JPS61175863A

JPS61175863A - 画像合成方式

Info

Publication number: JPS61175863A
Application number: JP1695385A
Authority: JP
Inventors: Kenji Kawarai; 健二瓦井
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-01-31
Filing date: 1985-01-31
Publication date: 1986-08-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、情報処理システムにおけるデジタル画像処理
に係り、特に画像合成方式に関する。

デジタル画像の合成方式として、マスク画像を使用する
方式がある。

この合成方式において、２面の画像の一方の画像から、
マスク画像と同一領域の部分を切り出し、他方の画像か
ら、マスク画像の外の領域部分を切り出し、これらの切
り出した部分画像をはめ合わせることによって、１合成
画像を得る。

このようにして合成された画像は、両画像の境界線が明
瞭な線分として存在するために、不自然な画像になる場
合がある。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕第２図
は、画像合成システムの一構成例を示すブロック図であ
る。

適当な記憶装置から取り出した、画像Ａ情＠１）、画像
Ｂ情報２を、マスク画像情報３を使って合成するために
、画像Ａ情報１は画像切り出し部４、画像Ｂ情報２は画
像切り出し部５に入力され、マスク画像情報３は、画像
切り出し部４及び５の両部に入力される。

画像切り出し部４は、入力された画像Ａ情報１カラ、マ
スク画像情報３にマスクとして指定された画像で覆われ
る部分のみを切り出して、画像合成部６へ出力する。

他方、画像切り出し部５は、入力された画像Ｂ情報２か
ら、マスク画像情報３のマスクで覆われない、マスク外
の部分のみを切り出して、画像合成部６へ出力する。

画像合成部６は、画像切り出し部４及び５の出力を受は
取り、両方の部分画像情報を結合して、合成画像情＠７
を出力する。

例えば、第３図に示すように、画像Ａ情報１が画像１）
、画像Ｂ情報２が画像１２、マスク画像情報３が画像■
３のような画像の情報であり、画像１３はマスク１４を
マスク画像として指定されている場合には、画像切り出
し部４．５からは、それぞれ画像１５．１６のように画
像が切り出される。

画像合成部６は画像１５．１６を論理和的にはめ合わせ
て、合成画像１７を得る。

なお、画像１３．１５〜１７の破線は、画像が画素から
なることを説明的に示す線であって、画像を構成する線
ではなく、破線で囲まれる最小の四辺形によって、それ
ぞれ１画素を示すものとする。

第３図の画像１７によって例示されるように、このよう
にして合成された画像は、一般に境界線が明瞭に出るの
で、画像の自然さを損なうことにより、画像品質を低下
させる場合がある。

しかし、従来は適当な改善策がないので、低品質のま＼
使用せざるを得なかった。

〔問題点を解決するための手段〕

前記の問題点は、デジタル画像情報の一部をマスク画像
情報によって切り出し、該切り出した画像情報によって
、他の画像情報の対応部分を置換することにより画像を
合成するに際し、該マスク画像情報によって、該合成画
像の境界線を検出し、該境界線を構成する各線分の中点
を順次接続してなる折線が通過する各画素の輝度を、例
えば、該折線によって分割されることにより作られる該
画素の２部分の各面積値を、該画素の輝度と、該画素に
接し、上記境界線の反対側にある画素の輝度との重みと
して、該両輝度より求める加重平均輝度に修正するよう
に構成された本発明の画像合成方式によって解決される
。

〔作用〕

即ち、マスク画像情報からマスクの輪郭として、合成画
像の境界線を求める。

この境界線の両側の画素の輝度差を減少することによっ
て、境界線をぼかすために、境界線を構成する各線分の
中点を、順次線分で結んで得られる折線が通過する画素
の輝度を修正する。　　　−輝度の修正値は、その画素
の輝度χ１と、該画素と境界線を介して接している画素
の輝度ｘ２とから求めることを原則とし、例えば上記折
線の通過で２分される画素の、折線の両側の面積をｙ１
％　Ｖｚとし、面積ｙ２の側に境界線があるとした場合
に、この面積（又は面積比）を重みとして使った、輝度
の加重平均、即ち（Ｘ＋Ｖ＋＋ＸｚＶｚ）／（ｙ＋＋Ｖ
ｚ）によって、輝度ｘ１を置き換える。

以上の処理により、境界線両側の画素間のＨ度の差が、
適切な値に縮小され、画像の境界部分の自然さが改善さ
れる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例構成を示すブロック図である
。

画像の合成は従来と同様にして、画像切り出し部４．５
及び画像合成部６で行われるが、その出力は輝度修正部
２０に入力される。

又、マスク画像情報３は、境界線検出部２１にも入力さ
れ、マスク画像情報３のマスクの輪郭から境界線情報が
抽出されて、輝度修正部２０に入力される。

輝度修正部２０は、例えば以下に述べる方式で、境界線
近傍の画素の輝度を修正して、合成画像２２を出力する
。

第４図は、輝度修正部２０の処理方式を説明する図であ
る。

第４図（ａ）において、画像３０は、画像の一部を示し
、３１は境界線を示し、境界線３１の左側に画像Ａ右側
に画像Ｂが配置されるものとする。

輝度修正部２０は、境界線３１の各線分の中点を結ぶ折
線３２（図に細線で示す）を仮想し、折線３２が通過す
る各画素の輝度を修正する。

図の画素内の、ａ１〜ａ、及びす、〜ｂ５により、各画
素を示すと共に、その輝度を表示するものとすると、輝
度の修正値は、例えば以下のようにして求める。

画素ａ、は、折線３２の一部により、左側の７７８の面
積を占める部分と、右上角の１７８の面積の部分に分割
されているので、画素ａ１の輝度は隣接の画素す、の輝
度を用いて修正される。

その修正輝度ａ１′　は、上記の面積比７：１から、７
を輝度ａ、の重み、１を輝度ｂ＋の重みとした、加重平
均として、ａｌ”・（７ａ＋＋ｂ＋）／８により求める
。

画素す、の輝度も同様の計算で修正を要するが、画素す
、は２辺で境界線に接するので、その反対側の画素ａ１
とａ２の輝度を共に考慮するものとし、例えば考慮する
辺の長さで、輝度ａ１とａ２の寄与度合を重み付けする
。

この場合両者の寄与度は同一なので、修正輝度ｂ＋’＝
（（ａ＋＋ａｚ）／２＋７ｂ＋）／８である。

同様にして、ａｚ’＝（３ａｚ＋（ｂ＋＋２ｂｚ）／３
）／４ｂｚ’□（（２ａ：＋＋ａａ）／３＋３ｂ：＋）
／４ａａ　’　＝　（６ａｔ＋　（ｂｚ＋２ｂｔ＋ｂｓ
）／４）／８等の修正輝度が定まる。

画素ｂ２、ａｌ、ｂ４等には、折線が通過しないので、
輝度の修正は無い。

なお、第４図（ｂ）に示すように、境界線３３の線分が
長く、その中点の間隔が上下及び左右両方向共に、２画
素を越える間隔（図は、上下方向に２．５画素分、左右
方向に３画素分の間隔の例）の場合には、折線を図の細
線３４では無＜、３５のように修正して、折線が境界線
から、１画素を越える間隔にならないようにするのがよ
い。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、情報処
理システムの画像合成処理において、合成画像間の境界
線が明確に過ぎるために、合成画像の自然さを損なう場
合に、画像に適切な修正をして、合成画像の品質を改善
する著しい効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の構成ブロック図、第２図は従
来の一構成例ブロック図、第３図は合成画像の説明図、第４図は輝度修正処理の説明図である。図において、１．２は画像情報、　３はマスク画像情報、４．５は画
像切り出し部、６は画像合成部、　　７．２２は合成画像情報、１）〜
１３．１５〜１７は画像、２０は輝度修正部、　　２１は境界線検出部、３Ｌ３３
は境界線、　　３２は折線を示す。１狸１ ζ（ν１御粘察ｌ昭峯３（２Ｉは）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）デジタル画像情報の一部をマスク画像情報によっ
て切り出し、該切り出した画像情報によって、他の画像
情報の対応部分を置換することにより画像を合成するに
際し、該マスク画像情報によって、該合成画像の境界線
を検出し、該境界線を構成する各線分の中点を、順次接
続してなる折線が通過する画素の輝度を、該画素の輝度
と、該画素に接し、上記境界線の反対側にある画素の輝
度との、所定の関数である輝度に修正するように構成さ
れていることを特徴とする画像合成方式。
（２）上記所定の関数は、上記折線が通過する各画素に
ついて、該折線によって分割されることにより作られる
該画素の２部分の各面積値を、該画素の輝度と、該画素
に接し、上記境界線の反対側にある画素の輝度との重み
として、該両輝度より求める加重平均であることを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の画像合成方式。