JPH08167123A - 磁気ヘッドの製造方法、磁気ヘッド素子群を有する基板、及び、磁気ヘッド素子群を有する基板の製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法、磁気ヘッド素子群を有する基板、及び、磁気ヘッド素子群を有する基板の製造方法

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JPH08167123A
JPH08167123A JP6309238A JP30923894A JPH08167123A JP H08167123 A JPH08167123 A JP H08167123A JP 6309238 A JP6309238 A JP 6309238A JP 30923894 A JP30923894 A JP 30923894A JP H08167123 A JPH08167123 A JP H08167123A
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head
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Isamu Yuhito
勇 由比藤
Toru Miyazaki
徹 宮崎
Harunobu Saito
治信 斉藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気抵抗効果型ヘッド及び記録再生分離型複
合ヘッド素子の形成時において、静電気による素子の絶
縁破壊を防止し、高い歩留りで素子を形成する。 【構成】 磁気抵抗効果型ヘッドを構成する電極とシー
ルド膜と、あるいは、電極とシールド膜及び誘導型薄膜
磁気ヘッドの磁極とを電気的に接続して、基板上に多数
のヘッド素子を形成する作製プロセスを実施し、素子の
作製後、切り離す際に、前記接続を除去する。これによ
り、プロセス途中の静電気による素子の絶縁破壊を防止
することができ、高い歩留りでヘッド素子を形成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドの製造方
法、磁気ヘッド素子群を有する基板、及び、磁気ヘッド
素子群を有する基板の製造方法に係り、特に、磁気ディ
スク装置、VTR等に用いて効果的な磁気抵抗効果型ヘ
ッド及び記録再生分離型複合ヘッド等の磁気ヘッドの製
造方法、これらの磁気ヘッド素子群を有する基板、及
び、これらの磁気ヘッド素子群を有する基板の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録装置は、その記憶容量の
増大に伴い、記録密度が高まっており、また、装置の小
型化が図られている。また、同時に、記録媒体のヘッド
に対する相対速度が低速になっている。例えば、磁気デ
ィスク装置は、トラック幅が数μmになりつつあり、デ
ィスク径が3.5インチ、2.5インチさらには2イン
チ以下と小径なってきている。このように、信号を狭く
記録し、また、高S/N(信号/ノイズ比)に再生する
ために、記録に誘導型薄膜磁気ヘッド、再生に磁気抵抗
効果型ヘッドを用いる記録再生分離型複合ヘッドの開発
が盛んとなっている。
【0003】この種のヘッドに関する従来技術として、
例えば、IEEE Trans.Magn.,26,1689(1990)(アイイーイ
ーイー トランザクション オン マグネチックス ボ
リューム26 ページ1689 1990年)等に記載
された技術が知られている。
【0004】以下、この種の従来技術による記録再生分
離型複合ヘッドについて図面により説明する。
【0005】図4は従来技術による記録再生分離型複合
ヘッドの構造を説明する斜視図、図5は再生用磁気抵抗
効果型ヘッドの構造を説明する図、図6は基板上に形成
される磁気ヘッド群を説明する図、図7は記録再生分離
複合ヘッドの作製プロセスを説明する図である。図4〜
図6において、1は基板、2は下部シールド膜、3は上
部シールド膜、4は下部ギャップ膜、5は上部ギャップ
膜、6はMR複合膜、7は磁区制御膜、8は電極、9は
ギャップ膜、10はコイル、11は絶縁層、12は磁
極、19は保護膜である。
【0006】記録再生分離型複合ヘッドは、図4に示す
ように、再生用磁気抵抗効果型ヘッド上に、コイル1
0、絶縁層11、磁極12による記録用誘導型薄膜磁気
ヘッドが積層された構造を有している。そして、再生用
磁気抵抗効果型ヘッド部は、図5にもその詳細を示すよ
うに、上部シールド膜3及び下部シールド膜2、MR複
合膜6、該MR複合膜6の両端に形成した磁区制御膜
7、下部、上部ギャップ膜4及び5等により構成されて
いる。
【0007】磁気抵抗効果型ヘッドを構成する各膜は、
非常に薄いものであり、例えば、MR複合膜6及び磁気
抵抗効果膜7は数10nm、また、下部及び上部ギャッ
プ膜4、5の厚膜は、それぞれ100〜300nm程度
である。これらの膜厚は、記録の高密度化のためにさら
に薄くなる傾向にある。
【0008】これら磁気ヘッドは、図6(a)に示すよ
うに、基板1上に多数同時に磁気ヘッド素子として形成
し、その後、切断、研磨等により1つ1つの磁気ヘッド
に分離し、図6(b)に示すように、スライダ加工を行
うことにより作製される。
【0009】次に、図7を参照して、前述したような記
録再生分離複合ヘッドの作製プロセスを基板上への素子
形成工程を含めて説明する。
【0010】(1)基板1として、例えば、Al23
TiCの基板を用意する。そして、基板1上に、下地膜
としてAl23膜1−1を成膜する。
【0011】(2)下地膜上に、下部シールド膜2、下
部ギャップ膜4を成膜する。
【0012】(3)磁区制御膜7、MR複合膜6及び電
極8を形成する。
【0013】(4)上部ギャップ膜5、上部シールド膜
3を形成する。
【0014】(5)コイル10、絶縁層11、磁極12
等からなる誘導型薄膜磁気ヘッド素子を形成する。
【0015】(6)保護膜13及び端子14を形成す
る。
【0016】記録再生分離型複合ヘッドは、前述したよ
うに作製されるが、再生用の磁気抵抗効果型ヘッドある
いは記録用の誘導型薄膜磁気ヘッドを積層した記録再生
分離型複合ヘッドを作製する上での大きな課題は、磁気
抵抗効果型ヘッド素子が、基板上への作製段階で絶縁破
壊により破壊されることである。
【0017】磁気抵抗効果型ヘッドの作製段階での絶縁
破壊を防止する技術に関して、例えば、特開昭61−7
7114号公報等に記載されたものが知られている。こ
の技術は、電極を挟む一対のシールド膜を等電位とし、
また、その電位をアース電位として、電極に電荷が誘起
されることをなくすことにより、ヘッドが絶縁破壊され
ることを防止するというものであり、ヘッドの使用時に
おけるヘッドの破壊を防止するという課題を解決するた
めに有効であるが、ヘッド素子作製時に利用することが
できないものである。
【0018】図8は上部ギャップ膜形成時の破壊のメカ
ニズムを説明する図、図9は保護アルミナ膜形成時の破
壊のメカニズムを説明する図であり、以下、図8、図9
を参照して、ヘッド素子作製時におけるヘッド破壊のメ
カニズムを説明する。
【0019】まず、図8を参照して上部ギャップ膜形成
時の破壊について説明する。図7による作製の工程で、
上部ギャップ膜5を形成したとき、上部ギャップ膜5の
表面に蓄積した電荷により、電極8、下部シールド膜4
の表面に電荷が静電誘導される。このため、上部ギャッ
プ膜5の表面と電極8あるいは下部シールド膜2との
間、電極8と下部シールド膜2との間に大きな電位差が
生じ、この部分で絶縁破壊が生じ易くなる。特に、電極
8と下部シールド膜2との間には、下部ギャップ膜4の
みしか存在しないため、この部分で絶縁破壊が生じ易
い。
【0020】次に、図9を参照して保護膜13を形成す
る場合の磁気抵抗効果型ヘッドの破壊について説明す
る。保護膜13は、一般に、50μm程度の膜厚でアル
ミナをスパッタリングすることにより成膜される。とこ
ろで、アルミナは、スパッタイールドが小さく、成膜に
時間がかかる。そこで、スパッタリング時に大電力を供
給し、スパッタイールドを高める等の工夫がなされてい
る。しかし、大電力の供給は、プラズマをより活性に
し、電子の数を増加させ、基板表面の電位をより高める
こととなる。
【0021】この結果、磁気抵抗効果型ヘッドの破壊が
より顕著となる。そして、この場合にも、電極8と下部
シールド膜2との間で絶縁破壊が生じ易い。さらに、M
R複合膜6、電極8をイオンミリング法で形成する場合
にも、絶縁破壊が顕著となる。この場合には、MR複合
膜6あるいは電極8と下部シールド膜2との間で絶縁破
壊が生ずる。
【0022】前述したように、記録再生分離型複合ヘッ
ドを代表とする薄膜磁気ヘッドは、半導体プロセスを基
本として作製され、成膜にスパッタリング法、エッチン
グにRIE(反応性イオンエッチング)法、あるいは、
イオンミリング法等を用いて作製され、プラズマを用い
た設備を多用して作製される。一般に、プラズマは、中
性、プラスイオン及びマイナスの電子からなっており、
このプラズマ雰囲気中に基板が曝されると、膜表面に電
荷が蓄積される。この結果、前述したような電位差が生
じ絶縁破壊が起き易くなる。
【0023】前述では、再生用の磁気抵抗効果型ヘッド
の絶縁破壊について述べたが、記録用の誘導型薄膜磁気
ヘッドについても同様な問題点がある。誘導型薄膜磁気
ヘッドは、コイルと磁極との間で前述と同様な現象が発
生しやすいが、コイルと磁気コアとの間に、膜厚数μm
の絶縁膜が設けられているため、磁気抵抗効果型ヘッド
程には絶縁破壊が生じることはない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
技術による磁気抵抗効果型ヘッドは、素子の作製中の静
電気の帯電により絶縁破壊が生じるという問題点を有し
ている。
【0025】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、素子作製中における素子の絶縁破壊を防止して
高い歩留りで作製可能な、高密度の記録再生のために使
用して好適な構造を有する磁気抵抗効果型ヘッド及び記
録再生分離型複合ヘッド等の磁気ヘッドの製造方法を提
供することにあり、かつ、製造段階における磁気ヘッド
素子を有する基板、及び、該磁気ヘッド素子を有する基
板の製造方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、製造段階で基板上に形成される複数の磁気抵抗効果
型ヘッドの上部及び下部ギャップ膜を挟む下部シールド
膜、電極、上部シールド膜、及び、記録再生分離型復号
ヘッド素子のときには、その誘導型ヘッド素子の磁極も
電気的に接続しておくことにより達成される。
【0027】すなわち、本発明による磁気ヘッドの製造
方法は、上部、下部シールド膜、磁気抵抗効果膜、該磁
気抵抗効果膜にバイアス磁界を印加するためのバイアス
膜、該磁気抵抗効果膜に電気的に接続された電極、該磁
気抵抗効果膜、該電極と該上部、該下部シールド膜間に
形成された上部、下部ギャップ膜、バルクハウゼンノイ
ズ抑止のために磁気抵抗効果膜と磁気的に接続され、か
つ、その両端に形成された磁区制御膜等からなる磁気抵
抗効果型ヘッド素子、または、前記磁気抵抗効果型ヘッ
ド素子と誘導型薄膜磁気ヘッド素子とからなる記録再生
分離型複合ヘッド素子の複数個を、前記電極と上部及び
下部シールド膜とが電気的に接続して基板上に形成し、
基板上に形成された前記前記磁気抵抗効果型ヘッド素子
または記録再生分離型複合ヘッド素子を1個ずつ切り離
し、前記電極と上部及び下部シールド膜との電気的な接
続を切り離すようにすることを特徴とする。
【0028】
【作用】本発明は、基板上に素子を形成するときの各機
能膜の形成時に、下部及び上部ギャップ膜の所定の位置
にスルーホールを形成し、これらのギャップ膜を挟む下
部シールド膜、電極、上部シールド膜及び磁極を相互に
電気的に接続して、これらが同電位となるようにされて
いる。
【0029】この結果、本発明は、製造工程の各段階に
おいて使用されるスパッタリング、反応性イオンエッチ
ング、あるいは、イオンミリング等のプラズマ処理時
に、各機能膜に生じる静電気による膜相互間の絶縁破壊
を生じさせることを防止することができ、素子作製中に
おける素子の絶縁破壊を防止して高い歩留りで作製可能
な、高密度の記録再生のために使用して好適な構造を有
する磁気抵抗効果型ヘッド及び記録再生分離型複合ヘッ
ドを製造することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明による磁気抵抗効果型ヘッド及
び記録再生分離型複合ヘッドの実施例を図面により詳細
に説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施例による記録再
生分離型複合ヘッドの断面構造を示す図である。図1に
おいて、13は保護膜、14、15は上部端子、16は
スルーホール、17はバックギャップであり、他の符号
は図4、図5の場合と同一である。
【0032】図1において、再生用の磁気抵抗効果型ヘ
ッドは、基板1(一般にはベースアルミナ膜1−1が積
層されている)上に形成した外乱磁界からの影響を防止
するための下部及び上部シールド膜2、3と、下部及び
上部ギャップ膜4、5と、信号磁界を電気抵抗の変化と
して検出する磁気抵抗効果膜、分離膜、バイアス膜の3
層からなるMR複合膜6と、センス電流を通電するため
の電極8と、バルクハウゼンノイズを抑止するための磁
区制御膜7とにより構成されている。
【0033】そして、記録再生分離型複合ヘッドは、前
述のような構造を持った再生用としての磁気抵抗効果型
ヘッド上に、記録用の誘導型薄膜磁気ヘッドが積層され
て構成される。誘導型薄膜磁気ヘッドは、記録信号出力
用のコイル10、磁極12及び絶縁層11等から構成さ
れる。電極8は、下部端子18及び上部端子14を介し
て外部の配線と接続される。コイル10も同様に外部の
配線と接続される。
【0034】保護膜13は、磁気抵抗効果型ヘッド、誘
導型薄膜磁気ヘッド及び端子14が形成された後、高周
波スパッタ法により形成される。前述したように、素子
の破壊は、この保護膜13の形成時にも発生しやすく、
もちろん、その他、プラズマを用いるプロセスにおいて
も発生する。
【0035】図1に示す構造を持つ素子において最も絶
縁破壊しやすい領域は、電極8と上部シールド膜3及び
下部シールド膜2とに挾まれた上部ギャップ膜5及び下
部ギャップ膜4である。なぜならば、上部ギャップ膜5
及び下部ギャップ膜4の膜厚が、一般に100nm〜3
00nmと非常に薄いためである。
【0036】本発明の第1の実施例は、作製の途中にお
いて、電極8、下部シールド膜2、上部シールド膜3及
び磁極12をスルーホール16を介して、素子上で電気
的に接続しておくものである。これにより、第1の実施
例は、上部ギャップ膜5及び下部ギャップ膜4を挟んで
いる電極8と下部シールド膜2、上部シールド膜3及び
磁極12とを同電位とすることができ、これらの間での
絶縁破壊を防止することができる。そして、基板上に作
製された素子は、磁気ヘッドとするために、基板から切
り出した後、図1に一点鎖線で示す位置まで研磨され
る。この結果、前述したスルーホール16による接続部
が除去されることになり、作製の途中で絶縁破壊を生じ
させることなく、高性能なヘッドを構成することができ
る。
【0037】次に、図1に示す構造を有する記録再生分
離型複合ヘッドの作製方法を説明する。
【0038】(1)ベースアルミナ膜1−1が積層され
た基板1上に下部シールド膜2を成膜する。基板1は、
アルミナチタンカーバイト板であり、下部シールド膜2
は、膜厚が1μmのNiFe合金膜でありスパッタリン
グ法により形成する。下部シールド膜2として、CoN
bZr、CoTaZr等の非晶質合金薄膜を用いること
も有効である。非晶質合金薄膜は、表面が平滑であるた
めに、磁気抵抗効果膜の特性を劣化させにくいという特
性を有している。また、下部シールド膜2は、ホトレジ
スト膜をマスクしたイオンミリング法により、所定の形
状にパターニングされる。
【0039】(2)下部ギャップ膜4を形成する。材質
はアルミナであり、膜厚は0.2μmである。成膜はス
パッタリングにより行い、図1に点線で囲んだ領域の下
部ギャップ膜4を除去してスルーホール16とし、下部
シールド膜2を露出させておく。
【0040】(3)バイアス膜、分離膜、磁気抵抗効果
膜からなるMR層複合膜6を順次、連続的に成膜する。
膜厚はそれぞれ20、15、25nmである。また、材
質はそれぞれNiFeCoNb合金、Ta、NiFe合
金で、成膜はスパッタリング法により行う。
【0041】(4)MR層複合膜6をイオンミリング法
でパターニングする。パターンの大きさは20μm×5
μmである。
【0042】(5)磁区制御膜7及び電極8を形成す
る。電極は2層に形成して電気抵抗を小さくし、S/N
比の向上を図っている。パターニングはリフトオフ法で
行った。磁区制御膜7にはFeMn合金層を用いた。ま
た、磁区制御膜7にはFeMnとRu、Ir、Rh等と
の合金も有効であり、さらに、CoPt、CoPtCr
等の硬磁性膜も有効である。電極8は、Ta/Au/T
a複合膜を用い、膜厚を5/100/5nmとした。ト
ラック幅となる電極間隔は2.5μmである。この磁区
制御膜7及び電極8の形成時、電極8を前記(2)で形
成した下部ギャップ膜4のスルーホール16を介して下
部シールド膜2と電気的に接続する。
【0043】(6)上部ギャップ膜5を形成する。材質
はアルミナであり、膜厚は0.19μmである。成膜は
スパッタリングで行った。また。次の工程(7)で形成
する上部シールド膜3と電極8及び下部シールド膜2と
を電気的に接続するため、図1に点線で囲んだ領域のア
ルミナ膜及び端子部等のアルミナ膜をイオンミリング法
で除去し、スルーホール16としておく。スルーホール
16の形成には、リフトオフ法を使用することも有効で
ある。
【0044】(7)上部シールド膜3を成膜する。上部
シールド膜3は、NiFe合金薄膜でスパッタリング法
により、膜厚を1μmに形成した。
【0045】前述までの工程で、下部シールド膜2、電
極8及び上部シールド膜3が電気的に接続された再生用
の磁気抵抗効果型ヘッドが形成される。そして、以下の
工程を続けることにより、記録用誘導型薄膜磁気ヘッド
を形成する。
【0046】(8)ギャップ膜9を形成する。材質はア
ルミナであり、膜厚は0.6μmである。成膜はスパッ
タリングで行った。上部シールド膜3と磁極12とが電
気的に接続するため、図1に点線で囲んだ領域のバック
ギャップ17及び端子部のギャップ膜はイオンミリング
法により除去し、スルーホール16としておく。スルー
ホール16の形成には、リフトオフ法を使用することも
有効である。
【0047】(9)コイル10を形成する。コイルの巻
数は17ターンで、めっき法で形成した。材料はCuで
あり、下層には付着力向上のためのCr層を形成した。
全膜厚は3.5μmである。
【0048】(10)ホトレジストを塗布、熱処理し、絶
縁層11を形成する。膜厚は12μmである。
【0049】(11)磁極12を形成する。材料はNiF
e合金であり、成膜はスパッタリング法で行った。膜厚
は4μmである。その後、レジスト膜をマスクとしてイ
オンミリング法でパターニングし磁極12を形成する。
【0050】前述までの工程で、下部シールド膜2、電
極8、上部シールド膜3及び磁極12が電気的に接続さ
れた再生用の磁気抵抗効果型ヘッド及び記録用誘導型薄
膜磁気ヘッドが形成される。さらに、以下の工程を続け
ることにより、端子及び保護膜を形成する。
【0051】(12)磁気抵抗効果型ヘッドの電極8及び
誘導型薄膜磁気ヘッドのコイル10に下部端子18を形
成する。下部端子18はめっき法で形成した。材料はC
uであり、膜厚は60μmである。
【0052】(13)保護膜13を形成する。材料はアル
ミナでスパッタリング法で形成した。膜厚は70μmで
ある。この工程により、基板全面が保護アルミナ膜19
で覆われることになる。
【0053】(14)次に、ラップ法により保護膜13を
研磨し、下部端子18を露出させる。
【0054】(15)磁気抵抗効果型ヘッド用の上部端子
14及び誘導型薄膜磁気ヘッド用上部端子15をめっき
法で形成する。材料はAuで、膜厚は10μmである。
【0055】以上の工程で、基板1上に、下部シールド
膜2、電極8、上部シールド膜3及び磁極12が電気的
に接続された多数の記録再生分離型複合ヘッド素子が形
成される。これらの各素子は、素子毎に切り出された
後、図1に示す一点鎖線の位置まで研磨加工が施され
て、記録再生分離型複合ヘッドとして作製される。
【0056】前述したような工程により作製した本発明
の第1の実施例による磁気抵抗効果型ヘッドの耐圧を評
価した結果、次のような結果が得られた。なお、耐圧の
評価は、記録/再生特性の結果より判断した。すなわ
ち、仮にヘッド作製中に絶縁破壊が発生していれば、磁
気抵抗効果型ヘッド特有のバルクハウゼンノイズの発
生、出力の対称性劣化、再生出力あるいは記録効率の低
下等となって現われるはずであるので、これらについて
の評価を5000個のヘッドについて行った。
【0057】その結果、前述の工程で作製した本発明の
第1の実施例のヘッドは、バルクハウゼンノイズが発生
したヘッドが0.6%(30個)、再生出力がでないあ
るいは低下したヘッドが3%(150個)、出力の対称
性劣化が生じたヘッド1.6%(80個)であった。ま
た、記録特性の劣化したヘッドは約1%(49個)であ
った。
【0058】ちなみに、比較のために従来技術によるヘ
ッドについても同時に作製し、同数の5000個のヘッ
ドについて評価した。その結果、前述の障害を発生した
ヘッドは、それぞれ、8%(400個)、13%(65
0個)、10%(500個)、1%(50個)であっ
た。
【0059】図2は本発明の第2の実施例による記録再
生分離型複合ヘッドの構造を示す斜視図である。図2に
おいて、41〜44はリード線であり、他の符号は図1
の場合と同一である。
【0060】前述した本発明の第1の実施例は、基板1
上に形成した素子毎に、下部シールド膜2、電極8、上
部シールド膜3及び磁極12を電気的に接続するとし
た。しかし、下部シールド膜2、電極8、上部シールド
膜3及び磁極12を同電位にすることができれば、必ず
しも各素子毎に接続を行う必要はない。
【0061】本発明の第2の実施例は、図2に示すよう
に、複数の素子の下部シールド膜2同志をリード線を介
して電気的に接続し、同様に、電極8、上部シールド膜
3及び磁極12同志もリード線を介して電気的に接続
し、さらに、下部シールド膜2、電極8、上部シールド
膜3及び磁極12から引き出されたリード線を電気的に
相互に接続して作製するようにしている。接続個所は、
基板作製中の破損を考慮すると、複数が望ましく、この
実施例では、4個所の領域で接続した。
【0062】その作製方法は、例えば、下部シールド膜
2の形成時にリード線41を作製するというものであ
る。このため、本発明の第2の実施例は、前述した本発
明の第1の実施例の工程(1)において使用するホトマ
スクの形状に変更を加えて工程(1)実施している。同
様に、電極、上部シールド膜3、磁極12形成時にも、
各工程で使用するホトマスクを変更することにより、そ
れぞれのリード線42、43、44を形成することがで
きる。そして、それぞれのリード線は、基板の複数の個
所で接続される。続いて、第1の実施例の場合と同様
に、下部端子18、保護膜13、上部端子14、15を
形成する。
【0063】本発明の第2の実施例は、リード線の作
製、リード線同志の接続を行うために、前述した第1の
実施例で用いたホトマスクのパターンを変更するだけで
よく、新たな工程を追加する必要がない。また、素子毎
の切り出し、研磨は、第1の実施例1と同様に行えばよ
い。
【0064】本発明の第2の実施例についても5000
個のヘッドについてその効果を評価した。その結果、バ
ルクハウゼンノイズが発生したヘッドは0.5%(25
個)、再生出力がでないあるいは低下したヘッドは3%
(150個)、出力の対称性劣化を生じたヘッドは2.
6%(130個)、記録特性の劣化したヘッドは約0.
6%(30個)であり、第1の実施例の場合と同等の効
果を得ることができた。
【0065】前述した本発明の第2の実施例は、下部シ
ールド膜2、電極8、上部シールド膜3及び磁極12に
形成したリード線を複数の個所で接続するものとした。
しかし、この実施例では、基板上に4本のリード線が縦
横に形成されることになり、パターン配置の自由度が低
下する場合がある。
【0066】次に説明する本発明の第3の実施例は、こ
のような問題に対処することを可能にしたものであり、
前述した第1と第2の実施例を組み合わせた構造を備え
たものである。
【0067】本発明は、下部シールド膜2、電極8、上
部シールド膜3及び磁極12が同電位となるようにする
ことがポイントであるので、下部シールド膜2、電極
8、上部シールド膜3及び磁極12の内のいくつかを素
子部で電気的に接続しておいてもよいことになる。本発
明の第3の実施例は、本発明の前述のような観点に立っ
て構成されたもので、下部シールド膜2、上部シールド
膜3及び磁極12を素子部で電気的に接続し、リード線
を電極8からのリード線と下部シールド膜2、上部シー
ルド膜3及び磁極12からのリード線との2本として構
成される。
【0068】これにより、本発明の第3の実施例は、基
板上のリード線を本発明の第2の実施例の半分とするこ
とができ、パターン配置の自由度が低下することを避け
ることができ、第1、第2の実施例の場合と同様な効果
を得ることができる。
【0069】図3は本発明の第4の実施例による記録再
生分離型複合ヘッドの断面構造を示す図である。図3に
おいて、19はスルーホールであり、他の符号は図1の
場合と同一である。
【0070】図3に示す本発明の第4の実施例は、ベー
スアルミナ膜1−1上に、前述した本発明の第1〜第3
の実施例で説明したと同様に、スパッタリング法、ホト
リソグラフィ法によって、素子を形成していく。そし
て、この第4の実施例は、下部シールド膜2、電極8、
上部シールド膜3及び磁極12をスルーホール19によ
り基板1と電気的に接続して構成される。
【0071】本発明の第4の実施例は、前述のようにす
ることにより、素子部に蓄積された電荷を基板を通して
アースに放出することができ、作製の途中における破壊
を防止することができる。
【0072】本発明の第4の実施例についても5000
個のヘッドについてその効果を評価した。その結果、バ
ルクハウゼンノイズが発生したヘッドは0.5%(25
個)、再生出力が出ないあるいは低下したヘッドが1.
5%(76個)、出力の対称性劣化を生じたヘッドは
2.0%(103個)、記録特性の劣化したヘッドは約
0.2%(10個)であり、第1〜第3の実施例より高
い効果を得ることができた。
【0073】前述した本発明の第1〜第4の実施例は、
記録再生分離型複合ヘッドを製造するものとして説明し
たが、本発明は、磁気抵抗効果型ヘッドの製造にも適用
することができる。この場合、前述した各実施例におい
て、磁気抵抗効果型ヘッド素子を基板上に形成した状態
から、切り離しの工程を行うようにすればよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気抵抗効果型ヘッド及び記録再生分離型複合ヘッドの素
子作製中における素子の絶縁破壊を防止して高い歩留り
で作製可能な、高密度の記録再生のために使用して好適
な磁気抵抗効果型ヘッド及び記録再生分離型複合ヘッド
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による記録再生分離型複
合ヘッドの断面構造を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例による記録再生分離型複
合ヘッドの構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の第4の実施例による記録再生分離型複
合ヘッドの断面構造を示す図である。
【図4】従来技術による記録再生分離型複合ヘッドの構
造を説明するする斜視図である。
【図5】再生用磁気抵抗効果型ヘッドの構造を説明する
図である。
【図6】基板上に形成される磁気ヘッド群を説明する図
である。
【図7】記録再生分離複合ヘッドの作製プロセスを説明
する図である。
【図8】上部ギャップ膜形成時の破壊のメカニズムを説
明する図である。
【図9】保護アルミナ膜形成時の破壊のメカニズムを説
明する図である。
【符号の説明】
1 基板 1−1 ベースアルミナ 2 下部シールド膜 3 上部シールド膜 4 下部ギャップ膜 5 上部ギャップ膜 6 MR複合膜 7 磁区制御膜 8 電極 9 ギャップ膜 10 コイル 11 絶縁層 12 磁極 13 保護膜 14、15 上部端子 16、19 スルーホール 17 バックギャップ 18 下部端子 41〜44 リード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部、下部シールド膜、磁気抵抗効果
    膜、該磁気抵抗効果膜にバイアス磁界を印加するための
    バイアス膜、前記磁気抵抗効果膜に電気的に接続された
    電極、前記磁気抵抗効果膜及び電極と前記上部、下部シ
    ールド膜との間に形成された上部、下部ギャップ膜、バ
    ルクハウゼンノイズ抑止のために磁気抵抗効果膜と磁気
    的に接続され、かつ、その両端に形成された磁区制御膜
    等からなる磁気抵抗効果型ヘッド素子、または、前記磁
    気抵抗効果型ヘッド素子と誘導型薄膜磁気ヘッド素子と
    からなる記録再生分離型複合ヘッド素子の複数個を、前
    記電極と上部及び下部シールド膜とを電気的に接続して
    基板上に形成し、基板上に形成された前記磁気抵抗効果
    型ヘッド素子または記録再生分離型複合ヘッド素子を1
    個ずつ切り離し、前記電極と上部及び下部シールド膜と
    の電気的な接続を切り離すことを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 上部、下部シールド膜、磁気抵抗効果
    膜、該磁気抵抗効果膜にバイアス磁界を印加するための
    バイアス膜、前記磁気抵抗効果膜に電気的に接続された
    電極、前記磁気抵抗効果膜及び電極と前記上部、下部シ
    ールド膜との間に形成された上部、下部ギャップ膜、バ
    ルクハウゼンノイズ抑止のために磁気抵抗効果膜と磁気
    的に接続され、かつ、その両端に形成された磁区制御膜
    等からなる磁気抵抗効果型ヘッド素子、または、前記磁
    気抵抗効果型ヘッド素子と誘導型薄膜磁気ヘッド素子と
    からなる記録再生分離型複合ヘッド素子の複数個が、前
    記電極と上部及び下部シールド膜とを電気的に接続して
    基板上に形成されていることを特徴とする磁気ヘッド素
    子群を有する基板。
  3. 【請求項3】 上部、下部シールド膜、磁気抵抗効果
    膜、該磁気抵抗効果膜にバイアス磁界を印加するための
    バイアス膜、前記磁気抵抗効果膜に電気的に接続された
    電極、前記磁気抵抗効果膜及び電極と前記上部、下部シ
    ールド膜との間に形成された上部、下部ギャップ膜、バ
    ルクハウゼンノイズ抑止のために磁気抵抗効果膜と磁気
    的に接続され、かつ、その両端に形成された磁区制御膜
    を順次形成する工程を含み、前記下部ギャップ膜、及
    び、上部ギャップ膜の形成時、これらの膜にスルーホー
    ルを設け、該スルーホールを介して前記電極と上部及び
    下部シールド膜とを電気的に接続することを特徴とする
    磁気ヘッド素子群を有する基板の製造方法。
JP6309238A 1994-12-13 1994-12-13 磁気ヘッドの製造方法、磁気ヘッド素子群を有する基板、及び、磁気ヘッド素子群を有する基板の製造方法 Pending JPH08167123A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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