JPH0812692B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0812692B2
JPH0812692B2 JP61251951A JP25195186A JPH0812692B2 JP H0812692 B2 JPH0812692 B2 JP H0812692B2 JP 61251951 A JP61251951 A JP 61251951A JP 25195186 A JP25195186 A JP 25195186A JP H0812692 B2 JPH0812692 B2 JP H0812692B2
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裕行 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデジタル画像の切り抜き合成を行う画像処理
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、デジタル画像処理技術の進展に伴つて、デジタ
ル画像の1部(以降、被写体領域という)をデジタル処
理により切り抜いて、他の背景画像と合成する切り抜き
合成処理が行われている。これは画像データをデジタル
で入力してデイスプレイに表示し、デジタイザ等の座標
入力装置によりデイスプレイ上で被写体領域の境界をな
ぞり、被写体領域のマスクを作る。そしてこのマスクの
内側の画像を背景となる他の画像データに合成すること
により得られる。この合成処理の後、背景と被写体の違
和感をなくす為に、境界領域をボカしていく作業が必要
となる。これはデジタイザによつてデイスプレイ上の境
界領域を指示し、指示された部分の近傍画素の色の値に
対し、平滑化処理を行うものである。
[発明が解決しようとする問題点] このように合成画面における境界領域の平滑化処理
は、手作業による指示で行なわれる為、作業者に労力を
要求し、ある程度の熟練を要するという問題があつた。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、合成画
像における境界領域の形状に影響されることなく、境界
領域に対してボカシ処理を行うことができる画像処理装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は以
下のような構成を備える。即ち、 第1の画像情報の所定領域を指示する指示手段と、 前記指示手段により指示された前記所定領域に応じた
マスクデータを作成して記憶する記憶手段と、 第2の画像情報を前記マスクデータによりマスクして
前記第1の画像情報の所定領域と合成する合成手段と、 前記マスクデータの拡大及び縮小を行い、当該拡大し
たマスクデータと縮小したマスクデータとの排他的論理
和をとって前記所定領域の境界領域を求める演算手段
と、 前記合成手段により合成された前記第1と第2の画像
情報の内、前記演算手段により求められた前記境界領域
に対応する画像情報を平滑化する平滑化手段とを備え
る。
[作用] 以上の構成において、第1の画像情報の所定領域を指
示すると、その指示された所定領域に応じたマスクデー
タを作成して記憶手段に記憶し、第2の画像情報を、そ
のマスクデータによりマスクして第1の画像情報の所定
領域と合成する。マスクデータの拡大及び縮小を行い、
当該拡大したマスクデータと縮小したマスクデータとの
排他的論理和をとって前記所定領域の境界領域を求め、
合成された前記第1と第2の画像情報の内、演算手段に
より求められた前記境界領域に対応する画像情報を平滑
化する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
[画像処理装置の説明(第1図)] 第1図は本発明の一実施例の画像処理装置の構成図で
ある。
図中、1はTVカメラやスキヤナ等を備えた画像入力部
で、原稿画像を光電的に読取つてA/D変換されたデジタ
ル画像データをCPU2に入力する。2はROMに格納された
プログラムに従つて装置全体の制御を行う中央処理装置
(CPU)で、他にワークエリアとしてのRAM等を備えてい
る。3は画像入力部1より入力したデジタル画像データ
を格納する画像メモリで、被写体領域を格納する画像メ
モリ31と、背景画像を格納する画像メモリ32とを含んで
いる。4はCRT6の画面上でカーソル等により位置指定を
行つて座標値を入力する、例えばデジタイザ等の座標入
力部である。
5は画像メモリ31の被写体領域に対応するマスク情報
を格納するマスクメモリで、“1"が画像データを有効に
する領域で、“0"は画像データを無効にする領域を示
し、マスクを収納する部分の他に、マスクデータの拡大
縮小等に使用するワークメモリ51、52を備えている。6
はモニタテレビ等のCRTで、必要に応じて画像メモリ3
の画像データやマスクメモリ5の内容、更には座標入力
時の座標入力位置を示すカーソル等を表示する。7はプ
リンタやフイルムレコーダ等の画像出力部で、画像メモ
リ3で合成された画像データの出力を行う。
[切り抜き合成処理の説明(第2図〜第11図)] 第2図は本実施例の切り抜き合成処理のフローチヤー
トで、本プログラムはCPU2のROMに格納されている。
本プログラムは画像入力部1、あるいは座標入力部4
よりの切り抜き合成指示によつて開始され、まずステツ
プS1で例えば第3図に示す様な被写体画像30を画像入力
部1により読み取り、デジタル画像データとして入力す
る。ステツプS2では被写体画像30のデジタル画像データ
を画像メモリ31に格納する。次にステツプS3で例えば第
4図に示すような背景画像40を画像入力部1により読み
取り、デジタル画像データとして入力して、ステツプS4
で画像メモリ32に格納する。ステツプS5では画像メモリ
31に格納されている被写体画像30をCRT6に表示する。
ステツプS6、S7では、座標入力部4より指示された座
標値に対応するCRT6の画面上の位置にカーソルを表示
し、操作者がスタイラスペン等により、CRT6に表示され
た被写体画像30の被写体領域33の境界をカーソルで指示
する。このようにして座標入力部4により指示された境
界の各点が順次結ばれていき、被写体領域33の境界の指
示が終了すると、結ばれた線によつて被写体領域33を示
す閉領域が作成されたことになる。
次にステツプS8に進み、座標入力部4より閉領域の内
部の1点を指示して塗りつぶし(ペイント処理)を指示
する。これにより、第5図に示す様な被写体領域50が塗
りつぶされたマスクデータが作成されたことになる。こ
のマスクデータは被写体領域50の部分は“1"、その他の
部分は“0"のデータで構成され、マスクメモリ5に格納
される。
次にステツプS9に進み、マスクメモリ5のマスクデー
タと画像メモリ31の被写体画像データとの論理積を取
り、画像メモリ32の背景画像データとマスクデータを反
転したデータとの論理積との論理和をとることにより、
第6図に示す被写体領域33と背景画像40との合成画像60
が得られる。この合成画像データは画像メモリ32に格納
される。
ステツプS10ではマスクメモリ5のマスクデータに拡
大処理を行う。これは第7図に示す、注目画素70を中心
とする3画素×3画素のマトリクスを想定し、注目画素
70の周囲にある8個の画素のいずれかに“1"の画素があ
るときに、その注目画素70を“1"にする処理を行う。こ
れにより例えば第8図の80で示されたマスクデータが、
81で示されたマスクデータに拡大される。この拡大され
たマスクデータはワークメモリ51に格納される。
次にステツプS11ではステツプS10とは逆に、マスクメ
モリ5のマスクデータに縮小処理を行う。これは第7図
の画素マトリクスにおいて、注目画素70の周囲8個の画
素が全て“1"の場合のみ、その注目画素70を“1"にする
処理である。これにより、例えば第9図の90で示すマス
クデータは、91で示すマスクデータに縮小される。この
様にして縮小されたマスクデータはワークメモリ52に格
納される。
ステツプS12でワークメモリ51の拡大したマスクデー
タと、ワークメモリ52の縮小したマスクデータとの排他
的論理和を取る。これによりワークメモリ51とワークメ
モリ52の異なる部分、即ち、もとのマスクデータが1画
素分拡大された部分と、1画素分縮小された部分が“1"
となる、第10図に示す境界領域100のマスクデータが完
成したことになる。このマスクデータはワークメモリ51
に格納される。
次にステツプS13に進み、ステツプS9で作成された画
像メモリ32の合成画像データを画像メモリ31にコピー
し、ステツプS14で合成画像データに対し、第11図に示
す3画素×3画素の重みが全て“1"になる様なスムージ
ング処理を行う。これによつて、各画素は自分自身の値
と周囲8画素の値を足して平均化されたことになる。
次にステツプS15に進み、このスムージングをかけた
画像メモリ31の合成画像データと、マスクメモリ51に収
納された境界領域100のマスクデータとの論理積をと
り、これを画像メモリ32の合成画像データと合成するこ
とにより、境界領域100がスムージングされ、被写体画
像から背景画像になめらかに変化する合成画像データが
得られる。
尚、本実施例では境界の内外の2画素にボカシ処理を
行う様に説明したが、ボカシ領域のマスクを作る場合
に、例えば拡大処理と縮小処理を2回ずつ行なつて4画
素分の領域とした上で、3×3のスムージングではな
く、5×5のスムージングをかけた画像に合成すれば、
より広い領域に対してボカシ処理を行うことができる。
また本実施例では、合成された画像データ全体に対し
てスムージング処理を行ない、この画像データともとの
合成画像データとを再合成する様に説明したが、境界領
域を示すマスクデータに対応する画素にのみスムージン
グ処理を行うようにしても良いことはもちろんである。
以上説明したように本実施例によれば、画像合成処理
時における切り抜きの際作成したマスクを活用すること
により、従来、操作者が座標を指示しながら行つていた
ボカシ処理を、全く何の操作を必要とすることなく自動
的に行えるので、切り抜き合成処理を極めて簡単かつ高
速に行えるようになる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、合成画像におけ
る境界領域の形状に影響されることなく、境界領域に対
してボカシ処理を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画像処理装置の構成図、 第2図は本実施例の切り抜き合成処理のフローチヤー
ト、 第3図は被写体画像の1例を示す図、 第4図は背景画像の1例を示す図、 第5図は被写体画像の被写体領域のマスクデータを示す
図、 第6図は被写体画像と背景画像の合成画像を示す図、 第7図は注目画素を中心とする3×3画素マトリクスを
示す図、 第8図は拡大処理を示す図、 第9図は縮小処理を示す図、 第10図は境界領域のマスクデータを示す図、 第11図は平滑用の3×3画素マトリクスを示す図であ
る。 図中、1……画像入力部、2……CPU、3,31,32……画像
メモリ、4……座標入力部、5……マスクメモリ、6…
…CRT、7……画像出力部、30……被写体画像、33……
被写体領域、40……背景画像、50……被写体領域マスク
データ、51,52……ワークメモリ、60……合成画像、100
……境界領域である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の画像情報の所定領域を指示する指示
    手段と、 前記指示手段により指示された前記所定領域に応じたマ
    スクデータを作成して記憶する記憶手段と、 第2の画像情報を前記マスクデータによりマスクして前
    記第1の画像情報の所定領域と合成する合成手段と、 前記マスクデータの拡大及び縮小を行い、当該拡大した
    マスクデータと縮小したマスクデータとの排他的論理和
    をとって前記所定領域の境界領域を求める演算手段と、 前記合成手段により合成された前記第1と第2の画像情
    報の内、前記演算手段により求められた前記境界領域に
    対応する画像情報を平滑化する平滑化手段と、を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
JP61251951A 1986-10-24 1986-10-24 画像処理装置 Expired - Fee Related JPH0812692B2 (ja)

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