JPH1081616A - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
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- JPH1081616A JPH1081616A JP8332403A JP33240396A JPH1081616A JP H1081616 A JPH1081616 A JP H1081616A JP 8332403 A JP8332403 A JP 8332403A JP 33240396 A JP33240396 A JP 33240396A JP H1081616 A JPH1081616 A JP H1081616A
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- shampoo composition
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- anionic surfactant
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Abstract
なシャンプー組成物を提供する。 【解決手段】ピリプロキシフェン 0.001〜5重量%、ア
ニオン性界面活性剤(例えば、硫酸エステル塩、スルホ
ン酸塩、カルボン酸塩)10〜70重量%及び多価アル
コール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、それらの単独重
合体、共重合体、グリセリン) 0.5〜20重量%を含有
するシャンプー組成物。
Description
ー組成物、特に、シラミの駆除に有効なシャンプー組成
物に関するものである。
集団発生が報告され問題となっており、有効なシラミの
駆除方法の確立が求められている。シラミの駆除には、
従来より殺虫性の粉剤やシャンプーの使用が行われてい
るが、必ずしも充分な駆除が行われているとは言えず、
より有効なシラミ駆除方法の開発が望まれている。
ンプー組成物、特に、コロモジラミ、アタマジラミ、ケ
ジラミ等のシラミの駆除に有効なシャンプー組成物を提
供するものであり、該シャンプー組成物は、アニオン性
界面活性剤を含有するシャンプー組成物に有効成分とし
てピリプロキシフェン〔4−フェノキシフェニル 2−
(2−ピリジルオキシ)プロピル エーテル〕を添加
し、さらに、効力増強のために多価アルコールを配合し
たものである。即ち、本発明のシャンプー組成物は、ピ
リプロキシフェン 0.001〜5重量%、アニオン性界面活
性剤10〜70重量%及び多価アルコール 0.5〜20重
量%を含有するものである。
ン性界面活性剤としては、例えば、硫酸エステル塩、ス
ルホン酸塩、カルボン酸塩、リン酸エステル塩、アミノ
酸塩等及びそれらの混合物が挙げられる。
レンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウリル硫酸
ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等の高
級アルコールの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテル硫酸エステル塩、グリセリン脂
肪酸エステルの硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロー
ルアミドの硫酸エステル塩などが挙げられる。スルホン
酸塩としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
等のアルキルアリールスルホン酸塩、アルキルスルホン
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステ
ルのスルホン酸塩、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ム等のジアルキルスルホコハク酸塩、N−ココイルメチ
ルタウリンナトリウム等の高級脂肪酸アミドのスルホン
酸塩などが挙げられる。カルボン酸塩としては、ポリオ
キシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウム等のア
ルキルエーテルカルボン酸及びその塩、脂肪酸石鹸など
が挙げられる。リン酸エステル塩としては、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等のポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩、アル
キルリン酸エステル塩などが挙げられる。アミノ酸塩と
しては、N−アシルサルコシン塩、N−アシルアラニン
塩等のアミノ酸塩などが挙げられる。
ホン酸塩及びカルボン酸塩から選ばれる一種以上のアニ
オン性界面活性剤を使用するのが好ましく、特に、硫酸
エステル塩(例えば、高級アルコールの硫酸エステル
塩、エチレンオキシドの付加モル数が1〜4のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩)の使用が
好ましい。アニオン性界面活性剤は、本発明のシャンプ
ー組成物全量に対して、10〜70重量%、好ましくは
10〜50重量%含有される。尚、本発明のシャンプー
組成物に、必要により他の界面活性剤、例えばアミンオ
キシド系界面活性剤、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤などを含有さ
せることもできる。
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール若しくはそれらの単独
重合体、共重合体又はグリセリンの使用が好ましい。多
価アルコールとしてポリエチレングリコールを使用する
場合、該ポリエチレングリコールの重量平均分子量は 3
00〜6000が好ましい。また、ポリプロピレングリコール
を使用する場合、該ポリプロピレングリコールの重量平
均分子量は 400〜2000が好ましく、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン共重合体を使用する場合、該ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体の重量平
均分子量は3000〜15000 が好ましい。多価アルコール
は、一種単独で又は二種以上を混合して用いられ、本発
明のシャンプー組成物全量に対して、 0.5〜20重量
%、好ましくは 2.5〜12.5重量%含有される。
プロキシフェン 0.001〜5重量%、アニオン性界面活性
剤10〜70重量%、多価アルコール 0.5〜20重量%
及び残分水からなるものであり、各成分を混合し加熱攪
拌して得られるが、必要により、さらに、他の防虫剤
〔例えば、フェノトリン、ペルメトリン、アレスリン、
エンペントリン、プラレトリン、トランスフルスリン、
イミプロトリン、テトラメトリン、レスメトリン、1−
エチニル−2−フルオロ−2−ペンテニル 3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシラート等のピレスロイド化合物、昆虫成長
制御剤、忌避剤〕、防腐剤、香料、色素、緩衝剤、pH
調整剤、酸化防止剤、粘度調整剤、起泡安定剤、キレー
ト化剤、コンディショニング剤等を添加してもよい。
尚、他の防虫剤としてピレスロイド化合物を用いる場
合、ピレスロイド化合物は本発明のシャンプー組成物中
に通常、1〜8重量%含有される。該ピレスロイド化合
物としては、フェノトリン、ペルメトリン、アレスリン
又はエンペントリンの使用が好ましい。
に、人体につくシラミ、ダニ、ノミ、ナンキンムシ等の
外部寄生虫の駆除に有効なものであるが、ネコ、イヌ、
ウサギ等のペット類、ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ
等の家畜類、アヒル、ニワトリ、ガチョウ等の家禽類を
加害するノミ、ダニ、シラミ、ハエ、アブ、ヌカカ、ハ
ジラミ等の駆除にも有効であり、これらの動物に使用す
ることもできる。
体毛を水で湿らせた後、該シャンプー組成物をそのまま
又は水で適宜希釈して、ブラシ等を用い均一に処理、必
要により適宜水で洗い流しながら使用される。使用対象
動物の種類や体毛の量にもよるが、通常本発明のシャン
プー組成物は、ピリプロキシフェン濃度にして0.005mg
/cm2 以上の状態で使用されるのが効果的である。従っ
て、本発明のシャンプー組成物が高濃度製剤の場合、均
一に処理できるよう、予め水で希釈して使用するのが好
ましい。
細に説明する。また、多価アルコールを含有しないシャ
ンプー組成物とのシラミ駆除効果の比較を参考例として
示す。 製造例1 ニッコールSBL-4T〔日光ケミカルズ製ポリオキシエチレ
ン(4)ラウリル硫酸トリエタノールアミンの30%水
溶液〕66.7重量部に、ピリプロキシフェン 0.1重量部及
びポリエチレングリコール(重量平均分子量 400)5重
量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体を 100重量部
とした後、70℃に加熱して攪拌することにより、本発
明のシャンプー組成物を得た。
分子量 400)の添加量を5重量部にかえて10重量部と
した以外は全て製造例1と同様にして、本発明のシャン
プー組成物を得た。
リエタノールアミンの42%水溶液〕66.7重量部に、ピ
リプロキシフェン 0.1重量部及びプロピレングリコール
5重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体を 100重
量部とした後、70℃に加熱して攪拌することにより、
本発明のシャンプー組成物を得た。
重量部にかえて10重量部とした以外は全て製造例3と
同様にして、本発明のシャンプー組成物を得た。
ン 0.1重量部及びポリプロピレングリコール(重量平均
分子量2000)10重量部を添加し、さらに蒸留水を加え
て全体を 100重量部とした後、70℃に加熱して攪拌す
ることにより、本発明のシャンプー組成物を得た。
チレン(3)トリデシルエーテル酢酸ナトリウム〕20
重量部に、ピリプロキシフェン 0.1重量部及びプロピレ
ングリコール10重量部を添加し、さらに蒸留水を加え
て全体を 100重量部とした後、70℃に加熱して攪拌す
ることにより、本発明のシャンプー組成物を得た。
0.1重量部、d−フェノトリン4重量部及びプロピレン
グリコール10重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて
全体を 100重量部とした後、70℃に加熱して攪拌する
ことにより、本発明のシャンプー組成物を得た。
0.1重量部、ペルメトリン4重量部及びプロピレングリ
コール10重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体
を 100重量部とした後、70℃に加熱して攪拌すること
により、本発明のシャンプー組成物を得た。
0.5重量部及びポリエチレングリコール(重量平均分子
量 400)5重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体
を 100重量部とした後、70℃に加熱して攪拌すること
により、本発明のシャンプー組成物を得た。
0.1重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体を 100
重量部とした後、70℃に加熱して攪拌することによ
り、比較用のシャンプー組成物を得た。 参考例2 ニッコールTEALS-42 66.7重量部に、ピリプロキシフェ
ン 0.1重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体を 1
00重量部とした後、70℃に加熱して攪拌することによ
り、比較用のシャンプー組成物を得た。 参考例3 ニッコールECTD-3NEX 20重量部に、ピリプロキシフ
ェン 0.1重量部を添加し、さらに蒸留水を加えて全体を
100重量部とした後、70℃に加熱して攪拌することに
より、比較用のシャンプー組成物を得た。
を、蒸留水で各々所定濃度に希釈し(希釈倍率は表1に
記載)、ポリエチレンカップに入れた。産下後0〜1日
令のコロモジラミ卵約20個が産みつけられた2cm×2
cmのナイロンゴース小片を、ポリエチレンカップ内の溶
液に5秒間浸漬した。次いで、このナイロンゴース小片
を1分間温水で洗浄し、30℃の恒温器内に移して10
日後にシラミの孵化阻害率を調査した。結果を表1に示
す。
々30倍に希釈し、ポリエチレンカップに入れた。産下
後0〜1日令のコロモジラミ卵20個が産みつけられた
2cm×2cmのナイロンゴース小片と羽化後約5日令のコ
ロモジラミ20頭とをステンレス製茶こしボール(直径5
cm)内に入れ、ポリエチレンカップ内の溶液に5秒間浸
漬した。次いで、この茶こしボールを1分間温水で洗浄
し、30℃の恒温器内に移し、1日1回成虫及び孵化幼
虫に吸血(餌)を施して10日後に生存虫数(卵からの
孵化幼虫を含む)を調査した。結果を表2に示す。表中
の生存虫率は、次式
成物10gを入れ、羊毛 0.5gを浸漬した。30分後に
羊毛を取出し、50mlの蒸留水ですすいだ。さらに、新
しい蒸留水ですすぐ操作を3回繰返した。羊毛を一晩風
乾し、以下の試験に供した。50ml容のガラス製容器中
に上記の処理を施した羊毛 0.5gを入れ、さらにネコノ
ミ卵60個を入れて2時間放置した。次いで、ネコノミ
卵を取出してシャーレに移し、温度26℃、湿度90%
の条件下に4日間保存し、孵化率を調べたところ、十分
な孵化の抑制が見られた。
にシラミ等の外部寄生虫の駆除に有効である。
Claims (8)
- 【請求項1】ピリプロキシフェン 0.001〜5重量%、ア
ニオン性界面活性剤10〜70重量%及び多価アルコー
ル 0.5〜20重量%を含有することを特徴とするシャン
プー組成物。 - 【請求項2】ピリプロキシフェン 0.001〜5重量%、ピ
レスロイド化合物1〜8重量%、アニオン性界面活性剤
10〜70重量%及び多価アルコール 0.5〜20重量%
を含有することを特徴とするシャンプー組成物。 - 【請求項3】ピレスロイド化合物が、フェノトリン、ペ
ルメトリン、アレスリン及びエンペントリンから選ばれ
る一種以上である請求項2記載のシャンプー組成物。 - 【請求項4】多価アルコールが、エチレングリコール、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール及
びそれらの単独重合体、共重合体並びにグリセリンから
選ばれる一種以上である請求項1、請求項2又は請求項
3記載のシャンプー組成物。 - 【請求項5】アニオン性界面活性剤が、硫酸エステル
塩、スルホン酸塩及びカルボン酸塩から選ばれる一種以
上である請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記
載のシャンプー組成物。 - 【請求項6】アニオン性界面活性剤が、ポリオキシエチ
レンアルキル硫酸塩である請求項1、請求項2、請求項
3又は請求項4記載のシャンプー組成物。 - 【請求項7】シラミの駆除に用いるための請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記
載のシャンプー組成物。 - 【請求項8】ピリプロキシフェン 0.001〜5重量%、ア
ニオン性界面活性剤10〜70重量%及び多価アルコー
ル 0.5〜20重量%を含有するシャンプー組成物を、動
物に処理することを特徴とする害虫駆除方法。
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1996
- 1996-12-12 JP JP33240396A patent/JP3644164B2/ja not_active Expired - Fee Related
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