JPH1082070A - チルト式ツーウエイドーザ - Google Patents

チルト式ツーウエイドーザ

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JPH1082070A
JPH1082070A JP28924797A JP28924797A JPH1082070A JP H1082070 A JPH1082070 A JP H1082070A JP 28924797 A JP28924797 A JP 28924797A JP 28924797 A JP28924797 A JP 28924797A JP H1082070 A JPH1082070 A JP H1082070A
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blade
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oil
hydraulic circuit
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孝行 佐藤
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/80Component parts
    • E02F3/84Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems
    • E02F3/844Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems for positioning the blade, e.g. hydraulically

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレードの前後傾作動速度に影響を与えるこ
となくブレードのチルト作動速度を遅くでき、簡単な構
成により常に一定のチルト量をもってチルト制限を行な
えるようにすること。 【解決手段】 ブレード前後傾油圧回路と、該回路に該
回路からの圧油の逆流を防ぐチェックバルブ手段を介し
て接続されたブレードチルト油圧回路とを含んでいる。
ブレードチルト油圧回路には、フローデバイダバルブと
チルト制限用シリンダとが直列して設けられ、ブレード
チルト油圧回路は、圧油の一部がフローデバイダバルブ
を介して油タンクに戻されるよう構成されかつ圧油の流
れがチルト制限用シリンダのピストンストロークにより
規定されるよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設車両、特
に、船内の荷役作業に適用されるチルト式ツーウエイド
ーザに関する。
【0002】
【従来の技術】船内の荷役作業に適用されるチルト式ツ
ーウエイドーザとしては、例えば、特開平3─1223
21号公報に開示されたものが知られている。
【0003】同公報に開示されたチルト式ツーウエイド
ーザにおいて、車両本体のトラックローラフレームに
は、一対のプッユアームの一端がそれぞれボールジョイ
ントにより支持され、その他端には、ツーウエイブレー
ド(以下単にブレードという)がそれぞれユニバーサル
ジョイントを介して連結されている。一対のプッユアー
ムには、一対のチルトシリンダの一端がそれぞれユニバ
ーサルジョイントにより支持され、その他端はブレード
にそれぞれボールジョイントを介して連結されている。
車両本体のフードには、一対のリフトシリンダがそれぞ
れトラニオンにより支持され、その一端はブレードにそ
れぞれボールジョイントを介して連結されている。そし
て車両本体のメインフレームの一方とプッユアームの一
方との間には、タグリンクがそれぞれボールジョイント
を介して連結されている。
【0004】以上のように“柔構造”として構成された
チルト式ツーウエイドーザは、一対のチルトシリンダを
ブレード前後傾、ブレードチルト及びブレードブロック
させるよう制御する電磁バルブ手段を含む油圧回路と、
電磁バルブ手段を制御する電気回路とを備えている。同
油圧回路には、油圧ポンプに接続されたリフトコントロ
ールバルブ、チルトコントロールバルブ等が設けられて
いる。前記電磁バルブ手段は、チルトコントロールバル
ブに直列に接続された電磁バルブから構成されている。
この電磁バルブは、ブレード前後傾位置、ブレードチル
ト位置及びブレードブロック位置に切換できる、3位置
切換電磁バルブにより構成されている。前記電気回路
は、電磁バルブをブレードチルト位置に切り換えるブレ
ードチルト電気回路と、電磁バルブをブレードブロック
位置に切り換えるブレードブロック電気回路とを含んで
いる。ブレードブロック電気回路は、チルトコントロー
ルレバーの操作に連動して作動し、かつその中立位置以
外の操作位置でONとなるチルトコントロールレバー作
動スイッチと、このスイッチに直列接続されたチルト制
限スイッチとを備えている。
【0005】ブレードのチルト量は、左右のリフトシリ
ンダのトラニオンの回転角の差を検出することにより行
われる。すなわちチルト制限スイッチは、左右のリフト
シリンダのトラニオンの回転角の差を、プッシュプルケ
ーブルによってスイッチボックスへ伝達し、マグネット
とリードスイッチによりON−OFFするよう構成され
ている。ブレードブロック電気回路において、チルトコ
ントロールレバー作動スイッチ及びチルト制限スイッチ
がONとなると、電磁バルブはブレードブロック位置に
切り換えられ、チルト作動はストップする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成を有する従
来のチルト式ツーウエイドーザは、次のような解決すべ
き課題を持っている。
【0007】(1)油圧回路に関して、チルトコントロ
ールバルブ及び3位置切換電磁バルブにより、ブレード
前後傾作動、ブレードチルト作動等が行なわれる。そし
てブレード前後傾作動とブレードチルト作動とは1系統
の油圧回路により行なわれるよう構成されているので、
ブレードのチルト作動速度を遅くすることはできない。
なぜならば、ブレードのチルト作動速度を遅くすると、
ブレードの前後傾作動速度も遅くなり、実用性がなくな
るからである。 (2)ブレードのチルトの制限は、チルト時における各
リフトシリンダのトラニオンの回転角の差をプッシュプ
ルケーブルを利用して検出し、チルト制限スイッチをO
Nとして電磁バルブをブレードブロック位置に切り換
え、チルト作動をストップすることにより行なわれるよ
う構成されている。 その結果、プッシュプルケーブルに遊びが生ずること、
及び、ブレードの上昇位置、下降位置によってチルト量
(角)に対してリフトシリンダのトラニオンの回転角が
変化すること、等によって、常に一定のチルト量をもっ
てチルト制限を行うことができるとはいえない。またそ
の構成上それらの調整が困難である。更にプッシュプル
ケーブル、電気スイッチ等の部品点数が多くなり、構造
が複雑となるとともにコストが高くなるとともに、電気
スイッチの耐久性や電線の断線等による信頼性の不安が
ある。
【0008】この発明は、上記のような事実に基づいて
なされたもので、その目的は、ブレードの前後傾作動速
度に影響を与えることなくブレードのチルト作動速度を
遅くすることができ、しかもきわめて簡単な構成により
常に一定のチルト量をもってチルト制限を行なうことが
できる、改良されたチルト式ツーウエイドーザを提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明によれば、一端が車両本体に支持され、他
端にブレードを連結した一対のプッシュアームと、該プ
ッシュアームに一端が支持され、他端が該ブレードに連
結された一対のチルトシリンダと、該車両本体に支持さ
れ、かつその一端が該ブレードに連結された一対のリフ
トシリンダと、該一対のチルトシリンダをブレード前後
傾及びブレードチルト制御する油圧回路とを備えたチル
ト式ツーウエイドーザにおいて、該油圧回路は、油圧ポ
ンプの下流側に設けられたチルトコントロールバルブ
と、該チルトコントロールバルブの下流側に設けられた
2位置切換バルブ手段を含み、該バルブ手段の下流側に
は、ブレード前後傾油圧回路と、該ブレード前後傾油圧
回路に、該ブレード前後傾油圧回路からの圧油の逆流を
防止するチェックバルブ手段を介して接続されたブレー
ドチルト油圧回路とが形成され、該ブレードチルト油圧
回路には、絞り手段により圧油の流量が調整されるフロ
ーデバイダバルブと該ブレードのチルト量を規定するチ
ルト制限用シリンダとが直列して設けられ、該ブレード
チルト油圧回路は、圧油の一部が該フローデバイダバル
ブを介して油タンクに戻されるよう構成されるととも
に、圧油の流れが該チルト制限用シリンダのピストンス
トロークにより規定されるよう構成され、該2位置切換
バルブ手段がブレード前後傾位置にあるときには、該ブ
レードチルト油圧回路へのポンプ圧油の供給が停止され
るとともに該ブレード前後傾油圧回路へポンプ圧油が供
給され、該2位置切換バルブ手段がブレードチルト位置
に切り換えられたときには、該ブレード前後傾油圧回路
へのポンプ圧油の供給が停止されるとともに該ブレード
チルト油圧回路へポンプ圧油が供給されるよう構成され
たことを特徴とするチルト式ツーウエイドーザ、が提供
される。
【0010】上記チルト式ツーウエイドーザにおいて
は、一対のチルトシリンダをブレード前後傾及びブレー
ドチルト制御する油圧回路はブレード前後傾油圧回路
と、ブレード前後傾油圧回路に接続されたブレードチル
ト油圧回路の2系統の油圧回路を含んでいる。そしてブ
レードチルト油圧回路には、絞り手段により圧油の流量
が調整されるフローデバイダバルブとチルト制限用シリ
ンダとが直列して設けられるとともに、ブレード前後傾
油圧回路からの圧油の逆流を防止するチェックバルブ手
段が設けられている。ブレードチルト油圧回路は、圧油
の一部がフローデバイダバルブを介して油タンクに戻さ
れるよう構成されるとともに、圧油の流れがチルト制限
用シリンダのピストンストロークにより規定されるよう
構成されている。2位置切換バルブ手段がブレードチル
ト位置に切り換えられたときには、ブレード前後傾油圧
回路へのポンプ圧油の供給が停止されるとともにブレー
ドチルト油圧回路へポンプ圧油が供給される。ブレード
チルト油圧回路における圧油は一方においてフローデバ
イダバルブを通過する。その結果、通過する圧油の流量
が少なく調整され、ブレードのチルト作動速度は遅くな
る。圧油の一部がフローデバイダバルブを介して油タン
クに戻されるので油の発熱が防止される。
【0011】ブレードチルト油圧回路における圧油は、
他方においてチルト制限シリンダに供給される。同回路
の圧油の流れはチルト制限用シリンダのピストンストロ
ークにより規定されるよう構成されているので、ピスト
ンが底付してその移動が停止すると、ブレードチルト油
圧回路における圧油の流れが停止する。その結果ブレー
ドのチルト作動が停止する。すなわちブレードのチルト
量は、チルト制限シリンダのピストンのストロークによ
り規定されるので、きわめて簡単な構成により常に一定
のチルト量をもってチルト制限を行なうことができる。
【0012】2位置切換バルブ手段がブレード前後傾位
置にあるときには、ブレードチルト油圧回路へのポンプ
圧油の供給が停止されるとともにブレード前後傾油圧回
路へポンプ圧油が供給される。すなわち、圧油はデバイ
ダバルブを通過しないので、ブレードの前後傾作動はブ
レードのチルト作動より速く行なわれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
この発明に従って改良されたチルト式ツーウエイドーザ
を、実施形態に基づいて詳細に説明する。図1ないし図
3を参照して、番号2は一対のプッシュアームを示し、
その各一端は車両本体であるトラックローラフレーム4
に図示しないボールジョイントを介して支持され、各他
端にブレード6をピンP1を介して相対回転可能に連結
している。8は一対のチルトシリンダであって、各一端
はプッシュアーム2にピンP2を介して相対回転可能に
支持され、各他端はブレード6にボールジョイントB1
を介して連結されている。10は一対のリフトシリンダ
であって、その各他端側はトラニオンTを介して車両本
体であるラジエータガードRに支持され、その各一端は
ブレード6にボールジョイントB2を介して連結されて
いる。ブレード6の左右方向中央部位置にはサポートブ
ラケット12が固定され、サポートブラケット12には
ブレースサポート14がピンP3を介して相対回転可能
に連結されている。ブレースサポート14の上端部14
aはブレード6の上面Fより上方に突出するよう位置付
けられている。プッシュアーム2の各々の他端付近に
は、それぞれ連結ブラケット16がその上方に突出する
よう設けられている。ブレースサポート14の上端部1
4aの両側とプッシュアーム2の連結ブラケット16の
各々との間はそれぞれブレース18により連結されてい
る。すなわちブレース18の各々の一端はブレースサポ
ート14の上端部14aに図示しないボールジョイント
を介して連結され、他端は鉛直方向に延びるピンP4を
介して連結ブラケット16に相対回転可能に連結されて
いる。ブレース18の各々は、ブレード6の上面Fより
高い位置に配置される。一対のプッシュアーム2とブレ
ード6との連結部(ピンP1部)、一対のリフトシリン
ダ10とブレード6との連結部(ボールジョイントB2
部)及びサポートブラケット12とブレースサポート1
4との連結部(ピンP3部)の各々は、ブレード6の左
右方向(図1の表裏方向)に水平に延びる共通の回転軸
線L回りに相対回転できるよう構成されている。なお図
の符号Sはトラックシューを示す。
【0014】各チルトシリンダ8が伸縮すると、ブレー
ド6は前記回転軸線L回りに回動して前後傾する。ブレ
ード6が各リフトシリンダ10の伸縮により昇降される
と、同時に各プッシュアーム2も昇降する(図1参
照)。各プッシュアーム2の前端部とブレード6の中央
部間は各ブレース18により連結されているので、前記
昇降にもかかわらずその構造体がしっかりと保持され
る。前記昇降の間、各プッシュアーム2が対応するトラ
ックシューSに接近することはないので、各プッシュア
ーム2とトラックシューSとの間のクリアランスは一定
に保持される。その結果、ブレード6の最上昇時及び最
下降時にブレード6をチルト作動させても、前記クリア
ランスは十分確保される。図3はブレード6をチルト作
動させた状態を示しており、各プッシュアーム2と対応
するトラックシューSとの間のクリアランスが十分確保
されることが容易に理解できる。
【0015】図1及び図3により明らかなように、ブレ
ード6の後方に位置するブレース18の各々はブレード
6の上面Fより高い位置に配置されているので、ブレー
ドの掻き寄せ作業が行なわれてもブレース6が処理物の
上に乗り上げてブレード6の貫入を妨げるおそれはな
い。
【0016】図1ないし図3により説明したチルト式ツ
ーウエイドーザは、各チルトシリンダ8をブレード前後
傾及びブレードチルト制御する油圧回路を備えている。
図4を参照して、同油圧回路は、油圧ポンプ20の下流
側に順次設けられたリフトコントロールバルブ22、チ
ルトコントロールバルブ24及び2位置切換バルブ手段
である6ポート2位置切換電磁ダイバータバルブ26を
含んでいる。油圧ポンプ20はエンジンEにより駆動さ
れる。リフトコントロールバルブ22を切り換えること
により各リフトシリンダ10へ圧油が供給され、ブレー
ド6のリフト作動が制御される。電磁ダイバータバルブ
26の下流側には、ブレード前後傾油圧回路28と、ブ
レード前後傾油圧回路28に、ブレード前後傾油圧回路
28からの圧油の逆流を防止するチェックバルブ手段で
ある第1のダブルパイロット操作チェックバルブ30を
介して接続されたブレードチルト油圧回路32とが形成
されている。
【0017】ブレードチルト油圧回路32には、絞り手
段により圧油の流量が調整されるフローデバイダバルブ
34とブレード6のチルト量を規定するチルト制限用シ
リンダ36とが直列して設けられている。ブレードチル
ト油圧回路32は、圧油の一部がフローデバイダバルブ
34を介して油タンク38に戻されるよう構成されると
ともに、圧油の流れがチルト制限用シリンダ36のピス
トンストロークにより規定されるよう構成されている。
電磁ダイバータバルブ26がブレード前後傾位置にある
ときには、ブレードチルト油圧回路32へのポンプ圧油
の供給が停止されるとともにブレード前後傾油圧回路2
8へポンプ圧油が供給される。電磁ダイバータバルブ2
6がブレードチルト位置に切り換えられたときには、ブ
レード前後傾油圧回路28へのポンプ圧油の供給が停止
されるとともにブレードチルト油圧回路32へポンプ圧
油が供給されるよう構成されている。
【0018】更に具体的に説明すると、電磁ダイバータ
バルブ26の上流側には6ポートの内の2ポートが配置
され、下流側には、6ポートの内の4ポートが配置され
ている。この4ポートの内の第1ポートaは、第1の油
路41を介してチルトシリンダ8の一方(図4の右側)
における一方の室81に接続されている。第2ポートb
は第2の油路42を介してチルトシリンダ8の他方(図
4の左側)における他方の室84に接続されている。チ
ルトシリンダ8の一方における他方の室82とチルトシ
リンダ8の他方における一方の室83とは仲介油路40
により接続されている。前記ブレード前後傾油圧回路2
8は、第1の油路41、第2の油路42及び仲介油路4
0を含んでいる。
【0019】第3ポートcはチルト制限シリンダ36が
直列的に介在されている第3の油路43を介して第1の
油路41に接続されている。第3の油路43は、第3ポ
ートcとチルト制限シリンダ36のピストンによって分
けられる一方の室36aとを接続する油路43aと、チ
ルト制限シリンダ36の他方の室36bと第1の油路4
1とを接続する油路43bとを含んでいる。チルト制限
シリンダ36のピストンロッドは、シリンダの一端から
軸方向外方へ突出するよう構成されている。ピストンが
シリンダの他端側に底付きしてもロッドは突出した状態
に保持される。第4ポートdはフローデバイダバルブ3
4の前記絞り手段に含まれる第1の絞り34aを介して
一方に分岐された第4の油路44を介して仲介油路40
に接続されている。第4ポートdはまた、フローデバイ
ダバルブ34の絞り手段に含まれる第2の絞り34bを
介して他方に分岐されたリターン油路46を介して油タ
ンク38に接続されている。第1の絞り34aはこの例
では可変絞りにより構成されている。
【0020】第1のダブルパイロット操作チェックバル
ブ30は、第3の油路43の油路43bに設けられたチ
ェックバルブ30aと、第4の油路44に設けられたチ
ェックバルブ30bとから構成されている。これによ
り、前記ブレード前後傾油圧回路28に含まれる第1の
油路41及び仲介油路40から、各々前記ブレードチル
ト油圧回路32に含まれる第3の油路43及び第4の油
路44への圧油の逆流が防止される。図から容易に理解
できるように、チェックバルブ30aには、第4の油路
44の圧油が開弁パイロット圧として供給されるよう構
成され、チェックバルブ30bには、第3の油路43の
圧油が開弁パイロット圧として供給されるよう構成され
ている。前記ブレードチルト油圧回路32は、第3の油
路43及び第4の油路44を含んでいる。
【0021】第1の油路41及び仲介油路40における
チルトシリンダ8の一方の近くには、チルトシリンダ8
の一方からの圧油の逆流を防ぐ第2のダブルパイロット
操作チェックバルブ86が設けられている。このチェッ
クバルブ86は、第1の油路41に設けられたチェック
バルブ86aと、仲介油路40に設けられたチェックバ
ルブ86bとから構成されている。これにより、チルト
シリンダ8の一方における一方の室81及び他方の室8
2から、それぞれ第1の油路41及び仲介油路40への
圧油の逆流が防止される。図から容易に理解できるよう
に、チェックバルブ86aには、仲介油路40の圧油が
開弁パイロット圧として供給されるよう構成され、チェ
ックバルブ86bには、第1の油路41の圧油が開弁パ
イロット圧として供給されるよう構成されている。
【0022】第2の油路42及び仲介油路40における
チルトシリンダ8の他方の近くには、チルトシリンダ8
の他方からの圧油の逆流を防ぐ第3のダブルパイロット
操作チェックバルブ88が設けられている。このチェッ
クバルブ88は、第2の油路42に設けられたチェック
バルブ88bと、仲介油路40に設けられたチェックバ
ルブ88aとから構成されている。これにより、チルト
シリンダ8の他方における一方の室83及び他方の室8
4から、それぞれ仲介油路40及び第2の油路42への
圧油の逆流が防止される。図から容易に理解できるよう
に、チェックバルブ88aには、第2の油路42の圧油
が開弁パイロット圧として供給されるよう構成され、チ
ェックバルブ88bには、仲介油路40の圧油が開弁パ
イロット圧として供給されるよう構成されている。
【0023】油圧回路には、チルトシリンダ8の各々に
おける一方の室と他方の室とをそれぞれ着脱自在に接続
することにより構成される第1のバイパス油路90及び
第2のバイパス油路92が設けられている。第1のバイ
パス油路90は、第1の油路41におけるチェックバル
ブ86aの上流側と仲介油路40におけるチェックバル
ブ86bの上流側とをクイックジョイント94により着
脱自在に接続できるバイパス油路から構成されている。
また第2のバイパス油路92は、仲介油路40における
チェックバルブ88aの上流側と第2の油路42におけ
るチェックバルブ88bの上流側とをクイックジョイン
ト96により着脱自在に接続できるバイパス油路から構
成されている。
【0024】油圧回路にはまた、チルト制限シリンダ3
6の一方の室36aと他方の室36bとを着脱自在に接
続することにより構成される第3のバイパス油路98が
設けられている。このバイパス油路98はクイックジョ
イント100により着脱自在に接続できるよう構成され
ている。各バイパス油路86、88及び98は、油圧回
路を含むチルト式ツーウエイドーザの組立完了後、ある
いはメンテナンス時等において、油圧回路に油を充填す
る場合に、それぞれ各クイックジョイント94、96及
び100により接続される。油の充填後は各クイックジ
ョイントが切り離され、各バイパス油路は遮断される。
【0025】電磁ダイバータバルブ26は、通常は、ば
ねにより図示のブレード前後傾位置に位置付けられてい
る。電磁ダイバータバルブ26を作動させる電気回路の
常開スイッチ27がONすると、電磁ダイバータバルブ
26はブレードチルト位置に切り換えられる。スイッチ
27は、この例では、チルトコントロールバルブ24の
操作レバーに設けられたスイッチ(図示せず)を押すこ
とによりON作動されるよう構成されている。
【0026】電磁ダイバータバルブ26がブレード前後
傾位置にあるときには、図示の通り、第3ポートc及び
第4ポートdが閉じられるとともに第1ポートa及び第
2ポートbが開かれる。チルトコントロールバルブ24
を図示の中立位置からX位置又はY位置のいずれか一方
の位置に切り換えることにより、ポンプ圧油が第1の油
路41又は第2の油路42を介して、それぞれチルトシ
リンダ8の一方における一方の室81又はチルトシリン
ダ8の他方における他方の室84に供給され、ブレード
6の前後傾作動が行なわれる。この間、チェックバルブ
86bには第1の油路41から、またチェックバルブ8
8aには第2油路42から、それぞれ開弁パイロット圧
油が供給されて開弁するので、仲介油路40がチルトシ
リンダ8の一方における他方の室82とチルトシリンダ
8の他方における一方の室83を連通する。これによ
り、ブレード6の前後傾作動が可能となる。第1の油路
41及び第2の油路42の圧油は、それぞれチェックバ
ルブ30a及び30bにより第3の油路43及び第4の
油路44へ逆流することはない。この逆流防止及び電磁
ダイバータバルブ26の第3ポートc及び第4ポートd
の閉鎖により、第3の油路43及び第4の油路44にお
ける油の流れはロック状態となる。
【0027】電磁ダイバータバルブ26がブレードチル
ト位置に切り換えられたときには、第1ポートa及び第
2ポートbが閉じられるとともに第3ポートc及び第4
ポートdが開かれる。この状態で、チルトコントロール
バルブ24を図示の中立位置から右方へシフトしてX位
置に切り換えると、ポンプ圧油が第3油路43の油路4
3aを介してチルト制限用シリンダ36の一方の室36
aに供給される。シリンダ36内のピストンが他方の室
36b側へ移動して油路43bに圧油が発生する。この
圧油はチェックバルブ30a及び30bを開き、更に第
1の油路41に供給されてチェックバルブ86a及び8
6bを開いてから、チルトシリンダ8の一方における一
方の室81に供給される。ピストンが移動して他方の室
82に圧油が発生する。第1の油路41及び第2の油路
42は前記第1ポートa及び第2ポートbにより閉じら
れているので、チルトシリンダ8の他方はロック状態に
なる。そして他方の室82に発生した圧油は、仲介油路
40のチェックバルブ86b、第4の油路44のチェッ
クバルブ30b及びフローデバイダバルブ34の第1の
絞り34aに導かれてから、一方においては電磁ダイバ
ータバルブ26及びチルトコントロールバルブ24を通
り、リターン油路46を介して油タンク38に戻され
る。また他方において、フローデバイダバルブ34の第
2の絞り34bを通り、リターン油路46を介して油タ
ンク38に戻される。以上によりチルトシリンダ8の一
方は伸長するのでブレード6の一端が下降し、ブレード
6はチルト作動する。チルト制限用シリンダ36内のピ
ストンが底付すると、第1の油路41及び第2の油路4
2内の圧油の流れが停止し、チルト作動が停止する。ブ
レード6は、フローデバイダバルブ34の第1の絞り3
4aに応じた遅い速度でチルト作動する。
【0028】またチルトコントロールバルブ24を左方
へシフトしてY位置に切り換えると、ポンプ圧油が、一
方において第4の油路44のフローデバイダバルブ34
の第1の絞り34a及びチェックバルブ30bを通り、
仲介油路40に供給される。また他方においてポンプ圧
油の一部は、第1の絞り34bを通りリターン油路46
を介して油タンク38に戻される。なお第4の油路44
に供給された圧油によりチェックバルブ30aも開かれ
る。この圧油は一方においてチェックバルブ86bを介
してチルトシリンダ8の一方における他方の室82に供
給され、他方においてチェックバルブ88aを介してチ
ルトシリンダ8の他方における一方の室83に供給され
る。チェックバルブ88bも開かれるが、第2の油路4
2は電磁ダイバータバルブ26のポートbにより閉じら
れているので、チルトシリンダ8の他方はロック状態と
なる。そして他方の室82に圧油が供給されることによ
りピストンが移動し、一方の室81に圧油を発生させ
る。この圧油は、第1油路41のチェックバルブ86a
を通った後、油路43bのチェックバルブ30aを介し
てチルト制限用シリンダ36の他方の室36bに供給さ
れる(第1の油路41は第1ポートaにより閉じられて
いるため)。シリンダ36内のピストンが一方の室36
a側へ移動して油路43aに圧油が発生する。この圧油
は電磁ダイバータバルブ26及チルトコントロールバル
ブ24を通り、リターン油路46を介して油タンク38
に戻される。以上によりチルトシリンダ8の一方は収縮
するのでブレード6の一端が上昇し、ブレード6はチル
ト作動する。チルト制限用シリンダ36内のピストンが
底付すると、第4の油路44、仲介油路40、及び第3
の油路43内の圧油の流れが停止し、チルト作動が停止
する。ブレード6は、フローデバイダバルブ34の第1
の絞り34aに応じた遅い速度でチルト作動する。
【0029】以上、この発明を、実施形態に基づいて詳
細に説明したが、この発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、この発明の範囲内において、さまざまな
変形あるいは修正ができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上、一実施形態に基づいて説明したこ
の発明によれば、次のような効果が得られる。 (1)一対のチルトシリンダをブレード前後傾及びブレ
ードチルト制御する油圧回路はブレード前後傾油圧回路
と、ブレード前後傾油圧回路に接続されたブレードチル
ト油圧回路の2系統の油圧回路を含んでいる。そしてブ
レードチルト油圧回路には、フローデバイダバルブとチ
ルト制限用シリンダとがそれぞれ直列的に設けられると
ともに、ブレード前後傾油圧回路からの圧油の逆流を防
止するチェックバルブ手段が設けられている。2位置切
換バルブ手段がブレードチルト位置に切り換えられたと
きには、ブレード前後傾油圧回路へのポンプ圧油の供給
が停止されるとともにブレードチルト油圧回路へポンプ
圧油が供給される。ブレードチルト油圧回路における圧
油は一方においてフローデバイダバルブを通過する。デ
バイダバルブは絞り手段を備えているので、通過する圧
油の流量が少なく調整される。その結果ブレードのチル
ト作動速度は遅くなる。しかしながら油圧回路が前記の
ように2系統に分かれて設けられているので、ブレード
の前後傾作動速度に影響することはない(ブレードの前
後傾作動速度まで遅くなるということはない)。圧油の
一部はフローデバイダバルブを介して油タンクに戻され
るので、油の発熱が防止される。 (2)ブレードチルト油圧回路における圧油は、他方に
おいてチルト制限シリンダを仲介して供給される。すな
わち、ブレードのチルト量は、チルト制限シリンダのピ
ストンのストロークにより規定されるので、きわめて簡
単な構成により常に一定のチルト量をもってチルト制限
を行なうことができる。このように、チルト制限は油圧
回路内において行なわれるので、従来に較べて構成が著
しく簡単となり、しかも耐久性、信頼性及び確実性が向
上する。 (3)2位置切換バルブ手段がブレード前後傾位置にあ
るときには、ブレードチルト油圧回路へのポンプ圧油の
供給が停止されるとともにブレード前後傾油圧回路へポ
ンプ圧油が供給される。すなわち、圧油はデバイダバル
ブを通過しないので、ブレードの前後傾作動はブレード
のチルト作動より速いスピードで行なわれる。 (4)フローデバイダバルブの第1の絞りを可変にした
場合には、その流量を調整することができ、ブレードの
チルト作動速度を任意に調整することができる。 (5)各チルトシリンダに接続する油路に関連してダブ
ルパイロット操作チェックバルブを設けた場合には、外
力によりチルトシリンダに負荷がかかり、油圧回路内の
圧力が上昇して油路を構成するホースが伸びたり膨らん
だりするのを防ぐことができる。その結果、チルトシリ
ンダの保持力がキープされるので、チルトシリンダの伸
縮が防止され、より安定した作業が行なわれる。 (6)油圧回路に、チルトシリンダの各々における一方
の室と他方の室とをそれぞれ着脱自在に接続することに
より構成される第1及び第2のバイパス油路を設けた場
合には、組立完了時、あるいはメンテナンス時の油圧回
路内への油の充填を効率よく行うことができる。 (7)油圧回路に、チルト制限シリンダのピストンによ
って分けられる一方の室と他方の室とを着脱自在に接続
することにより構成される第3のバイパス油路を設けた
場合には、前記油の充填効率が向上するとともに、油の
充填時、ピストンの両側から油ポンプの圧油が供給され
る。したがって、チルト制限シリンダの一端から突出し
たピストンロッドを外側から固定状態にしておき(実質
上はピストンがシリンダの中央部に位置付けられた状
態)、ピストンの両側から油を充填すれば、ピストンは
所定の位置に位置付けられる。すなわち、油圧回路内へ
の油の充填時に、合わせてチルト量の調整を行なうこと
ができ、調整作業がきわめて容易となる。 (8)第1、第2及び第3のバイパス油路にクイックジ
ョイントを設けた場合には、各バイパス油路の接続及び
遮断をきわめて容易に行なうことができる。したがっ
て、油圧回路内への油の充填作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を含むチルト式ツーウエ
イドーザの側面概略図。
【図2】図1の平面概略図。
【図3】図1の正面概略図。
【図4】図1のチルト式ツーウエイドーザに備えられた
新規な油圧回路の実施形態の要部を示す図。
【符号の説明】
2 プッシュアーム 6 ブレード 8 チルトシリンダ 10 リフトシリンダ 12 ブレースサポート 18 ブレース 24 チルトコントロールバルブ 26 電磁ダイバータバルブ 28 ブレード前後傾油圧回路 30 第1のダブルパイロット操作チェックバルブ 32 ブレードチルト油圧回路 34 フローデバイダバルブ 36 チルト制限用シリンダ 86 第2のダブルパイロット操作チェックバルブ 88 第3のダブルパイロット操作チェックバルブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が車両本体に支持され、他端にブレ
    ードを連結した一対のプッシュアームと、該プッシュア
    ームに一端が支持され、他端が該ブレードに連結された
    一対のチルトシリンダと、該車両本体に支持され、かつ
    その一端が該ブレードに連結された一対のリフトシリン
    ダと、該一対のチルトシリンダをブレード前後傾及びブ
    レードチルト制御する油圧回路とを備えたチルト式ツー
    ウエイドーザにおいて、 該油圧回路は、油圧ポンプの下流側に設けられたチルト
    コントロールバルブと、該チルトコントロールバルブの
    下流側に設けられた2位置切換バルブ手段を含み、該バ
    ルブ手段の下流側には、ブレード前後傾油圧回路と、該
    ブレード前後傾油圧回路に、該ブレード前後傾油圧回路
    からの圧油の逆流を防止するチェックバルブ手段を介し
    て接続されたブレードチルト油圧回路とが形成され、 該ブレードチルト油圧回路には、絞り手段により圧油の
    流量が調整されるフローデバイダバルブと該ブレードの
    チルト量を規定するチルト制限用シリンダとが直列して
    設けられ、 該ブレードチルト油圧回路は、圧油の一部が該フローデ
    バイダバルブを介して油タンクに戻されるよう構成され
    るとともに、圧油の流れが該チルト制限用シリンダのピ
    ストンストロークにより規定されるよう構成され、 該2位置切換バルブ手段がブレード前後傾位置にあると
    きには、該ブレードチルト油圧回路へのポンプ圧油の供
    給が停止されるとともに該ブレード前後傾油圧回路へポ
    ンプ圧油が供給され、 該2位置切換バルブ手段がブレードチルト位置に切り換
    えられたときには、該ブレード前後傾油圧回路へのポン
    プ圧油の供給が停止されるとともに該ブレードチルト油
    圧回路へポンプ圧油が供給されるよう構成されたことを
    特徴とするチルト式ツーウエイドーザ。
  2. 【請求項2】 該2位置切換バルブ手段は6ポート2位
    置切換電磁ダイバータバルブにより構成され、 該ダイバータバルブの下流側には、該6ポートの内の4
    ポートが配置され、該4ポートの内の第1ポートは、第
    1の油路を介して該チルトシリンダの一方における一方
    の室に接続され、第2ポートは第2の油路を介して該チ
    ルトシリンダの他方における他方の室に接続され、該チ
    ルトシリンダの一方における他方の室と該チルトシリン
    ダの他方における一方の室とは仲介油路により接続さ
    れ、該ブレード前後傾油圧回路は、該第1の油路、該第
    2の油路及び該仲介油路を含み、 第3ポートは該チルト制限シリンダが直列的に介在され
    ている第3の油路を介して該第1の油路に接続され、該
    第3の油路は、該第3ポートと該チルト制限シリンダの
    ピストンによって分けられる一方の室とを接続する油路
    と、該チルト制限シリンダの他方の室と該第1の油路と
    を接続する油路とを含み、 第4ポートは該フローデバイダバルブの該絞り手段に含
    まれる第1の絞りを介して一方に分岐された第4の油路
    を介して該仲介油路に接続されるとともに該フローデバ
    イダバルブの該絞り手段に含まれる第2の絞りを介して
    他方に分岐されたリターン油路を介して油タンクに接続
    され、 該チェックバルブ手段は、該第3の油路及び該第4の油
    路に設けられて該第1の油路及び該仲介油路からの圧油
    の逆流を防止する第1のダブルパイロット操作チェック
    バルブから構成され、該ブレードチルト油圧回路は、該
    第3の油路及び該第4の油路を含み、 該電磁ダイバータバルブが該ブレード前後傾位置にある
    ときには、該第3ポート及び該第4ポートが閉じられる
    とともに該第1ポート及び該第2ポートが開かれ、 該電磁ダイバータバルブが該ブレードチルト位置に切り
    換えられたときには、該第1ポート及び該第2ポートが
    閉じられるとともに該第3ポート及び該第4ポートが開
    かれるよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の
    チルト式ツーウエイドーザ。
  3. 【請求項3】 該フローデバイダバルブの該第1の絞り
    は可変であることを特徴とする請求項2記載のチルト式
    ツーウエイドーザ。
  4. 【請求項4】 該第1の油路及び該仲介油路における該
    チルトシリンダの該一方の近くには、該チルトシリンダ
    の該一方からの圧油の逆流を防ぐ第2のダブルパイロッ
    ト操作チェックバルブが設けられ、該第2の油路及び該
    仲介油路における該チルトシリンダの該他方の近くに
    は、該チルトシリンダの該他方からの圧油の逆流を防ぐ
    第3のダブルパイロット操作チェックバルブが設けられ
    ていることを特徴とする請求項2記載のチルト式ツーウ
    エイドーザ。
  5. 【請求項5】 該油圧回路には、該チルトシリンダの各
    々における該一方の室と該他方の室とをそれぞれ着脱自
    在に接続することにより構成される第1及び第2のバイ
    パス油路が設けられていることを特徴とする請求項2又
    は請求項4記載のチルト式ツーウエイドーザ。
  6. 【請求項6】 該油圧回路には、該チルト制限シリンダ
    の該一方の室と該他方の室とを着脱自在に接続すること
    により構成される第3のバイパス油路が設けられている
    ことを特徴とする請求項2、請求項4又は請求項5のい
    ずれか1項に記載のチルト式ツーウエイドーザ。
  7. 【請求項7】 該第1、第2及び第3のバイパス油路は
    クイックジョイントにより着脱自在に接続できるよう構
    成されたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の
    チルト式ツーウエイドーザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130174A1 (en) * 2000-03-02 2001-09-05 Deere & Company Pitch control system

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