JP2533766B2 - デイレイタイム機能付タイムレコ−ダ - Google Patents

デイレイタイム機能付タイムレコ−ダ

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JP2533766B2
JP2533766B2 JP62017060A JP1706087A JP2533766B2 JP 2533766 B2 JP2533766 B2 JP 2533766B2 JP 62017060 A JP62017060 A JP 62017060A JP 1706087 A JP1706087 A JP 1706087A JP 2533766 B2 JP2533766 B2 JP 2533766B2
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイムレコーダの技術分野で利用されるもの
であって、具体的には、ディレイタイム機能付タイムレ
コーダに関する。
〔従来の技術〕
勤怠データをタイムカード上に印字するタイムレコー
ダシステムの使用に当っては、「カードラックに差込ま
れているタイムカードの判別と取出し→タイムレコーダ
に対するタイムカードの差込み→タイムレコーダによる
勤怠データの印字処理→タイムカードの抜取りとカード
ラックへの差込み」の一連した処理作業が必要で、1人
当りの要時間数は大凡3〜7秒程度とされている。
また、タイムレコーダは複数の社員が共同使用するの
が一般的であるから、始業時とか終業時近くに成ると複
数の社員がタイムレコーダの前に並んで順番を待ってい
ることはよく見られる光景である。
所が、印字に必要な1人当りの時間数は上述の如くで
あるから、例えば始業時の直前に大勢の社員が並んでし
まった様な場合とか、或は、各種のイレギュラー操作等
を行って1人の処理時間が大幅にタイムオーバしてしま
った様な場合には、実際には始業時以前にタイムレコー
ダの前に並んでいるにも係らず、始業時以後の印字が成
されて遅刻の取扱いに成ってしまう問題が発生してい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した如き問題は、印字操作を素早く行って1回の
印字処理時間を短縮したり、社員の各々が出社時間を少
し早めることによって或程度解決でき、また、タイムレ
コーダの台数を殖やすことによっても多少の遅れは防止
可能であるが、いずれの方法もタイムレコーダの前に同
時に到着したのに、待っている間に時間が経過して各人
が同一の時刻を印字できないと云う根本的な問題点を解
決することができず、従って、待っていて始業時間が過
ぎてしまった様な場合には、申告等によって「遅刻」の
取扱いを「通常出社」に訂正する会社も存在するが、殆
どの会社はそのまま「遅刻」として甚だ不合理な取扱い
を行っていたのが現状であった。
而して、本発明の技術的課題は、複数の社員がタイム
レコーダの前に並んで順番を待っている様な場合に、そ
の待ち時間の間に印字時間が経過してしまうことを防止
して、並んでいる社員が全て同一時刻を印字できる様に
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術点課題を解決するために本発明で講じた手
段は、第4図に示した全体構成図の記載から明らかな如
く、以下の点にある。
(1) タイムレコーダに、タイムカードの差込みを受
けると、前の人が印字を行った前回印字実行時刻現在時
刻との時間差を計算する時間差計算手段と、この計算手
段によって計算された時間差が予め設定してディレイタ
イム以内であるか否かを判定するディレイタイム判定手
段を設けること。
(2) 同じくタイムレコーダに、上記の時間差がディ
レイタイム以内の場合は、タイムカードに対して前回印
字を行った前印字時刻を再び印字する前印字時刻印字手
段と、同じく上記の時間差がディレイタイムをタイムオ
ーバしている場合は、タイムカードに対して現在時刻を
印字する現在時刻印字手段を設けること。
但し、ここに於いてディレイタイムとは、前の人が印
字を行った前回印字実行時刻から、次の人が印字する迄
に許容される設定時間を意味し、一般的には10秒前後が
キーボードを操作して任意に設定される。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用される。
上記(1)の要素は、ディレイタイムを例えば10秒
に設定した場合、ディレイタイム判定手段が前の人が印
字した前回印字実行時刻から今回印字する迄に要した経
過時間が10秒以内であるか、10秒をオーバしているかを
判定する。
前記(2)の要素は、上記判定の結果、ディレイタ
イム以内である場合には、前記印字実行時刻が例えば8:
59で現在時刻が9:00であったとしても、前印字時刻手段
が全印字時刻8:59をタイムカードに印字して定時出勤の
取扱いにする。また、この取扱いは以後ディレイタイム
以内に続けてタイムカードの差込みがある限り続行さ
れ、例えば9:00を過ぎてもディレイタイムが継続してい
れば8:59が印字されて遅刻の取扱いには成らず、従っ
て、始業時(この場合は9:00)前にタイムレコーダの前
に並んだ全社員は、全て定時出勤の取扱いと成る。
一方、上記判定の結果、ディレイタイムをオーバして
いると判断された場合には、現在時刻印字手段がそのま
ま現在時刻をタイムカード上に印字され、始業時を過ぎ
ている場合には遅刻の取扱いと成ることは従前通りであ
る。
以上述べた如くであるから、上記の手段によって上述
した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を
解消することができる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係るディレイタイム機能付タイムレ
コーダの好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るディレイタイム機能付タイムレ
コーダの一実施例である所謂電子式タイムレコーダの電
機的構成を示すブロック図であって、制御部の中心を構
成するCPU1には、基準時計信号を発する時計回路2、差
込まれたタイムカードTのコードを読取るカードリーダ
3、読取ったコードに従ってタイムカードTの吸排を行
なうカード送りローラ用モータ4、送り込まれたタイム
カードTに勤怠データを印字するプリンタ5、現在時刻
とか所要メッセージ類等を表示する表示器6、各種デー
タを入力したり、各種の操作を行なうキーボード7、シ
ステムプログラムを格納したプログラムメモリ8、及
び、各人の勤怠データを記憶する個人データファイルメ
モリ9と云った電子式タイムレコーダ(コンピュータ・
タイムレコーダ)に必要な各種の構成部材(装置)が接
続されている。
また、上記CPU1には、ディレイタイム(例えば10秒)
を記憶するディレイタイム設定値記憶メモリ10と、前の
人のタイムカードTに印字された時刻(前印字時刻)を
一時記憶するメモリ11と、同じく前の人が印字を行なっ
た時刻(前回印字実行時刻)を一時記憶するメモリ12が
接続されていて、上記の「前回印字実行時刻」は、タイ
ムカードTが差込まれて印字が行なわれる度に更新さ
れ、また、上記の「前印字時刻」は、印字がこの前回印
字実行時刻から数えてディレイタイム以外である場合に
はそのままメモリ11に保持されて、この前印字時刻を差
込まれたタイムカードTに印字するが、ディレイタイム
を過ぎてタイムカードTが差込まれると、メモリ11の前
印字時刻が現在時刻に書替えられて、この現在時刻がタ
イムカードTに印加される仕組に成っている。
第2図は本発明による始業時の処理を具体的に説明し
たものであって、図示の場合は始業時がAM9:00で、始め
の社員AがAM8:59に印字を行ない、続いて社員B,C,Dが
夫々ディレイタイムDTよりも短い時間MTで夫々印字を行
なった状態を示している。
この図面の記載から明らかな如く、処理時間をMTで行
なっている限り、現在時刻が始業時を経過してもタイム
カードTへの印字は前印字時刻AM8:59が守られ、タイム
レコーダの前に並んだ各社員の出社時刻を同じAM8:59に
することができる。一方、前の人の印字からディレイタ
イムDTをオーバしたNの場合には、そのまま現在時刻
(AM9:02)が印字されて遅刻と成る。尚、上記の処理は
メモリ8のプログラムに従って始業時とか終業時、或
は、休憩時間の始まりと終わりと云った各種就業時刻直
前の時間帯に遂行されるものであって、その他の時刻は
通常処理と成る。
第3図は前記メモリ8に格納されているプログラムに
従って実行されるディレイタイムの処理手順を示したフ
ローチャートで、第3のステップS3でメモリ12に記憶さ
れている前回印字実行時刻と現在時刻との時間差が計算
され、その結果ステップS4でディレイタイム以内である
と判断された場合には、ステップS5〜S9の各処理が順番
に実行されて「前印字時刻」の印字処理が成され、ま
た、3ステップS4でディレイタイムオーバと判断された
場合には、ステップS10→S11→S7→S9の処理が実行され
て、「現在時刻」の印字処理が成される。
尚、本発明のシステムは、例えば自動車の入出庫を管
理する駐車場管理装置とか、その他の入出退管理装置に
も応用可能である。
〔効果〕
本発明に係るディレイタイム機能付タイムレコーダは
以上述べた如くであるから、始業時直前にタイムレコー
ダの前に並んだ各社員の出社時刻を、ディレイタイム以
内に引続き印字を行なう限り、全て列の始めの社員と同
じ時刻にして印字できるから、順番を待っている間に時
間が経過して遅刻に成ってしまう不公平を無くすことが
できる利点を発揮できるものであって、構成が簡単で各
タイムレコーダに容易に実施できる点と相俟って、その
効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電子式タイムレコーダ
の電気的構成を示したブロック図で、第2図はディレイ
タイムの処理パターンを説明した図、第3図は本発明の
処理手段を説明したフローチャート、第4図は本発明の
全体を説明した構成図である。 1はCPU、5はプリンタ、Tはタイムカード、8〜12は
メモリ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイムカードの差込みを受けると、前の人
    が印字を行った前回印字実行時刻と現在時刻との時間差
    を計算する時間差計算手段と、この計算手段によって計
    算された時間差が予め設定してディレイタイム以外であ
    るか否かを判定するディレイタイム判定手段と、上記の
    時間差がディレイタイム以内の場合は、タイムカードに
    対して前回印字を行った前印字時刻を再び印字する前印
    字時刻印字手段と、同じく上記の時間差がディレイタイ
    ムをタイムオーバしている場合は、タイムカードに対し
    て現在時刻を印字する現在時刻印字手段を備えて成るこ
    とを特徴とするディレイタイム機能付タイムレコーダ。
  2. 【請求項2】上記タイムカードに対する前印字時刻の印
    字処理は、始業時刻とか終業時刻、或は、休憩時間の始
    めと終わりと云った各種就業時刻直前の所定時間帯にの
    み遂行される様に構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のディレイタイム機能付タイムレ
    コーダ。
  3. 【請求項3】前記の前印字時刻手段によってタイムカー
    ドに印字される前印字時刻は、ディレイタイム以内にタ
    イムカードが差込まれる限り、繰返し印字される様に構
    成されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項記載のディレイタイム機能付タイムレコーダ。
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