JPH1080966A - 高意匠性段ボール及び紙箱 - Google Patents

高意匠性段ボール及び紙箱

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JPH1080966A
JPH1080966A JP26126396A JP26126396A JPH1080966A JP H1080966 A JPH1080966 A JP H1080966A JP 26126396 A JP26126396 A JP 26126396A JP 26126396 A JP26126396 A JP 26126396A JP H1080966 A JPH1080966 A JP H1080966A
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JP
Japan
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layer
paper
cardboard
synthetic resin
corrugated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26126396A
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English (en)
Inventor
Seiji Miyoshi
誠治 三好
Yoki Matsumoto
洋喜 松本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾層と表面光沢と凹凸の相乗効果により意
匠性が高められた段ボール及び紙箱を提供することにあ
る。 【構成】 熱可塑性合成樹脂層と装飾層と紙層とが順に
積層された構成からなる中芯材を波形に成形して、中芯
材の紙層面とライナーとを貼合した構成からなる高意匠
性段ボールおよびそれから製造された紙箱である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高意匠性段ボール及
び紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、段ボールは、板紙の強度、緩衝効
果、断熱効果等の改善に利用されてきたが、紙単体の生
地を生かしたもの、ライナーに着色紙を使用したもの、
ライナーの表面に簡単な印刷を施したもの等が知られて
いるだけであり、意匠効果の優れた段ボールは見当たら
ない。また、熱可塑性合成樹脂を積層した段ボール箱と
しては、例えば、実公平1−18349号に記載されて
いるような、少なくとも一方のライナーの外面に延伸強
化可撓性合成樹脂フイルムをラミネートした段ボールが
知られているが、この段ボールは少なくとも一方のライ
ナーに延伸強化可撓性合成樹脂フイルムを積層すること
によつて耐圧縮力を強化することを目的としたものであ
り、意匠性の面で優れたものではなかつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装飾
層と表面光沢と凹凸の相乗効果により意匠性が高められ
た段ボール及び紙箱を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】熱可塑性合成樹脂層と装
飾層と紙層とが順に積層された構成からなる中芯材を波
形に成形して、前記中芯材の紙層面とライナーとを貼合
した構成からなる高意匠性段ボールであるので、熱可塑
性合成樹脂層の透明性及び光沢と装飾層と波形との相乗
効果により優れた意匠性を有するものである。
【0005】前記ライナーの前記中芯材貼合面と反対面
に装飾層と熱可塑性合成樹脂層が順に積層された構成の
上記の高意匠性段ボールとすることにより、ライナー側
の意匠性も優れたものとなる上に、中芯材及びライナー
の両方の表面に熱可塑性合成樹脂層が設けられているた
めに、耐水性および圧縮強度の面においても優れたもの
となる。
【0006】前記装飾層が印刷層及び/又は金属蒸着層
により形成された構成の上記の高意匠性段ボールとする
ことにより、ベタ印刷や多色絵柄印刷からなる印刷層、
金属蒸着層の組み合わせにより、メタリック調の絵柄を
形成することもできるので、優れた意匠効果が得られる
ものである。
【0007】前記熱可塑性合成樹脂層が2軸延伸プラス
チツクフイルムである上記の高意匠性段ボールとするこ
とにより、フイルムの透明性及び光沢がより優れたもの
となると共に、2軸延伸プラスチツクフイルムは耐熱
性、強度の面で優れるので、印刷及び/又は金属蒸着に
より装飾層を形成する際の加工適性が優れる。
【0008】上記の高意匠性段ボールを使用して、所定
の形状に打抜き、組み立てた構成の紙箱であるので、表
面光沢と装飾層と波型形状の相乗効果により高意匠性の
紙箱が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の高意匠性段ボールを
示す斜視図、図2は高意匠性段ボールの第1実施例にお
ける部分断面図、図3は高意匠性段ボールの第2実施例
における部分断面図、図4は装飾層の具体例を示す中芯
材の層構成図、図5は本発明の高意匠性段ボールを使用
した紙箱の実施例を示す展開図、図6は図5に示す紙箱
を組み立てた状態の斜視図であつて、1は中芯材、2は
ライナー、3は熱可塑性樹脂層、4は装飾層、4aは印刷
層、4bは金属蒸着層、5は接着剤層、6,7 は紙層、10は
底板、11a,11b,11c,11d は外側板、12a,12b,12c,12d は
額縁板、13a,13b,13c,13d と内側板、14a,14b,14c,14d
は折曲片、15は係合片、16は切込を表す。
【0010】本発明の高意匠性段ボールの第1実施例は
図1〜2に示すとおりであり、図2に示すように、熱可
塑性合成樹脂層3と装飾層4と接着剤層5と紙層6とが
順に積層された構成からなる中芯材1を波形に成形し
て、中芯材1の紙層6とライナー2とを貼合することに
より形成された、図1に示すような、一方の面が波形を
なし他方の面が平坦面である片面段ボールである。波形
の表面には透明な熱可塑性合成樹脂層3が設けられてい
るので優れた光沢を有すると共に、表面の波形の凹凸と
装飾層4との相乗効果により優れた意匠効果が得られる
ものである。本実施例における中芯材1の構成を、装飾
層4と接着剤層5の積層順を逆にして、熱可塑性合成樹
脂層3と接着剤層5と装飾層4と紙層6とが順に積層さ
れた構成としてもよい。
【0011】本発明の高意匠性段ボールの第2実施例の
断面形状は図3に示すとおりで、熱可塑性合成樹脂層3
と装飾層4と接着剤層5と紙層6とが順に積層された構
成からなる中芯材1を波形に成形して、中芯材1の紙層
6と、熱可塑性合成樹脂層3と装飾層4と接着剤層5と
紙層7とが順に積層された構成からなるライナー2’の
紙層7面とを貼合することにより形成された、図1に示
すような片面段ボールである。波形に成形された中芯材
1の外面及びライナー2’の外面にはそれぞれ透明な熱
可塑性合成樹脂層3が設けられその内側に装飾層4が形
成されているので、波形面及び平坦面の両面が意匠性に
優れた高意匠性段ボールが得られる。また、両外面に熱
可塑性合成樹脂層3が設けられているので、耐圧縮性お
よび耐水性の優れたものとなる。
【0012】本実施例1〜2における装飾層4は、印刷
層4aのみにて形成してもよいし、金属蒸着層4bのみにて
形成してもよいし、印刷層4aと金属蒸着層4bを組み合わ
せた構成としてもよい。装飾層4を印刷層4aのみにて形
成する場合には、印刷層4aはベタ印刷ないしはポイント
状又は連続状の多色絵柄とすることができるし、ポイン
ト状の多色絵柄とベタ印刷とを組み合わせてもよい。金
属蒸着層4bは全面に設けてもよいし部分的に設けるよう
にしてもよい。装飾層4として金属蒸着層4bを使用する
場合には、金属蒸着層4bとしてアルミニウム蒸着層を使
用するのが普通である。アルミニウム蒸着層を単独で使
用する場合には銀色のメタリック調となるし、透明印刷
層と組み合わせることによりメタリック調の絵柄が得ら
れる。
【0013】図4に示す中芯材1は、装飾層4を印刷層
4aと金属蒸着層4bにて形成したものであり、熱可塑性合
成樹脂層3と印刷層4a及び金属蒸着層4bからなる装飾層
4と接着剤層5と紙層6とが順に積層されている。装飾
層4を印刷層4a及び金属蒸着層4bにて形成する場合にお
いても、印刷層4aはベタ印刷ないしはポイント状又は連
続状の多色絵柄とすることができる。透明印刷層とアル
ミニウム蒸着層からなる金属蒸着層4bとを組み合わせる
ことによりメタリック調の絵柄を表現することができ
る。例えば、透明な黄色インキを使用したベタ印刷層と
アルミニウム蒸着層とを組み合わせることにより金色の
着色層が得られる。したがって、メタリック調に着色さ
れた背景にポイント状の多色絵柄を有する意匠について
も容易に再現することが可能である。
【0014】装飾層4は熱可塑性合成樹脂層3の面に形
成されるのが普通であり、熱可塑性合成樹脂層3面に印
刷工程及び/又は蒸着工程により印刷層4a及び/又は金
属蒸着層4bからなる装飾層4を形成して接着剤層5によ
り熱可塑性合成樹脂層3の装飾層面4と紙層6面とを積
層して中芯材1とされるのであるが、装飾層4を印刷層
4aのみで形成する場合においては、紙層6面に印刷によ
り印刷層4aを形成してその印刷層4a面と熱可塑性合成樹
脂層3面とを接着剤層5により積層することもできる。
熱可塑性合成樹脂層3の装飾層4面と紙層6との積層
は、接着剤層5として熱可塑性樹脂を使用する押出ラミ
ネーシヨンにより行ってもよいし、また接着剤層5とし
てウレタン系樹脂等を使用してドライラミネーシヨンに
より行つてもよい。紙層6面に印刷層4aを形成する場合
においても同様である。
【0015】熱可塑性合成樹脂層3としては、透明な合
成樹脂であれば全て使用可能であるが、熱可塑性合成樹
脂層3面に印刷工程及び/又は蒸着工程により印刷層4a
及び/又は金属蒸着層4bが形成されるものであるので、
熱可塑性合成樹脂層3としては耐熱性、強度、表面光沢
の優れた2軸延伸プラスチツクフイルムを使用するのが
好ましい。2軸延伸プラスチツクフイルムとしては、2
軸延伸ポリエチレンテレフタレート、2軸延伸ポリプロ
ピレン、2軸延伸ナイロン等が好適に使用できる。紙層
6としては、印刷効果を高めるために表面の白色度の高
い紙、例えば、晒パルプを使用して抄造した白色ライナ
ーが適している。厚さとしては、50〜250g/m2
のものを使用することができる。ライナー2としては通
常使用されるものでよいが、食品等の包装箱等に使用す
る場合には白色ライナーを使用するのが好ましい。ライ
ナー2' を構成する紙層7についても、印刷効果を高め
るために表面の白色度の高い、晒バルプを使用して抄造
した白色ライナーを使用するのが好ましい。
【0016】本発明の高意匠性段ボールの印刷層4aは、
グラビア印刷、シルクスクリーン印刷等により形成され
るものであり、インキとしては通常の透明ないしは不透
明のインキ、光輝性の金インキ、銀インキ、パールイン
キ、高彩色インキ、示温インキ、蓄光インキ等を使用す
ることができるので多様化した意匠感を再現できる。印
刷層4aとして絵柄模様を使用する場合には、通常の絵柄
を印刷しておくと、中芯材1のコルゲート加工により、
絵柄模様が段ボールの波型に直角方向に縮んだ絵柄とな
ってしまうので、絵柄模様を印刷する際に段ボールの波
型に直角方向に縮む分だけ引き伸ばした状態の歪んだ絵
柄で印刷しておくことにより、中芯材1を波形に成形し
た状態で正規の絵柄模様とすることができる。
【0017】また、中芯材1の装飾層4を形成する印刷
層4aを、段ボールの波型に平行に所定の巾で規則的に繰
り返す多色の万線柄に印刷しておくことにより、段ボー
ルの波形と直交する方向から見ることにより、見る角度
により全面に色調が変化したり虹状に色が変化する意匠
とすることが可能である。例えば、印刷層4aを黄色、赤
色、藍色の3色にて一定巾で規則的に繰り返す万線柄で
印刷しておき、段ボールの波形の波長を各色の巾の3倍
に設定することにより、段ボールの波形と直交する方向
から見ると、見る角度により全体の色調が黄色、赤色、
藍色に変化する絵柄が得られる。また、段ボールの波形
の波長を各色の巾の3倍よりやや大きいかないしは小さ
く設定しておくことにより見る角度により、虹状に色調
が連続的に変化する絵柄とすることも可能である。
【0018】本発明の高意匠性段ボールの金属蒸着層4b
としては一般的にはアルミニウム蒸着層が使用される。
アルミニウム蒸着層の厚さとしては通常使用される40
0〜1000Åの範囲である。金属蒸着層4bは全面に形
成してもよいし部分的に形成してもよい。金属蒸着層4b
を部分的に形成する場合は、熱可塑性合成樹脂層3の流
れ方向に平行に所定巾で形成するか、ないしは印刷され
た絵柄模様に見当を合わせて所定の領域に形成する。後
者の方法の場合には、印刷絵柄が形成された面に全面に
金属蒸着層を施してから不要な部分の金属蒸着層を除去
する方法にて行われる。そうすることにより、絵柄模様
の所定の領域に所定の面積の金属蒸着層を形成すること
が可能になるので、より優れた意匠を作成することがで
きる。
【0019】本発明の高意匠性段ボールの波型の形状と
しては、Aフルート、Bフルート、Cフルート、Eフル
ート等が使用できるので、高意匠性段ボールの用途によ
り適当に決めればよい。紙箱に使用する場合には箱の大
きさにもよるが一般的には段高さの小さいEフルートが
好ましい。中芯材及びライナーとして使用する紙の種類
に制限はないが、坪量としては50〜250g/m2
ものを使用することができる。
【0020】本発明の高意匠性段ボールの製造方法は、
2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム等の熱可
塑性合成樹脂層を使用して、その一方の面にグラビア印
刷等により絵柄模様を形成するか、真空蒸着等により金
属蒸着層を形成するか、絵柄模様を形成した後に金属蒸
着層を形成して装飾層を設けた後に、熱可塑性合成樹脂
層の装飾層を設けた面と紙層面とを、接着剤層として熱
可塑性樹脂を使用した押出ラミネーシヨンないしはウレ
タン系樹脂を使用したドライラミネーシヨンにより積層
して、熱可塑性合成樹脂層と装飾層と接着剤層と紙層と
の積層体からなる中芯材を作製する。次いで、中芯材の
紙層が外面にくるように段ロールにてコルゲート加工し
て、波型に成形された中芯材の紙層面とライナーとを中
芯材の波型の凸部にて貼合して、高意匠性段ボールが作
製される。段ボールの加工工程において、段ロールの温
度を2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム等の
熱可塑性合成樹脂層が収縮、変形しない温度に、段ロー
ルの温度を設定する以外は従来の加工方法で実施するこ
とができる。
【0021】本発明の高意匠性段ボールを使用して作製
される紙箱としては、例えば、図5〜6に示す形状の組
立て箱である。展開したブランク板の形状は図5に示す
ように、底板10の上下側端には外側板11a,11b と額縁板
12a,12b と内側板13a,13b と折曲片14a,14b がそれぞれ
折罫を介して連接されると共に、底板10の左右両側端に
は外側板11c,11d と額縁板12c,12d と内側板13c,13d と
折曲片14c,14d がそれぞれ折罫を介して連接され、内側
板13c,13d の両端には切込16を備えた係合片15がそれぞ
れ延設された形状からなる。上記ブランク板の外側板11
c,11d と額縁板12c,12d と内側板13c,13d を内側へ巻く
ように折り曲げると共に折曲片14c,14dを底板10に平行
になるように外側に折り曲げてから、内側板13c,13d の
両端に延設された係合片15をそれぞれ内側に折り曲げ
て、切込16を係合させて固定した後に、外側板11a,11b
と額縁板12a,12b と内側板13a,13b とを係合片15を巻き
込むようにして折り曲げると共に、折曲片14a,14b を底
板10に平行になるように外側に折り曲げることにより組
み立てが完了し、図6に示す紙箱が得られる。
【0022】本発明の高意匠性段ボールにて作製される
紙箱は、高意匠性段ボールが片面段ボールであることか
ら、組み立て方式の紙箱とすることが好ましい。糊貼
り、ホチキス止め等により貼り合せて製箱することも可
能であるが、糊貼りの場合には接着強度が問題であり、
ホチキス止めの場合には意匠的に好ましくない。紙箱の
形状としては任意である。紙箱以外に、デイスプレイ用
の棚又は台や、組立て椅子、組立て式の簡易帽子、バツ
グ、箱、カゴ、コースター(敷物)等の生活関連部材、
各種包装資材、産業用部材等、特に強度の必要な用途に
好適に使用できるものである。
【0023】
【発明の効果】熱可塑性合成樹脂層と装飾層と紙層とが
順に積層された構成からなる中芯材を波形に成形して、
中芯材の紙層面とライナーとを貼合した構成からなる高
意匠性段ボールであるので、熱可塑性合成樹脂層の透明
性及び光沢と装飾層と波形の凹凸との相乗効果により優
れた意匠性が得られる。上記の高意匠性段ボールにおい
て、ライナーの外面に装飾層と熱可塑性合成樹脂層が順
に積層された構成とすることにより、ライナー側の意匠
性も中芯材側の意匠性と同様に優れたものとなる。ま
た、両側の外面に熱可塑性合成樹脂層が設けられている
ために耐水性および圧縮強度の優れたものとなる。上記
の高意匠性段ボールにおいて、装飾層が印刷層及び/又
は金属蒸着層により形成された構成とすることにより、
ベタ印刷や多色絵柄印刷からなる印刷層と金属蒸着層の
組み合わせにより、メタリック調の絵柄を形成すること
もでき、波形の凹凸との相乗効果により一層優れた意匠
効果が得られるものである。上記の高意匠性段ボールに
おいて、熱可塑性合成樹脂層を2軸延伸プラスチツクフ
イルムとすることにより、2軸延伸プラスチツクフイル
ムは透明性及び光沢が優れていると共に、耐熱性、寸法
安定性、強度の面でも優れているので、印刷工程、金属
蒸着工程での作業性がよくなるので、より繊細な絵柄模
様を備えた意匠性の優れたデザインを施すことが可能に
なる。上記の高意匠性段ボールを使用して、所定の形状
に打抜き、組み立てた構成の紙箱とすることにより表面
光沢と装飾層と波型形状の相乗効果により高意匠性の紙
箱が得られる。また、紙箱以外にデイスプレイ用棚、バ
ツグ、箱、カゴ、コースター(敷物)、組み立て式帽
子、各種包装資材、産業用部材としても利用できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高意匠性段ボールを示す斜視図。
【図2】高意匠性段ボールの第1実施例における部分断
面図。
【図3】高意匠性段ボールの第2実施例における部分断
面図。
【図4】装飾層の具体例を示す中芯材の層構成図。
【図5】本発明の高意匠性段ボールを使用した紙箱の実
施例を示す展開図。
【図6】図5に示す紙箱を組み立てた状態の斜視図。
【符号の説明】 1 中芯材 10 底板 2, 2’ライナー 11a,11b,11c,11d
外側板 3 熱可塑性樹脂層 12a,12b,12c,12d
額縁板 4 装飾層 13a,13b,13c,13d
内側板 4a 印刷層 14a,14b,14c,14d
折曲片 4b 金属蒸着層 15 係合片 5 接着剤層 16 切込 6, 7 紙層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂層と装飾層と紙層とが
    順に積層された構成からなる中芯材を波形に成形して、
    前記中芯材の紙層面とライナーとを貼合した構成からな
    ることを特徴とする高意匠性段ボール。
  2. 【請求項2】 前記ライナーの前記中芯材貼合面と反対
    面に装飾層と熱可塑性合成樹脂層が順に積層されている
    ことを特徴とする請求項1記載の高意匠性段ボール。
  3. 【請求項3】 前記装飾層が印刷層及び/又は金属蒸着
    層により形成されていることを特徴とする請求項1〜2
    記載の高意匠性段ボール。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性合成樹脂層が2軸延伸プラ
    スチツクフイルムであることを特徴とする請求項1〜3
    記載の高意匠性段ボール。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の高意匠性段ボールを
    使用して、所定の形状に打抜き、組み立てた構成からな
    ることを特徴とする紙箱。
JP26126396A 1996-09-09 1996-09-09 高意匠性段ボール及び紙箱 Withdrawn JPH1080966A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462582B1 (ko) * 2002-05-09 2004-12-23 박일동 방수지가 부착된 종이 패널의 제조방법 및 구조
CN102886953A (zh) * 2012-10-19 2013-01-23 深圳市星辉盛业科技有限公司 一种采用环保纸制成的防水瓦楞纸板及其制作方法
JP2016030632A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 大塚包装工業株式会社 収納箱
KR20210045534A (ko) * 2019-10-16 2021-04-27 덕천판지 주식회사 단열시트지를 이용한 보냉박스

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