JPH1080337A - 可倒式ヘッドレスト - Google Patents

可倒式ヘッドレスト

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JPH1080337A
JPH1080337A JP8257608A JP25760896A JPH1080337A JP H1080337 A JPH1080337 A JP H1080337A JP 8257608 A JP8257608 A JP 8257608A JP 25760896 A JP25760896 A JP 25760896A JP H1080337 A JPH1080337 A JP H1080337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枕部の外観が良好で、枕部の傾斜角度調節を
スム−ズかつ確実に行え、加えて経済的で、しかも使用
時の美観に優れる可倒式ヘッドレストを提供する。 【解決手段】 表皮21と、その表皮底部22を貫通し
て表皮内に一端側が挿入されたスティ31と、その一端
側に取り付けられた可倒装置41と、表皮底部内面と前
記可倒装置間の前記スティ外周に装着された独立気泡体
を主体とする筒状発泡体51と前記表皮内面間に充満し
た枕部用発泡体61とよりなって、前記表皮底部のステ
ィが突出する部分および独立気泡を主体とする筒状発泡
体の側面に、枕部に対するスティの相対的前後動を可能
にするスリットを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、枕部の傾斜角度
を調節できる可倒式ヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のヘッドレストは、袋状の表皮内
に発泡体の形成された枕部と、その枕部内に一端側が埋
設され、他端側が枕部の底部から突出するスティとで構
成される。前記ヘッドレストとして、枕部を前後に回動
させて枕部の傾斜角度を調節できる可倒式ヘッドレスト
がある。その可倒式ヘッドレストにあっては、前記枕部
内のスティの一端に可倒装置が取付けられていて、その
可倒装置により枕部の傾斜角度を変えられるようになっ
ている。なお、前記スティに可倒装置が取り付けられた
ものは、インサ−トとも称される。
【0003】前記可倒式ヘッドレストとしては、袋状の
表皮底部からスティの一端側を可倒装置とともに表皮内
に挿入し、次いでその表皮内に液状発泡原料を注入し
て、発泡体を形成したもの、いわゆる表皮一体可倒式ヘ
ッドレストがある。この表皮一体可倒式ヘッドレスト
は、表皮と発泡体がその発泡体形成時の液状発泡原料の
自己接着性で接着一体化しているため、後から表皮を被
せる必要がなく成形作業が簡略となる利点がある。
【0004】しかし、前記可倒装置としてラチェットを
用いた従来の表皮一体可倒式ヘッドレストは、前記発泡
体形成時に液状発泡原料が可倒装置内に侵入すると、可
倒装置が正常に作動しなくなるおそれがあった。そこで
ラチェット式の可倒装置を樹脂性のカバ−体であらかじ
め覆い、可倒装置に発泡体が侵入しないようにしてい
た。そして、そのカバ−体の底部にはスティの回りに孔
が開けられ、前記可倒装置により枕部がスティに対して
前後回動する際に、スティがカバ−体の底部と衝突しな
いようにされている。また、前記発泡体の形成時には、
前記カバ−体の底部を表皮底部の内側に当接させて、そ
の表皮底部のスティ周囲をシ−ルし、液状発泡原料が表
皮外へ漏出するのを防止していた。ところが、前記可倒
装置にカバ−体を設けると、ヘッドレスト全体が重くな
る問題、カバ−体の成形作業が余分に必要となる問題、
カバ−体の部品代が余分に必要となる問題等があった。
【0005】そこで近年、回転軸に2枚の対接する面状
体を設け、一方の面状体にスティを、他方の面状体に枕
部内蔵用芯体を取り付け、前記面状体どうしの相対的な
回転により生じる面状体間の摩擦でもって可倒機構を発
現するようにしたもの(以下「摩擦式可倒装置」とい
う。)が提案されるようになった(実開平1−1042
49号)。
【0006】前記摩擦式の可倒装置にあっては、前記面
状体表面に発泡体が接着しても、枕部あるいはスティを
強引に回動させることにより、一方の面状体(通常はス
ティの取り付けられた方)と発泡体との間の接着が破壊
されれば、スティと枕部との相対的な回動が可能になる
ため、前記摩擦式可倒装置をカバー体で覆わなくてもよ
い利点がある。
【0007】しかし、その場合でも、表皮内のスティの
周囲には前記発泡体が充満しており、しかもその発泡体
は衝撃吸収性を考慮して硬さおよび弾性が設計されてい
るため、枕部とスティの相対的な回動時にスティ周囲の
発泡体が変形しずらくなっている。その結果、折角枕部
の角度を調節しても、前記スティ周囲の発泡体の弾性に
よりスティが元の位置に押し戻され、枕部の傾斜角度を
維持しがたい問題がある。
【0008】さらに、可倒式装置を覆うカバ−体と表皮
底部内側との当接により行っていた表皮底部のスティ周
囲におけるシ−ルが行えなくなり、液状発泡原料が表皮
底部のスティ周囲から表皮外面に漏出する問題がある。
そして、その漏出原料がスティと表皮底部とに付着して
両者を接着し、スティと枕部の相対的な回動、すなわち
枕部の傾斜角度調節を行えなくするおそれがある。さら
に、枕部の角度調節が完全に損なわれない場合でも、前
記漏出原料によりスティ周囲の表皮外観が損なわれた
り、その漏出原料が硬化したバリの除去作業が必要にな
ったり、さらには原料の無駄を生じる等の問題があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、枕部の外観が良好で、しかも枕
部の傾斜角度調節をスム−ズかつ確実に行え、加えてヘ
ッドレストの成形時に発泡原料の無駄の少ない経済的な
可倒式ヘッドレストを提供しようとするもである。
【0010】
【課題を解決するための手段】ここで提案する発明は、
袋状の表皮と、可倒装置を有するスティの一端側が前記
可倒装置とともに表皮内に挿入されて当該スティの他端
側が前記表皮底部から突出するインサ−トと、前記表皮
底部の内面と当接するように該表皮底部内面と前記可倒
装置間のスティ外周に装着された独立気泡を主体とする
筒状発泡体と、前記可倒装置およびスティの一端側と筒
状発泡体を包囲して前記表皮内で発泡形成された枕部用
発泡体とよりなって、前記表皮底部のスティが突出する
部分および筒状発泡体の側面には、前記表皮によって覆
われたヘッドレスト枕部の傾斜角度調節時に、当該枕部
に対するスティの相対的前後回動を可能にするスリット
が形成されていることを特徴とする可倒式ヘッドレスト
に係る。
【0011】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1は、この発明の可倒式ヘッドレストの一例
を示す斜視図、図2はその一部切り欠き斜視図、図3は
その縦断面図、図4はそのスティ部分で切断した横断面
図、図5は同実施例に用いられている可倒装置の斜視
図、図6は同実施例のヘッドレストを製造する際を示す
成形型の中央部の横断面図、図7はその発泡時を示す成
形型の要部拡大断面図である。
【0012】図1ないし図3に示す可倒式ヘッドレスト
10は、表皮21、スティ31、可倒装置41、独立気
泡を主体とする筒状発泡体51および枕部用発泡体61
とからなる、表皮一体式のものである。表皮21は、枕
部11の外観を向上させるとともに内部の枕部用発泡体
61を保護するためのもので、枕部11の形状に応じた
袋状からなる。この表皮21としては、ブロ−成形ある
いはスラッシュ成形により袋状に形成されたプラスチッ
ク製のもの、あるいは、縫製等により袋状にされたファ
ブリック製のものなどが、適宜用いられる。なお、ファ
ブリック製の表皮については、ファブリック単体より
も、ファブリックの裏側に軟質発泡体やプラスチックフ
ィルムなどが積層されて非透液性が賦与された積層材か
らなるものが好ましい。
【0013】前記表皮21の底部22にはスティ31の
突出を可能にするスティ貫通部23が形成されている。
このスティ貫通部23には、枕部11の傾斜角度調節時
に、枕部11に対するスティ31の相対的な回動(揺
動)を可能とするためのスリット(切込み)24が前後
方向に形成されている。このスリット24は、枕部用発
泡体61の形成後に筒状発泡体51の側面とともに表皮
底部22をカットすることにより形成されたものであ
る。また、そのスティ貫通部23、23間には、このヘ
ッドレスト10の製造時に表皮21内に可倒装置41お
よびスティ31の一端側を挿入するための開閉部25
が、スリット状に形成されている。
【0014】スティ31は、このヘッドレスト10を、
自動車の座席背もたれに取り付けるためのもので、中実
の金属棒あるいは中空の金属パイプなどからなる。ま
た、この実施例のスティ31は、水平部32とその両端
に形成された脚部33、33とからなる略コの字形をし
ており、前記水平部32から脚部33の途中までが前記
表皮21内に収納され、その脚部33の途中から先端
(水平部32とは反対側の端部)までが表皮底部22よ
り表皮21外へ突出している。また脚部33の表皮21
外へ突出する部分の側面には、枕部11の高さ調節用の
係合凹部34が形成され、背もたれに設けられる係合装
置と段階的に係合するようになっている。なお、前記ス
ティ31は、この実施例のような略コの字形に限られ
ず、前記脚部33に相当する2本の棒状体あるいはパイ
プからなるものであってもよい。さらには、その脚部3
3の本数についても、2本に限られるものではない。
【0015】可倒装置41は、前記枕部11の傾斜角度
を調節可能にするためのもので、前記スティ31の一
端、この実施例ではスティ31の水平部32、に取り付
けられ、そのスティ31の水平部32とともに表皮21
内に挿入されている。
【0016】この実施例の可倒装置41は、摩擦式のも
ので、図5に示すように、両端に腕部43の形成された
略コの字形の金属板などからなる本体部42と、前記腕
部43の内側に回動可能に軸着された回動体44とより
なる。前記回動体44は、前記スティ31に対して可倒
装置41の本体部42を前後に回動可能にするためのも
ので、前記腕部43の内面に略面接触して設けられてい
る。そして、その回動体44の前記表皮21底部22側
の端面に、前記スティ31の水平部32が固着されてい
る。なお、前記腕部42には、本体部42に対して回動
体44が所定量回動した際にその回動体44の一部が衝
突して、それ以上本体部42が回動するのを阻止する回
動規制部45がフランジ状に形成されている。
【0017】筒状発泡体51は、独立気泡を主体とする
発泡体を筒状に形成したもので、前記表皮21底部22
の内側と当接した状態で、その底部22と可倒装置41
間に位置するスティ31の脚部33周囲に設けられてい
る。この独立気泡を主体とする筒状発泡体51は、枕部
用発泡体61を形成する際に、図6および図7に示すよ
うに、発泡成形型71のキャビティ面72に配置された
表皮21の底部22と内接し、その表皮底部22におけ
るスティ貫通部23をシ−ルし、枕部用発泡体形成用の
液状発泡原料Pが漏出するのを防止する。しかもその
際、筒状発泡体51は独立気泡を主体とするものからな
るため、液状発泡原料が含浸しにくく、確実にスティ貫
通部23をシールできる。その結果、前記表皮底部22
のスティ貫通部23から漏出する液状発泡原料で表皮底
部22のスティ貫通部23周囲が汚されず、ヘッドレス
トの外観が損なわれることがない。加えて前記漏出によ
る液状発泡原料の無駄を防ぐこともできる。
【0018】また、前記筒状発泡体51は、枕部用発泡
体61の形成後に行う表皮底部22のスリット形成時
に、筒状発泡体51の側面に上下端に渡ってスリット5
3が形成され、それにより前記枕部11に対するスティ
31脚部33の前後回動を可能とし、スティ31が元の
位置に戻らないようにする。しかも前記のように筒状発
泡体51は独立気泡を主体とするもので、枕部用発泡体
61の形成時に液状発泡原料が含浸しないことから、前
記スリット53部分にも液状発泡原料の含浸硬化部が存
在せず、その含浸硬化部による摩擦抵抗の増大を生じな
い。従って、前記スティ31の回動がスティ31とスリ
ット53間の摩擦抵抗によって妨げられることがない。
さらに、前記筒状発泡体51の表皮底部22と当接する
面においても含浸硬化部が形成されないため、前記ステ
ィ31の回動により筒状発泡体51が変形しても、表皮
底部22と筒状発泡体51間に生じる摩擦抵抗は小さ
く、表皮底部22が筒状発泡体51に引っ張られて皺を
生じる恐れがない。
【0019】前記独立気泡を主体とする筒状発泡体51
の材質は、独立気泡の割合いが50%以上のもの、特に
は100%に近いものほど好ましく、この実施例ではポ
リエチレンフォ−ムからなる。また、この筒状発泡体の
形状および大きさは、特に限定されるものではないが、
図4に示すように、表皮21内のスティ31の脚部33
が回動する空間を占める形状および大きさ好ましく、こ
の実施例では、中心にスティ挿通孔52の開いた外径2
5mm、長さ50mmの筒状からなる。
【0020】枕部用発泡体61は、衝撃を吸収するため
のもので、前記可倒装置41、スティ31の水平部32
および独立気泡を主体とする筒状発泡体51を包囲して
表皮21内に充満している。この枕部用発泡体61は、
図6および図7に示したように、前記スティ31の水平
部32側が可倒装置41とともに挿入された表皮21内
でポリウレタン原料等の液状発泡原料Pから発泡形成さ
れたもので、前記表皮21や可倒装置41および独立気
泡を主体とする筒状発泡体51と一体になっている。
【0021】なお、前記枕部用発泡体61の形成時に液
状発泡原料は可倒装置41の回動体44およびスティ3
1の水平部32等に接着する。しかし、発泡終了後(発
泡体61形成後)に成形品を発泡成形型71から取り出
し、表皮底部22および筒状発泡体51の側面に前記ス
リット24, 53を形成し、スティ31の脚部33をや
や強引に枕部11に対して前後回動させれば、前記可倒
装置41の回動体44等と枕部用発泡体61との接着が
破壊され、可倒装置41の回動体44と本体部42間の
相対的な回動、すなわち枕部11の傾斜角度の調節が可
能となる。
【0022】このようにしてなる前記の可倒式ヘッドレ
スト10は、枕部11を前後させると、その枕部11内
の可倒装置41によって枕部11がスティ31に対して
前後に回動し、それにより枕部11の傾斜角度調節がな
される。その際、スティ31の脚部33は、枕部11に
対して回動することになるが、表皮21内のスティ31
の脚部33周囲には独立気泡を主体とする筒状発泡体5
1が設けられ、その筒状発泡体51の側面に形成されて
いるスリット53を通って脚部33が前後回動できるた
め、脚部33の動きが妨げられず、また、スティ31が
元の位置に押し戻されることもない。
【0023】しかも、前記独立気泡を主体とする筒状発
泡体51のスリット53部分や表皮底部22と当接する
面には、液状発泡原料が含浸硬化していないため、その
含浸硬化による摩擦抵抗の増大がなく、枕部11に対し
てスティ31がスムーズに回動するのみならず、その回
動時の筒状発泡体51の変形によって、筒状発泡体51
と当接する表皮底部22が筒状発泡体51に引っ張られ
て皺を生じることがない。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
可倒式ヘッドレストによれば、可倒装置を覆うカバ−体
が存在せず軽量で、可倒式ヘッドレストの成形時に液状
発泡原料が表皮底部のスティ貫通部から漏出するのを防
止することができ、経済的であるとともに、外観が良好
で、枕部の傾斜角度調節をスム−ズかつ確実に行なうこ
とができる。さらに、枕部の傾斜角度調節時に表皮底部
に皺を生じることもなく、使用時の美観に優れるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の可倒式ヘッドレストの一例の斜視図
である。
【図2】同実施例の一部切り欠き斜視図である。
【図3】同実施例の中央縦断面図である。
【図4】同実施例のスティに沿う横断面図である。
【図5】同実施例に用いられている可倒装置の斜視図で
ある。
【図6】同実施例の可倒式ヘッドレストを製造する際を
示す成形型の中央部の横断面図である。
【図7】同実施例の液状発泡原料の発泡時を示す成形型
の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 可倒式ヘッドレスト 11 枕部 21 表皮 22 表皮底部 23 スティ貫通部 31 スティ 32 スティの水平部 33 スティの脚部 41 可倒装置 51 独立気泡を主体とする筒状発泡体 53 独立気泡を主体とする筒状発泡体に形成されたス
リット 61 枕部用発泡体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 B29L 31:58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状の表皮と、 可倒装置を有するスティの一端側が前記可倒装置ととも
    に表皮内に挿入されて当該スティの他端側が前記表皮底
    部から突出するインサ−トと、 前記表皮底部の内面と当接するように該表皮底部内面と
    前記可倒装置間のスティ外周に装着された独立気泡を主
    体とする筒状発泡体と、 前記可倒装置およびスティの一端側と筒状発泡体を包囲
    して前記表皮内で発泡形成された枕部用発泡体とよりな
    って、 前記表皮底部のスティが突出する部分および筒状発泡体
    の側面には、前記表皮によって覆われたヘッドレスト枕
    部の傾斜角度調節時に、当該枕部に対するスティの相対
    的前後回動を可能にするスリットが形成されていること
    を特徴とする可倒式ヘッドレスト。
  2. 【請求項2】 請求項1において、筒状発砲体がポリエ
    チレン発泡体からなることを特徴とする可倒式ヘッドレ
    スト。
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