JPH0313801Y2 - - Google Patents

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JPH0313801Y2
JPH0313801Y2 JP12475684U JP12475684U JPH0313801Y2 JP H0313801 Y2 JPH0313801 Y2 JP H0313801Y2 JP 12475684 U JP12475684 U JP 12475684U JP 12475684 U JP12475684 U JP 12475684U JP H0313801 Y2 JPH0313801 Y2 JP H0313801Y2
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card
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JP12475684U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えばコピー機におけるコピー枚数
やフアクシミリ装置における通信度数、その他各
種機器における使用回数や使用時間等の使用量を
管理する機器の管理装置に関し、特に部門コード
が記録された部門カードを差込むことにより機器
の動作を許可し、かつ機器の使用量を部門コード
別にメモリに記憶する機器の管理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の管理装置においては、その管理動
作は差込まれるカードに従つて行なわれ、所定の
部門カードその他のフアクシヨンカードが挿入さ
れている時にのみそのカードに応じた所定の動作
が行なわれ、カードが挿入されない状態ではその
動作は行なわれてない。例えば、コピー機におい
て、その種類によつてはコピースイツチを押して
から使用量計数用の電気信号が出力されるまでに
5秒以上要するものがあるが、この間にカードが
抜き取られると、そのときの使用量信号は計数さ
れないこととなる。したがつて、これを悪用して
コピー動作が終了すると直ちにカードを抜いてカ
ウントアツプされない不正使用が多発し、特に1
回のコピースイツチの押下で多数枚のコピーを行
なうような場合にはその実際のコピー枚数と計数
値との差は大きくなり、管理に支障をきたす。
〔考案の目的および構成〕
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、機器の動作後、使用量信号の計
数前に部門カードを抜き取つて計数を免れる不正
使用を防止することが可能な機器の管理装置を提
供することにある。
このような目的を達成するためには、本考案
は、部門カードが抜き取られた時に起動するタイ
マを設け、このタイマの動作中は機器の使用量信
号の計数を許容するようにしたものである。
ここで、機器の使用量とは使用回数または使用
時間を示し、その使用量信号の計数としては1回
の使用、例えばコピー1枚ごとに入力するパルス
の計数の他に、機器が使用状態にある間、所定周
期で入力される時間のパルスの計数なども含む。
以下、図示する実施例を用いて本考案を詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図は本考案をコピー機の管理装置に適用し
た場合の一実施例を示すブロツク図である。図に
おいて100はCPUからなる演算制御回路であ
り、出力制御部10、入力制御部20、外部メモ
リ入出力処理部30、演算処理部40によつて構
成される。また、101は表示管駆動回路、10
2はけい光表示管からなる表示器であり、演算制
御回路100からの制御信号に応じて、コピー部
に部門コードおよび使用枚数の計数表示を行な
い、集計時には全部門の使用枚数等の表示を行な
う。103はプリンタ駆動回路、104は必要に
応じて接続されるプリンタであり、演算制御回路
100からの制御信号により集計時に集計結果を
プリントアウトする。105は制御出力リレー回
路で、演算制御回路100からの制御信号応じて
接点106を閉成するとによりコピー機200の
動作を許可する。また107はタイマである。さ
らに、108は例えばフオトカプラを備えた計数
入力インターフエースであり、コピー機200か
ら1回(1枚)のコピー動作ごとに光パルスとし
て与えられる計数信号を演算制御回路100に与
える。109は光学式カードリーダであり、差し
込まれる部門カードその他の各種フアンクシヨン
カード300に記録された部門コードその他のフ
アンクシヨンコード等を読取つて演算制御回路1
00に与える。110は設定スイツチ操作部で、
テンキーならびに各部門コードごとの機器の使用
禁止・解除を設定する際に使用する設定スイツチ
および表示器102の表示内容を部門コード順に
順次送る場合に使用する送りスイツチその他の各
種スイツチを備える。111はリードライトメモ
リで、各部門コードに応じたメモリエリアを有し
このメモリエリアに各部門ごとのコピー枚数を記
憶するとともに、機器の使用の禁止および解除の
設定状態を示すデータを記憶するメモリエリアを
有している。このメモリ111に対する各種デー
タの書込みおよび読出し制御は演算制御回路10
0により行なわれる。またこれらのデータを保護
するためにバツクアツプ用のバツテリ112を備
えている。
次に、第2図のフローチヤートを用いて本実施
例の動作を詳細に説明する。
第2図は、演算制御回路100における処理内
容を示すものである。すなわち、光学式カードリ
ーダ109にカード300が差込まれ、カードリ
ーダ109からそのデータ孔の読取り情報が与え
られると、演算制御回路100は、その読取り情
報が正常なもろであることを確認した上で、その
コードからカードの種類を判別する。そして、そ
れが部門カードであると判断された場合には、予
め機器の使用が禁止されている部門でないことお
よびコピー枚数が予め定められた上限値に達して
いないことを確認した上で(ステツプ101)、
当該部門コードと、メモリ111から読出したコ
ピー枚数とを表示器102に表示する(ステツプ
102)。次いで制御出力リレー回路105によ
り接点106を閉成することによりコピー機20
0のコピー動作を許可する(ステツプ103)。
そして、コピー動作後のコピー機200から計数
入力インターフエース108を介して計数信号が
入力されるごとに、メモリ111上で当該部門コ
ードに対応したコピー枚数を加算するとともにそ
の結果を表示器102に表示する(ステツプ10
4)。加算した結果コピー枚数が予め定めた上限
値に達した場合には(ステツプ105)、その時
点で動作を停止しカード抜き取り待ちの状態とな
る(ステツプ106)。
枚数が最大値に達しない間には、カードが抜き
取られない限り(ステツプ107)、計数信号入
力ごとに枚数を加算しその結果を表示する動作を
繰り返す。
カードが抜き取られた場合には(ステツプ10
7)、表示をクリアし(ステツプ108)、制御出
力リレー回路105を復旧させてコピー動作を禁
止する(ステツプ109)。
以上は従来装置の動作と同様であるが、本実施
例ではここで、タイマ時間10秒のタイマ107を
起動し、カード抜き取り後の計数信号待ちモード
に入る(ステツプ110)。そして計数信号入力
があれば(ステツプ111)、メモリ111上で
当該部門コードに対応したコピー枚数を加算し
(ステツプ112)、タイマ107を停止させて計
数信号待ちモードを解除する(ステツプ113)。
これにより、コピー動作後部門カードを抜き取つ
てコピー枚数の加算を免れるという不正を排除で
きる。
計数信号の入力がなく(ステツプ111)、途
中でカードが挿入されるということもなく(ステ
ツプ114)、10秒が経過した場合には(ステツ
プ115)、タイマ107を停止して計数信号待
ちモードを解除する(ステツプ113)。
これに対し、途中で何らかのカードが挿入され
た場合には(ステツプ114)、読取りエラーが
ないことを確認した上で(ステツプ116)、そ
のカードが部門カードであるか否かを判別する
(ステツプ117)。部門カードであれば、前述し
たと同様に禁止部門でないことおよびコピー枚数
が最大値に達していないことが確認された場合に
限り(ステツプ118)、タイマ107を停止さ
せて計数信号待ちモードを解除し(ステツプ11
9)、以後は前述したステツプ102以降の動作
を繰り返す。
カードが部門カード以外の、管理者が使用する
各種管理カードである場合には、それぞれ当該管
理カードに従つた処理を行なう(ステツプ12
0)。例えば集計カードであれば、最初に全部門
のコピー枚数の表示を行ない、次に設定スイツチ
操作部110の集計スイツチが押下されると全部
門の金額を表示し、その後上記スイツチの押下ご
とに第1部門から順に部門コードと当該部門のコ
ピー枚数および金額を表示する。また、消去スイ
ツチを押しながら集計カードが挿入された場合で
あれば全部門のコピー枚数を零にリセツトする。
さらに設定カードを挿入した場合に各部門コード
および機器使用の禁止あるいはその解除の設定状
態を送りスイツチ接作に従つて順次表示し、設定
スイツチが押下された場合にはその状態を反転設
定する。なお集計スイツチと設定スイツチまたは
送りスイツチとは兼用できる。
このように管理カードに従つた処理が行なわれ
ている間もカード抜き取り後の計数信号待ちモー
ドは有効で、計数信号入力があれば(ステツプ1
21)、メモリ111上で該当部門のコピー枚数
を加算する(ステツプ122)。加算後、または
計数信号入力がなく10秒経過した後は(ステツプ
123)、タイマ107を停止し計数信号待ちモ
ードを解除し(ステツプ124)、管理カードに
従つた処理が終了した後は(ステツプ125)、
動作を停止カード抜き取り待ちの状態となる(ス
テツプ126)。
計数信号の入力がなく、しかも10秒経過しない
間に管理カードに従つた処理が終了した場合には
(ステツプ127)、さらに計数信号の入力を待ち
(ステツプ128)、入力があれば上述したと同様
にメモリ111上で該当部門のコピー枚数を加算
する(ステツプ129)。計数信号がなく、カー
ドが挿入されたまま(ステツプ130)10秒が経
過すれば(ステツプ131)、その時点でタイマ
107を停止させて計数信号待ちモードを解除し
(ステツプ132)、カード抜き取り待ちの状態と
なる(ステツプ133)。計数信号の入力があつ
て枚数加算処理をなつた場合には(ステツプ12
9)、直ちにこのステツプ132に移行する。カ
ードが挿入されても読取りエラーが発生したり
(ステツプ116)、禁止部門またはコピー枚数が
最大値に達した部門カードであつた場合にも(ス
テツプ118)、ステツプ128以降の処理が上
述したと同様に行なわれる。これらのカードが途
中で抜き取られた場合にも(ステツプ130)、
計数信号待ちモードは継続され、ステツプ111
以降の動作を繰り返す。
つまり、いつたん部門カードを抜き取つた後の
計数信号待ちモード中にカードの再挿入があつた
場合でも、それが部門カードでしかもコピー使用
可能な部門である場合を除き、当該計数信号待ち
モードは有効に継続し、10秒経過前に計数信号入
力があればコピー枚数を加算する。なお、本実施
例ではこのモードの動作は表示器102による表
示には無関係で、ステツプ108においてクリア
された後は、計数信号入力があつてコピー枚数が
加算されてもその結果が表示されることなく、ス
テツプ120の管理カード処理においては当該処
理に応じた表示が行なわれる。
以上、タイマ動作中に機器から使用量信号が1
回入力すればその時点で計数信号待ちモードを解
除するようにした例について説明したが、所定の
タイマ時間、例えば10秒間の間は何回でも使用量
信号の計数を許容するようにしてもよく、1回の
コピー動作で多数のコピーを行なう場合の不正防
止などにはこの方法が有効である。なお、タイマ
は、独立したタイマ回路を設ける代りにいわゆる
ソフトタイマを用いてもよいことは言うまでもな
い。
また、上述した実施例ではタイマ動作中であつ
ても、カードの挿入があつた場合に、それぞれ当
該カードに応じた処理を行なうようにしたが、タ
イマ動作中はすべてのカードまたは一部のカード
の挿入による動作を禁止するようにしてもよい。
例えば、管理カードによる処理は行ない、部門カ
ードの挿入による動作は、先の部門カード抜き取
り後のタイマ動作が、使用量信号の入力あるいは
所定のタイマ時間の経過によつて終了した後に、
はじめて可能となるようにしてもよい。
以上、コピー機械の管理装置を例に説明した
が、これに限定されるものでないことは言うまで
もない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、部門カ
ードが抜き取られた時に起動するタイマを設け、
このタイマの動作中は機器の使用量信号の計数を
許容するようにしたことにより、機器の動作後、
使用量信号の計数前にカードを抜き取つて計数を
免れる不正を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は演算制御回路における処理内容を示すフ
ローチヤートである。 100……演算制御回路、105……制御出力
リレー回路、106……接点、107……タイ
マ、108……計数入力インターフエース、10
9……光学式カードリーダ、110……設定スイ
ツチ操作部、111……リードライトメモリ、2
00……コピー装置、300……フアンクシヨン
カード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部門コードが記録された部門カードを差込むこ
    とにより機器の動作を許可し、かつ機器の使用量
    を部門コード別にメモリに記憶する機器の管理装
    置において、部門カードが抜かれた時に起動する
    タイマと、このタイマの動作中は機器の使用量信
    号の計数を許容しかつタイマ動作終了後は当該使
    用量信号の計数を禁止する制御部とを備えたこと
    を特徴とする機器の管理装置。
JP12475684U 1984-08-17 1984-08-17 機器の管理装置 Granted JPS6142657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12475684U JPS6142657U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 機器の管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12475684U JPS6142657U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 機器の管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6142657U JPS6142657U (ja) 1986-03-19
JPH0313801Y2 true JPH0313801Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30683480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12475684U Granted JPS6142657U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 機器の管理装置

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JPS6142657U (ja) 1986-03-19

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