JPH108002A - 硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート - Google Patents

硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート

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JPH108002A
JPH108002A JP18276196A JP18276196A JPH108002A JP H108002 A JPH108002 A JP H108002A JP 18276196 A JP18276196 A JP 18276196A JP 18276196 A JP18276196 A JP 18276196A JP H108002 A JPH108002 A JP H108002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
sheet
sensitive adhesive
pressure
tacky adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18276196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Fukuhara
成年 福原
Juichi Hagimori
壽一 萩森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATORATSUKU KK
SANOOLE KK
Original Assignee
ATORATSUKU KK
SANOOLE KK
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Publication date
Application filed by ATORATSUKU KK, SANOOLE KK filed Critical ATORATSUKU KK
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Publication of JPH108002A publication Critical patent/JPH108002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的硬質のカーペット、マット等の繊維状シ
ートの移動やめくれを防止して床面や載置面に剥離また
は取替え自在に固着する。 【解決手段】粘着剤塗布シート1の表面にアクリル樹脂
系粘着剤を塗布した強粘着層2と、裏面に25mm巾、1
80度剥離で400〜600g程度の接着力を有するウ
レタン樹脂系粘着剤を塗布した弱粘着層3を形成する。
そして、前記強粘着層2に離型紙4を剥離可能に貼着固
定すると共に、前記弱粘着層3に離型紙5を剥離可能に
貼着固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面が毛羽立って
いない比較的硬質のカーペット、マット等の繊維状シー
ト材を床面または載置面に、移動したり、あるいは端部
が上方へ折曲してめくれることなく固定すると共に、前
記繊維状シート材の取替え、取外しも簡単にできる硬質
の裏面を有する繊維状シート材の固定シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にカーペット、マット等の繊
維状シート材は、単に床面または載置面に載置するのみ
で、何等の移動防止、めくれ防止等の手段は施されてい
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のカーペッ
ト、マット等の繊維状シート材のうち、特に裏面が毛羽
立っていない比較的硬質の繊維状シート材の場合、単に
床面または載置面に載置されているのみであると、床面
または載置面との摩擦抵抗が小さいために、該繊維状シ
ート材が移動し易いという問題点があった。
【0004】更に、繊維状シート材の端部が上方へ折曲
してめくれると元の状態に戻らず、足に引っ掛けて転倒
する虞れがあるという問題点があった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、硬質の裏面を有する繊維状シート材
が、床面あるいは載置面から移動したり、あるいは端部
が上方へ折曲してめくれたりすることのない硬質の裏面
を有する繊維状シート材の固定シートを提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、粘着剤塗布シ
ートの表面にアクリル樹脂系粘着剤を塗布した強粘着
層、および裏面に25mm巾、180度剥離で400〜6
00g程度の接着力を有するウレタン樹脂系粘着剤を塗
布した弱粘着層を形成する一方、前記粘着剤塗布シート
の強粘着層および弱粘着層に夫々離型紙を剥離可能に貼
着固定するという手段を採用することにより、上記問題
点を解決した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて詳細に説
明すると、ポリ塩化ビニールシートやポリエチレン発泡
体シート等の柔軟性と多少の厚みのある合成樹脂シート
より成る粘着剤塗布シート1の表面に、アクリル樹脂系
粘着剤を塗布した強粘着層2、および前記粘着剤塗布シ
ート1の裏面に25mm巾、180度剥離で400〜60
0g程度の接着力を有するウレタン樹脂系粘着剤を塗布
した弱粘着層3を形成する。
【0008】前記粘着剤塗布シート1の強粘着層2の上
面に、離型紙4を剥離可能に貼着固定すると共に、該粘
着剤塗布シート1の弱粘着層3の下面に離型紙5を剥離
可能に貼着固定して本発明硬質の裏面を有する繊維状シ
ート材の固定シートAが形成される。
【0009】前記本発明硬質の裏面を有する繊維状シー
ト材の固定シートAを、例えば硬質の裏面を有するカー
ペットCの固定シートとして使用する場合、前記カーペ
ットCの隅角部および外側縁部に、固定シートAを小片
に切断して離型紙4を剥離して強粘着層2を介して複数
枚の前記小片にした固定シートAを粘着固定する。
【0010】そして、更に前記カーペットCに粘着固定
した固定シートAの離型紙7を剥離してカーペットCを
床面F上に押し拡げると、各小片にした固定シートAの
粘着剤塗布シート1の強粘着層2に、硬質の裏面を有す
るカーペットCの裏面が強固に粘着固定され、ほとんど
該粘着剤塗布シート1が剥離することがなく、更に前記
粘着剤塗布シート1は弱粘着層3によってではあるが床
面Fに粘着固定されているため、該カーペットCの移動
およびめくれが防止される。
【0011】前記ウレタン樹脂系粘着剤を塗布した25
mm巾の弱粘着層3の180度剥離による対SUS板接
着力、粘着性および保持力をエージング温度と日数を異
にしてテストした結果を表1〜表3に示す。表1は23
℃エージング、表2は40℃エージング、表3は70℃
エージングにおけるテスト結果である。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】前記表1〜表3の結果より、前記ウレタン
樹脂系粘着剤を塗布した弱粘着層3は、25mm巾、1
80度剥離で400〜600g程度の接着力を有するよ
う形成されていて、接着力は余り強くはないが、粘着性
および保持力が比較的大きいため、セン断力強度および
引張り強度が強く、横のずれに強いという効果がある。
【0016】而して、前記一旦床面Fに本発明固定シー
トAを介して貼着固定されたカーペットCを剥離する場
合、カーペットCは強粘着層2により固定シートAをカ
ーペットCに粘着固定したまま弱粘着層3部分から床面
Fより剥離される。その際、固定シートAの弱粘着層3
は、接着力が弱いので簡単に剥離され、床面Fに粘着剤
が付着したまま残ることはなく、床面Fを汚したり傷付
けたりする虞れは全くない。
【0017】従って、カーペットの不要な夏季において
はカーペットを固定シートAを粘着固定したまま、床面
Fから簡単に、然も粘着剤を床面Fに残すことなくきれ
いに剥離することができると共に、弱粘着層3に再び離
型紙5を貼着して押入れ等に保管する。そして、冬季に
再び離型紙5を剥離して使用する。
【0018】なお、前記カーペット以外のマットやその
他の硬質の裏面を有する繊維状シートの場合も、固定マ
ットへの掛止固定、剥離取外しおよび取替えも、前記カ
ーペットの場合と同様の作用および効果を奏するのでそ
の説明を省略する。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のようであるから、カーペ
ット、マットまたはその他の硬質の裏面を有する繊維状
シートの裏面に、本発明固定シートの強粘着層側の離型
紙を剥離して該強粘着層部を貼着固定し、然る後弱粘着
層側の離型紙を剥離して該弱粘着層部を床面あるいは載
置面に粘着固定することにより、前記繊維状シートが移
動したり、あるいはめくれたりすることがない。一旦、
床面あるいは載置面に粘着固定した前記繊維状シートを
剥離する場合、該繊維状シートは固定シートを前記裏面
に粘着固定したまま簡単に剥離され、更に固定シートの
弱粘着層の接着力が弱いため、弱粘着層の粘着剤を前記
床面あるいは載置面に残さずきれいに剥離することがで
きる。そして、一旦剥離された前記繊維状シートは、そ
の裏面に粘着されたままになっている固定シートの弱粘
着層に再び離型紙を貼着して保管し、その後再び前記離
型紙を剥離して床面あるいは載置面に再び粘着固定する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明硬質の裏面を有する繊維状シート材の固
定シートの縦断面図である。
【図2】本発明硬質の裏面を有する繊維状シート材の固
定シートの使用状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 粘着剤塗布シート、 2 強粘着層、 3 ウレタ
ン樹脂系粘着剤を塗布した弱粘着層、 4 離型紙、
5 離型紙、 A 固定シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着剤塗布シートの表面にアクリル樹脂系
    粘着剤を塗布した強粘着層、および裏面に25mm巾、1
    80度剥離で400〜600g程度の接着力を有するウ
    レタン樹脂系粘着剤を塗布した弱粘着層を形成する一
    方、前記粘着剤塗布シートの強粘着層および弱粘着層に
    夫々離型紙を剥離可能に貼着固定したことを特徴とする
    硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート。
JP18276196A 1996-06-24 1996-06-24 硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート Pending JPH108002A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18276196A JPH108002A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート

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JP18276196A JPH108002A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH108002A true JPH108002A (ja) 1998-01-13

Family

ID=16123973

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18276196A Pending JPH108002A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 硬質の裏面を有する繊維状シート材の固定シート

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Country Link
JP (1) JPH108002A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070629A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Shozaburo Sumi 建築床面用シート敷設装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006070629A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Shozaburo Sumi 建築床面用シート敷設装置

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