JPH10340425A - 導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH10340425A JPH10340425A JP14917797A JP14917797A JPH10340425A JP H10340425 A JPH10340425 A JP H10340425A JP 14917797 A JP14917797 A JP 14917797A JP 14917797 A JP14917797 A JP 14917797A JP H10340425 A JPH10340425 A JP H10340425A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄膜磁気ヘッドのトラック幅が所定通りに形
成できるような導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造
方法を提供すること。 【解決手段】 上層コア形成用のレジストフレーム18
Aのトラック幅となる狭小幅部の先端を、トラック幅W
1 よりも拡幅された幅W2 の形状に拡幅して形成する。
これにより、レジストフレーム18Aの露光時に狭小幅
の先端部の解像度が向上してレジストフレーム18Aが
所定の形状に形成できる。従って、このレジストフレー
ム18Aをマスクにして、上層コア用のめっき材料を狭
小幅W1 のトラック部にも十分に供給することができ
る。
成できるような導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造
方法を提供すること。 【解決手段】 上層コア形成用のレジストフレーム18
Aのトラック幅となる狭小幅部の先端を、トラック幅W
1 よりも拡幅された幅W2 の形状に拡幅して形成する。
これにより、レジストフレーム18Aの露光時に狭小幅
の先端部の解像度が向上してレジストフレーム18Aが
所定の形状に形成できる。従って、このレジストフレー
ム18Aをマスクにして、上層コア用のめっき材料を狭
小幅W1 のトラック部にも十分に供給することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電体(例えば薄
膜磁気ヘッドの上層コア)の形成方法及び磁気ヘッドの
製造方法に関するものである。
膜磁気ヘッドの上層コア)の形成方法及び磁気ヘッドの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄膜磁気ヘッドは、磁性膜、絶
縁膜等の薄膜層が多層に積層され、さらに導体コイルや
リード線が形成されてなる磁気ヘッドである。
縁膜等の薄膜層が多層に積層され、さらに導体コイルや
リード線が形成されてなる磁気ヘッドである。
【0003】この薄膜磁気ヘッドは、真空薄膜形成技術
により形成されるため、狭トラック化や狭ギャップ化等
の微細寸法化が容易であり、また高分解能記録が可能で
あるという特徴を有しており、高密度記録化に対応した
磁気ヘッドとして注目されている。
により形成されるため、狭トラック化や狭ギャップ化等
の微細寸法化が容易であり、また高分解能記録が可能で
あるという特徴を有しており、高密度記録化に対応した
磁気ヘッドとして注目されている。
【0004】上記した薄膜磁気ヘッドの中でも、インダ
クティブ型薄膜ヘッドは、薄膜磁気ヘッドとして好適な
ものである。具体的には、このインダクティブヘッド
は、フェライト等の酸化物磁性材料からなる基板上に軟
磁性体層よりなる下層コアが形成され、この上に下層コ
アと導体コイルとの絶縁を図るための絶縁層又は平坦化
層が成膜され、さらにこの表面上に導体コイルがスパイ
ラル状に形成されている。
クティブ型薄膜ヘッドは、薄膜磁気ヘッドとして好適な
ものである。具体的には、このインダクティブヘッド
は、フェライト等の酸化物磁性材料からなる基板上に軟
磁性体層よりなる下層コアが形成され、この上に下層コ
アと導体コイルとの絶縁を図るための絶縁層又は平坦化
層が成膜され、さらにこの表面上に導体コイルがスパイ
ラル状に形成されている。
【0005】そして、表面の平坦化を図るために上記の
平坦化層がレジスト等の高分子材料によって成膜され、
平坦化された前記平坦化層の上に軟磁性体層よりなる上
層コアが形成されて、上記インダクティブヘッドが構成
されている。
平坦化層がレジスト等の高分子材料によって成膜され、
平坦化された前記平坦化層の上に軟磁性体層よりなる上
層コアが形成されて、上記インダクティブヘッドが構成
されている。
【0006】このようなインダクティブ型磁気ヘッドは
記録用として、例えば再生用の磁気抵抗効果型薄膜磁気
ヘッド(薄膜MRヘッド又は薄膜磁気抵抗効果ヘッド)
と共に複合型の薄膜磁気ヘッドを構成し、ハードディス
クドライブに搭載され、利用されているが、この製造方
法においては改善の余地が多い。
記録用として、例えば再生用の磁気抵抗効果型薄膜磁気
ヘッド(薄膜MRヘッド又は薄膜磁気抵抗効果ヘッド)
と共に複合型の薄膜磁気ヘッドを構成し、ハードディス
クドライブに搭載され、利用されているが、この製造方
法においては改善の余地が多い。
【0007】図18は、上記の如き薄膜磁気ヘッドの一
部を省略した平面図であるが、上層コア13のメディア
対向面となる先端部(図18のB部)は狭小幅に形成さ
れている。そして、このような上層コア13の形成に
は、一般的にフレームめっき法が用いられ、製造過程に
おいてウエハの全面にめっきすることにより、磁気異方
性を正確に形成することができる。
部を省略した平面図であるが、上層コア13のメディア
対向面となる先端部(図18のB部)は狭小幅に形成さ
れている。そして、このような上層コア13の形成に
は、一般的にフレームめっき法が用いられ、製造過程に
おいてウエハの全面にめっきすることにより、磁気異方
性を正確に形成することができる。
【0008】図19は、上記の如き上層コア13をフレ
ームめっきにより形成するためのレジストフレーム18
Aを示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)におけ
るB部の拡大図、(c)は(b)におけるc−c線断面
図である。
ームめっきにより形成するためのレジストフレーム18
Aを示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)におけ
るB部の拡大図、(c)は(b)におけるc−c線断面
図である。
【0009】即ち、まずレジストフレーム18Aが図1
9(a)の如き形状に形成され、このレジストフレーム
18Aを含む全面にめっきが施された後、レジストフレ
ーム18Aに囲まれた領域のめっき膜が選択的に残され
て上層コア13の原形が形成される。そして、その後
(b)図に仮想線で示すデプス線D(図18のA−A線
の位置)まで研磨により削除され、B部の狭小幅部が上
層コア13のトラック幅W1 として形成される。
9(a)の如き形状に形成され、このレジストフレーム
18Aを含む全面にめっきが施された後、レジストフレ
ーム18Aに囲まれた領域のめっき膜が選択的に残され
て上層コア13の原形が形成される。そして、その後
(b)図に仮想線で示すデプス線D(図18のA−A線
の位置)まで研磨により削除され、B部の狭小幅部が上
層コア13のトラック幅W1 として形成される。
【0010】図20は、薄膜磁気ヘッドの製造段階にお
ける、上記した如きレジストフレームの形成工程を示す
概略断面図である。
ける、上記した如きレジストフレームの形成工程を示す
概略断面図である。
【0011】このように、レジストフレームを用いて形
成するめっきの核となる下地材としては、通常はそのめ
っき物と同様の材料を支持体上にスパッタ法により全面
に成膜するが、支持体との密着性を考慮して多層とする
ことが多い。
成するめっきの核となる下地材としては、通常はそのめ
っき物と同様の材料を支持体上にスパッタ法により全面
に成膜するが、支持体との密着性を考慮して多層とする
ことが多い。
【0012】従って、めっき物をNi−Fe合金とすれ
ば、下地を3層とする場合は、基板との密着を考慮して
下から上へCr/Ti/Ni−Feの順に積層して下地
導電膜15、16、17(以下、単に下地膜と称するこ
とがある。)を形成する。
ば、下地を3層とする場合は、基板との密着を考慮して
下から上へCr/Ti/Ni−Feの順に積層して下地
導電膜15、16、17(以下、単に下地膜と称するこ
とがある。)を形成する。
【0013】即ち、図20は、製造段階において、第3
平坦化膜6上の第4平坦化膜8の上に形成した下地膜1
5、16、17上にフォトレジスト層18を形成し、こ
のフォトレジスト層18上にマスク19を掛けた選択露
光の状況を示している。
平坦化膜6上の第4平坦化膜8の上に形成した下地膜1
5、16、17上にフォトレジスト層18を形成し、こ
のフォトレジスト層18上にマスク19を掛けた選択露
光の状況を示している。
【0014】この場合、ポジ型によるレジストフレーム
の形成を示しているが、ネガ型でもよい。ポジ型の場
合、露光光Lにより非マスク部19aのレジスト層18
が露光され、露光後の現像処理により、図21に示すよ
うに非マスク部19a直下のレジスト層18が除去され
てレジストフレーム18Bが形成される。
の形成を示しているが、ネガ型でもよい。ポジ型の場
合、露光光Lにより非マスク部19aのレジスト層18
が露光され、露光後の現像処理により、図21に示すよ
うに非マスク部19a直下のレジスト層18が除去され
てレジストフレーム18Bが形成される。
【0015】そして、図20に示す如く、露光による下
地膜17面での乱反射光L1 によりマスク19直下のフ
ォトレジスト層18もマスク部と非マスク部との境界部
分が実際にはこの反射光L1 により露光される場合があ
る。その結果、図21に示す如く、レジストフレーム1
8Bによるトラック幅W1 が所定設計値以上に形成され
易い。
地膜17面での乱反射光L1 によりマスク19直下のフ
ォトレジスト層18もマスク部と非マスク部との境界部
分が実際にはこの反射光L1 により露光される場合があ
る。その結果、図21に示す如く、レジストフレーム1
8Bによるトラック幅W1 が所定設計値以上に形成され
易い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図19に示し
た如く、先端まで同一寸法の狭小幅な微細パターン部を
有する場合は、ウエハ上で多数の磁気ヘッドが同時に形
成されるため、狭小幅の先端部はレジスト露光時のパタ
ーンの解像度が低下し易くなり、光の干渉によって露光
が不均一となり易い。
た如く、先端まで同一寸法の狭小幅な微細パターン部を
有する場合は、ウエハ上で多数の磁気ヘッドが同時に形
成されるため、狭小幅の先端部はレジスト露光時のパタ
ーンの解像度が低下し易くなり、光の干渉によって露光
が不均一となり易い。
【0017】この結果、形成されるトラック幅W1 が不
均一となり、形状にばらつきが多く、また、ウエハ上の
形成位置によってはトラック幅が設計値より狭小となっ
たり拡大することがある。これでは、レジストフレーム
18Bを用いたフレームめっき後に、設計幅W1 で得ら
れるべき上層コア13の先端部が所定幅となり難い。
均一となり、形状にばらつきが多く、また、ウエハ上の
形成位置によってはトラック幅が設計値より狭小となっ
たり拡大することがある。これでは、レジストフレーム
18Bを用いたフレームめっき後に、設計幅W1 で得ら
れるべき上層コア13の先端部が所定幅となり難い。
【0018】このように従来のレジストフレームの形成
方法は、トラックを形成する狭小の先端部分まで直線状
にフレームが形成されているため、1〜3μm程度の狭
小幅な先端のわん曲部Eでは、レジストの解像度の問題
から、この部分の断面形状が不安定であり、寸法ばらつ
きや直線性劣化の原因となっていた。
方法は、トラックを形成する狭小の先端部分まで直線状
にフレームが形成されているため、1〜3μm程度の狭
小幅な先端のわん曲部Eでは、レジストの解像度の問題
から、この部分の断面形状が不安定であり、寸法ばらつ
きや直線性劣化の原因となっていた。
【0019】また、フレームパターンが1〜3μm程度
のわん曲部Eでは、正確に寸法通りレジストが抜けにく
くなる傾向がある。この原因により、形成されるめっき
の断面形状にも影響を及ぼすことから早急に改善を要す
る問題である。
のわん曲部Eでは、正確に寸法通りレジストが抜けにく
くなる傾向がある。この原因により、形成されるめっき
の断面形状にも影響を及ぼすことから早急に改善を要す
る問題である。
【0020】本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされ
たものであり、フレームめっきで微細パターンを成膜す
る場合でも、レジストフレームの形状が安定し、寸法の
ばらつきも生じないような導電体の形成方法及び磁気ヘ
ッドの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
たものであり、フレームめっきで微細パターンを成膜す
る場合でも、レジストフレームの形状が安定し、寸法の
ばらつきも生じないような導電体の形成方法及び磁気ヘ
ッドの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、レジストフレ
ーム形成時の微細パターン部分の露光性の向上に着目
し、その効果的な方法を見出し、本発明に到達したもの
である。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、レジストフレ
ーム形成時の微細パターン部分の露光性の向上に着目
し、その効果的な方法を見出し、本発明に到達したもの
である。
【0022】即ち、本発明は、支持体上に、先端部が狭
小幅となった所定パターンの導電体を形成するに際し、
前記支持体上に、前記導電体と逆パターンを有し、かつ
前記先端部に連設されて前記狭小幅よりも拡幅されたパ
ターンを有するレジスト層を露光処理を経て形成する工
程と、前記レジスト層をマスクにして前記導電体用の導
電体材料を前記支持体上に被着する工程と、前記レジス
ト層を除去して、前記レジスト層の非存在領域に前記導
電体材料を選択的に残す工程と、を行う、導電体の形成
方法に係るものである。
小幅となった所定パターンの導電体を形成するに際し、
前記支持体上に、前記導電体と逆パターンを有し、かつ
前記先端部に連設されて前記狭小幅よりも拡幅されたパ
ターンを有するレジスト層を露光処理を経て形成する工
程と、前記レジスト層をマスクにして前記導電体用の導
電体材料を前記支持体上に被着する工程と、前記レジス
ト層を除去して、前記レジスト層の非存在領域に前記導
電体材料を選択的に残す工程と、を行う、導電体の形成
方法に係るものである。
【0023】また、本発明は、下層コア上に導体コイル
を設け、この導体コイル上に絶縁層を介して、先端部が
狭小幅となった上層コアを形成する、磁気ヘッドの製造
方法において、前記絶縁層を含む表面上に、前記上層コ
アと逆パターンを有し、かつ前記先端部に連設されて前
記狭小幅よりも拡幅されたパターンを有するレジスト層
を露光処理を経て形成する工程と、前記レジスト層をマ
スクにして前記上層コア用の導電体材料を前記表面上に
被着する工程と、前記レジスト層を除去して、前記レジ
スト層の非存在領域に前記導電体材料を選択的に残す工
程と、を行う、磁気ヘッドの製造方法に係るものであ
る。
を設け、この導体コイル上に絶縁層を介して、先端部が
狭小幅となった上層コアを形成する、磁気ヘッドの製造
方法において、前記絶縁層を含む表面上に、前記上層コ
アと逆パターンを有し、かつ前記先端部に連設されて前
記狭小幅よりも拡幅されたパターンを有するレジスト層
を露光処理を経て形成する工程と、前記レジスト層をマ
スクにして前記上層コア用の導電体材料を前記表面上に
被着する工程と、前記レジスト層を除去して、前記レジ
スト層の非存在領域に前記導電体材料を選択的に残す工
程と、を行う、磁気ヘッドの製造方法に係るものであ
る。
【0024】本発明の導電体の形成方法及び磁気ヘッド
の製造方法によれば、所定パターンの狭小幅の先端が拡
幅されて導電体と逆パターンのレジストが形成されるの
で、レジストの露光時に狭小幅先端において上述した光
の干渉による解像度の低下がなく、その解像度が向上し
て常に所定パターンのレジスト(即ち、常に所定幅の先
端部を有する導電体)を形成することができる。
の製造方法によれば、所定パターンの狭小幅の先端が拡
幅されて導電体と逆パターンのレジストが形成されるの
で、レジストの露光時に狭小幅先端において上述した光
の干渉による解像度の低下がなく、その解像度が向上し
て常に所定パターンのレジスト(即ち、常に所定幅の先
端部を有する導電体)を形成することができる。
【0025】しかも狭小幅部の先端が拡幅して形成され
るので、このレジストをマスクにして導電体材料の被着
時に、この拡幅部においてレジスト層の非存在領域に導
電体材料が被着され易くなる。これに伴い、この拡幅部
に連設している狭小幅部にも導電体材料が被着し易くな
り、狭小幅部の導電体の断面を含む形状性が向上する。
るので、このレジストをマスクにして導電体材料の被着
時に、この拡幅部においてレジスト層の非存在領域に導
電体材料が被着され易くなる。これに伴い、この拡幅部
に連設している狭小幅部にも導電体材料が被着し易くな
り、狭小幅部の導電体の断面を含む形状性が向上する。
【0026】従って、本発明の方法により製造される磁
気ヘッドでは、上層コアにおけるトラック幅の如き狭小
幅部分の形状や直線性が良くなり、寸法のばらつきも低
減して良好な磁気ヘッドを提供することができる。
気ヘッドでは、上層コアにおけるトラック幅の如き狭小
幅部分の形状や直線性が良くなり、寸法のばらつきも低
減して良好な磁気ヘッドを提供することができる。
【0027】なお、本発明において、上記の「拡幅」と
は、上記導電体の先端部に連設されてその狭小幅よりも
拡がった領域が存在することを意味し、その拡幅方向は
上記導電体の幅の少なくとも一方側で延びる方向であっ
てよい。
は、上記導電体の先端部に連設されてその狭小幅よりも
拡がった領域が存在することを意味し、その拡幅方向は
上記導電体の幅の少なくとも一方側で延びる方向であっ
てよい。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の導電体の形成方法及び磁
気ヘッドの製造方法においては、前記支持体上に下地導
電膜を介して前記導電体を形成するに際し、前記下地導
電膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、前記フォ
トレジスト層を選択的に露光、現像処理してレジストマ
スク層を形成する工程と、前記レジストマスク層のない
非マスク領域において前記下地導電膜上に導電体材料層
をフレームめっきする工程と、を行うことが望ましい。
気ヘッドの製造方法においては、前記支持体上に下地導
電膜を介して前記導電体を形成するに際し、前記下地導
電膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、前記フォ
トレジスト層を選択的に露光、現像処理してレジストマ
スク層を形成する工程と、前記レジストマスク層のない
非マスク領域において前記下地導電膜上に導電体材料層
をフレームめっきする工程と、を行うことが望ましい。
【0029】更に、第1のマスク層としての前記レジス
トマスク層を除去し、更にこの除去部分直下の前記下地
導電膜を除去して、前記導電体材料層と前記下地導電膜
とを通して所定パターンの溝を前記第1のマスク層に対
応して形成する工程と、前記溝に第2のマスク層を充填
すると共に、残されるべき前記導電体材料層上も前記第
2のマスク層で被覆する工程と、前記第2のマスク層を
用いて、この第2のマスク層のない非マスク領域に存在
する前記導電体材料層及び前記下地導電膜を除去する工
程と、を行うことが望ましい。
トマスク層を除去し、更にこの除去部分直下の前記下地
導電膜を除去して、前記導電体材料層と前記下地導電膜
とを通して所定パターンの溝を前記第1のマスク層に対
応して形成する工程と、前記溝に第2のマスク層を充填
すると共に、残されるべき前記導電体材料層上も前記第
2のマスク層で被覆する工程と、前記第2のマスク層を
用いて、この第2のマスク層のない非マスク領域に存在
する前記導電体材料層及び前記下地導電膜を除去する工
程と、を行うことが望ましい。
【0030】そして、前記狭小幅より片側又は両側に拡
幅されるように前記拡幅されたパターンを形成すること
が望ましい。
幅されるように前記拡幅されたパターンを形成すること
が望ましい。
【0031】この場合、拡幅パターンの形状は種々であ
ってよい。例えば円形、四角形、三角形等であっても効
果的である。
ってよい。例えば円形、四角形、三角形等であっても効
果的である。
【0032】また、上記の方法においては、前記下地導
電膜をスパッタリングによって形成し、前記第1及び第
2のマスク層をフォトリソグラフィによって形成し、前
記導電体材料層を電気めっきによって形成し、前記下地
導電膜をイオンミリングによって除去することが望まし
い。
電膜をスパッタリングによって形成し、前記第1及び第
2のマスク層をフォトリソグラフィによって形成し、前
記導電体材料層を電気めっきによって形成し、前記下地
導電膜をイオンミリングによって除去することが望まし
い。
【0033】また、前記第2のマスク層を除去し、残さ
れた前記導電体材料層を前記先端部側で切削加工して前
記第1のマスク層の前記拡幅部分に対応した拡幅部分が
除去され、かつ前記狭小幅の先端部を有する前記導電体
を選択的に残すことが望ましい。
れた前記導電体材料層を前記先端部側で切削加工して前
記第1のマスク層の前記拡幅部分に対応した拡幅部分が
除去され、かつ前記狭小幅の先端部を有する前記導電体
を選択的に残すことが望ましい。
【0034】そして、上記の方法により、下層コア上に
導体コイルを設け、この導体コイル上に絶縁層を介して
下地導電膜を形成し、この下地導電膜上に導電体として
前記狭小幅をトラック幅とする上層コアを形成すること
が望ましい。
導体コイルを設け、この導体コイル上に絶縁層を介して
下地導電膜を形成し、この下地導電膜上に導電体として
前記狭小幅をトラック幅とする上層コアを形成すること
が望ましい。
【0035】これにより、下層コアと導体コイルと上層
コアとからなる記録ヘッド部と、磁気抵抗効果素子を有
する再生ヘッド部とが一体化された薄膜磁気ヘッドの前
記上層コアを良好に形成することができる。
コアとからなる記録ヘッド部と、磁気抵抗効果素子を有
する再生ヘッド部とが一体化された薄膜磁気ヘッドの前
記上層コアを良好に形成することができる。
【0036】また、 上記コアの材質としては、軟磁性
を示すものであれば、従来公知の材料が使用可能である
が、特に、Ni−Fe系合金から構成されるのがよい。
を示すものであれば、従来公知の材料が使用可能である
が、特に、Ni−Fe系合金から構成されるのがよい。
【0037】また、上記の成膜方法としては、従来公知
のものがいずれも使用可能である。例えば、真空蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等が挙
げられるが、合金膜を成膜する場合には、この合金の組
成比に等しいターゲットを使用したスパッタリング法に
よって成膜することが好ましい。このスパッタリング法
としては、RFマグネトロン方式、DCマグネトロン方
式、対向ターゲット方式等が有効である。
のものがいずれも使用可能である。例えば、真空蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等が挙
げられるが、合金膜を成膜する場合には、この合金の組
成比に等しいターゲットを使用したスパッタリング法に
よって成膜することが好ましい。このスパッタリング法
としては、RFマグネトロン方式、DCマグネトロン方
式、対向ターゲット方式等が有効である。
【0038】また、レジストフレーム形成の際のレジス
トは、ポジ型、ネガ型のいずれでもよい。下地導電膜や
めっき層の材質や層構成についても変更してよい。
トは、ポジ型、ネガ型のいずれでもよい。下地導電膜や
めっき層の材質や層構成についても変更してよい。
【0039】また、上記の方法は、上記した複合型薄膜
磁気ヘッド以外の複合型薄膜磁気ヘッド、例えばGMR
ヘッド(巨大磁気抵抗効果素子を有する磁気ヘッド)又
はスピンバルブ膜を有するスピンバルブ型ヘッドを組み
込んだヘッドや、種類の異なるインダクティブヘッドの
複合体にも適用することが可能である。
磁気ヘッド以外の複合型薄膜磁気ヘッド、例えばGMR
ヘッド(巨大磁気抵抗効果素子を有する磁気ヘッド)又
はスピンバルブ膜を有するスピンバルブ型ヘッドを組み
込んだヘッドや、種類の異なるインダクティブヘッドの
複合体にも適用することが可能である。
【0040】また、フレームめっきによる薄膜磁気ヘッ
ド以外にも、例えば半導体デバイスの配線等の導電体の
作製にも適用が可能である。
ド以外にも、例えば半導体デバイスの配線等の導電体の
作製にも適用が可能である。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
が以下の実施例に限定されるものでないことは勿論であ
る。
が以下の実施例に限定されるものでないことは勿論であ
る。
【0042】図1は、薄膜磁気ヘッドの上層コア用のフ
レームめっきのレジストフレームを示し、(a)は概略
平面図、(b)は(a)におけるB部の拡大図、(c)
は(b)におけるc−c線断面図であり、従来例につい
て前述したのと同様に図18におけるB部を表してい
る。従って、共通する部分については共通の符号を用い
る。
レームめっきのレジストフレームを示し、(a)は概略
平面図、(b)は(a)におけるB部の拡大図、(c)
は(b)におけるc−c線断面図であり、従来例につい
て前述したのと同様に図18におけるB部を表してい
る。従って、共通する部分については共通の符号を用い
る。
【0043】しかし、本実施例においては、図示の如
く、上層コア形成用のレジストフレーム18Aは、トラ
ック幅W1 となる狭小幅部分の先端が両側でW2 に拡幅
されている。図2はこの部分の斜視図であるが、このよ
うに先端が拡幅されるようにレジストフレーム18Aを
形成することにより、レジスト形成時にこの先端部の露
光性が向上し、レジストフレーム18Aを所定通りの形
状に形成することができる。従って、上層コアのトラッ
ク部部において安定した直線性が得られ、寸法精度も向
上する。
く、上層コア形成用のレジストフレーム18Aは、トラ
ック幅W1 となる狭小幅部分の先端が両側でW2 に拡幅
されている。図2はこの部分の斜視図であるが、このよ
うに先端が拡幅されるようにレジストフレーム18Aを
形成することにより、レジスト形成時にこの先端部の露
光性が向上し、レジストフレーム18Aを所定通りの形
状に形成することができる。従って、上層コアのトラッ
ク部部において安定した直線性が得られ、寸法精度も向
上する。
【0044】更に、このように正常に形成されたレジス
トフレーム18Aによって、上層コアを形成すれば、狭
小幅部の先端が拡幅されていることにより、上層コア形
成用のめっき材料が浸入し易い拡幅部に流れ込むため、
これに伴って狭小幅部分にも満遍なくゆきわたる。
トフレーム18Aによって、上層コアを形成すれば、狭
小幅部の先端が拡幅されていることにより、上層コア形
成用のめっき材料が浸入し易い拡幅部に流れ込むため、
これに伴って狭小幅部分にも満遍なくゆきわたる。
【0045】従って、前記した従来例の如く、狭小幅の
ままの形状で先端部が形成されているために、先端まで
めっき材料が均等にゆきわたらない場合に比べ、トラッ
ク部分の形状や寸法精度を良好に形成することができ
る。
ままの形状で先端部が形成されているために、先端まで
めっき材料が均等にゆきわたらない場合に比べ、トラッ
ク部分の形状や寸法精度を良好に形成することができ
る。
【0046】そして、拡幅部は仮想線で示すデプス線D
の位置までデプス研磨時に削り取られるため、最終的な
薄膜磁気ヘッドの構造自体に影響は与えていない。
の位置までデプス研磨時に削り取られるため、最終的な
薄膜磁気ヘッドの構造自体に影響は与えていない。
【0047】図3は、上層コアを形成するためのレジス
トフレーム形成に係る最初の工程であり、第3平坦化膜
3上の第4平坦化膜8上に、後述するNi−Fe合金め
っき層の下地膜となるCr膜15、Ti膜16、Ni−
Fe合金膜17を、それぞれスパッタ成膜して下地膜を
形成する。
トフレーム形成に係る最初の工程であり、第3平坦化膜
3上の第4平坦化膜8上に、後述するNi−Fe合金め
っき層の下地膜となるCr膜15、Ti膜16、Ni−
Fe合金膜17を、それぞれスパッタ成膜して下地膜を
形成する。
【0048】次いで、図4のように、下地膜17上に均
一にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層18を
形成する。
一にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層18を
形成する。
【0049】次いで、図5のように、フォトレジスト層
18の上に露光マスク19(例えば、ポジ型)を掛けて
露光する。これにより、非マスク部19aのフォトレジ
スト層18が光Lによって露光される。図5におけるフ
ォトレジスト層18中の破線は露光部と非露光部との境
界を示している。
18の上に露光マスク19(例えば、ポジ型)を掛けて
露光する。これにより、非マスク部19aのフォトレジ
スト層18が光Lによって露光される。図5におけるフ
ォトレジスト層18中の破線は露光部と非露光部との境
界を示している。
【0050】次いで、図6のように、露光マスク19を
除去して現像処理する。これにより、非露光部のフォト
レジスト層が残り、レジストフレーム18Aが形成され
る。
除去して現像処理する。これにより、非露光部のフォト
レジスト層が残り、レジストフレーム18Aが形成され
る。
【0051】この工程において形成したレジストフレー
ム18Aについて、詳しくは後述する如く、トラック幅
を測定する。そして、測定結果、所定寸法を満たしてお
れば次のめっき工程に移行する。
ム18Aについて、詳しくは後述する如く、トラック幅
を測定する。そして、測定結果、所定寸法を満たしてお
れば次のめっき工程に移行する。
【0052】測定の結果、良品については、図7のよう
に、レジストフレーム18A形成後の下地膜17上に、
電解めっき法によりNi−Fe合金のめっき層20を成
膜する。
に、レジストフレーム18A形成後の下地膜17上に、
電解めっき法によりNi−Fe合金のめっき層20を成
膜する。
【0053】次いで、図8のように、有機溶剤を用いて
不要となったレジストフレーム18Aを溶解して除去
し、溝21を形成する。
不要となったレジストフレーム18Aを溶解して除去
し、溝21を形成する。
【0054】更に、図9のように、レジストフレーム1
8Aの除去により形成された溝21直下の下地膜17、
16、15をイオンミリング装置によりエッチングして
除去する。この際、めっき層20の上面も若干エッチン
グされるが特に問題とはならない。
8Aの除去により形成された溝21直下の下地膜17、
16、15をイオンミリング装置によりエッチングして
除去する。この際、めっき層20の上面も若干エッチン
グされるが特に問題とはならない。
【0055】次いで、図10のように、上記した溝21
を含めてめっき層20の上に、コアカバー形成のための
フォトレジスト膜22を成膜するが、図示の如く、溝2
1全体に充填される。
を含めてめっき層20の上に、コアカバー形成のための
フォトレジスト膜22を成膜するが、図示の如く、溝2
1全体に充填される。
【0056】次いで、図11のように、フォトレジスト
膜22上に露光マスク23(例えば、ポジ型)を掛け、
非マスク部23aを露光する。図11において、Lは露
光光を示す。
膜22上に露光マスク23(例えば、ポジ型)を掛け、
非マスク部23aを露光する。図11において、Lは露
光光を示す。
【0057】次いで、図12のように、露光マスクを除
去後、現像処理によりコアカバー24が形成される。
去後、現像処理によりコアカバー24が形成される。
【0058】次いで、図13のように、上記のコアカバ
ー24をマスクとして、非マスク部のめっき層20及び
下地膜17、16、15をそれぞれ専用のウエットエッ
チング液を用いてウエットエッチングを行い、除去す
る。
ー24をマスクとして、非マスク部のめっき層20及び
下地膜17、16、15をそれぞれ専用のウエットエッ
チング液を用いてウエットエッチングを行い、除去す
る。
【0059】最後に、コアカバー24を有機溶剤を用い
て溶解除去して図14に示すような正常な上層コア13
が完成する。
て溶解除去して図14に示すような正常な上層コア13
が完成する。
【0060】上記のように形成した上層コア13を有す
る薄膜磁気ヘッドは、その他の製造工程を経て図15の
ように複合型の磁気ヘッドとして完成する。図15は図
18のXV−XV線断面図である。
る薄膜磁気ヘッドは、その他の製造工程を経て図15の
ように複合型の磁気ヘッドとして完成する。図15は図
18のXV−XV線断面図である。
【0061】図15に示すように、本実施例の薄膜磁気
ヘッドは、例えばガラス基板1上に例えばFe−Niの
混合物からなる下層シールドコア2及び例えばアルミナ
からなる非磁性再生ギャップ材3が積層され、メディア
対向面Fに臨むように設けた再生ヘッド部28を構成す
るNi−Fe系等のMR膜14がスパッタ成膜され、こ
の上に中間コア11、Tiからなる記録ギャップ材1
2、第2平坦化膜5、導体コイル7、第3平坦化膜6、
第4平坦化膜8、Fe−Ni合金からなる共通コアとな
る上層コア13をこの順に、積層したものである。
ヘッドは、例えばガラス基板1上に例えばFe−Niの
混合物からなる下層シールドコア2及び例えばアルミナ
からなる非磁性再生ギャップ材3が積層され、メディア
対向面Fに臨むように設けた再生ヘッド部28を構成す
るNi−Fe系等のMR膜14がスパッタ成膜され、こ
の上に中間コア11、Tiからなる記録ギャップ材1
2、第2平坦化膜5、導体コイル7、第3平坦化膜6、
第4平坦化膜8、Fe−Ni合金からなる共通コアとな
る上層コア13をこの順に、積層したものである。
【0062】図15において、MR膜14上の中間コア
11との間には、例えばSiO2 からなる絶縁層、Cu
からなるリード電極やバイアス媒体及びSiO2 からな
る絶縁層の積層体が形成されているが細部については図
示省略してある。
11との間には、例えばSiO2 からなる絶縁層、Cu
からなるリード電極やバイアス媒体及びSiO2 からな
る絶縁層の積層体が形成されているが細部については図
示省略してある。
【0063】このように構成することにより、磁気記録
媒体の記録トラックに対向する対向面Fにおいて、上記
した中間コア11を境に下側の再生ヘッド28と上側の
記録ヘッド29とが一体化された複合型の薄膜磁気ヘッ
ド30を形成している。
媒体の記録トラックに対向する対向面Fにおいて、上記
した中間コア11を境に下側の再生ヘッド28と上側の
記録ヘッド29とが一体化された複合型の薄膜磁気ヘッ
ド30を形成している。
【0064】そして、再生ヘッド28においては、セン
ス電流がトラック幅方向と直交する方向に流れる、いわ
ゆる縦型のMRヘッドとして、その長手方向が磁気記録
媒体との対向面(磁気記録媒体摺動面)に対して垂直に
なり、かつその一方の端面が対向面に露出する状態にな
っている。
ス電流がトラック幅方向と直交する方向に流れる、いわ
ゆる縦型のMRヘッドとして、その長手方向が磁気記録
媒体との対向面(磁気記録媒体摺動面)に対して垂直に
なり、かつその一方の端面が対向面に露出する状態にな
っている。
【0065】上記したように、本実施例による上層コア
13の形成方法においては、図6に示した如く、レジス
トフレーム18Aを形成した段階でSEM(走査電子顕
微鏡)で上層コア13のトラック幅W1 を測定している
が、図16はこの測定方法を示している。
13の形成方法においては、図6に示した如く、レジス
トフレーム18Aを形成した段階でSEM(走査電子顕
微鏡)で上層コア13のトラック幅W1 を測定している
が、図16はこの測定方法を示している。
【0066】即ち、図16は、磁気ヘッドの製造過程に
おいて、多数の磁気ヘッドが一部分を図示した如く整列
して同時に形成されている4インチウエハ31を示して
いる。そして測定は、図示の如く、ウエハ31のY方向
にP1 〜P10で示した10ケ所の測定位置(この位置に
各列の磁気ヘッドのトラックが存在している。)を定
め、それぞれのトラック幅を測定する。
おいて、多数の磁気ヘッドが一部分を図示した如く整列
して同時に形成されている4インチウエハ31を示して
いる。そして測定は、図示の如く、ウエハ31のY方向
にP1 〜P10で示した10ケ所の測定位置(この位置に
各列の磁気ヘッドのトラックが存在している。)を定
め、それぞれのトラック幅を測定する。
【0067】図17は、この測定結果を示したグラフで
あるが、本実施例の製造方法によるトラック幅Aと、従
来の製造方法によるトラック幅aとを、レジストフレー
ムを形成した段階でのプリ実験としての測定結果であ
る。そして、いずれの製造方法においてもトラック幅は
2.8μmを設計値としたものであり、露光時間等の条
件は全て同じである。
あるが、本実施例の製造方法によるトラック幅Aと、従
来の製造方法によるトラック幅aとを、レジストフレー
ムを形成した段階でのプリ実験としての測定結果であ
る。そして、いずれの製造方法においてもトラック幅は
2.8μmを設計値としたものであり、露光時間等の条
件は全て同じである。
【0068】このグラフの結果から、従来の方法により
レジストフレームをパターニングした場合、ウエハ下部
(図16における測定位置9)でトラック幅が2.6μ
mまで変化し、全般的にウエハ内でのばらつきが大きい
ことが分かる。これに対し、本実施例による製造方法で
パターニングした場合、トラック幅は全体的に設計値以
上の幅であるが一定の値で安定していることが分かる。
レジストフレームをパターニングした場合、ウエハ下部
(図16における測定位置9)でトラック幅が2.6μ
mまで変化し、全般的にウエハ内でのばらつきが大きい
ことが分かる。これに対し、本実施例による製造方法で
パターニングした場合、トラック幅は全体的に設計値以
上の幅であるが一定の値で安定していることが分かる。
【0069】本実施例によれば、上層コア13のトラッ
ク幅W1 を規定するためのレジストフレーム18Aの先
端が拡幅されるようにレジストのパターン露光を行うの
で、レジスト露光時に先端部の解像度が良くなり、レジ
ストフレーム18Aが所定通りに形成できる。
ク幅W1 を規定するためのレジストフレーム18Aの先
端が拡幅されるようにレジストのパターン露光を行うの
で、レジスト露光時に先端部の解像度が良くなり、レジ
ストフレーム18Aが所定通りに形成できる。
【0070】そして、このレジストフレーム18Aを用
いてめっきすれば、このレジストフレーム18Aに囲ま
れている領域への上層コア13の材料としてのNi−F
eからなるめっきが、この拡幅部へ浸入し易くなるた
め、これに連通する1〜3μmの狭小幅なトラック部に
も十分にめっき材料が流入し、所定通りの形状性の良い
トラック幅W1 を形成することができる。
いてめっきすれば、このレジストフレーム18Aに囲ま
れている領域への上層コア13の材料としてのNi−F
eからなるめっきが、この拡幅部へ浸入し易くなるた
め、これに連通する1〜3μmの狭小幅なトラック部に
も十分にめっき材料が流入し、所定通りの形状性の良い
トラック幅W1 を形成することができる。
【0071】そして、この拡幅部はデプス研磨によって
切削削除されるので、磁気ヘッドの製品の性能には影響
しない。
切削削除されるので、磁気ヘッドの製品の性能には影響
しない。
【0072】また、従来の方法では、トラック幅の寸法
測定で規格外となる場合が多かったが、本実施例の方法
によって磁気ヘッドを製造することにより、デプス0近
辺のレジスト形状が安定し、寸法精度が向上する。
測定で規格外となる場合が多かったが、本実施例の方法
によって磁気ヘッドを製造することにより、デプス0近
辺のレジスト形状が安定し、寸法精度が向上する。
【0073】
【発明の作用効果】上述した如く、本発明は、支持体上
に、先端部が狭小幅となった所定パターンの導電体を形
成するに際し、前記支持体上に、前記導電体と逆パター
ンを有し、かつ前記先端部に連設されて前記狭小幅より
も拡幅されたパターンを有するレジスト層を露光処理を
経て形成する工程と、前記レジスト層をマスクにして前
記導電体用の導電体材料を前記支持体上に被着する工程
と、前記レジスト層を除去して、前記レジスト層の非存
在領域に前記導電体材料を選択的に残す工程とを行うの
で、レジスト露光時に狭小幅の先端部を所定パターンに
露光してレジストを形成することができる。また、この
レジストをマスクにして導電体材料を被着させることに
より、狭小幅部の先端に連設される拡幅されたパターン
部において、レジスト層が存在しない領域に導電体材料
が十分に被着され易くなると共に、狭小幅部へも導電体
材料が被着され易くなり、導電体材料が所定パターンに
形成できる。従って、この方法によって薄膜磁気ヘッド
を製造すれば、上層コアのトラック幅を設計値通りに形
成することができる。
に、先端部が狭小幅となった所定パターンの導電体を形
成するに際し、前記支持体上に、前記導電体と逆パター
ンを有し、かつ前記先端部に連設されて前記狭小幅より
も拡幅されたパターンを有するレジスト層を露光処理を
経て形成する工程と、前記レジスト層をマスクにして前
記導電体用の導電体材料を前記支持体上に被着する工程
と、前記レジスト層を除去して、前記レジスト層の非存
在領域に前記導電体材料を選択的に残す工程とを行うの
で、レジスト露光時に狭小幅の先端部を所定パターンに
露光してレジストを形成することができる。また、この
レジストをマスクにして導電体材料を被着させることに
より、狭小幅部の先端に連設される拡幅されたパターン
部において、レジスト層が存在しない領域に導電体材料
が十分に被着され易くなると共に、狭小幅部へも導電体
材料が被着され易くなり、導電体材料が所定パターンに
形成できる。従って、この方法によって薄膜磁気ヘッド
を製造すれば、上層コアのトラック幅を設計値通りに形
成することができる。
【図1】本発明の実施例によるレジストフレームの一部
分を示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)におけ
るB部の拡大図、(c)は(b)におけるc−c線断面
図である。
分を示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)におけ
るB部の拡大図、(c)は(b)におけるc−c線断面
図である。
【図2】同、図1のB部に対応する部分の概略斜視図で
ある。
ある。
【図3】同レジストフレームの形成方法を示す製造工程
における要部の概略断面図である。
における要部の概略断面図である。
【図4】同、他の一工程における要部の概略断面図であ
る。
る。
【図5】同、他の一工程における要部の概略断面図であ
る。
る。
【図6】同、他の一工程における要部の概略断面図であ
る。
る。
【図7】同、他の一工程における要部の概略断面図であ
る。
る。
【図8】同、他の一工程における要部の概略断面図であ
る。
る。
【図9】同、他の一工程における要部の概略断面図であ
る。
る。
【図10】同、他の一工程における要部の概略断面図で
ある。
ある。
【図11】同、他の一工程における要部の概略断面図で
ある。
ある。
【図12】同、他の一工程における要部の概略断面図で
ある。
ある。
【図13】同、他の一工程における要部の概略断面図で
ある。
ある。
【図14】同、更に他の一工程における要部の概略断面
図である。
図である。
【図15】複合型薄膜磁気ヘッドの断面図(図18のXV
−XV線断面相当)である。
−XV線断面相当)である。
【図16】同、磁気ヘッドの製造過程におけるウエハ上
での測定位置を示す平面図である。
での測定位置を示す平面図である。
【図17】同、トラック幅測定結果の従来例との比較を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図18】薄膜磁気ヘッドの一部を省略した平面図であ
る。
る。
【図19】従来例によるレジストフレームを示し、
(a)は概略平面図、(b)は(a)におけるB部の拡
大図、(c)は(b)におけるc−c線断面図である。
(a)は概略平面図、(b)は(a)におけるB部の拡
大図、(c)は(b)におけるc−c線断面図である。
【図20】同、導電体の形成方法を示す一製造工程にお
ける要部の概略断面図である。
ける要部の概略断面図である。
【図21】同、他の一工程における要部の概略断面図で
ある。
ある。
1…ガラス基板、2…下層シールドコア、3…非磁性
層、4…第1平坦化膜、5…第2平坦化膜、6…第3平
坦化膜、7…導体コイル、8…第4平坦化膜、9…端子
リード線、10…コイルリード線、11…中間コア、1
2…記録ギャップ材、13…上層コア、14…MR膜、
15…Cr下地膜、16…Ti下地膜、17…Ni−F
e合金下地膜、18…フォトレジスト層、18A…レジ
ストフレーム、19、23…マスク、19a、23a…
非マスク部、20…Ni−Fe合金めっき層、21…
溝、22…フォトレジスト膜、24…コアカバー、28
…再生ヘッド、29…記録ヘッド、30…複合型薄膜磁
気ヘッド、31…ウエハ、A…実施例のトラック幅、a
…従来例のトラック幅、D…デプス線、E…わん曲部、
W1 …トラック幅、W2 …拡幅部の幅
層、4…第1平坦化膜、5…第2平坦化膜、6…第3平
坦化膜、7…導体コイル、8…第4平坦化膜、9…端子
リード線、10…コイルリード線、11…中間コア、1
2…記録ギャップ材、13…上層コア、14…MR膜、
15…Cr下地膜、16…Ti下地膜、17…Ni−F
e合金下地膜、18…フォトレジスト層、18A…レジ
ストフレーム、19、23…マスク、19a、23a…
非マスク部、20…Ni−Fe合金めっき層、21…
溝、22…フォトレジスト膜、24…コアカバー、28
…再生ヘッド、29…記録ヘッド、30…複合型薄膜磁
気ヘッド、31…ウエハ、A…実施例のトラック幅、a
…従来例のトラック幅、D…デプス線、E…わん曲部、
W1 …トラック幅、W2 …拡幅部の幅
Claims (15)
- 【請求項1】 支持体上に、先端部が狭小幅となった所
定パターンの導電体を形成するに際し、 前記支持体上に、前記導電体と逆パターンを有し、かつ
前記先端部に連設されて前記狭小幅よりも拡幅されたパ
ターンを有するレジスト層を露光処理を経て形成する工
程と、 前記レジスト層をマスクにして前記導電体用の導電体材
料を前記支持体上に被着する工程と、 前記レジスト層を除去して、前記レジスト層の非存在領
域に前記導電体材料を選択的に残す工程と、を行う、導
電体の形成方法。 - 【請求項2】 前記支持体上に下地導電膜を介して前記
導電体を形成するに際し、 前記下地導電膜上にフォトレジスト層を形成する工程
と、 前記フォトレジスト層を選択的に露光、現像処理してレ
ジストマスク層を形成する工程と、 前記レジストマスク層のない非マスク領域において前記
下地導電膜上に導電体材料層をフレームめっきする工程
と、を行う、請求項1に記載した導電体の形成方法。 - 【請求項3】 第1のマスク層としての前記レジストマ
スク層を除去し、更にこの除去部分直下の前記下地導電
膜を除去して、前記導電体材料層と前記下地導電膜とを
通して所定パターンの溝を前記第1のマスク層に対応し
て形成する工程と、 前記溝に第2のマスク層を充填すると共に、残されるべ
き前記導電体材料層上も前記第2のマスク層で被覆する
工程と、 前記第2のマスク層を用いて、この第2のマスク層のな
い非マスク領域に存在する前記導電体材料層及び前記下
地導電膜を除去する工程と、を行う、請求項2に記載し
た導電体の形成方法。 - 【請求項4】 前記狭小幅より片側又は両側に拡幅され
るように前記拡幅されたパターンを形成する、請求項1
に記載した導電体の形成方法。 - 【請求項5】 前記下地導電膜をスパッタリングによっ
て形成し、前記第1及び第2のマスク層をフォトリソグ
ラフィによって形成し、前記導電体材料層を電気めっき
によって形成し、前記下地導電膜をイオンミリングによ
って除去する、請求項3に記載した導電体の形成方法。 - 【請求項6】 前記第2のマスク層を除去し、残された
前記導電体材料層を前記先端部側で切削加工して前記第
1のマスク層の前記拡幅部分に対応した拡幅部分が除去
され、かつ前記狭小幅の先端部を有する前記導電体を選
択的に残す、請求項3に記載した導電体の形成方法。 - 【請求項7】 下層コア上に導体コイルを設け、この導
体コイル上に絶縁層を介して下地導電膜を形成し、この
下地導電膜上に導電体として前記狭小幅をトラック幅と
する上層コアを形成する、請求項1に記載した導電体の
形成方法。 - 【請求項8】 下層コアと導体コイルと上層コアとから
なる記録ヘッド部と、磁気抵抗効果素子を有する再生ヘ
ッド部とが一体化された薄膜磁気ヘッドの前記上層コア
を形成する、請求項7に記載した導電体の形成方法。 - 【請求項9】 下層コア上に導体コイルを設け、この導
体コイル上に絶縁層を介して、先端部が狭小幅となった
上層コアを形成する、磁気ヘッドの製造方法において、
前記絶縁層を含む表面上に、前記上層コアと逆パターン
を有し、かつ前記先端部に連設されて前記狭小幅よりも
拡幅されたパターンを有するレジスト層を露光処理を経
て形成する工程と、 前記レジスト層をマスクにして前記上層コア用の導電体
材料を前記表面上に被着する工程と、 前記レジスト層を除去して、前記レジスト層の非存在領
域に前記導電体材料を選択的に残す工程と、を行う、磁
気ヘッドの製造方法。 - 【請求項10】 前記表面上に下地導電膜を介して前記
上層コアを形成するに際し、 前記下地導電膜上にフォトレジスト層を形成する工程
と、 前記フォトレジスト層を選択的に露光、現像処理してレ
ジストマスク層を形成する工程と、 前記レジストマスク層のない非マスク領域において前記
下地導電膜上に導電体材料層をフレームめっきする工程
と、を行う、請求項9に記載した磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項11】 第1のマスク層としての前記レジスト
マスク層を除去し、更にこの除去部分直下の前記下地導
電膜を除去して、前記導電体材料層と前記下地導電膜と
を通して所定パターンの溝を前記第1のマスク層に対応
して形成する工程と、 前記溝に第2のマスク層を充填すると共に、残されるべ
き前記導電体材料層上も前記第2のマスク層で被覆する
工程と、 前記第2のマスク層を用いて、この第2のマスク層のな
い非マスク領域に存在する前記導電体材料層及び前記下
地導電膜を除去する工程と、を行う、請求項10に記載
した磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項12】 前記狭小幅より片側又は両側に拡幅さ
れるように前記拡幅されたパターンを形成する、請求項
9に記載した磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項13】 前記下地導電膜をスパッタリングによ
って形成し、前記第1及び第2のマスク層をフォトリソ
グラフィによって形成し、前記導電体材料層を電気めっ
きによって形成し、前記下地導電膜をイオンミリングに
よって除去する、請求項11に記載した磁気ヘッドの製
造方法。 - 【請求項14】 前記第2のマスク層を除去し、残され
た前記導電体材料層を前記先端部側で切削加工して前記
第1のマスク層の前記拡幅部分に対応した拡幅部分が除
去され、かつ前記狭小幅の先端部を有する前記上層コア
を選択的に残す、請求項11に記載した磁気ヘッドの製
造方法。 - 【請求項15】 下層コア上と導体コイルと上層コアと
からなる記録ヘッド部と、磁気抵抗効果素子を有する再
生ヘッド部とが一体化された薄膜磁気ヘッドを製造す
る、請求項9に記載した磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14917797A JPH10340425A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14917797A JPH10340425A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10340425A true JPH10340425A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15469487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14917797A Pending JPH10340425A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 導電体の形成方法及び磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10340425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410212B1 (en) * | 1998-06-30 | 2002-06-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Method for making a thin film magnetic head |
JP2006139898A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Headway Technologies Inc | 薄膜磁気ヘッド用構造物およびその製造方法並びに薄膜磁気ヘッド |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP14917797A patent/JPH10340425A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410212B1 (en) * | 1998-06-30 | 2002-06-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Method for making a thin film magnetic head |
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US7978432B2 (en) | 2004-11-12 | 2011-07-12 | Headway Technologies, Inc. | Thin-film magnetic head structure |
US8182704B2 (en) | 2004-11-12 | 2012-05-22 | Headways Technologies, Inc. | Thin-film magnetic head structure, method of manufacturing the same, and thin-film magnetic head |
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