JP2004044568A - 吐出脈動低減構造を有する往復動式圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷媒の吐出構造を改善して吐出脈動を効果的に低減できる往復動式圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明による往復動式圧縮機は、電動機構部を支持するように密閉ケーシング内に設置されるメーンフレームと;前記メーンフレームに結合されて、圧縮室を有するシリンダーブロックと;冷媒吐出室を具備して、前記圧縮室を密閉させるように前記シリンダーブロックと結合するシリンダーヘッドと;前記シリンダーブロック一側に設置される第1吐出マフラーと;冷媒排出管が連結して、前記シリンダーブロックの他側に設置される第2吐出マフラーと;前記冷媒吐出室と前記第1吐出マフラーを連通させる冷媒流路と;前記第1吐出マフラーと前記第2吐出マフラーを連通させるように前記シリンダーブロックを貫通して形成された連通流路とを含む。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明による往復動式圧縮機は、電動機構部を支持するように密閉ケーシング内に設置されるメーンフレームと;前記メーンフレームに結合されて、圧縮室を有するシリンダーブロックと;冷媒吐出室を具備して、前記圧縮室を密閉させるように前記シリンダーブロックと結合するシリンダーヘッドと;前記シリンダーブロック一側に設置される第1吐出マフラーと;冷媒排出管が連結して、前記シリンダーブロックの他側に設置される第2吐出マフラーと;前記冷媒吐出室と前記第1吐出マフラーを連通させる冷媒流路と;前記第1吐出マフラーと前記第2吐出マフラーを連通させるように前記シリンダーブロックを貫通して形成された連通流路とを含む。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、往復動式圧縮機に係わり、さらにくわしくは、冷媒吐出時発生する騷音及び振動を減らすための吐出脈動低減構造を有する往復動式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に往復動式圧縮機は、冷蔵庫や冷温水機などの冷凍装置で低圧の気体冷媒を高圧の冷媒に圧縮させるために使われている。
【0003】
図1に示すように、一般的な往復動式圧縮機は、主に上部シェル11及び下部シェル12でなされたケーシング10と、このケーシング10の内部下側に配置されて冷媒を圧縮するための部品で構成された圧縮機構部30と、この圧縮機構部30を駆動させる電動機構部20とを具備する。
【0004】
前記構成において、圧縮機構部30は、冷媒吸入室61と冷媒吐出室62を有するシリンダーヘッド60と、冷媒が圧縮される圧縮室71を有するシリンダーブロック70と、シリンダーヘッド60とシリンダーブロック70との間で冷媒の流れを調節するバルブ組立体80と、圧縮室71内に設置されたピストン50及びこのピストン50を直線往復運動させるコネクティングロッド40とを含む。
【0005】
そして、電動機構部20は、圧縮機構部30を駆動させるためのもので、ケーシング10に固定された固定子21と、固定子21との電磁気的相互作用により回転する回転子22及び回転子22に圧入設置されて偏心部23aを有するクランク軸23とを含んで構成される。ここで、偏心部23aはコネクティングロッド40と連結される。
【0006】
また、図2に示したように、シリンダーブロック70の底面には吐出マフラー72が突出形成される。この吐出マフラー72は、凝縮機(図示せず)に連結される冷媒排出管74が連結されてマフラーカバー73により密閉される。また、吐出マフラー72は、シリンダーブロック70を貫通して形成された冷媒流路75と連結される。冷媒吐出室62の冷媒はこの冷媒流路75を通じ吐出マフラー72に流入される。
【0007】
上述のような従来の圧縮機において、冷媒吸入管91、マフラー90及び冷媒吸入室61を順に経て圧縮室71に流入された冷媒はピストン50の直線往復運動により圧縮された後、冷媒吐出室62に吐出される。そして、冷媒吐出室62に吐出された冷媒は、冷媒流路75を通じ吐出マフラー72に流れ込んだ後、冷媒排出管74を通じ凝縮機に流れ込む。
【0008】
しかし、このような従来の往復動式圧縮機で、圧縮室71内でピストン50は直線往復移動しながら冷媒を吸入、圧縮した後吐出させるために、冷媒が連続的に流れなくて吐出脈動が発生する。このような冷媒の吐出脈動は圧縮機騷音及び振動の原因になる。特に、冷凍装置の他の部品等の固有振動数に該当される低い周波数帯域で発生する圧縮機の振動は冷凍装置の他の部品等と共振作用をすることによって冷凍装置全体の騷音及び振動を増加させる原因になる。
【0009】
このような冷媒の吐出脈動は、吐出冷媒の流動抵抗を大きくして低減できる。すなわち、シリンダーヘッド60の冷媒吐出室62から吐出マフラー72間の冷媒流路75の断面積を小さくしたり、冷媒流路75の長さを長くすることで冷媒の吐出脈動は低減できる。しかし、冷媒流路75の断面積があまりに小さいと、冷媒吐出室62と吐出マフラー72との間に冷媒が円滑に流れず圧縮機の圧縮効率が落ちる。また、冷媒流路75は、シリンダーブロック70の内部を貫通して形成されるのでその長さを十分に長くすることができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のような問題点を勘案して案出したもので、冷媒の吐出構造を改善して吐出脈動を効果的に低減できる往復動式圧縮機を提供するのにその目的がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明による往復動式圧縮機は、電動機構部を支持するように密閉ケーシング内に設置されるメーンフレームと;前記メーンフレームに結合されて、圧縮室を有するシリンダーブロックと;冷媒吐出室を具備して、前記圧縮室を密閉させるように前記シリンダーブロックと結合するシリンダーヘッドと;前記シリンダーブロックの一側に設置される第1吐出マフラーと;冷媒排出管が連結して、前記シリンダーブロックの他側に設置される第2吐出マフラーと;前記冷媒吐出室と前記第1吐出マフラーを連通させる冷媒流路と;及び前記第1吐出マフラーと前記第2吐出マフラーを連通させるよう前記シリンダーブロックを貫通して形成された連通流路と;を含むことを特徴とする。
【0012】
前記構成を有する本発明において、前記連通流路はV字形状であることが好ましく、その内径が段差付くように形成されたことがより好ましい。
【0013】
また、前記連通流路はその直径が1.5mm〜4.0mmであることが好ましい。そして、前記第1及び第2吐出マフラーは、その深さが14mm〜30mmで、その体積が18cc〜25ccであることが好ましい。
【0014】
また、前記シリンダーブロックは前記メーンフレームにねじ結合することが好ましく、前記シリンダーブロックは第1吐出マフラーを貫通して前記メーンフレームに結合される第1ねじと第2吐出マフラーを貫通して前記メーンフレームに結合する第2ねじによりメーンフレームに結合されることがより好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の上述した目的及び特徴は、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明することでより明白になる。
【0016】
以下、添付図面を参照して本発明による往復動式圧縮機の好ましい実施例に対し説明する。ただし、本発明による往復動式圧縮機の構成は、一部構成要素を除いては図1に示す一般的な往復動式圧縮機の構成と同じなので、その同じ部分に対しては同じ参照符号を付し説明を省略する。
【0017】
図3または図4に示すように、本発明による往復動式圧縮機は、メーンフレーム24と、シリンダーブロック100と、第1及び第2吐出マフラー110、120及び連通流路130とを含む。
【0018】
メーンフレーム24は、固定子21(図1参照)、回転子22(図1参照)及びクランク軸23(図1参照)を含む電動機構部20(図1参照)を支持するようにケーシング10(図1参照)内に設置される。
【0019】
シリンダーブロック100は、コネクティングロッド40(図1参照)と連結したピストン50(図1参照)が直線往復運動する圧縮室101を具備し、第1及び第2固定ねじ103、104によりメーンフレーム24と結合される。そして、圧縮室101は、冷媒吐出室62(図1参照)を有するシリンダーヘッド60(図1参照)がシリンダーブロック100と結合することによって密閉される。シリンダーブロック100とシリンダーヘッド60との間にはバルブ組立体80(図1参照)が介在される。
【0020】
第1及び第2吐出マフラー110、120は、シリンダーブロック100の一側に形成される。第1吐出マフラー110は、シリンダーブロック100に形成された冷媒流路130によりシリンダーヘッド60の冷媒吐出室62と連通する。そして、第2吐出マフラー120は第1吐出マフラー110と連通して、第2吐出マフラー120には凝縮機と連結する冷媒排出管140が連結する。また、第1及び第2吐出マフラー110、120は、冷媒の流動による共振発生を抑制させるために所定の体積を有する。好ましくは、吐出マフラー110、120は、その高さ(H)が14mm〜30mmであることが望ましく、その体積は15cc〜25ccであることが望ましい。
【0021】
また、第1吐出マフラー110の上部開放部には貫通孔112を有する第1マフラーカバー111が結合されて、第1吐出マフラー110下部にはねじ孔113が形成される。同様に、第2吐出マフラー120はその上部開放部に貫通孔122を有する第2マフラーカバー121が結合されて、その下部にはねじ孔123が形成される。そして、第2マフラーカバー121には冷媒排出管140の一端が貫通されて第2吐出マフラー120内に挿入される。
【0022】
一方、第1固定ねじ103は、第1マフラーカバー111の貫通孔112を通じて第1吐出マフラー110のねじ孔113を貫通してメーンフレーム24に結合される。そして、第2固定ねじ104は、第2マフラーカバー121の貫通孔122を通じて第2吐出マフラー120のねじ孔123を貫通してメーンフレーム24に結合される。したがって、各吐出マフラー110、120は第1及び第2マフラーカバー111、121により密閉されて、シリンダーブロック100はメーンフレーム24と結合される。
【0023】
連通流路130は、第1吐出マフラー110と第2吐出マフラー120を連通させるようにシリンダーブロック100を貫通する。連通流路130は、冷媒の吐出脈動を減少できるようにV字形状を有する。また、連通流路130は、その内径が段差付くように形成されることによって吐出脈動をより効果的に減少できる。連通流路130の内径も吐出脈動発生を考慮して決定される。連通流路130の内径が大きければ吐出脈動低減効率が低くなって、あまりに小さいと冷媒の流動抵抗が増加して圧縮機の圧縮効率が減少される。したがって、連通流路130の直径は適正な大きさを有するべきで、好ましくは1.5mm〜4.0mmであることが良い。
【0024】
前記構成を有する本発明に係る往復動式圧縮機において、圧縮された冷媒が吐出される過程は次の通りである。
【0025】
クランク軸23の回転によってピストン50が圧縮室101内で下死点方向に後退すれば、吸入管91(図1参照)を通じ吸入マフラー90(図1参照)に流れ込んだ低圧の冷媒がシリンダーヘッド60の冷媒吸入室61を通じ圧縮室101に流れ込む。以後、クランク軸23がより回転してピストン50が圧縮室101内で上死点方向に前進すれば、冷媒は圧縮されて高圧状態になる。圧縮された冷媒はシリンダーヘッド60の冷媒吐出室62に一時的に保存された後、シリンダーブロック100の冷媒流路102を通じて第1吐出マフラー110に流れる。そして、第1吐出マフラー110の冷媒は連通流路130を通じて第2吐出マフラー120に流れた後、冷媒排出管140を通じ凝縮機に流れる。
【0026】
【発明の効果】
このような冷媒の吐出過程で、圧縮された冷媒はシリンダーヘッド60の冷媒吐出室62を経て所定の高さと体積を有する第1吐出マフラー110に流れながら、そして、第1吐出マフラー110からV字形状の連通流路130を通じ第2吐出マフラー120に流れながらその吐出脈動が低減される。
【0027】
また、冷媒が第1吐出マフラーから第2吐出マフラーに移動する通路になる連通流路はV字形状でシリンダーブロック内部を貫通して形成されるために、冷媒の流動による圧縮機の振動が抑制される効果がある。
【0028】
また、各々別の部品になっているメーンフレームとシリンダーブロックが固定ねじで結合されているため、シリンダーブロックで発生された振動がメーンフレームに容易に伝えられず圧縮機の全体的な振動が減少される効果がある。
【0029】
さらに、本発明によれば、メーンフレームとシリンダーブロックが単純な部品で各々別に作られて組立することで、製造費用を低減できる効果もある。
【0030】
以上、本発明の望ましい実施の形態について示して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、特許請求範囲に記載する本発明の要旨を逸脱しない限り、当該発明の属する技術の分野のおける通常の知識を有する者ならば誰でも多様な変形実施が可能であり、そのような変形は特許請求の範囲の記載の範疇にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な往復動式圧縮機の構成を概略的に示した断面図である。
【図2】従来の往復動式圧縮機の一部を切開して示した底面図である。
【図3】本発明の好ましい実施例による往復動式圧縮機の要部を示した斜視図である。
【図4】図3のA−A線による断面図である。
【符号の説明】
20 電動機構部
21 固定子
22 回転子
23 クランク軸
24 メーンフレーム
40 コネクティングロッド
50 ピストン
60 シリンダーヘッド
61 冷媒吸入室
62 冷媒吐出室
80 バルブ組立体
90 吸入マフラー
91 冷媒吸入管
100 シリンダーブロック
101 圧縮室
102 冷媒流路
103 第1固定ねじ
104 第2固定ねじ
110 第1吐出マフラー
111 第1マフラーカバー
112、122 貫通孔
113、123 ねじ孔
120 第2吐出マフラー
121 第2マフラーカバー
130 連通流路
140 冷媒排出管
【発明の属する技術分野】
本発明は、往復動式圧縮機に係わり、さらにくわしくは、冷媒吐出時発生する騷音及び振動を減らすための吐出脈動低減構造を有する往復動式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に往復動式圧縮機は、冷蔵庫や冷温水機などの冷凍装置で低圧の気体冷媒を高圧の冷媒に圧縮させるために使われている。
【0003】
図1に示すように、一般的な往復動式圧縮機は、主に上部シェル11及び下部シェル12でなされたケーシング10と、このケーシング10の内部下側に配置されて冷媒を圧縮するための部品で構成された圧縮機構部30と、この圧縮機構部30を駆動させる電動機構部20とを具備する。
【0004】
前記構成において、圧縮機構部30は、冷媒吸入室61と冷媒吐出室62を有するシリンダーヘッド60と、冷媒が圧縮される圧縮室71を有するシリンダーブロック70と、シリンダーヘッド60とシリンダーブロック70との間で冷媒の流れを調節するバルブ組立体80と、圧縮室71内に設置されたピストン50及びこのピストン50を直線往復運動させるコネクティングロッド40とを含む。
【0005】
そして、電動機構部20は、圧縮機構部30を駆動させるためのもので、ケーシング10に固定された固定子21と、固定子21との電磁気的相互作用により回転する回転子22及び回転子22に圧入設置されて偏心部23aを有するクランク軸23とを含んで構成される。ここで、偏心部23aはコネクティングロッド40と連結される。
【0006】
また、図2に示したように、シリンダーブロック70の底面には吐出マフラー72が突出形成される。この吐出マフラー72は、凝縮機(図示せず)に連結される冷媒排出管74が連結されてマフラーカバー73により密閉される。また、吐出マフラー72は、シリンダーブロック70を貫通して形成された冷媒流路75と連結される。冷媒吐出室62の冷媒はこの冷媒流路75を通じ吐出マフラー72に流入される。
【0007】
上述のような従来の圧縮機において、冷媒吸入管91、マフラー90及び冷媒吸入室61を順に経て圧縮室71に流入された冷媒はピストン50の直線往復運動により圧縮された後、冷媒吐出室62に吐出される。そして、冷媒吐出室62に吐出された冷媒は、冷媒流路75を通じ吐出マフラー72に流れ込んだ後、冷媒排出管74を通じ凝縮機に流れ込む。
【0008】
しかし、このような従来の往復動式圧縮機で、圧縮室71内でピストン50は直線往復移動しながら冷媒を吸入、圧縮した後吐出させるために、冷媒が連続的に流れなくて吐出脈動が発生する。このような冷媒の吐出脈動は圧縮機騷音及び振動の原因になる。特に、冷凍装置の他の部品等の固有振動数に該当される低い周波数帯域で発生する圧縮機の振動は冷凍装置の他の部品等と共振作用をすることによって冷凍装置全体の騷音及び振動を増加させる原因になる。
【0009】
このような冷媒の吐出脈動は、吐出冷媒の流動抵抗を大きくして低減できる。すなわち、シリンダーヘッド60の冷媒吐出室62から吐出マフラー72間の冷媒流路75の断面積を小さくしたり、冷媒流路75の長さを長くすることで冷媒の吐出脈動は低減できる。しかし、冷媒流路75の断面積があまりに小さいと、冷媒吐出室62と吐出マフラー72との間に冷媒が円滑に流れず圧縮機の圧縮効率が落ちる。また、冷媒流路75は、シリンダーブロック70の内部を貫通して形成されるのでその長さを十分に長くすることができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のような問題点を勘案して案出したもので、冷媒の吐出構造を改善して吐出脈動を効果的に低減できる往復動式圧縮機を提供するのにその目的がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明による往復動式圧縮機は、電動機構部を支持するように密閉ケーシング内に設置されるメーンフレームと;前記メーンフレームに結合されて、圧縮室を有するシリンダーブロックと;冷媒吐出室を具備して、前記圧縮室を密閉させるように前記シリンダーブロックと結合するシリンダーヘッドと;前記シリンダーブロックの一側に設置される第1吐出マフラーと;冷媒排出管が連結して、前記シリンダーブロックの他側に設置される第2吐出マフラーと;前記冷媒吐出室と前記第1吐出マフラーを連通させる冷媒流路と;及び前記第1吐出マフラーと前記第2吐出マフラーを連通させるよう前記シリンダーブロックを貫通して形成された連通流路と;を含むことを特徴とする。
【0012】
前記構成を有する本発明において、前記連通流路はV字形状であることが好ましく、その内径が段差付くように形成されたことがより好ましい。
【0013】
また、前記連通流路はその直径が1.5mm〜4.0mmであることが好ましい。そして、前記第1及び第2吐出マフラーは、その深さが14mm〜30mmで、その体積が18cc〜25ccであることが好ましい。
【0014】
また、前記シリンダーブロックは前記メーンフレームにねじ結合することが好ましく、前記シリンダーブロックは第1吐出マフラーを貫通して前記メーンフレームに結合される第1ねじと第2吐出マフラーを貫通して前記メーンフレームに結合する第2ねじによりメーンフレームに結合されることがより好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の上述した目的及び特徴は、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明することでより明白になる。
【0016】
以下、添付図面を参照して本発明による往復動式圧縮機の好ましい実施例に対し説明する。ただし、本発明による往復動式圧縮機の構成は、一部構成要素を除いては図1に示す一般的な往復動式圧縮機の構成と同じなので、その同じ部分に対しては同じ参照符号を付し説明を省略する。
【0017】
図3または図4に示すように、本発明による往復動式圧縮機は、メーンフレーム24と、シリンダーブロック100と、第1及び第2吐出マフラー110、120及び連通流路130とを含む。
【0018】
メーンフレーム24は、固定子21(図1参照)、回転子22(図1参照)及びクランク軸23(図1参照)を含む電動機構部20(図1参照)を支持するようにケーシング10(図1参照)内に設置される。
【0019】
シリンダーブロック100は、コネクティングロッド40(図1参照)と連結したピストン50(図1参照)が直線往復運動する圧縮室101を具備し、第1及び第2固定ねじ103、104によりメーンフレーム24と結合される。そして、圧縮室101は、冷媒吐出室62(図1参照)を有するシリンダーヘッド60(図1参照)がシリンダーブロック100と結合することによって密閉される。シリンダーブロック100とシリンダーヘッド60との間にはバルブ組立体80(図1参照)が介在される。
【0020】
第1及び第2吐出マフラー110、120は、シリンダーブロック100の一側に形成される。第1吐出マフラー110は、シリンダーブロック100に形成された冷媒流路130によりシリンダーヘッド60の冷媒吐出室62と連通する。そして、第2吐出マフラー120は第1吐出マフラー110と連通して、第2吐出マフラー120には凝縮機と連結する冷媒排出管140が連結する。また、第1及び第2吐出マフラー110、120は、冷媒の流動による共振発生を抑制させるために所定の体積を有する。好ましくは、吐出マフラー110、120は、その高さ(H)が14mm〜30mmであることが望ましく、その体積は15cc〜25ccであることが望ましい。
【0021】
また、第1吐出マフラー110の上部開放部には貫通孔112を有する第1マフラーカバー111が結合されて、第1吐出マフラー110下部にはねじ孔113が形成される。同様に、第2吐出マフラー120はその上部開放部に貫通孔122を有する第2マフラーカバー121が結合されて、その下部にはねじ孔123が形成される。そして、第2マフラーカバー121には冷媒排出管140の一端が貫通されて第2吐出マフラー120内に挿入される。
【0022】
一方、第1固定ねじ103は、第1マフラーカバー111の貫通孔112を通じて第1吐出マフラー110のねじ孔113を貫通してメーンフレーム24に結合される。そして、第2固定ねじ104は、第2マフラーカバー121の貫通孔122を通じて第2吐出マフラー120のねじ孔123を貫通してメーンフレーム24に結合される。したがって、各吐出マフラー110、120は第1及び第2マフラーカバー111、121により密閉されて、シリンダーブロック100はメーンフレーム24と結合される。
【0023】
連通流路130は、第1吐出マフラー110と第2吐出マフラー120を連通させるようにシリンダーブロック100を貫通する。連通流路130は、冷媒の吐出脈動を減少できるようにV字形状を有する。また、連通流路130は、その内径が段差付くように形成されることによって吐出脈動をより効果的に減少できる。連通流路130の内径も吐出脈動発生を考慮して決定される。連通流路130の内径が大きければ吐出脈動低減効率が低くなって、あまりに小さいと冷媒の流動抵抗が増加して圧縮機の圧縮効率が減少される。したがって、連通流路130の直径は適正な大きさを有するべきで、好ましくは1.5mm〜4.0mmであることが良い。
【0024】
前記構成を有する本発明に係る往復動式圧縮機において、圧縮された冷媒が吐出される過程は次の通りである。
【0025】
クランク軸23の回転によってピストン50が圧縮室101内で下死点方向に後退すれば、吸入管91(図1参照)を通じ吸入マフラー90(図1参照)に流れ込んだ低圧の冷媒がシリンダーヘッド60の冷媒吸入室61を通じ圧縮室101に流れ込む。以後、クランク軸23がより回転してピストン50が圧縮室101内で上死点方向に前進すれば、冷媒は圧縮されて高圧状態になる。圧縮された冷媒はシリンダーヘッド60の冷媒吐出室62に一時的に保存された後、シリンダーブロック100の冷媒流路102を通じて第1吐出マフラー110に流れる。そして、第1吐出マフラー110の冷媒は連通流路130を通じて第2吐出マフラー120に流れた後、冷媒排出管140を通じ凝縮機に流れる。
【0026】
【発明の効果】
このような冷媒の吐出過程で、圧縮された冷媒はシリンダーヘッド60の冷媒吐出室62を経て所定の高さと体積を有する第1吐出マフラー110に流れながら、そして、第1吐出マフラー110からV字形状の連通流路130を通じ第2吐出マフラー120に流れながらその吐出脈動が低減される。
【0027】
また、冷媒が第1吐出マフラーから第2吐出マフラーに移動する通路になる連通流路はV字形状でシリンダーブロック内部を貫通して形成されるために、冷媒の流動による圧縮機の振動が抑制される効果がある。
【0028】
また、各々別の部品になっているメーンフレームとシリンダーブロックが固定ねじで結合されているため、シリンダーブロックで発生された振動がメーンフレームに容易に伝えられず圧縮機の全体的な振動が減少される効果がある。
【0029】
さらに、本発明によれば、メーンフレームとシリンダーブロックが単純な部品で各々別に作られて組立することで、製造費用を低減できる効果もある。
【0030】
以上、本発明の望ましい実施の形態について示して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、特許請求範囲に記載する本発明の要旨を逸脱しない限り、当該発明の属する技術の分野のおける通常の知識を有する者ならば誰でも多様な変形実施が可能であり、そのような変形は特許請求の範囲の記載の範疇にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な往復動式圧縮機の構成を概略的に示した断面図である。
【図2】従来の往復動式圧縮機の一部を切開して示した底面図である。
【図3】本発明の好ましい実施例による往復動式圧縮機の要部を示した斜視図である。
【図4】図3のA−A線による断面図である。
【符号の説明】
20 電動機構部
21 固定子
22 回転子
23 クランク軸
24 メーンフレーム
40 コネクティングロッド
50 ピストン
60 シリンダーヘッド
61 冷媒吸入室
62 冷媒吐出室
80 バルブ組立体
90 吸入マフラー
91 冷媒吸入管
100 シリンダーブロック
101 圧縮室
102 冷媒流路
103 第1固定ねじ
104 第2固定ねじ
110 第1吐出マフラー
111 第1マフラーカバー
112、122 貫通孔
113、123 ねじ孔
120 第2吐出マフラー
121 第2マフラーカバー
130 連通流路
140 冷媒排出管
Claims (9)
- 電動機構部を支持するようにケーシング内に設置されるメーンフレームと;前記メーンフレームに結合されて、圧縮室を有するシリンダーブロックと;冷媒吐出室を具備し、前記圧縮室を密閉させるように前記シリンダーブロックと結合したシリンダーヘッドと;前記シリンダーブロックの一側に設置される第1吐出マフラーと;冷媒排出管が連結して、前記シリンダーブロックの他側に設置される第2吐出マフラーと;前記冷媒吐出室と前記第1吐出マフラーを連通させる冷媒流路と;前記第1吐出マフラーと前記第2吐出マフラーを連通させるように前記シリンダーブロックを貫通して形成された連通流路と;を含むことを特徴とする往復動式圧縮機。
- 前記連通流路は、V字形状であることを特徴とする請求項1に記載の往復動式圧縮機。
- 前記連通流路は、その内径が段差付くように形成されたことを特徴とする請求項2記載の往復動式圧縮機。
- 前記連通流路は、その直径が1.5mm〜4.0mmであることを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧縮機。
- 前記第1及び第2吐出マフラーの高さは、14mm〜30mmであることを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧縮機。
- 前記第1及び第2吐出マフラーはその体積が18cc〜25ccであることを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧縮機。
- 前記連通流路はその直径が1.5mm〜4.0mmであり、前記第1及び第2吐出マフラーはその高さが14mm〜30mmで、その体積が18cc〜25ccであることを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧縮機。
- 前記シリンダーブロックは、前記メーンフレームにねじ結合することを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか一項に記載の往復動式圧縮機。
- 前記シリンダーブロックは、前記第1吐出マフラーを貫通して前記メーンフレームに結合される第1ねじと前記第2吐出マフラーを貫通して前記メーンフレームに結合する第2ねじにより前記メーンフレームに結合されることを特徴とする請求項8に記載の往復動式圧縮機。
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