JPH1081359A - 添加剤分配機構を有するラップ材及びその製造方法 - Google Patents

添加剤分配機構を有するラップ材及びその製造方法

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JPH1081359A
JPH1081359A JP9209151A JP20915197A JPH1081359A JP H1081359 A JPH1081359 A JP H1081359A JP 9209151 A JP9209151 A JP 9209151A JP 20915197 A JP20915197 A JP 20915197A JP H1081359 A JPH1081359 A JP H1081359A
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vapor
corrosion inhibitor
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Gregory L Todt
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TRANSHIELD TECHNOL CORP LLC
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】添加剤を効率的に放出するラップ材及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】ラップ材は、不織構造からなる内側層に接
着される外側の伸縮可能フィルムを有する。ブロック共
重合体の熱溶融接着剤が用いられ、このブロック共重合
体の熱溶融接着剤がフィルム層を不織構造層に付着す
る。接着層には、腐食から生産物を保護するために、蒸
気腐食抑止剤の粒子が混合される。収縮するラップ材
が、保護すべき物品の周りで収縮したとき、接着剤は、
蒸気腐食抑止剤を放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護する添加剤、
及び接着剤を使用して生産物をラップするラップ材を含
む添加剤に関する。
【0002】
【従来の技術】接着剤は、例えば、蒸気腐食抑止剤(V
CI)を含み、この蒸気腐食抑止剤は、ラップ材に囲ま
れた水蒸気と反応して、生産物を腐食から保護する。腐
食は、製造後で最終消費者に分配される前に、製造され
た物品の輸送及び格納の間における大きな問題である。
乗用車、バン、機械類、その他の同様な装置等の大きな
物品は、特に腐食を受け易く、海上輸送での輸出や遠距
離輸送をする場合、大気は特に腐食性があり、特に腐食
を受け易くなる。米国特許5,491,017号には、
ラップ材が記載され、これには、伸縮フィルムの外側層
が不織の内側層の表面に断続的に接着され、腐食抑止剤
のような添加剤が不織層に添加されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、添加剤
が不織層にある場合、不織層が製造された時から、抑止
剤は連続的に放出される。不織層は、使用前の所定期間
は通常格納されるため、物品がラップ材でラップされる
前に、抑止剤がなくなってしまう。さらに、生産物包装
の他のタイプは、腐食抑止剤が含まれる接着剤が用いら
れる。
【0004】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、添加剤を効率的に放出することができるラップ材及
びこの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、添加剤
は、不織構造を収縮フィルムに付着するのに用いられる
熱溶融接着剤に添加される。添加剤は、ラップ材で囲ま
れたパッケージ内部に蒸気を放出し、パッケージ内の空
気及び保護すべきキャビティ内の水蒸気のような他の蒸
気と混合する。水蒸気が存在すると、蒸気は保護すべき
生産物の表面上で液化し、薄いが非常に効果的な腐食抑
止層あるいは大気を形成する。追加の水蒸気が、囲まれ
たキャビティに入ると、添加剤によって放出される蒸気
が形成され、腐食しない蒸気となる。さらに、収縮フィ
ルムの外側層は、抑止剤を大気に放出させないバリアと
して作用する。したがって、包装材は、本発明によれ
ば、”一方向”放出であり、添加剤の全てはラップ材を
用いて生産物を処置するのに用いられ、添加剤は、包囲
する大気には放出されない。
【0006】本発明の他の実施の形態では、添加剤が混
合された接着剤が、上述した収縮フィルムと不織材との
2層以外の包装材に用いられる。例えば、接着剤は、テ
ープ上の接着剤として用いられ、保護すべき物品の周り
がラップされ、テープによって運ばれる添加剤は、テー
プでラップされた物品を処置するために放出される。例
えば、クランクシャフトや他の機械部分のような大きな
製造物は、しばしば全体サイズに比較して、比較的小さ
な機械による切断領域を有する。この機械による切断領
域を腐食から保護することが望ましい。したがって、機
械で切断された領域は単独で、蒸気腐食抑止剤のような
添加剤を運ぶ接着剤を使用するテープでラップされる。
接着剤の中に含まれる抑止剤は、腐食から機械による切
断領域を保護するために放出する。テープは、柔軟で、
不浸透性の材質であるため、取り巻く大気に添加剤が放
出しないような方向に添加剤が放出するように制限し、
保護が望まれる物品の部分を処置するためにのみ、接着
剤から放出される。
【0007】完全な不浸透性のバリアが本発明にしたが
って述べられる接着剤に使用される必要はない。例え
ば、接着剤は、一般にカーペットや他の覆い物を床や自
動車の側面に付着するのに用いられる。カーペットや覆
い物の下の金属部分は、腐食を受け易い。本発明による
接着剤を用いることによって、接着剤に混合された蒸気
腐食抑止剤は、床や他の金属板を保護する。接着剤によ
って付着されたカーペットは不浸透性ではないが、少な
くとも添加剤に対しては不浸透性に近く、非常に高い割
合の添加剤が、カーペットを介して大気に放出されるよ
りも、金属板を保護するのに用いられる。同様に、接着
剤は、箱の折返しぶたを互いに付着するのにも用いられ
る。箱の折返しぶたは添加剤によって放出される蒸気に
対して不浸透性であるが、折返しぶたは、蒸気が大気中
に放出されるのを制限し、蒸気のほとんどは、箱容器に
包まれた生産物の処置のために閉じ込められる。
【0008】添加剤は、いくつかの周知の添加剤のいず
れでもよいが、添加剤は、ミネソタ州セント・ポールの
コーテック・コーポレーション(Cortec Corporation)
によって販売されたM−138が好ましい。この材料は
粒子形状で利用でき、材料が閉塞された容器内に保持さ
れる限り、蒸気状態への材料の放出が最小となる。蒸気
腐食抑止剤に加えて、接着層に添加され、ラップ材によ
って閉じこめられたキャビティ内の蒸気を保護し、ある
いは処置する他の材料には、帯電防止剤(静電除去剤及
び消散剤)、対酸化剤、抗菌剤(バクテリアや他の生物
的汚染物質から生産物を保護する)、酸中和剤、酸ある
いは塩基(Phを変化させる)、芳香剤、空気にさらさ
れたときに色を変化させて生産物がいじり回されたこと
を示す添加剤、その他がある。
【0009】不織構造にフィルム層を接着する接着層に
添加剤を配置することによって、必要な添加剤が少なく
なるのでコストが低減し、取扱い及び目録調べが簡単に
なる。添加剤がフィルム層に配置されると、添加剤は、
ラップ材によって包まれたキャビティへの内側方向と大
気への外側方向との両方向に放出されるため、事実上大
量の添加剤が要求される。接着層に添加剤が含まれるこ
とによって、フィルムはバリアとして動作し、蒸気が大
気中に放出することを防止する。添加剤を不織構造に配
置するために、不織構造は、不織構造の特性を変化する
液体に浸さなければならず、クッション性や柔らかさや
その他の望ましい特性を低下する。さらに、添加剤がフ
ィルム層あるいは不織層のいずれかに配置されると、フ
ィルムあるいは不織構造の分離量は、使用された各添加
剤に対する目録として維持されなければならず、添加剤
は、フィルムあるいは不織構造が作成された時から連続
的に放出される。しかしながら、接着剤に添加剤を加え
ることによって、添加剤は、閉塞された容器内に保持さ
れ、このため、使用されるまで蒸気中に放出されること
が防止される。添加剤は、添加剤がディスペンサに配置
される直前に、溶融状態で接着剤と混合され、あるい
は、接着剤が不織層上に分配される分配場所に隣接した
異なる分配場所で、接着剤が接着層上に直接分配され
る。一方、接着剤が生成され、使用前のブロック形状に
形成されたときに、接着剤は添加剤と混合することもで
きる。添加剤は、接着剤によって覆われるので、放出は
最小化される。分離された場所で添加剤が分配され、あ
るいは溶融接着剤がディスペンサに配置されたときに接
着剤と混合するいずれの場合によっても、変化する添加
剤はほとんど直ちに効果が生じ、製造妨害は最小化され
る。
【0010】本発明についてのこれら及び他の有利な点
は、図面を参照した以下の記述から明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。まず図1及び図2を参照す
ると、収縮ラップ材10は、加えられる熱に応じて予め
決定された収縮を行う伸縮可能なフィルムからなる層1
2を有する。第2の層14は、接着層16によって層1
2に固定される。層14は、織られていない、ランダム
に配列されたファイバで構成される不織構造である。第
1の層12は、周知の伸縮可能フィルムのどのようなタ
イプでもよいが、好ましくはエチレン・ビニル基・アセ
テートの共重合体をなすポリオレフィンがよい。不織構
造14は、そのような周知のタイプでもよく、自然ある
いは人工の双方のファイバ、あるいはこれらの組合せを
含み、例えばポリエステル、ナイロン6,6、あるいは
木製パルプとポリエステルファイバの組合せを含む。代
表的な構造は、商標「SANTANA」としてデュポン
・コーポレーション(Dupont Corporation)によって販
売され、あるいはファブリック(Fabric)PBN−2と
してファイバウェブ・ノース・アメリカン(Fiberweb N
orth American)によって販売されている。不織構造は
糸状に(spun)接着される。特に、不織構造14を形成
するファイバは、互いに間隙18を区切る。
【0012】接着剤は、好ましくはブロック共重合体フ
ァミリーで熱溶融する接着剤である。本発明によれば、
添加剤は、接着層16を通して散らされる。この添加剤
は、好ましくは特殊な形状で、例えば、ミネソタ州セン
ト・ポールのコーテック・レコーポレーション(Cortec
Corporation)が販売するM−138という蒸気腐食抑
止剤(vapor corrosion inhibitor:VCI)である。こ
のものは、空気内の水蒸気にさらされると、後述するよ
うに、空気内の水蒸気と結合することによって腐食を阻
止する気体を提供すべく気化する。接着剤の製造の間、
約30ミクロン以下の最大ディメンジョンまでVCI粒
子のサイズを減少することが望ましい。小さな粒子の増
大数内に含まれる増大した表面積は、より効率的な方式
で蒸気を発散させる。いくらかの添加剤が有効であって
も、所定期間(約2年)後、粒子は自動的に”機能停止
(shut down)”する。有効な表面積が増大することに
よって、添加剤のより多くのパーセンテージが発散され
る。しかしながら、粒子を部分的に壊して粒子サイズを
減少する通常の処理は用いることができない。なぜな
ら、添加剤が空気にさらされると、添加剤は上述したよ
うに、空気を結合するからである。したがって、粒子が
チャンバ内に配置され、チャンバ内で約−50゜Fまで
温度を減少することによって、粒子サイズが減少され
る。この温度でのチャンバ内部の空気の湿度は事実上ゼ
ロである。その後、粒子は、粒子を噴出させ、それ自身
に衝突させるという周知の方法によって粉砕される。粒
子は、それ自身と衝突し、それゆえ粒子が破砕される。
粒子は、粒子の最大粒子サイズが約30ミクロンとなる
ように、周知の方法でチャンバ内で”類別(classified
out)”される。チャンバ内の全ての粒子がこのサイズ
になるまで、噴出衝撃は続けられる。粒子の表面積の増
大及びそれにより、上述したように有効な添加剤をより
多く作ることに加え、小さくなった粒子サイズはまた、
図4で説明されるノズルを通して接着剤と添加剤との混
合分配を助長する。
【0013】混合接着剤は、熱可塑性ゴム粒子、粘着付
与剤、可塑剤及び石油を一緒に混合し、周知の方法で混
合物を煮つめ、その後混合物をブロック型に流し込むこ
とによって混合される。細分化されたVCI粒子は、混
合物が加熱されたときに、他の成分に直接混合され、あ
るいは石油が他の成分と混合される前に、石油の中に流
すことによって混合される。典型的には、VCIは、混
合物の重量で、約5%から約20%を構成する。他の成
分は周知技術により比例混合され、所望の接着剤の比に
応じて変化できる。
【0014】接着層16の厚さは、明瞭にするため、図
1〜図3において誇張されている。好ましくは、不織層
14は不整な表面を有し、接着剤はこの表面の突起部分
のみをフィルム12に接着する。これは、間隙18内で
伴出する空気が広がるように、縮み処理の間、不織層1
4が空気にさらされるようにし、その結果、縮み処理
後、図2に示すように、不織層14は付加的なクッショ
ンを提供するために膨張拡大する。
【0015】図3を参照すると、ラップ材10によって
ラップされた物品19はそれ自身、陽極領域19a(図
3に示すように負電荷を運ぶ)と陰極領域19b(図3
に示すように正電荷を運ぶ)とに分けられる。ラップす
るラップ材によって囲まれた容積で伴出した水蒸気が、
これらの領域間で電荷を移動させたとき、錆及び腐食が
発生する。フィルム層12は、接着剤16内の蒸気腐食
抑止剤(VCI)が大気に放出されるのを防ぐバリアと
して働く。したがって、このVCIは矢印Aで示すよう
に内側方向に放出される。ラップ材10が、”一方向放
出器(one wayemitter)”として作用するという事実
は、VCI添加剤を節約し、生産物19を保護すること
のみに用いられることを保証する。上述したように、ラ
ップ材10は、加熱によって生産物の周りで縮められ、
これによって伸縮フィルムは生産物の周りで縮められる
が、不織層18はフィルムと生産物との間でクッション
として作用し、生産物が伸縮フィルム12と接触するこ
とによって損傷することを防いでいる。ラップ材10が
生産物の周りで縮められたとき、生産物は非常に傷つき
やすく、生産物が最初にラップされ、ラップ内部の湿度
が最も高くなったときに最大の腐食が発生する。VCI
添加剤は、湿度、酸度、及び熱によって活性化される。
ラップ剤10は、生産物の周りで熱を用いて縮められる
ことから、VCIは最初、ラップ時に加熱される。した
がって、生産物の周りでラップ材を縮めるための加熱に
よるラッピングの間、VCIは非常に多く放出される。
この非常に高い添加剤の放出は、ラップ材の内部湿度を
なくす作用をする。VCIは生産物19上で液化され、
物質を保護する腐食防止塩類を形成するために水蒸気と
結合する。したがって、パッケージ内の水蒸気がVCI
によって消された後、全ての金属表面に分子保護膜が形
成される。接着剤16内のVCIは、初期の高い放出の
後も放出が継続されるが、その放出レベルは初期の放出
よりも低く、2年程度の限られた期間のみ放出される。
したがって、パッケージ内の水蒸気は、VCIによって
継続的になくなるように作用される。
【0016】上述したように、添加剤は接着剤が作られ
るときに接着剤に添加され、接着剤のブロック内に含ま
れるようになる。接着剤が、使用のために溶融される
と、添加剤はまず大気にさらされ、その結果接着剤が使
用される以前に微量の添加剤が発生する。添加剤は、接
着剤が溶融された後も接着剤に添加される。添加剤及び
接着剤は混合され、その後不織構造14に接着剤を分配
する、後述するディスペンサ内に配置される。さらに、
添加剤は、接着剤に添加される前に密閉容器内に保持さ
れ、この結果使用前に微量の添加剤が費やされる。最後
に、不織材上に接着剤を分配する場所に隣接するが、分
離されている場所で、添加剤は不織剤14上に直接分配
される。いずれにしても、添加剤は、その使用前に大気
あるいは水蒸気にさらされない。さらに、添加剤のタイ
プの変更は比較的簡単である。添加剤がフィルムあるい
は不織材のいずれかに添加されると、適切な添加剤が含
まれるラップ材が有用となるように、多くの層が在庫と
してストックされなければならない。接着剤を打ち延べ
繊維に施す間、あるいは接着剤が打ち延べ繊維に施す直
前に、接着剤に混合することによって、大きな柔軟性が
得られる。
【0017】さて、図4を参照すると、フィルム12は
ロール20から供給され、不織構造14はロール22か
ら供給される。不織構造14は、周知の技術によって、
上述した熱溶融接着剤が貯蔵器26内に蓄えられ、分配
ローラ28によって不織構造14の上部表面にわずかに
付与する付着場所24を介して供給される。上述した添
加剤が、貯蔵器26内に配置される前に熱溶融接着剤に
混合されない場合、添加剤は、接着剤が分配された場所
とほぼ同じ場所で不織構造14の上部表面上に、場所3
0からまかれる。添加剤は貯蔵器あるいは容器32内に
格納され、周知の方法で不織構造14上にまかれる。フ
ィルム12と、接着剤及びこの上にまかれた添加剤を有
する不織構造14とは、ガイドローラ34を介して結合
場所36に供給される。フィルム12あるいは不織構造
14のいずれかに実質的に加えられる圧力なしに、フィ
ルム12が不織構造14にかみ合って接触するように、
結合場所36が調整される。接着剤はむしろ不織構造1
4を介して湿っていないので、不織構造とフィルム12
の結合は、少ないパーセンテージで生じる。フィルム1
2あるいは不織構造14のいずれかに実質的に加えられ
る圧力なしに、フィルム12が不織構造14にかみ合っ
て接触するように、結合場所36が調整される。添加剤
が付着で混合されると、接着あるいは他の特性の実質的
な損失を生じさせずに、添加剤は、重量濃度25%まで
接着剤に加えられる。結合場所36を通過した後、ラッ
プ材はロール38に巻かれる。
【0018】次に、図5及び図6を参照すると、ラップ
材10は、バン40(図5)あるいは自動二輪車42
(図6)のような大きな商品を保護するのに特に適して
いる。他の商品、例えば、芝生や庭園用具、ボート、そ
の他のレクリエーション用具等は、ラップ材10でラッ
ピングし、接着剤中に運ばれる添加剤による処置に適し
ている。バン40は、ラップ材10によるバッグ43で
ラップされる。ラップ材を縮めるためにその後バン40
に対して熱が加えられる。上述したように、ラップ材は
縮むと、不織層14は空気にさらされ、あるいは拡大
し、不織構造が定めるファイバによって決められる間隙
内に伴出した空気の拡張によって、ラップ材は柔らかく
なり、輸送中に移動体40に対して投げつけられる石の
ようなものに対して移動体40を保護する。外部のフィ
ルム12は、浸透しないため、移動体はまた、酸性雨等
の環境汚染物から保護される。しかしながら、最上の環
境下であっても、バン40のさらされ、塗料が塗られて
いない金属部分には腐食が生じ、特に移動体が海上輸送
されているときや、包装されまたは縮められた湿り気が
ある場合や、塞がれた湿気を有する場合には、腐食が生
じる。したがって、接着剤中の添加剤は、継続的に安定
した蒸気を放ち、バン40のさらされた金属部分を保護
する。図6では、ラップ材44が自動二輪車42の周り
にラップされている。また、自動二輪車42は、さらさ
れて、通常、塗料が塗られていない金属部分を多く含
む。消費者は、高価な生産物は、たとえ生産物が、格納
や輸送、特に海外輸送で多くの月が経過したとしても、
受け取ったところではいつでも、もとの状態にあること
を期待する。したがって、自動二輪車42は、接着剤中
の蒸気腐食抑止剤によって保護される。
【0019】他の装置、例えば電子製品は、ラップ材1
0でラップされ、静電除去や静電気消散等の帯電防止剤
が接着剤16に添加される。他の生産物、例えば手術用
具は、接着層16内に入れられた抗菌剤によって、汚染
物から保護される。芳香剤を接着層に添加してもよく、
この場合、包装が解かれたとき、よい香りが生産物の周
りを囲む。他の添加剤も、周知の技術によって接着剤に
加えてもよい。いずれにしても、添加剤による蒸気は、
フィルム12によって、包囲する大気中に逃げるのを防
がれ、不織材を構成するファイバは、大きく、空気が満
ちたすき間で、蒸気の通過に対してわずかに妨げる抵抗
を提供するすき間を形成するので、蒸気は容易にすき間
を通り、不織層を拡大する。
【0020】次に、図7を参照すると、カートン46は
図示しない生産物を入れるための凹部48を有する。生
産物がカートン46内に配置された後、内側の折返しぶ
た50を折り込み、折返しぶた50に接着剤52を付着
させ、さらに容器46を閉めるために内側の折返しぶた
50の上に外側の折返しぶた54を折り込むことによっ
て、密閉される。本発明によれば、上述した添加剤のひ
とつが接着剤52に加えられ、この添加剤のひとつは、
凹部に格納される生産物を保護するため、凹部48内に
放出される。厚紙や板紙は空気を浸透し、折返しぶた5
0は、折り込んだとき、凹部48内に添加剤が入るのを
許容するすき間を形成することに注目されたい。
【0021】本発明はまた、テープ材で使用することも
できる。このテープ材は、生産物の表面にフィルムをあ
てがうことによって輸送間の生産物を保護するのに用い
られる。図8を参照すると、蒸気腐食抑止剤のような添
加剤を含む接着剤56がフィルム58の片側の適用され
ている。接着剤は保護すべき生産物の表面にフィルムを
接着するのに用いられ、これによって生産物を保護す
る。フィルムはどのような従来のフィルムでもよく、伸
びるフィルムや縮むフィルムを含む。接着剤は周知の適
切な接着剤でよく、溶融接着剤を含む。フィルムは蒸気
腐食抑止剤に対して不浸透性であるため、保護が望まれ
る製品の部分の周囲がラップされ、フィルムは添加剤が
大気に逃げないようにする。したがって、全ての添加剤
は、生産物を保護するのに用いられる。テープ材は大き
な製品の機械で切断された部分を保護するのに特に有用
である。例えば、機械で切断された要素の多くは、全生
産物の一部分を構成する機械で切断された表面を有す
る。これらの表面は腐食に対して保護されなければなら
ない。したがって、テープ材はこれらの機械で切断され
た表面の周りをラップし、この結果、機械で切断された
部分が保護される。このことは、製品の一部分のみの腐
食防止が必要なとき、製品全体をラッピングするより
も、コストを低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラップ材が物品の周りで収縮する前における本
発明によるラップ材の断面図である。
【図2】図1と同様な断面図であるが、ラップ材が物品
の周りで収縮した後における本発明によるラップ材の断
面図である。
【図3】図2と同様な図であるが、図1及び図2に示す
ラップ材でラップされた生産物の腐食を本発明が抑止す
る様子を示す図である。
【図4】本発明によるラップ材が生成される様子を示す
図である。
【図5】本発明に応じて生成されたラップ材でラップさ
れた改装バンの透視図である。
【図6】本発明に応じて生成されたラップ材でラップさ
れた自動二輪車の透視図である。
【図7】生産物を保護するために本発明を用いた箱容器
の透視図である。
【図8】ラップ材をテープ形状にした場合の断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ラップ材 12…伸縮可能フィルム 14…不織
構造層 16…接着層 18…間隙 19…物品 19a…陽極
領域 19b…陰極領域 20,22,38…ロール 24,
30…付着場所 26…貯蔵器 28…分配ローラ 30,32…容器
34…ガイドローラ 36…結合場所 46…カートン 48…凹部(キャビ
ティ) 50…内側の折返しぶた 52…接着剤 54…外側の
折返しぶた

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向面を有するフィルムと該フィルムの
    一面に付着される接着剤とを有して生産物を保護する生
    産物保護剤において、 前記接着剤は、該接着剤中に蒸気腐食抑止剤の粒子を有
    し、 前記蒸気腐食抑止剤は、腐食から前記生産物を保護する
    腐食抑止の蒸気を放出することを特徴とする生産物保護
    剤。
  2. 【請求項2】 前記フィルムは、前記蒸気腐食抑止剤に
    よって放出された蒸気を浸透させないことを特徴とする
    請求項1記載の生産物保護剤。
  3. 【請求項3】 前記粒子は、最大サイズが約30ミクロ
    ンであることを特徴とする請求項2記載の生産物保護
    剤。
  4. 【請求項4】 前記蒸気腐食抑止剤は、熱に応答し、温
    度の上昇に応じて腐食抑止の蒸気の添加量を増大して放
    出することを特徴とする請求項2記載の生産物保護剤。
  5. 【請求項5】 前記フィルムは、加えられる熱に応じて
    縮む伸縮フィルムであることを特徴とする請求項2記載
    の生産物保護剤。
  6. 【請求項6】 前記フィルムは、加えられる熱に応じて
    縮む伸縮フィルムであり、 前記接着剤は、不織構造を前記伸縮フィルムに取り付
    け、 前記不織構造は、前記蒸気腐食抑止剤によって放出され
    る蒸気を容易に浸透させることを特徴とする請求項2記
    載の生産物保護剤。
  7. 【請求項7】 蒸気腐食抑止剤によって放出される腐食
    抑止の蒸気の量は、蒸気腐食抑止剤の温度が上昇したと
    きに増大し、 当該生産物保護剤が生産物の周囲で縮んだときに、初期
    の比較的大きな蒸気の放出が行われることを特徴とする
    請求項6記載の生産物保護剤。
  8. 【請求項8】 前記フィルムは、該テープの一面に前記
    接着剤が付着するテープであり、 前記接着剤は、前記テープを保護すべき生産物に直接付
    着することを特徴とする請求項1記載の生産物保護剤。
  9. 【請求項9】 前記フィルムは、蒸気腐食抑止剤によっ
    て放出される蒸気を浸透させず、 前記抑止剤によって放出された蒸気は、前記テープによ
    ってカバーされた生産物の一部を処置することを特徴と
    する請求項8記載の生産物保護剤。
  10. 【請求項10】 蒸気腐食抑止剤の前記粒子は、最大デ
    ィメンジョンが約30ミクロンであることを特徴とする
    請求項8記載の生産物保護剤。
  11. 【請求項11】 生産物を包むための容積を区切る包装
    容器において、 前記包装容器は、内側層と外側層とを有し、 前記接着剤は、前記内側層を前記外側層に付着し、 前記接着剤内の添加剤を放出する蒸気は、前記容積内で
    保護する大気を生成するために前記容積内に蒸気を放出
    することを特徴とする包装容器。
  12. 【請求項12】 前記添加剤は、蒸気腐食抑止剤を放出
    することを特徴とする請求項11記載の包装容器。
  13. 【請求項13】 前記外側層は柔軟なフィルムであり、
    前記内側層は不織構造であり、 前記接着剤は、前記不織構造の一面を前記フィルムの対
    向面に付着し、 前記蒸気は、前記接着剤から前記不織構造を介し、前記
    容器内に放出されることを特徴とする請求項11記載の
    包装容器。
  14. 【請求項14】 前記柔軟なフィルムは、加えられる熱
    に応じて縮む伸縮可能なフィルムであることを特徴とす
    る請求項13記載の包装容器。
  15. 【請求項15】 前記柔軟なフィルムは、前記蒸気を浸
    透させないことを特徴とする請求項13記載の包装容
    器。
  16. 【請求項16】 前記内側層は、箱の内側折返しぶたで
    あり、前記外側層は、箱の外側折返しぶたであり、 前記接着剤は、前記折返しぶたを互いに付着することを
    特徴とする請求項11記載の包装容器。
  17. 【請求項17】 前記添加剤は、蒸気腐食抑止剤、静電
    気除去剤、対酸化剤、抗菌剤、中和剤、酸、塩基、芳香
    剤、及び色放出剤から構成されるグループから選択され
    ることを特徴とする請求項11記載の包装容器。
  18. 【請求項18】 物品を収縮してラップするラップ材に
    おいて、 加えられる熱に応じて予め決定された収縮を行う伸縮フ
    ィルムの外側層と、 不織構造の内側層と、 前記内側層を前記外側層に付着する接着剤と、 前記接着剤に混合される保護蒸気放出の添加剤とを具備
    し、 前記添加剤は、保護する蒸気を放出し、 前記保護する蒸気は、当該ラップ材によってラップされ
    る物品を処置するための前記不織構造を通過することを
    特徴とするラップ材。
  19. 【請求項19】 前記添加剤は、蒸気腐食抑止剤を放出
    することを特徴とする請求項18記載のラップ材。
  20. 【請求項20】 前記フィルムは、前記蒸気を浸透させ
    ないことを特徴とする請求項18記載のラップ材。
  21. 【請求項21】 前記添加剤は、蒸気腐食抑止剤、静電
    気除去剤、対酸化剤、抗菌剤、中和剤、酸、塩基、芳香
    剤、及び色放出剤から構成されるグループから選択され
    ることを特徴とする請求項18記載のラップ材。
  22. 【請求項22】 物品をラップするためのラップ材の製
    造方法において、 柔軟なフィルム層の量を提供するステップと、 不織構造層の量を提供するステップと、 前記層の一つに接着剤と蒸気放出添加剤とを加えるステ
    ップと、 他の層を、前記接着剤と前記一つの層に加えられる蒸気
    放出添加剤とにかみ合わせることによって、前記フィル
    ム層を前記構造層に付着するステップとを具備するラッ
    プ材の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記接着剤及び前記添加剤は、前記接
    着剤が前記一つの層に付着する前に、互いに混合される
    ことを特徴とする請求項22記載のラップ材の製造方
    法。
  24. 【請求項24】 前記接着剤は、第1のディスペンサで
    前記一つの層に付着され、 前記添加剤は、第2のディスペンサで前記一つの層に加
    えられることを特徴とする請求項23記載のラップ材の
    製造方法。
  25. 【請求項25】 前記接着剤は、ディスペンサによって
    前記一つの層に付着され、 前記添加剤は、前記ディスペンサ内で前記接着剤に混合
    されることを特徴とする請求項23記載のラップ材の製
    造方法。
  26. 【請求項26】 ブロック共重合体の熱溶融接着剤と、 前記ブロック共重合体の熱溶融接着剤に混合された蒸気
    放出添加剤とを具備する混合接着剤。
  27. 【請求項27】 前記蒸気放出添加剤は、蒸気腐食抑止
    剤であることを特徴とする請求項26記載の混合接着
    剤。
  28. 【請求項28】 前記蒸気腐食抑止剤は、前記接着剤の
    混合で混濁した粒子の形状であることを特徴とする請求
    項27記載の混合接着剤。
  29. 【請求項29】 前記粒子は、最大ディメンジョンが約
    30ミクロンであることを特徴とする請求項28記載の
    混合接着剤。
  30. 【請求項30】 前記蒸気腐食抑止剤は、前記混合接着
    剤の重量比で約5%から約20%であることを特徴とす
    る請求項28記載の混合接着剤。
  31. 【請求項31】 前記ブロック共重合体の熱溶融接着剤
    は、熱可塑性ゴム、粘着付与剤、可塑剤、及び石油の混
    合であり、 前記蒸気放出添加剤は、粒子状蒸気腐食抑止剤であるこ
    とを特徴とする請求項26記載の混合接着剤。
  32. 【請求項32】 包装構成要素を互いに付着し、包装構
    成要素によって区切られる容積以内で添加物を生産物に
    分配する混合接着剤において、 ブロック共重合体の熱溶融接着剤と、 前記ブロック共重合体の熱溶融接着剤に混合される蒸気
    放出添加剤とを具備することを特徴とする混合接着剤。
  33. 【請求項33】 前記蒸気放出添加剤は、蒸気腐食抑止
    剤であることを特徴とする請求項32記載の混合接着
    剤。
  34. 【請求項34】 前記蒸気腐食抑止剤は、前記接着剤の
    混合で混濁した粒子の形状であることを特徴とする請求
    項33記載の混合接着剤。
  35. 【請求項35】 前記粒子は、最大ディメンジョンが約
    30ミクロンであることを特徴とする請求項34記載の
    混合接着剤。
  36. 【請求項36】 前記蒸気腐食抑止剤は、前記混合接着
    剤の重量比で約5%から約20%であることを特徴とす
    る請求項34記載の混合接着剤。
  37. 【請求項37】 前記ブロック共重合体の熱溶融接着剤
    は、熱可塑性ゴム、年生付与剤、可塑剤、及び石油の混
    合であり、 前記蒸気放出添加剤は、粒子状蒸気腐食抑止剤であるこ
    とを特徴とする請求項32記載の混合接着剤。
  38. 【請求項38】 混合接着剤の製造方法において、 粒子状蒸気腐食抑止剤の粒子の粒子サイズを減少するス
    テップと、 前記蒸気腐食抑止剤をブロック共重合体の熱溶融接着剤
    に混合するステップとを具備することを特徴とする混合
    接着剤の製造方法。
  39. 【請求項39】 前記粒子は、最大ディメンジョン約3
    0ミクロンまで減少することを特徴とする請求項38記
    載の混合接着剤の製造方法。
  40. 【請求項40】 前記粒子は、チャンバ内に配置され、 前記粒子サイズが減少される前に、前記チャンバ内の湿
    度を最小に減少するに少なくとも十分な温度まで冷却す
    ることを特徴とする請求項38記載の混合接着剤の製造
    方法。
  41. 【請求項41】 前記粒子は、チャンバ内で互いに押し
    やる圧力噴射を用いてサイズが減少され、 前記粒子が予め決定された最大サイズに達した後に、前
    記チャンバの粒子を分類することを特徴とする請求項3
    8記載の混合接着剤の製造方法。
  42. 【請求項42】 熱可塑性ゴム、粘着付与剤、可塑剤、
    及び石油を混合するステップと、 加熱によって混合するステップと、 混合されたときに、蒸気腐食抑止剤の粒子を混合するス
    テップとをさらに具備したことを特徴とする請求項38
    記載の混合接着剤の製造方法。
  43. 【請求項43】 熱可塑性ゴム、粘着付与剤、可塑剤、
    及び石油を混合するステップと、 前記混合剤に前記石油を混合する前に、前記石油の中に
    蒸気腐食抑止剤の粒子を混合するステップとをさらに具
    備したことを特徴とする請求項38記載の混合接着剤の
    製造方法。
JP9209151A 1996-08-19 1997-08-04 添加剤分配機構を有するラップ材及びその製造方法 Pending JPH1081359A (ja)

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