JPH1083407A - 端末装置、及びこれに用いられるデータ保存方法 - Google Patents

端末装置、及びこれに用いられるデータ保存方法

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JPH1083407A
JPH1083407A JP23688296A JP23688296A JPH1083407A JP H1083407 A JPH1083407 A JP H1083407A JP 23688296 A JP23688296 A JP 23688296A JP 23688296 A JP23688296 A JP 23688296A JP H1083407 A JPH1083407 A JP H1083407A
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JP23688296A
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Tetsuya Saito
哲也 斉藤
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード20におけるオーバーフローの発
生を回避することができ、分割記憶を回避でき、管理情
報を単一のICカードに一括して記憶することができる
端末装置、及びこれに用いられるデータ保存方法を提供
すること。 【解決手段】 書込情報14aを保持するための内蔵メ
モリ14と、容量情報122aを生成するデータ容量計
数部122を有し、書込情報14aを外部記憶手段に保
持する制御を実行する書込制御手段12と、書込情報1
4aの外部記憶手段への保持に先だって、残量情報16
aと容量情報122aとを比較し、外部記憶手段への書
き込みを判定する残量判定手段18と、書込情報14a
の外部記憶手段への保持が実行された際に残存容量の更
新を実行するデータ残量更新手段16とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置、及びこ
れに用いられるデータ保存方法に関し、特に、冷凍車
両、タンクローリー、タクシー等の車両又はこのような
車両に搭載されている機器の稼働情況や作業者の業務情
況を管理するための管理情報を収集するための端末装
置、及びこの端末装置が収集した管理情報を、外部記憶
手段としてのICカードに保存するためのデータ保存方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の端末装置、及びこれに用い
られるデータ保存方法としては、例えば、特開平3−1
9593号公報(発明の名称:車両情報収集装置、出願
人:矢崎総業株式会社、出願日:昭和58年9月26
日)に示すようなものがある。
【0003】則ち、従来の端末装置は、表示部と状態入
力キーと時計装置を持つ入力部と、車両の走行距離に関
連した信号を出力する走行センサと、入力部及び走行セ
ンサに接続された記憶部と、記憶部に着脱可能に設けら
れ、情報を記憶することができる記憶パックと、状態入
力キー及び走行センサによる入力状態を記憶パックに書
き込む手段と、入力状態の時系列データ及び距離系列デ
ータを得るためのマイクロコンピュータとを有してい
た。
【0004】また、従来の端末装置に用いられるデータ
保存方法においては、マイクロコンピュータが、入力状
態の時系列データ及び距離系列データを記憶パックに書
き込む際に、記憶パック内の記憶容量の残量を示すデー
タを読み出すと共に、この残量のデータを表示部に表示
していた。更にマイクロコンピュータが、記憶パック内
の記憶容量のオーバーフローをチェックして、オーバー
フローしている場合には、その旨を表示部に表示する処
理を実行すると共に、新しい記憶パックとの交換を促す
処理を実行していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の端末装置、及びこれに用いられるデータ保存
方法では、稼働情況や業務情況を管理するための管理情
報の容量が記憶パック内の記憶容量の残量よりも大き
く、オーバーフローが発生することが可能性がある場合
であっても、記憶パックにおけるオーバーフローを回避
する処理は設けられていない結果、管理情報の一部が欠
落してしまう可能性があるという技術的課題があった。
【0006】更に、オーバーフローが発生した際に新し
い記憶パックとの交換が実行された場合、本来単位業務
として扱うべき管理情報が分割された状態で複数の記憶
パックに記録されてしまう結果、このような記憶パック
を用いた煩雑な業務管理が管理部門側に発生するという
技術的課題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、管理情報から成る書
込情報を保持するための内蔵メモリと、保存命令に応じ
て、書込情報の情報量を計数してこのときに計数された
情報量に係る容量情報を生成するデータ容量計数部を有
し、書込情報を外部記憶手段に保持する制御を実行する
書込制御手段と、書込情報の外部記憶手段への保持に先
だって、外部記憶手段内の記憶容量の残量に係る残量情
報と容量情報とを比較し、このときの残存記憶容量を書
込情報の情報容量が越えない場合に外部記憶手段への書
き込みを促すイネーブル信号を生成し、このときの残存
記憶容量を書込情報の情報容量が越える場合に外部記憶
手段への書き込みを禁止するディスエーブル信号を生成
する残量判定手段と、書込情報の外部記憶手段への保持
が実行された際に、このとき保持された書込情報の容量
情報と保持直前の残存容量とに基づいて、外部記憶手段
の容量に係る残存容量からこのとき保持に用いた容量を
減算すると共に、このときの減算結果に基づいてこのと
きの残存容量の更新を実行するデータ残量更新手段とを
設けることに依り、外部記憶手段であるICカードにお
けるオーバーフローの発生を回避することができ、その
結果、管理情報の一部欠落を回避することができる端末
装置、及びこれに用いられるデータ保存方法を提供する
ことを課題とする。
【0008】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカードに一括
して記憶することができる端末装置、及びこれに用いら
れるデータ保存方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、機器の稼働情況や作業者の業務情況を管理するため
に収集した管理情報を外部記憶手段に出力する端末装置
において、管理情報から成る書込情報14aを保持する
ための内蔵メモリ14と、保存命令に応じて、前記書込
情報14aの情報量を計数して当該計数された情報量に
係る容量情報122aを生成するデータ容量計数部12
2を有し、前記書込情報14aを前記外部記憶手段に保
持する制御を実行する書込制御手段12と、前記書込情
報14aの前記外部記憶手段への保持に先だって、前記
外部記憶手段内の記憶容量の残量に係る残量情報16a
と前記容量情報122aとを比較し、当該残存記憶容量
を当該書込情報14aの情報容量が越えない場合に前記
外部記憶手段への書き込みを促すイネーブル信号18a
を生成し、当該残存記憶容量を当該書込情報14aの情
報容量が越える場合に前記外部記憶手段への書き込みを
禁止するディスエーブル信号18bを生成する残量判定
手段18と、前記書込情報14aの前記外部記憶手段へ
の保持が実行された際に、当該保持された書込情報14
aの容量情報122aと保持直前の前記残存容量とに基
づいて、前記外部記憶手段の容量に係る前記残存容量か
ら当該保持に用いた容量を減算すると共に、当該減算結
果に基づいて当該残存容量の更新を実行するデータ残量
更新手段16とを有する、ことを特徴とする端末装置1
0である。
【0010】請求項1に記載の発明に依れば、残存記憶
容量を書込情報14aの情報容量が越えない場合に外部
記憶手段への書き込みを許可することに依り、外部記憶
手段におけるオーバーフローの発生を回避することがで
き、その結果、管理情報の一部欠落を回避することがで
きるようになる。
【0011】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一の外部記憶手段に一
括して記憶することができるようになり、管理情報の収
集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の端末装置10において、前記書込制御手段12は、前
記イネーブル信号18aに応じて、前記書込情報14a
の前記外部記憶手段への保持を促す制御を実行し、前記
ディスエーブル信号18bに応じて、前記書込情報14
aの前記外部記憶手段への保持を禁止する制御を実行す
るように構成されている、ことを特徴とする端末装置1
0である。
【0013】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、残存記憶容量を書込情報14a
の情報容量が越えない場合にイネーブル信号18aを用
いて外部記憶手段への書き込みを許可することに依り、
また残存記憶容量を書込情報14aの情報容量が越える
場合にディスエーブル信号18bを用いて外部記憶手段
への書き込みを禁止することに依り、外部記憶手段にお
けるオーバーフローの発生を回避することができ、その
結果、管理情報の一部欠落を回避することができるよう
になる。
【0014】更に、イネーブル信号18a及びディスエ
ーブル信号18bを用いて、オーバーフローを回避する
ことができる結果、従来のような分割記憶を回避でき、
本来単位業務として扱うべき管理情報を単一の外部記憶
手段に一括して記憶することができるようになり、管理
情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことがで
きるようになる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の端末装置10において、前記データ残量更新手
段16は、前記外部記憶手段に前記残量情報16aを保
持すると共に、前記書込情報14aの前記外部記憶手段
への保持が実行された際に、当該保持の直前における残
量情報16aを前記減算後の残量情報16aに書き換え
て前記残量情報16aの更新を実行するように構成され
ている、ことを特徴とする端末装置10である。
【0016】請求項3に記載の発明に依れば、請求項1
又は2に記載の効果に加えて、書込情報14aの前記外
部記憶手段への保持が実行された際に、データ残量更新
手段16を用いて、残量情報16aの更新も同時に実行
できるようになり、外部記憶手段におけるオーバーフロ
ーの発生を回避することができ、その結果、管理情報の
一部欠落を回避することができるようになる。
【0017】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一の外部記憶手段に一
括して記憶することができるようになり、管理情報の収
集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができるよう
になる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか一項に記載の端末装置10において、前記書
込制御手段12は、前記外部記憶手段への前記書込情報
14aの保持の制御の結果又は保持を禁止する制御の結
果を報知するための書込結果情報12aを生成するよう
に構成されている、ことを特徴とする端末装置10であ
る。
【0019】請求項4に記載の発明に依れば、請求項1
乃至3のいずれか一項に記載の効果に加えて、このよう
な書込制御手段12を設けることに依り、書込結果情報
12a(則ち、外部記憶手段に正常に書込が実行された
か否かの情報)を車両に乗っている作業者に明確に伝達
することができるようになる。
【0020】その結果、記憶容量の十分ある外部記憶手
段を用意して、再び書込情報14aの保持動作を実行で
きるようになる。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の端末装置10において、前記イ
ネーブル信号18aに応じて、前記外部記憶手段への書
込情報14aの保持制御が実行された結果である前記書
込結果情報12aを表示し、前記ディスエーブル信号1
8bに応じて、前記外部記憶手段への書き込み禁止制御
が実行された結果である前記書込結果情報12aを表示
する表示手段19を有する、ことを特徴とする端末装置
10である。
【0022】請求項5に記載の発明に依れば、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の効果に加えて、このよう
な表示手段19を設けることに依り、書込結果情報12
a(則ち、外部記憶手段に正常に書込が実行されたか否
かの書き込み制御の結果情報)を車両に乗っている作業
者に明確に伝達することができるようになる。
【0023】その結果、書き込みが実行されなかった場
合には、記憶容量の十分ある外部記憶手段を用意して、
再び書込情報14aの保持動作を実行できるようにな
る。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか一項に記載の端末装置10において、前記外
部記憶手段は、少なくとも残量情報記憶領域と書込情報
記憶領域とで構成されたメモリ領域を備えたICカード
20を有する、ことを特徴とする端末装置10である。
【0025】請求項6に記載の発明に依れば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果に加えて、書込情報
14aを保持するための書込情報記憶領域と残量情報1
6aを保持するための残量情報記憶領域とを各別に確保
することに依り、残量情報記憶領域に記憶されている残
量情報16aを用いて残存記憶容量を明確に把握できる
ようになり、このような残量情報記憶領域を用いて、残
量情報16aの更新も同時に且つ確実に実行できるよう
になる。
【0026】その結果、残存記憶容量を書込情報14a
の情報容量が越えない場合に書込情報記憶領域への書き
込みを許可することに依り、書込情報記憶領域における
オーバーフローの発生を回避することができ、管理情報
の一部欠落を回避することができるようになる。
【0027】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカード20に
一括して記憶することができるようになり、管理情報の
収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の端末装置10に用いられるデータ保存方法において、
前記保存命令に応じて、前記書込情報14aの情報量を
計数して前記容量情報122aを生成すると共に、前記
書込情報14aの前記書込情報記憶領域への保持に先だ
って、前記残量情報記憶領域に保持されている残量情報
16aを検出すると共に、当該検出した残量情報16a
と前記容量情報122aとを比較する残量計数処理工程
と、前記残量計数処理工程に続いて、前記残量計数処理
工程で生成された残存記憶容量を前記書込情報14aの
情報容量が越えない場合に前記イネーブル信号18aを
生成し、当該残存記憶容量を当該書込情報14aの情報
容量が越える場合に前記ディスエーブル信号18bを生
成する残量判定処理工程と、前記イネーブル信号18a
に応じて、前記書込情報14aの前記書込情報記憶領域
への保持を実行し、また前記ディスエーブル信号18b
に応じて、前記書込情報14aの前記書込情報記憶領域
への保持を禁止する記憶処理工程とを有する、ことを特
徴とするデータ保存方法である。
【0029】請求項7に記載の発明に依れば、残量情報
記憶領域に保持されている残量情報16aを用いた残量
計数処理工程に依り、書込情報記憶領域の残存記憶容量
を明確に把握できるようになる。
【0030】更に、残量判定処理工程を用いて、残存記
憶容量を書込情報14aの情報容量が越えない場合に外
部記憶手段への書き込みを許可することに依り、外部記
憶手段であるICカード20における書込情報記憶領域
のオーバーフローの発生を回避することができるように
なる。
【0031】その結果、管理情報の一部欠落を回避する
ことができるようになる。
【0032】更に、記憶処理工程を設けることに依り、
書込情報記憶領域のオーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカード20に
一括して記憶することができるようになり、管理情報の
収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0033】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のデータ保存方法において、前記記憶処理工程は、前記
書込情報14aの前記書込情報記憶領域への保持が実行
された際に、当該保持された書込情報14aの容量情報
122aと保持直前の前記残存容量とに基づいて、前記
書込情報記憶領域の残りの記憶容量に係る前記残存容量
から当該保持に用いた容量を減算すると共に、当該減算
結果に基づいて前記残量情報記憶領域における前記残量
情報16aの更新を実行するデータ残量更新処理工程を
有する、ことを特徴とするデータ保存方法である。
【0034】請求項8に記載の発明に依れば、請求項7
に記載の効果に加えて、書込情報14aの前記外部記憶
手段への保持が実行された際に、データ残量更新処理工
程を用いて、残量情報16aの更新も同時に実行できる
ようになり、外部記憶手段におけるオーバーフローの発
生を回避することができ、その結果、管理情報の一部欠
落を回避することができるようになる。
【0035】更に、記憶処理工程を設けることに依り、
書込情報記憶領域のオーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカード20に
一括して記憶することができるようになり、管理情報の
収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0036】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のデータ保存方法において、前記記憶処理工程は、前記
イネーブル信号18aに応じて、前記書込情報記憶領域
への前記書込情報14aの保持制御が実行された旨の正
常処理表示工程を有する、ことを特徴とするデータ保存
方法である。
【0037】請求項9に記載の発明に依れば、請求項8
に記載の効果に加えて、正常処理表示工程を設けること
に依り、書込結果情報12a(則ち、外部記憶手段に正
常に書込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情
報)を車両に乗っている作業者に明確に伝達することが
できるようになる。
【0038】その結果、従来のような分割記憶を回避で
き、本来単位業務として扱うべき管理情報を単一のIC
カード20に一括して記憶することができるようにな
り、管理情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促す
ことができる。
【0039】請求項10に記載の発明は、請求項7に記
載のデータ保存方法において、前記残量判定処理工程
は、前記ディスエーブル信号18bに応じて、前記書込
情報記憶領域への書き込み禁止制御が実行された旨の異
常処理表示工程を有する、ことを特徴とするデータ保存
方法である。
【0040】請求項10に記載の発明に依れば、請求項
7に記載の効果に加えて、異常処理表示工程を設けるこ
とに依り、書込結果情報12a(則ち、外部記憶手段に
正常に書込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情
報)を車両に乗っている作業者に明確に伝達することが
できるようになる。
【0041】その結果、書き込みが実行されなかった場
合には、記憶容量の十分ある外部記憶手段を用意して、
再び書込情報14aの保持動作を促す旨のメッセージを
作業者に提示できるようになる。その結果、作業者は、
そのメッセージに従って速やかに且つ確実に書込情報1
4aの保持動作を再び実行できるようになる。
【0042】その結果、従来のような分割記憶を回避で
き、本来単位業務として扱うべき管理情報を単一のIC
カード20に一括して記憶することができるようにな
り、管理情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促す
ことができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき一実施形態を
説明する。
【0044】図1は、本発明の端末装置10の一実施形
態を説明するための機能ブロック図である。
【0045】本端末装置10は、冷凍車両、タンクロー
リー、タクシー等の車両又はこのような車両に搭載され
ている機器の稼働情況や作業者の業務情況を管理するた
めの管理情報を収集する機能を有し、図1に示すよう
に、書込制御手段12と内蔵メモリ14とデータ残量更
新手段16と残量判定手段18と表示手段19とを有す
る。
【0046】端末装置10は、具体的には、CPU1
1、作業用RAM(内蔵メモリ14)、制御用プログラ
ムROM(図示せず)、液晶ディスプレイ(表示手段1
9)、入力用ペン、ペリフェラルインターフェイス(図
示せず)、通信インターフェイス17等を中心に構成さ
れているマイクロコンピュータを用いることが望ましい
【0047】端末装置10は、特に、稼働情報を外部記
憶手段に保持するためのペリフェラルインターフェイス
としてPCIカードインターフェイスを有する。
【0048】図2は、図1のICカード20のメモリー
領域202を説明するためのメモリマップである。
【0049】外部記憶手段としてのICカード20は、
前述のPCIカードインターフェイスに対して電気的に
挿脱可能であって、PCIカードスロットに挿入されて
本端末装置10と電気的に接続された状態で、端末装置
10と各種の情報の授受が可能となるように構成されて
いる。
【0050】更にICカード20は、図2に示すよう
に、少なくとも残量情報記憶領域202Aと書込情報記
憶領域202Bとで構成されたメモリ領域を備えてい
る。
【0051】このような書込情報14aを保持するため
の書込情報記憶領域202Bと残量情報16aを保持す
るための残量情報記憶領域202Aとを各別に確保する
ことに依り、残量情報記憶領域202Aに記憶されてい
る残量情報16aを用いて残存記憶容量を明確に把握で
きるようになり、このような残量情報記憶領域202A
を用いて、残量情報16aの更新も同時に且つ確実に実
行できるようになる。
【0052】その結果、残存記憶容量を書込情報14a
の情報容量が越えない場合に書込情報記憶領域202B
への書き込みを許可することに依り、書込情報記憶領域
202Bにおけるオーバーフローの発生を回避すること
ができ、管理情報の一部欠落を回避することができるよ
うになる。
【0053】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避(具体的には、
複数枚のICカード20に分割されて保持されることを
回避)でき、本来単位業務として扱うべき管理情報を単
一の(則ち、一枚の)ICカード20に一括して記憶す
ることができるようになり、管理情報の収集の簡略化、
管理業務の簡略化を促すことができる。
【0054】内蔵メモリ14は、管理情報から成る書込
情報14aを保持するために書込制御手段12に接続さ
れたメモリであって、具体的には、前述のRAMやEE
PROM等の半導体記憶デバイスを用いることが望まし
い。
【0055】データ残量更新手段16は、書込情報14
aのICカード20への保持が実行された際に(具体的
には、SAVEコマンドが実行されてICカード20へ
の保持が正常終了した際に)、正常に保持作業が完了さ
れた書込情報14aの容量情報122a(則ち、新容量
情報122a)と保持直前の残存容量(則ち、旧容量情
報122aの残存容量(単位は[バイト]))とに基づ
いて、ICカード20の残存容量(単位は[バイト])
から、このときに保持作業に用いた容量(則ち、保持作
業で減った記憶容量)を減算すると同時に、算出した減
算結果に基づいて、ICカード20の残存容量の更新を
実行する機能を有し、書込制御手段12とPCIインタ
ーフェイス17、残量判定手段18とに接続されてい
る。
【0056】更にデータ残量更新手段16は、ICカー
ド20に残量情報16aを保持すると同時に、書込情報
14aのICカード20への保持が実行された際に、こ
の実行された保持の直前における残量情報16a(則
ち、旧残量情報16a)を減算後の残量情報16a(則
ち、新残量情報16a)に書き換えて残量情報16aの
更新を実行する機能を有する。
【0057】則ち、書込情報14aのICカード20へ
の保持(書き込み)が実行された際に、データ残量更新
手段16を用いて、残量情報16aの更新も同時に実行
できるようになり、ICカード20におけるオーバーフ
ロー(メモリー容量を超えたような書き込み動作、容量
を超えた部分の内容は保持されないことになる現象)の
発生を回避することができ、その結果、管理情報の一部
欠落を回避することができるようになる。
【0058】更に、このようなオーバーフローを回避す
ることができる結果、従来のような分割記憶を回避(具
体的には、複数枚のICカード20に分割されて保持さ
れることを回避)でき、本来単位業務として扱うべき管
理情報を単一の(則ち、一枚の)ICカード20に一括
して記憶することができるようになり、管理情報の収集
の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができるように
なる。
【0059】このようなデータ残量更新手段16は、端
末装置10を構成している前述のマイクロコンピュータ
と、CPU11、作業用RAM、作業用プログラムRO
M(図示せず)、ペリフェラルインターフェイス(図示
せず)、等のハードウェア資源を共有化されて構成され
ているを用いることが望ましい
【0060】このようなデータ残量更新手段16に依れ
ば、残存記憶容量(単位は[バイト])を書込情報14
aの情報容量が越えない場合にICカード20への書き
込みを許可することに依り、外部記憶手段におけるオー
バーフローの発生を回避することができ、その結果、管
理情報の一部欠落を回避することができるようになる。
【0061】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避(具体的には、
複数枚のICカード20に分割されて保持されることを
回避)でき、本来単位業務として扱うべき管理情報を単
一の(則ち、一枚の)ICカード20に一括して記憶す
ることができるようになり、管理情報の収集の簡略化、
管理業務の簡略化を促すことができる。
【0062】残量判定手段18は、書込制御手段12と
データ残量更新手段16とPCIインターフェイス17
と表示手段19とに接続されている。
【0063】本残量判定手段18は、書込情報14aの
ICカード20への保持に先だって(則ち、保持以前
に)、書込情報14aの保持作業に使用可能なICカー
ド20内部の記憶容量の残量(単位は[バイト])を意
味する残量情報16aと容量情報122aとを比較(具
体的には、バイト容量の大小比較)する機能を有する。
【0064】更に残量判定手段18は、この比較の結
果、ICカード20の残存記憶容量(単位は[バイ
ト])を、これから保持作業を行おうとする書込情報1
4aの情報容量(単位は[バイト])が越えない場合
(則ち、残存記憶容量≧書込情報14aの情報容量)
に、ICカード20への書き込みを命令するイネーブル
信号18a(ディジタル信号)を生成する機能を有す
る。
【0065】更に残量判定手段18は、前述の比較の結
果、残存記憶容量を書込情報14aの情報容量が越える
場合に(則ち、残存記憶容量<書込情報14aの情報容
量)、ICカード20への書き込みを禁止するディスエ
ーブル信号18b(ディジタル信号)を生成する機能を
有する。
【0066】このような残量判定手段18は、端末装置
10を構成している前述のマイクロコンピュータと、C
PU11、作業用RAM、作業用プログラムROM(図
示せず)、ペリフェラルインターフェイス(図示せ
ず)、等のハードウェア資源を共有化されて構成されて
いるを用いることが望ましい。
【0067】このような残量判定手段18に依れば、残
存記憶容量を書込情報14aの情報容量が越えない場合
にICカード20への書き込みを許可することに依り、
外部記憶手段におけるオーバーフローの発生を回避する
ことができ、その結果、管理情報の一部欠落を回避する
ことができるようになる。
【0068】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避(具体的には、
複数枚のICカード20に分割されて保持されることを
回避でき避でき、本来単位業務として扱うべき管理情報
を単一の(則ち、一枚の)ICカード20に一括して記
憶することができるようになり、管理情報の収集の簡略
化、管理業務の簡略化を命令することができる。
【0069】書込制御手段12は、書込情報14a(デ
ィジタル信号)をICカード20に保持する制御を実行
する機能を有し、CPU11と内蔵メモリ14とデータ
残量更新手段16とPCIインターフェイス17と残量
判定手段18と表示手段19と接続されている。
【0070】更に書込制御手段12は、図1に示すよう
に、前述のCPU11から与えられる保存命令に応じ
て、書込情報14aの情報量(具体的には、バイト数)
を計数して、この計数された情報量を符号化した容量情
報122a(ディジタル信号)を生成するデータ容量計
数部122を有する。
【0071】また前述の保存命令は、具体的には、作業
者がICカード20を端末装置10のPCIスロットに
挿入してSAVEコマンドを実行することによって生成
されるのとが望ましい
【0072】更に書込制御手段12は、イネーブル信号
18aに応じて、書込情報14aのICカード20への
保持を命令する制御を実行し、ディスエーブル信号18
bに応じて、書込情報14aの外部記憶手段への保持を
禁止する制御を実行するように構成されている。
【0073】このような書込制御手段12は、端末装置
10を構成している前述のマイクロコンピュータと、C
PU11、作業用RAM、作業用プログラムROM(図
示せず)、ペリフェラルインターフェイス(図示せ
ず)、等のハードウェア資源を共有化されて構成されて
いるを用いることが望ましい。
【0074】則ち、残存記憶容量を書込情報14aの情
報容量が越えない場合にイネーブル信号18a(則ち、
書き込み許可コマンド)を用いてICカード20への書
き込みを許可することに依り、また残存記憶容量を書込
情報14aの情報容量が越える場合にディスエーブル信
号18b(則ち、書き込み禁止コマンド)を用いてIC
カード20への書き込みを禁止することに依り、ICカ
ード20におけるオーバーフローの発生を回避すること
ができ、その結果、管理情報の一部欠落を回避すること
ができるようになる。
【0075】更に、イネーブル信号18a及びディスエ
ーブル信号18bを用いて、オーバーフローを回避する
ことができる結果、従来のような分割記憶を回避(具体
的には、複数枚のICカード20に分割されて保持され
ることを回避)でき、本来単位業務として扱うべき管理
情報を単一の(則ち、一枚の)外部記憶手段に一括して
記憶することができるようになり、管理情報の収集の簡
略化、管理業務の簡略化を促すことができるようにな
る。
【0076】更に書込制御手段12は、ICカード20
への書込情報14aの保持の制御の結果又は保持を禁止
する制御の結果の少なくともいずれかを報知するための
書込結果情報12a(ディジタル情報)を生成する機能
を有する。
【0077】このような書込制御手段12を設けること
に依り、書込結果情報12a(則ち、ICカード20に
正常に書込が実行されたか否かの情報)を車両に乗って
いる作業者に明確に伝達することができるようになる。
【0078】その結果、記憶容量の十分ある外部記憶手
段を用意して、再び書込情報14aの保持動作を実行で
きるようになる。
【0079】表示手段19は、イネーブル信号18a
(書き込み許可コマンド)に応じて、ICカード20へ
の書込情報14aの保持制御が実行された結果である書
込結果情報12a(具体的には、[書き込み正常終
了。]等のメッセージ)を表示する機能を有し、更に、
ディスエーブル信号18bに応じて、ICカード20へ
の書き込み禁止制御が実行された結果である書込結果情
報12a(具体的には、[容量不足で書き込みできませ
ん。別のICカードを挿入して下さい。]等のメッセー
ジ)を表示する機能を有し、書込制御手段12と残量判
定手段18とに接続されている。
【0080】このような表示手段19は、端末装置10
を構成している前述のマイクロコンピュータと、CPU
11、作業用RAM、作業用プログラムROM(図示せ
ず)、ペリフェラルインターフェイス(図示せず)、液
晶ディスプレイ等のハードウェア資源を共有化されて構
成されているを用いることが望ましい。
【0081】このような表示手段19を設けることに依
り、書込結果情報12a(則ち、外部記憶手段に正常に
書込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情報)を
車両に乗っている作業者に明確に伝達することができる
ようになる。
【0082】その結果、書き込みが実行されなかった場
合には、記憶容量の十分ある外部記憶手段を用意して、
再び書込情報14aの保持動作を実行できるようにな
る。
【0083】次に、端末装置10に用いられるデータ保
存方法を説明する。
【0084】図3は、図1の端末装置10に用いられる
データ保存方法を説明するためのフローチャートであ
る。図4は、図3のデータ保存方法の具体例を説明する
ためのメモリマップである。
【0085】本データ保存方法は、冷凍車両、タンクロ
ーリー、タクシー等の車両又はこのような車両に搭載さ
れている機器の稼働情況や作業者の業務情況を管理する
ための管理情報を収集するための端末装置10が収集し
た管理情報を、外部記憶手段としてのICカード20に
保存する機能を有し、図3に示すように、残量計数処理
工程と残量判定処理工程と記憶処理工程とを有する。
【0086】残量計数処理工程は、データ保存方法が開
始され(ステップS1)、保存命令に応じて、ICカー
ド20がPCIスロットに挿入されたことを検出する工
程(ステップS2)と、書込情報14a(図4中の14
A)の情報量(図4中の14A−1)を計数して容量情
報122aを生成すると同時に、書込情報14a(14
A)の書込情報記憶領域202Bへの保持に先だって、
残量情報記憶領域202A(図2参照)に保持されてい
る残量情報16aを検出し、続いて、この検出した残量
情報16aと容量情報122aとを比較する工程である
(ステップS3)
【0087】残量判定処理工程(ステップS4)は、残
量計数処理工程(ステップS3)に続いて設けられ、図
4に示すように、前述の残量計数処理工程で生成された
残存記憶容量を書込情報14aの情報容量が越えない場
合(則ち、残存記憶容量≧書込情報14aの情報容量で
ある場合、ステップS4のY)にイネーブル信号18a
(書き込み許可コマンド)を生成し、また、図4に示す
ように、前述の残量計数処理工程で生成された残存記憶
容量を書込情報14aの情報容量が越える場合(則ち、
残存記憶容量<書込情報14aの情報容量である場合、
ステップS4のN)にディスエーブル信号18b(書き
込み禁止コマンド)を生成する工程である。
【0088】更に残量判定処理工程は、ディスエーブル
信号18bに応じて、書込情報記憶領域202Bへの書
き込み禁止制御が実行された旨の異常処理表示工程(ス
テップS4−1)を有する。
【0089】則ち異常処理表示工程を設けることに依
り、書込結果情報12a(則ち、外部記憶手段に正常に
書込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情報)を
車両に乗っている作業者に明確に伝達することができる
ようになる。
【0090】その結果、書き込みが実行されなかった場
合には、記憶容量の十分ある外部記憶手段を用意して、
再び書込情報14aの保持動作を命令する旨のメッセー
ジを作業者に提示できるようになる。その結果、作業者
は、そのメッセージに従って速やかに且つ確実に書込情
報14aの保持動作を再び実行できるようになる。
【0091】その結果、従来のような分割記憶を回避
(具体的には、複数枚のICカード20に分割されて保
持されることを回避)でき、本来単位業務として扱うべ
き管理情報を単一の(則ち、一枚の)ICカード20に
一括して記憶することができるようになり、管理情報の
収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0092】記憶処理工程(ステップS5)は、残量判
定処理工程(ステップS4)に続いて設けられ、イネー
ブル信号18aに応じて(ステップS4のY)、図4に
示すように、書込情報14aの書込情報記憶領域202
Bへの保持を実行し、またディスエーブル信号18bに
応じて、書込情報14aの書込情報記憶領域202Bへ
の保持を禁止する工程である。
【0093】則ち、残量情報記憶領域202Aに保持さ
れている残量情報16aを用いた残量計数処理工程に依
り、書込情報記憶領域202Bの残存記憶容量を明確に
把握できるようになる。
【0094】更に、残量判定処理工程を用いて、残存記
憶容量を書込情報14aの情報容量が越えない場合に外
部記憶手段への書き込みを許可することに依り、ICカ
ード20における書込情報記憶領域202Bのオーバー
フローの発生を回避することができるようになる。
【0095】その結果、管理情報の一部欠落を回避する
ことができるようになる。
【0096】更に、書込情報記憶領域202Bのオーバ
ーフローを回避することができる結果、従来のような分
割記憶を回避(具体的には、複数枚のICカード20に
分割されて保持されることを回避)でき、本来単位業務
として扱うべき管理情報を単一の(則ち、一枚の)IC
カード20に一括して記憶することができるようにな
り、管理情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促す
ことができる。
【0097】更に記憶処理工程は、書込情報14aの書
込情報記憶領域202B(図2、図4参照)への保持が
実行された際に、この保持された書込情報14aの容量
情報122a(14A−1の容量)と保持直前の残存容
量(旧残存容量、図4中202B−1)とに基づいて、
書込情報記憶領域202Bの残りの記憶容量を意味する
残存容量から、このとき保持に用いた容量(容量情報1
22a)を減算すると同時に、このときの減算結果に基
づいて残量情報記憶領域202A(図2参照)における
残量情報16aの更新を実行するデータ残量更新処理工
程を有する。
【0098】これに依り、書込情報14aの外部記憶手
段への保持が実行された際に、データ残量更新処理工程
を用いて、残量情報16aの更新も同時に実行できるよ
うになり、外部記憶手段におけるオーバーフローの発生
を回避することができ、その結果、管理情報の一部欠落
を回避することができるようになる。
【0099】更に、書込情報記憶領域202Bのオーバ
ーフローを回避することができる結果、従来のような分
割記憶を回避(具体的には、複数枚のICカード20に
分割されて保持されることを回避)でき、本来単位業務
として扱うべき管理情報を単一の(則ち、一枚の)IC
カード20に一括して記憶することができるようにな
り、管理情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促す
ことができる。
【0100】更に記憶処理工程は、イネーブル信号18
aに応じて、書込情報記憶領域202Bへの書込情報1
4aの保持制御が実行された旨の正常処理表示工程を有
する。
【0101】これに依り、正常処理表示工程を設けるこ
とに依り、書込結果情報12a(則ち、外部記憶手段に
正常に書込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情
報)を車両に乗っている作業者に明確に伝達することが
できるようになる。
【0102】その結果、従来のような分割記憶を回避
(具体的には、複数枚のICカード20に分割されて保
持されることを回避)でき、本来単位業務として扱うべ
き管理情報を単一の(則ち、一枚の)ICカード20に
一括して記憶することができるようになり、管理情報の
収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0103】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、残存記
憶容量を書込情報の情報容量が越えない場合に外部記憶
手段への書き込みを許可することに依り、外部記憶手段
におけるオーバーフローの発生を回避することができ、
その結果、管理情報の一部欠落を回避することができる
ようになる。
【0104】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一の外部記憶手段に一
括して記憶することができるようになり、管理情報の収
集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0105】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、残存記憶容量を書込情報の情報
容量が越えない場合にイネーブル信号を用いて外部記憶
手段への書き込みを許可することに依り、また残存記憶
容量を書込情報の情報容量が越える場合にディスエーブ
ル信号を用いて外部記憶手段への書き込みを禁止するこ
とに依り、外部記憶手段におけるオーバーフローの発生
を回避することができ、その結果、管理情報の一部欠落
を回避することができるようになる。
【0106】更に、イネーブル信号及びディスエーブル
信号を用いて、オーバーフローを回避することができる
結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位業務
として扱うべき管理情報を単一の外部記憶手段に一括し
て記憶することができるようになり、管理情報の収集の
簡略化、管理業務の簡略化を促すことができるようにな
る。
【0107】請求項3に記載の発明に依れば、請求項1
又は2に記載の効果に加えて、書込情報の外部記憶手段
への保持が実行された際に、データ残量更新手段を用い
て、残量情報の更新も同時に実行できるようになり、外
部記憶手段におけるオーバーフローの発生を回避するこ
とができ、その結果、管理情報の一部欠落を回避するこ
とができるようになる。
【0108】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一の外部記憶手段に一
括して記憶することができるようになり、管理情報の収
集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができるよう
になる。
【0109】請求項4に記載の発明に依れば、請求項1
乃至3のいずれか一項に記載の効果に加えて、このよう
な書込制御手段を設けることに依り、書込結果情報(則
ち、外部記憶手段に正常に書込が実行されたか否かの情
報)を車両に乗っている作業者に明確に伝達することが
できるようになる。
【0110】その結果、記憶容量の十分ある外部記憶手
段を用意して、再び書込情報の保持動作を実行できるよ
うになる。
【0111】請求項5に記載の発明に依れば、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の効果に加えて、このよう
な表示手段を設けることに依り、書込結果情報(則ち、
外部記憶手段に正常に書込が実行されたか否かの書き込
み制御の結果情報)を車両に乗っている作業者に明確に
伝達することができるようになる。
【0112】その結果、書き込みが実行されなかった場
合には、記憶容量の十分ある外部記憶手段を用意して、
再び書込情報の保持動作を実行できるようになる。
【0113】請求項6に記載の発明に依れば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果に加えて、書込情報
を保持するための書込情報記憶領域と残量情報を保持す
るための残量情報記憶領域とを各別に確保することに依
り、残量情報記憶領域に記憶されている残量情報を用い
て残存記憶容量を明確に把握できるようになり、このよ
うな残量情報記憶領域を用いて、残量情報の更新も同時
に且つ確実に実行できるようになる。
【0114】その結果、残存記憶容量を書込情報の情報
容量が越えない場合に書込情報記憶領域への書き込みを
許可することに依り、書込情報記憶領域におけるオーバ
ーフローの発生を回避することができ、管理情報の一部
欠落を回避することができるようになる。
【0115】更に、オーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカードに一括
して記憶することができるようになり、管理情報の収集
の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0116】請求項7に記載の発明に依れば、残量情報
記憶領域に保持されている残量情報を用いた残量計数処
理工程に依り、書込情報記憶領域の残存記憶容量を明確
に把握できるようになる。
【0117】更に、残量判定処理工程を用いて、残存記
憶容量を書込情報の情報容量が越えない場合に外部記憶
手段への書き込みを許可することに依り、外部記憶手段
であるICカードにおける書込情報記憶領域のオーバー
フローの発生を回避することができるようになる。
【0118】その結果、管理情報の一部欠落を回避する
ことができるようになる。
【0119】更に、記憶処理工程を設けることに依り、
書込情報記憶領域のオーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカードに一括
して記憶することができるようになり、管理情報の収集
の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0120】請求項8に記載の発明に依れば、請求項7
に記載の効果に加えて、書込情報の外部記憶手段への保
持が実行された際に、データ残量更新処理工程を用い
て、残量情報の更新も同時に実行できるようになり、外
部記憶手段におけるオーバーフローの発生を回避するこ
とができ、その結果、管理情報の一部欠落を回避するこ
とができるようになる。
【0121】更に、記憶処理工程を設けることに依り、
書込情報記憶領域のオーバーフローを回避することがで
きる結果、従来のような分割記憶を回避でき、本来単位
業務として扱うべき管理情報を単一のICカードに一括
して記憶することができるようになり、管理情報の収集
の簡略化、管理業務の簡略化を促すことができる。
【0122】請求項9に記載の発明に依れば、請求項8
に記載の効果に加えて、正常処理表示工程を設けること
に依り、書込結果情報(則ち、外部記憶手段に正常に書
込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情報)を車
両に乗っている作業者に明確に伝達することができるよ
うになる。
【0123】その結果、従来のような分割記憶を回避で
き、本来単位業務として扱うべき管理情報を単一のIC
カードに一括して記憶することができるようになり、管
理情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことが
できる。
【0124】請求項10に記載の発明に依れば、請求項
7に記載の効果に加えて、異常処理表示工程を設けるこ
とに依り、書込結果情報(則ち、外部記憶手段に正常に
書込が実行されたか否かの書き込み制御の結果情報)を
車両に乗っている作業者に明確に伝達することができる
ようになる。
【0125】その結果、書き込みが実行されなかった場
合には、記憶容量の十分ある外部記憶手段を用意して、
再び書込情報の保持動作を促す旨のメッセージを作業者
に提示できるようになる。その結果、作業者は、そのメ
ッセージに従って速やかに且つ確実に書込情報の保持動
作を再び実行できるようになる。
【0126】その結果、従来のような分割記憶を回避で
き、本来単位業務として扱うべき管理情報を単一のIC
カードに一括して記憶することができるようになり、管
理情報の収集の簡略化、管理業務の簡略化を促すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置の一実施形態を説明するため
の機能ブロック図である。
【図2】図1のICカードのメモリー領域を説明するた
めのメモリマップである。
【図3】図1の端末装置に用いられるデータ保存方法を
説明するためのフローチャートである。
【図4】図3のデータ保存方法の具体例を説明するため
のメモリマップである。
【符号の説明】
10 端末装置 12 書込制御手段 12a 書込結果情報 122 データ容量計数部 122a 容量情報 14 内蔵メモリ 14a 書込情報 16 データ残量更新手段 16a 残量情報 18 残量判定手段 18a イネーブル信号 18b ディスエーブル信号 19 表示手段 20 ICカード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の稼働情況や作業者の業務情況を管
    理するために収集した管理情報を外部記憶手段に出力す
    る端末装置において、 管理情報から成る書込情報を保持するための内蔵メモリ
    と、 保存命令に応じて、前記書込情報の情報量を計数して当
    該計数された情報量に係る容量情報を生成するデータ容
    量計数部を有し、前記書込情報を前記外部記憶手段に保
    持する制御を実行する書込制御手段と、 前記書込情報の前記外部記憶手段への保持に先だって、
    前記外部記憶手段内の記憶容量の残量に係る残量情報と
    前記容量情報とを比較し、当該残存記憶容量を当該書込
    情報の情報容量が越えない場合に前記外部記憶手段への
    書き込みを促すイネーブル信号を生成し、当該残存記憶
    容量を当該書込情報の情報容量が越える場合に前記外部
    記憶手段への書き込みを禁止するディスエーブル信号を
    生成する残量判定手段と、 前記書込情報の前記外部記憶手段への保持が実行された
    際に、当該保持された書込情報の容量情報と保持直前の
    前記残存容量とに基づいて、前記外部記憶手段の容量に
    係る前記残存容量から当該保持に用いた容量を減算する
    と共に、当該減算結果に基づいて当該残存容量の更新を
    実行するデータ残量更新手段とを有する、 ことを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 前記書込制御手段は、前記イネーブル信
    号に応じて、前記書込情報の前記外部記憶手段への保持
    を促す制御を実行し、前記ディスエーブル信号に応じ
    て、前記書込情報の前記外部記憶手段への保持を禁止す
    る制御を実行するように構成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 【請求項3】 前記データ残量更新手段は、前記外部記
    憶手段に前記残量情報を保持すると共に、前記書込情報
    の前記外部記憶手段への保持が実行された際に、当該保
    持の直前における残量情報を前記減算後の残量情報に書
    き換えて前記残量情報の更新を実行するように構成され
    ている、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 【請求項4】 前記書込制御手段は、前記外部記憶手段
    への前記書込情報の保持の制御の結果又は保持を禁止す
    る制御の結果を報知するための書込結果情報を生成する
    ように構成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載
    の端末装置。
  5. 【請求項5】 前記イネーブル信号に応じて、前記外部
    記憶手段への書込情報の保持制御が実行された結果であ
    る前記書込結果情報を表示し、前記ディスエーブル信号
    に応じて、前記外部記憶手段への書き込み禁止制御が実
    行された結果である前記書込結果情報を表示する表示手
    段を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
    の端末装置。
  6. 【請求項6】 前記外部記憶手段は、少なくとも残量情
    報記憶領域と書込情報記憶領域とで構成されたメモリ領
    域を備えたICカードを有する、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載
    の端末装置。
  7. 【請求項7】 前記端末装置に用いられるデータ保存方
    法において、 前記保存命令に応じて、前記書込情報の情報量を計数し
    て前記容量情報を生成すると共に、前記書込情報の前記
    書込情報記憶領域への保持に先だって、前記残量情報記
    憶領域に保持されている残量情報を検出すると共に、当
    該検出した残量情報と前記容量情報とを比較する残量計
    数処理工程と、 前記残量計数処理工程に続いて、前記残量計数処理工程
    で生成された残存記憶容量を前記書込情報の情報容量が
    越えない場合に前記イネーブル信号を生成し、当該残存
    記憶容量を当該書込情報の情報容量が越える場合に前記
    ディスエーブル信号を生成する残量判定処理工程と、 前記イネーブル信号に応じて、前記書込情報の前記書込
    情報記憶領域への保持を実行し、また前記ディスエーブ
    ル信号に応じて、前記書込情報の前記書込情報記憶領域
    への保持を禁止する記憶処理工程とを有する、 ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置に用いられ
    るデータ保存方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶処理工程は、 前記書込情報の前記書込情報記憶領域への保持が実行さ
    れた際に、当該保持された書込情報の容量情報と保持直
    前の前記残存容量とに基づいて、前記書込情報記憶領域
    の残りの記憶容量に係る前記残存容量から当該保持に用
    いた容量を減算すると共に、当該減算結果に基づいて前
    記残量情報記憶領域における前記残量情報の更新を実行
    するデータ残量更新処理工程を有する、 ことを特徴とする請求項7に記載のデータ保存方法。
  9. 【請求項9】 前記記憶処理工程は、前記イネーブル信
    号に応じて、前記書込情報記憶領域への前記書込情報の
    保持制御が実行された旨の正常処理表示工程を有する、 ことを特徴とする請求項8に記載のデータ保存方法。
  10. 【請求項10】 前記残量判定処理工程は、前記ディス
    エーブル信号に応じて、前記書込情報記憶領域への書き
    込み禁止制御が実行された旨の異常処理表示工程を有す
    る、 ことを特徴とする請求項7に記載のデータ保存方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305254A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Komutekku:Kk ドライブレコーダ
CN110738750A (zh) * 2018-07-19 2020-01-31 松下知识产权经营株式会社 车载探测系统及其控制方法

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