JP3242202B2 - 部門管理装置 - Google Patents

部門管理装置

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JP3242202B2
JP3242202B2 JP12277993A JP12277993A JP3242202B2 JP 3242202 B2 JP3242202 B2 JP 3242202B2 JP 12277993 A JP12277993 A JP 12277993A JP 12277993 A JP12277993 A JP 12277993A JP 3242202 B2 JP3242202 B2 JP 3242202B2
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機,プリンタ等
の画像形成装置に備えられ、使用する部門ごとの使用枚
数を集計する部門管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,プリンタ等の画像形成装置を複
数部門が共通で使用する場合、部門別に使用枚数を集計
するための部門管理装置を備えていることがある。部門
管理装置は、画像形成装置本体に取り付けられたカウン
タと、該カウンタに接続可能なコマンダとを備えてい
る。カウンタは、取り付けられた画像形成装置での使用
枚数を部門ごとにカウントし、コマンダは複数のカウン
タに記憶された使用枚数を部門ごとに抽出して、その使
用枚数を部門ごとにプリントアウトする。部門管理装置
には使用を許可する部門が登録されており(通常部門コ
ードで登録される)、登録された部門コードが入力され
たときにのみ画像形成装置の使用が許可される。
【0003】図11は部門管理装置の外観を示した図で
ある。カウンタは50に示すように、カード51により
該カード51に書き込まれた部門コードが入力されるよ
うに構成されたもの、または50′に示すように、テン
キー52により部門コードが暗証番号として入力される
ように構成されたものがある。一般には、50,50′
のいずれかの方法が用いられるが他の方法でもよい。カ
ウンタはコネクタ53により画像形成装置の本体に接続
され、データ(使用許可,使用枚数のカウントアップ等
の信号)の送受信が行われるようになっている。適切な
部門コードが入力された際には、画像形成装置本体が使
用可能となり、使用された枚数(コピー枚数)がカウン
タ内に記憶される。このとき使用枚数は、部門ごとに記
憶される。コマンダ55は、カウンタ50または50′
と通信ケーブル56によって接続可能になっており、デ
ータ(使用許可部門のデータ,カウントした使用枚数
等)の送受信が行われる。なお、コマンダ55にはプリ
ンタ57が設けられており、使用枚数がプリントアウト
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、短期間だけ
構成されたプロジェクトチームや、一時契約の小店等の
場合、一定の期間内だけ画像形成装置の使用を許可する
ことがある。このような特定期間だけ使用を許可する部
門の場合、その都度、部門コードの入力,抹消を行う必
要があった。具体的には、使用開始するときに部門コー
ドを登録してその部門コードでの画像形成装置の使用を
許可し、使用終了するときに登録している部門コードを
抹消して、その部門コードでは画像形成装置を使用でき
ないようにする必要があった。しかし従来の方法では、
部門コードの登録時、部門コードの抹消時の両方に操作
者が画像形成装置まで出向かなければならないことにな
り、操作者の負担が非常に大きくなってしまうととも
に、抹消忘れ等の問題も生じることがあった。
【0005】また、従来の部門管理装置の場合、コマン
ダ55にはカウンタから抽出(受信)した使用枚数をそ
のままプリントアウトするだけの機能しかなく、例えば
複数台のカウンタから使用枚数を抽出した場合にはプリ
ントアウトした使用枚数をマンパワーによって集計する
必要があり、手間が掛かるとともに集計ミスが生じ易い
問題があった。
【0006】また、コマンダ55がカウンタ50または
50′から使用枚数を抽出するとき、コマンダ内に既に
使用枚数が記憶されている場合には、新たにカウンタか
ら抽出する使用枚数と、コマンダ内に既に記憶されてい
る使用枚数とは、予め決めれている状態に処理されてし
まい、操作者がその状態を選択することはできなかっ
た。具体的には、通常は、コマンダ内に記憶されている
使用枚数に追加する状態で新たに抽出した使用枚数を記
憶する、という方式がとられており、新旧の使用枚数が
混同されて記憶されてしまう問題が生じることがあっ
た。例えば、1カ月ごとに使用枚数を集計するコマンダ
の場合、先月の使用枚数をクリアするのを忘れると先月
分の使用枚数と今月分の使用枚数とが混同されてしま
う。
【0007】この発明上記の問題点に鑑み、操作性が良
く、かつ集計ミスの発生を防止することのできる部門管
理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明は、画像形成装置
の本体に取り付けられ、登録部門ごとの使用枚数をカウ
ントするカウンタと、該カウンタに接続可能で、該カウ
ンタに記憶された使用枚数を抽出して予め記憶している
使用枚数に追加して記憶するコマンダと、を備えるとと
もに、前記コマンダに、前記使用枚数を抽出して記憶し
た抽出日を記憶する抽出日記憶手段と、該抽出日記憶手
段に記憶される抽出日を前記カウンタからの使用枚数の
抽出ごとにその時の日付に更新する手段と、使用枚数の
抽出に先立って、抽出日記憶手段に記憶された抽出日と
現在の日付とを比較する比較手段と、該比較手段により
両者間の日数が予め設定された日数を超えたと判断され
たとき、警告を行う手段と、を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明の部門管理装置では、抽出日記憶手段に
は前回の使用枚数の抽出日が記憶され、その記憶されて
いる抽出日と現在の日付とが比較されて、その間の日数
が予め設定された日数を越えたときに警告が発せられ
る。例えば、1カ月ごとに使用枚数をコマンダに抽出す
るようにしており、その月々の抽出は10日間以内には
終了するという場合、「予め設定された日数」を例えば
20日に設定しておくと、20日を越えた場合に警告が
発せられる。すなわち、先月分の使用枚数がコマンダに
残っているときに警告が発せられる。一方、例えば前日
に今月分の使用枚数抽出を行っていると、その日には警
告は発せられない。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すブロック図で
あり、複写機に取り付けられた部門管理装置を示してい
る。
【0011】複写機本体1は、CPU11によって制御
され複写プロセスを実行する。複写機本体の用紙(複写
済用紙)排出口には排紙センサ12が配置されている。
排紙センサ12はマイクロスイッチ等からなり、複写処
理された一枚の用紙排出ごとにカウントアップ信号を出
力する。
【0012】カウンタ2は、図11に示したように、カ
ード式または暗証番号式のものであり、CPU21、R
OM22、RAM23、時計回路24、入力部25、表
示部26、信号入出力部27、通信ポート28を備えて
いる。入力部25は、カード式カウンタの場合にはカー
ド読取装置を含む部門コードの入力部を有し、暗証番号
式の場合にはテンキーを含む部門コードの入力部を有し
ている。表示部26は液晶パネル等からなる。部門コー
ドが入力されたとき、CPU21は、その部門コードの
登録の有無および使用の許可期間を判別し、部門コード
が登録されたものであり、かつ、使用許可期間内である
ときに複写機本体に対し、信号入出力部27を介して使
用許可を示す信号としてREADY信号を出力する。な
お、入力された部門コードが登録されていない場合や使
用期間切れになっている場合にはエラーとして処理す
る。このエラー処理では、複写機本体1の表示部やカウ
ンタ2の表示部にエラー表示を行う。信号入出力部27
は複写機本体1からのカウントアップ信号を入力する。
RAM23はバッテリバックアップされたメモリであ
り、登録部門コードのメモリエリア、使用許可期間のメ
モリエリア、登録部門ごとの使用枚数のメモリエリア
(カウンタメモリ)23a等が設けられている。通信ポ
ート28はコマンダ3とのデータの送受信を行う部分で
ある。
【0013】コマンダ3は、CPU31、ROM32、
RAM33、キー操作部35、プリンタ36、通信ポー
ト37を備えている。RAM33はバッテリバックアッ
プされており、カウンタ2から送られた使用枚数を一時
的に記憶するメモリエリア(副メモリ)33a、各カウ
ンタの使用枚数を部門ごとに集計して記憶するメモリエ
リア(トータルカウンタメモリ)33b、登録されてい
る部門コードを記憶するメモリエリア等が設けられてい
る。なお、本発明に対応する実施例ではRAM33に、
抽出部記憶手段として抽出日を記憶するメモリエリア
(日付メモリ)33cが設けられている。キー操作部3
5は登録部門のコードや、使用許可期間等を入力するた
めの登録モードキー,期間入力キー,テンキー等が設け
られている。プリンタ36はRAM33に記憶されてい
る使用枚数をプリントアウトする。通信ポート37はカ
ウンタ2とのデータの送受信を行う。
【0014】以下、図2および図3に示すフローチャー
トを参照して本発明の応用例を説明する。
【0015】図2のフローチャートは、コマンダのCP
Uの処理を示し、登録部門のコードを登録設定する処理
手順を示している。部門コードおよびその使用許可期間
の登録はコマンダ3のキー操作部35において行われ、
登録された部門コードおよびその使用許可期間がカウン
タ2に送信される。まず、登録モードキーが操作され、
その後テンキーによって登録部門のコードが入力される
(n1→n2)。部門コード登録のみを行う(期間限定
を行わない)ときにはこの後登録モードキーを操作する
とそのコードが登録される(n3→n4)。一方、登録
部門の使用許可期間を限定する場合には、期間入力キー
を操作したのち、使用を許可する期間をテンキーで入力
し、さらにその後登録モードキーを操作することによっ
て登録部門のコードと使用許可期間とが登録される(n
5→n6→n7→n8)。登録された部門コード,使用
許可期間等はカウンタへ送信される(n9)。なお使用
許可期間の登録は、使用許可の終了時のみを登録するよ
うにしても、使用許可の開始時と使用許可の終了時の両
方を登録するようにしてもよい。カウンタではこれらの
データをメモリ(RAM)23へ格納し、このデータに
基づいて複写機の使用許可信号,エラー信号の出力等を
行う。
【0016】図3のフローチャートは、カウンタのCP
Uの処理を示し、部門コードが入力されたときの処理手
順を示している。カードまたはテンキー(図5参照)に
よって部門コードが入力されると、まずその部門コード
が登録されているか否かを判別し、部門コードの登録が
なければ、複写機本体1に対してエラー信号を出力する
(n11→n12→n13)。エラー信号を受けると複
写機本体1は、表示部25に部門登録がされていない旨
および、部門コードの再入力を促す表示をする。一方、
部門登録がされていた場合には、時計回路24から現在
の時間を読み出すとともに、登録部門の使用許可期間の
データを読み出し、両者を比較する(n15→n16→
n17→n18)。このとき、使用許可期間の設定がさ
れていなければそのまま使用許可信号を出力するが(n
17)、使用許可期間が設定されていた場合には現在の
時間と使用許可期間との比較を行う(n18)。そし
て、使用許可期間内であれば使用許可信号を出力するが
(n19)、使用許可期間が切れていた場合にはエラー
信号を出力する(n13)。
【0017】なお後述する他の応用例では、カウンタ2
において、各部門の使用許可期間を常に監視し、使用許
可期間が過ぎた部門については部門コードを自動的に抹
消するようにしている。これによって、部門コードの入
力時に、部門コードの有無を検知するだけで良くなるの
で、使用許可信号を出力するまでの処理時間を短縮でき
る。
【0018】上記のようにして複写機の使用許可信号が
出ると、ユーザは複写処理を実行することができる。1
枚のコピー処理が終了するとコピー済の用紙が排出さ
れ、その時、排紙スイッチ12をオンする。このオン信
号はカウンタに送られる。カウンタは排紙スイッチのオ
ン信号を受けると、その部門の使用枚数をカウントアッ
プする。カウンタには、登録された部門ごとに使用枚数
の記憶エリアが確保されており、排紙スイッチのオン信
号により使用枚数がカウントアップされてゆく。このよ
うにしてカウンタは部門ごとの使用枚数を記憶する。
【0019】次に、図4,図5を参照してさらに応用例
説明する。
【0020】複数台の複写機が設置されている場合、そ
の各々の複写機で上記のような処理が行われる。すなわ
ち、各複写機においてそれぞれ部門ごとの使用枚数がカ
ウント記憶される。各複写機において記憶された使用枚
数は、コマンダ3に抽出(送信)され、コマンダ3で部
門ごとの使用枚数が集計された後コマンダのプリンタ3
6によってプリントアウトされる。図5は集計処理手順
を説明するための図である。図5(A)はカウンタ2か
らの使用枚数抽出が行われる前の状態を示しており、別
のカウンタ2′の使用枚数の抽出,加算が終了した状態
である。カウンタ2に対する処理としてはまず、図5
(B)に示すようにカウンタ2のカウンタメモリに記憶
されている各部門ごとの使用枚数を抽出してコマンダの
副メモリ33aに書き込む。次に図5(C)に示すよう
に、副メモリ33aの内容をトータルカウンタメモリ3
3bに加算し、各部門ごとの使用枚数の合計をトータル
カウンタメモリ33bに記憶する。なお集計処理後、副
メモリ33aの内容はクリアしなくてもよいが、自動的
にクリアすると集計ミスが生じるおそれがない。図4
は、コマンダ3がカウンタ2から使用枚数を抽出し、集
計,プリントを行うまでの処理手順を示すフローチャー
トである。
【0021】カウンタ2が接続された状態でデータ抽出
命令がされると集計モードに入る(n21→n22)。
データ抽出命令は、キー操作部35に集計モードキーを
設けそのキー操作により入力する方法や、テンキーによ
り所定のプログラム番号を操作することで入力する方法
等がある。集計モードではまず、接続されているカウン
タ2のナンバーを識別する(n23)。カウンタ(複写
機)の台数,ナンバーは予めコマンダ3に登録されてコ
マンダ3のRAM33の所定エリアに記憶されている。
そしてn23で登録されているカウンタか否か、使用枚
数の抽出が終わったカウンタか否かが判定される。なお
この判定に基づいて警告等を行い、一つのカウンタから
の使用枚数の二重読み込みやカウンタとの接続不良等を
生じた場合にはその旨が報知される。この処理の後、カ
ウンタに記憶されている使用枚数を抽出し、抽出した使
用枚数を副メモリ33aに格納する(n24→n2
5)。なお使用枚数の抽出は、接続されているカウンタ
に対して集計モードを送信すると、該カウンタから使用
枚数が返信されることで行われる。副メモリに格納され
た使用枚数は、該格納処理の終了後、トータルカウンタ
メモリ33bに加算される(n26)。なお使用枚数の
加算が終了したとき副メモリ33aの内容はクリアしな
くてもよいが、加算処理終了とともにクリアすることに
よって二重加算を防止できる。以上の処理を登録されて
いる全てのカウンタに対して行い、全カウンタの使用枚
数抽出が終了していれば集計データをプリントアウトす
る(n27→n28)。なお、全カウンタの使用枚数の
抽出が終了したか否かの判断は、コマンダが登録されて
いるカウンタの数をチェックする方法、または操作者に
よるキー入力等によって行われる。
【0022】以上のようにして、コマンダ3はカウンタ
2の使用枚数を抽出して集計し、その結果をプリントア
ウトする。
【0023】上記の実施例はコマンダがカウンタの識別
番号を記憶し、全部のカウンタからの使用枚数の抽出が
終了したかどうかを判断できるから、全部のカウンタか
らの使用枚数の抽出および集計,プリントアウトが終了
した後にカウンタが接続されたときに警告を発したり、
全部のカウンタからの使用枚数の抽出および集計,プリ
ントアウトが終了した後にコマンダに記憶されている使
用枚数を自動的にクリアすれば、次の使用枚数の抽出時
(次の月分の使用枚数の抽出時)に、前月分の使用枚数
が混同されてしまうのを防止できる。一方、コマンダが
カウンタの識別番号(単にカウンタの台数だけでもよ
い)を記憶していない場合には、後述する応用例で異な
る月分の使用枚数が混同されてしまうのを防止すること
ができる。
【0024】図6は本発明の他の応用例を示すフローチ
ャートであり、コマンダに使用枚数が記憶されていると
きに警告を発するようにしている。
【0025】カウンタ2が接続されたときに、トータル
カウンタ33bに集計した使用枚数が記憶されている場
合には、『トータルカウンタに記憶有り』等の警告表示
を行う(n41→n42→n43)。トータルカウンタ
33bの記憶の有無の判定には、例えば、トータルカウ
ンタ33bに使用枚数が記憶されたときに“1”とな
り、トータルカウンタ33bの使用枚数がクリアされた
ときに“0”となるフラグが用いられる。また例えば、
カウンタ2が接続されたときに、直接コマンダ3内のト
ータルカウンタ33bや副メモリ33aの状態を判別
し、これらが“0”でなければ使用枚数が記憶されてい
ると判定してもよい。またn43における警告表示は、
カウンタ2に対してその旨が送信され、カウンタ2本体
または複写機本体1の表示部に表示される。なおコマン
ダ3に表示部を有する場合にはコマンダ3の表示部に表
示してもよい。
【0026】上記のように表示を行うことにより、先月
分の使用枚数がクリアされていないことを知らずにカウ
ンタを接続したときに警告表示がされるため、操作者は
そのことを認識して先月分の使用枚数のクリア処理を実
行することができる。先月分の使用枚数のクリアは、例
えば、クリアキー操作や、テンキーによる所定のプログ
ラム番号の入力によって実行される(n48→n4
9)。一方、記憶されている使用枚数が今月分であると
きにはクリアを行う必要がないので、その表示を無視し
て抽出命令を行うことで使用枚数の抽出,集計処理が実
行される。抽出処理はまず、使用枚数を抽出してコマン
ダ3の副メモリ33aに記憶し、使用枚数格納,使用枚
数集計を行う(n44→n45→n46→n47)。す
なわちこの実施例では、トータルカウンタメモリ33b
に使用枚数が記憶されているときにはそのことを警告表
示し、この警告後に使用枚数の抽出が命令されたときに
はじめて使用枚数抽出を実行しており、これによって使
用枚数の混同が防止される。
【0027】図7,図8は本発明の他の応用例を示す図
であり、図7は集計処理手順を示すフローチャート、図
8は集計手順を示す図である。
【0028】図8(A)は前回カウンタ2′から使用枚
数の抽出を行ったときの抽出日がコマンダ3の日付メモ
リ33cに記憶されている状態を示しており、図8
(B)に示すように、今回カウンタ2の使用枚数をコマ
ンダ3の副メモリ33cに抽出すると、その抽出日がコ
マンダ3に抽出され、コマンダ3の日付メモリ33cが
更新される。
【0029】図7に示すように、コマンダ3にカウンタ
2が接続されると、トータルカウンタ33bの記憶の有
無を判別し、記憶内容有りの場合には日付メモリ33c
から記憶されている抽出日を読み出して、トータルカウ
ンタ33cへの記憶有りの旨、およびその抽出日を表示
する(n41→n42→n51→n52)。この抽出日
等の表示を行った後に抽出命令がされれば使用枚数およ
び現在の日付をカウンタ2から抽出して、使用枚数を副
メモリ33aに格納し、現在の日付を日付メモリ33c
に格納する(n53→n54→n55)。なお現在の日
付は時計回路24のデータが送られるものであり、この
実施例では年月日を記憶しているが、抽出を行った時間
も記憶してもよい。なお副メモリ33aに記憶された使
用枚数はその後、トータルカウンタメモリに加算される
(n56)。このようにトータルカウンタメモリ33b
に集計された使用枚数が記憶されている場合には、前回
の使用枚数の抽出日とともにその旨を表示することによ
って、操作者は記憶内容がいつのものであるかを判断で
きるようになり、使用枚数の混同を防止できる。なお、
クリア命令がされたときにはトータルカウンタメモリ3
3bとともに、日付メモリ33cもクリアされる(n5
7→n58)。
【0030】図9は本発明の実施例の集計処理手順を示
すフローチャートであり、図7のフローチャートにおけ
るn53のステップとn54のステップとの間に、n6
1〜n64のステップからなる日付比較および警告を行
う。
【0031】一度めの警告を行った後に抽出命令が行わ
れると(n52→n53)、まず、カウンタ2から現在
の日付を抽出し、その現在の日付と日付メモリ33cに
記憶されている日付とを比較し、その差が予め設定され
た日数(規定日数)を越えている場合にはその旨を表示
する(n61→n62→n63)。そしてそれでもなお
抽出命令がされた場合にのみ抽出処理を行うようにする
(n64)。例えば、1カ月ごとに集計を行う装置の場
合、前回の抽出日から1カ月近く経過している場合に
は、記憶されている使用枚数は先月分の使用枚数である
可能性が高い。この場合、この実施例の装置であると2
度目の警告が行われ、集計ミスを防止できる。なお、日
付の差が予め設定された日数よりも小さい場合にはその
まま抽出処理へと入る(n62→n54)。
【0032】なおこの実施例では2度めの警告処理時に
日付の比較を行っているが、警告を一度だけにしてその
ときに日付の比較を行ってもよい。
【0033】図10は本発明の他の応用例の処理手順を
示すフローチャートであり、図では一部のステップのみ
を示しているが、図7に示す処理手順内に組み込まれて
処理が行われる。
【0034】カウンタが接続され、トータルカウンタメ
モリ33bに使用枚数が記憶されている場合には日付メ
モリ33cから前回の抽出処理の抽出日を読み出すとと
もに、カウンタ2から現在の日付を抽出し、両者を比較
する(n51→n71→n72)。そして日付の差が予
め設定されている日数を越えている場合にはトータルカ
ウンタ33bおよび日付メモリ33cをクリアし、その
後抽出命令がされれば新たな抽出処理を開始する(n7
3→n53→n54・・・)。一方、日付の差が予め設
定されている日数以内であればトータルカウンタメモリ
33bに使用枚数が記憶されている旨と前回の抽出日と
を表示し、抽出命令がされれば抽出処理を行う(n72
→n52→n53→n54・・・)。このような処理に
より、前回の集計時の使用枚数等のデータが確実にクリ
アされるため、集計ミスが発生することがない。
【0035】なお図9,図10では、カウンタ2にのみ
時計回路を備えているので、抽出命令がされたときやコ
マンダ3がカウンタ2に接続されたときにカウンタ2か
ら現在の日付を抽出して、コマンダ3の日付メモリ33
cに記憶されている抽出日と現在の日付とを比較してい
るが、図1中二点鎖線で示すようにコマンダ3内に時計
回路34を設けることによって任意のタイミングに日付
メモリ33cに記憶されている抽出日と現在の日付とを
比較できるようになる。任意のタイミングとは例えば、
コマンダ3の電源オン時や一定時間ごと等である。
【0036】
【発明の効果】本発明の部門管理装置によれば、コマン
ダ内に使用枚数が記憶されている場合、日数で限定され
た間だけ警告表示が行われることになり、他の期間は警
告表示が行われない。すなわち必要以外のときに警告表
示がされることがなく、無駄な手間を掛けてしまうこと
を防止できる。また、コマンダがカウンタから使用枚数
を抽出するとき、コマンダ内に既に使用枚数が記憶され
ている場合には、通常は、コマンダ内に記憶されている
使用枚数に追加する状態で新たに抽出した使用枚数を記
憶する、という方式がとられており、新旧の使用枚数が
混同されて記憶されてしまう問題が生じることがあっ
た。例えば、1カ月ごとに使用枚数を集計するコマンダ
の場合、先月の使用枚数をクリアするのを忘れると先月
分の使用枚数と今月分の使用枚数とが混同されてしま
う。本発明によれば、上述の問題を解決することがで
き、操作性が良く、かつ集計ミスの発生を防止できる部
門管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複写機本体に適用された部門管理装置の要部
ブロック図である。
【図2】 本発明の応用例の処理手順を示すフローチャ
ートであり、部門コードおよび部門の使用許可期間を登
録する手順を示している。
【図3】 本発明の応用例の処理手順を示すフローチャ
ートであり、使用許可の判定手順を示している。
【図4】 本発明の応用例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】 本発明の応用例を示す図であり、使用枚数デ
ータの抽出および集計手順を説明する図である。
【図6】 本発明の他の応用例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】 本発明の他の応用例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】 本発明の他の応用例を示す図であり、使用枚
数データの抽出および集計手順を説明する図である。
【図9】 本発明の実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】 本発明の他の応用例の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 部門管理装置の外観構成を示す斜視図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 準一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 諸岡 了 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−248168(JP,A) 特開 昭56−12652(JP,A) 特開 昭63−32692(JP,A) 特開 平4−106698(JP,A) 特開 平3−33965(JP,A) 特開 平1−297665(JP,A) 特開 平4−70769(JP,A) 特開 平3−220693(JP,A) 特開 昭63−192178(JP,A) 特開 平1−142887(JP,A) 特開 平5−204202(JP,A) 特開 昭61−93459(JP,A) 特開 昭61−80388(JP,A) 特開 昭61−51166(JP,A) 特開 平3−252674(JP,A) 特開 昭64−15759(JP,A) 特開 昭59−34554(JP,A) 特開 平3−226770(JP,A) 実開 平4−123455(JP,U) 実開 平4−72244(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/00 370 - 502 B41J 29/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の本体に取り付けられ、登
    録部門ごとの使用枚数をカウントするカウンタと、該カ
    ウンタに接続可能で、該カウンタに記憶された使用枚数
    を抽出して予め記憶している使用枚数に追加して記憶す
    るコマンダと、を備えるとともに、 前記コマンダに、前記使用枚数を抽出して記憶した抽出
    日を記憶する抽出日記憶手段と、該抽出日記憶手段に記
    憶される抽出日を前記カウンタからの使用枚数の抽出ご
    とにその時の日付に更新する手段と、使用枚数の抽出に
    先立って、抽出日記憶手段に記憶された抽出日と現在の
    日付とを比較する比較手段と、該比較手段により両者間
    の日数が予め設定された日数を超えたと判断されたと
    き、警告を行う手段と、を設けたことを特徴とする部門
    管理装置。
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