JPH1079844A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1079844A
JPH1079844A JP8233423A JP23342396A JPH1079844A JP H1079844 A JPH1079844 A JP H1079844A JP 8233423 A JP8233423 A JP 8233423A JP 23342396 A JP23342396 A JP 23342396A JP H1079844 A JPH1079844 A JP H1079844A
Authority
JP
Japan
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procedure signal
modem
signal
cpu
flag
Prior art date
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Pending
Application number
JP8233423A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hatashita
真広 畑下
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手順信号を受信した後、キャリアがなくなっ
た後応答の手順信号をだすと、回線上のノイズをキャリ
アと誤った場合に手順信号を送るタイミングが遅れる。
また、手順信号受信後キャリアが無くなったことが検出
できても、すぐに手順信号を送ると、相手側の通信端末
装置で手順信号の受信の準備が整わず、手順信号の受信
を正しくできない場合がある。 【解決手段】 手順信号を受信し、終結フラグ(ST
4)が検出されると、タイマTを起動し(ST6)、こ
のタイマがタイムアップすると(ST7)、次の手順信
号を送出する(ST8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数シフトキ
ーイング(以下FSKという)により手順信号を送受信
するファクシミリ装置等の通信端末装置に関し、手順信
号の受信の終了を検出し、次の手順信号を的確なタイミ
ングで送信できるようにした通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】国際電気通信連合(以下ITUという)
グループ3のファクシミリ装置では、一部のトーン信号
を除いて、ハイレベルデータコントロール手順(以下H
DLCという)を用いて手順信号を送受信するよう決め
られている(ITU−T勧告T.30)。手順信号の変
調には、公称中心周波数1,750HzのFSK信号が
用いられる(ITU−T勧告V.21)。
【0003】図4は、手順信号の構成の一例を示してい
る。プリアンブルは1秒±15%のフラグシーケンス
(フォーマット:0111 1110)の連続である。
非標準機能(NSF)、被呼端末識別(CSI)、ディ
ジタル識別信号(DIS)は、画像の受信側のファクシ
ミリ装置から、画像の送信側のファクシミリ装置へ送ら
れる手順信号である。これら手順信号はそれぞれHDL
Cのフレーム構造を有している。
【0004】図4では、DISのフレーム内を詳細に示
している。このフレーム内には、フラグ、アドレス、制
御、HDLC情報フィールド、フレームチェッキングシ
ーケンス、フラグが含まれている。フラグは、フレーム
の始めと終わりを示すために使われ、ファクシミリの場
合にはビットとフレームの同期を確立するために用いら
れる。
【0005】アドレスフィールドは、多局構成における
特定局を識別することを意図したものであるが、ファク
シミリでは1つのフォーマット(1111 1111)
に限定されている。制御フィールドは、ファクシミリ制
御手順に固有な命令と応答を符号化するもので、手順内
の非最終フレーム(図4の場合、NSF,CSI)には
フォーマット(1100 0000)となり、最終フレ
ーム(図4の場合DISフレーム)にはフォーマット
(1100 1000)となる。HDLC情報フィール
ドには、通信速度、変調方式、画像圧縮方式、記録紙幅
等のデータが含まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】送信側のファクシミリ
装置は、上記NSF、CSI、DISを受信すると、そ
れに応答して、非標準機能設定(NSS)、送信端末識
別(TSI)、ディジタル命令信号(DCS)を送信す
ることとなる。従来、手順信号の受信の終了は、キャリ
ア(搬送波)が無くなったことで判断している。しか
し、回線上の雑音のため、実際にはキャリアが無くなっ
たのに、キャリアがあるように誤って検出してしまうこ
とがある。そして、次の手順信号を送信するまでに時間
がかかり、全体として通信時間が長くなってしまう問題
点があった。
【0007】上記遅れが大きくなると、相手側ファクシ
ミリ装置が、応答信号が来ないために、再度同じ手順信
号を送ってきて、それと応答信号が衝突し、手順信号を
正しく交信できない場合も生じる。例えば、送信側のフ
ァクシミリ装置からNSS、TSI、DCSが来ない
と、受信側ファクシミリ装置は再度NSF、CSI、D
ISを送信する。この2回目のNSF、CSI、DIS
と、遅れて出たNSS、TSI、DCSが回線上で衝突
することがある。
【0008】また、手順信号の受信が終わってただちに
キャリアが無くなったことを検出したとしても、すぐに
手順信号を返すと、相手のファクシミリ装置で手順信号
の準備ができていないことがあり、その場合には相手の
ファクシミリ装置は手順信号を正しく受信できないこと
がある。国によっては、手順信号受信から次の手順信号
送信までの時間を規定している場合がある。例えば、ド
イツ連邦共和国の場合には、FSKの手順信号間は、少
なくとも75ms待たなければならい(FTZ−18T
R53 15.2.4)。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、周波数シフトキーイングによる手順信
号を送受信する送受信手段を備えた通信端末装置であっ
て、受信した手順信号よりフラグの有無を検出するフラ
グ検出手段と、このフラグ検出手段でフラグがなくなっ
たことが検出されると起動するタイマ手段と、このタイ
マがタイムアップしたとき上記送受信手段が手順信号を
送信することを特徴としている。
【0010】この発明では、手順信号の最後のフレーム
のフラグの終了をフラグ検出手段が検出したら、上記タ
イマ手段を作動させて所定の時間待った後、送受信手段
が手順信号を送出するので、ノイズによりキャリア断が
検出できない場合でも、必要以上に遅延することなく手
順信号を送出することができる。また、手順信号を受信
し終わって、かならず所定時間の経過後手順信号を送信
するので、相手側ファクシミリ装置の手順信号の受信の
準備を保証でき、確実に手順信号を交信することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明をファクシミリ装置に適
用した場合を図1〜3に基づいて、以下に説明する。図
1は、この実施の形態に係るファクシミリ装置の回路構
成を説明するブロック図である。1は、網制御回路(以
下NCUという)。NCU1は、呼出信号を検出した
り、後述のCPU11の指令に基づき、電話回線Lを接
続・開放する。
【0012】アナログフロントエンド2は、NCU1に
接続されている。アナログフロントエンド2は、アナロ
グ/デジタル変換器、デジタル/アナログ変換器、フィ
ルタ等を含む。アナログフロントエンド2は、電話回線
Lから受信したアナログ信号をデジタル化して、モデム
3に出力すると共に、モデム3からのデジタル信号をア
ナログ信号に変換して、NCU1を通して、電話回線L
に送出する。
【0013】モデム3は、手順信号のHDLCフレーム
を構築・解体する機能、手順信号を変調・復調する機能
(ITU−T勧告V.21)、ファクシミリメッセージ
を変調・復調する機能(ITU−T勧告V.17、V.
27ter、V.29、V34等)、各種トーン信号
(DTMF(Dial Tone Multi-Frequency)等)を発生・
検出する機能等を含んでいる。
【0014】CCD4は、原稿上の画像を読み取り、電
気信号に変換する。読取回路5は、CCD4のアナログ
信号をシェーディング補正、ガンマ補正して2値化す
る。CCDに代えて、密着型イメージセンサ(CIS)
を使用することもできる。さらに、読取回路5は、2値
化された画像信号をランレングスコードに変換してバス
Bに出力する。記録回路7は、バスB上のイメージデー
タを取り込み、サーマルヘッド6を発熱駆動して、図示
しない感熱記録紙上に画像を可視化する。サーマルヘッ
ドに代えて、電子写真方式、熱転写方式のプリンタを採
用してもよい。
【0015】リードオンリメモリ(以下ROMという)
8には、後述のCPU11のプログラムや、フォント等
の固定的なデータが格納されている。ランダムアクセス
メモリ(以下RAMという)9は、CPU11の作業領
域となると共に、短縮ダイヤルのデータ等変動的なデー
タが格納される。
【0016】操作パネル10は、図示しない表示器と各
種キーを備えており、表示器に装置の状態を表示すると
共に、ユーザーの指令を各種キーから入力可能としてい
る。
【0017】CPU11は、バスBを介して、モデム
3、読取回路5、記録回路7、ROM8、RAM9、操
作パネル10に接続されている。CPU11は、装置全
体を制御し、特に次のような機能を実現する。 (1)NCU1、モデム3を制御し、通信手順を実行す
る。 (2)送信するイメージデータの圧縮し、及び受信した
イメージデータの伸張する。なお、イメージデータの圧
縮・伸張には専用のハードウェアを採用してもよい。 (3)CCD4及び読取回路5による、原稿の読取を制
御する。 (4)サーマルヘッド6及び記録回路7による、画像の
記録を制御する。
【0018】次に、ファクシミリの手順信号、ファクス
メッセージのやり取りを1頁の原稿を送信する場合を例
にとり、図2を参照しながら説明する。まず、回線が接
続されると、発呼側のファクシミリ装置TXは、呼出音
(CNG)を送信する。被呼側のファクシミリ装置RX
は、被呼局識別(CED)信号を送出し、さらにNS
F、CSI、DISを送信する。
【0019】送信側のファクシミリ装置TXは、これら
信号を受信して含まれるデータの解析をし、非標準機能
設定(NSS)、発呼端末識別(TSI)、ディジタル
命令信号(DCS)を送信する。その後、送信側ファク
シミリ装置TXは、トレーニングTCF信号を送り、受
信側ファクシミリ装置RXは、この信号を受けてモデム
3のトレーニングをする。
【0020】受信側ファクシミリ装置RXは、トレーニ
ングが正常に行われた場合には、受信準備確認(CF
R)を送信する。送信側ファクシミリ装置TXはCFR
を受信すると、トレーニング及びファクスメッセージを
送信する。ファクスメッセージが終了したあと、手順終
了(EOP)を送信する。受信側のファクシミリ装置R
Xはこれに応答して、メッセージ確認(MCF)を送信
する。
【0021】送信側ファクシミリ装置TXはMCFを受
信すると、回線切断命令(DCN)を送信して、回線を
切断する。また、受信側ファクシミリ装置RXも、DC
Nを受信すると回線を切断する。
【0022】図2中の信号で、HDLCフレームの形式
でFSKで送信される信号は、NSF、CSI、DI
S、NSS、TSI、DCS、CFR、EOP、MC
F、DCNである。
【0023】次に、この実施の形態のファクシミリ装置
の手順信号の送信動作について、図3を参照しながら説
明する。まず、CPU11はモデム3のステータス信号
に基づき、モデム3がFSKの手順信号を受信したかど
うか判定する(ステップ(以下STという)1)。モデ
ム3がキャリアを検出し、この判定がYESになると、
CPU11はST2に分岐する。ST2では、モデム3
がプリアンブルを受信したかどうかCPU11は判断す
る。この判断がNOの場合には、モデム3でプリアンブ
ルの受信が開始されるまで待機し、YESの場合にはC
PU11はST3に分岐する。
【0024】ST3ではモデム3はバイナリーコード情
報を受信し、バスBにデータを出力する。CPU11は
バスB上のデータを取り込み、データの内容を解析す
る。ST4では、モデム3が終結フラグを受信したかど
うかCPU11は判定する。この判定がNOの場合に
は、CPU11及びモデム3はST3の処理を繰り返
し、YESの場合にはST5に分岐する。ST5では、
モデム3でフラグの連送が検出されているかどうかCP
U11は判断する。なお、終結のフラグは1個でよいの
であるが、実際には1.5個や2個フラグを送る装置が
存在しているので、本実施の形態ではフラグの連送をみ
るようにしている。
【0025】ST5の判定がYESの場合には、CPU
11及びモデム3はST5の処理を繰り返す。ST5の
判断がNOならば、CPU11はST6に分岐する。次
に、CPU11はタイマTをスタートさせる(ST
6)。CPU11は、タイマTがタイムアップしたかど
うかを判定し(ST7)、NOの場合にはST7で待機
する。ST7の判定がYESとなるとCPU11はST
8に分岐し、モデム3に手順信号の送信を指令し、モデ
ム3は次の手順信号をFSK変調して送信する。
【0026】例えば、NSF、CSI、DISを受信し
てNSS、TSI、DCSを送信する場合には、DIS
フレームの終結フラグが検出された後、所定の時間が経
過するとNSS、TSI、DCSの送信を始めることに
なる。この関係は、EOP受信してMCFを送信する場
合、MCFを受信してDCNを送信する場合にも同様に
適用される。
【0027】なお、この実施の形態で示した以外の、H
DLCフレーム形式のFSK手順信号、例えば非標準機
能命令(NSC)、デジタル送信命令(DCS)、マル
チページ信号(MPS)、メッセージ終了(EOM)、
トレーニング失敗(FTT)等にも本発明は同様に適用
されるものである。
【0028】また、この実施の形態ではファクシミリ装
置について説明したが、FSKで手順信号を送受信する
通信端末装置に、この発明は広く適用可能なものであ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、周波数
シフトキーイングによる手順信号を送受信する送受信手
段を備えた通信端末装置であって、受信した手順信号よ
りフラグの有無を検出するフラグ検出手段と、このフラ
グ検出手段でフラグがなくなったことが検出されると起
動するタイマ手段と、このタイマがタイムアップしたと
き上記送受信手段が手順信号を送信することを特徴とす
るものであるから、的確なタイミングで手順信号が送信
でき、手順信号の交信が確実に行える利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るファクシミリ装
置の回路構成の概略を説明するブロック図である。
【図2】同ファクシミリ装置で1頁のイメージを送信す
る場合の手順信号のやり取りを説明する図である。
【図3】同ファクシミリ装置の手順信号の送受信動作を
説明する図である。
【図4】FSK手順信号の構成を説明する図である。
【符号の説明】
2 : アナログフロントエンド 3 : モデム 11 : CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数シフトキーイングによる手順信号を
    送受信する送受信手段を備えた通信端末装置であって、
    受信した手順信号よりフラグの有無を検出するフラグ検
    出手段と、このフラグ検出手段でフラグがなくなったこ
    とが検出されると起動するタイマ手段と、このタイマが
    タイムアップしたとき上記送受信手段が手順信号を送信
    することを特徴とする通信端末装置。
JP8233423A 1996-09-03 1996-09-03 通信端末装置 Pending JPH1079844A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8233423A JPH1079844A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 通信端末装置

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JPH1079844A true JPH1079844A (ja) 1998-03-24

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ID=16954831

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JP8233423A Pending JPH1079844A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 通信端末装置

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