JPH1082665A - 車両用メータ - Google Patents

車両用メータ

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Publication number
JPH1082665A
JPH1082665A JP8239296A JP23929696A JPH1082665A JP H1082665 A JPH1082665 A JP H1082665A JP 8239296 A JP8239296 A JP 8239296A JP 23929696 A JP23929696 A JP 23929696A JP H1082665 A JPH1082665 A JP H1082665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
facing
vehicle
bracket
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8239296A
Other languages
English (en)
Inventor
光一 ▲高▼尾
Koichi Takao
Yuichi Kitagawa
裕一 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8239296A priority Critical patent/JPH1082665A/ja
Publication of JPH1082665A publication Critical patent/JPH1082665A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メータをねじ付け時の切り粉の侵入を簡単な
構造で防止できるようにした車両用メータを提供するこ
と。 【解決手段】 ケース1と、このケース1の前面に取り
付けられた見返し2と、この見返し2の前部に取り付け
られた表ガラス3とを備え、見返し2の上部には取付孔
11付きのブラケット部9が形成され、この取付孔11
の下部に前方に突出する受け板部4が形成され、この受
け板部4でねじ付け時の切り粉を受けるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用メータに関
し、詳しくは、コンビネーションメータ等の車両用メー
タを車両にねじ付けする際のメータ内への切り粉混入を
防止する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に、従来の車両用メータ
であるコンビネーションメータを示している。コンビネ
ーションメータは、ケース1と、このケース1の前面に
取り付けられた見返し2と、この見返し2の前部に取り
付けられた表ガラス3とを備えている。見返し2の上部
には突出部6が形成され、表ガラス3はその上縁に形成
されている折曲部7をこの突出部6に当てて取り付けら
れている。
【0003】ケース1および見返し2の上部中央にはブ
ラケット部8および9が各々形成され、このブラケット
部8および9にねじ止め用の取付孔10、11が形成さ
れている。このブラケット部8、9は重ね合わされ、取
付孔10、11を介してねじ12を車両にねじ込むこと
により、コンビネーションメータは車両に取り付けられ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコンビ
ネーションメータは、車両にねじ付けする際、ねじ12
の切り粉が見返し2と表ガラス3との間の隙間14から
表ガラス3の内側に入り(図6の矢印参照)、メータ意
匠部に付着するという現象が生じている。
【0005】これを防止するため、従来は、図7に示す
ように隙間14にパッキン15を貼り付けたり、あるい
は隙間14自体を極力小さくする、等の工夫がなされて
いるが、パッキン15を貼り付ける手段は、別部品を使
用することによるコストアップが避けられず、また、隙
間づめ調整による手段は金型構造が複雑化するばかりで
なく、振動による異音発生という問題がある。
【0006】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、メータを車両にねじ付けする際の切り粉の侵入を簡
単な構造で防止できるようにした車両用メータを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ケースの前部に見返しが取
り付けられ、この見返しの前部に表ガラスが取り付けら
れ、前記見返しの上部には取付孔付きのブラケット部が
形成された車両用メータにおいて、前記取付孔の下部に
前記見返しと表ガラス間の隙間をカバーする受け板部が
突出されていることを特徴とするものである。
【0008】このため、請求項1記載の発明では、メー
タを取付孔から車両にねじ付けする際に発生する切り粉
は受け板部で受けられ、見返しと表ガラスとの隙間から
メータ内に侵入することが防止される。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の車両用メータであって、前記受け板部は、前記見返
しと一体に形成されたリブであることを特徴とするもの
である。
【0010】このため、請求項2記載の発明では、見返
しのブラケット部にリブを形成するだけの簡単な構成で
受け板部が構成される。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の車両用メータであって、前記受け板部は、前記ケー
スと一体に形成された、前記見返しのブラケットの前面
に密接する略L字形状の突出部であることを特徴とする
ものである。
【0012】このため、請求項3記載の発明では、見返
しの構造を変更することなく受け板部が構成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図4および図5と同一部
材、同一機能のものは同一符号で示している。
【0014】図1は、本実施の形態の車両用メータであ
るコンビネーションメータを示している。
【0015】コンビネーションメータMは、ケース1
と、このケース1の前面に取り付けられた見返し2と、
この見返し2の前部に取り付けられた表ガラス3とを備
えている。見返し2は、下広のテーパ状となった側壁部
2aとメータ意匠部5より前方に突出する下側壁部2b
とよりなる。
【0016】見返し2の上部には、図2および図3に示
すように、突出部6が形成されている。表ガラス3の上
縁には折曲部7が形成され、この折曲部7を見返し2の
突出部6に当てて表ガラス3が取り付けられている。
【0017】ケース1の上部中央には、前傾斜のブラケ
ット部8が形成され、見返し2の上部中央には前傾斜の
ブラケット部9が形成されている。このブラケット部
8、9にねじ止め用の取付孔10、11が形成されてい
る。このブラケット部8、9は重ね合わされ、この取付
孔10、11を介してねじ12を車両(図示せず)にね
じ込むことにより、コンビネーションメータMは車両に
取り付けられるようになっている。なお、ケース1およ
び見返し2の側部にも車両への取り付けのためのブラケ
ット部16が形成され、ねじ15でねじ付けするように
なっている。
【0018】本実施の形態では、見返し2のブラケット
部9の下部に前方に突出するリブ状の受け板部4が一体
に形成されている。この受け板部4は、取付孔11より
下部であればブラケット部9のどの位置であってもよ
く、また、好ましくはブラケット部9の横方向全長と同
じかそれ以上の横幅をもってブラケット部9の下部の見
返し2に形成される。また、前方への突出幅は隙間14
をカバーできればよく、わずかの突出幅でよい。
【0019】上記構成により、ねじ12を車両にねじ付
けする際、その切り粉が落下しても受け板部4で受けら
れ、見返し2と表ガラス3との隙間14からメータ内に
侵入することがなくなる。
【0020】したがって、従来のように隙間14にパッ
キンを貼り付けたり、隙間づめのため寸法精度の高い見
返しを作成する等の手間がかからず、簡単な構造で切り
粉侵入防止が可能となる。
【0021】上記実施の形態では、受け板部4は見返し
2と一体に形成しているが、図4に示すようにケース1
側にブラケット部9の前面に密接して延びるような受け
板部4に相当する略L字形状の突出部20を形成した構
成であってもよい。この場合は、この突出部20とブラ
ケット部8との間にブラケット部9を嵌め込むようにす
ればよい。このようにケース1側に突出部を形成する構
造にすれば、見返し2は設計変更を要せず、従来のもの
をそのまま使用可能である。
【0022】また、上記実施の形態では、車両用メータ
としてコンビネーションメータの例を示したが、メータ
のタイプは限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、取付孔の下部に受け板部が突出されてい
るので、メータを取付孔から車両にねじ付けする際に発
生する切り粉は受け板部で受けられ、見返しと表ガラス
との隙間からメータ内に侵入することが防止され、パッ
キンや隙間づめの手段を用いることなく簡単な構成で切
り粉侵入防止が達成できる。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、受け
板部は見返しと一体のリブで構成したので、見返しのブ
ラケット部にリブを形成するだけの簡単な構成で切り粉
の侵入防止ができる。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、受け
板部をケースと一体に形成された突出部で構成したの
で、見返しの構造を変更することなくケースの突出部で
受け板部が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用メータの実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】図1の要部の斜視図である。
【図3】図1の要部の縦断側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の要部の斜視図であ
る。
【図5】従来の車両用メータの斜視図である。
【図6】図4の要部の縦断側面図である。
【図7】他の従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 見返し 3 表ガラス 4 受け板部 9 ブラケット部 11 取付孔 20 突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの前部に見返しが取り付けられ、
    この見返しの前部に表ガラスが取り付けられ、前記見返
    しの上部には取付孔付きのブラケット部が形成された車
    両用メータにおいて、 前記取付孔の下部に、前記見返しと表ガラス間の隙間を
    カバーする受け板部が突出されていることを特徴とする
    車両用メータ。
  2. 【請求項2】 前記受け板部は、前記見返しと一体に形
    成されたリブであることを特徴とする請求項1記載の車
    両用メータ。
  3. 【請求項3】 前記受け板部は、前記ケースと一体に形
    成された、前記見返しのブラケットの前面に密接する略
    L字形状の突出部であることを特徴とする請求項1記載
    の車両用メータ。
JP8239296A 1996-09-10 1996-09-10 車両用メータ Pending JPH1082665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8239296A JPH1082665A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 車両用メータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8239296A JPH1082665A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 車両用メータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082665A true JPH1082665A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17042629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8239296A Pending JPH1082665A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 車両用メータ

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JP (1) JPH1082665A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343083A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Toshiba Kyaria Kk 空気調和装置

Cited By (1)

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