JPH1081306A - 円筒体表面へのシート材巻回装置および該装置によるシート材巻回方法 - Google Patents

円筒体表面へのシート材巻回装置および該装置によるシート材巻回方法

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JPH1081306A
JPH1081306A JP26028096A JP26028096A JPH1081306A JP H1081306 A JPH1081306 A JP H1081306A JP 26028096 A JP26028096 A JP 26028096A JP 26028096 A JP26028096 A JP 26028096A JP H1081306 A JPH1081306 A JP H1081306A
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winding
cut
sheet material
paper
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JP26028096A
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English (en)
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Koichi Nemoto
耕一 根本
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TECHNO OOTE KK
Original Assignee
TECHNO OOTE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手に代わって、自動的にかつ能率的に、安
定した仕上がり品質で、円筒体に、該円筒体の長さ寸法
に関わりなく紙等のシート材を巻回することのできる装
置および該装置によるシート材巻回方法を提供する。 【解決手段】 垂直に移送されてきた円筒体1を垂直に
保持し、自体が水平面に沿って所定角度回転して、円筒
体1を巻回位置Bに移動させ、シート材を巻回した後の
円筒体を製品回収のための吊り上げ位置に回転して移動
させる円筒体保持回転配置装置2と、ロール状被覆紙3
を適当な長さのカット紙に切断して、該カット紙を垂直
の姿勢のまま上記紙巻き位置にある円筒体に供給する被
覆紙供給装置4と、上記巻回位置に垂直に保持されてい
る円筒体に被覆紙供給装置4から供給されたカット紙を
巻き付けるカット紙巻着装置5とを少なくとも有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複写機の感光ドラムなどの円筒体
状の製品や部品などの円筒体に、包装または/および表
面を保護するために、紙等のシート材を巻き付ける装置
および該装置によるシート材巻回方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の円筒体として、複写機の感光ド
ラムを例にとると、従来、使用前の感光ドラムが露光さ
れて感光特性が劣化するのを防止し、かつドラム表面の
汚染や傷つきを防止するために、複写機に取り付けて使
用する前の感光ドラムには、その表面に遮光紙が巻き付
けられて供給されている。そして、従来このような感光
ドラム表面への遮光紙の巻付けは、一本毎に人手により
行われていた。ちなみに、この種の感光ドラム以外の他
の円筒体製品、部品においても、同様に、その表面への
紙やビニールシート等の合成樹脂シート材等の各種のシ
ート材を巻付ける際には、もっぱら人手により行われて
いるのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記従来
の円筒体表面へのシート材の巻回は、極めて作業能率が
悪く、また仕上がり品質にもばらつきがあるという問題
点があった。本発明の課題は、人手に代わって、自動的
にかつ能率的に、安定した仕上がり品質で、円筒体に、
該円筒体の長さ寸法に関わりなく、紙等のシート材を巻
くことのできる装置および該装置によるシート材巻回方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1の円筒体表面へのシート材巻回装
置は、垂直に移送されてきた円筒体を垂直に保持し、自
体が水平面に沿って所定角度回転して、円筒体を巻回位
置に移動させ、紙巻き後の円筒体を製品回収のための吊
り上げ位置に回転して移動させる円筒体保持回転配置装
置と、ロール状シート材を適当な長さのカット紙に切断
して、該カット紙を垂直の姿勢のまま上記巻回位置にあ
る円筒体に供給するシート材供給装置と、上記巻回位置
に垂直に保持されている円筒体にシート材供給装置から
供給されたカット紙を巻き付けるカット紙巻着装置とを
少なくとも有することを特徴とするものである。
【0005】また、請求項2の円筒体表面へのシート材
巻回装置は、上記請求項1のシート材巻回装置におい
て、上記円筒体保持回転配置装置が、回転制御装置によ
り所定角度毎の回転停止を連続的に実行させられる垂直
回転軸と、この垂直回転軸に取り付けられて水平面に沿
って回転停止する回転板と、該回転板の上面外周部に周
方向に等間隔に配置、立設されて上記円筒体を外嵌する
ことにより該円筒体を保持するガイドシャフトとを有す
ることを特徴とするものである。
【0006】請求項3の円筒体表面へのシート材巻回装
置は、上記請求項1または2に記載のシート材巻回装置
において、上記シート材供給装置が、シート材ロールを
垂直に保持するロール紙保持装置と、該ロール紙保持装
置から連続的に開放されたシート材の先端を折り曲げる
とともに所定の長さに切断するシート材先折り切断装置
と、所定の長さに切断されたカット紙の切断後端にシー
ト材を貼止用するための接着カットテープの一端を付着
させる貼止用テープ付着装置と、接着テープを付着され
たカット紙を垂直に保持しつつ上記巻回位置に垂直に保
持されている円筒体に供給するカット紙供給機構とを有
することを特徴とするものである。
【0007】請求項4の円筒体表面へのシート材巻回装
置は、上記請求項1ないし3のいずれかに記載のシート
材巻回装置において、上記カット紙巻着装置が、上記巻
回位置に垂直に保持された円筒体を巻着時に先端に設け
た回転ローラにより押さえる紙押さえアームと、この紙
押さえアームの回転ローラと円筒体との間に搬送されて
きたカット紙を先端に設けた駆動ローラによって押さえ
つつ円筒体の表面に巻き付ける巻き付けアームとを有す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項5の円筒体表面へのシート材巻回装
置は、上記請求項1ないし4のいずれかに記載のシート
材巻回装置において、円筒体を外部から垂直に吊り下げ
た状態で移送し、上記円筒体保持回転配置装置のガイド
シャフトに外嵌させ、続いて、上記円筒体保持回転配置
装置が紙巻き後の円筒体を製品回収吊り上げ位置に移動
させた時に、円筒体を吊り上げ、梱包等の後処理工程へ
の中継位置に移送する円筒体移載装置を、さらに有する
ことを特徴とするものである。
【0009】次いで、本発明の請求項6の円筒体表面へ
のシート材巻回方法は、外部から垂直に移送されてきた
円筒体を、垂直に保持し、水平面に沿って所定角度回転
して、円筒体を巻回位置に移動させ、紙巻き後の円筒体
を製品回収のための吊り上げ位置に回転して移動させる
第1の工程と、垂直に保持したロール状シート材の先端
を折り曲げるとともに適当な長さのカット紙に切断して
垂直に搬送し、上記巻回位置に垂直に保持した円筒体に
供給する第2の工程と、上記巻回位置に垂直に保持した
円筒体に上記シート材供給装置から供給されたカット紙
を巻き付ける第3の工程と、を少なくとも有することを
特徴とするものである。
【0010】また、請求項7の円筒体表面へのシート材
巻回方法は、請求項6に記載のシート材巻回方法におい
て、回転制御装置により所定角度毎に回転停止を連続し
て行われる垂直回転軸と、この垂直回転軸に取り付けら
れて水平面に沿って回転する回転板と、該回転板の上面
外周部に周方向に等間隔に配置、立設されて上記円筒体
を外嵌させることにより該円筒体を垂直に保持するガイ
ドシャフトとを有する円筒体保持回転配置装置を用い
て、上記第1の工程を行うことを特徴とするものであ
る。
【0011】さらに、請求項8の円筒体表面へのシート
材巻回方法は、上記請求項6または7に記載のシート材
巻回方法において、シート材先折り切断装置と、切断さ
れたカット紙の後端にシート材を貼止用するための接着
カットテープの一端を付着させる貼止用テープ付着装置
と、接着テープを付着されたカット紙を上記巻回位置に
垂直に保持されている円筒体に供給するカット紙供給機
構とを有するシート材供給装置を用いて、上記第2の工
程を行うことを特徴とするものである。
【0012】請求項9の円筒体表面へのシート材巻回方
法は、上記請求項6ないし8のいずれかに記載のシート
材巻回方法において、上記巻回位置に垂直に保持された
円筒体をシート材の巻着時に先端に設けた回転ローラに
より押さえる紙押さえアームと、この紙押さえアームの
回転ローラと円筒体との間に搬送されてきたカット紙を
先端に設けた駆動ローラによって押さえつつ円筒体の表
面に巻き付ける巻き付けアームとを有するカット紙巻着
装置を用いて、上記第3の工程を行うことを特徴とする
ものである。
【0013】上記構成からなる本発明の円筒体表面への
シート材巻回装置およびこれを用いたシート材巻回方法
によれば、円筒体に紙をオーバーラップして巻き付ける
操作を人手によらないで、自動的、連続的に行い、品質
の均一な紙巻きが、円筒体の長さ寸法を選ばずに行うこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す一実施形
態によりさらに詳しく説明する。図1は、本発明の一実
施形態である円筒体表面へのシート材巻回装置の概略平
面図であり、図2は、同装置の概略側面図である。この
シート材巻回装置は、大きく分けて3つの部分より構成
されている。すなわち、外部から垂直に吊り下げられつ
つ移送されてきた円筒体1を垂直に保持し、自体が所定
角度(本実施例では30度ずつ間欠的に2回、計60
度)回転して、円筒体1を紙巻き位置(巻回位置)に移
動させ、紙巻き後の円筒体(製品)1を製品回収のため
の吊り上げ位置に回転して移動させる円筒体保持回転配
置装置2と、遮光紙等のロール状被覆紙(シート材)3
を適当な長さのカット紙に切断して垂直に保持しつつ搬
送し、上記紙巻き位置に垂直に保持されている円筒体1
に供給する被覆紙供給装置4と、上記紙巻き位置に垂直
に保持されている円筒体1に上記被覆紙供給装置4から
供給されたカット紙を円筒体1に巻き付けるカット紙巻
着装置5とから、このシート材巻回装置は構成されてい
る。なお、場合によっては、円筒体1を外部から垂直に
吊り下げた状態で移送し、上記円筒体保持回転配置装置
2に保持させ、続いて、上記円筒体保持回転配置装置2
が紙巻き後の円筒体1を製品回収吊り上げ位置に移動さ
せた時に、円筒体1を吊り上げ、梱包等の後処理工程へ
の中継位置に移送する後述の円筒体移載装置を、さらに
付加して、本発明のシート材巻回装置を構成する場合も
ある。
【0015】外部から円筒体1を供給された円筒体保持
回転配置装置2の詳細を、図3に示す。図3は、同装置
2の側面図であり、その平面構成は、図1から知ること
ができる。図中、6は架台であり、この架台6の上部中
央には、軸受7a、7bが垂直方向に配列して取り付け
られている。これら軸受7a、7bには回転軸8が回転
自在に垂直方向に差し込まれており、この回転軸8は、
上記架台6の前記軸受7a、7bの下部に固定された回
転制御装置9により一定方向(図1の矢印A方向)に所
定角度(本実施例では、30度)ずつ間欠的に回転され
るように設定されている。上記軸受7a,7bの上部の
回転軸8には、円板状の回転板10が水平に一体的に固
定されている。
【0016】この円板状の回転板10の上部外周部に
は、周方向に等間隔に6個の軸受体11が垂直に立設さ
れている。この軸受体11には、前記円筒体1を垂直に
保持するためのガイドシャフト12が軸回りに回転自在
に挿入されている。このガイドシャフト12は、図3に
示すように、先端部および基端部が円筒体1の内周に軽
く接する程度の太さ寸法の大径部となっており、その中
間部分は、細径部となっている。したがって、このガイ
ドシャフト12に円筒体1を被せるようにはめ込むと、
円筒体1は、その基端とそのほぼ中央においてガイドシ
ャフト12により支持されることになる。その結果、円
筒体1は、ガイドシャフト12により垂直な姿勢で支持
され、ガイドシャフト12とともに、前記軸受体11に
対して回転自在となる。ガイドシャフト12には、保持
しようとする円筒体1の径寸法および長さ寸法に対応し
て、さまざまな寸法の大径部と長さ寸法のバージョンが
用意されているが、その軸受体11への挿入部分は、共
通の径寸法に設定されている。したがって、円筒体1の
寸法に対応して、即座にガイドシャフト12を交換する
ことができ、本装置が各種の寸法の円筒体1に対応する
ことを可能にしている。
【0017】なお、前記回転軸8の上端には、前記カッ
ト紙巻着装置5が軸受16を介して回転自在に嵌着され
ており、このカット紙巻着装置5は、前記ガイドシャフ
ト12の回転を阻害することなく、図1および図2に符
号13で示す廻り止め板によりフレーム6に固定されて
おり、回転軸8の回転により回転しないようになってい
る。
【0018】上記構成からなる円筒体保持回転配置装置
2によれば、先ず、停止時に所定箇所に位置した2本の
ガイドシャフト12に同時に円筒体1が被せるように取
り付けられ、次いで上記回転板10が回転制御装置9に
より駆動される回転軸8により30度ずつ間欠的に回転
されて、順次円筒体1を装着した前記ガイドシャフト1
2が円筒体1を保持しつつカット紙巻着位置Bに配置さ
れると、後述のようにして前記カット紙巻着装置5によ
りカット紙が巻着される。さらに、回転板10が回転し
てこのカット紙が巻着された円筒体(製品)1を保持す
るガイドシャフト12が製品吊り上げ位置に来ると、こ
れと同期して、前記円筒体1の取り付け位置から240
度回転したいちにおいて、2本のガイドシャフト12か
ら、同時に2本の製品が引き上げられて取り外され、製
品は次工程である梱包工程に送られる。
【0019】上記被覆紙供給装置4は、図1、図2、お
よび図4ないし図10に示すように、ロール状被覆紙保
持装置20と、被覆紙先折り切断装置30と、切断され
たカット紙の後端に被覆紙を貼止用するための接着カッ
トテープの一端を付着させる貼止用テープ付着装置40
と、接着テープを付着されたカット紙を上記カット紙巻
着位置Bに垂直に保持されている円筒体1に供給するカ
ット紙供給機構50とから構成されている。
【0020】上記ロール状被覆紙保持装置20は、図4
に示すように、基台21上の軸受22を介して回転自在
に取り付けられたロータリーベース23にロール状被覆
紙3を垂直に固定するようになっており、ロータリーベ
ース23に垂直に固定されたロール状被覆紙3の紙だし
張力を適正に制御するために、ローラ24aを被覆紙3
の表面にエアシリンダ24bによって所定の圧力を持っ
て押し当てる張力調整手段24を有する。
【0021】上記被覆紙先折り切断装置30は、垂直に
設置した前記ロール状被覆紙3から送り出された被覆紙
を垂直に保持しつつ水平方向に所定の速度で引き出す引
き出しローラ31と、この引き出しローラ31と連動し
て被覆紙を水平方向に所定の長さで切断する紙切断機構
32と、切断する前に被覆紙の先端を折り曲げる被覆紙
先折り機構33とから構成されている。上記引き出しロ
ーラ31は、サーボモータ31aと、このサーボモータ
31aにより回転制御される駆動ローラ31bと、従動
ローラ31cとから構成されている。この引き出しロー
ラ31の下流(図の左方)には、上記紙切断機構32が
取り付けられている。
【0022】図6は、上記紙切断装置32を上記引き出
しローラ31と逆側の下流側から見た構成図であり、こ
の紙切断装置32は、垂直に固定された固定刃32a
と、この固定刃32aと摺接して紙を切断する傾斜可動
刃32bと、この傾斜可動刃32bを水平方向に往復さ
せる駆動シリンダ32cとから構成されている。この紙
切断機構32の固定刃32aの下流側側部には、上記被
覆紙先折り機構33が設置されている。この被覆紙先折
り機構33は、その上流側から見た構成図である図7お
よびその平面図である図8(a)に見るように、固定戸
板部材33aと、この固定戸板部材33aの下流側側部
に蝶番状に回動自在に取り付けられ回動部材33bと、
この回動部材33bを、図8に示すように、180度回
動させるロータリーアクチュエータ33cとから構成さ
れ、前記回動部材33bを開閉動作をさせて、閉じた時
(図7の状態)に紙の先端を折るように作用する構成の
機構である。
【0023】ここで、回動部材33bには、端面に開口
して被覆紙の先端を吸着する吸引ノズル33eが形成さ
れており、上記被覆紙の吸着時に、内部に形成された孔
部33fがロータリージョイント33gに接続されたホ
ースから間欠的に負圧に吸引されるようになっている。
また、開いた時の上記回動部材33bの被覆紙通路を隔
てた対向箇所には、エアーノズル33dが取り付けられ
ており、圧縮エアーを被覆紙の先端部分に吹き付けるこ
とにより、被覆紙の先端部分を前記回動部材33bの吸
引ノズル33eに押しつけ、当該被覆紙の先端を吸引ノ
ズル33eで吸着・固定することを助けるようになって
いる。また、上記回動部材33bの端面には、ゴム製の
緩衝部材33hが装着されており、他方の固定戸板部材
33aの対向端面には、折曲げ凸部33iが設けられて
いる。これにより、上記回動部材33bが回動して固定
戸板部材33aとの端面間で被覆紙の先端部分を折曲げ
た際に、図8(b)に示すように、被覆紙の折曲げ部分
が、後述する円筒体1の外周に巻回される際に、その巻
回方向に屈曲されるようになっている。
【0024】以上のようにして先端が折り曲げられたロ
ール紙は、水平方向下流に送られ、円筒体1を巻くに十
分な所定の長さだけ上記固定刃32aと傾斜可動刃32
b間を通過したら、傾斜可動刃32bが駆動されて、ロ
ール紙が切断され、カット紙になる。カット紙は、前記
カット紙供給機構50により、垂直に保持されつつ、下
流方向に送られる。
【0025】カット紙供給機構50は、水平方向下流に
送られてくるカット紙を次々に手渡すように挟持しつつ
搬送する6組のローラ対50a〜50fから構成されて
いる。各ローラ対は、駆動ローラと従動ローラとの組み
合わせから構成され、これら駆動ローラと従動ローラと
の間にカット紙を挟みつつ、カット紙を搬送する。ロー
ラ対50bはクラッチブレーキモータ51により駆動さ
れ、ローラ対50a,50cはタイミングベルトを介し
て前記クラッチブレーキモータ51によりローラ対50
bと同期して駆動される。ローラ対50dは、サーボモ
ータ52により駆動され、ローラ対50eはクラッチブ
レーキモータ53により駆動され、最下流のローラ対5
0fはサーボモータ54によって駆動される。
【0026】前記ローラ対50dの近傍と、ローラ対5
0fの近傍には、それぞれ位置センサ55a、55bが
取り付けられている。位置センサ55aは、後述の接着
カットテープをカット紙に付着させるために、カット紙
の先端位置を検出してサーボモータ52を駆動させ、所
定長さ送り出した後に当該カット紙の送りを停止させる
ためのものである。また、前記位置センサ55bは、後
述のカット紙巻着時に、先ずカット紙の先端位置を検出
してサーボモータ54を駆動させ、上記カット紙を所定
の紙巻き位置まで送り出して停止させるためのものであ
る。前記位置センサ55aで検知され、ローラ対50d
により停止状態におかれたカット紙の後端に、後述する
貼止用テープ付着装置40により接着カットテープの一
端を付着させる。貼止用テープを付着されたカット紙
は、その先折り部を先頭にしてローラ対50d,50
e,50fによりカット紙巻着装置5に向かって搬送さ
れる。この時に前記貼止用テープがローラに付着してカ
ット紙から剥がれ落ちないように、ローラ対50d,5
0e,50fの各駆動ローラと従動ローラは、その中央
部分が縮径され、通過する貼止用テープに触れないよう
になっている。
【0027】上記貼止用テープ付着装置40の詳細を、
図10に示す。図10は、貼止用テープ付着装置40の
平面構成図である。この装置40は、接着テープ切断供
給装置41と、該装置41から供給される所定の長さの
接着テープを挟持し、引き出すクランピング手段42
と、このクランピング手段42が保持しているカットテ
ープを非接着側から吸着し、このカットテープを前記カ
ット紙の上端中央に付着させる貼止用テープ吸着移送装
置43と、この装置43によるカットテープのカット紙
への付着を確実にするための押し当て板44(図9参
照)とから構成されている。接着テープ切断供給装置4
1は、周知の構造の市販装置である。
【0028】上記クランピング手段は、上記接着テープ
切断供給装置41の供給口に対向して設けられ、クラン
プアーム42aと、このクランプアーム42aを開閉す
るとともに前進および後退させるサーボアクチュエータ
42bとから構成されている。上記貼止用テープ吸着移
送装置43は、上記接着テープ切断供給装置41および
クランピング手段42とが設置されているフレームに接
着テープ切断供給装置41とクランピング手段42との
配列方向に直交するように配置されており、サーボアク
チュエータ43aに対して出没部43bが前進および後
退運動するようになっている。この出没部43bの先端
には、カット接着テープを吸着する真空吸着パットが取
り付けられており、この真空吸着パッドでクランプアー
ム42aが保持するカットテープを吸着し、それを前記
カット紙の後端に付着させる。この時、前記カット紙供
給機構50のフレームに固定された押し当て板44とカ
ット紙を挟むようにしてカット接着テープのカット紙へ
の付着を確実にする。
【0029】上記カット紙巻着装置5は、上述したよう
に、円筒体保持回転配置装置2の上方の回転軸8に回動
自在に、かつ廻り止め板13に固定されており、回転軸
8に位置決めされているが、回転軸8の回転により回転
せずに固定状態に置かれている。図3および図11に、
その構造の詳細を示す。このカット紙巻着装置5は、上
記カット紙巻着位置Bに配置された円筒体1を巻着時に
先端に設けた回転ローラ60aにより押さえる紙押さえ
アーム60と、この紙押さえアーム60の回転ローラ6
0aと円筒体1との間に搬送されてきたカット紙を先端
に設けた駆動ローラ61aによって押さえつつ円筒体1
の表面に巻き付ける巻き付けアーム61とから構成され
ており、これら紙押さえアーム60および巻き付けアー
ム61は、それぞれ廻り止め板13に固定されている一
対の固定板62、62に対して回動自在に取り付けられ
ている。
【0030】上記紙押さえアーム60は、上記固定板6
2、62の上端にそのほぼ中央を軸支され、回動自在と
なっているアーム60bと、このアーム60bの先端に
回転自在に取り付けられている上記回転ローラ60a
と、このアーム60bの基端にその駆動ロッド63aの
先端を回動自在に連結させたエアシリンダ63とから構
成されている。そして、このエアシリンダ63の駆動に
より上記アーム60bが回動され、その先端の回転ロー
ラ60aを紙巻き時には、円筒体1に当接させ、上記円
筒体保持回転配置装置2の回転板10が回転している間
は、その先端の回転ローラ60aを側方に移動し、円筒
体1の水平面に沿う円軌道上から退避させている。
【0031】上記巻き付けアーム61、61は、それぞ
れ、上記固定板62、62のそれぞれの上側、下側に取
り付けられており、それぞれは、概略くの字形の2本の
アーム64、64から構成されている。片側の巻き付け
アーム61は、上記のように2本で一対となったアーム
64、64により構成され、これらの先端に上記駆動ロ
ーラ61aが取り付けられている。これら巻き付けアー
ム61、61は、その基端部と中央部とにおいて、クラ
ンクアーム65、66を介して上記固定板62、62に
取り付けられている。各クランクアーム65、66は、
幾つかのプーリーおよびベルトを介して一つのサーボモ
ータ67によって正逆回転されるようになっている。そ
の結果、巻き付けアーム61、61は所定の円弧軌道を
往復し、それに伴って、先端の駆動ローラ61a、61
aは、カット紙巻着位置Bに配置された円筒体1の外周
上の所定の円弧領域を接触状態で移動する。この時、カ
ット紙を円筒体1の外周に沿って、移動させるために駆
動ローラ61aを回転させる必要があり、そのために、
一方の巻き付けアーム61の中央部近傍にサーボモータ
68が取り付けられ、このサーボモータ68により幾つ
かのプーリーとベルトおよび回転カラーを介して回転さ
れるようになっている。
【0032】上記構成のカット紙巻着装置5において円
筒体1の外周にカット紙を巻回するには、先ず図11に
おいて、上記円筒体1は図中右下方からカット紙巻着位
置Bに供給されるために、上記アーム61が同図中の位
置にあると上記円筒体1の供給と干渉する。そこで、上
記円筒体1の供給時には、サーボモータ67が作動して
クランクアーム65、66が時計回りに回動し、これに
より巻き付けアーム61が時計回りに回動して先端の駆
動ローラ61aが回転ローラ60a側に位置させる。こ
の状態から、先ずカット紙の先折り部から所定の長さが
カット紙巻着位置Bに送られた後に、上記回転板10が
30度回転して、円筒体1がカット紙巻着位置Bに供給
されるのと同時に、紙押さえアーム60が回動されて、
その回転ローラ60aが上記カット紙を間に挟んで円筒
体1の外周を押圧する。その後、上記クランクアーム6
5、66が回転して紙巻き付けアーム61が回動し、先
端の駆動ローラ61aが図11の巻着位置まで回動され
る。
【0033】すなわち、上記駆動ローラ61aが円筒体
1に当接して反時計回りに回転しつつ、紙巻き付けアー
ム61の移動により円筒体1の外周を左側から右側に向
かって公転する。その結果、カット紙の先折り部は円筒
体1の右側に位置することになる。ここで、上記紙巻き
付けアーム61が時計回り方向に回動しつつカット紙を
円筒体1の表面に巻回する際に、駆動ローラ61aを反
時計回りに回転させる。すなわち、例えば図14に示す
ように、上記駆動ローラ61aを回転拘束にした状態で
紙巻き付けアーム61を回動させると、当該回動に伴っ
て円筒体1が時計回りに回動するために、これら円筒体
1の表面と駆動ローラ61aとの間に挟まれているカッ
ト紙は、徐々に先方に向けて押出され、駆動ローラ61
aが円筒体1の上端に位置した時に、駆動ローラ61a
からの先折り部Sの延出量L1が大きくなり、上端位置
において駆動ローラ61aを反時計回りに正転させて
も、円筒体1表面に上記カット紙を巻回することが出来
なくなってしまう。そこで、図15に示すように、巻き
付けアーム61の回動に伴って、サーボモータ68によ
って上記駆動ローラ61aを反時計回り方向に回転させ
ることにより、駆動ローラ61aからの先折り部Sの延
出量Lを徐々に小さくして、上端位置において上記先折
り部Sが駆動ローラ61aの外周で屈曲させるようにし
ている。これによれば、最終的に駆動ローラ61aが上
端位置に到達した際に、先折り部Sが当該駆動ローラ6
1aによって屈曲されることにより、カット紙にその折
曲り部を円筒体1の表面側に近づける力Fが作用する。
なお、この作用を確実に行なわせるために、駆動ローラ
61aの表面には、細かな溝部が形成されている。
【0034】次に、上記駆動ローラ61aが上記位置に
達した時点で巻き付けアーム61が一旦停止し、次いで
サーボモータ68により駆動ローラ61aが時計回りに
回転して、円筒体1をカット紙とともに回転させる。そ
の結果、カット紙が上記円筒体1の外周に巻回されてゆ
き、最終的にカット紙の後端にその一端を接着されてい
た接着テープの他端が回転ローラ60aによって押圧さ
れつつオーバーラップしたカット紙の端部を貼止するこ
とによって、円筒体1の表面へのカット紙の巻付けが完
了する。その後は、同様にして上記円筒体保持回転配置
装置2の回転板10が30度ずつ間欠的に2回、回転さ
れて次の円筒体1に対するカット紙の巻着が行なわれる
とともに、紙巻付けの完了した円筒体1は、上記回転に
伴って順次後述の円筒体移載装置に引き渡され、円筒体
保持回転配置装置2の反対側では、上記したように新た
な2本の円筒体1がガイドシャフト12に嵌着される。
以上のような各装置の動作をタイミングを合わせて繰り
返して行うことによって、連続して円筒体1の表面に被
覆紙を巻き付けることができる。この時の運転は、例え
ば、図示されないシーケンサにより制御することによ
り、自動的に連続して行うことができる。
【0035】図12、13は、前記円筒体保持回転配置
装置2に供給された円筒体1に被覆紙を巻着し、得られ
た製品を前記円筒体保持回転配置装置2から取り出して
梱包等の次工程に送る円筒体移載装置70の一例を示す
ものである。この円筒体移載装置70は、基台71に立
設した支柱72の上端に回動アーム73が水平面に沿っ
て回動自在に取り付けられ、該回動アーム73の先端
に、本実施形態においては2本の吊持シャフト74が垂
下された構成の装置である。前記吊持シャフト74に
は、中心に圧縮エアー通路74aが形成され、このエア
ーの供給を受けて膨大するとともにエアーの印加を解除
することにより元の径に縮むエアピッカー74bが先端
部分に形成され、さらに先端に尖塔部材74cが取り付
けられている。前記尖塔部材74cと、エアーに印加を
受けていない状態のエアピッカー74bとは、円筒体1
に挿入された場合、円筒体1の内周面との間には遊び間
隙が存在する程度の径寸法に設定されている。一方のエ
アピッカー74bは、圧縮エアーの印加を受けると、そ
の径寸法が円筒体1の内径寸法以上になる程度に膨張す
る。
【0036】したがって、この吊持シャフト74を円筒
体1に挿入し、その後で、エアーを印加してエアピッカ
ー74bを膨張させれば、吊持シャフト74は、確実に
円筒体1を吊持することになる。この状態で回動アーム
73を回動させれば、所望の位置に円筒体1を移動し、
その位置で、エアーの印加を解除すれば、吊持シャフト
74から円筒体1を下方に解き放つことができ、円筒体
1を所望の位置に移載することが可能になる。このよう
な円筒体移載装置を前記本発明の円筒体へのシート材巻
回装置に組み合わせれば、さらに作業の効率化を図るこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る円筒体表面へのシート材巻回装置およびこれを用いた
シート材巻回方法によれば、円筒体表面へのシート材巻
回作業において、人手による場合に比べて、単位時間当
たりの処理を大幅に向上させることができ、シート材巻
きの品質も均一化することができ、シート材巻回時の円
筒体表面の汚染を避けることもでき、しかも各種のサイ
ズの円筒体にも、装置の設置スペースを変化させること
なく、容易に対応できるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における円筒体表面へのシー
ト材巻回装置の平面図である。
【図2】図1の円筒体表面へのシート材巻回装置の側面
図である。
【図3】円筒体表面へのシート材巻回装置を構成する円
筒体保持回転配置装置の側面図である。
【図4】ロール状被覆紙保持装置の側面図である。
【図5】被覆紙先折り切断装置の平面図である。
【図6】紙切断機構の正面図である。
【図7】被覆紙先折り機構の正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】カット紙供給機構の側面から見た全体構成図で
ある。
【図10】貼止用テープ付着装置の平面図である。
【図11】カット紙巻着装置の平面図である。
【図12】シート材巻回装置に合体して好適な円筒体移
載装置の全体を示す側面図である。
【図13】前記円筒体移載装置の要部拡大図である。
【図14】駆動ローラを逆転させずに円筒体回りに回動
した状態を示す要部の側面図である。
【図15】図11のカット紙巻着装置によるカット紙の
巻回状態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 円筒体 2 円筒体保持回転配置装置 3 ロール状被覆紙 4 被覆紙供給装置 5 カット紙巻着装置 8 回転軸 10 回転板 12 ガイドシャフト 40 貼止用テープ付着装置 50 カット紙供給機構 60 紙押さえアーム 60a 回転ローラ 60b アーム 61 巻き付けアーム 61a 駆動ローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に移送されてきた円筒体を垂直に保
    持し、自体が水平面に沿って所定角度回転して、円筒体
    を巻回位置に移動させ、シート材を巻回した後の円筒体
    を製品回収のための吊り上げ位置に回転して移動させる
    円筒体保持回転配置装置と、 ロール状シート材を適当な長さのカット紙に切断して、
    該カット紙を垂直の姿勢のまま上記巻回位置にある円筒
    体に供給するシート材供給装置と、 上記巻回位置に垂直に保持されている円筒体にシート材
    供給装置から供給されたカット紙を巻き付けるカット紙
    巻着装置と、を少なくとも有することを特徴とする円筒
    体表面へのシート材巻回装置。
  2. 【請求項2】 上記円筒体保持回転配置装置が、回転制
    御装置により所定角度毎の回転停止を連続的に実行させ
    られる垂直回転軸と、この垂直回転軸に取り付けられて
    水平面に沿って回転停止する回転板と、該回転板の上面
    外周部に周方向に等間隔に配置、立設されて上記円筒体
    を外嵌することにより該円筒体を保持するガイドシャフ
    トと、を有することを特徴とする請求項1に記載の円筒
    体表面へのシート材巻回装置。
  3. 【請求項3】 上記シート材供給装置が、シート材ロー
    ルを垂直に保持するロール紙保持装置と、該ロール紙保
    持装置から連続的に開放されたシート材の先端を折り曲
    げるとともに所定の長さに切断するシート材先折り切断
    装置と、所定の長さに切断されたカット紙の切断後端に
    シート材を貼止用するための接着カットテープの一端を
    付着させる貼止用テープ付着装置と、接着テープを付着
    されたカット紙を垂直に保持しつつ上記巻回位置に垂直
    に保持されている円筒体に供給するカット紙供給機構
    と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載
    の円筒体表面へのシート材巻回装置。
  4. 【請求項4】 上記カット紙巻着装置が、上記巻回位置
    に垂直に保持された円筒体を巻着時に先端に設けた回転
    ローラにより押さえる紙押さえアームと、この紙押さえ
    アームの回転ローラと円筒体との間に搬送されてきたカ
    ット紙を先端に設けた駆動ローラによって押さえつつ円
    筒体の表面に巻き付ける巻き付けアームと、を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の円
    筒体表面へのシート材巻回装置。
  5. 【請求項5】 円筒体を外部から垂直に吊り下げた状態
    で移送し、上記円筒体保持回転配置装置のガイドシャフ
    トに外嵌させ、続いて、上記円筒体保持回転配置装置が
    紙巻き後の円筒体を製品回収吊り上げ位置に移動させた
    時に、円筒体を吊り上げ、梱包等の後処理工程への中継
    位置に移送する円筒体移載装置を、さらに有することを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の円筒体
    表面へのシート材巻回装置。
  6. 【請求項6】 外部から垂直に移送されてきた円筒体
    を、垂直に保持し、水平面に沿って所定角度回転して、
    円筒体を巻回位置に移動させ、紙巻き後の円筒体を製品
    回収のための吊り上げ位置に回転して移動させる第1の
    工程と、 垂直に保持したロール状シート材の先端を折り曲げると
    ともに適当な長さのカット紙に切断して垂直に搬送し、
    上記巻回位置に垂直に保持した円筒体に供給する第2の
    工程と、 上記巻回位置に垂直に保持した円筒体に上記シート材供
    給装置から供給されたカット紙を巻き付ける第3の工程
    と、を少なくとも有することを特徴とする円筒体表面へ
    のシート材巻回方法。
  7. 【請求項7】 回転制御装置により所定角度毎に回転停
    止を連続して行われる垂直回転軸と、この垂直回転軸に
    取り付けられて水平面に沿って回転する回転板と、該回
    転板の上面外周部に周方向に等間隔に配置、立設さられ
    て上記円筒体を外嵌させることにより該円筒体を垂直に
    保持するガイドシャフトとを有する円筒体保持回転配置
    装置を用いて、上記第1の工程を行うことを特徴とする
    請求項6に記載の円筒体表面へのシート材巻回方法。
  8. 【請求項8】 シート材先折り切断装置と、切断された
    カット紙の後端にシート材を貼止用するための接着カッ
    トテープの一端を付着させる貼止用テープ付着装置と、
    接着テープを付着されたカット紙を上記巻回位置に垂直
    に保持されている円筒体に供給するカット紙供給機構と
    を有するシート材供給装置を用いて、上記第2の工程を
    行うことを特徴とする請求項6または7に記載の円筒体
    表面へのシート材巻回方法。
  9. 【請求項9】 上記巻回位置に垂直に保持された円筒体
    をシート材の巻着時に先端に設けた回転ローラにより押
    さえる紙押さえアームと、この紙押さえアームの回転ロ
    ーラと円筒体との間に搬送されてきたカット紙を先端に
    設けた駆動ローラによって押さえつつ円筒体の表面に巻
    き付ける巻き付けアームとを有するカット紙巻着装置を
    用いて、上記第3の工程を行うことを特徴とする請求項
    6ないし8のいずれかに記載の円筒体表面へのシート材
    巻回方法。
JP26028096A 1996-09-09 1996-09-09 円筒体表面へのシート材巻回装置および該装置によるシート材巻回方法 Pending JPH1081306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113644308A (zh) * 2021-06-21 2021-11-12 广东嘉尚新能源科技有限公司 一种移载稳定的软包锂电池生产用绝缘胶纸连续粘贴装置

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