JPH05250472A - 画像の残りの部分から切離すべく、興味あるエリアの画像上の境界の微細マスクを準備する方法および装置 - Google Patents

画像の残りの部分から切離すべく、興味あるエリアの画像上の境界の微細マスクを準備する方法および装置

Info

Publication number
JPH05250472A
JPH05250472A JP32453192A JP32453192A JPH05250472A JP H05250472 A JPH05250472 A JP H05250472A JP 32453192 A JP32453192 A JP 32453192A JP 32453192 A JP32453192 A JP 32453192A JP H05250472 A JPH05250472 A JP H05250472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boundary
search area
mask
area
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32453192A
Other languages
English (en)
Inventor
Lior Maayan
リオー・マーヤン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAITETSUKUSU CORP Ltd
Scitex Corp Ltd
Original Assignee
SAITETSUKUSU CORP Ltd
Scitex Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAITETSUKUSU CORP Ltd, Scitex Corp Ltd filed Critical SAITETSUKUSU CORP Ltd
Publication of JPH05250472A publication Critical patent/JPH05250472A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/20Contour coding, e.g. using detection of edges
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20092Interactive image processing based on input by user
    • G06T2207/20104Interactive definition of region of interest [ROI]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/20Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の残りの部分から切離すべく興味あるエ
リアの画像上の境界の微細マスクを準備するための方法
および装置を提供する。 【構成】 興味あるエリアの近似境界を規定する粗マス
クを画像のデジタル化された表示とともにストアし、そ
れから順次に粗マスク上のサーチ領域を選択し、先のサ
ーチ領域により識別された境界セグメントの方向におい
て先のサーチ領域から外挿により境界セグメントを識別
し、これは第1のサーチ領域に合致するまでまたは境界
セグメントがサーチ領域において見つからなくなるまで
行なわれ、その場合次のサーチ領域は先のサーチ領域と
粗マスクにより規定された近似の境界上の最も近い点と
の間で内挿により選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は画像マスクを準備するための、
特定的には画像の残りの部分から切離すべく、興味ある
エリアの画像上の境界の微細マスク(fine mask )を準
備するための方法および装置に関する。
【0002】マスク準備の目的は興味あるエリアを「切
り」取ってそれをその背景から取出すことである。マス
クを切り取るとき輪郭の線はできるだけ滑らかであるべ
きである。さらにそのエリアが切取られて異なって背景
に置かれるときに元の背景から生ずる「ノイズ」がない
ことを保証するために、興味あるエリアのみがマスクに
あるべきである。マスクの解像度が元の画像の解像度と
比べて少なくとも同じかまたはより高いことが望まし
い。
【0003】今日マルチカラー画像のマスクは一般に以
下の態様で手作業で準備される。興味のあるエリアが最
も明確であるマルチカラーの画像の分解写真がライトテ
ーブルの上に置かれ、そしてそのエリアは不透明ペイン
トで塗られる。その結果のフィルムはそれからマスクエ
リアを得るために撮影され、それは最終の画像を得るた
めに各分解とともに再び撮影される。マスクはまたこの
目的のために種々のツールを提供するコンピュータ化さ
れたシステムの使用によっても準備される。マスク準備
に使用されるあるツールは多角形または滑らかなマスク
である。この型のマスクを描くに際し、オペレータはマ
スクされたエリアの正確な輪郭を描く。しかしながらこ
の手順はオペレータが精密な作業をしなければならない
ため比較的時間がかかる。スピードはオペレータの経験
に伴い増加するけれども輪郭はただオペレータの正確さ
に忠実である。
【0004】他のツールはオペレータにマスクされた画
素を決定するCMYK(シアン、マゼンタ、黄、黒)値
の範囲に画素を加える手段を与える。これは敏速で正確
な技術であるがマスク内および外において興味あるエリ
アのCMYK値はオーバーラップするためにほとんどの
場合使われることが不可能である。さらにその結果のマ
ップはベクトル情報ではなくラスタ情報のみを有し、そ
の解像度は元の画像よりも高いことはあり得ない。ほと
んどの場合このツールを使用して準備されたマスクは境
界を滑らかにしマスクをはっきりさせるために修整され
る必要がある。
【0005】上記のツールの両方は画像が最大解像度で
表示されるときに使用される。このように上記の現存の
手順に従ったマスクの準備は、特に良質のマスクが作成
されるべき場合には大変多くの時間を必要とすることが
わかり得る。
【0006】上記の現存の手順を改良するために相当数
の技術が特許文献に記載されてきた。
【0007】DE2920070(イスラエル特許60
083)に記載された手順に従って、予め定められた幅
の検査ゾーンが指定され、そして検査ゾーン内にあるイ
メージドットの座標が決定され、それらの座標に属する
イメージドットの階調値が定められ、輪郭の正確な粗さ
は個々のイメージドット間の階調値差により決定され
る。
【0008】米国特許第4,884,224号に記載さ
れた別の技術では絶対の輪郭線の位置を計算するため
に、元のフィルム上の輪郭の位置に関する近似情報はイ
メージセンサデータで処理される。(この出願と同じ譲
受人に譲渡された)ドゥエニヤス(Duenyas )とヤド−
シャローム(Yad-Shalom)イスラエル特許出願8828
6に記載されたさらなる技術に従って、画像のエッジセ
グメントは種々の幅、長さおよび配向の長方形の部分を
検査することによって作成される。
【0009】実質的により少ない時間がかかり、オペレ
ータの技量にあまり依存せずにかつ/またはオペレータ
によるデータ入力が著しく少ない微細品質(微細解像
度)のマスクを準備するための方法および装置を提供す
る必要性が存在する。
【0010】この発明に従って、画像の残りの部分から
切離すべく興味あるエリアの画像の上の境界の微細マス
クを準備するための方法が提供され、この動作は(a)
記憶手段に画像と興味あるエリアの近似の境界を規定す
る粗マスクとのデジタル化された表示をストアするステ
ップと、(b)粗マスク上の一点から始まる予め定めら
れた形状の第1のサーチ領域を選択するステップと、
(c)選択されたサーチ領域内の画像データを記憶手段
から引出し、そして引出された画像データを処理してサ
ーチ領域内の境界部分を表わす境界セグメントを識別す
るステップと、(d)次のサーチ領域の位置を、先のサ
ーチ領域において識別された境界セグメントの方向にお
いて先のサーチ領域から外挿によって選択するステップ
と、(e)次のサーチ領域内の画像データを記憶手段か
ら引出し、そして引出された画像データを処理して次の
サーチ領域内の境界の位置を表わす次の境界セグメント
を識別するステップと、(f)動作(d)および動作
(e)を繰り返し、次のサーチ領域を外挿によって連続
的に選択し、そこでの境界セグメントを見つけるステッ
プとを含み、それは次のサーチ領域が第1のサーチ領域
に合致するまでかまたはサーチ領域において境界セグメ
ントが見つからないという条件に遭遇するまで行なわ
れ、その場合次のサーチ領域は先のサーチ領域と粗マス
クによって規定された近似の境界上の最も近い点との間
で内挿により選択される。
【0011】以下に説明されるこの発明の好ましい実施
例におけるさらなる特徴に従って粗マスクによって規定
された近似の境界から予め定められた距離内において境
界セグメントがサーチ領域にないという第2の条件に遭
遇するまで、動作(d)および動作(e)は動作(f)
ごとに繰り返され、その場合次のサーチ領域もまた第1
の条件に遭遇するときと同じ態様の内挿によって選択さ
れる。
【0012】以下により特定的に説明されるように、こ
の発明の方法は先の従来方法より実質的に少ない時間
で、オペレータの技量と経験とにより依存せずに、かつ
オペレータによるデータ入力が著しく少ない微細品質の
マスクの準備を可能にする。
【0013】説明された実施例のマスク切取り技術は図
面に例示されるように基本的に以下に説明されるよう
な、ユーザによって指定されるかまたは他の手段によっ
て与えられる粗情報に基づくカラーイメージ分割手順で
ある。この情報は興味あるエリアのすべての広い定義を
含み、 1.ユーザに対して表示されるフル画像の領域として現
われるユーザが規定可能な低解像度マスクと、 2.デザインワークステーションにかまたは初期の処理
段階のいずれかに現われる走査段階で規定されるインタ
システムマスクと、 3.粗い多角形マスクと、 4.密度粗マスクまたは他の密度情報と、 5.領域的な興味に関する情報と、 6.粗空間情報を前処理する他の手段とを含む。
【0014】以下に説明される発明の方法はカラーイメ
ージ分割によってバッチ環境(オフラインコンピュータ
プロセス)においてマスクを作り出し、カラーイメージ
分割は、 1.サーチ領域(ROS)選択と、 2.カラー変換およびエッジ検出と、 3.高空間周波数基準と、 4.カラーエッジデータに対する発見的サーチと、 5.高空間周波数領域のためのカラー変換されたイメー
ジのしきい値を決めることとを含む。
【0015】以下で説明されかつ図面に例示された方法
は画像の残りの部分から切離すべく興味あるエリアの画
像上の境界の微細マスクを準備するためのものである。
手短に言うと、説明される方法は以下の動作、つまり
(a)記憶手段に画像と興味あるエリアの近似の境界を
規定する粗マスクとのデジタル化された表示をストアす
るステップと、(b)粗マスク上の一点から始まる予め
定められた形状の第1のサーチ領域を選択するステップ
と、(c)選択されたサーチ領域内の画像データを記憶
手段から引出し、そして引出された画像データを処理し
て、サーチ領域内の境界部分を表わす境界セグメントを
識別するステップと、(d)次のサーチ領域の位置を先
のサーチ領域において識別された境界セグメントの方向
において先のサーチ領域から外挿により選択するステッ
プと、(e)次のサーチ領域内の画像データを記憶手段
から引出し、そして引出された画像データを処理して次
のサーチ領域内の境界の位置を表わす次の境界セグメン
トを識別するステップと、(f)動作(d)および動作
(e)を繰り返し、外挿によって次のサーチ領域を連続
的に選択し、そこでの境界セグメントを見つけるステッ
プとを含み、それは次のサーチ領域が第1のサーチ領域
に合致するまでか、またはサーチ領域において境界セグ
メントが見つからないという条件に遭遇するまで行なわ
れ、その場合次のサーチ領域は先のサーチ領域と粗マス
クによって規定された近似の境界上の最も近い点との間
で内挿によって選択される。
【0016】説明された方法において、動作(d)およ
び動作(e)は外挿によって次のサーチ領域を連続的に
選択し、それは境界セグメントが、サーチ領域において
見つからなくなるまでまたは粗マスクによって規定され
た近似の境界からの予め定められた距離内または予め定
められた角度内において見つからなくなるまで行なわれ
る。上記の条件のいずれかに遭遇すると、次のサーチ領
域は、先のサーチ領域と粗マスクによって規定された近
似の境界上の最も近い点の間で外挿ではなくむしろ内挿
によって選択される。サーチ領域はこの態様で、すなわ
ち普通は外挿でしかしもし上記の条件の1つに遭遇する
と内挿により、選択された次のサーチ領域が第1のサー
チ領域に合致するまで選択され、そこで微細マスクが完
成されたことを示す。
【0017】サーチ領域が選択されると、選択されたサ
ーチ領域内の画像内容が予め規定された値より高い空間
周波数であるかどうかを判断するために検査が実行され
る。もしそうであるなら境界セグメントではなくラスタ
パッチがそれぞれのサーチ領域で作成される。ラスタパ
ッチはすべての見つけられた境界セグメントとともに境
界セグメントサーチの終りにラスタフォーマットに変換
される。このようにそのような配置は高空間周波数領域
にすなわち高度に細部化された領域に高い解像度を与え
る。
【0018】説明された方法において、サーチ領域の位
置が内挿によって選択されるたびに、境界セグメントを
見つけるためのサーチ領域は、サイズにおいて、サーチ
領域のために予め定められたサイズを越えて(説明され
た実施例では倍に)拡大される。このサーチ領域のサイ
ズにおける動的変化は実行されるべきより幅広いサーチ
を可能にする。このように選択されたサーチ領域はある
既知の先行技術におけるように前処理する段階ではなく
むしろ見つけられたラスタパッチまたは現行のエッジセ
グメントの結果に依存する、動的に変化するかつ統合さ
れた処理段階の部分である。
【0019】図1は上記で説明されたマスク切取り技術
を実現するために使用され得るデータプロセッサシステ
ムのある形式を例示するブロック図である。
【0020】図1に例示されるデータプロセッサシステ
ムはマルチカラー画像をCMYK形式でストアするため
の記憶装置2と、4つの記憶装置を持つフレームバッフ
ァ4とを含み、各々は画像情報をそれぞれC、M、Y、
およびK形式でストアする。そのシステムはカラーモニ
タ8上に表示されるべき1つもしくはそれ以上の画像の
色成分または分解をユーザが選択するのを可能にするビ
デオプロセッサ6をさらに含む。そのプロセッサはCM
YKカラーシステムをRGB(赤、緑、青)システムに
変換し、その結果画像はディスプレイモニタ8にRGB
形式で表示される。ワークスペースバッファ10は規定
されたマスクを示すワークスーペースとして使用され
る。
【0021】そのシステムはさらに入力装置12をタブ
レットまたはポインタ(たとえばマウス)形式で含み、
さらに入力データをデジタル化するためのデジタイザ1
4と、データ処理システムの動作全体を制御するための
プログラム制御手段を含むCPU(中央処理装置)とを
含む。
【0022】フレームバッファ4はCMYK分解のため
の4つの同一の記憶装置を含み、各々は少なくとも1つ
の画像カラー分解を少なくとも512×512の画素に
ズームダウンされた形で保持する容量を有する。たとえ
ばフレームバッファ4の各記憶装置は各画素に8ビット
を含み得、各画素に0−255の値を与える。
【0023】ワークスペースバッファ10は入力装置1
2を介してオペレータにより入力された(たとえば多角
形マスクからの)粗情報をストアし、またCPU16に
よって作成されたデジタル化されたラインをもストアす
る。微細マスクはビデオプロセッサ6で処理された後に
ディスプレイモニタ8に表示される。フレームバッファ
4はワークスペースバッファ10としても役立つような
十分な記憶容量を含むことができる。
【0024】以下に説明されるマスク切取り技術全体は
一般に図2のブロック図に示される。
【0025】ブロック20によって概略的に示される粗
マスクはデジタル化された形式でシステムに入力され、
興味あるエリアの近似の境界を規定する。興味あるエリ
アの近似の境界は様々な態様で指定され得、低解像度を
有するユーザが規定可能な粗いマスクとフル画像(ブロ
ック21)と、粗い多角形マスクのようなユーザが規定
可能な興味ある領域(ブロック22)と、走査段階に規
定されかつデザインワークステーションまたはいずれか
の初期の処理段階に現われるインタシステムマスク(ブ
ロック23)と、自動マスク装置(ブロック24)と、
低解像度マスク(ブロック25)と、密度粗マスクまた
は他の密度情報(ブロック26)と、または前処理の粗
空間情報の他の手段(ブロック27)とを含む。
【0026】粗マスクにおける情報は以下でより特定的
に説明されるようにバッチ処理技術(ブロック28)に
より、コンピュータにストアされたとおりに、画像を表
示するデジタル化された情報で処理される。しかしなが
らモニタ8(図1)に示される低解像度マスクを作り出
すプレビュー目的のためのユーザによる対話型処理(ブ
ロック29)があり、それはブロック28のバッチ処理
動作と対話型であり得る。
【0027】出力は高解像度微細マスク(ブロック3
1)であり、それもまたモニタ8に表示される。ユーザ
は所望されれば、マスク処理が完了され(ブロック3
3)そしてシステムから微細マスクが出力される(ブロ
ック34)前に補正(ブロック32)をなし得る。
【0028】図3は上記に説明された方法におけるワー
クフローを例示する図である。このようにユーザはまず
粗マスクデータがデータベースにあるかどうかを見極め
るチェックをする(ブロック40)。もしそうであるな
ら、粗マスクデータを引出し(ブロック41)、もしそ
うでなければフル画像データを引出す(ブロック42)
ことによって独自の粗マスクを作成し、粗マスク、たと
えば多角形の滑らかな粗マスクを作り出す(ブロック4
3)。
【0029】それから粗マスクの対話式プレビューが図
2のブロック29(図3のブロック44)ごとに所望さ
れているかどうかをコンピュータはチェックし、そこで
は低解像度の粗マスクがモニタ8(図1)に見られる。
もしこの選択が所望されなければ、システムは図4−6
のフローチャートに関して以下でより特定的に説明され
るようにバッチ処理によりディスクデータに自動マスク
動作を実行する(ブロック45)。この動作の出力はユ
ーザによって対話的に補正され得る(ブロック46)。
他方、もし(図2のブロック29、30ごとの)対話型
処理のためにプレビューが所望されるならば、システム
はフレームバッファからの低解像度データに自動マスク
動作を実行する。これはユーザによる対話型処理によっ
てなされる(ブロック47および48)。もしもモニタ
8上に示される結果が満足のいくものであればシステム
はそこでブロック46に進み、微細マスクを出力する。
もしもプレビューが満足のいくものでなければシステム
はブロック43に戻る前に、追加または追補のマスクを
作り出す、またはもとのマスクを補正するといったよう
な手作業での補正がなされる(ブロック52)ことを容
認する。
【0030】作り出された微細マスクが満足のいくもの
なら(ブロック51)、マスクは確認され(ブロック5
3)それから他のマスクがなされるかどうか見極めるた
めにチェックが行なわれる(ブロック54)。もしそう
であればシステムは次のタスクに進み(ブロック5
5)、上記で説明された態様で次のマスクを作り出す。
しかしもしこれ以上のマスクが準備されないならば動作
は終る。
【0031】図4は図3のブロック45に表示されるよ
うに、ディスクデータ上の自動マスク準備をより特定的
に例示する。
【0032】このように図4のフローチャートに示され
るように粗マスクデータが(図3におけるブロック41
ごとに)得られる後に、粗マスクがベクトルデータの形
式であるかどうかを判断するためにチェックがなされる
(ブロック60、図4)。もし粗マスクデータがベクト
ルデータの形式でなければ(すなわちラスタデータの形
式であったら)、粗いラスタデータはベクトルデータに
変換される(ブロック61)。そしてベクトルデータは
微細マスクを切取るための最初のガイドラインとなる。
【0033】それからオペレータがベクトル化された粗
マスク上の一点から始まる予め定められた形状の第1の
サーチ領域を選択し、この領域で境界セグメントがサー
チされる(ブロック62)。このサーチにおいて選択さ
れたサーチ領域内の画像データが記憶装置から引出さ
れ、サーチ領域内で境界部分を表わす境界セグメントを
見つけるために処理される。
【0034】図5のフローチャートに関連して以下でよ
り特定的に説明されるように各サーチ領域の選択は、先
のサーチ領域で見つけられた境界セグメントの方向にお
いて先のサーチ領域に基づく外挿により行なわれる。し
かしながら(以下に説明されるように)ある条件に遭遇
すると次のサーチ領域は先のサーチ領域と粗マスクベク
トルによって規定された近似の境界上の最も近い点との
間で外挿ではなくむしろ内挿によって選択される。この
動作は次のサーチ領域が第1のサーチ領域に合致するま
で、つまりループが完成されて、それぞれのマスクのす
べての境界セグメントが見つけられるまで続けられる。
【0035】システムはそれから図4のブロック64で
示される動作に進む。この動作は図17−19に関して
以下により特定的に説明されるように1ビットまたは複
数ビットの微細マスクの作成を含む。
【0036】図4に例示されるように前述の動作は待ち
行列において各マスクのために繰り返される(ブロック
66)。
【0037】図4のブロック62において示される各サ
ーチ領域の選択およびサーチは、より特定的に、図5の
フローチャート、図7の絵画的な例示、ならびに図8、
9および図10−12に例示される。
【0038】第1の動作は粗ベクトル化されたマスク上
の第1の境界点を選択し(ブロック70)、そして第1
の境界点上に第1のサーチ領域の位置を規定することで
ある(ブロック71)。これは図7における絵画的例示
においてより特定的に見られ、そこでは破線RMは近似
の境界セグメントを示す粗マスクのベクトルを表わし、
連続的な滑らかな線FMは結局は切取られるべき境界セ
グメントの微細マスクを表わす。このように第1のサー
チ領域ROS1 の中間点P1 はベクトル化された粗マス
クRMの第1の点上になるように選択される。
【0039】画像データはこのサーチ領域のために記憶
装置から引出され(ブロック72)、それぞれのサーチ
領域における境界セグメントを作成するために処理され
る(ブロック73)。これを成し遂げるための特定の手
順はより特定的に以下に説明される図6のフローチャー
トに例示される。
【0040】境界セグメントが本当にそのサーチ領域で
発見されたかどうか判断するためにチェックがなされる
(ブロック74)。もしそうであるなら、サーチ方向が
次のサーチ領域のために計算される。
【0041】普通これは図8により特定的に例示される
ように、先のサーチ領域における境界セグメントの方向
において外挿により行なわれる。このように図8に示さ
れるようにあるサーチ領域ROSa の境界セグメントB
a が見つけられると、次のサーチ領域ROSb の方向
は先のサーチ領域で見つけられた境界セグメントBS a
の(角度αで示された)方向において先のサーチ領域R
OSa から外挿によって選択される。後続のサーチ領域
は図9に示されるように同じ態様の外挿で選択される。
【0042】他方ブロック74でなされたチェックにお
いて選択されたサーチ領域内に境界セグメントが見つか
らなければ次のサーチ領域ROSb は外挿ではなく内挿
で選択される。これは図10−12により特定的に示さ
れる。
【0043】このように図10はサーチ領域ROSa
おける微細マスクFMには途切れがあることを示す。次
のサーチ領域ROSb はまず2倍の大きさにされ、先の
サーチ領域ROSa の点P1 と先のサーチ領域の方向に
おいて粗マスクベクトルRM上の最も近い点を表わす点
2 との間に(外挿ではなく)内挿で選択される。次に
点P2 が点P1 とV2 との間の半分の距離として決定さ
れる。点P2 はサーチ領域ROSb の中間点を表わす。
サーチ領域がそのように内挿により選択された後、シス
テムはブロック72の動作に戻り、そのサーチ領域の画
像データを記憶装置から引出す。
【0044】もし遭遇したらシステムが外挿ではなくむ
しろ内挿で次のサーチ領域を選択するようにさせる他の
条件は、図5のフローチャートのブロック78および図
11によって示される。このようにたとえ境界セグメン
トがそれぞれのサーチ領域で見つけられても、サーチ方
向が(図5のブロック75ごとに計算され図8にあるよ
うに)ベクトル化された粗マスクRMによって規定され
た近似の境界からの予め定められたしきい値角度内にあ
るかどうか判断するためにチェックがなされる。もしも
ブロック78により決定されたサーチ方向が予め定めら
れたしきい値角度内になければ、次のサーチ領域は外挿
によって選択されるのではなく再び内挿により図5のフ
ローチャートのブロック76および77ならびに図10
に関して上記に説明されるように選択される。
【0045】もし遭遇したら次のサーチ領域が外挿より
もむしろ内挿により選択されるようにする第3の条件
は、図5のフローチャートのブロック80および図12
により示される。このように図5のブロック80により
表わされるように、サーチ領域の位置が粗マスクベクト
ルRMにより表わされた近似の境界から予め定められた
しきい値距離内にあるかどうか判断するチェックがなさ
れ、もしそうでなければ、次のサーチ領域はブロック7
6および77ならびに図10に関して上記に説明された
手順に従って、外挿ではなくむしろ内挿で選択される。
【0046】それから現行のサーチ領域の位置が次の近
似の境界点から予め定められた距離内にあるかどうか判
断するためにチェックがなされる(ブロック81)。も
しそうでなければ、システムはブロック72まで戻るが
もしそうであればシステムは粗マスク(RM)上の次の
近似の境界をガイドラインとして選択する(ブロック8
2)。
【0047】それから現行の近似の境界が第1の近似の
境界と等しいかどうか判断するためにチェックがなされ
(ブロック83)、もしそうでなければシステムは再び
ブロック72に戻る。しかしながらもし現行の近似の境
界が第1の近似の境界に合致するなら、これはループが
完了し、完全な微細マスクが決定されたということを示
す。
【0048】図6のフローチャートに関して以下により
特定的に説明されるようにそのような規定された微細マ
スクはラインセグメントおよびラスタパッチの形式の境
界セグメントを含み得る(後者は高空間周波数を有する
サーチ領域にある)。ラインセグメントとラスタパッチ
とを含むすべての境界セグメントは図5のブロック84
に示されるようにそれからラスタフォーマットに変換さ
れる。
【0049】図5のフローチャートのブロック73に表
示されるように境界セグメントを作成するために画像デ
ータを処理する態様は図6のフローチャートと図13−
16の絵画的図によってより特定的に例示される。
【0050】このようにサーチ領域の位置が選択される
後に、カラー変換動作が図6のブロック90に示される
ようにエッジ検出のために実行される。これは高解像度
における記憶装置からサーチ領域イメージデータを引出
すことにより達成される。イメージデータは4つの分解
CMYKになり、カラーエッジ検出が実行される。この
ようにこの段階までの入力は(黒成分を変換した後に)
図13に示されるようにCMYイメージであり、出力
は、高いカラー勾配が高い値(255近く)として表示
されかつ低いカラー勾配が低い値(0近く)として表示
される2つのカラー勾配の8ビットマップである。ある
マップは図14に表わされるように勾配(カラー)等級
を規定し、かつ他のマップは図15に表わされるように
勾配(カラー)方向を規定する。エッジ検出およびマル
チスペクトルイメージのための手順は既知であり、好ま
しい手順はグラフのモデルおよびイメージ処理(Graphi
calModels and Image Processing )、No.1、1
月、頁40−51(1991年)にアルドクマニ(Aldo
Cumani )により説明されたものである。
【0051】空間周波数の計算がそれから実行され(ブ
ロック91)、選択されたサーチ領域の方向変化の密度
を決定する。つまり選択されたサーチ領域における単位
エリア当りのエッジの数が数えられて、その結果が予め
規定されたしきい値と比べられる(ブロック92)。も
し空間周波数が予め規定されたしきい値よりも高くない
場合(以下により特定的に説明されるように)、それぞ
れのサーチ領域において境界セグメントを見つけるため
に発見的サーチが実行され、他方もし空間周波数が(た
とえば人間の微細な髪の毛を含むサーチ領域において起
り得るように)予め規定された値より高い場合、境界セ
グメントを決定するための普通の手順はおそらく失敗に
終り、それゆえ境界セグメントよりむしろラスタパッチ
がそれぞれの領域で作成される(図17)。前述の動作
は図16に絵画的に例示される。
【0052】図6に表わされるように空間周波数が予め
規定された値より高くないことがわかるとき(ブロック
92)、サーチ領域における境界セグメントは以下のよ
うに作成される。まず勾配データ動作に対して極限抑制
が実行され(ブロック93)、強いエッジのみを作成す
るためにしきい値より低いエッジを抑制する。細線化動
作がそれから勾配データに実行され(ブロック94)、
それから徹底的な最小コストサーチが1画素幅エッジセ
グメントを作成するために実行される(ブロック9
5)。後者の目的のためショウーシュ(Shou−Sh
u)アルゴリズム(たとえば1画素幅エッジ検出、パタ
ーン認識、22巻、jjNo.6、頁665−673、
1989年に記載されたように)が使用され得、しかし
ながら粗マスクベクトルのガイドラインを重み付けコス
ト関数の部分として使用するのが望ましい。
【0053】エッジセグメントはそれから結ばれ(ブロ
ック96)、それから多角形の近似化が境界セグメント
を作成するために実行される(ブロック97)。この動
作を実行するのに適当なアルゴリズムはウォール(Wal
l)とダニエルソン(Danielson )によるコンピュータ
視点、グラフおよびイメージ処理(Computer Vision, G
raphics and Image Processing)28、220−227
(1984年)で説明されたものである。出力はこのよ
うに多角形ベクトルデータである。
【0054】他方もし選択されたサーチ領域が高い空間
周波数を有することがわかったら(ブロック92)、境
界セグメントよりむしろラスタパッチが作成される。そ
のような場合、しきい値は、たとえばキトラー(Kittle
r )とイリングワーク(Illingworth )とのアルゴリズ
ムによってコンピュータ視点、グラフおよびイメージ処
理30、125−145(1985年)に現われる簡単
なイメージ統計に基づくしきい値選択(Threshold Sele
ction Based on a Simple Image Statistic )に説明さ
れるように、単純なイメージ統計により計算される(ブ
ロック98)。
【0055】しきい値がこのように計算された後、ラス
タパッチがしきい値からのカラー距離に従って計算され
る(ブロック99)。
【0056】このように図6のフローチャートにより例
示されるプロセッサの出力はエッジセグメントを規定す
るチェーンコードかまたはラスタパッチを規定するラス
タ説明かのどちらかであることがわかるであろう。この
データは図17−19に例示される図に従った複数ビッ
トマスクを作り出すために処理され得る。
【0057】このように図17と18とはつまり異なっ
た透明度レベルを表示する8ビット(または複数ビッ
ト)のエッジセグメントを作り出すためのエッジセグメ
ントの処理を例示する。この場合エッジセグメントにお
ける各画素は見つけられたエッジセグメントからの空間
距離に従って、複数ビット値が割当てられる。
【0058】図19はラスタパッチを表示する境界セグ
メントから複数ビットマップを作成する態様を例示す
る。この場合ラスタパッチにおける各画素は計算された
しきい値からのカラー距離に従って複数ビット値を割当
てられる。
【0059】このように図6のフローチャートによって
例示される動作の出力は、予め規定されたしきい値と同
じかそれより低い空間周波数を有するサーチ領域にはベ
クトルデータであり、かつ予め規定された値より高い空
間周波数を有するサーチ領域にはラスタデータであるこ
とがわかるであろう。ベクトルデータおよびラスタデー
タは図5のブロック84によって示されるように組合わ
されたラスタマスクを作成するためにラスタフォーマッ
トに変換される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実行するための装置のある形
式を例示するブロック図である。
【図2】この発明に従って実行されるべき全体のプロセ
スを例示するブロック図である。
【図3】この発明の方法に従ったワークフローを例示す
るブロック図である。
【図4】全体のプロセスのフローチャート図である。
【図5】図4のフローチャートにおけるサーチ領域選択
動作のフローチャート図である。
【図6】図4のフローチャートにおける境界セグメント
サーチ動作を例示するフローチャート図である。
【図7】この発明に従って微細マスクを作成する一例を
絵画的に例示する図である。
【図8】外挿の場合にサーチ領域選択手順を説明するの
に役立つ図である。
【図9】外挿の場合にサーチ領域選択手順を説明するの
に役立つ図である。
【図10】3種類の内挿の場合におけるサーチ領域選択
手順を説明するのに役立つ図である。
【図11】3種類の内挿の場合におけるサーチ領域選択
手順を説明するのに役立つ図である。
【図12】3種類の内挿の場合におけるサーチ領域選択
手順を説明するのに役立つ図である。
【図13】境界セグメントを作成するために画像データ
を処理するための発見的な手順を説明するのに役立つ絵
画的例示の図である。
【図14】境界セグメントを作成するために画像データ
を処理するための発見的な手順を説明するのに役立つ絵
画的例示の図である。
【図15】境界セグメントを作成するために画像データ
を処理するための発見的な手順を説明するのに役立つ絵
画的例示の図である。
【図16】境界セグメントを作成するために画像データ
を処理するための発見的な手順を説明するのに役立つ絵
画的例示の図である。
【図17】マスクを準備するための説明された方法にお
ける複数ビットマスク計算手順を説明するのに役立つ図
である。
【図18】マスクを準備するための説明された方法にお
ける複数ビットマスク計算手順を説明するのに役立つ図
である。
【図19】マスクを準備するための説明された方法にお
ける複数ビットマスク計算手順を説明するのに役立つ図
である。
【符号の説明】
2 ディスク 4 フレームバッファ 6 ビデオプロセッサ 8 モニタ 10 ワークスペースバッファ 12 タブレット 14 デジタイザ 16 中央処理装置 20 粗マスク 21 ユーザが規定可能な粗マスク 22 ユーザが規定可能な興味ある領域 23 インタシステムマスク 24 自動マスク装置 25 低解像度マスク 26 密度粗マスク 34 微細マスク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の残りの部分から切離すべく、興味
    あるエリアの画像上の境界の微細マスクを準備する方法
    であって、 (a)記憶手段に画像と興味あるエリアの近似の境界を
    規定する粗マスクとのデジタル化された表示をストアす
    るステップと、 (b)粗マスク上の一点から始まる予め定められた形状
    の第1のサーチ領域を選択するステップと、 (c)選択されたサーチ領域内の画像データを記憶手段
    から引出し、前記引出された画像データを処理してサー
    チ領域内の境界部分を表わす境界セグメントを識別する
    ステップと、 (d)次のサーチ領域の位置を、先のサーチ領域におい
    て識別された境界セグメントの方向において先のサーチ
    領域から外挿により選択するステップと、 (e)前記次のサーチ領域内の画像データを記憶手段か
    ら引出し、前記引出された画像データを処理して前記次
    のサーチ領域内の境界の位置を表わす次の境界セグメン
    トを識別するステップと、 (f)動作(d)および動作(e)を繰り返し、次のサ
    ーチ領域を外挿により連続的に選択し、そこでの境界セ
    グメントを見つけるステップとを含み、それは次のサー
    チ領域が第1のサーチ領域に合致するまでかまたは境界
    セグメントがサーチ領域において見つからないという条
    件に遭遇するまで行なわれ、その場合次のサーチ領域は
    先のサーチ領域と粗マスクによって規定された近似の境
    界上の最も近い点との間で内挿により選択される、方
    法。
  2. 【請求項2】 動作(d)および動作(e)は境界セグ
    メントが粗マスクによって規定された近似の境界から予
    め定められた距離内のサーチ領域において見つからない
    という第2の条件に遭遇するまで、動作(f)ごとに繰
    り返され、その場合次のサーチ領域もまた前記第1の条
    件に遭遇するときと同じ態様の内挿により選択される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 動作(d)および動作(e)は境界セグ
    メントが粗マスクによって規定された近似の境界から予
    め定められた角度内のサーチ領域において見つからない
    という第3の条件に遭遇するまで動作(f)ごとに繰返
    され、その場合次のサーチ領域もまた前記第1の条件に
    遭遇するときと同じ態様の内挿により選択される、請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 サーチ領域の位置が内挿により選択され
    るたびに境界セグメントを見つけるためのサーチ領域は
    前記予め定められたサイズを越えて、サイズにおいて拡
    大される、請求項1−3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 サーチ領域の位置が内挿により選択され
    るたびに境界セグメントを見つけるためのサーチ領域は
    前記予め定められたサイズを越えて、サイズにおいて倍
    にされる、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 すべての境界セグメントをラスタフォー
    マットに変換するさらなるステップを含む、請求項1−
    5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 サーチ領域が選択されるとき、選択され
    たサーチ領域内の画像内容が予め規定された値より高い
    空間周波数であるかどうかを判断するために検査が実行
    され、もしそうであるなら、境界セグメントよりむしろ
    ラスタパッチがそれぞれのサーチ領域において作成さ
    れ、動作(f)の後前記ラスタパッチはすべての見つけ
    られた境界セグメントとともにラスタフォーマットに変
    換される、請求項1−5のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 画像の残りの部分から切離すべく興味あ
    るエリアの画像上の境界の微細マスクを準備するための
    装置であって、 画像および興味あるエリアの近似の境界を規定する粗マ
    スクのデジタル化された表示をストアするための記憶手
    段と、 粗マスク上の一点から始まる予め定められた形状の第1
    のサーチ領域を選択するための選択手段と、 以下の動作を実行するためにプログラムされたデータプ
    ロセッサ手段とを含む装置であり、その動作は (1)選択されたサーチ領域内の画像データを記憶手段
    から引出し、前記引出された画像データを処理してサー
    チ領域内の境界部分を表わす境界セグメントを識別する
    ステップと、 (2)次のサーチ領域の位置を先のサーチ領域において
    識別された境界セグメントの方向において先のサーチ領
    域から外挿により選択するステップと、 (3)前記次のサーチ領域内の画像データを記憶手段か
    ら引出し、前記引出された画像データを処理して前記次
    のサーチ領域内の境界の位置を表わす次の境界セグメン
    トを識別するステップと、 (4)動作(2)と動作(3)とを繰り返し、次のサー
    チ領域を外挿により連続的に選択し、そこでの境界セグ
    メントを見つけるステップとを含み、それは次のサーチ
    領域が第1のサーチ領域に合致するまでかまたは境界セ
    グメントがサーチ領域において見つからないという条件
    に遭遇するまで行なわれ、その場合次のサーチ領域は先
    のサーチ領域と粗マスクにより規定された近似の境界上
    の最も近い点との間で内挿によって選択される、装置。
  9. 【請求項9】 動作(2)および動作(3)を、境界セ
    グメントが粗マスクにより規定された近似の境界から予
    め定められた距離内のサーチ領域において見つからない
    という第2の条件に遭遇するまで、動作(4)ごとに繰
    り返し、その場合次のサーチ領域もまた前記第1の条件
    に遭遇するときと同じ態様の内挿により選択されるよう
    に、前記データプロセッサが予めプログラムされる請求
    項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 動作(2)および動作(3)を、境界
    セグメントが粗マスクにより規定された近似の境界から
    予め定められた角度内のサーチ領域において見つからな
    いという第3の条件に遭遇するまで、動作(4)ごとに
    繰り返し、その場合次のサーチ領域もまた前記第1の条
    件に遭遇するときと同じ態様の内挿により選択されるよ
    うに、前記データプロセッサが予めプログラムされる、
    請求項9に記載の装置。
JP32453192A 1991-12-06 1992-12-04 画像の残りの部分から切離すべく、興味あるエリアの画像上の境界の微細マスクを準備する方法および装置 Withdrawn JPH05250472A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IL10025691A IL100256A (en) 1991-12-06 1991-12-06 Apparatus and method for preparing picture masks
IL100256 1991-12-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05250472A true JPH05250472A (ja) 1993-09-28

Family

ID=11063138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32453192A Withdrawn JPH05250472A (ja) 1991-12-06 1992-12-04 画像の残りの部分から切離すべく、興味あるエリアの画像上の境界の微細マスクを準備する方法および装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5355446A (ja)
EP (1) EP0545849A2 (ja)
JP (1) JPH05250472A (ja)
IL (1) IL100256A (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5542052A (en) * 1991-03-04 1996-07-30 Adobe Systems Incorporated Applying traps to a printed page specified in a page description language format
US5758181A (en) * 1996-01-22 1998-05-26 International Business Machines Corporation Method and system for accelerated presentation of segmented data
US6317128B1 (en) 1996-04-18 2001-11-13 Silicon Graphics, Inc. Graphical user interface with anti-interference outlines for enhanced variably-transparent applications
US6118427A (en) * 1996-04-18 2000-09-12 Silicon Graphics, Inc. Graphical user interface with optimal transparency thresholds for maximizing user performance and system efficiency
US5805170A (en) * 1996-05-07 1998-09-08 Microsoft Corporation Systems and methods for wrapping a closed polygon around an object
JP3679512B2 (ja) 1996-07-05 2005-08-03 キヤノン株式会社 画像抽出装置および方法
US6453069B1 (en) 1996-11-20 2002-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Method of extracting image from input image using reference image
JPH10191020A (ja) * 1996-12-20 1998-07-21 Canon Inc 被写体画像切出し方法及び装置
US5872573A (en) * 1996-12-30 1999-02-16 Barlo Graphics N.V. Method and system for improving legibility of text and graphic objects laid over continuous-tone graphics
GB2370737B (en) * 2000-10-06 2005-03-16 Canon Kk Image processing apparatus
US7003061B2 (en) 2000-12-21 2006-02-21 Adobe Systems Incorporated Image extraction from complex scenes in digital video
US20030063800A1 (en) * 2001-10-03 2003-04-03 Tiger Color Inc. Image processing method for deleting background from picture in digital image representation
US6912309B2 (en) * 2003-03-06 2005-06-28 Lockheed Martin Corporation Method and system for identifying objects in an image
US7242415B1 (en) 2004-02-25 2007-07-10 Adobe Systems Incorporated Processing illustrations using stored information
EP1575297B1 (en) * 2004-03-11 2012-06-20 Istituto Superiore Mario Boella sulle Tecnologie dell'Informazione e delle Telecomunicazioni Method and apparatus for edge-based image encoding and decoding
US7777758B2 (en) * 2006-10-10 2010-08-17 Adobe Systems Incorporated Automatic trapping of drop shadows
US8660305B2 (en) * 2011-10-11 2014-02-25 Technische Universitaet Ilmenau Method and apparatus for removing a visual object from a visual data stream

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140684A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Omron Tateisi Electronics Co 輪郭追跡装置
US4849911A (en) * 1986-09-25 1989-07-18 Modern Body And Engineering Corp. Method for imputting data to a computer aided design system
JPH0616169B2 (ja) * 1987-01-23 1994-03-02 大日本スクリ−ン製造株式会社 画像輪郭線デ−タ作成装置
US5038291A (en) * 1989-04-03 1991-08-06 General Electric Company Computerized ply pattern generation
JP2932193B2 (ja) * 1989-11-08 1999-08-09 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 図形処理装置
US5048099A (en) * 1990-05-21 1991-09-10 Eastman Kodak Company Polygon-based method for automatic extraction of selected text in a digitized document

Also Published As

Publication number Publication date
IL100256A (en) 1997-01-10
US5355446A (en) 1994-10-11
EP0545849A2 (en) 1993-06-09
EP0545849A3 (ja) 1994-04-13
IL100256A0 (en) 1992-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5355446A (en) Method and apparatus for preparing picture masks
EP0532823B1 (en) Method and apparatus for detecting the contour and separating a given subject from an image
US6560361B1 (en) Drawing pixmap to vector conversion
US6714689B1 (en) Image synthesizing method
US5247583A (en) Image segmentation method and apparatus therefor
EP0693738A2 (en) Method and apparatus for generating color image mask
JPH10302059A (ja) データ解像度増加方法
JPH04282781A (ja) カラー画像において輪郭を形成するための方法および装置
US5214718A (en) Scan-in polygonal extraction of video images
US5119440A (en) Method and apparatus for preparing picture masks and for digitizing line edges
US6728407B1 (en) Method for automatically determining trackers along contour and storage medium storing program for implementing the same
JP2003162718A (ja) 画像処理方法及びプログラム
JPH0830787A (ja) 画像領域分割方法及び画像領域統合方法
JPH07129762A (ja) 素描風画像生成装置
JP2634126B2 (ja) グラフィックス表示方法および装置
JPH07334648A (ja) 画像処理方法及びその装置
EP0263584A2 (en) Scan-in polygonal extraction of video images
JPS62204379A (ja) 画像処理方法
JPH0877336A (ja) 領域抽出方法
JPH0614339B2 (ja) 画像の修正方法
JPH09138854A (ja) 画像の領域抽出方法及び装置
JPH06162180A (ja) 領域抽出方式
JP3302855B2 (ja) 領域抽出方法および装置
JP3449836B2 (ja) 画像切り抜き方法及び装置
JPH06243178A (ja) 画像検索方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000307