JPH1083451A - エアブラシ処理装置 - Google Patents

エアブラシ処理装置

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JPH1083451A
JPH1083451A JP8237609A JP23760996A JPH1083451A JP H1083451 A JPH1083451 A JP H1083451A JP 8237609 A JP8237609 A JP 8237609A JP 23760996 A JP23760996 A JP 23760996A JP H1083451 A JPH1083451 A JP H1083451A
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JP
Japan
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pixel value
image
processing
value
memory
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8237609A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ogasawara
俊雄 小笠原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH1083451A publication Critical patent/JPH1083451A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原画像の強調対象の画像の荒れを防止し、自然
な修正処理ができるようにすること。 【解決手段】画素値の抽出処理を行う画像抽出部6と、
画素値を格納するメモリ9と、演算処理を行う演算処理
部10とを備え、画像抽出部6が、指定された処理範囲
内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心とした
ときの該局所領域内で指定された種類に該当する画素値
bを抽出して前記メモリ9に書き戻し、次に、演算処理
部10が、指定された基準画素値n及び変化値αに対応
して、原画の画素値A及び処理後の画素値bに対して、
b≧nのときD=A+α、b<nのときD=Aのいずれ
かの処理を前記処理範囲内だけ繰り返し行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペインティングシ
ステムで不良な写真、例えば、バックに溶け込んで霞ん
で見にくい文字やかすれた文字等を修正(バックと文字
とのコントラストを付ける)し新聞・雑誌等の挿絵とし
て作成することができるエアブラシ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例の説明図であり、図8
(A)は装置構成図、図8(B)は強調エアブラシ処理
の説明である。 (1):エアブラシ処理装置の説明 強調エアブラシ処理とは、表示画面上の処理対象領域を
タブレットなどのポインティング・デバイスにより指定
し、その領域の濃度差をハッキリさせていく処理であ
る。
【0003】図8(A)において、エアブラシ処理装置
には、タブレット1、ホストコンピュータ2、画像制御
装置3、画像表示装置11が設けてあり、画像制御装置
3には、レジスタ24、積和処理部25が設けてある。
【0004】タブレット1は、強調エアブラシ情報等を
入力するポインティング・デバイスである。ホストコン
ピュータ2は、システム全体の制御を行うものである。
画像制御装置3は、重み係数w、画素値a等により積和
演算を行うものである。画像表示装置11は、表示画面
上に処理対象画像等を表示するものである。レジスタ2
4は、重み係数w、処理サイズ等が設定されるものであ
る。積和処理部25は、画素を中心とした領域につい
て、ウインドウ値との積和計算を行うものである。
【0005】(2):エアブラシ処理の説明 タブレット1から重み係数w、処理サイズ等の強調エア
ブラシ情報を入力したことに対応して、ホストコンピュ
ータ2からこれを取り込み、画像制御装置3に転送し、
レジスタ24に書き込む。
【0006】画像制御装置3は、積和処理部25に表示
画面上の処理対象領域の画素を中心とした領域を読み込
み、この読み込んだ画素値bについて次の積和演算を行
う。 〔積和演算〕重み係数wを設けた3×3のウインドウを
用いた積和演算は、対象画素を中心とする3×3の画素
値をaij(i=−1〜1、j=−1〜1)、3×3の
ウインドウ値をwij(i=−1〜1、j=−1〜1)
とする。
【0007】3×3のウインドウ値の例は次のようなも
のである。
【0008】
【表1】
【0009】演算結果は次の式で求める。
【0010】
【数1】
【0011】この求めた処理結果の画素値Dを画像表示
装置11の処理対象領域の原画像に書き戻し、表示す
る。これにより、バックと強調対象物とのコントラスト
がつきハッキリした画像となる。
【0012】図8(B)において、(a)は元の画像の
濃度変化を示し、(b)は輪郭強調(強調エアブラシ)
処理結果を示している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、バックと対象物との濃度差が少ない画像
に対してコントラストを付けるには強調度を上げるとい
う手法をとるが、その結果画像がザラツキ荒れることと
なり、自然な修正処理ができなかった。
【0014】この現象を防ぐために、オペレータは強調
エアブラシ処理に不具合が生じた個所を平滑化エアブラ
シにて滑らかにする処理を行うため、オペレータに負担
がかかり作業効率が低下するという問題が生じていた。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決
し、原画像の強調対象の画像の荒れを防止し、自然な修
正処理ができるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、1aは入力手段、2はホストコンピ
ュータ、3は画像制御装置、4はMPU、5はメモリ
(原画の画素値A)、6は画像抽出部、7はレジスタ、
8は色変換部、9はメモリ(画素値b)、10は演算処
理部、11aは表示手段である。
【0017】本発明は前記従来の課題を解決するため次
のように構成した。 (1):画素値の抽出処理を行う画像抽出部6と、前記
画素値を格納するメモリ9と、演算処理を行う演算処理
部10とを備え、前記画像抽出部6が、指定された処理
範囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心と
したときの該局所領域内で指定された種類に該当する画
素値bを抽出して前記メモリ9に書き戻し、次に、前記
演算処理部10が、指定された基準画素値n及び変化値
αに対応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及び前
記画像抽出部6での処理後の画素値bに対して処理結果
Dを演算する以下の、のいずれかの処理を前記処理
範囲内だけ繰り返し行う。
【0018】 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A (2):画素値の抽出処理を行う画像抽出部6と、前記
画素値を格納するメモリ9と、演算処理を行う演算処理
部10とを備え、前記画像抽出部6が、指定された処理
範囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心と
したときの該局所領域内で指定された種類に該当する画
素値bを抽出して前記メモリ9に書き戻し、次に、前記
演算処理部10が、指定された基準画素値n及び変化値
α、βに対応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及
び前記画像抽出部6での処理後の画素値bに対して処理
結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を前記
処理範囲内だけ繰り返し行う。
【0019】 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A+β (3):画素値の抽出処理を行う画像抽出部6と、前記
画素値を格納するメモリbと、演算処理を行う演算処理
部10とを備え、前記画像抽出部6が、指定された処理
範囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心と
したときの該局所領域内で指定された種類に該当する画
素値bを抽出して前記メモリ9に書き戻し、次に、前記
演算処理部10が、指定された基準画素値n及び変化値
α、βに対応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及
び前記画像抽出部6での処理後の画素値bに対して処理
結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を前記
処理範囲内だけ繰り返し行う。
【0020】 b≧nのときD=A+|A−n|×α b<nのときD=A+|A−n|×β (4):画素値の抽出処理を行う画像抽出部6と、カラ
ー画像からグレー画像を抽出する色変換部8と、前記抽
出したグレー画像の画素値を格納するメモリ9と、演算
処理を行う演算処理部10とを備え、前記画像抽出部6
が、指定された処理範囲内の前記メモリ9に格納した画
素値に対して、該画素値を局所領域の中心としたときの
該局所領域内で指定された種類に該当する画素値bを抽
出して前記メモリ9に書き戻し、次に、前記演算処理部
10が、指定された基準画素値n及び変化値α、βに対
応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像
抽出部6での処理後の画素値bに対して処理結果Dを演
算する以下の、のいずれかの処理を前記処理範囲内
だけ繰り返し行う。
【0021】 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A+β (5):画素値の抽出処理を行う画像抽出部6と、カラ
ー画像からグレー画像を抽出する色変換部8と、前記抽
出したグレー画像の画素値を格納するメモリ9と、演算
処理を行う演算処理部10とを備え、前記画像抽出部6
が、指定された処理範囲内の前記メモリ9に格納した画
素値に対して、該画素値を局所領域の中心としたときの
該局所領域内で指定された種類に該当する画素値bを抽
出して前記メモリ9に書き戻し、次に、前記演算処理部
10が、指定された基準画素値n及び変化値α、βに対
応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像
抽出部6での処理後の画素値bに対して処理結果Dを演
算する以下の、のいずれかの処理を前記処理範囲内
だけ繰り返し行う。
【0022】 b≧nのときD=A+|A−n|×α b<nのときD=A+|A−n|×β (6):前記(4)、(5)のエアブラシ処理装置にお
いて、前記演算処理部10で、指定の画像プレーンの原
画の画素値Aに対して、のいずれかの処理を行う。
【0023】(7):前記(1)〜(6)のエアブラシ
処理装置において、前記変化値α又は変化値βを変更で
きるようにする。 (作用)前記構成に基づく作用を説明する。
【0024】画像抽出部6で、指定された処理範囲内の
画素値に対して、該画素値を局所領域の中心としたとき
の該局所領域内で指定された種類に該当する画素値bを
抽出してメモリ9に書き戻し、次に、演算処理部10
で、指定された基準画素値n及び変化値αに対応して、
前記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像抽出部6
での処理後の画素値bに対して、b≧nのときD=A
+α、b<nのときD=Aのいずれかの処理を前記処
理範囲内だけ繰り返し行う。このため、基準画素値n以
上の画素を変化値αだけ強調することができる。
【0025】また、画像抽出部6で、指定された処理範
囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心とし
たときの該局所領域内で指定された種類に該当する画素
値bを抽出してメモリ9に書き戻し、次に、演算処理部
10で、指定された基準画素値n及び変化値α、βに対
応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像
抽出部6での処理後の画素値bに対して、b≧nのと
きD=A+α、b<nのときD=A+βのいずれかの
処理を前記処理範囲内だけ繰り返し行う。このため、変
化値αと変化値βにより、より画像のコントラストをつ
けることができる。
【0026】さらに、画像抽出部6で、指定された処理
範囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心と
したときの該局所領域内で指定された種類に該当する画
素値bを抽出してメモリ9に書き戻し、次に、演算処理
部10で、指定された基準画素値n及び変化値α、βに
対応して、前記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画
像抽出部6での処理後の画素値bに対して、b≧nの
ときD=A+|A−n|×α、b<nのときD=A+
|A−n|×βのいずれかの処理を前記処理範囲内だけ
繰り返し行う。このため、差分|A−n|を用いること
により、差が大きいほど強調されることになるため、よ
り自然な修正処理を行うことができる。
【0027】また、色変換部8でカラー画像からグレー
画像を抽出してメモリ9に格納し、画像抽出部6で、指
定された処理範囲内の前記メモリ9に格納した画素値に
対して、該画素値を局所領域の中心としたときの該局所
領域内で指定された種類に該当する画素値bを抽出して
前記メモリ9に書き戻し、次に、演算処理部10で、指
定された基準画素値n及び変化値α、βに対応して、前
記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像抽出部6で
の処理後の画素値bに対して、b≧nのときD=A+
α、b<nのときD=A+βのいずれかの処理を前記
処理範囲内だけ繰り返し行う。このため、変化値α、β
を用いて、カラー画像のコントラストをつけることがで
きる。
【0028】さらに、色変換部8でカラー画像からグレ
ー画像を抽出してメモリ9に格納し、画像抽出部6で、
指定された処理範囲内の前記メモリ9に格納した画素値
に対して、該画素値を局所領域の中心としたときの該局
所領域内で指定された種類に該当する画素値bを抽出し
て前記メモリ9に書き戻し、次に、前記演算処理部10
で、指定された基準画素値n及び変化値α、βに対応し
て、前記処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像抽出
部6での処理後の画素値bに対して、b≧nのときD
=A+|A−n|×α、b<nのときD=A+|A−
n|×βのいずれかの処理を前記処理範囲内だけ繰り返
し行う。このため、差分|A−n|を用いて、差が大き
いほど強調されることになるため、より自然なカラー画
像の修正処理を行うことができる。
【0029】また、演算処理部10で、指定の画像プレ
ーンの原画の画素値Aに対して処理結果Dを演算する処
理を行う。このため、カラー画像の指定された個々の色
に対して強調を行うことができる。
【0030】さらに、変化値α又は変化値βを変更でき
るようにする。このため、自然な強調処理が可能とな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】図2〜図7は本発明の実施の形態
を示した図である。以下、図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。 (1):エアブラシ処理装置の説明 図2は装置構成図である。図2において、エアブラシ処
理装置には、タブレット1、ホストコンピュータ2、画
像制御装置3、画像表示装置11が設けてあり、画像制
御装置3には、MPU(マイクロプロセッサユニット)
4、メモリ5、画像抽出部6、レジスタ7、色変換部
8、メモリ9、演算処理部10が設けてある。
【0032】タブレット1は、強調エアブラシ情報等を
入力するポインティング・デバイスである。ホストコン
ピュータ2は、システム全体の制御を行うものである。
画像制御装置3は、強調エアブラシ処理等の画像制御を
行うものである。MPU4は、画像制御装置3内の各部
の制御を行うものである。メモリ5は、原画像データを
格納するものであり、カラーの場合には複数個設けられ
る。
【0033】画像抽出部6は、所定範囲内の画素値Aに
対して局所領域内で指定された種類(中間値、最小値、
最大値等のいずれか)に該当する画素値bを抽出するも
のである。レジスタ7は、基準画素値n、変化値α、
β、局所処理サイズ、処理サイズ等の強調エアブラシ情
報が設定されるものである。
【0034】色変換部8は、メモリ5の原画像がカラー
である場合は、グレー画像(明るさ成分)を作成するも
のである。メモリ9は、局所領域内で抽出した画素値を
格納するワーク画像メモリである。演算処理部10は、
基準画素値n、変化値α、β、所定範囲内の画素値A、
画像抽出部6で処理後の画素値bを用いて演算処理を行
うものである。画像表示装置11は、表示画面上に処理
対象画像等を表示するものである。
【0035】(2):強調エアブラシ処理の説明 原画を格納した画像メモリ5とは別のワーク画像メモリ
9に対し、局所領域内で画素値を抽出しワーク画像メモ
リ9に格納する。その後ワーク画像メモリ9の画素値に
従い原画の画素値Aを変換しながら画像表示装置11の
表示メモリに転送し表示する。このとき、2種類の変化
値α、βを指定し、基準画素値nにより変化値α、βを
切り替えて、基準画素値nの上下で異なる強調エアブラ
シ処理を行うものである。
【0036】a)変化値αを指定(β=0)する場合の
説明 図2に示すように、画像抽出部6が、指定された位置を
中心に所定範囲(処理範囲)内の画素値b(最初は原画
の画素値Aに等しい)に対して、画素値bを局所領域の
中心としたときの局所領域内で指定された種類(中間
値、最小値、最大値等のいずれか)に該当する画素値b
を抽出してメモリ9に書き戻し、次に、基準画素値n、
及び、変化値α(β=0)の指定に対応して、指定され
た位置を中心に所定範囲内の原画の画素値A及び画像抽
出部6での処理後の画素値bに対して演算処理部10が
次の、のいずれかの処理を指定された処理範囲内だ
け繰り返し、画像表示装置11がその結果(D)を表示
する。
【0037】 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A b)変化値α、βを指定する場合の説明 図2に示すように、画像抽出部6が、指定された位置を
中心に所定範囲内の画素値b(最初は原画の画素値Aに
等しい)に対して、画素値bを局所領域の中心としたと
きの局所領域内で指定された種類(中間値、最小値、最
大値等のいずれか)に該当する画素値bを抽出してメモ
リ9に書き戻し、次に、基準画素値n、及び、変化値
α、βの指定に対応して、指定された位置を中心に所定
範囲内の原画の画素値A及び画像抽出部6での処理後の
画素値bに対して演算処理部10が次の、のいずれ
かの処理を指定された処理範囲内だけ繰り返し、画像表
示装置11がその結果(D)を表示する。
【0038】 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A+β このような変化値α、βを用いることにより、よりコン
トラストをつけることができる。
【0039】c)原画の画素値Aと基準画素値nとの差
分を用いる場合の説明 図2に示すように、画像抽出部6が、指定された位置を
中心に所定範囲内の画素値b(最初は原画の画素値Aに
等しい)に対して、画素値bを局所領域の中心としたと
きの局所領域内で指定された種類(中間値、最小値、最
大値等のいずれか)に該当する画素値bを抽出してメモ
リ9に書き戻し、次に、基準画素値n、及び、変化値
α、βの指定に対応して、指定された位置を中心に所定
範囲内の原画の画素値A及び画像抽出部6での処理後の
画素値bに対して演算処理部10が次の、のいずれ
かの処理を指定された処理範囲内だけ繰り返し、画像表
示装置11がその結果(D)を表示する。
【0040】 b≧nのときD=A+|A−n|×α b<nのときD=A+|A−n|×β このように差分|A−n|を用いることにより、差が大
きいほど強調されることになるため、より自然な修正処
理を行うことができる。
【0041】d)カラー画像において変化値α、βを指
定する場合の説明 図2に示すように、カラー画像の修正処理を行う強調エ
アブラシ処理装置において、色変換部8でカラー画像か
らグレー画像を抽出してメモリ9に格納し、画像抽出部
6が、指定された位置を中心に所定範囲内の前記グレー
画像の画素値bに対して、画素値bを局所領域の中心と
したときの局所領域内で指定された種類(中間値、最小
値、最大値等のいずれか)に該当する画素値bを抽出し
てメモリ9に書き戻し、次に、基準画素値n、及び、変
化値α、βの指定に対応して、指定された位置を中心に
所定範囲内の原画の画素値A(カラー画像)及び画像抽
出部6での処理後の画素値bに対して演算処理部10が
次の、のいずれかの処理を指定された処理範囲内だ
け繰り返し、画像表示装置11がその結果(D)を表示
する。
【0042】 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A+β このように変化値α、βを用いることにより、カラー画
像のコントラストをつけることができる。
【0043】e)カラー画像において原画の画素値Aと
基準画素値nとの差分を用いる場合の説明 図2に示すように、カラー画像の修正処理を行う強調エ
アブラシ処理装置において、色変換部8でカラー画像か
らグレー画像を抽出してメモリ9に格納し、画像抽出部
6が、指定された位置を中心に所定範囲内の画素値bに
対して、画素値bを局所領域の中心としたときの局所領
域内で指定された種類(中間値、最小値、最大値等のい
ずれか)に該当する画素値bを抽出してメモリ9に書き
戻し、次に、基準画素値n、及び、変化値α、βの指定
に対応して、指定された位置を中心に所定範囲内の原画
の画素値A(カラー画像)及び画像抽出部6での処理後
の画素値bに対して演算処理部10が次の、のいず
れかの処理を指定された処理範囲内だけ繰り返し、画像
表示装置11がその結果(D)を表示する。
【0044】 b≧nのときD=A+|A−n|×α b<nのときD=A+|A−n|×β このように差分|A−n|を用いることにより、差が大
きいほど強調されることになるため、より自然なカラー
画像の修正処理を行うことができる。
【0045】以上a)〜e)のように、変化値α及び変
化値βは、必要に応じて切り替えて強調エアブラシ処理
を行うようにしている。従って、基準画素値nの他に変
化値α(あるいは変化値α、変化値β)を設け、基準画
素値nの近傍を緩やかに強調し原画像の画質を保持した
り、基準画素値nを境界に強調部分(明るくしたい部
分)とバック部分(暗くしたい部分)について個別に変
化値を設定して強調の具合を変えたりして、自然な強調
エアブラシ処理が可能となる。
【0046】なお、画像抽出部6が抽出する局所領域内
で指定された種類(中間値、最小値、最大値)で、最大
値が指定されると画像全体を濃くすることができ、最小
値が指定されると画像全体を薄くすることができ、中間
値が指定されると通常の濃さの画像とすることができ
る。
【0047】(3):強調エアブラシの処理フローチャ
ートによる説明 図3は強調エアブラシの処理フローチャートである。以
下、図3の処理S1〜処理S10に従って説明する。
【0048】S1:MPU4は、ホストコンピュータ2
からの強調エアブラシ情報をレジスタ7に設定し、処理
S2に移る。この強調エアブラシ情報として、基準画素
値n、変化値α、β、局所領域サイズ、処理サイズ等を
設定する。
【0049】S2:MPU4は、ホストコンピュータ2
から強調エアブラシの位置指定(X,Y座標)の通知を
受け、画像抽出部6と演算処理部10を起動し、処理S
3に移る。
【0050】S3:画像抽出部6は、メモリ9の画像を
読み出し、画素単位に局所領域分の処理画像を取り出
し、処理S4に移る。 S4:画像抽出部6は、局所領域から指定された種類
(中間値、最小値、最大値等のいずれか)に該当する画
素値bを抽出し、処理S5に移る。
【0051】S5:画像抽出部6は、メモリ9の対応す
る処理画像を更新し、処理S6に移る。 S6:演算処理部10は、指定された位置を中心に所定
範囲内(処理サイズ)の原画の画素値Aを取り出し、処
理S7に移る。
【0052】S7:演算処理部10は、前記(2)の強
調エアブラシ処理の説明a)〜c)で説明した、の
いずれかの処理に従って演算を行ない、処理S8に移
る。 S8:演算処理部10は、演算処理結果を画像表示装置
11に転送して、ディスプレイ上に強調エアブラシ処理
した処理結果の画像として表示し、S9に移る。
【0053】S9:MPU4は、設定された処理サイズ
分の全画素の処理が終了したかどうか判断する。この判
断で全画素の処理が終了した場合は処理S10に移り、
もし終了していない場合は処理S3に戻る。
【0054】S10:MPU4は、繰り返し指示(タブ
レット1から)があるかどうか判断する。この判断で繰
り返し指示がある場合は処理S2に戻り、もし繰り返し
指示がない場合はこの処理を終了する。
【0055】(4):強調エアブラシ処理の具体例によ
る説明 a)強調エアブラシ処理方式の説明 図4は強調エアブラシ処理方式の説明図である。以下、
図4のステップS11〜ステップS17に従って説明す
る。
【0056】S11:オペレータがタブレット1から強
調エアブラシ情報を入力し、ホストコンピュータ2に通
知する。ここで、強調エアブラシ情報として基準画素
n、変化値α、β(原画像を加減算する値、例えば1
0)、局所領域サイズ(画像抽出処理を行う処理サイ
ズ、例えば3×3ドット)、処理サイズ(強調エアブラ
シ処理を行う処理サイズ、例えば15×15ドット)を
入力する。
【0057】S12:ホストコンピュータ2が画像制御
装置3を起動する。この際、ホストコンピュータ2が、
強調エアブラシ情報(基準画素n、変化値α、β、局所
領域サイズ、処理サイズ)及び画像データを画像制御装
置3に転送する。この転送を受けて画像制御装置3を構
成するMPU4が強調エアブラシ情報をレジスタ7に設
定すると共に、画像データをメモリ5に格納する。
【0058】S13:MPU4は、メモリ5から原画像
を読み出し、メモリ9に格納すると共に、画像表示装置
11に転送してディスプレイ上に表示する。なお、メモ
リ5の原画像がカラーである場合は、強調エアブラシ処
理後の色が変わらないように色変換部8を介してグレー
画像(明るさ成分)を作成し、メモリ9に格納する。
【0059】S14:オペレータがタブレット1から強
調エアブラシ座標等を入力しホストコンピュータ2に通
知する。ホストコンピュータ2は、通知された強調エア
ブラシ座標等を判別し、強調エアブラシ情報(変化値
α、β)であれば、ステップS15の処理を行い、強調
エアブラシの修正座標であれば、ステップS16の処理
を行う。
【0060】S15:ホストコンピュータ2がこの強調
エアブラシ情報(変化値α、β)変更をMPU4に通知
し、これを受けてMPU4が強調エアブラシ情報をレジ
スタ7に設定し、ステップS14のタブレット1からの
入力待ち処理へ移行する。
【0061】S16:ホストコンピュータ2がこの強調
エアブラシ座標をMPU4に通知し、これを受けてMP
U4が画像抽出部6と演算処理部10を起動する。 S17:画像抽出部6が強調エアブラシ座標で指示され
た処理サイズ内の画素値bに対して局所領域の中心とし
たときの局所領域内で指定された種類(中間値、最小
値、最大値等のいずれか)に該当する画素値bを抽出す
る抽出処理を行い、その処理結果をメモリ9に書き戻
し、処理結果を保存すると共に、演算処理部10に画素
値bを渡す。
【0062】演算処理部10は、原画の画素値A、画素
値b(画像抽出部6から渡された処理結果)、基準画素
値n、変化値α、βをもとに、次の条件、のいずれ
かに該当する演算処理を行い、処理結果Dを画像表示装
置11に転送してディスプレイ上に強調エアブラシ処理
した処理結果Dの画像として表示する。
【0063】 以上の操作を、タブレット1から強調エアブラシ座標が
入力される毎に繰り返し、画像抽出処理した処理結果の
画像をメモリ9に書き戻して処理結果を保存すると共
に、その処理結果の画像をもとに原画像の濃度を変化さ
せた画像を画像表示装置11に転送してディスプレイ上
に強調エアブラシ処理した画像を表示する。
【0064】b)単色画像(グレー)に対し、強調対象
領域が座標値6〜12とし、画素値40(基準画素値)
以上の値を強調する例を図5〜図7に基づいて説明す
る。 〔画像抽出処理の説明〕図5は画像抽出処理の説明図で
ある。図5において、画像抽出部6で行う画像抽出処理
の局所サイズを3×1とし中間値の抽出を指定した例で
あり、上から座標値、メモリ9(画像抽出処理用メモ
リ)の強調エアブラシ処理前(原画像)の画像値A、1
回目処理後の結果画像の画素値b、2回目処理後の結果
画像の画素値bを示している。
【0065】原画像には、強調対象領域外の座標値3は
50の値であるため強調の対象となってしまう。また、
強調対象領域内の座標値8及び10は30の値であり、
強調の対象から外れることとなるが、画像抽出処理を行
うと近傍の画素値から中間値を抽出することになる。こ
のことにより、座標値3は50から30の値になり強調
の対象から外れる。また、座標値8及び10は30から
50の値になり強調の対象となる。このことから、孤立
点を除去することができ、不必要な個所の強調を避け、
欠損個所も強調対象領域とすることができる。
【0066】画像抽出処理の原理は、対象の画像に局所
サイズ(ウインドウ)を重ねて走査し、対象画像をウイ
ンドウの中心としたときのウインドウ内の画素値から指
定された種類(中間値、最小値、最大値等のいずれか)
の画素値をウインドウの中心の位置に書き込むものであ
る。
【0067】図5において、例えば、1回目の処理画像
値は、座標値2を抽出する場合は、座標値1、2、3の
処理前の画像の画素値(それぞれ20、30、50)の
中から中間値を抽出すると30の値となる。座標値3を
抽出する場合は、座標値2、3、4の処理前の画素値
(それぞれ30、50、20)の中から中間値を抽出す
ると30の値となる。
【0068】2回目の処理画像値は、1回目の処理画像
値をもとに抽出処理を行うものである。 〔変化値αに+10、変化値βに0を指定した場合の強
調エアブラシ処理の説明〕図6は変化値αに+10、変
化値βに0を指定した場合の説明図である。図6におい
て、上段は1回目の強調エアブラシ処理、下段は2回目
の強調エアブラシ処理を示している。
【0069】上段の1回目の強調エアブラシ処理におい
て、左から原画像の画素値A、1回目の画像抽出処理後
の画素値b(二重線)、強調エアブラシ処理結果Dを示
している。このように画像抽出処理後の画素値b(二重
線)の基準画素値n(ここでは40)以上の領域のみが
原画像に対し変化値α(ここでは+10)分変化し、前
記基準画素値n(ここでは40)未満の領域は、原画像
の値が処理結果の結果画像となっている。
【0070】下段の2回目の強調エアブラシ処理におい
て、左から原画像の画素値A、2回目の画像抽出処理後
の画素値b(二重線)、強調エアブラシ処理結果Dを示
している。このように画像抽出処理後の画素値b(二重
線)の基準画素値n(ここでは40)以上の領域のみが
原画像に対し変化値α(ここでは+10)分変化し、前
記基準画素値n(ここでは40)未満の領域は、原画像
の値が処理結果の結果画像となっている。
【0071】以上2回の強調エアブラシ処理を行うこと
により、1回目で強調できなかった座標値9も強調処理
が可能となる。 〔変化値αに+10、変化値βに−10を指定した場合
の強調エアブラシ処理の説明〕図7は変化値αに+1
0、変化値βに−10を指定した場合の説明図である。
図7において、上段は1回目の強調エアブラシ処理、下
段は2回目の強調エアブラシ処理を示している。
【0072】上段の1回目の強調エアブラシ処理におい
て、左から原画像の画素値A、1回目の画像抽出処理後
の画素値b(二重線)、強調エアブラシ処理結果Dを示
している。このように画像抽出処理後の画素値b(二重
線)の基準画素値n(ここでは40)以上の領域が原画
像に対し変化値α(ここでは+10)分変化し、前記基
準画素値n(ここでは40)未満の領域が原画像に対し
変化値β(ここでは−10)分変化した値が処理結果D
の結果画像となっている。
【0073】下段の2回目の強調エアブラシ処理におい
て、左から原画像の画素値A、2回目の画像抽出処理後
の画素値b(二重線)、強調エアブラシ処理結果Dを示
している。このように画像抽出処理後の画素値b(二重
線)の基準画素値n(ここでは40)以上の領域が原画
像に対し変化値α(ここでは+10)分変化し、前記基
準画素値n(ここでは40)未満の領域が原画像に対し
変化値β(ここでは−10)分変化した値が処理結果D
の結果画像となっている。
【0074】以上2回の強調エアブラシ処理を行うこと
により、1回目で強調できなかった座標値9も強調処理
が可能となる。 (5):他の実施の形態 a)カラー画像の修正処理を行う強調エアブラシ処理に
おいて、指定の画像プレーンに対し強調エアブラシ処理
を行うこともできる。これは例えば、カラー画像のR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の内のRだ
けを取り出して強調する等、指定された個々の色に対し
て強調を行うものである。
【0075】b)画像の強調について説明したが、変化
値α、βの値により強調の逆を行うこともできる。 c)局所処理サイズは、3×1、3×3だけでなく5×
5、7×7・・・と必要に応じて変えることができる。
【0076】以上のように、原画像Aを格納した画像メ
モリ5とは別のワーク画像メモリ9に対し、画像抽出処
理を行い、その結果を画像bをもとに原画像A、基準画
素値n、変化値α、βを用い、演算処理を行うことによ
り、原画像Aの強調対象の画像の荒れを防止することが
可能となり、更に基準画素値nで変化値α、βを切り替
えることにより、基準画素値nを境界に強調部分(明る
くしたい部分)とバック部分(暗くしたい部分)に異な
る強調エアブラシ処理が可能となり、自然な強調処理が
できる。これによって、オペレータの負担を軽減するこ
とができ、作業効率も向上することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1):画像抽出部で、指定された処理範囲内の画素値
に対して、該画素値を局所領域の中心としたときの該局
所領域内で指定された種類に該当する画素値bを抽出し
てメモリに書き戻し、演算処理部で、指定された基準画
素値n及び変化値αに対応して、前記処理範囲内の原画
の画素値A及び前記画像抽出部での処理後の画素値bに
対して、b≧nのときD=A+α、b<nのときD=A
のいずれかの処理を前記処理範囲内だけ繰り返し行うた
め、基準画素値n以上の画素を変化値αだけ強調するこ
とができる。
【0078】(2):画像抽出部で、指定された処理範
囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心とし
たときの該局所領域内で指定された種類に該当する画素
値bを抽出してメモリに書き戻し、演算処理部で、指定
された基準画素値n及び変化値α、βに対応して、前記
処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像抽出部6での
処理後の画素値bに対して、b≧nのときD=A+α、
b<nのときD=A+βのいずれかの処理を前記処理範
囲内だけ繰り返し行うため、変化値αと変化値βによ
り、より画像のコントラストをつけることができる。
【0079】(3):画像抽出部で、指定された処理範
囲内の画素値に対して、該画素値を局所領域の中心とし
たときの該局所領域内で指定された種類に該当する画素
値bを抽出してメモリに書き戻し、演算処理部で、指定
された基準画素値n及び変化値α、βに対応して、前記
処理範囲内の原画の画素値A及び前記画像抽出部6での
処理後の画素値bに対して、b≧nのときD=A+|A
−n|×α、b<nのときD=A+|A−n|×βのい
ずれかの処理を前記処理範囲内だけ繰り返し行うため、
差分|A−n|を用いることにより、差が大きいほど強
調されることになるため、より自然な修正処理を行うこ
とができる。
【0080】(4):色変換部でカラー画像からグレー
画像を抽出してメモリに格納し、画像抽出部で、指定さ
れた処理範囲内の前記メモリに格納した画素値に対し
て、該画素値を局所領域の中心としたときの該局所領域
内で指定された種類に該当する画素値bを抽出して前記
メモリに書き戻し、演算処理部で、指定された基準画素
値n及び変化値α、βに対応して、前記処理範囲内の原
画の画素値A及び前記画像抽出部での処理後の画素値b
に対して、b≧nのときD=A+α、b<nのときD=
A+βのいずれかの処理を前記処理範囲内だけ繰り返し
行うため、変化値α、βを用いて、カラー画像のコント
ラストをつけることができる。
【0081】(5):色変換部でカラー画像からグレー
画像を抽出してメモリに格納し、画像抽出部で、指定さ
れた処理範囲内の前記メモリに格納した画素値に対し
て、該画素値を局所領域の中心としたときの該局所領域
内で指定された種類に該当する画素値bを抽出して前記
メモリに書き戻し、前記演算処理部で、指定された基準
画素値n及び変化値α、βに対応して、前記処理範囲内
の原画の画素値A及び前記画像抽出部での処理後の画素
値bに対して、b≧nのときD=A+|A−n|×α、
b<nのときD=A+|A−n|×βのいずれかの処理
を前記処理範囲内だけ繰り返し行うため、差分|A−n
|を用いて、差が大きいほど強調されることになるた
め、より自然なカラー画像の修正処理を行うことができ
る。
【0082】(6):演算処理部で、指定の画像プレー
ンの原画の画素値Aに対して処理結果Dを演算する処理
を行うため、カラー画像の指定された個々の色に対して
強調を行うことができる。
【0083】(7):変化値α又は変化値βを変更でき
るようにするため、自然な強調処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における装置構成図である。
【図3】実施の形態における強調エアブラシの処理フロ
ーチャートである。
【図4】実施の形態における強調エアブラシ処理方式の
説明図である。
【図5】実施の形態における画像抽出処理の説明図であ
る。
【図6】実施の形態における変化値αに+10、変化値
βに0を指定した場合の説明図である。
【図7】実施の形態における変化値αに+10、変化値
βに−10を指定した場合の説明図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1a 入力手段 2 ホストコンピュータ 3 画像制御装置 4 MPU 5 メモリ(画素値A) 6 画像抽出部 7 レジスタ 8 色変換部 9 メモリ(画素値b) 10 演算処理部 11a 表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素値の抽出処理を行う画像抽出部と、 前記画素値を格納するメモリと、 演算処理を行う演算処理部とを備え、 前記画像抽出部が、指定された処理範囲内の画素値に対
    して、該画素値を局所領域の中心としたときの該局所領
    域内で指定された種類に該当する画素値bを抽出して前
    記メモリに書き戻し、 次に、前記演算処理部が、指定された基準画素値n及び
    変化値αに対応して、前記処理範囲内の原画の画素値A
    及び前記画像抽出部での処理後の画素値bに対して処理
    結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を前記
    処理範囲内だけ繰り返し行うことを特徴としたエアブラ
    シ処理装置。 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A
  2. 【請求項2】画素値の抽出処理を行う画像抽出部と、 前記画素値を格納するメモリと、 演算処理を行う演算処理部とを備え、 前記画像抽出部が、指定された処理範囲内の画素値に対
    して、該画素値を局所領域の中心としたときの該局所領
    域内で指定された種類に該当する画素値bを抽出して前
    記メモリに書き戻し、 次に、前記演算処理部が、指定された基準画素値n及び
    変化値α、βに対応して、前記処理範囲内の原画の画素
    値A及び前記画像抽出部での処理後の画素値bに対して
    処理結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を
    前記処理範囲内だけ繰り返し行うことを特徴としたエア
    ブラシ処理装置。 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A+β
  3. 【請求項3】画素値の抽出処理を行う画像抽出部と、 前記画素値を格納するメモリと、 演算処理を行う演算処理部とを備え、 前記画像抽出部が、指定された処理範囲内の画素値に対
    して、該画素値を局所領域の中心としたときの該局所領
    域内で指定された種類に該当する画素値bを抽出して前
    記メモリに書き戻し、 次に、前記演算処理部が、指定された基準画素値n及び
    変化値α、βに対応して、前記処理範囲内の原画の画素
    値A及び前記画像抽出部での処理後の画素値bに対して
    処理結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を
    前記処理範囲内だけ繰り返し行うことを特徴としたエア
    ブラシ処理装置。 b≧nのときD=A+|A−n|×α b<nのときD=A+|A−n|×β
  4. 【請求項4】画素値の抽出処理を行う画像抽出部と、 カラー画像からグレー画像を抽出する色変換部と、 前記抽出したグレー画像の画素値を格納するメモリと、 演算処理を行う演算処理部とを備え、 前記画像抽出部が、指定された処理範囲内の前記メモリ
    に格納した画素値に対して、該画素値を局所領域の中心
    としたときの該局所領域内で指定された種類に該当する
    画素値bを抽出して前記メモリに書き戻し、 次に、前記演算処理部が、指定された基準画素値n及び
    変化値α、βに対応して、前記処理範囲内の原画の画素
    値A及び前記画像抽出部での処理後の画素値bに対して
    処理結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を
    前記処理範囲内だけ繰り返し行うことを特徴としたエア
    ブラシ処理装置。 b≧nのときD=A+α b<nのときD=A+β
  5. 【請求項5】画素値の抽出処理を行う画像抽出部と、 カラー画像からグレー画像を抽出する色変換部と、 前記抽出したグレー画像の画素値を格納するメモリと、 演算処理を行う演算処理部とを備え、 前記画像抽出部が、指定された処理範囲内の前記メモリ
    に格納した画素値に対して、該画素値を局所領域の中心
    としたときの該局所領域内で指定された種類に該当する
    画素値bを抽出して前記メモリに書き戻し、 次に、前記演算処理部が、指定された基準画素値n及び
    変化値α、βに対応して、前記処理範囲内の原画の画素
    値A及び前記画像抽出部での処理後の画素値bに対して
    処理結果Dを演算する以下の、のいずれかの処理を
    前記処理範囲内だけ繰り返し行うことを特徴としたエア
    ブラシ処理装置。 b≧nのときD=A+|A−n|×α b<nのときD=A+|A−n|×β
  6. 【請求項6】前記演算処理部で、指定の画像プレーンの
    原画の画素値Aに対して、のいずれかの処理を行う
    ことを特徴とした請求項4又は5記載のエアブラシ処理
    装置。
  7. 【請求項7】前記変化値α又は変化値βを変更できるよ
    うにすることを特徴とした請求項1〜6のいずれかに記
    載のエアブラシ処理装置。
JP8237609A 1996-09-09 1996-09-09 エアブラシ処理装置 Withdrawn JPH1083451A (ja)

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