JPH1082365A - 吸入マフラーを有する密閉型圧縮器 - Google Patents
吸入マフラーを有する密閉型圧縮器Info
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- JPH1082365A JPH1082365A JP19621797A JP19621797A JPH1082365A JP H1082365 A JPH1082365 A JP H1082365A JP 19621797 A JP19621797 A JP 19621797A JP 19621797 A JP19621797 A JP 19621797A JP H1082365 A JPH1082365 A JP H1082365A
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- suction
- connection pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弾性接続管と吸入マフラーの流入口との間に
おける相互離脱、騒音発生及び冷媒漏れなどの問題を防
止する。 【解決手段】 吸入管5と吸入マフラー3との間には、
一端部に吸入管5の末端部が流動自在に挿入される弾性
接続管7と、吸入マフラー3の流入口9に固着され、弾
性接続管7の他端部が固定される接続管ホルダ11が備
えられている。これにより、弾性接続管11と吸入マフ
ラー3の流入口9との間における相互離脱、騒音発生及
び冷媒漏れを効率よく防止できる。
おける相互離脱、騒音発生及び冷媒漏れなどの問題を防
止する。 【解決手段】 吸入管5と吸入マフラー3との間には、
一端部に吸入管5の末端部が流動自在に挿入される弾性
接続管7と、吸入マフラー3の流入口9に固着され、弾
性接続管7の他端部が固定される接続管ホルダ11が備
えられている。これにより、弾性接続管11と吸入マフ
ラー3の流入口9との間における相互離脱、騒音発生及
び冷媒漏れを効率よく防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型圧縮器に係
り、特に被圧縮媒体を受け入れる流入口と被圧縮媒体を
圧縮器ユニットに供給する流出口を有する吸入マフラー
を備える密閉型圧縮器に関する。
り、特に被圧縮媒体を受け入れる流入口と被圧縮媒体を
圧縮器ユニットに供給する流出口を有する吸入マフラー
を備える密閉型圧縮器に関する。
【0002】
【従来の技術】密閉型圧縮器は冷凍システムを有する冷
蔵庫や空調機器などに幅広く使われており、蒸発器から
の気相冷媒を高温高圧で圧縮して凝縮器に供する。かか
る密閉型圧縮器は密閉空間を形成するケーシングと、該
ケーシング内に設けられるモータ駆動式圧縮ユニットを
有する。圧縮器ユニットはシリンダと、シリンダ内に往
復動するピストンと、シリンダに固定され冷媒の吸入ポ
ートと吐出ポートが形成されているシリンダヘッドより
なされている。シリンダヘッドの吸入ポートには吸入マ
フラーが装着されて冷媒を一時収容してからシリンダ内
に供給する。
蔵庫や空調機器などに幅広く使われており、蒸発器から
の気相冷媒を高温高圧で圧縮して凝縮器に供する。かか
る密閉型圧縮器は密閉空間を形成するケーシングと、該
ケーシング内に設けられるモータ駆動式圧縮ユニットを
有する。圧縮器ユニットはシリンダと、シリンダ内に往
復動するピストンと、シリンダに固定され冷媒の吸入ポ
ートと吐出ポートが形成されているシリンダヘッドより
なされている。シリンダヘッドの吸入ポートには吸入マ
フラーが装着されて冷媒を一時収容してからシリンダ内
に供給する。
【0003】図9は従来の密閉型圧縮器の吸入マフラー
部分の部分断面図である。同図に示されたように、密閉
型圧縮器の内部に設けられる圧縮器ユニットのシリンダ
に固定されたシリンダヘッド101に接続される吸入マ
フラー103は冷媒吸入管105を通して外部から流入
される冷媒を受け入れてシリンダヘッド101を通して
シリンダ内に供給する。吸入マフラー103には外部か
らの冷媒を伝達する吸入管105が連結されており、吸
入管105は蒸発器(図示せず)と連結されている。
部分の部分断面図である。同図に示されたように、密閉
型圧縮器の内部に設けられる圧縮器ユニットのシリンダ
に固定されたシリンダヘッド101に接続される吸入マ
フラー103は冷媒吸入管105を通して外部から流入
される冷媒を受け入れてシリンダヘッド101を通して
シリンダ内に供給する。吸入マフラー103には外部か
らの冷媒を伝達する吸入管105が連結されており、吸
入管105は蒸発器(図示せず)と連結されている。
【0004】吸入管105と吸入マフラー103との間
にはコイルバネ状の弾性接続管107が介されている。
弾性接続管107の一端は吸入管105の末端部の外径
部に強いて押し込まれ嵌挿されており、他端は吸入マフ
ラー103の流入口109の内径部に遊嵌されていて、
吸入管105を通して流動して来た冷媒が弾性接続管1
07を通過して吸入マフラー103に流入されるように
なっている。
にはコイルバネ状の弾性接続管107が介されている。
弾性接続管107の一端は吸入管105の末端部の外径
部に強いて押し込まれ嵌挿されており、他端は吸入マフ
ラー103の流入口109の内径部に遊嵌されていて、
吸入管105を通して流動して来た冷媒が弾性接続管1
07を通過して吸入マフラー103に流入されるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成により、圧
縮器が作動する際、吸入管105に沿って流動して来た
冷媒は弾性接続管107を経て吸入マフラー103に流
入され一時収容されてからシリンダヘッド101を通し
てシリンダの内部に吸入され圧縮される。この際、圧縮
器作動時ピストンがシリンダ内で高速で往復動すること
により振動が発生し、この振動によりシリンダヘッド1
01と一体に結合された吸入マフラー103が揺動さ
れ、これにより弾性接続管107が吸入マフラー103
の流入口109の内径部と摩擦接続しながら揺動して騒
音を発生させる。振動が激しい場合は弾性接続管105
が流入口109から離脱される時もある。また、圧縮器
ユニットの揺動により吸入マフラー105が傾けば、弾
性接続管107が曲がりながらそれにより発生される弾
性接続管107と流入口109との間隙を通して冷媒が
漏れて圧縮効率を劣化させる。
縮器が作動する際、吸入管105に沿って流動して来た
冷媒は弾性接続管107を経て吸入マフラー103に流
入され一時収容されてからシリンダヘッド101を通し
てシリンダの内部に吸入され圧縮される。この際、圧縮
器作動時ピストンがシリンダ内で高速で往復動すること
により振動が発生し、この振動によりシリンダヘッド1
01と一体に結合された吸入マフラー103が揺動さ
れ、これにより弾性接続管107が吸入マフラー103
の流入口109の内径部と摩擦接続しながら揺動して騒
音を発生させる。振動が激しい場合は弾性接続管105
が流入口109から離脱される時もある。また、圧縮器
ユニットの揺動により吸入マフラー105が傾けば、弾
性接続管107が曲がりながらそれにより発生される弾
性接続管107と流入口109との間隙を通して冷媒が
漏れて圧縮効率を劣化させる。
【0006】かかる問題点を部分的に改善するため、米
国特許5、252、035号では図10からわかるよう
に、吸入マフラー140の流入口146と弾性接続管1
27との間にゴムパッキング143を介して弾性接続管
127と吸入マフラー140との摩損を防ぐと共に、オ
イルがシリンダ内に流入することを防止する。しかし、
かかる従来の技術は弾性接続管127及び/またはゴム
パッキング143が吸入マフラー140から離脱される
ことに対する対策が備えられていなく、弾性接続管12
7が曲がった時の冷媒漏れを防止できないとの問題点を
有している。
国特許5、252、035号では図10からわかるよう
に、吸入マフラー140の流入口146と弾性接続管1
27との間にゴムパッキング143を介して弾性接続管
127と吸入マフラー140との摩損を防ぐと共に、オ
イルがシリンダ内に流入することを防止する。しかし、
かかる従来の技術は弾性接続管127及び/またはゴム
パッキング143が吸入マフラー140から離脱される
ことに対する対策が備えられていなく、弾性接続管12
7が曲がった時の冷媒漏れを防止できないとの問題点を
有している。
【0007】したがって、本発明は前述した問題点を解
決するために案出されたもので、その目的は弾性接続管
と吸入マフラーの流入口との間における相互離脱、騒音
発生及び冷媒漏れなどの問題を効率よく取り除いた密閉
型圧縮器を提供することである。
決するために案出されたもので、その目的は弾性接続管
と吸入マフラーの流入口との間における相互離脱、騒音
発生及び冷媒漏れなどの問題を効率よく取り除いた密閉
型圧縮器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的は、本発明
により、ケーシングと、前記ケーシング内に装着される
モータ駆動式の圧縮器ユニットと、外部からの被圧縮媒
体を前記ケーシング内部に伝達する吸入管と、前記被圧
縮媒体の収容チャンバを形成し前記吸入管からの被圧縮
媒体を受け入れる流入口と、前記被圧縮媒体を前記圧縮
器ユニットに供給する流出口を有する吸入マフラーを備
えた密閉型圧縮器において、一端部に前記吸入管の末端
部が流動自在に挿入される弾性接続管と、前記吸入マフ
ラーの流入口に固着され、前記弾性接続管の他端部が固
定される接続管ホルダを含むことを特徴とする密閉型圧
縮器により達成される。ここで、接続管ホルダを吸入マ
フラーに堅固に固定するために、接続管ホルダを前記吸
入マフラーの流入口内に挿入される管状体であり、接続
管ホルダの外周面と前記流入口の内壁面との間には凹凸
噛合手段を備えるのが望ましい。この際、前記接続管ホ
ルダは外表面に突設された外周リブを有し、前記流入口
の内壁面には前記外周リブと噛み合う内周溝を形成で
き、その逆も可能である。接続管ホルダと弾性接続管と
の結合のため、接続管ホルダの外表面に弾性接続管の前
記他端部が係止できる係止溝を形成するのが望ましい。
かつ、前記弾性接続管の前記他端部を前記係止溝に係止
できるよう管径より小直径を有するよう形成するのが望
ましい。一方、前記吸入マフラーを前記接続管ホルダの
中心軸線に平行した平面に沿って分離自在な一対のマフ
ラーセルより構成することにより、接続管ホルダを吸入
マフラーの組立と同時に簡単に装着できる。また、前記
弾性接続管内に挿入される前記吸入管の端部領域から半
径方向に外向き突設された環状のバルジング部を形成す
ることにより、吸入管と弾性接続管との気密性を増大さ
せると共に吸入管について弾性接続管がやや傾いても冷
媒の漏れを最小化しうる。接続管ホルタと弾性接続管と
の連結は、接続管ホルダに半径方向に拡径された係止拡
径部を形成し、弾性接続管の前記他端部に前記係止拡径
部に係止される係止縮径部を形成することによっても達
成できる。
により、ケーシングと、前記ケーシング内に装着される
モータ駆動式の圧縮器ユニットと、外部からの被圧縮媒
体を前記ケーシング内部に伝達する吸入管と、前記被圧
縮媒体の収容チャンバを形成し前記吸入管からの被圧縮
媒体を受け入れる流入口と、前記被圧縮媒体を前記圧縮
器ユニットに供給する流出口を有する吸入マフラーを備
えた密閉型圧縮器において、一端部に前記吸入管の末端
部が流動自在に挿入される弾性接続管と、前記吸入マフ
ラーの流入口に固着され、前記弾性接続管の他端部が固
定される接続管ホルダを含むことを特徴とする密閉型圧
縮器により達成される。ここで、接続管ホルダを吸入マ
フラーに堅固に固定するために、接続管ホルダを前記吸
入マフラーの流入口内に挿入される管状体であり、接続
管ホルダの外周面と前記流入口の内壁面との間には凹凸
噛合手段を備えるのが望ましい。この際、前記接続管ホ
ルダは外表面に突設された外周リブを有し、前記流入口
の内壁面には前記外周リブと噛み合う内周溝を形成で
き、その逆も可能である。接続管ホルダと弾性接続管と
の結合のため、接続管ホルダの外表面に弾性接続管の前
記他端部が係止できる係止溝を形成するのが望ましい。
かつ、前記弾性接続管の前記他端部を前記係止溝に係止
できるよう管径より小直径を有するよう形成するのが望
ましい。一方、前記吸入マフラーを前記接続管ホルダの
中心軸線に平行した平面に沿って分離自在な一対のマフ
ラーセルより構成することにより、接続管ホルダを吸入
マフラーの組立と同時に簡単に装着できる。また、前記
弾性接続管内に挿入される前記吸入管の端部領域から半
径方向に外向き突設された環状のバルジング部を形成す
ることにより、吸入管と弾性接続管との気密性を増大さ
せると共に吸入管について弾性接続管がやや傾いても冷
媒の漏れを最小化しうる。接続管ホルタと弾性接続管と
の連結は、接続管ホルダに半径方向に拡径された係止拡
径部を形成し、弾性接続管の前記他端部に前記係止拡径
部に係止される係止縮径部を形成することによっても達
成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳述する。
明を詳述する。
【0010】図1は本発明による密閉型圧縮器の部分断
面図である。同図に示したように、圧縮器のケーシング
2の内部には圧縮器ユニット4が収容されており、底面
には潤滑用オイル6が溜っている。圧縮器ユニット4の
下部には冷媒圧縮用シリンダが設けられており、シリン
ダに固定されたシリンダヘッド1にはシリンダの内部に
冷媒を供給する吸入マフラー3が結合されており、吸入
マフラー3は中空体で形成され冷媒を収容するための収
容チャンバを形成し、シリンダヘッド1に備えられた吸
入ポートと連通される流出口と冷媒を受け入れるための
流入口9を有する。吸入マフラー3の流入口9にはコイ
ルバネ状の弾性接続管7を介して吸入管5が連結されて
おり、吸入管5はケーシング2を貫通して外部の蒸発器
(図示せず)と連結され蒸発器からの冷媒をケーシング
2の内部の吸入マフラー3に伝達する。
面図である。同図に示したように、圧縮器のケーシング
2の内部には圧縮器ユニット4が収容されており、底面
には潤滑用オイル6が溜っている。圧縮器ユニット4の
下部には冷媒圧縮用シリンダが設けられており、シリン
ダに固定されたシリンダヘッド1にはシリンダの内部に
冷媒を供給する吸入マフラー3が結合されており、吸入
マフラー3は中空体で形成され冷媒を収容するための収
容チャンバを形成し、シリンダヘッド1に備えられた吸
入ポートと連通される流出口と冷媒を受け入れるための
流入口9を有する。吸入マフラー3の流入口9にはコイ
ルバネ状の弾性接続管7を介して吸入管5が連結されて
おり、吸入管5はケーシング2を貫通して外部の蒸発器
(図示せず)と連結され蒸発器からの冷媒をケーシング
2の内部の吸入マフラー3に伝達する。
【0011】図2は吸入マフラーの分解斜視図であり、
図3は吸入マフラーの組立状態の斜視図であり、図4は
流入口領域の組立状態の部分拡大断面図である。これら
の図面からわかるように、吸入マフラー3は相互組立自
在な一対の吸入マフラーセル3’、3”よりなされてお
り、この一対の吸入マフラーセル3’、3”が相互組立
された状態で流入口9が形成される。流入口9の内部に
は弾性接続管7の一端が固定される接続管ホルダ11が
挟着される。
図3は吸入マフラーの組立状態の斜視図であり、図4は
流入口領域の組立状態の部分拡大断面図である。これら
の図面からわかるように、吸入マフラー3は相互組立自
在な一対の吸入マフラーセル3’、3”よりなされてお
り、この一対の吸入マフラーセル3’、3”が相互組立
された状態で流入口9が形成される。流入口9の内部に
は弾性接続管7の一端が固定される接続管ホルダ11が
挟着される。
【0012】接続管ホルダ11は全体的に管状体で形成
されており、この外表面に外周方向の外周溝12が陥没
形成され流入口9の内壁面に突設された内周リブ10と
型合して噛み合う。これにより、接続管ホルダ11は吸
入マフラー3の流入口9内に離脱できなく固定維持され
る。また、接続管ホルダ11の下端部の外表面にはV字
形の係止溝13が形成されていて、弾性接続管5の端部
に直径縮小され形成された係止リング8が係止溝13に
係着される。弾性接続管7の係止リング8が吸入マフラ
ー3の流入口8に挿着された接続管ホルダ11に係着さ
れることにより弾性接続管7は吸入マフラー3に離脱さ
れなく結合される。
されており、この外表面に外周方向の外周溝12が陥没
形成され流入口9の内壁面に突設された内周リブ10と
型合して噛み合う。これにより、接続管ホルダ11は吸
入マフラー3の流入口9内に離脱できなく固定維持され
る。また、接続管ホルダ11の下端部の外表面にはV字
形の係止溝13が形成されていて、弾性接続管5の端部
に直径縮小され形成された係止リング8が係止溝13に
係着される。弾性接続管7の係止リング8が吸入マフラ
ー3の流入口8に挿着された接続管ホルダ11に係着さ
れることにより弾性接続管7は吸入マフラー3に離脱さ
れなく結合される。
【0013】弾性接続管7の係止リング8の対向側の下
端部には吸入管5の末端部が挿入されている。吸入管5
の外径は弾性接続管7の内径より小さくなっており、吸
入管5は弾性接続管7の長手方向に沿って流動自在にな
り、これにより吸入マフラー3が振動しても弾性接続管
7と吸入管5は接続状態を保てる。
端部には吸入管5の末端部が挿入されている。吸入管5
の外径は弾性接続管7の内径より小さくなっており、吸
入管5は弾性接続管7の長手方向に沿って流動自在にな
り、これにより吸入マフラー3が振動しても弾性接続管
7と吸入管5は接続状態を保てる。
【0014】かかる構成により、圧縮器が駆動する際、
冷媒圧縮用シリンダが振動して吸入マフラー3が一体に
揺動されれば、吸入マフラー43の流入口9の内側面に
設けられた接続管ホルダ11に固定された弾性接続管7
も共に揺動される。弾性接続管が揺動されれば、吸入管
5の端部領域は弾性接続管7の内部でその長手方向に沿
って流動される。これにより、弾性接続管7は吸入マフ
ラー3について相対運動をしなくなると共に、吸入マフ
ラー3から離脱されないよう固定維持されている一方曲
がらないので、騒音発生及び冷媒の漏れを防止できる。
冷媒圧縮用シリンダが振動して吸入マフラー3が一体に
揺動されれば、吸入マフラー43の流入口9の内側面に
設けられた接続管ホルダ11に固定された弾性接続管7
も共に揺動される。弾性接続管が揺動されれば、吸入管
5の端部領域は弾性接続管7の内部でその長手方向に沿
って流動される。これにより、弾性接続管7は吸入マフ
ラー3について相対運動をしなくなると共に、吸入マフ
ラー3から離脱されないよう固定維持されている一方曲
がらないので、騒音発生及び冷媒の漏れを防止できる。
【0015】図5は本発明の他の実施形態による吸入マ
フラーの分解斜視図であり、図6は図5の流入口領域の
組立状態の拡大断面図である。本実施形態では、接続管
ホルダ21の外表面に外向き突出された外周リブ22を
形成し、流入口9の内壁面に外周リブ22に噛み合う内
周溝23を形成して、接続管ホルダ21の外周リブ22
と流入口9の内周溝23の噛み合いにより接続管ホルダ
21を吸入マフラ3に結合維持させる。接続管ホルダ2
1の下端部には前述した実施形態と同様に、弾性接続管
7の端部に形成された係止リング8が挿着されうるV字
形の係止溝13が形成されている。これにより、弾性接
続管7は一端部が接続管ホルダ21に固定され、他端部
には吸入管5の末端部が流動自在に挿入される。
フラーの分解斜視図であり、図6は図5の流入口領域の
組立状態の拡大断面図である。本実施形態では、接続管
ホルダ21の外表面に外向き突出された外周リブ22を
形成し、流入口9の内壁面に外周リブ22に噛み合う内
周溝23を形成して、接続管ホルダ21の外周リブ22
と流入口9の内周溝23の噛み合いにより接続管ホルダ
21を吸入マフラ3に結合維持させる。接続管ホルダ2
1の下端部には前述した実施形態と同様に、弾性接続管
7の端部に形成された係止リング8が挿着されうるV字
形の係止溝13が形成されている。これにより、弾性接
続管7は一端部が接続管ホルダ21に固定され、他端部
には吸入管5の末端部が流動自在に挿入される。
【0016】図7は本発明のさらに他の実施形態による
吸入マフラーの分解斜視図であり、図8は図7の組立状
態の拡大断面図である。本実施形態では接続管ホルダ3
1の外表面に形成された外周溝33が吸入マフラー3の
流入口9内に形成された内周リブ34が型合固定され
る。接続管ホルダ31の下端部領域には半径方向に延長
された係止拡径部32が形成されており、弾性接続管3
7の接続管ホルダ31側の端部領域には係止拡径部32
に応ずる係止縮径部38が形成されている。接続管ホル
ダ31の係止拡径部32と弾性接続管37の係止縮径部
38の噛み合いにより弾性接続管37は接続管ホルダ3
1から離脱されなく保たれる。一方、弾性接続管37内
に挿入される吸入管35の端部領域には、半径方向に外
向き突出された環状のバルジング部が形成され弾性接続
管37の内径面に接触する。これにより、吸入管35と
弾性接続管37との気密性が増大されると共に、弾性接
続管37と吸入管35の軸線がやや食い違っても弾性接
続管37が曲がらなくなって気密を保てる。
吸入マフラーの分解斜視図であり、図8は図7の組立状
態の拡大断面図である。本実施形態では接続管ホルダ3
1の外表面に形成された外周溝33が吸入マフラー3の
流入口9内に形成された内周リブ34が型合固定され
る。接続管ホルダ31の下端部領域には半径方向に延長
された係止拡径部32が形成されており、弾性接続管3
7の接続管ホルダ31側の端部領域には係止拡径部32
に応ずる係止縮径部38が形成されている。接続管ホル
ダ31の係止拡径部32と弾性接続管37の係止縮径部
38の噛み合いにより弾性接続管37は接続管ホルダ3
1から離脱されなく保たれる。一方、弾性接続管37内
に挿入される吸入管35の端部領域には、半径方向に外
向き突出された環状のバルジング部が形成され弾性接続
管37の内径面に接触する。これにより、吸入管35と
弾性接続管37との気密性が増大されると共に、弾性接
続管37と吸入管35の軸線がやや食い違っても弾性接
続管37が曲がらなくなって気密を保てる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、弾
性接続管の結合構造を改善して弾性接続管と吸入マフラ
ーの流入口との間における相互離脱、騒音発生及び冷媒
漏れを効率よく防止できる。
性接続管の結合構造を改善して弾性接続管と吸入マフラ
ーの流入口との間における相互離脱、騒音発生及び冷媒
漏れを効率よく防止できる。
【図1】 本発明による密閉型圧縮器の部分断面図であ
る。
る。
【図2】 本発明の第1実施形態による吸入マフラーの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】 弾性接続管が一側のマフラーセルに装着され
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図4】 吸入マフラーの流入口部分の組立状態の部分
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態による吸入マフラーの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】 図5の組立状態の部分拡大断面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態による吸入マフラーの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図8】 図7の組立状態の部分拡大断面図である。
【図9】 従来の密閉型圧縮器の吸入マフラーの部分断
面図である。
面図である。
【図10】 従来の吸入マフラーの他の実施形態による
断面図である。
断面図である。
1 シリンダヘッド 3 吸入マフラー 5 吸入管 7 弾性接続管 8 係止リング 9 流入口 10 内周リブ 11 接続管ホルダ 12 外周溝 13 係止溝
Claims (9)
- 【請求項1】 ケーシングと、前記ケーシング内に装着
されるモータ駆動式の圧縮器ユニットと、外部からの被
圧縮媒体を前記ケーシング内部に伝達する吸入管と、前
記被圧縮媒体の収容チャンバを形成し前記吸入管からの
被圧縮媒体を受け入れる流入口と、前記被圧縮媒体を前
記圧縮器ユニットに供給する流出口を有する吸入マフラ
ーを備えた密閉型圧縮器において、 一端部に前記吸入管の末端部が流動自在に挿入される弾
性接続管と、 前記吸入マフラーの流入口に固着され、前記弾性接続管
の他端部が固定される接続管ホルダを含むことを特徴と
する密閉型圧縮器。 - 【請求項2】 前記接続管ホルダは前記吸入マフラーの
流入口内に挿入される管状体であり、前記接続管ホルダ
の外周面と前記流入口の内壁面との間には凹凸噛合手段
が介することを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮
器。 - 【請求項3】 前記接続管ホルダは外表面に突設された
外周リブを有し、前記流入口の内壁面には前記外周リブ
と噛み合う内周溝が形成されていることを特徴とする請
求項2に記載の密閉型圧縮器。 - 【請求項4】 前記接続管ホルダは外表面に陥没形成さ
れた外周溝を有し、前記流入口の内壁面には前記外周溝
に噛み合う内周リブが形成されていることを特徴とする
請求項2に記載の密閉型圧縮器。 - 【請求項5】 前記接続管ホルダは外表面に弾性接続管
の前記他端部が係止できる係止溝が形成されていること
を特徴とする請求項2に記載の密閉型圧縮器。 - 【請求項6】 前記弾性接続管の前記他端部は前記係止
溝に係止できるよう管径より小直径を有するよう形成さ
れていることを特徴とする請求項5に記載の密閉型圧縮
器。 - 【請求項7】 前記吸入マフラーは前記接続管ホルダの
中心軸線に平行した平面に沿って分離自在な一対のマフ
ラーセルよりなることを特徴とする請求項2に記載の密
閉型圧縮器。 - 【請求項8】 前記吸入管は前記弾性接続管内に挿入さ
れる端部領域から半径方向に外向き突設された環状のバ
ルジング部を有することを特徴とする請求項2に記載の
密閉型圧縮器。 - 【請求項9】 前記接続管ホルダは半径方向に拡径され
た係止拡径部を有し、前記弾性接続管は前記他端部に前
記係止拡径部に係止される係止縮径部を有することを特
徴とする請求項2に記載の密閉型圧縮器。
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KR199631592 | 1997-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981201 |