JPH0614339B2 - 画像の修正方法 - Google Patents

画像の修正方法

Info

Publication number
JPH0614339B2
JPH0614339B2 JP59080184A JP8018484A JPH0614339B2 JP H0614339 B2 JPH0614339 B2 JP H0614339B2 JP 59080184 A JP59080184 A JP 59080184A JP 8018484 A JP8018484 A JP 8018484A JP H0614339 B2 JPH0614339 B2 JP H0614339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
background
boundary line
blurring
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59080184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60225280A (ja
Inventor
文伸 古村
友一 北爪
亘男 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP59080184A priority Critical patent/JPH0614339B2/ja
Publication of JPS60225280A publication Critical patent/JPS60225280A/ja
Publication of JPH0614339B2 publication Critical patent/JPH0614339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は写真等画像の計算機処理に係り、特に画像中の
対象物の背景を簡単な対話処理により抽出し、背景のボ
カシを迅速かつ、ボカシ強度を対話的に調整しつつ処理
するのに好適な画像の修正方法に関する。
〔発明の背景〕
従来、写真等画像中の特定領域たとえば背景等のボカシ
は、第1の方法として印画紙に焼きつける段階でおこな
う方法がある。これは、ぼかしたい部分以外の領域のみ
を印画紙上で覆いをかぶせてしまい、この上からピンボ
ケにした写真を焼きつける。次に、ボカシたい部分の領
域に覆いをかぶせ、この上にピントを合わせた写真を焼
きつけるという段階を踏んだ方法である。第2の方法と
しては、印画紙に焼きつけられた後で修正をおこなう方
法である。これは、エアブラシを用いて、写真の背景の
部分のみに絵の具を吹き付けてぼかす方法である。
上記2方法は、熟練を要し、しかも処理に多大の人手と
時間を必要とする上、失敗の可能性も高かつた。また、
計算機を用いて行う処理として、エアブラシの機能を備
えたものがあるが、この方法では、ある特定の明度レベ
ルを画像上の位置に対し飛び飛びにこのレベル値を代入
して行うため、明度レベルの選定が難しく、しかも、印
画紙修正時に用いたエアブラシと同様、操作が面倒であ
るため、画像のボカシにエアブラシを用いるのは不適当
である。
以上のごとく従来法では、画像中の特定領域から簡単か
つ迅速に、しかも最適なボカシ処理画像を対話的に作成
することは、不可能であつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、熟練の要る写真修正を、人間の簡単な
指示に従つて計算機が画像中の特定領域にボカシ処理を
的確に行なうことにより、迅速かつ最適なボカシ処理画
像を得る方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
ここで本発明で用いる画像中の特定領域ボカシ処理の原
理について説明する。まず、第1図の原画像から対象物
(人物等)1の切り出しを行ない背景2のみの画像(第
2図参照)を得、この背景画像に平滑化を施こす空間フ
イルタをかけて、ぼかした背景3を持つ画像(第3図参
照)を作成する。この時、空間フイルタのマスクの大き
さや、荷重のパラメータを変更さらには、フイルタを繰
り返しかけることによりボケの強さの程度を自由に設定
できる。上記処理を施した背景画像に切り取つた対象物
1を組み込み所望の画像(第4図参照)を得る。ただ
し、ぼかした背景画像に対象物を組み込んだだけでは切
り出しの境界線上の部分4や、対象物内部に含まれてい
る細部5などボカシが施されていない。このため、前者
の場合は、対象物を背景に組み込む時に境界線に隣接し
ているいくつかの画素にローパスフイルタをかけて平滑
化を行ない境界線をぼかす。後者の場合は、領域を小さ
く限定したローパスフイルタを、モニタを見ながら対話
的にぼかす位置を決め処理して行くことにより、細部の
ボカシ処理を加えて第5図のように求める画像が得られ
る。
以上、本発明は、対話型式により原画像から対象物の切
り出しを行なうことにより任意の強さのボカシを背景に
施すことが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図を用いて詳細に説明する。
第6図は本発明による画像処理を行う装置の全体構成図
である。対象画像6はドラムスキヤナ等の画像入力装置
7によりAD変換されたのち中央処理装置8を介し記憶
装置10に格納される。格納された画像はコンソール9
よりの指令により画像デイスプレイ11に表示される。
操作者である人間は、この表示画像を見ながら、トラツ
クボール等の座標入力装置12を操作し対象物画像中の
着目領域の輪郭線の複数の代表点を指示する。
この代表点の指示については、第7図に示す画像デイス
プレイ装置11により実現される。まず、座標入力装置
12により入力された座標に従い、カーソル発生装置1
7は、DA変換装置18を介しCRTモニタ19の指示
された座標上にカーソルを表示する。一方中央処理装置
8から送られてきた画像データは画像メモリ16に格納
され、DA変換装置18によりCRTモニタ19に表示
される。このときカーソルは画像上に重ねて表示され
る。操作者はモニタ19上のカーソルの表示を見て座標
入力装置12を操作し、これを所望の位置にもつてい
き、設定できたならば、座標入力装置12に装着した指
令スイツチ15より指令をデイスプレイ装置11に送
る。カーソル発生装置17はその指令を受け取り、座標
値を中央処理装置8に送る。以上の操作を人間が次々と
繰り返し輪郭線の複数個の代表点を指定して行きこれに
対応する画素座標が中央処理装置8に与えられる。
次に上記指示された代表点の連続するものを直線で結
び、これを抽出領域と背景との境界線とする。
次にこの境界線データを用いて中央処理装置8は対象画
像の各画素について抽出領域の内部であるか否かを判定
する。内部の画素については原画像の画素強度値をその
まま別の画像メモリ20に格納する。これにより原画像
から着目領域の切り出しが行なわれたことになる。
次に、背景画像のボカシ処理について説明する。まず、
対象画像から着目領域の切り出し処理を済ませた後、画
像メモリ16に格納してある対象画像の画像データを中
央処理装置8に取り込み、ボカシ処理を施して行き、処
理された画像は画像メモリ16に再び格納される。ま
た、この画像はDA変換装置18を介してCRTモニタ
19に表示される。この表示された画像を人間が見て、
ボカシの強弱を判断し、最適なボカシ強度となるまで上
記操作を繰り返す。
ここで、ボカシ処理は、ローパスフイルタを用いて画像
の平滑化を行なう処理である。画像の強度をx(i,
j)、ただし(i,j)は画素座標とする。この時求め
たい画素座標(i′,j′)の平滑画素値(i′,
j′)は、 なるマスク処理にて求まる。ただし、MはM×Mのマス
クの大きさを指定するパラメータであり、W(k,l)
は重みである。従つて、マスクのサイズMを大きく設定
することにより、平滑化の強度も強まり、さらに、重み
W(k,l)の設定によつても平滑化の強度を操作する
ことが可能である。このため、空間フイルタであるマス
クの大きさMと、重みW(k,l)をパラメータとし
て、コンソール9より入力し、ボカシ強度を設定してい
る。
以上、ボカシ処理を施し、最適な背景のボカシ画像が得
られたならば、切り出しを行なつた時の境界線データを
用いて中央処理装置8は、境界線内部であるならば、切
り出し画像データの格納してある画像メモリ20の画素
デーダを、外部であるならば、ボカシ処理を施した画像
の格納してある画像メモリ16の画素データを取り出す
処理を施し1枚の画像を合成し、画像メモリ16に格納
する。
次に、合成された画像をCRTモニタ19に表現し、境
界線上4や細部5のボカシを、CRTモニタ19を見な
がら、座標入力装置12を操作してボカス位置を選定
し、設定された座標位置の画素について(1)式と同様の
平滑化マスク処理を施こす。これより境界線や、細部の
ボカシができる。
以上の操作を行なうことにより、求める背景ボカシ画像
が得られる。これらの操作手順のフローを第8図に示
す。
以上のべた実施例では、境界線の指定を人手で行なつた
が、次のようにして半自動的に境界線を抽出することも
できる。
指定領域の切り出しは、直線近似により、オペレータが
モニタを見ながら切り出しを行なつた後、上記ボカシ処
理を行うことも可能であるが、ここでは、オペレータ
が、指定領域の粗輪郭上のいくつかの点を指定するだけ
であとは、計算機が自動的に領域境界を検出する方法に
ついて説明する。
第9図が対象とする原画像27とする。特定領域(対象
物29)を原画像27から抽出するためには、対象物2
9と背景28との境界である第10図に示す輪郭線30
が得られれば、これを用いて原画像の各画素が輪郭線3
0の内部にあるか否かの判定により、対象物29を抽出
することができる。また逆に、切り出した対象物を元の
原画像の位置に組み込む場合も、この輪郭線30の位置
データで判定して行う。従つてこの輪郭線30の抽出方
法について説明する。第11図に示すごとく原画像27
の中で着目領域の輪郭上の代表点を複数個、人間が指示
する。これを31−1,31−2,……31−n(全体
でn個)とする。この指示は、以下に述べる計算機によ
る輪郭線自動抽出処理の入力となるものであり、必らず
しも高い指示精度は要求されない。次に上記指示された
代表点の連続するものの間を計算機が直線32で結ぶ。
これを粗輪郭線と呼ぶ。次にこの粗輪郭線32上の各画
素について、以下の処理を行なう。代表点33を例にと
つて説明する。
点33において粗輪郭線32に直交する検査線分34を
考える。線分34の端点35,36間の画素数lは所定
の値をとる。この線分34の上で各画素の強度を、次の
ようにして検査し、正しい輪郭点すなわち、着目領域と
背景との境界線上にある点37を検出する。
第12図は線分34上の画素の強度変化を示す。この例
では着目領域121の画素強度が大きく(すなわち明る
く)、背景領域122の強度が小さい(すなわち暗
い)。したがつて2領域の境界点は画素強度から点37
であることがわかる。この点は第13図に示すごとく、
第12図の強度変化の線分34方向の微分値の絶対値が
最大となる点として求められる。
以上の処理を粗輪郭線32上の各画素点33について行
なつて得られた点37をつなぐことにより所望の輪郭線
が得られる。この時、粗輪郭線32上のすべての点につ
いて上記の操作を行う必要はなくある間隔ごとに輪郭点
を求めていつてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、背景のボカシ処理の操作が簡単に、し
かも、所望しているボカシ強度をモニタを見ながら適切
に指定できるので、従来の熟練者のみが時間をかけて行
なつていたボカシ処理等の写真画像処理のコスト低減効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は処理対象画像、第2図は対象物抽出後の背景画
像、第3図は背景画像にボカシ処理を施した画像、第4
図は背景ボカシ画像に抽出領域を組込んだ画像、第5図
は完成画像、第6図は画像処理装置の全体構成図、第7
図は画像デイスプレイの構成図、第8図は背景ボカシ処
理のフローチヤート、第9図は処理対象画像、第10図
は第9図の輪郭線、第11図は輪郭線の自動抽出方法を
示す図、第12図は線分34の画素強度分布図、第13
図は第12図の微分値を示す図である。 1……対象物、2……背景、3……ぼかした背景、4…
…境界線、5……ボカシ処理が未処理の部分、6……入
力画像、7……画像入力装置、8……中央処理装置、9
……コンソール、10……記憶装置、11……画像デイ
スプレイ装置、12……座標入力装置、13……画像出
力装置、14……出力画像、15……スイツチ、16…
…画像メモリ、17……カーソル発生装置、18……D
A変換装置、19……CRTモニタ、20……画像メモ
リ、27……原画像、28…背景、29……対象物、3
0……輪郭線、31……代表点、32……粗輪郭線、3
3……粗輪郭線上の点、34……検査線分、37……輪
郭点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力装置と出力装置と処理装置とから
    成る画像処理システムに於て、入力された画像中の対象
    物と該対象物の背景領域との境界線により背景領域を指
    定し、指定された背景領域に限って所望の空間フィルタ
    を施こすことを特徴とする画像の修正方法。
  2. 【請求項2】上記背景領域を指定する処理は、あらかじ
    め上記境界線を粗く指定する処理と、粗く指定した境界
    線を用いて、画像強度の変化率から背景領域の境界線を
    検出する処理と、該検出した境界線から背景領域を精密
    かつ半自動的に指定する処理とからなる第1項記載の画
    像の修正方法。
JP59080184A 1984-04-23 1984-04-23 画像の修正方法 Expired - Lifetime JPH0614339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59080184A JPH0614339B2 (ja) 1984-04-23 1984-04-23 画像の修正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59080184A JPH0614339B2 (ja) 1984-04-23 1984-04-23 画像の修正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60225280A JPS60225280A (ja) 1985-11-09
JPH0614339B2 true JPH0614339B2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=13711276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59080184A Expired - Lifetime JPH0614339B2 (ja) 1984-04-23 1984-04-23 画像の修正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614339B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182977A (ja) * 1986-02-07 1987-08-11 Casio Comput Co Ltd イメ−ジデ−タのソフトフオ−カス方式
JPS6488884A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Fujitsu Ltd System for controlling color mixing processing
JP2856229B2 (ja) * 1991-09-18 1999-02-10 財団法人ニューメディア開発協会 画像切り出し箇所検出方法
CN105141858B (zh) * 2015-08-13 2018-10-12 上海斐讯数据通信技术有限公司 照片背景虚化系统及其方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814270A (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 Fuji Photo Film Co Ltd 画像走査記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60225280A (ja) 1985-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1412920B1 (en) A general purpose image enhancement algorithm which augments the visual perception of detail in digital images
US6738527B2 (en) Image processing apparatus, an image processing method, a medium on which an image processing control program is recorded, an image evaluation device, and image evaluation method and a medium on which an image evaluation program is recorded
DE69330895T2 (de) Farbbildverarbeitungsverfahren
EP0986896B1 (en) Color transformation system based on target color image
US6741753B1 (en) Method and system of local color correction using background liminance masking
US5568595A (en) Method for generating artificial shadow
DE69735181T2 (de) Verfahren und Vorrichtung für virtuelle Architektur
JP2002044473A (ja) 画像処理方法、画像処理装置および画像処理方法を実行するプログラムを記録した記録媒体
US5355446A (en) Method and apparatus for preparing picture masks
DE69713977T2 (de) Verfahren und Gerät zur Retuschierung eines digitalen Farbbildes
US6115078A (en) Image sharpness processing method and apparatus, and a storage medium storing a program
JPH10198803A (ja) 濾波方法および濾波装置
JP2005141477A (ja) 画像鮮鋭化処理方法とこの方法を実施する画像処理装置
JPH1091761A (ja) 画像処理装置
JPH0614339B2 (ja) 画像の修正方法
JP3492151B2 (ja) 画像のシャープネス処理方法及びその装置並びにプログラムを記録した記憶媒体
EP0814429A2 (en) An image processing system
JP2005063022A (ja) ノイズ画素マップ作成方法とその方法を実施する装置とプログラム及び写真プリント装置
JP2005038119A (ja) 画像処理装置および方法
JP3413778B2 (ja) 画像処理装置
JP3473832B2 (ja) ディジタル画像の自動補正方法及びそのシステム
JP4345027B2 (ja) 画像処理プログラムおよび画像処理装置
JP3066919B2 (ja) 画像処理方法及びこれを用いたシステム
JPS60169977A (ja) 画像領域切出し方式
JPH0341571A (ja) 画像処理方法および装置