JPH1081283A - 車両におけるグリップヒータユニットの電気接続構造 - Google Patents

車両におけるグリップヒータユニットの電気接続構造

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JPH1081283A
JPH1081283A JP24084396A JP24084396A JPH1081283A JP H1081283 A JPH1081283 A JP H1081283A JP 24084396 A JP24084396 A JP 24084396A JP 24084396 A JP24084396 A JP 24084396A JP H1081283 A JPH1081283 A JP H1081283A
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JP
Japan
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steering handle
power supply
grip
heater unit
voltage
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JP24084396A
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Yasuo Oishi
康夫 大石
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ステアリングハンドルのグリップに内蔵される
ヒータと、該ヒータの電源からの電力供給を制御する制
御装置とで構成されるグリップヒータユニットの接続汎
用化を図るとともに、その接続汎用化にあたって接続構
造の信頼性および耐久性の向上を図る。 【解決手段】グリップヒータユニット32から延出され
るプラス側およびマイナス側接続線34,35が、ステ
アリングハンドルあるいはステアリングハンドルと一体
に回動作動する部材に配設されて電源84から給電され
る第1および第2の電気部品85;23L ,23R の一
方のプラス線ならびに他方のマイナス線に、それらの電
気部品85;23L ,23R に近接した位置でそれぞれ
割り込み接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートバイ、スノ
ーモービルおよび三輪バギー等の車両において、ステア
リングハンドルのグリップに内蔵されるヒータと、その
ヒータを制御する制御装置とで構成されるグリップヒー
タユニットの電気接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるグリップヒータユニット
は、たとえば実公平7−48463号公報等で既によく
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
グリップヒータユニットを、自動二輪車等の車両に取付
けるにあたって、その車両専用のものとして車両製造時
に組付ける場合には、プラス側接続線をバッテリのプラ
ス側に直接接続するようにし、またマイナス側接続線を
バッテリのマイナス側に直接接続するようにすること
で、特に問題は生じないが、既に市販されている車両に
適用したり、多数の種類の車両への適用を考慮すると、
グリップヒータユニットから延出されるプラス側および
マイナス側接続線のバッテリのプラス側およびマイナス
側への接続を、どのような車両にも容易に行ない得るこ
とが望ましい。しかもヒータは、回動操作されるステア
リングハンドルのグリップに内蔵されるものであり、上
記プラス側およびマイナス側接続線の接続により、接続
線のねじれが生じたりして接続構造の信頼性や耐久性に
問題が生じることを回避する必要がある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、どのような車両にもグリップヒータユニット
を容易に取付け得るようにして接続汎用化を図るととも
に、その接続汎用化にあたって接続構造の信頼性および
耐久性に問題が生じることを回避するようにした車両に
おけるグリップヒータユニットの電気接続構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、ステアリングハンド
ルに設けられるグリップに内蔵されるヒータと、車体フ
レームに搭載された電源から前記ヒータへの電力供給を
制御する制御装置とで構成されるグリップヒータユニッ
トを備える車両において、グリップヒータユニットから
延出されるプラス側およびマイナス側接続線が、ステア
リングハンドルあるいはステアリングハンドルと一体に
回動作動する部材に配設されて電源から給電される第1
および第2の電気部品の一方のプラス線ならびに他方の
マイナス線に、それらの電気部品に近接した位置でそれ
ぞれ割り込み接続される。
【0006】かかる構成によれば、ステアリングハンド
ルあるいはステアリングハンドルと一体に回動作動する
部材に配設される第1および第2の電気部品の一方のプ
ラス線ならびに他方のマイナス線に、プラス側およびマ
イナス側接続線が割り込み接続されることで、グリップ
ヒータユニットの電源への接続が達成されることにな
り、ヒータの作動によっても両電気部品が誤作動を生じ
ることを回避しつつ、各種車両への接続汎用化を図るこ
とができる。しかも両電気部品が、ステアリングハンド
ルあるいはステアリングハンドルと一体に作動する部材
に配設されるものであることにより、該電気部品に連な
る配線部分は、ステアリングハンドルの回動操作によっ
てもねじれが生じないように配線されているものであ
り、ステアリングハンドルの近傍でそのような配線部分
に割り込み接続された接続構造は、その耐久性および信
頼性に問題が生じることはない。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、電源で
あるバッテリとの接・断を切換えるメインスイッチと、
ステアリングハンドルに配設されたストップスイッチと
の間に、プラス側およびマイナス側接続線の一方が割り
込み接続され、ステアリングハンドルあるいは該ステア
リングハンドルと一体に回動作動する部材に配設された
左、右のフロントウインカーランプと、バッテリとの間
に、プラス側およびマイナス側接続線の他方が割り込み
接続される。
【0008】オートバイ、スノーモービルおよび三輪バ
ギー等の車両では、ストップスイッチおよびメインスイ
ッチ間の配線部分、ならびに左、右のフロントウインカ
ーランプの接地側への配線部分が、ステアリングハンド
ルの近傍に在るのが一般的であり、それらの一般的な車
両へのグリップヒータユニットの電気接続汎用化を容易
に達成することができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明によれば、ステ
アリングハンドルに設けられるグリップに内蔵されるヒ
ータと、車体フレームに搭載された電源から前記ヒータ
への電力供給を制御する制御装置とで構成されるグリッ
プヒータユニットを備え、電源の接地部に連なるアース
線が、ステアリングハンドルあるいは該ステアリングハ
ンドルと一体に回動する部材に結着される車両におい
て、グリップヒータユニットから延出される第1の接続
線が、ステアリングハンドルあるいはステアリングハン
ドルと一体に回動作動する部材に配設されて電源から給
電される電気部品と電源との間に、その電気部品に近接
した位置で割り込み接続され、グリップヒータユニット
から延出される第2の接続線が、ステアリングハンドル
あるいは該ステアリングハンドルと一体に回動する部材
に接続される。
【0010】かかる構成によれば、ステアリングハンド
ルあるいはステアリングハンドルと一体に回動作動する
部材に配設される電気部品と電源との間に第1の接続線
が割り込み接続され、またアース線が接続されているス
テアリングハンドルあるいはステアリングハンドルと一
体に回動作動する部材に第2の接続線が接続されること
で、グリップヒータユニットの電源への接続が達成され
ることになり、ヒータの作動によっても電気部品が誤作
動を生じることを回避しつつ、各種車両への接続汎用化
を図ることができる。しかも電気部品が、ステアリング
ハンドルあるいはステアリングハンドルと一体に作動す
る部材に配設されるものであるので、電気部品に連なる
配線部分はステアリングハンドルの回動操作によっても
ねじれが生じないように配線されており、ステアリング
ハンドルの近傍でそのような配線部分に接続された接続
構造は、その耐久性および信頼性に問題が生じることは
なく、またアース線が接続されたステアリングハンドル
あるいはステアリングハンドルと一体に回動作動する部
材に接続される第2の接続線も、ステアリングハンドル
の回動操作によってもねじれが生じることはない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図8は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は本発明を適用した自動二輪車の前
部斜視図、図2はグリップヒータユニットの構成を示す
電気回路図、図3は周期電圧および駆動信号の出力タイ
ミングを示す図、図4は比例電圧および駆動信号の出力
タイミングを示す図、図5はコントロールボックスの正
面図、図6は図5の6−6線断面図、図7はグリップヒ
ータユニットとストップスイッチおよび左、右のフロン
トウインカーランプとの接続構造を示す回路図、図8は
フロントフォーク周辺のワイヤリング状態を示す斜視図
である。
【0013】先ず図1において、自動二輪車の車体フレ
ーム前端には前輪Wを懸架するフロントフォーク21が
回動可能に支承されており、このフロントフォーク21
の上下方向中間部には、ヘッドランプ22および左、右
のフロントウインカーランプ23L ,23R が取付けら
れ、フロントフォーク21の上端部には、スピードメー
タ24およびタコメータ25が取付けられる。
【0014】フロントフォーク21の上端には、前輪W
を操向操作すべく左右に延びるパイプ状のステアリング
ハンドル26が設けられており、このステアリングハン
ドル26の左端部には、左側グリップ27L と、その左
側グリップ27L を握った左手で操作するクラッチレバ
ー28とが配設され、ステアリングハンドル26の右端
部には、右側グリップ27R と、右側グリップ27R
握った右手で操作するブレーキレバー29とが配設され
る。
【0015】図2において、左側および右側グリップ2
L ,27R には、フレキシブルプリント配線板等から
成るヒータ30L ,30R がそれぞれ内蔵されており、
直列に接続される両ヒータ30L ,30R と、それらの
ヒータ30L ,30R への電力供給を制御する制御装置
31とで、グリップヒータユニット32が構成される。
【0016】このグリップヒータユニット32からは、
自動二輪車に搭載された電源としてのバッテリ84のプ
ラス側に接続されるプラス側接続線84、ならびに前記
バッテリ84のマイナス側に接続(接地)されるマイナ
ス側接続線85が延出されるものであり、両ヒータ30
L ,30R から成る直列回路の一端はプラス側接続線3
4に接続され、他端は制御装置31に接続される。
【0017】制御装置31は、プラス側接続線34に接
続されるスイッチ36と、サージアブソーバ37と、ダ
イオード38と、定電圧出力手段39と、周期電圧発生
手段40と、比較電圧出力手段41と、フェールセーフ
手段42と、駆動信号出力手段43と、電源電圧監視手
段44と、抵抗45と、電界効果トランジスタ46と、
サージアブソーバ47と、静電ノイズ除去用のコンデン
サ48とを備える。
【0018】サージアブソーバ37およびダイオード3
8は、スイッチ36および定電圧出力手段39間に接続
される。また電界効果トランジスタ46は、一端がプラ
ス側接続線34に接続されたヒータ30L ,30R の直
列回路の他端に接続され、サージアブソーバ47および
コンデンサ48は、前記直列回路および電界効果トラン
ジスタ46間に接続される。さらに抵抗45は、駆動信
号出力手段43と電界効果トランジスタ46のゲートと
の間に直列接続される。
【0019】定電圧出力手段39は、スイッチ36の導
通時にプラス側接続線34からサージアブソーバ37お
よびダイオード38を介して入力されるバッテリ84か
らの供給電圧に基づいて所定の定電圧Vcを出力するも
のであり、ダイオード38および接地電位間に直列に接
続される抵抗50およびツェナーダイオード51と、ダ
イオード38および抵抗50間に接続される平滑化コン
デンサ52と、ツェナーダイオード51に並列接続され
る平滑化コンデンサ53とを備える。
【0020】周期電圧発生手段40は、定電圧出力手段
39から出力される定電圧Vcに基づいて所定周期で変
化する三角波電圧Vtを出力するものであり、定電圧出
力手段39に接続される抵抗54,55と、両抵抗5
4,55の接続点に非反転入力端子が接続されるオペア
ンプ56と、該オペアンプ56の反転入力端子および接
地電位間に設けられるコンデンサ57と、オペアンプ5
6の出力端子および反転入力端子間に設けられる抵抗5
8と、オペアンプ56の出力端子および非反転入力端子
間に設けられるチャタリング防止用の抵抗59とを備え
る。而して抵抗54,55で抵抗分圧して得られる基準
電圧Vdと、コンデンサ57の充電電圧(三角波電圧V
t)とがオペアンプ56で比較され、そのオペアンプ5
6の出力により抵抗58を介してコンデンサ57が充放
電されることにより、三角波電圧Vtが出力される。
【0021】比較電圧出力手段41は、定電圧出力手段
39から出力される定電圧Vcに基づいて温度調節用の
比較電圧Vpを出力するものであり、定電圧Vcおよび
接地電位間に直列接続された可変抵抗器60および抵抗
61と、可変抵抗器60に並列接続される抵抗62と、
可変抵抗器60に摺接する接点に接続される抵抗63と
を備える。
【0022】駆動信号出力手段43は、周期電圧発生手
段40から出力される三角波電圧Vtと、比較電圧出力
手段41から出力される比較電圧Vpとを比較すること
により、矩形波である駆動信号VOUT を出力するもので
あり、比較電圧Vpが非反転入力端子に入力されるとと
もに三角波電圧Vtが反転入力端子に入力されるオペア
ンプ64と、該オペアンプ64の出力端子および非反転
入力端子間に設けられるチャタリング防止用の抵抗65
とを備え、オペアンプ64の出力端子は抵抗45を介し
て電界効果トランジスタ46のゲートに接続される。而
してオペアンプ64は、三角波電圧Vtが比較電圧Vp
よりも低いときにハイレベル(定電圧Vcレベル)とな
るとともに、三角波電圧Vtが比較電圧Vpよりも高い
ときにローレベル(接地電位レベル)となる矩形の駆動
信号VOUT を出力し、これにより電界効果トランジスタ
46がオン・オフ作動して、両ヒータ30L ,30R
の電力供給が制御される。
【0023】すなわち図3(a)で示すように、周期電
圧発生手段40から三角波電圧Vtが出力されていると
きに、駆動信号出力手段43からは、図3(b)で示す
ように、三角波電圧Vtが比較電圧Vpよりも大きくな
るのに応じてハイレベルとなる矩形の駆動信号VOUT
出力されることになり、比較電圧出力手段41で比較電
圧Vpを変化させることにより、両ヒータ30L ,30
R のオン・オフ時間の比(デューティ比)を変化させる
ことができ、それにより両ヒータ30L ,30 R の電力
付勢量が制御されることになる。
【0024】フェールセーフ手段42は、比較電圧Vp
が入力されるオペアンプ64の非反転入力端子および接
地電位間に抵抗66が設けられて成るものであり、この
抵抗66の抵抗値は、比較電圧出力手段41における可
変抵抗器60よりも充分に大きく設定されている。これ
により、比較電圧出力手段41からの比較電圧Vpが不
安定となったときに、比較電圧Vpを接地電位とするよ
うにして駆動信号出力手段43からの出力をローレベル
とし、ヒータ30L ,30R への通電を停止するように
している。
【0025】電源電圧監視手段44は、スイッチ36の
導通時にダイオード38および定電圧発生手段39間か
ら得られるバッテリ84の電源電圧Vbを監視して、駆
動信号出力手段43からの駆動信号出力の可否を定める
ものであり、前記電源電圧Vbを分圧して比例電圧V
b′を得るべくダイオード38および接地電位間に直列
接続される抵抗67,68と、抵抗68に並列接続され
るノイズ除去用のコンデンサ69と、定電圧出力手段3
9から出力される定電圧Vcを分圧して基準電圧(電圧
しきい値)を得るべく定電圧出力手段39および接地電
位間に直列接続される抵抗70,71と、比例電圧V
b′が反転入力端子に入力されるとともに前記基準電圧
が非反転入力端子に入力されるオペアンプ72と、オペ
アンプ72の出力端子および非反転入力端子間に接続さ
れるヒステリシス設定用の抵抗73と、オペアンプ72
の出力端子が反転入力端子に入力されるとともにオペア
ンプ72の非反転入力端子が非反転入力端子に接続され
るオペアンプ74と、オペアンプ74の反転入力端子お
よび定電圧出力手段39間に接続される抵抗75とを備
え、オペアンプ74の出力端子は、駆動信号出力手段4
3におけるオペアンプ64の非反転入力端子に接続され
る。
【0026】このような電源電圧監視手段44において
は、オペアンプ72の出力がローレベルとなるとオペア
ンプ74の出力がハイレベルとなり、駆動信号出力手段
43におけるオペアンプ64の非反転入力端子に入力さ
れている比較電圧Vpを変化させることはなく、比較電
圧Vpに応じて両ヒータ30L ,30R への通電がオン
・オフ制御される。すなわちオペアンプ74は、駆動信
号出力手段43からの駆動信号出力を許可する許可信号
をハイレベル信号として出力することになる。一方、オ
ペアンプ72の出力がハイレベルとなるとオペアンプ7
4の出力がローレベルとなり、駆動信号出力手段43に
おけるオペアンプ64の非反転入力端子に入力されてい
る比較電圧Vpをオペアンプ74側に引き込むことによ
り、オペアンプ64の出力を強制的にローレベルに低下
せしめ、両ヒータ30L ,30Rへの通電が停止され
る。すなわちオペアンプ74は、駆動信号出力手段43
からの駆動信号出力を禁止する禁止信号をローレベル信
号として出力することになる。
【0027】上記電源電圧監視手段44におけるオペア
ンプ72には、抵抗73によって正帰還がかけられてお
り、該オペアンプ72に入力される比例電圧Vb′は、
その電圧降下時には実質的に小さくされ、また電圧上昇
時に実質的に大きくされることになる。このためオペア
ンプ74では、実質的には基準電圧すなわち電圧しきい
値のヒステリシス設定がなされており、比例電圧Vb′
の降下時には第1電圧しきい値VS1と比例電圧Vb′と
が比較され、比例電圧Vb′が第1電圧しきい値VS1
満となったときにオペアンプ74からハイレベルの信号
が出力され、また比例電圧Vb′の上昇時には第1電圧
しきい値VS1よりも所定値以上大きな第2電圧しきい値
S2と比例電圧Vb′とが比較され、比例電圧Vb′が
第2電圧しきい値VS2以上となったときにオペアンプ7
4からローレベルの信号が出力される。
【0028】すなわち図4(a)で示しように比例電圧
Vb′が変化するときに、その比例電圧Vb′が降下し
て第1電圧しきい値VS1未満となるのに応じて電源電圧
監視手段44すなわちオペアンプ74からローレベルの
禁止信号が出力され、それに応じて駆動信号出力手段4
3からの駆動信号が図4(b)で示すように強制的にロ
ーレベルとされ、また比例電圧Vb ′が上昇して第2電
圧しきい値VS2以上となるのに応じて電源電圧監視手段
44からハイレベルの許可信号が出力され、それに応じ
て駆動信号出力手段43から図4(b)で示すようにハ
イレベルの駆動信号が出力される。
【0029】ところで、第1電圧しきい値VS1は、自動
二輪車を走行せしめるのにバッテリ84で必要とされる
必要最低電源電圧をVM とし、前記バッテリ84から電
源電圧監視手段44までの配線での電圧降下分をΔV1
とし、電源電圧監視手段44で想定されるプラス側の最
大電圧検出誤差をΔV2 としたときに、 VS1=VM −ΔV1 +ΔV2 として設定されるものであり、前記必要最低電源電圧V
M を、たとえばスタータモータ103(図7参照)を作
動せしめるのに必要である12.5Vとし、電圧降下分
ΔV1 を0.5Vとし、プラス側の最大電圧検出誤差Δ
2 を0.3Vとしたときに、第1電圧しきい値VS1
12.3Vに設定されることになる。また第2電圧しき
い値VS2は、第1電圧しきい値VS1よりもたとえば上記
電圧降下分ΔV1 (0.5V)以上大きく設定されてお
り、第1電圧しきい値VS1が12.3Vであるときに第
2電圧しきい値VS2は12.8V以上である。
【0030】上述のように構成された制御装置31は、
図5および図6で示すコントロールボックス80に内蔵
された基板82上に配設されるものであり、該コントロ
ールボックス80の表面には、制御装置31におけるス
イッチ36のオン・オフ切換、ならびに可変抵抗器60
の接点摺動操作を行なうための摘まみ81が配設され
る。而して摘まみ81を「OFF」位置に操作すること
により、スイッチ36が遮断し、また摘まみ81を、
「LO」位置および「HI」位置間で回動操作すること
により、可変抵抗器60の抵抗値を変化させてヒータ3
L ,30R の温度調節を行なうことが可能となる。し
かもコントロールボックス80は、図1で示すように、
ステアリングハンドル26の左側グリップ27L に近接
した位置に配設されている。
【0031】図7において、バッテリ84のプラス側に
は、メインヒューズ100を介してメインスイッチ10
1あるいはメインスイッチの機能を有するコンビネーシ
ョンスイッチの一端側が接続されるとともに、リレース
イッチ102を介してスタータモータ103が接続され
ており、前記メインヒューズ100およびメインスイッ
チ101間には、交流発電機104で得られた交流電力
を整流してバッテリ84に充電電力を供給するための充
電装置105が接続される。
【0032】バッテリ84のマイナス側、スタータモー
タ103および充電装置105は、自動二輪車に搭載さ
れたエンジンにおけるエンジンケースの相互に異なる個
所に設定された接地部EA ,EB ,EC でそれぞれ接地
される。またステアリングハンドル26には、前記接地
部EC に連なるアース線115が結着される。
【0033】メインスイッチ101の他端側にはヒュー
ズ106,107,108が並列に接続されており、ヒ
ューズ106は、スタータスイッチ109およびリレー
コイル110から成る直列回路を介して接地部EC に接
続され、ヒューズ107は、ヘッドランプスイッチ11
1およびヘッドランプ22から成る直列回路を介して接
地部EC に接続される。前記スタータスイッチ109
は、ステアリングハンドル26の右端側に配設されるも
のであり、このスタータスイッチ109の導通操作によ
りリレーコイル110が励磁されることによりリレース
イッチ102が導通作動してスタータモータ103に電
力が供給されることになる。またヘッドランプスイッチ
111は、ステアリングハンドル26の右端側に配設さ
れる。
【0034】ヒューズ108はウインカーリレー89の
一端側に接続される。またフロントフォーク21に配設
されている左、右のフロントウインカーランプ23L
23 R の一端側は、それらのフロントウインカーランプ
23L ,23R の点灯を選択切換えするウインカースイ
ッチ86を介してウインカーリレー89の他端側に接続
され、両フロントウインカーランプ23L ,23R の他
端側は、相互に接続される接続端子90a,90bを介
して接地部EC に接続可能である。しかもウインカース
イッチ86は、ステアリングハンドル26の左端側に配
設される。
【0035】ヒューズ108およびウインカーリレー8
9間には、相互に接続される接続端子87a,87bを
介してストップスイッチ85の一端が接続可能であり、
このストップスイッチ85の他端側は、ストップランプ
88を介して接地部EC に接続される。しかもストップ
スイッチ85は、ステアリングハンドル26の右端側に
配設される。
【0036】両ヒータ30L ,30R から成る直列回路
と、制御装置31とで構成されるグリップヒータユニッ
ト32からは、プラス側およびマイナス側接続線34,
35が延出されるのであるが、プラス側接続線34は、
ヒューズ92を有する割り込み接続線91の一端に接続
され、マイナス側接続線35は割り込み接続線93の一
端に接続される。而して、バッテリ84のプラス側との
接・断を切換えるメインスイッチ101と、ステアリン
グハンドル26に配設されている第1の電気部品として
のストップスイッチ85との間、この実施例ではメイン
スイッチ101に連なるヒューズ108およびストップ
スイッチ85間においてストップスイッチ85に近接し
た位置で割り込み接続線91の他端が割り込み接続さ
れ、またマイナス側接続線35は、ステアリングハンド
ル26と一体に回動作動する部材であるフロントフォー
ク21に配設される第2の電気部品としての左、右のフ
ロントウインカーランプ23L ,23R とバッテリ84
のマイナス側すなわち接地部EC との間においてフロン
トウインカーランプ23L ,23R に近接した位置で割
り込み接続線93の他端が割り込み接続される。
【0037】図8を併せて参照して、プラス側接続線3
4に連なる割り込み接続線91の他端は、たとえば三叉
の分岐接続線94を介してヒューズ108およびストッ
プスイッチ85間に割り込み接続される。すなわち割り
込み接続線91の他端側に設けられた接続端子96、な
らびにヒューズ108をストップスイッチ85に接続す
る接続端子87a,87bにそれぞれ接続される接続端
子98a,98b,98cが分岐接続線94に設けられ
る。
【0038】またマイナス側接続線35に連なる割り込
み接続線93の他端は、たとえば三叉の分岐接続線95
を介して左、右のフロントウインカーランプ23L ,2
Rおよび接地部EC 間に割り込み接続される。すなわ
ち割り込み接続線93の他端側に設けられた接続端子9
7、ならびに左、右のフロントウインカーランプ2
L ,23R を接地部EC に接続する接続端子90a,
90bにそれぞれ接続される接続端子99a,99b,
99cが分岐接続線95に設けられる。
【0039】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、バッテリ84のプラス側にメインヒューズ100
およびメインスイッチ101を介して連なるヒューズ1
08およびストップスイッチ85間、ならびに左、右の
フロントウインカーランプ23L ,23R および接地部
C 間に、グリップヒータユニット32から延出される
プラス側接続線34およびマイナス側接続線35がそれ
ぞれ割り込み接続されることにより、ヒータ30L ,3
R の作動によってもストップスイッチ85間および
左、右のフロントウインカーランプ23L ,23R が誤
作動することを回避しつつ、グリップヒータユニット3
2がバッテリ84のプラス側およびマイナス側に接続さ
れ、グリップヒータユニット32を、車両に搭載するこ
とが可能となる。
【0040】しかもストップスイッチ85がステアリン
グハンドル26に配設され、両フロントウインカーラン
プ23L ,23R がステアリングハンドル26と一体に
作動するフロントフォーク21に配設されるものである
ことにより、ストップスイッチ85および両フロントウ
インカーランプ23L ,23R に連なる配線部分は、ス
テアリングハンドル26の回動操作によってもねじれが
生じないように配線されているものであり、そのような
配線部分、特にステアリングハンドル26の近傍で各配
設部分に割り込み接続された接続構造は、その耐久性お
よび信頼性に問題が生じることはない。
【0041】またオートバイ、スノーモービルおよび三
輪バギー等の車両では、ストップスイッチ85およびメ
インスイッチ101間の配線部分、ならびに左、右のフ
ロントウインカーランプ23L ,23R の接地部EC
の配線部分が、ステアリングハンドル26の近傍に在る
のが一般的であり、それらの配線部分への割り込み接続
を行なうようにして一般的な車両へのグリップヒータユ
ニット32の電気接続汎用化を容易に達成することがで
きる。
【0042】さらに制御装置31における電源電圧監視
手段44では、自動二輪車を走行せしめるのにバッテリ
84で必要とされる必要最低電源電圧をVM とし、バッ
テリ84から電源電圧監視手段44までの配線での電圧
降下分をΔV1 とし、電源電圧監視手段44で想定され
るプラス側の最大電圧検出誤差をΔV2 としたときに、
(VS1=VM −ΔV1 +ΔV2 )として、ヒータ3
L ,30R への電力供給を停止する第1電圧しきい値
S1が設定されるので、第1電圧しきい値VS1は、電圧
降下分と、電源電圧監視手段44での電圧検出誤差とを
考慮した上で、自動二輪車を走行せしめるのにバッテリ
84で必要とされる必要最低電源電圧を確保しつつ極力
小さく設定されることになり、バッテリ84で必要とさ
れる最低電源電圧以下となってもヒータ30L ,30R
への電力供給が行なわれることを回避して、ヒータ30
L ,30R によってグリップ27L ,27R を加温し得
る機会を極力多くすることができる。さらに第1電圧し
きい値VS1よりも所定値以上高い第2電圧しきい値VS2
でバッテリ84からヒータ30L ,30R への電力供給
を許可するようにしたことにより、ヒータ30L ,30
R への電力供給のオン・オフが頻繁に繰り返されること
がなく、ヒータ30L ,30R の電力供給制御を安定化
し、グリップ27L ,27R を安定して加温することに
よって良好な感温フィーリングを得ることができる。
【0043】しかも電源電圧監視手段44での監視電圧
は、ストップスイッチ85のプラス側に割り込み接続さ
れた割り込み接続線91で得られるものであり、バッテ
リ84からメインヒューズ100、メインスイッチ10
1およびヒューズ108を経ることにより降下した電圧
を監視することになり、専用の抵抗が不要となる。また
ストップスイッチ85の導通によるストップランプ85
の点灯により、前記割り込み接続線91の割り込み接続
部で電圧降下が生じて第1電圧しきい値VS1未満となっ
たときには、ヒータ30L ,30R への電力供給が直ち
に停止され、ストップランプ85の点灯が優先的に保持
される。
【0044】図9は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0045】上記第1実施例では、ヘッドランプ22お
よび左、右のフロントウインカーランプ23L ,23R
がステアリングハンドル26と一体的に回動作動するフ
ロントフォーク21に取付けられていたが、車体フレー
ム側のたとえばカウリングに取付けられることもあり、
この場合に、グリップヒータユニット32から延出され
る第2の接続線としてのマイナス側接続線35が、接地
部EC に連なるアース線115とともに、たとえば共締
めによってステアリングハンドル26に接続される。ま
た第1の接続線としてのプラス側接続線34は、上記第
1実施例と同様に、ストップスイッチ85およびヒュー
ズ108間に割り込み接続される。
【0046】この第2実施例によれば、ステアリングハ
ンドル26にマイナス側接続線35が接続されることに
より、ステアリングハンドル26の回動によってもマイ
ナス側接続線35がねじれることはなく、上記第1実施
例と同様の効果を奏することができる。
【0047】ところで、上記実施例では、グリップヒー
タユニット32のプラス側接続線34をストップスイッ
チ85およびヒューズ108間に割り込み接続するよう
にしたが、ヘッドランプスイッチ111およびヒューズ
107間に割り込み接続することも可能である。但し、
ヘッドランプ22への供給電力を交流電力とする車両も
あるので、ヒータ30L ,30R にバッテリ84からの
電力を供給する場合には、プラス側接続線34の割り込
み接続は不可能であり、接続汎用化を図るためには、ス
トップスイッチ85およびメインスイッチ101間にプ
ラス側接続線34を割り込み接続することが望ましい。
【0048】また上記実施例では、電源としてバッテリ
84の電力を用いるようにしたが、交流発電機104か
らの交流電力でヒータ30L ,30R を電力付勢するよ
うにしたものにも、本発明を適用可能である。
【0049】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、グリップヒータユニットから延出されるプラス側お
よびマイナス側接続線が、ステアリングハンドルあるい
はステアリングハンドルと一体に回動作動する部材に配
設されて電源から給電される第1および第2の電気部品
の一方のプラス線ならびに他方のマイナス線に、それら
の電気部品に近接した位置でそれぞれ割り込み接続され
ることにより、ヒータの作動によっても両電気部品が誤
作動することを回避しつつ、グリップヒータユニットの
電源への接続が達成されることになって各種車両への接
続汎用化を図ることができ、しかも電気部品が、ステア
リングハンドルあるいはステアリングハンドルと一体に
作動する部材に配設されるものであることにより、該電
気部品に連なる配線部分への割り込み接続を行っても、
接続構造の耐久性および信頼性に問題が生じることはな
い。
【0051】また請求項2記載の発明によれば、一般的
な車両でステアリングハンドルの近傍に在る配線部分に
割り込み接続を行なうようにして、グリップヒータユニ
ットの電気接続汎用化を容易に達成することができる。
【0052】さらに請求項3記載の発明によれば、グリ
ップヒータユニットから延出される第1の接続線が、ス
テアリングハンドルあるいはステアリングハンドルと一
体に回動作動する部材に配設されて電源から給電される
電気部品と電源との間にその電気部品に近接した位置で
割り込み接続され、グリップヒータユニットから延出さ
れる第2の接続線が、アース線が接続されているステア
リングハンドルあるいは該ステアリングハンドルと一体
に回動作動する部材に接続されることにより、ヒータの
作動によっても両電気部品が誤作動することを回避しつ
つ、グリップヒータユニットの電源への接続が達成され
ることになって各種車両への接続汎用化を図ることがで
き、続汎用化を図ることができる。しかも電気部品に連
なる配線部分はステアリングハンドルの回動操作によっ
てもねじれが生じないように配線されており、ステアリ
ングハンドルの近傍でそのような配線部分に接続された
接続構造は、その耐久性および信頼性に問題が生じるこ
とはなく、またアース線が接続されたステアリングハン
ドルあるいはステアリングハンドルと一体に回動作動す
る部材に接続される第2の接続線も、ステアリングハン
ドルの回動操作によってもねじれが生じることはなく、
耐久性および信頼性に問題が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の自動二輪車の前部斜視図である。
【図2】グリップヒータユニットの構成を示す電気回路
図である。
【図3】周期電圧および駆動信号の出力タイミングを示
す図である。
【図4】比例電圧および駆動信号の出力タイミングを示
す図である。
【図5】コントロールボックスの正面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】グリップヒータユニットとストップスイッチお
よび左、右のフロントウインカーランプとの接続構造を
示す回路図である。
【図8】フロントフォーク周辺のワイヤリング状態を示
す斜視図である。
【図9】第2実施例の図7に対応した回路図である。
【符号の説明】
21・・・ステアリングハンドルと一体に回動作動する
部材としてのフロントフォーク 23L ,23R ・・・第2の電気部品としてのフロント
ウインカーランプ 26・・・ステアリングハンドル 27L ,27R ・・・グリップ 30L ,30R ・・・ヒータ 31・・・制御装置 32・・・グリップヒータユニット 34・・・第1の接続線としてのプラス側接続線 35・・・第2の接続線としてのマイナス側接続線 84・・・電源としてのバッテリ 85・・・第1の電気部品としてのストップスイッチ 101・・・メインスイッチ 115・・・アース線 EC ・・・接地部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングハンドル(26)に設けら
    れるグリップ(27 L ,27R )に内蔵されるヒータ
    (30L ,30R )と、車体フレームに搭載された電源
    (84)から前記ヒータ(30L ,30R )への電力供
    給を制御する制御装置(31)とで構成されるグリップ
    ヒータユニット(32)を備える車両において、グリッ
    プヒータユニット(32)から延出されるプラス側およ
    びマイナス側接続線(34,35)が、ステアリングハ
    ンドル(26)あるいはステアリングハンドル(26)
    と一体に回動作動する部材(21)に配設されて電源
    (84)から給電される第1および第2の電気部品(8
    5;23L ,23R )の一方のプラス線ならびに他方の
    マイナス線に、それらの電気部品(85;23L ,23
    R )に近接した位置でそれぞれ割り込み接続されること
    を特徴とする車両におけるグリップヒータユニットの電
    気接続構造。
  2. 【請求項2】 前記電源であるバッテリ(84)との接
    ・断を切換えるメインスイッチ(101)と、ステアリ
    ングハンドル(26)に配設されたストップスイッチ
    (85)との間に、プラス側およびマイナス側接続線
    (34,35)の一方が割り込み接続され、ステアリン
    グハンドル(26)あるいは該ステアリングハンドル
    (26)と一体に回動作動する部材(21)に配設され
    た左、右のフロントウインカーランプ(23L ,2
    R )と、バッテリ(84)との間に、プラス側および
    マイナス側接続線(34,35)の他方が割り込み接続
    されることを特徴とする請求項1記載の車両におけるグ
    リップヒータユニットの電気接続構造。
  3. 【請求項3】 ステアリングハンドル(26)に設けら
    れるグリップ(27 L ,27R )に内蔵されるヒータ
    (30L ,30R )と、車体フレームに搭載された電源
    (84)から前記ヒータ(30L ,30R )への電力供
    給を制御する制御装置(31)とで構成されるグリップ
    ヒータユニット(32)を備え、電源(84)の接地部
    (EC )に連なるアース線(115)が、ステアリング
    ハンドル(26)あるいは該ステアリングハンドル(2
    6)と一体に回動する部材(21)に結着される車両に
    おいて、グリップヒータユニット(32)から延出され
    る第1の接続線(34)が、ステアリングハンドル(2
    6)あるいはステアリングハンドル(26)と一体に回
    動作動する部材(21)に配設されて電源(84)から
    給電される電気部品(85)と電源(84)との間に、
    その電気部品(85)に近接した位置で割り込み接続さ
    れ、グリップヒータユニット(32)から延出される第
    2の接続線(35)が、ステアリングハンドル(26)
    あるいは該ステアリングハンドル(26)と一体に回動
    する部材(21)に接続されることを特徴とする車両に
    おけるグリップヒータユニットの電気接続構造。
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