部に設けられるためにその上面に凹凸や段差が生
じ易く、これを平坦化するために必ず設ける必要があ
る。
【0011】即ち、再生ヘッド部上を平坦化しなけれ
ば、記録ヘッドの各部分、特に導体コイルを精度良く形
成することが困難となる。第2平坦化膜5’上には、導
体コイルのめっき形成のための下地膜18をスパッタ又
は蒸着するが、図中、中央部と左端の凹部は導体コイル
端子形成部となるものである。
【0012】次いで、図15のように、下地膜18にフ
ォトレジスト膜19を全面に成膜(約3μm厚)する
が、図示の如く、フォトレジスト膜19の厚さが第2平
坦化膜5’の上部の厚さt1 と端子部の厚さt2 とで互
いに異なり、後者が平坦化膜5’による段差60に対応
して厚くなっている。この厚みの差が後述する問題点の
主因となっている。
【0013】次いで、図16のように、フォトレジスト
膜19の上に導体コイルのパターンの露光マスク20を
かけて、パターン露光する。この露光により、マスク2
0のコイル用の透光部20aとコイル端子部用の透光部
20bを通してフォトレジスト膜19が照射光Lによっ
て選択的に露光される。
【0014】次いで、露光終了後、マスク20を外して
現像処理すれば、図17のようにフォトレジスト膜19
に孔部(除去部)19a及び残存部19bからなるレジ
ストパターンが形成される(ここでは、レジストはポジ
型)。
【0015】この場合、通常の露光であれば、孔部19
aの幅w1 及び残存部19bの幅w2 は所定の規格に形
成されるが、端子部においてフォトレジスト膜の厚さt
2 とt1 との差によってコイル端子部においてレジスト
の除去残り19cとなって残ってしまう。即ち、平坦化
膜5’の真上位置では、レジスト19が選択的に除去さ
れるだけの露光量で正確に露光しなければ、めっきで形
成されるコイルの幅が設計値より変化してしまうので、
必要以上には露光できないという条件下では、厚みの大
きいコイル端子部のレジスト露光量は不足し、現像によ
っても除去しきれずに残ってしまうのである。
【0016】従って、このレジスト除去残り19cを除
去しようとすれば、露光量が多すぎること(オーバー露
光)になり、平坦化膜5’上のレジスト19b間の間隔
(又は孔部19aの幅)が拡くなり、パターンの細りが
生じるので、この状態のまま図18のように、次の工程
でCuを電気めっきして導体コイル7を形成すれば、コ
イル幅が拡くなり、望ましくない。
【0017】即ち、インダクティブヘッドにおいて導体
コイル7の幅が拡すぎ、コイル間の絶縁性が悪い場合、
インダクタンスや、導体コイル間のショート等の問題が
発生する。その原因と考えられるのが、スパイラル状に
形成されたレジストパターンの上記した如き細りであ
る。細りが生じた所にめっきを形成すると、導体コイル
の幅が太くなり、隣合う導体コイルの間隔が狭くなる。
その結果、次の図19及び図20に示すレジスト剥離後
に実施するイオンミリングによる下地膜12の除去の際
に、下地膜が十分に除去されずにエッチング残りが発生
し、その部分でコイル間が連なり、導通状態となり易
い。
【0018】なお、上記とは逆に、ネガ型のレジストを
用いる場合、露光量を増やすと、レジスト孔部19aの
幅が細くなってコイル幅が狭くなってしまう。これも、
設計通りのコイル幅が得られず、コイルの電気抵抗の増
大又は断線のおそれがある。
【0019】なお、Cuめっき後は、図19のように、
有機溶剤を用いてフォトレジスト膜19を除去し、その
後、図20のように、イオンミリング装置により不要部
分の下地膜18を除去する。しかし、導体コイル7を設
計通りの幅となるように露光量を制御したときに、コイ
ル端子7a’の下部には依然としてフォトレジスト膜の
除去残り19cが存在することになるから、これがそれ
以後の製造工程に持ち込まれて製品化され、品質劣化若
しくは不良品とならざるを得ない。
【0020】以上に説明したことから明らかなように、
上記の如きフォトレジスト膜19(例えばポジ型)の除
去残り19cが無くなるまで露光すれば、図21のよう
に露光オーバーとなり、レジストパターンの孔19aの
幅w1 が拡くなり、レジストパターンの細りが生じる。
そして、このレジストパターンによりCuの電気めっき
を行い、このレジスト膜19を除去すれば、図22のよ
うに、コイル幅もコイル間隔も不均一な導体コイル7が
形成され、これに図23のようにイオンミリング装置に
よって下地膜18の不要部分のエッチングを行っても、
コイル幅が必要以上に拡大し、上記した如き不良状態と
なり易い。
【0021】上記した製造工程の終了後、常法に従った
工程を経て複合型の薄膜磁気ヘッドを完成する。図24
は完成後の磁気ヘッドの概略断面図(図26のc−c線
断面に対応)である。
【0022】図24に示すように、磁気ヘッドは、酸化
物系基板1上に下層シールドコア2及び非磁性層3(再
生ギャップ材)が積層され、左端のメディア対向面39
に面して、磁気抵抗効果膜(MR膜)14が形成され
る。そして、この上に絶縁層、バイアス電極、リード電
極、絶縁層及び共通コアとしての中間コア等が積層され
るが、これらの層を省略し一括して層15として簡略に
表す。この層15の上に前記した製造工程を施す。
【0023】従って、図24においては、この図と直交
する断面で示した前記の製造工程には現れない部分(図
24右半分)が示されている。即ち、中間コア11と対
向して対向面39とは反対側には、中間コア11の厚み
を吸収してその上面を平坦化するために第1平坦化膜4
が設けられ、この上に上記した第2平坦化膜5’が形成
され、この上に導体コイル7が形成されており、これら
は前記した製造工程により順次形成されたものである。
【0024】そして、これらの工程の後に第3平坦化膜
6が形成され、この上に、第4平坦化膜8、更には対向
面39側(図24の左半分側)には記録コア13が中間
コア11に接続して形成される。第4平坦化膜8上に
は、第3平坦化膜6を介してコイル巻始側7bと接続し
たリード線9がスルーホールを介して導出されている。
【0025】このように構成することにより、図24に
示すように、磁気記録媒体の記録トラックに対向する対
向面39において、上記した共通コアとなる中間コア1
1を境に下方がMR再生ヘッド部28、上方がインダク
ティブ型記録ヘッド部29をなし、複合磁気ヘッド30
が構成される。
【0026】図25は、上記した磁気ヘッドに、斜線で
表した第2平坦化膜5’が形成された段階の平面図であ
り、この上に導体コイル5を形成した状態を示した平面
図が図26である。なお、図中の25は一方のリード電
極、26は他方のリード電極用の端子電極である。
【0027】しかし、上記したように、導体コイル7が
形成されてなる上記の如き磁気ヘッドの作製時に、オー
バー露光によって導体コイル間のショートやインダクタ
ンス不良が発生し易くなる。また、再生用ヘッドと共に
複合型ヘッドとして上記インダクティブ磁気ヘッドを組
み込んだ場合、MRヘッドと共に特性不良となることも
ある。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情に鑑みてなされたものであって、所定パターンの
マスクにより設計通りに導体コイルが形成され、信頼性
や歩留りが高く、高品質な磁気ヘッド及びこのような磁
気ヘッドの製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、効果的な手段を見
出し、本発明に到達したものである。
【0030】即ち、本発明による磁気ヘッドは、第1の
磁気ヘッド部(特に薄膜磁気ヘッド部)と、この第1の
磁気ヘッド部に平坦化膜を介して積層された導体コイル
を有する第2の磁気ヘッド部(特に薄膜磁気ヘッド部)
とによって複合型磁気ヘッドとして構成され、少なくと
も前記導体コイルの存在領域に亘って前記平坦化膜が形
成されている磁気ヘッドに係るものである。
【0031】また、本発明は、第1の磁気ヘッド部(特
に薄膜再生ヘッド部)と、この第1の磁気ヘッド部に平
坦化膜を介して積層された導体コイルを有する第2の磁
気ヘッド部(特に薄膜記録ヘッド部)とによって複合型
磁気ヘッドとして構成された磁気ヘッドを製造するに際
し、少なくとも前記導体コイルの存在領域に亘って前記
平坦化膜を形成する工程と、前記平坦化膜上に感光性材
料層を形成する工程と、この感光性材料層を所定パター
ンに加工してマスクを形成する工程と、このマスクを用
いて非マスク部に導体コイルを選択的に形成する工程と
を有する、磁気ヘッドの製造方法に係るものである。
【0032】本発明による磁気ヘッド及びその製造方法
は上記の如く、平坦化膜を導体コイルの少なくとも存在
領域全体に形成することにより、導体コイルの存在領域
は段差がなく、平坦となるため、導体コイルを形成する
際に使用する感光性材料のマスクを常に設定された露光
量で所定パターンに形成することができる。つまり、オ
ーバー露光をなくし若しくは減少させることによって、
導体のショートや細り等を防止し、信頼性、歩留り、品
質の大幅な向上を図ることが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明による磁気ヘッド及びその
製造方法においては、具体的には、端子領域を含めて導
体コイルの全領域の下部に平坦化膜が形成されている。
【0034】この場合、平坦化膜上に導電膜を形成し、
この上に感光性材料層を形成し、この感光性材料層を選
択露光及び現像処理によりパターニングして形成したマ
スクを用いて、このマスクの非マスク部に露出した前記
導電膜上に電気めっき膜を選択的に被着し、これによっ
て導体コイルを所定パターンに形成し、更に前記感光性
材料層とこの下部の前記導電膜とをそれぞれ除去するこ
とが望ましい。
【0035】また、上記の磁気ヘッドは、導電膜をスパ
ッタリング法により形成し、感光性材料としてフォトレ
ジストを用い、イオンミリング装置により導電膜の不要
部分をエッチングして除去することが望ましい。
【0036】これにより、第1の磁気ヘッド部としての
薄膜磁気ヘッド部が、磁気抵抗効果素子を有する再生ヘ
ッド部として構成され、第2の磁気ヘッド部としての薄
膜磁気ヘッド部が、前記再生ヘッド部上の下層コアと導
体コイルと上層コアとからなる記録ヘッド部として前記
再生ヘッド部と一体化された複合型の薄膜磁気ヘッドが
得られる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
が以下の実施例に限定されるものでないことは勿論であ
る。
【0038】図1〜図7は、本実施例による薄膜磁気ヘ
ッド(主にインダクティブ型の薄膜磁気ヘッド)をその
製造工程に従って説明するものであり、後述の図12の
B−B線断面に対応している。
【0039】この薄膜磁気ヘッドは、実際には、インダ
クティブ型の記録ヘッド部とその下方のMRヘッドから
なる再生ヘッド部とを一体化した複合型ヘッドであって
よいが、図面では再生ヘッド部及びその下部の構造は省
略している。なお、前記した従来例と共通の部分には共
通符号を付し、その説明を省略することがある。
【0040】本実施例の磁気ヘッドを作製するには、ま
ず図1に示すように、図示省略したMR素子からなる再
生ヘッド部の上部に軟磁性材よりなる中間コア11を成
膜した後、磁気ギャップ12を介してこの中間コア11
上に、中間コア11と後述する導体コイルとの絶縁を図
りかつ表面の平坦化により導体コイルを正確に形成する
ための有機高分子材料よりなる第2平坦化膜5を形成
し、更にこの上に、導体コイルのめっき下地膜18とし
て例えばCr/Cuをスパッタ成膜する。図中、中央の
凹部40は導体コイルの端子形成位置付近に存在する。
【0041】そして次に、図2に示すように、上記の下
地膜18上に例えばポジ型のフォトレジスト膜19を全
面に塗布する。ここで本発明に基づいて、図示の如く、
前述した従来例と根本的に異なって第2平坦化膜5が中
間コア11の端部近傍(即ち、導体コイルの端子部下
に)まで延設されていることが特徴的である。従って、
後述する導体コイルの端子部においても、フォトレジス
ト膜19の厚さt1'が導体コイルの主部における厚さt
1 と同じ厚さに形成されることになる。
【0042】次いで、図3に示すように、フォトレジス
ト膜19上にマスク20をかけて導体コイルに対応した
パターンに露光する。これにより、マスク20の孔20
a及び20bの下部にあるフォトレジスト膜19が照射
光Lで選択的に露光されて硬化する。この場合、上記し
たように、平坦化膜5がコイルの存在領域の全域に形成
されているので、この全域においてフォトレジスト膜1
9が均一な厚みを呈し、露光量が同等となる。なお、ネ
ガ型のフォトレジスト膜を用いると、残されるパターン
は逆となる。
【0043】次いで、図4に示すように、上記のマスク
20を外し、フォトレジスト19を現像処理すれば、所
定形状のレジストパターンが全域において設計通りに残
され、前述した従来例の如きフォトレジスト膜19の除
去残りが導体コイルの端子部において発生しない。従っ
て、従来例における如きオーバー露光によるフォトレジ
ストパターンの太りが生じない。
【0044】しかも、上記の如き第2平坦化膜5上にコ
イル用のレジストマスク19をパターニングすると、フ
ォトレジスト膜19の厚さに差がないために露光時間を
短くできる。その結果、露光時間は従来の350mse
cから280msecに減少し、また、350msec
が細りが生じる露光時間の上限であることから、少なく
とも70msecの露光マージンが得られるメリットも
ある。
【0045】次いで、図5に示すように、上記のレジス
トパターン19bをマスクとして、例えばCuを電気め
っきする。これにより、フォトレジスト膜19の遮蔽部
19b以外の孔部19aにおいて下地膜18の表面上に
導体コイル7が例えば幅2μm、2μmのピッチでスパ
イラル状に形成され、外側の端部には端子7aが平坦化
膜5上に平坦に形成される。
【0046】次いで、図6に示すように、有機溶剤を用
いてレジストパターンを除去する。更に、図7に示すよ
うにイオンミリング装置によりエッチングして、不要部
分の下地膜18を除去する。
【0047】以上の工程により、本実施例における導体
コイル7は所定の寸法に設計通りに作製される。
【0048】上記した本実施例の製造工程は全工程のう
ちの一部を示したものであるが、更にそれ以後の工程を
経て薄膜磁気ヘッドを完成する。図8は完成した薄膜磁
気ヘッドの概略断面図(図12のA−A線断面に対応)
である。
【0049】図8に示すように、本実施例の薄膜磁気ヘ
ッドは、例えばガラス基板1上に例えばFe−Niの混
合物からなる下層シールドコア2及び例えばアルミナか
らなる非磁性再生ギャップ材3が積層され、メディア対
向面39に臨むように設けた再生ヘッド部28を構成す
るNi−Fe系等のMR膜14及びその他の層15が形
成され、この上に中間コア11を形成し、更に上記した
製造工程が実施されて、第2平坦化膜5上に導体コイル
7が形成される。
【0050】図8において、MR膜14上の符号15
は、例えばSiO2 からなる絶縁層、Cuからなるリー
ド電極やバイアス媒体及びSiO2 からなる絶縁層の積
層体からなり、更に中間コア11、Tiからなる記録ギ
ャップ材12、第2平坦化膜5、導体コイル7、第3平
坦化膜6、第4平坦化膜8、Fe−Ni合金からなる共
通コアとなる上層コア13がこの順に、積層したもので
ある。
【0051】上記コアの材質としては、軟磁性を示すも
のであれば、従来公知の材料が使用可能であるが、特
に、Ni−Fe系合金から構成されるのがよい。
【0052】また、上記したような各膜の成膜方法とし
ては、従来公知のものがいずれも使用可能である。例え
ば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等が挙げられるが、合金膜を成膜する場合には、
この合金の組成比に等しいターゲットを使用したスパッ
タリング法によって成膜することが好ましい。このスパ
ッタリング法としては、RFマグネトロン方式、DCマ
グネトロン方式、対向ターゲット方式等が有効である。
【0053】前記した製造工程(図1〜図7)は、図8
と直交する断面を示したものであるため、図8において
は、図1〜図7に現れない部分(即ち、図8の右半分)
が示されている。即ち、中間コア11のギャップとは反
対側では、非磁性層3上に第1平坦化膜4が形成され、
この上に第2平坦化膜5及び導体コイル7が前記した製
造工程の際に同時に形成されたものである。
【0054】つまり、本実施例の磁気ヘッドは中間コア
11上に磁気ギャップ材12を介して中間コア11と導
体コイル7との間の絶縁を図り、かつ表面の平坦化を図
って、導体コイル7を正確に形成するためのレジスト材
料よりなる第2平坦化膜5が形成され、さらにその上に
磁気ヘッドに電磁変換作用によって信号を供給するため
の導体コイル7がスパイラル状に形成されている。
【0055】そして、更に、表面の平坦化を図るための
レジスト材料からなる第3平坦化膜6、第4平坦化膜8
が形成され、この第4平坦化膜8上に軟磁性体よりなる
上層コア13とコイルのリード線9が形成されて上記イ
ンダクティブ型記録ヘッド部が構成されている。
【0056】このように構成することにより、図8のよ
うに、磁気記録媒体の記録トラックに対向する対向面3
9において、上記した中間コア11を境に下側の再生ヘ
ッド28と上側の記録ヘッド29とが一体化された複合
型の薄膜磁気ヘッド30を形成している。
【0057】そして、再生ヘッド28においては、セン
ス電流がトラック幅方向と直交する方向に流れる、いわ
ゆる縦型のMRヘッドとして、その長手方向が磁気記録
媒体との対向面(磁気記録媒体摺動面)に対して垂直に
なり、かつその一方の端面が対向面に露出する状態にな
っている。
【0058】さらに、MR膜14の両端部上に、このM
R膜14にセンス電流を提供するための先端リード電極
及び後端リード電極が設けられ、上記MRヘッド28上
に中間コア11が形成されている。そして、上記MRヘ
ッド28の上部にこの中間コア11が下層コアの役割を
果たす上記記録ヘッド29が形成されている。
【0059】図9は、本実施例による磁気ヘッドの一部
を破断又は省略して示した要部の概略分解斜視図であ
る。
【0060】図示の如く、再生ヘッド部28には、B部
の抽出詳細図のように、MR膜14にセンス電流を流す
ためのリード電極22とリード電極25との間に接続さ
れているMR膜14上をリード電極25の一部であるバ
イアス導体25aがブリッジを形成して立体交差し、リ
ード電極22は上記の交差部の上を跨ぐように折り返し
ている。そして、この折り返したリード電極22Aと端
子電極26とが接続部22a−22b間の導体(図示省
略)によって接続される。
【0061】これにより、リード電極からMR膜14に
センス電流を流し、対向面39に直交(図9においては
上から下へ)して走行する磁気記録媒体の記録トラック
に記録された磁界の変化によって生じる磁気抵抗の変化
をリード電極25−22間の電圧変化として検出する。
【0062】記録ヘッド部29には、図示の如く、中間
コア11上に導体コイル7がスパイラル状に形成(磁気
ギャップ、第2平坦化膜は図示省略)され、この上に上
層コア13が形成される。そして、導体コイル7は複数
が絶縁体を介して積み重ねて直列に接続してもよい。
【0063】図10〜図12は、上記した本実施例によ
る磁気ヘッドの製造工程における主要な3段階の平面図
を示すものである。
【0064】図10は、リード電極25の一部分とし
て、MR膜14上にバイアス導体25aが形成された状
態を示す。MR膜14の一端は一方のリード電極25
に、他端は他方のリード電極22(図9参照)に接続さ
れている。
【0065】図11は、第2平坦化膜5の形成領域を斜
線で示すものであり、その一部5aは図1〜図7に示し
たように、導体コイル端子部7aの直下にまで局部的に
延設されている。
【0066】そして、図12は、この第2平坦化膜5上
に形成された導体コイル7を示している。即ち、第2平
坦化膜5は導体コイル7の形成領域の全域に(その端子
部7aも含めて)形成されており、そのB−B線断面は
図7に明示した。なお、図10〜図12においては、第
2平坦化膜5と導体コイル7との位置関係を明示するた
めに、これらの間に存在する他の薄膜等は省略してあ
る。
【0067】上述の如く、本実施例の磁気ヘッドによれ
ば、図1〜図2に示したように、第2平坦化膜5を導体
コイル7の下部領域の全体に亘って設けたので、フォト
レジスト膜19をコイル領域の全域で均一な厚さに成膜
することができる。
【0068】従って、図3の工程において、規定の露光
量により(オーバー露光なしに)フォトレジスト膜19
が一様に露光され、図4のように常に所定寸法のフォト
レジストマスク19が所定パターンに形成されるため、
図5〜図7のようにこのマスク19により、導体コイル
7は幅細りやパターン太りを生じることなしに目的とす
る幅寸法に形成できることになる。
【0069】更に、フォトレジスト膜19の厚さが一定
であるため、露光オーバーすることがなく、露光時間を
短縮することができ、大幅な露光マージンが得られると
共に、高品質で信頼性の高い製品が提供され、歩留りの
高い生産性の向上が実現できる。
【0070】特に、MRヘッド28の部分の層構成がそ
の上面に段差又は凹凸を生じ易いものであるために、上
記した第2平坦化膜5による効果は著しいものとなる。
【0071】本実施例によれば、上記の第2平坦化膜5
を導体コイル7の領域全体に亘って形成しているが、そ
の端部5aはコイル端子部7a下に局所的に存在するよ
うにしている。これは、次に述べる理由により好ましい
配置である。
【0072】図13は、第2平坦化膜5を図11のよう
に形成するのではなく基板1(具体的には非磁性層3)
上にその縁部付近まで広い面積に設けられた場合を示
す、図12のA−A線に沿う要部の断面図である。
【0073】このように第2平坦化膜5の領域が必要以
上に広すぎた場合、図13のようにカッティングにより
対向面39が形成された際に、第2平坦化膜5が対向面
39に露出した状態になると、上層シールドコア13と
下層コアを兼ねる中間コア11との距離が拡大するため
にギャップ長が拡がってしまう。また、両コア13−1
1間の段差が大きくなるため、コア13をめっきで形成
する際に縁部からめっき材がはみ出て他方のコア11と
連なり、ショートし易くなる。
【0074】但し、こうした問題点があまり生じなけれ
ば、第2平坦化膜5の領域は図11のものに限定される
ことはなく、より広い面積に亘って形成することも勿論
可能である。
【0075】以上、本発明の実施例を説明したが、上述
の実施例は本発明の技術的思想に基づいて更に変形が可
能である。
【0076】例えば、上述の実施例における使用材料や
構成は種々であってよく、また製造工程や成膜方法も上
述した実施例以外の工程や成膜方法を採用することもで
きる。
【0077】また、導体コイルを形成する際のレジスト
は、ポジ型、ネガ型のいずれでもよいし、その加工サイ
ズやパターンも上述したものに限定されることはない。
【0078】また、上述した実施例の複合型薄膜磁気ヘ
ッド以外に、GMRヘッド(巨大磁気抵抗効果素子を有
する磁気ヘッド)又はスピンバルブ型再生ヘッドを組み
込むことが可能である。
【0079】
【発明の作用効果】本発明は、上述した如く、第1の磁
気ヘッド部と、この第1の薄膜磁気ヘッド部に平坦化膜
を介して積層された導体コイルを有する第2の薄膜磁気
ヘッド部とによって複合型磁気ヘッドとして構成され、
少なくとも前記導体コイルの存在領域に亘って前記平坦
化膜が形成されているので、導体コイルの存在領域は段
差がなく、平坦となるため、導体コイルを形成する際に
使用する感光性材料のマスクを常に設定された露光量で
所定パターンに形成することができる。つまり、オーバ
ー露光をなくし若しくは減少させることによって、導体
のショートや細り等を防止し、信頼性、歩留り、品質の
大幅な向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による薄膜磁気ヘッドの製造方
法の一工程を示す概略断面図(図12のB−B線に沿う
断面図:以下、同様)である。
【図2】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図3】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図4】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図5】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図6】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図7】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図8】同、薄膜磁気ヘッドの断面図(図12のA−A
線断面図)である。
【図9】同、薄膜磁気ヘッドの概略分解斜視図である。
【図10】同、薄膜磁気ヘッドの製造方法の一工程にお
ける平面図である。
【図11】同、薄膜磁気ヘッドの他の一工程における平
面図である。
【図12】同、薄膜磁気ヘッドの他の一工程における平
面図である。
【図13】同、薄膜磁気ヘッドの変形例の要部断面図で
ある。
【図14】従来例による薄膜磁気ヘッドの製造方法の一
工程を示す概略断面図(図26のD−D線断面図:以
下、同様)である。
【図15】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図16】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図17】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図18】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図19】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図20】同、他の一工程を示す概略断面図である。
【図21】同、製造工程においてオーバー露光した状態
を示す概略断面図である。
【図22】同状態で行った次の工程を示す概略断面図で
ある。
【図23】同、更に次の工程を示す概略断面図である。
【図24】従来例による磁気ヘッドの断面図(図26の
C−C線断面図)である。
【図25】同、磁気ヘッドの一製造工程における平面図
である。
【図26】同、磁気ヘッドの他の製造工程における平面
図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…下層シールドコア、3…非磁性層
(再生ギャップ材)、4…第1平坦化膜、5、5’…第
2平坦化膜、5a…コイル端子部、6…第3平坦化膜、
7…導体コイル、7a、7a’、7b…端子、8…第4
平坦化膜、9…リード線、10…磁気ヘッド、11…中
間コア、12…磁気ギャップ(記録ギャップ材)、13
…上層コア、14…MR膜、15…リード電極等、18
…下地膜、19…フォトレジスト、19a、23a…
孔、19b、23b…遮蔽部、20…マスク、20a、
20b…透光部、22、25…リード電極、25a…バ
イアス導体、28…再生ヘッド、29…記録ヘッド、3
0…複合型薄膜磁気ヘッド、39…メディア対向面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の磁気ヘッド部と、この第1の磁気
    ヘッド部に平坦化膜を介して積層された導体コイルを有
    する第2の磁気ヘッド部とによって複合型磁気ヘッドと
    して構成され、少なくとも前記導体コイルの存在領域に
    亘って前記平坦化膜が形成されている磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 端子領域を含めて導体コイルの全領域の
    下部に平坦化膜が形成されている、請求項1に記載した
    磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 第1の磁気ヘッド部としての薄膜磁気ヘ
    ッド部が、磁気抵抗効果素子を有する再生ヘッド部とし
    て構成され、第2の磁気ヘッド部としての薄膜磁気ヘッ
    ド部が、前記再生ヘッド部上の下層コアと導体コイルと
    上層コアとからなる記録ヘッド部として前記再生ヘッド
    部と一体化されている、請求項1に記載した磁気ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 第1の磁気ヘッド部と、この第1の磁気
    ヘッド部に平坦化膜を介して積層された導体コイルを有
    する第2の磁気ヘッド部とによって複合型磁気ヘッドと
    して構成された磁気ヘッドを製造するに際し、 少なくとも前記導体コイルの存在領域に亘って前記平坦
    化膜を形成する工程と、 前記平坦化膜上に感光性材料層を形成する工程と、 この感光性材料層を所定パターンに加工してマスクを形
    成する工程と、 このマスクを用いて非マスク部に導体コイルを選択的に
    形成する工程とを有する、磁気ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 端子領域を含めて導体コイルの全領域の
    下部に平坦化膜を形成する、請求項4に記載した方法。
  6. 【請求項6】 平坦化膜上に導電膜を形成し、この上に
    感光性材料層を形成し、この感光性材料層を選択露光及
    び現像処理によりパターニングして形成したマスクを用
    いて、このマスクの非マスク部に露出した前記導電膜上
    に電気めっき膜を選択的に被着し、これによって導体コ
    イルを所定パターンに形成し、更に前記感光性材料層と
    この下部の前記導電膜とをそれぞれ除去する、請求項4
    に記載した方法。
  7. 【請求項7】 導電膜をスパッタリング法により形成す
    る、請求項5に記載した方法。
  8. 【請求項8】 感光性材料としてフォトレジストを用い
    る、請求項5に記載した方法。
  9. 【請求項9】 イオンミリングにより導電膜の不要部分
    をエッチングして除去する、請求項5に記載した方法。
  10. 【請求項10】 第1の磁気ヘッド部としての薄膜磁気
    ヘッド部を、磁気抵抗効果素子を有する再生ヘッド部と
    して構成し、第2の磁気ヘッド部としての薄膜磁気ヘッ
    ド部を前記磁気抵抗効果ヘッド上の下層コアと導体コイ
    ルの上層コアとからなる記録ヘッド部として前記再生ヘ
    ッド部と一体化する、請求項4に記載した方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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