JPH1079716A - 中継器 - Google Patents
中継器Info
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- JPH1079716A JPH1079716A JP23314296A JP23314296A JPH1079716A JP H1079716 A JPH1079716 A JP H1079716A JP 23314296 A JP23314296 A JP 23314296A JP 23314296 A JP23314296 A JP 23314296A JP H1079716 A JPH1079716 A JP H1079716A
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- conversion circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】STMフレームの主信号を並列展開してセクシ
ョン・オーバーヘッド・データをドロップ・インサート
し、再び主信号を直列データに変換して出力する中継器
に関し、主信号の通過時間を短縮する。 【解決手段】行列変換回路4a,4bを主信号の流れる
回路に設けず、ドロップ・インサート回路2からドロッ
プされるSOHデータ又はドロップ・インサート回路2
にインサートされるSOHデータのみに対して入出力す
るように接続する。
ョン・オーバーヘッド・データをドロップ・インサート
し、再び主信号を直列データに変換して出力する中継器
に関し、主信号の通過時間を短縮する。 【解決手段】行列変換回路4a,4bを主信号の流れる
回路に設けず、ドロップ・インサート回路2からドロッ
プされるSOHデータ又はドロップ・インサート回路2
にインサートされるSOHデータのみに対して入出力す
るように接続する。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は中継器に関し、特に
STMフレームの主信号を並列展開してセクション・オ
ーバーヘッド・データをドロップ・インサートし、再び
主信号を直列データに変換して出力する中継器に関する
ものである。
STMフレームの主信号を並列展開してセクション・オ
ーバーヘッド・データをドロップ・インサートし、再び
主信号を直列データに変換して出力する中継器に関する
ものである。
【0001】STMフレーム構成におけるセクション・
オーバーヘッド・データ(以下、主としてSOHと略称
する)は中継/端局セクションの伝送路管理情報を格納
する領域であるが、このようなSOHを中継器において
ドロップ(抽出)・インサート(挿入)する場合、ラン
ダムに展開された主信号のMSB(最上位ビット)を合
わせ込むための行列変換回路を設ける必要がある。
オーバーヘッド・データ(以下、主としてSOHと略称
する)は中継/端局セクションの伝送路管理情報を格納
する領域であるが、このようなSOHを中継器において
ドロップ(抽出)・インサート(挿入)する場合、ラン
ダムに展開された主信号のMSB(最上位ビット)を合
わせ込むための行列変換回路を設ける必要がある。
【0002】
【従来の技術】図12は従来から知られている中継器の
回路構成を示したもので、図中、1は直/並列(S/
P)変換回路を示し、クロックCLKに基づきSTMフ
レームの直列主信号(データ)を並列主信号に変換す
る。このときの直/並列変換はランダムに行われる。
回路構成を示したもので、図中、1は直/並列(S/
P)変換回路を示し、クロックCLKに基づきSTMフ
レームの直列主信号(データ)を並列主信号に変換す
る。このときの直/並列変換はランダムに行われる。
【0003】この並列主信号はドロップ・インサート回
路2に送られるが、その前にフレーム同期回路3によっ
てフレーム同期が取られ、このフレーム同期回路3から
さらに行列変換のための位相制御信号が行列変換回路4
に与えられる。この行列変換回路4は直/並列変換回路
1からの並列主信号のMSB(最上位ビット)に先頭ビ
ットが位置するように行列変換を行ってからドロップ・
インサート回路2に送る。
路2に送られるが、その前にフレーム同期回路3によっ
てフレーム同期が取られ、このフレーム同期回路3から
さらに行列変換のための位相制御信号が行列変換回路4
に与えられる。この行列変換回路4は直/並列変換回路
1からの並列主信号のMSB(最上位ビット)に先頭ビ
ットが位置するように行列変換を行ってからドロップ・
インサート回路2に送る。
【0004】ドロップ・インサート回路2ではフレーム
同期回路3からのタイミング信号に基づいて並列主信号
中のSOHデータのみを抽出してドロップ用SOHデー
タとして出力する。
同期回路3からのタイミング信号に基づいて並列主信号
中のSOHデータのみを抽出してドロップ用SOHデー
タとして出力する。
【0005】またこのドロップ・インサート回路2はイ
ンサート用SOHデータを並列主信号に挿入した後、並
/直列(P/S)変換回路5に送り、この並/直列変換
回路5においてクロックCLKに基づき該並列主信号を
直列主信号に変換して出力するようにしている。なお、
インサート時においては、主信号が既に並べ換えされて
いるのでドロップ・インサート回路2の出力側に行列変
換回路を設ける必要は無い。
ンサート用SOHデータを並列主信号に挿入した後、並
/直列(P/S)変換回路5に送り、この並/直列変換
回路5においてクロックCLKに基づき該並列主信号を
直列主信号に変換して出力するようにしている。なお、
インサート時においては、主信号が既に並べ換えされて
いるのでドロップ・インサート回路2の出力側に行列変
換回路を設ける必要は無い。
【0006】また、上記の説明ではSTMフレームの主
信号にスクランブルを掛けてない場合について述べた
が、主信号にスクランブルを掛けている場合には、行列
変換回路4とドロップ・インサート回路2との間に点線
で示すデスクランブラー6を設けると共にドロップ・イ
ンサート回路2と並/直列変換回路5との間にスクラン
ブラー7を設ける。
信号にスクランブルを掛けてない場合について述べた
が、主信号にスクランブルを掛けている場合には、行列
変換回路4とドロップ・インサート回路2との間に点線
で示すデスクランブラー6を設けると共にドロップ・イ
ンサート回路2と並/直列変換回路5との間にスクラン
ブラー7を設ける。
【0007】そして、デスクランブラー6においては行
列変換回路4で並べ換えられた並列主信号におけるスク
ランブルを解いた上でドロップ・インサート回路2に送
り、ドロップ・インサート回路2から出力されるドロッ
プ用SOHデータ中にスクランブルが掛かっていないよ
うにしている。
列変換回路4で並べ換えられた並列主信号におけるスク
ランブルを解いた上でドロップ・インサート回路2に送
り、ドロップ・インサート回路2から出力されるドロッ
プ用SOHデータ中にスクランブルが掛かっていないよ
うにしている。
【0008】また、スクランブラー7はインサート用S
OHデータを送出する際、スクランブルを掛けるために
ドロップ・インサート回路2で並列主信号に挿入された
SOHデータに対してスクランブルを掛けて並/直列変
換回路5に送り、スクランブルの掛かったSTMフレー
ムを中継することができる。
OHデータを送出する際、スクランブルを掛けるために
ドロップ・インサート回路2で並列主信号に挿入された
SOHデータに対してスクランブルを掛けて並/直列変
換回路5に送り、スクランブルの掛かったSTMフレー
ムを中継することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の中継
器においては、主信号が行列変換回路4を通過する構成
になっているため、この主信号が入力されてから出力さ
れるまでの遅延時間が大きくなってしまうという問題が
あった。
器においては、主信号が行列変換回路4を通過する構成
になっているため、この主信号が入力されてから出力さ
れるまでの遅延時間が大きくなってしまうという問題が
あった。
【0010】したがって本発明は、STMフレームの主
信号を並列展開してSOHデータをドロップ・インサー
トし、再び主信号を直列データに変換して出力する中継
器において、主信号の通過時間を短縮することを目的と
する。
信号を並列展開してSOHデータをドロップ・インサー
トし、再び主信号を直列データに変換して出力する中継
器において、主信号の通過時間を短縮することを目的と
する。
【0011】
〔1〕上記の目的を達成するため、本発明に係る中継器
は、直列主信号を並列主信号に変換する直/並列変換回
路と、該並列主信号に対してフレーム同期を取るフレー
ム同期回路と、該並列主信号に対してセクション・オー
バーヘッド・データのドロップ・インサートを行うドロ
ップ・インサート回路と、該ドロップ・インサート回路
で抽出されたセクション・オーバーヘッド・データの並
べ換えを該フレーム同期回路からの位相制御信号に従っ
て行ってドロップ用のセクション・オーバーヘッド・デ
ータを出力する第1の行列変換回路と、インサート用の
セクション・オーバーヘッド・データに対して該位相制
御信号に従って該主信号に合わせ込むための並べ換えを
行い該ドロップ・インサート回路に送る第2の行列変換
回路と、該ドロップ・インサート回路で該セクション・
オーバーヘッド・データがインサートされた並列主信号
を直列主信号に変換して送出する並/直列変換回路と、
を備えている。
は、直列主信号を並列主信号に変換する直/並列変換回
路と、該並列主信号に対してフレーム同期を取るフレー
ム同期回路と、該並列主信号に対してセクション・オー
バーヘッド・データのドロップ・インサートを行うドロ
ップ・インサート回路と、該ドロップ・インサート回路
で抽出されたセクション・オーバーヘッド・データの並
べ換えを該フレーム同期回路からの位相制御信号に従っ
て行ってドロップ用のセクション・オーバーヘッド・デ
ータを出力する第1の行列変換回路と、インサート用の
セクション・オーバーヘッド・データに対して該位相制
御信号に従って該主信号に合わせ込むための並べ換えを
行い該ドロップ・インサート回路に送る第2の行列変換
回路と、該ドロップ・インサート回路で該セクション・
オーバーヘッド・データがインサートされた並列主信号
を直列主信号に変換して送出する並/直列変換回路と、
を備えている。
【0012】すなわち本発明においては、直列主信号が
直/並列変換回路で並列主信号に変換され、この並列主
信号に対してフレーム同期回路がフレーム同期を取る。
直/並列変換回路で並列主信号に変換され、この並列主
信号に対してフレーム同期回路がフレーム同期を取る。
【0013】また、ドロップ・インサート回路は並列主
信号を直/並列変換回路から受けてSOHデータをドロ
ップし、これを第1の行列変換回路に送る。
信号を直/並列変換回路から受けてSOHデータをドロ
ップし、これを第1の行列変換回路に送る。
【0014】第1の行列変換回路ではドロップ・インサ
ート回路で抽出されたSOHデータの並べ換えをフレー
ム同期回路からの位相制御信号に従って行い、上述の如
く、MSBに先頭ビットが位置したドロップ用のSOH
データを出力する。
ート回路で抽出されたSOHデータの並べ換えをフレー
ム同期回路からの位相制御信号に従って行い、上述の如
く、MSBに先頭ビットが位置したドロップ用のSOH
データを出力する。
【0015】また、インサート用のSOHデータに対し
て上記の位相制御信号により第2の行列変換回路で並べ
換えを行ってドロップ・インサート回路に送る。
て上記の位相制御信号により第2の行列変換回路で並べ
換えを行ってドロップ・インサート回路に送る。
【0016】ドロップ・インサート回路では第2の行列
変換回路からの並び換えられたSOHデータが並列主信
号にインサートされ、この並列主信号が並/直列変換回
路で直列主信号に変換されて送出される。
変換回路からの並び換えられたSOHデータが並列主信
号にインサートされ、この並列主信号が並/直列変換回
路で直列主信号に変換されて送出される。
【0017】このようにして、主信号に対しては行列変
換回路を通さず、中継器がアクセスすべきSOHデータ
に対して行列変換を行っているので、主信号の遅延時間
を大きく減少させることができる。
換回路を通さず、中継器がアクセスすべきSOHデータ
に対して行列変換を行っているので、主信号の遅延時間
を大きく減少させることができる。
【0018】なお、SOHデータに対して行列変換回路
を通すことに関しては、SOHデータが主信号に対して
低速データであるため遅延の増大は殆ど問題にならな
い。
を通すことに関しては、SOHデータが主信号に対して
低速データであるため遅延の増大は殆ど問題にならな
い。
【0019】〔2〕上記の本発明〔1〕において主信号
にスクランブルが掛かっている場合は、さらに、直/並
列変換回路とドロップ・インサート回路との間にデスク
ランブラーを設けると共に、ドロップ・インサート回路
と並/直列変換回路との間にスクランブラーを設ければ
よい。
にスクランブルが掛かっている場合は、さらに、直/並
列変換回路とドロップ・インサート回路との間にデスク
ランブラーを設けると共に、ドロップ・インサート回路
と並/直列変換回路との間にスクランブラーを設ければ
よい。
【0020】これにより、デスクランブラーでは直/並
列変換回路から出力された並列主信号をデスクランブル
(スクランブル解除)してドロップ・インサート回路に
与え、スクランブラーはドロップ・インサート回路から
出力された並列信号に対してスクランブルを掛けて並/
直列変換回路へ与えることにより、スクランブル処理を
行うことができる。
列変換回路から出力された並列主信号をデスクランブル
(スクランブル解除)してドロップ・インサート回路に
与え、スクランブラーはドロップ・インサート回路から
出力された並列信号に対してスクランブルを掛けて並/
直列変換回路へ与えることにより、スクランブル処理を
行うことができる。
【0021】〔3〕上記の本発明〔1〕において、上記
の本発明〔2〕と同様に主信号にスクランブラーが掛か
っている場合、第1の行列変換回路の出力側にデスクラ
ンブラーを設け、第2の行列変換回路の入力側にスクラ
ンブラーを設けてもよい。
の本発明〔2〕と同様に主信号にスクランブラーが掛か
っている場合、第1の行列変換回路の出力側にデスクラ
ンブラーを設け、第2の行列変換回路の入力側にスクラ
ンブラーを設けてもよい。
【0022】こうすることにより、第1の行列変換回路
から出力されたSOHデータをデスクランブルしてスク
ランブルの掛かっていないドロップ用SOHデータとす
ることができ、インサート用のSOHデータに対しては
スクランブラーでスクランブルを掛けて第2の行列変換
回路へ送れば、スクランブルの掛かった主信号を送出す
ることが可能となる。
から出力されたSOHデータをデスクランブルしてスク
ランブルの掛かっていないドロップ用SOHデータとす
ることができ、インサート用のSOHデータに対しては
スクランブラーでスクランブルを掛けて第2の行列変換
回路へ送れば、スクランブルの掛かった主信号を送出す
ることが可能となる。
【0023】〔4〕上記の本発明〔2〕において、デス
クランブラーは、特定スクランブルパターンを発生する
PN発生回路と、この特定スクランブルパターンを第1
の行列変換回路と同じに並べ換えを行う第3の行列変換
回路と、該第3の行列変換回路からの特定スクランブル
パターンと該並列主信号とを入力して排他的論理和を取
るEOR回路と、で構成することができる。
クランブラーは、特定スクランブルパターンを発生する
PN発生回路と、この特定スクランブルパターンを第1
の行列変換回路と同じに並べ換えを行う第3の行列変換
回路と、該第3の行列変換回路からの特定スクランブル
パターンと該並列主信号とを入力して排他的論理和を取
るEOR回路と、で構成することができる。
【0024】すなわち、PN発生回路で特定スクランブ
ルパターンを発生させ、第3の行列変換回路を通して主
信号と同様の並びにすることでこれをドロップ・インサ
ート回路の入力側に設けたEOR回路に与えることによ
り、ドロップ・インサート回路においてはスクランブル
の掛かっていない信号となるようにすることができる。
ルパターンを発生させ、第3の行列変換回路を通して主
信号と同様の並びにすることでこれをドロップ・インサ
ート回路の入力側に設けたEOR回路に与えることによ
り、ドロップ・インサート回路においてはスクランブル
の掛かっていない信号となるようにすることができる。
【0025】〔5〕上記の本発明〔2〕において、スク
ランブラーは、特定スクランブルパターンを発生するP
N発生回路と、該特定スクランブルパターンを該第2の
行列変換回路と同じに並べ換えを行う第3の行列変換回
路と、該第3の行列変換回路からの特定スクランブルパ
ターンとドロップ・インサート回路から出力される並列
主信号とを入力して排他的論理和を取るEOR回路と、
で構成することができる。
ランブラーは、特定スクランブルパターンを発生するP
N発生回路と、該特定スクランブルパターンを該第2の
行列変換回路と同じに並べ換えを行う第3の行列変換回
路と、該第3の行列変換回路からの特定スクランブルパ
ターンとドロップ・インサート回路から出力される並列
主信号とを入力して排他的論理和を取るEOR回路と、
で構成することができる。
【0026】この場合においては、特定スクランブルパ
ターンを行列変換回路により主信号と同様の並びに変換
してドロップ・インサート回路の出力側に設けたEOR
回路に与えているので、スクランブルの掛かった主信号
とすることができる。
ターンを行列変換回路により主信号と同様の並びに変換
してドロップ・インサート回路の出力側に設けたEOR
回路に与えているので、スクランブルの掛かった主信号
とすることができる。
【0027】〔6〕上記の本発明〔1〕〜〔5〕のいず
れかにおいて、各行列変換回路は、n本のうちのn−1
本の入力を有するフリップフロップと、該フリップフロ
ップのn−1本の出力とn本の入力とを有しn本の入力
の先頭ビットが必ずn本の出力のMSBになるように並
べ換える2n−1:nのバレルシフタと、で構成するこ
とができる。
れかにおいて、各行列変換回路は、n本のうちのn−1
本の入力を有するフリップフロップと、該フリップフロ
ップのn−1本の出力とn本の入力とを有しn本の入力
の先頭ビットが必ずn本の出力のMSBになるように並
べ換える2n−1:nのバレルシフタと、で構成するこ
とができる。
【0028】〔7〕上記の本発明〔2〕〜〔4〕のいず
れかにおいて、デスクランブラーは、特定スクランブル
パターンにしたがって反転しているビットのみ反転させ
るためのインバータを含むことができる。
れかにおいて、デスクランブラーは、特定スクランブル
パターンにしたがって反転しているビットのみ反転させ
るためのインバータを含むことができる。
【0029】〔8〕上記の本発明〔2〕、〔3〕、また
は〔5〕において、スクランブラーは特定スクランブル
パターンにしたがって反転すべきビットのみ反転させる
ためのインバータを含むことができる。
は〔5〕において、スクランブラーは特定スクランブル
パターンにしたがって反転すべきビットのみ反転させる
ためのインバータを含むことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る中継器の実施
例(1)を示したもので、図12に示した従来例と比較
すると、主信号が通過する箇所には行列変換回路を設け
ず、ドロップ・インサート回路2でドロップされたSO
Hデータに対して行列変換を行う行列変換回路(第2の
行列変換回路)4aと、インサート用SOHデータに対
して行列変換を行ってからドロップ・インサート回路2
へ与えるための行列変換回路(第2の行列変換回路)4
bを設けている点が異なっている。なお、これらの行列
変換回路4a,4bはフレーム同期回路3からの位相制
御信号を受けている。
例(1)を示したもので、図12に示した従来例と比較
すると、主信号が通過する箇所には行列変換回路を設け
ず、ドロップ・インサート回路2でドロップされたSO
Hデータに対して行列変換を行う行列変換回路(第2の
行列変換回路)4aと、インサート用SOHデータに対
して行列変換を行ってからドロップ・インサート回路2
へ与えるための行列変換回路(第2の行列変換回路)4
bを設けている点が異なっている。なお、これらの行列
変換回路4a,4bはフレーム同期回路3からの位相制
御信号を受けている。
【0031】また、この実施例(1)では主信号に対し
てスクランブルが掛かっていないことを前提としている
ため、図12のようにデスクランブラー及びスクランブ
ラーは設けられていない。
てスクランブルが掛かっていないことを前提としている
ため、図12のようにデスクランブラー及びスクランブ
ラーは設けられていない。
【0032】この実施例(1)の動作においては、直/
並列変換回路1において主信号データは直列信号から並
列信号に変換(ランダムに展開)された後、ドロップ・
インサート回路2でSOHデータのみが取り出されて行
列変換回路4aに送られる。
並列変換回路1において主信号データは直列信号から並
列信号に変換(ランダムに展開)された後、ドロップ・
インサート回路2でSOHデータのみが取り出されて行
列変換回路4aに送られる。
【0033】この場合のSOHデータは先頭ビットがど
の位置にあるか判らないので、行列変換回路4aでは後
述するように並列信号のMSBに先頭ビットが存在する
ように並べ換えることによりドロップ用SOHデータを
出力する。
の位置にあるか判らないので、行列変換回路4aでは後
述するように並列信号のMSBに先頭ビットが存在する
ように並べ換えることによりドロップ用SOHデータを
出力する。
【0034】インサート時にはこれと逆の処理を行うこ
とにより、行列変換回路4bで主信号に合わせ込むため
の並べ換えを行って出力されたSOHデータをドロップ
・インサート回路2で主信号に挿入することによりラン
ダムに展開された並列主信号を並/直列変換回路5から
直列信号として出力することができる。
とにより、行列変換回路4bで主信号に合わせ込むため
の並べ換えを行って出力されたSOHデータをドロップ
・インサート回路2で主信号に挿入することによりラン
ダムに展開された並列主信号を並/直列変換回路5から
直列信号として出力することができる。
【0035】このようにして、出力される主信号は行列
変換回路を通す必要がなくなるため出力遅延を低く抑え
ることが可能となる。
変換回路を通す必要がなくなるため出力遅延を低く抑え
ることが可能となる。
【0036】図2は本発明に係る中継器の実施例(2)
を示したもので、この実施例(2)と図1に示した実施
例(1)との相違点は、主信号にスクンブルが掛かって
いることを前提として、ドロップ・インサート回路2の
入力側及び出力側にそれぞれデスクランブラー6及びス
クランブラー7を設けたことである。
を示したもので、この実施例(2)と図1に示した実施
例(1)との相違点は、主信号にスクンブルが掛かって
いることを前提として、ドロップ・インサート回路2の
入力側及び出力側にそれぞれデスクランブラー6及びス
クランブラー7を設けたことである。
【0037】このように構成することにより、直/並列
変換回路1からの並列主信号はデスクランブラー6でス
クランブルが解除された状態でドロップ・インサート回
路2に送られ、ここでSOHデータが抽出されて行列変
換回路4aに送られる。またインサート時においては行
列変換回路4bからドロップ・インサート回路2で主信
号にSOHデータをインサートした後、スクランブラー
7でスクランブルを掛けて並/直列変換回路5に送るよ
うにしている。
変換回路1からの並列主信号はデスクランブラー6でス
クランブルが解除された状態でドロップ・インサート回
路2に送られ、ここでSOHデータが抽出されて行列変
換回路4aに送られる。またインサート時においては行
列変換回路4bからドロップ・インサート回路2で主信
号にSOHデータをインサートした後、スクランブラー
7でスクランブルを掛けて並/直列変換回路5に送るよ
うにしている。
【0038】このようにして、ドロップ・インサート回
路2においてスクランブルの掛かっていない主信号とす
ることができる。
路2においてスクランブルの掛かっていない主信号とす
ることができる。
【0039】また、この実施例(2)においては、実線
で示したデスクランブラー6とスクランブラー7の代わ
りに、点線で示すように、デスクランブラー6を行列変
換回路4aの出力側に設け、スクランブラー7を行列変
換回路4bの入力側に設けても同様の動作を呈すること
ができる。
で示したデスクランブラー6とスクランブラー7の代わ
りに、点線で示すように、デスクランブラー6を行列変
換回路4aの出力側に設け、スクランブラー7を行列変
換回路4bの入力側に設けても同様の動作を呈すること
ができる。
【0040】図3は図2に示した実施例(2)の具体例
を示したもので、この実施例では、デスクランブラー6
が、特定スクランブルパターンを発生するPN発生回路
61と、この特定スクランブルパターンを行列変換回路
4aと同じに並び換えを行う第3の行列変換回路62
と、この第3の行列変換回路62からの特定スクランブ
ルパターンと直/並列変換回路1からの並列主信号とを
入力して排他的論理和を取るEOR回路63とで構成し
ている。
を示したもので、この実施例では、デスクランブラー6
が、特定スクランブルパターンを発生するPN発生回路
61と、この特定スクランブルパターンを行列変換回路
4aと同じに並び換えを行う第3の行列変換回路62
と、この第3の行列変換回路62からの特定スクランブ
ルパターンと直/並列変換回路1からの並列主信号とを
入力して排他的論理和を取るEOR回路63とで構成し
ている。
【0041】また、スクランブラー7は、特定スクラン
ブルパターンを発生するPN発生回路61と、この特定
スクランブルパターンを行列変換回路4bと同じに並び
換えを行う第3の行列変換回路62と、該行列変換回路
62に対してドロップ・インサート回路2の出力データ
(並列主信号)と行列変換回路62からの特定スクラン
ブルパターンとの排他的論理和を取るEOR回路71と
で構成されている。
ブルパターンを発生するPN発生回路61と、この特定
スクランブルパターンを行列変換回路4bと同じに並び
換えを行う第3の行列変換回路62と、該行列変換回路
62に対してドロップ・インサート回路2の出力データ
(並列主信号)と行列変換回路62からの特定スクラン
ブルパターンとの排他的論理和を取るEOR回路71と
で構成されている。
【0042】なお、行列変換回路62は1つのブロック
で図示されているが、行列変換回路4aと4bの機能を
合わせ持ったものである。
で図示されているが、行列変換回路4aと4bの機能を
合わせ持ったものである。
【0043】この実施例の動作においては、PN発生回
路61において特定スクランブルパターンを発生させ、
この特定スクランブルパターンをさらに行列変換回路6
2を通すことにより、主信号の並びから、及び主信号と
同様の並びに変換してそれぞれEOR回路63,71に
与える。
路61において特定スクランブルパターンを発生させ、
この特定スクランブルパターンをさらに行列変換回路6
2を通すことにより、主信号の並びから、及び主信号と
同様の並びに変換してそれぞれEOR回路63,71に
与える。
【0044】EOR回路63では並べ換えられた特定ス
クランブルパターンと論理値が不一致の直/並列変換回
路1の出力データを“1”にしてスクランブルを解除す
るようにしている。
クランブルパターンと論理値が不一致の直/並列変換回
路1の出力データを“1”にしてスクランブルを解除す
るようにしている。
【0045】同様にしてスクランブル時においても、行
列変換回路62からの並べ換えられた特定スクランブル
パターンを利用してSOHデータに対して排他的論理和
を取ることによりスクランブルを掛けている。
列変換回路62からの並べ換えられた特定スクランブル
パターンを利用してSOHデータに対して排他的論理和
を取ることによりスクランブルを掛けている。
【0046】図4は上記の実施例に示された行列変換回
路4a,4b(以下、符号4で総称することがある)の
実施例を示したもので、この実施例では、8ビットのS
OHデータのうちの7ビットの入力を有するフリップフ
ロップ(FF)41と、フリップフロップ41の7ビッ
トの出力と8ビットのSOHデータ入力とを有し8ビッ
トの入力の先頭ビットが必ず8ビットの出力のMSBに
なるように並び換えるための15:8のバレルシフタ4
2と、で構成されている。
路4a,4b(以下、符号4で総称することがある)の
実施例を示したもので、この実施例では、8ビットのS
OHデータのうちの7ビットの入力を有するフリップフ
ロップ(FF)41と、フリップフロップ41の7ビッ
トの出力と8ビットのSOHデータ入力とを有し8ビッ
トの入力の先頭ビットが必ず8ビットの出力のMSBに
なるように並び換えるための15:8のバレルシフタ4
2と、で構成されている。
【0047】図5は図4に示した行列変換回路4の動作
説明図を示しており、行列変換回路4aの場合には、S
OHデータ入力は図5(1)に網掛け模様で示すように
最初の8ビットのバイト列において4ビットb1〜b4
が設定され、次のバイト列において4ビットb5〜b8
が設定されている。
説明図を示しており、行列変換回路4aの場合には、S
OHデータ入力は図5(1)に網掛け模様で示すように
最初の8ビットのバイト列において4ビットb1〜b4
が設定され、次のバイト列において4ビットb5〜b8
が設定されている。
【0048】このうちのビットb6〜b8とビットb1
〜b4がフリップフロップ41に与えられて遅延させら
れ、同図(2)に示すように7ビットのフリップフロッ
プ出力としてバレルシフタ42に与えられる。
〜b4がフリップフロップ41に与えられて遅延させら
れ、同図(2)に示すように7ビットのフリップフロッ
プ出力としてバレルシフタ42に与えられる。
【0049】バレルシフタ42においては8ビットのS
OHデータ入力が遅延無しにそのまま入力されているの
で、フリップフロップ41からの7ビットと合わせると
ビットb1〜b8が第2のバイト列において整列するこ
ととなる。
OHデータ入力が遅延無しにそのまま入力されているの
で、フリップフロップ41からの7ビットと合わせると
ビットb1〜b8が第2のバイト列において整列するこ
ととなる。
【0050】したがって、バレルシフタ42ではフレー
ム同期回路3からの位相制御信号により、同図(3)に
示すように8ビットの1列に並んだSOHデータ(b1
〜b8)を出力することになる。
ム同期回路3からの位相制御信号により、同図(3)に
示すように8ビットの1列に並んだSOHデータ(b1
〜b8)を出力することになる。
【0051】なお、フレーム同期回路3からバレルシフ
タ42には3ビットの位相制御信号が送られているが、
これは同図(1)に示したSOHデータが第1のバイト
列に全て設定される状態から第2のバイト列に全て設定
される状態までの8個のずれた状態を生じる可能性があ
り、これを選択するために3ビットの位相制御信号が必
要となっている。
タ42には3ビットの位相制御信号が送られているが、
これは同図(1)に示したSOHデータが第1のバイト
列に全て設定される状態から第2のバイト列に全て設定
される状態までの8個のずれた状態を生じる可能性があ
り、これを選択するために3ビットの位相制御信号が必
要となっている。
【0052】また、行列変換回路4bの場合には、SO
Hデータ入力は図5(1)に示すように最初の8ビット
のバイト列においてビット〜及びビットb1〜b4
の8ビットが設定され、次のバイト列において4ビット
b5〜b8が設定されている。
Hデータ入力は図5(1)に示すように最初の8ビット
のバイト列においてビット〜及びビットb1〜b4
の8ビットが設定され、次のバイト列において4ビット
b5〜b8が設定されている。
【0053】このうちのビット〜とビットb1〜b
4がフリップフロップ41に与えられて遅延させられ、
同図(2)に示すように7ビットのフリップフロップ出
力としてバレルシフタ42に与えられる。
4がフリップフロップ41に与えられて遅延させられ、
同図(2)に示すように7ビットのフリップフロップ出
力としてバレルシフタ42に与えられる。
【0054】バレルシフタ42においてはビット〜
及びb1〜b4の8ビットのSOHデータ入力が遅延無
しにそのまま入力されているので、フリップフロップ4
1からの7ビットと合わせ、行列変換回路4aの場合と
同様に真ん中の8ビットをフレーム同期回路3からの位
相制御信号により2バイト列に渡って取り出すとビット
〜とb1〜b4の並べ換えた2つのバイト列が得ら
れる。これは、同図(1)に網掛け模様で示したSOH
データと同様であることが分かる。
及びb1〜b4の8ビットのSOHデータ入力が遅延無
しにそのまま入力されているので、フリップフロップ4
1からの7ビットと合わせ、行列変換回路4aの場合と
同様に真ん中の8ビットをフレーム同期回路3からの位
相制御信号により2バイト列に渡って取り出すとビット
〜とb1〜b4の並べ換えた2つのバイト列が得ら
れる。これは、同図(1)に網掛け模様で示したSOH
データと同様であることが分かる。
【0055】図6は、図2に示したデスクランブラー6
の実施例(1)を示したもので、この実施例では、ドロ
ップするSOHデータが特定の1バイトであることを前
提としており、このドロップするSOHデータに掛かる
特定スクランブルパターンは1種類に決まることにな
る。
の実施例(1)を示したもので、この実施例では、ドロ
ップするSOHデータが特定の1バイトであることを前
提としており、このドロップするSOHデータに掛かる
特定スクランブルパターンは1種類に決まることにな
る。
【0056】この特定スクランブルパターンが“011
00101”であるとすると、この実施例のように2ビ
ット目と3ビット目と6ビット目と8ビット目にそれぞ
れインバータINV1〜INV4を挿入して反転してい
る。
00101”であるとすると、この実施例のように2ビ
ット目と3ビット目と6ビット目と8ビット目にそれぞ
れインバータINV1〜INV4を挿入して反転してい
る。
【0057】図7はデスクランブラーの実施例(2)を
示したもので、このデスクランブラーは図3に示した実
施例(2)と同様に8ビットのPNパターン(特定スク
ランブルパターン)と行列変換回路4からの出力データ
とをそれぞれが入力して排他的論理和を取るEORゲー
ト61〜68で構成されている。
示したもので、このデスクランブラーは図3に示した実
施例(2)と同様に8ビットのPNパターン(特定スク
ランブルパターン)と行列変換回路4からの出力データ
とをそれぞれが入力して排他的論理和を取るEORゲー
ト61〜68で構成されている。
【0058】すなわち、ドロップするSOHデータが特
定の数バイトに渡って設定されており、且つスクランブ
ルが掛かっている場合、ドロップするSOHデータに掛
かる特定スクランブルパターンは複数種類(もちろん1
種類でもよい)になる。
定の数バイトに渡って設定されており、且つスクランブ
ルが掛かっている場合、ドロップするSOHデータに掛
かる特定スクランブルパターンは複数種類(もちろん1
種類でもよい)になる。
【0059】そこで、この複数種類についてPNパター
ンの1つを決め、これをEORゲート61〜68を通す
ことで、不一致の論理値になったものだけを“1”にし
た形で出力されることになりSOHデータに対してデス
クンブルすることができる。
ンの1つを決め、これをEORゲート61〜68を通す
ことで、不一致の論理値になったものだけを“1”にし
た形で出力されることになりSOHデータに対してデス
クンブルすることができる。
【0060】図8は図2に示したスクランブラーの実施
例(1)を示したもので、このスクランブラーは図6に
示したデスクランブラーの実施例(1)に対応するもの
で、この実施例ではインサート用SOHデータに対して
2ビット目と3ビット目と6ビット目と8ビット目にイ
ンバータINV11〜INV14を挿入してそれぞれの
入力信号を反転させている。
例(1)を示したもので、このスクランブラーは図6に
示したデスクランブラーの実施例(1)に対応するもの
で、この実施例ではインサート用SOHデータに対して
2ビット目と3ビット目と6ビット目と8ビット目にイ
ンバータINV11〜INV14を挿入してそれぞれの
入力信号を反転させている。
【0061】すなわち、インサートするSOHデータが
特定の1バイトであり、且つスクランブルが掛かってい
る場合、インサートするSOHデータに掛かるスクラン
ブルパターンは1種類に決まるので、この場合の特定ス
クランブルパターンを“01100101”とした場合
に対応してインバータINV11〜INV14が挿入さ
れている。
特定の1バイトであり、且つスクランブルが掛かってい
る場合、インサートするSOHデータに掛かるスクラン
ブルパターンは1種類に決まるので、この場合の特定ス
クランブルパターンを“01100101”とした場合
に対応してインバータINV11〜INV14が挿入さ
れている。
【0062】図9はスクランブラーの実施例(2)を示
したもので、このスクランブラーは図7に示したデスク
ランブラーの実施例(2)に対応するもので、インサー
トするSOHデータが特定の複数バイトであり、インサ
ートするSOHデータに掛かるスクランブルパターンは
複数種類に決まるので、この複数種類について1つのP
Nパターンを決定し、EORゲート71〜78を通すこ
とでSOHデータに対してスクランブルを掛けることが
可能となる。
したもので、このスクランブラーは図7に示したデスク
ランブラーの実施例(2)に対応するもので、インサー
トするSOHデータが特定の複数バイトであり、インサ
ートするSOHデータに掛かるスクランブルパターンは
複数種類に決まるので、この複数種類について1つのP
Nパターンを決定し、EORゲート71〜78を通すこ
とでSOHデータに対してスクランブルを掛けることが
可能となる。
【0063】図10は図1〜図3に示した実施例に用い
られる並/直列変換回路5の実施例を示したもので、直
/並列変換回路1で生成された低速クロックと高速クロ
ックとを入力する立ち下がり検出回路51と、この立ち
下がり検出回路51の出力とパワーオンリセット信号を
インバータ52で反転させた信号とを入力するANDゲ
ート53と、このANDゲート53をロード入力とし高
速クロックに基づいてカウントを行う8分周カウンタ5
4と、このカウンタ54のキャリーオーバー出力COを
ロード入力とし、高速クロックによって8ビットの並列
主信号をデータ入力とする8ビットシフトレジスタ55
とで構成されている。
られる並/直列変換回路5の実施例を示したもので、直
/並列変換回路1で生成された低速クロックと高速クロ
ックとを入力する立ち下がり検出回路51と、この立ち
下がり検出回路51の出力とパワーオンリセット信号を
インバータ52で反転させた信号とを入力するANDゲ
ート53と、このANDゲート53をロード入力とし高
速クロックに基づいてカウントを行う8分周カウンタ5
4と、このカウンタ54のキャリーオーバー出力COを
ロード入力とし、高速クロックによって8ビットの並列
主信号をデータ入力とする8ビットシフトレジスタ55
とで構成されている。
【0064】このような並/直列変換回路5の動作を図
1に示したタイムチャートにより説明すると、立ち下が
り検出回路51において低速クロックの立ち下がりを検
出してANDゲート53よりカウンタ54にロードをか
ける。
1に示したタイムチャートにより説明すると、立ち下が
り検出回路51において低速クロックの立ち下がりを検
出してANDゲート53よりカウンタ54にロードをか
ける。
【0065】カウンタ54は高速クロックによりカウン
トし、そのキャリーオーバー出力をシフトレジスタ55
のロード入力とするので、シフトレジスタ55は高速ク
ロックにしたがってカウンタ54からロード入力があっ
た時から1ビットづつ直列主信号を出力する。
トし、そのキャリーオーバー出力をシフトレジスタ55
のロード入力とするので、シフトレジスタ55は高速ク
ロックにしたがってカウンタ54からロード入力があっ
た時から1ビットづつ直列主信号を出力する。
【0066】この場合、並列主信号は低速クロックに同
期しているが、低速クロックは遅延が大きくなると高速
クロックに対して非同期信号として扱う方が安全であ
る。このため、低速クロックの立ち上がりを検出してカ
ウンタ54にロードをかけ、シフトレジスタ55では変
化点付近ではなく変化点の中間に位置する、位相の余裕
のあるタイミングで並列主信号をロードするようにして
いる。
期しているが、低速クロックは遅延が大きくなると高速
クロックに対して非同期信号として扱う方が安全であ
る。このため、低速クロックの立ち上がりを検出してカ
ウンタ54にロードをかけ、シフトレジスタ55では変
化点付近ではなく変化点の中間に位置する、位相の余裕
のあるタイミングで並列主信号をロードするようにして
いる。
【0067】ただし、立ち下がり検出回路51の出力は
高速クロックで1クロックずれる可能性があるため、パ
ワーオンリセットがかかる時だけカウンタ54をロード
してその後は8分周で自走するようにしている。
高速クロックで1クロックずれる可能性があるため、パ
ワーオンリセットがかかる時だけカウンタ54をロード
してその後は8分周で自走するようにしている。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る中継器
によれば、行列変換回路を主信号の流れる回路に設け
ず、ドロップ・インサート回路からドロップされるSO
Hデータ又はドロップ・インサート回路にインサートさ
れるSOHデータのみに対して入出力するように接続し
たので、主信号に対する行列変換回路による遅れが生じ
ないことになる。
によれば、行列変換回路を主信号の流れる回路に設け
ず、ドロップ・インサート回路からドロップされるSO
Hデータ又はドロップ・インサート回路にインサートさ
れるSOHデータのみに対して入出力するように接続し
たので、主信号に対する行列変換回路による遅れが生じ
ないことになる。
【図1】本発明に係る中継器の実施例(1)を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明に係る中継器の実施例(2)を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】図2に示した実施例(2)の具体例を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】本発明に係る中継器で用いられる行列変換回路
の実施例を示したブロック図である。
の実施例を示したブロック図である。
【図5】図4に示した行列変換回路の動作説明図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る中継器で用いられるデスクランブ
ラーの実施例(1)を示した回路図である。
ラーの実施例(1)を示した回路図である。
【図7】本発明に係る中継器で用いられるデスクランブ
ラーの実施例(2)を示した回路図である。
ラーの実施例(2)を示した回路図である。
【図8】本発明に係る中継器で用いられるスクランブラ
ーの実施例(1)を示した回路図である。
ーの実施例(1)を示した回路図である。
【図9】本発明に係る中継器で用いられるスクランブラ
ーの実施例(2)を示した回路図である。
ーの実施例(2)を示した回路図である。
【図10】本発明に係る中継器に用いられる並/直列変
換回路の実施例を示した回路図である。
換回路の実施例を示した回路図である。
【図11】図10に示した並/直列変換回路のタイムチ
ャート図である。
ャート図である。
【図12】従来例に係る中継器の回路構成を示したブロ
ック図である。
ック図である。
1 直/並列(S/P)変換回路 2 ドロップ・インサート回路 3 フレーム同期回路 4,4a,4b,62 行列変換回路 5 並/直列(P/S)変換回路 6 デスクランブラー 7 スクランブラー 61 PN発生回路 63,71 EOR回路 41 フリップフロップ 42 バレルシフタ INV1〜INV4,INV11〜INV14 インバ
ータ 61〜68,71〜78 EORゲート 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
ータ 61〜68,71〜78 EORゲート 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】直列主信号を並列主信号に変換する直/並
列変換回路と、 該並列主信号に対してフレーム同期を取るフレーム同期
回路と、 該並列主信号に対してセクション・オーバーヘッド・デ
ータのドロップ・インサートを行うドロップ・インサー
ト回路と、 該ドロップ・インサート回路で抽出されたセクション・
オーバーヘッド・データの並べ換えを該フレーム同期回
路からの位相制御信号に従って行ってドロップ用のセク
ション・オーバーヘッド・データを出力する第1の行列
変換回路と、 インサート用のセクション・オーバーヘッド・データに
対して該位相制御信号に従って該主信号に合わせ込むた
めの並べ換えを行い該ドロップ・インサート回路に送る
第2の行列変換回路と、 該ドロップ・インサート回路で該セクション・オーバー
ヘッド・データがインサートされた並列主信号を直列主
信号に変換して送出する並/直列変換回路と、を備えた
ことを特徴とする中継器。 - 【請求項2】請求項1において、 該主信号にスクランブルが掛かっている場合、さらに、
該直/並列変換回路から出力された並列主信号をデスク
ランブルして該ドロップ・インサート回路に与えるデス
クランブラーと、該ドロップ・インサート回路から出力
された並列主信号に対してスクランブルを掛けて該並/
直列変換回路へ与えるスクランブラーと、を設けたこと
を特徴とする中継器。 - 【請求項3】請求項1において、 該主信号にスクランブルが掛かっている場合、さらに、
該第1の行列変換回路から出力されたセクション・オー
バーヘッド・データをデスクランブルして出力するデス
クランブラーと、該インサート用のセクション・オーバ
ーヘッド・データに対してスクランブルを掛けて該第2
の行列変換回路へ与えるスクランブラーと、を設けたこ
とを特徴とする中継器。 - 【請求項4】請求項2において、 該デスクランブラーが、特定スクランブルパターンを発
生するPN発生回路と、該特定スクランブルパターンを
該第1の行列変換回路と同じに並べ換えを行う第3の行
列変換回路と、該第3の行列変換回路からの特定スクラ
ンブルパターンと該並列主信号とを入力して排他的論理
和を取るEOR回路と、で構成されていることを特徴と
した中継器。 - 【請求項5】請求項2において、 該スクランブラーが、特定スクランブルパターンを発生
するPN発生回路と、該特定スクランブルパターンを該
第2の行列変換回路と同じに並べ換えを行う第3の行列
変換回路と、該第3の行列変換回路からの特定スクラン
ブルパターンと該ドロップ・インサート回路から出力さ
れる並列主信号とを入力して排他的論理和を取るEOR
回路と、で構成されていることを特徴とした中継器。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 該行列変換回路が、n本の内のn−1本の入力を有する
フリップフロップと、該フリップフロップのn−1本の
出力とn本の入力とを有しn本の入力の先頭ビットが必
ずn本の出力のMSBになるように並べ換える2n−
1:nのバレルシフタと、で構成されることを特徴とし
た中継器。 - 【請求項7】請求項2乃至4のいずれかにおいて、 該デスクランブラーが、特定スクランブルパターンに従
って反転しているビットのみ反転させるためのインバー
タを含んでいることを特徴とした中継器。 - 【請求項8】請求項2,3,又は5において、 該スクランブラーが、特定スクランブルパターンに従っ
て反転すべきビットのみ反転させるためのインバータを
含んでいることを特徴とした中継器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23314296A JPH1079716A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 中継器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23314296A JPH1079716A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 中継器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1079716A true JPH1079716A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16950389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23314296A Withdrawn JPH1079716A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 中継器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1079716A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018173459A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 富士通株式会社 | 通信装置及び信号中継方法 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23314296A patent/JPH1079716A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018173459A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 富士通株式会社 | 通信装置及び信号中継方法 |
JP2018157519A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-04 | 富士通株式会社 | 通信装置及び信号中継方法 |
US10848840B2 (en) | 2017-03-21 | 2020-11-24 | Fujitsu Limited | Communication apparatus and signal relay method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |