JPH0817022A - 複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法

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JPH0817022A
JPH0817022A JP6149892A JP14989294A JPH0817022A JP H0817022 A JPH0817022 A JP H0817022A JP 6149892 A JP6149892 A JP 6149892A JP 14989294 A JP14989294 A JP 14989294A JP H0817022 A JPH0817022 A JP H0817022A
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JP
Japan
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magnetic head
thin film
film magnetic
head
magnetic
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Withdrawn
Application number
JP6149892A
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English (en)
Inventor
Shuichi Haga
秀一 芳賀
Hideo Suyama
英夫 陶山
Mamoru Sasaki
守 佐々木
Akio Takada
昭夫 高田
Mikiya Kurosu
実喜也 黒須
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導型薄膜磁気ヘッドと、磁気抵抗効果型薄
膜磁気ヘッド(以下、MRヘッドという。)から成る複
合型薄膜磁気ヘッドの製造方法において、誘導型薄膜磁
気ヘッド形成時の熱処理によるMRヘッドの再生感度の
減少を防止する。 【構成】 誘導型薄膜磁気ヘッド10を形成した後にM
Rヘッド20を形成して複合型薄膜磁気ヘッドを製造す
る。なお、MRヘッド20の感磁素子に、人工格子膜構
造の磁気抵抗効果膜を用いた磁気抵抗効果素子25を用
いると、特に高い再生出力が得られるようになり好適で
ある。また、誘導型薄膜磁気ヘッド10形成後の上面が
平坦な面となり、MRヘッド20が平面上に形成される
ようにするために、誘導型薄膜磁気ヘッド10を形成す
る際は、下部シールド用磁性体12に溝13を形成し、
前記溝13内に薄膜コイル14を形成するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導型薄膜磁気ヘッド
と磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを一体化した、ハード
ディスク装置等の高密度記録装置に用いられる複合型薄
膜磁気ヘッドの製造方法に関し、特に製造時の熱劣化へ
の対処に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの高性能化等によ
り、ハードディスク装置等の磁気記録装置の小型化、高
容量化が要求されている。ところが、ハードディスク装
置の媒体速度がディスク径に依存するように、通常の磁
気記録装置は小型化するほど媒体速度が遅くなってしま
う。そのため、従来広く使用されている誘導型磁気ヘッ
ドでは、再生出力が媒体速度に依存するため、磁気記録
装置が小型化されて媒体速度が遅くなると、再生出力が
低下してしまうという問題があった。
【0003】これに対して、磁界によって抵抗率が変化
する磁気抵抗効果膜を用いた磁気抵抗効果素子(以下、
MR素子という。)の抵抗変化を再生出力電圧として検
出する磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド(以下、MRヘッ
ドという。)は、その再生出力が媒体速度に依存せず、
媒体速度が遅くても高い再生出力が得られるという特徴
を有しており、磁気記録装置の小型大容量化、特にハー
ドディスク装置の小型大容量化を実現する磁気ヘッドと
して注目されている。
【0004】ただし、MRヘッドは再生しか行えないた
め、記録再生用ヘッドとしては、MRヘッド上に誘導型
薄膜磁気ヘッドを積層して、再生をMRヘッドによって
行い、記録は誘導型薄膜磁気ヘッドによって行うタイプ
の磁気ヘッド(以下、このタイプの磁気ヘッドを複合型
薄膜磁気ヘッドという。)が用いられる。
【0005】この複合型薄膜磁気ヘッドは、記録部分と
再生部分が分離されるので設計の自由度が高い、及びM
R素子により高い再生出力が得られるので高密度記録に
適しているという特徴がある。
【0006】ところで、MR素子には、主にFe−Ni
合金膜(いわゆるパーマロイ膜)が使用されてきたが、
パーマロイ膜の磁気抵抗変化率は小さく、今後さらに発
展すると思われる高密度磁気記録への対応を考慮する
と、感度等の点で十分なものとは言えない。
【0007】一方、近年、異種の金属を数原子層ずつ交
互に積層した人工格子膜において高い磁気抵抗変化率が
得られることが報告され、MRヘッドへの適用が検討さ
れている。(以下、人工格子膜を用いた高い磁気抵抗変
化率が得られるMR素子を「GMR素子」という。)こ
のGMR素子を用いたMRヘッドでは、高い再生感度が
得られるため、より高密度な磁気記録を実現できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような複合型薄膜
磁気ヘッドでは、基板上に薄膜工程によりMRヘッドを
形成した上に、薄膜工程により誘導型薄膜磁気ヘッドを
積層して形成するが、誘導型薄膜磁気ヘッドを形成する
際に熱処理工程が必要なため、MRヘッドにも高い熱が
かかってしまう。例えば、誘導型薄膜磁気ヘッドの記録
用薄膜コイルの形成にあたって、絶縁用のレジストを平
坦化したりエッチングによるぬけを改善してコイルの形
状を良くするために、レジストを約280℃で数回焼成
する必要がある。すると当然、この下に既に形成されて
いるMRヘッドにも高い熱がかかることとなる。
【0009】このようにMRヘッドに高い熱がかかる
と、MR素子の磁気抵抗効果が劣化してしまう。特に、
GMR素子は、数nm程度の膜厚の金属積層膜からなる
ため、各層間の界面で拡散が生じて膜特性が劣化してし
まい、磁気抵抗変化率が大幅に減少してしまう。
【0010】したがって、MRヘッドを用いても、複合
型薄膜磁気ヘッドとした場合は、誘導型薄膜磁気ヘッド
の形成に伴う熱処理によって、高い再生感度が得られな
いという問題がある。そして、この問題は特にGMR素
子を用いたMRヘッドにおいて大きな問題となってい
る。
【0011】そこで本発明は、このような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、誘導型薄膜磁気ヘッドを
作製する際の熱処理によって、MRヘッドの再生感度が
減少することのない複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法は、記録
用の誘導型薄膜磁気ヘッドと、再生用のMRヘッドから
なる複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、誘導型
薄膜磁気ヘッドを形成した後、MRヘッドを形成するも
のである。
【0013】上記複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法にお
いて、MRヘッドの感磁素子は、導体層と磁性体層とが
交互に積層されてなる人工格子膜構造の磁気抵抗効果膜
を用いたGMR素子であってもよい。そして、GMR素
子は熱劣化の影響が顕著であるため、MRヘッドの感磁
素子にGMR素子を用いた場合に、特に本発明の効果が
大きい。
【0014】また、上記誘導型薄膜磁気ヘッドを形成す
る際は、下層側の磁気コアとなる下部シールド用磁性体
に溝を形成し、前記溝に薄膜コイルを形成することが好
ましい。
【0015】また、上記MRヘッドを形成する際は、M
R素子の上層又は下層の少なくとも一方に、MR素子に
バイアス磁界を印加するバイアス導体を形成することが
好ましく、さらには、MR素子の先端部又は後端部の少
なくとも一方に、軟磁性材料からなるフラックスガイド
を配することが好ましい。そして、バイアス導体及びフ
ラックスガイドを配する場合には、フラックスガイドの
少なくとも一部がバイアス導体の上層又は下層に位置す
るように、フラックスガイドを配することが好ましい。
【0016】
【作用】誘導型薄膜磁気ヘッドを形成した後、MRヘッ
ドを形成することにより、誘導型薄膜磁気ヘッドを形成
する際の熱処理の影響が、MRヘッドに及ばなくなる。
したがって、MRヘッドの感磁素子であるMR素子が熱
により劣化することがなく、高い磁気抵抗効果が維持さ
れる。
【0017】また、MR素子の熱劣化は、GMR素子に
おいて特に顕著であるが、本発明によれば熱劣化を回避
できるため、GMR素子の高い磁気抵抗効果を維持でき
る。したがって、MRヘッドの感磁素子に、GMR素子
を用いることにより、特に高い磁気抵抗効果が得られ、
MRヘッドから高い再生出力が得られる。
【0018】また、誘導型薄膜磁気ヘッドを形成する際
に、下層側の磁気コアとなる下部シールド用磁性体に溝
を形成し、前記溝に薄膜コイルを形成することにより、
薄膜コイルに起因する段差が無くなり、誘導型薄膜磁気
ヘッドを形成した後の上面が平面となる。したがって、
後工程で形成するMRヘッドを平面上に形成できる。そ
して、MRヘッドが平面上に形成されるため、MR素子
も平面状に形成することができ、MRヘッドの再生出力
を高めることができる。
【0019】また、MRヘッドを形成するに際して、バ
イアス導体を配することにより、さらにはフラックスガ
イドを配することにより、高い再生出力を得ることがで
きる。さらに、バイアス導体及びフラックスガイドを配
する場合には、フラックスガイドの少なくとも一部が、
バイアス導体の上層又は下層に位置するように、フラッ
クスガイドを配することにより、バイアス磁界を効率よ
くMR素子に導くことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】実施例1 本実施例の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法は、図1に
示すように、基板11上に薄膜工程により誘導型薄膜磁
気ヘッド10を形成し、その上に薄膜工程によりGMR
素子を用いたMRヘッド20を形成するものである。
【0022】上記誘導型薄膜磁気ヘッド10は、以下の
ように形成する。
【0023】まず、基板11上にパーマロイ等の軟磁性
体からなる下部シールド磁性体12を形成する。この下
部シールド磁性体12は、誘導型薄膜磁気ヘッド10の
下層側磁気コアとなるものである。
【0024】次に、この下部シールド磁性体12上の磁
気記録媒体摺動面側の端部から所定の距離だけ内側にイ
オンミリング等により溝13を形成する。そして、この
溝13内に銅等の導体からなる記録用の薄膜コイル14
を、所定の巻数となるようにパターニングして形成す
る。なお、薄膜コイル14を形成する際は、下部シール
ド磁性体12と薄膜コイル14の間、薄膜コイル14の
コイル間、及び薄膜コイル14の上面に、絶縁体である
レジスト15を形成して、これらの電気的絶縁を行う。
このとき、薄膜コイル14形成面の平坦化のため、及び
薄膜コイル14を形状良くパターニングするために、レ
ジスト15を約280℃で焼成する。
【0025】次に、下部シールド磁性体12、及び薄膜
コイル14上に形成されたレジスト14を覆うように、
厚さが所定の磁気ギャップ長となるように、アルミナ等
の非磁性体からなるギャップ層16を形成する。このギ
ャップ層16は磁気ギャップとなるものであり、このギ
ャップ層16の厚さが磁気ギャップ長となる。
【0026】そして、ギャップ層16上に、パーマロイ
等の軟磁性体からなる中間シールド磁性体17を形成す
る。この中間シールド磁性体17は、誘導型薄膜磁気ヘ
ッド10の上層側磁気コアとなるものである。また、こ
の中間シールド磁性体17は、後工程で形成されるMR
ヘッド20において、再生時に媒体の再生対象磁界以外
の磁界が、GMR素子に引き込まれないようにするため
の磁気シールドとしても機能する。
【0027】以上の工程により、誘導型薄膜磁気ヘッド
10が完成する。そして、この上にMRヘッド20を以
下のように形成する。
【0028】まず、上記中間シールド磁性体17にイオ
ンミリング等により溝21を形成する。なお、この溝2
1は、後工程でGMR素子が形成される場所に対応した
位置に形成する。そして、この溝21内にバイアス導体
22を形成する。このバイアス導体22は、後工程で形
成するGMR素子にバイアス磁界を印加するものであ
る。このバイアス導体22形成の際は、バイアス導体2
2と中間シールド磁性体17の間、及びバイアス導体2
2上に、絶縁層23を形成して、これらの電気的絶縁を
行う。そして、バイアス導体22上に絶縁層23を形成
した後、バイアス導体22上に形成された絶縁層23の
上面、及び中間シールド磁性体17の上面を平坦化す
る。
【0029】次に、上述のように平坦化された面の上
に、所定のギャップ厚みとなるように、アルミナ等の非
磁性体からなる再生ギャップ層24を形成する。この再
生ギャップ層は、中間シールド磁性体17と後工程で形
成するGMR素子との磁気的な絶縁膜として機能する。
【0030】次に、再生ギャップ層24上に、GMR素
子25をDCマグネトロンスパッタ装置で形成する。な
お、このGMR素子25の磁気記録媒体摺動面側の端部
を先端部といい、他方の端部を後端部という。そして本
実施例では、GMR素子25には、厚さ1nmのFe−
Coと厚さ2nmのCuを交互に15層積層した人工格
子膜を用いた。
【0031】次に、GMR素子25の後端部上に、磁気
記録媒体からの磁束がGMR素子に効率よく引き込まれ
るようにするために、パーマロイ等の軟磁性体からなる
フラックスガイド26を形成する。
【0032】次に、GMR素子25の先端部に配される
先端部電極27と、GMR素子25の後端部にフラック
スガイド26を介して配される後端部電極28を形成す
る。なお、先端部電極27は、後工程で形成する上部シ
ールド磁性体とGMR素子25との磁気的な絶縁層とし
ても機能する。また、これらの電極を形成する際は、先
端部電極27と後端部電極28の間の電気的な絶縁を図
るために、先端部電極27と後端部電極28の間に絶縁
層29を形成するとともに、後端部電極28と後工程で
形成する上部シールド磁性体との絶縁を図るために、後
端部電極28上に絶縁層29を形成する。
【0033】次に、上記絶縁層29及び先端部電極27
を覆うように、上部シールド磁性体30を形成する。こ
の上部シールド磁性体30は、再生時に媒体の再生対象
磁界以外の磁界が、GMR素子に引き込まれないように
するための磁気シールドとして機能する。
【0034】そして、必要に応じて、上部シールド磁性
体上に絶縁体等からなる保護層31を形成してMRヘッ
ド20が完成する。なお、本実施例のMRヘッド20に
おいては、フラックスガイド26をGMR素子25の後
端部だけに配したが、GMR素子25の先端部にもフラ
ックスガイド26を配してもよい。また、バイアス導体
22をGMR素子25の下部にだけ配したが、GMR素
子25の上部にもバイアス導体を配してもよい。
【0035】以上の工程により、誘導型薄膜磁気ヘッド
10とMRヘッド20よりなる複合型薄膜磁気ヘッドが
完成する。
【0036】実施例2 本実施例の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法は、図2に
示すように、基板41上に薄膜工程により誘導型薄膜磁
気ヘッド40を形成し、その上に薄膜工程によりGMR
素子を用いたMRヘッド50を形成するものである。
【0037】上記誘導型薄膜磁気ヘッド40は、以下の
ように形成する。
【0038】まず、基板41上にパーマロイ等の軟磁性
体からなる下部シールド磁性体42を形成する。この下
部シールド磁性体42は、誘導型薄膜磁気ヘッド40の
下層側磁気コアとなるものである。
【0039】次に、下部シールド磁性体42上に、厚さ
が所定の磁気ギャップ長となるように、アルミナ等の非
磁性体からなるギャップ層43を形成する。このギャッ
プ層43は磁気ギャップとなるものであり、このギャッ
プ層43の厚さが磁気ギャップ長となる。
【0040】次に、上記ギャップ層43上の磁気記録媒
体摺動面側の端部から所定の距離だけ内側に、銅等の導
体からなる記録用の薄膜コイル44を、所定の巻数とな
るようにパターニングして形成する。なお、薄膜コイル
44を形成する際は、ギャップ層43と薄膜コイル44
の間、薄膜コイル44のコイル間、及び薄膜コイル44
の上面に、絶縁体であるレジスト45を形成して、これ
らの電気的絶縁を行う。このとき、薄膜コイル形成面の
平坦化のため、及び薄膜コイル44を形状良くパターニ
ングするために、レジスト45を約280℃で焼成す
る。
【0041】なお、薄膜コイル44及びレジスト45
は、磁気記録媒体摺動面側の端部から所定の距離だけ内
側に形成するため、ギャップ層43の露出した部分と、
薄膜コイル44及びレジスト45との間には段差が生じ
る。
【0042】そして、ギャップ層43の露出した部分、
及び薄膜コイル44上に形成されたレジスト45を覆う
ように、パーマロイ等の軟磁性体からなる中間シールド
磁性体46を形成する。この中間シールド磁性体46
は、誘導型薄膜磁気ヘッド40の上層側磁気コアとなる
ものである。また、この中間シールド磁性体46は、後
工程で形成されるMRヘッド50において、再生時に媒
体の再生対象磁界以外の磁界が、GMR素子に引き込ま
れないようにするための磁気シールドとしても機能す
る。
【0043】なお、ギャップ層43が露出していた部分
と、薄膜コイル44及びレジスト45との間に段差があ
るために、この段差に対応した段差が中間シールド磁性
体46にも生じる。
【0044】以上の工程により、誘導型薄膜磁気ヘッド
40が完成する。そして、この上にMRヘッド50を以
下のように形成する。
【0045】まず、上記中間シールド磁性体46にイオ
ンミリング等により溝51を形成する。なお、この溝5
1は、上記段差部分、すなわち後工程でGMR素子が形
成される場所に対応した位置に形成する。そして、この
溝51内にバイアス導体52を形成する。このバイアス
導体52は、後工程で形成するGMR素子にバイアス磁
界を印加するものである。このバイアス導体52を形成
する際は、バイアス導体52と中間シールド磁性体46
の間、及びバイアス導体52上に、絶縁層53を形成し
て、これらの電気的絶縁を行う。
【0046】次に、中間シールド磁性体46、及びバイ
アス導体52上に形成された絶縁層53を覆うように、
所定のギャップ厚みとなるように、アルミナ等の非磁性
体からなる再生ギャップ層54を形成する。この再生ギ
ャップ層54は、中間シールド磁性体46と後工程で形
成するGMR素子との磁気的な絶縁膜として機能する。
【0047】次に、再生ギャップ層54上に、GMR素
子55をDCマグネトロンスパッタ装置で形成する。な
お、このGMR素子55の磁気記録媒体摺動面側の端部
を先端部といい、他方の端部を後端部という。そして本
実施例では、GMR素子55には、厚さ1nmのFe−
Coと厚さ2nmのCuを交互に15層積層した人工格
子膜を用いた。
【0048】なお、このGMR素子55が形成される場
所は、上述のように段差があるため、このGMR素子5
5も段差に沿って折れ曲がった形状となる。
【0049】次に、GMR素子55の後端部に、磁気記
録媒体からの磁束がGMR素子55に効率よく引き込ま
れるようにするために、パーマロイ等の軟磁性体からな
るフラックスガイド56を形成する。
【0050】次に、GMR素子55の先端部に配される
先端部電極57と、GMR素子55の後端部にフラック
スガイド56を介して配される後端部電極58を形成す
る。なお、先端部電極57は、後工程で形成する上部シ
ールド磁性体とGMR素子55との磁気的な絶縁層とし
ても機能する。また、これらの電極を形成する際は、先
端部電極57と後端部電極58の間の電気的な絶縁を図
るために、先端部電極57と後端部電極58の間に絶縁
層59を形成するとともに、後端部電極58と後工程で
形成する上部シールド磁性体との絶縁を図るために、後
端部電極58上に絶縁層59を形成する。
【0051】次に、上記絶縁層59、及び先端部電極5
7を覆うように、上部シールド磁性体60を形成する。
この上部シールド磁性体60は、再生時に媒体の再生対
象磁界以外の磁界が、GMR素子に引き込まれないよう
にするための磁気シールドとして機能する。
【0052】そして、必要に応じて、上部シールド磁性
体60上に絶縁体等からなる保護層61を形成してMR
ヘッド50が完成する。なお、本実施例のMRヘッド5
0においては、フラックスガイド56をGMR素子55
の後端部だけに配したが、GMR素子55の先端部にも
フラックスガイドを配してもよい。また、バイアス導体
52をGMR素子55の下部にだけ配したが、GMR素
子55の上部にもバイアス導体を配してもよい。
【0053】以上の工程により、誘導型薄膜磁気ヘッド
40とMRヘッド50よりなる複合型薄膜磁気ヘッドが
完成する。
【0054】実施例3 本実施例の複合型磁気ヘッドの製造方法では、MRヘッ
ドの感磁素子を、GMR素子ではなく、非磁性体を介し
てパーマロイを2層積層した2層パーマロイ膜を用いた
MR素子とした。これ以外は、実施例1と同様である。
【0055】比較例1 本比較例の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法は、図3に
示すように、基板61上に薄膜工程によりGMR素子を
用いたMRヘッド60を形成し、その上に薄膜工程によ
り誘導型薄膜磁気ヘッド80を形成するものである。
【0056】上記MRヘッド60は、以下のように形成
する。
【0057】まず、基板61上にパーマロイ等の軟磁性
体からなる下部シールド磁性体62を形成する。この下
部シールド磁性体62は、再生時に媒体の再生対象磁界
以外の磁界が、GMR素子に引き込まれないようにする
ための磁気シールドとして機能する。
【0058】次に、上記下部シールド磁性体62にイオ
ンミリング等により溝63を形成する。なお、この溝6
3は、後工程でGMR素子が形成される場所に対応した
位置に形成する。そして、この溝63内にバイアス導体
64を形成する。このバイアス導体64は、後工程で形
成するGMR素子にバイアス磁界を印加するものであ
る。このバイアス導体64形成の際は、バイアス導体6
4と下部シールド磁性体62の間、及びバイアス導体6
4上に、絶縁層65を形成して、これらの電気的絶縁を
行う。そして、バイアス導体64上に絶縁層65を形成
した後、バイアス導体64上に形成された絶縁層65の
上面、及び下部シールド磁性体62の上面を平坦化す
る。
【0059】次に、上述のように平坦化された面の上
に、所定のギャップ厚みとなるように、アルミナ等の非
磁性体からなる再生ギャップ層66を形成する。この再
生ギャップ層66は、中間シールド磁性体62と後工程
で形成するGMR素子との磁気的な絶縁膜として機能す
る。
【0060】次に、再生ギャップ層66上に、GMR素
子67をDCマグネトロンスパッタ装置で形成する。な
お、このGMR素子67の磁気記録媒体摺動面側の端部
を先端部といい、他方の端部を後端部という。そして本
比較例では、GMR素子67には、厚さ1nmのFe−
Coと厚さ2nmのCuを交互に15層積層した人工格
子膜を用いた。
【0061】次に、GMR素子67の後端部上に、磁気
記録媒体からの磁束がGMR素子67に効率よく引き込
まれるようにするために、パーマロイ等の軟磁性体から
なるフラックスガイド68を形成する。
【0062】次に、GMR素子67の先端部に配される
先端部電極69と、GMR素子67の後端部にフラック
スガイド68を介して配される後端部電極70を形成す
る。なお、先端部電極69は、後工程で形成する中間シ
ールド磁性体とGMR素子67との磁気的な絶縁層とし
ても機能する。また、これらの電極を形成する際は、先
端部電極69と後端部電極70の間の電気的な絶縁を図
るために、先端部電極69と後端部電極70の間に絶縁
層71を形成するとともに、後端部電極70と後工程で
形成する中間シールド磁性体との絶縁を図るために、後
端部電極70上に絶縁層71を形成する。
【0063】次に、上記絶縁層71及び先端部電極69
を覆うように、中間シールド磁性体72を形成する。こ
の中間シールド磁性体72は、再生時に媒体の再生対象
磁界以外の磁界が、GMR素子67に引き込まれないよ
うにするための磁気シールドとして機能する。また、こ
の中間シールド磁性体72は、後工程で形成される誘導
型薄膜磁気ヘッド80において、下層側磁気コアとして
も機能する。
【0064】以上の工程により、MRヘッド60が完成
する。そして、この上に誘導型薄膜磁気80を以下のよ
うに形成する。
【0065】まず、中間シールド磁性体72を覆うよう
に、厚さが所定の磁気ギャップ長となるように、アルミ
ナ等の非磁性体からなるギャップ層81を形成する。こ
のギャップ層81は磁気ギャップとなるものであり、こ
のギャップ層81の厚さが磁気ギャップ長となる。
【0066】次に、上記ギャップ層81上の磁気記録媒
体摺動面側の端部から所定の距離だけ内側に、銅等の導
体からなる記録用の薄膜コイル82を、所定の巻数とな
るようにパターニングして形成する。なお、薄膜コイル
82を形成する際は、ギャップ層81と薄膜コイル82
の間、薄膜コイル82のコイル間、及び薄膜コイル82
の上面に、絶縁体であるレジスト83を形成して、これ
らの電気的絶縁を行う。このとき、薄膜コイル82形成
面の平坦化のため、及び薄膜コイル82を形状良くパタ
ーニングするために、レジスト83を約280℃で焼成
する。
【0067】次に、ギャップ層81の露出した部分、及
び薄膜コイル82上に形成されたレジスト83を覆うよ
うに、パーマロイ等の軟磁性体からなる上部シールド磁
性体84を形成する。この上部シールド磁性体84は、
誘導型薄膜磁気ヘッド80の上層側磁気コアとなるもの
である。
【0068】そして、必要に応じて、上部シールド磁性
体84上に絶縁体等からなる保護層85を形成して誘導
型薄膜磁気ヘッド80が完成する。
【0069】以上の工程により、MRヘッド60と誘導
型薄膜磁気ヘッド80よりなる複合型薄膜磁気ヘッドが
完成する。
【0070】比較例2 本比較例の複合型磁気ヘッドの製造方法では、MRヘッ
ドの感磁素子を、GMR素子ではなく、非磁性体を介し
てパーマロイを2層積層した2層パーマロイ膜を用いた
MR素子とした。これ以外は、比較例1と同様である。
【0071】以上のような製造方法によって製造した複
合型薄膜磁気ヘッドについて再生出力を測定した。な
お、各複合型薄膜磁気ヘッドは全て、磁気ギャップ長を
0.2μm、トラック幅を3μmとして製造した。そし
て、磁気記録媒体には、飽和磁化が720kA/m、磁
性体層の膜厚が30nm、保磁力が128kA/mのC
o系スパッタ媒体を用いた。そして、磁気記録媒体とヘ
ッド間の距離である浮上量を0.08μm、記録周波数
を1.33MHz、再生時にMR素子に流れるセンス電
流の電流密度を6×106 A/cm2 として測定した。
結果を表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】この結果から、感磁素子にGMR素子を用
いた例である実施例1,2及び比較例1を比較すると、
実施例1,2の方が比較例1よりも高い再生出力が得ら
れていることが判る。これは、比較例1では、誘導型薄
膜磁気ヘッドを形成する際の熱処理によって、GMR素
子の磁気抵抗効果特性が劣化してしまうためである。
【0074】また、実施例1と実施例2を比較すると、
実施例1の方が実施例2よりも高い再生出力が得られて
いることが判る。これは、実施例2では、GMR素子に
段差が生じているため、磁気抵抗効果特性が劣り、再生
出力が減少したものと予想される。
【0075】また、感磁素子にパーマロイ膜を用いた例
である実施例3と比較例2では、GMR素子を用いた場
合よりも再生出力は減少しているが、これらパーマロイ
膜を用いた場合においても、誘導型薄膜磁気ヘッドの後
にMRヘッドを形成した実施例3の方が比較例2よりも
高い再生出力が得られていることが判る。これも、比較
例2では誘導型薄膜磁気ヘッドを形成する際の熱処理に
よって、MR素子の磁気抵抗効果特性が劣化してしまう
ためである。
【0076】このように、本発明によれば高い再生出力
が得られる複合型薄膜磁気ヘッドを製造できる。特に実
施例1と比較例2を比較すると、再生出力に約4倍もの
差がある。すなわち、GMR素子を用いて本発明の製造
方法により製造した複合型薄膜磁気ヘッドでは、パーマ
ロイをMR素子に用いて従来の製造方法により製造した
複合型薄膜磁気ヘッドに比べて、約4倍もの出力の向上
が図られる。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、誘導型薄膜磁気ヘッドを形成した後にMRヘッ
ドを形成するので、誘導型薄膜磁気ヘッドの形成に伴う
熱処理によって、MR素子の特性が劣化することがな
い。したがって、高い再生出力が得られる誘導型薄膜磁
気ヘッドを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用して製造された複合型薄膜磁気
ヘッドの一例を示す断面図である。
【図2】 本発明を適用して製造された複合型薄膜磁気
ヘッドの他の例を示す断面図である。
【図3】 従来の複合型薄膜磁気ヘッドの一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
10 誘導型薄膜磁気ヘッド 11 基板 12 下部シールド磁性体 13 溝 14 薄膜コイル 15 レジスト 16 ギャップ層 17 中間シールド磁性体 20 MRヘッド 21 溝 22 バイアス導体 23 絶縁層 24 再生ギャップ層 25 GMR素子 26 フラックスガイド 27 先端部電極 28 後端部電極 29 絶縁層 30 上部シールド磁性体 31 保護層 40 誘導型薄膜磁気ヘッド 41 基板 42 下部シールド磁性体 43 ギャップ層 44 薄膜コイル 45 レジスト 46 中間シールド磁性体 50 MRヘッド 51 溝 52 バイアス導体 53 絶縁層 54 再生ギャップ層 55 GMR素子 56 フラックスガイド 57 先端部電極 58 後端部電極 59 絶縁層 60 上部シールド磁性体 61 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 昭夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 黒須 実喜也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用の誘導型薄膜磁気ヘッドと、再生
    用の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドからなる複合型薄膜
    磁気ヘッドの製造方法において、 誘導型薄膜磁気ヘッドを形成した後、磁気抵抗効果型薄
    膜磁気ヘッドを形成することを特徴とする複合型薄膜磁
    気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの感磁素
    子が、導体層と磁性体層とが交互に積層されてなる人工
    格子膜構造の磁気抵抗効果膜を用いた磁気抵抗効果素子
    であることを特徴とする請求項1記載の複合型薄膜磁気
    ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 誘導型薄膜磁気ヘッドを形成するに際し
    て、下層側の磁気コアとなる下部シールド用磁性体に溝
    を形成し、前記溝に薄膜コイルを形成することを特徴と
    する請求項1又は2記載の複合型薄膜磁気ヘッドの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを形成す
    るに際して、磁気抵抗効果素子の上層又は下層の少なく
    とも一方に、磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加す
    るバイアス導体を形成することを特徴とする請求項1乃
    至3記載の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを形成す
    るに際して、磁気抵抗効果素子の先端部又は後端部の少
    なくとも一方に、軟磁性材料からなるフラックスガイド
    を配することを特徴とする請求項1乃至4記載の複合型
    薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを形成す
    るに際して、磁気抵抗効果素子の上層又は下層の少なく
    とも一方に、磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を印加す
    るバイアス導体を形成し、且つ、フラックスガイドの少
    なくとも一部が、前記バイアス導体の上層又は下層に位
    置するように配することを特徴とする請求項5記載の複
    合型薄膜磁気ヘッドの製造方法。
JP6149892A 1994-06-30 1994-06-30 複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法 Withdrawn JPH0817022A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0752700A2 (en) * 1995-07-05 1997-01-08 Sony Corporation Complex type thin film magnetic head and production method thereof
WO1998027545A1 (en) * 1996-12-18 1998-06-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of manufacturing a layered magnetic head and a magnetic head

Cited By (3)

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