JPH1078332A - エンコーダの原点位置検出装置 - Google Patents

エンコーダの原点位置検出装置

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JPH1078332A
JPH1078332A JP25081996A JP25081996A JPH1078332A JP H1078332 A JPH1078332 A JP H1078332A JP 25081996 A JP25081996 A JP 25081996A JP 25081996 A JP25081996 A JP 25081996A JP H1078332 A JPH1078332 A JP H1078332A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は高精度に原点位置を検出することので
きるエンコーダの原点位置検出装置を提供する。 【解決手段】エンコーダの原点位置検出装置1は、光源
部2が楕円形状の光線5をメインスケール6の一部であ
る基準位置部3を介して検出部4に照射し、検出部4は
メインスケール6の移動方向(X方向)に対し直角方向
に配設された2個のPD8A、8Bを備えている。光源
部2と検出部4はメインスケール6がないときに2つの
PD8A、8Bに同じ光量の光線5が照射する位置に配
設されており、光源部2は基準位置部3に形成された長
方形状のスリット7の長軸方向と光源部2からの光線5
の断面5Aの長軸方向が所定角度傾いて交差する状態で
配設されている。したがって、メインスケール6が移動
すると、スリット7を通過してPD8A、8Bに入射す
る光線5は、その形状が変化し、PD8AとPD8Bに
入射する光線5の光量が同じになる基準位置を高精度に
検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダの原点
位置検出装置に関し、詳細には、エンコーダの原点位置
を高精度に検出することのできるエンコーダの原点位置
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、エンコーダは、微細加工において
重要な役割を果たしているが、このエンコーダが適切、
かつ、高精度に可動体の変位を検出するためには、その
原点位置(基準位置)を高精度に検出する必要がある。
【0003】そこで、従来、このエンコーダの原点位置
検出を行うエンコーダが提案されている(特開昭62−
200223号公報参照)。
【0004】このエンコーダは、光束を被検移動物体に
連結した回折格子に入射させ、該回折格子からの回折光
のうち特定次数の回折光を利用し、前記移動物体の移動
状態を測定するエンコーダにおいて、前記被検移動物体
の一部に設けたスリットからなる基準位置検出部に光束
を入射させ、該基準位置検出部からの透過光束もしくは
反射光束を2つの受光面を有する受光手段に導光し、該
受光手段からの出力信号を利用することにより前記被検
移動物体に関する基準信号を得たことを特徴としてい
る。
【0005】したがって、このエンコーダによれば、例
えば、円板を有するロータリーエンコーダの場合は、1
回転につき、1つの基準信号を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンコーダの原点位置検出装置にあっては、
スリットによる反射若しくは透過光を検出しているの
で、サブミクロンオーダまで高分解能化するためには、
スリット幅を狭くしていく必要があるが、数ミクロン以
下のスリットは、作成が困難であり、また、レーザ光を
照射すると、回折を生じ、精度が悪化するという問題が
あった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、出射方向
に垂直な断面が所定の細長い断面形状を有する光束を、
光源部からメインスケールに出射し、当該メインスケー
ルに形成された所定の細長い形状の光成形部により光源
部からの光束を切り取って、2つ以上の受光素子がメイ
ンスケール手段との相互移動方向に対して直角に配置さ
れた受光手段に、反射もしくは透過させて、当該受光手
段で受光して光電変換させるとともに、光源部からの出
射光束の断面形状の長軸と光成形部の長軸方向が所定角
度傾斜したものとすることにより、メインスケールの光
成形部として幅広のスリットや反射部材等を形成した場
合においても、受光手段の2つ以上の受光素子により、
メインスケールとの相互移動により変形する光束を検出
して、高分解能に原点位置を検出することのできるエン
コーダの原点位置検出装置を提供することを目的として
いる。
【0008】請求項2記載の発明は、発光素子から出射
した光を円筒面レンズで集光することにより、その出射
方向に垂直な断面が所定の細長い断面形状を有する光束
を出射させ、安価に、かつ、効率的に線状光束を出射し
て、高分解能に原点位置を検出することのできるエンコ
ーダの原点位置検出装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】請求項3記載の発明は、光源部を、位相の
異なる2つの光束に分割する2個の開口部の形成された
マスク手段を備えたものとすることにより、簡単に、2
本の線状ビームを形成することができるとともに、光束
を2本にして、ノイズを低減させ、簡単、かつ、安価
に、より一層高分解能に原点位置を検出することのでき
るエンコーダの原点位置検出装置を提供することを目的
としている。
【0010】請求項4記載の発明は、光源部が、その断
面形状の長軸がメインスケール手段との相対移動方向に
対して略直角である光束を出射し、光成形部を、その長
軸が光源部からの光束の断面形状の長軸方向に対して所
定角度傾斜した状態で形成することにより、光源部から
の出射光束の断面形状の長軸方向を、メインスケール手
段との相対移動方向に対して略直角に配設するだけで、
レンズや光源等の微妙な回転調整を行うことなく、光成
形部の長軸方向と所定角度傾斜した状態とすることがで
き、組付けが容易で、かつ、安価な高分解能に原点位置
を検出することのできるエンコーダの原点位置検出装置
を提供することを目的としている。
【0011】請求項5記載の発明は、光源部を、その透
過光束の出射方向に対して垂直な断面形状が長方形ある
いは楕円形となる開口部の形成されたマスク手段を備え
たものとすることにより、その出射方向に垂直な断面が
所定の細長い断面形状を有する光束を、安価に、かつ、
効率的に出射し、高分解能に原点位置を検出することの
できるエンコーダの原点位置検出装置を提供することを
目的としている。
【0012】請求項6記載の発明は、光源部を、その出
射光束の断面内で放射角の異なる光束を出射するレーザ
ダイオードと、当該レーザダイオードからの出射光を集
光あるいは平行化するレンズと、を備えたものとするこ
とにより、少ない部品点数で、その出射方向に対して垂
直な断面形状が細長い光束を簡単に形成して出射し、幅
広のスリットにおいても高分解能に原点位置を検出する
ことのできる安価なエンコーダの原点位置検出装置を提
供することを目的としている。
【0013】請求項7記載の発明は、一方向に細長い発
光面を有する発光ダイオードを光源とすることにより、
安価に、かつ、簡単に細長い光束を出射して、幅広のス
リットにおいても高分解能に原点位置を検出することの
できる安価なエンコーダの原点位置検出装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のエ
ンコーダの原点位置検出装置は、可動体の変位に対応し
た電気信号を出力するエンコーダの原点位置を検出する
エンコーダの原点位置検出装置において、その出射方向
に垂直な断面が所定の細長い断面形状を有する光束を照
射する光源部と、所定の細長い形状を有し前記光源から
の前記光束を切り取って反射あるいは透過させる光成形
部の形成されたメインスケール手段と、前記光成形部か
らの前記光束を受光して光電変換する受光手段と、を備
え、前記受光手段は、前記メインスケール手段との相互
移動方向に対して直角方向に配設された少なくとも2個
以上の受光素子を備え、前記光源部の前記出射光束の前
記断面形状の長軸と前記光成形部の長軸とは、所定角度
傾斜していることにより、上記目的を達成している。
【0015】上記構成によれば、出射方向に垂直な断面
が所定の細長い断面形状を有する光束を、光源部からメ
インスケールに出射し、当該メインスケールに形成され
た所定の細長い形状の光成形部により光源部からの光束
を切り取って、2つ以上の受光素子がメインスケール手
段との相互移動方向に対して直角に配置された受光手段
に、反射もしくは透過させて、当該受光手段で受光して
光電変換させるとともに、光源部からの出射光束の断面
形状の長軸と光成形部の長軸方向が所定角度傾斜したも
のとしているので、メインスケールの光成形部として幅
広のスリットや反射部材等を形成した場合においても、
受光手段の2つ以上の受光素子により、メインスケール
との相互移動により変形する光束を検出して、高分解能
に原点位置を検出することができる。
【0016】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記光源部は、光を出射する発光素子と、当該発
光素子の出射した光を集光する円筒面レンズと、を備え
ていてもよい。
【0017】上記構成によれば、発光素子から出射した
光を円筒面レンズで集光するので、その出射方向に垂直
な断面が所定の細長い断面形状を有する光束を出射させ
ることができ、安価に、かつ、効率的に線状光束を出射
させることができる。その結果、高分解能に原点位置を
検出することのできるエンコーダの原点位置検出装置を
安価なものとすることができる。
【0018】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記光源部は、光を位相の異なる2つの光束に分割
する2個の開口部の形成されたマスク手段を、備えてい
てもよい。
【0019】上記構成によれば、光源部を、位相の異な
る2つの光束に分割する2個の開口部の形成されたマス
ク手段を備えたものとしているので、簡単に、2本の線
状ビームを形成することができるとともに、光束を2本
にして、ノイズを低減させることができ、安価に、か
つ、より一層高分解能に原点位置を検出することができ
る。
【0020】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記光源部は、前記光束の断面形状の長軸が前記メ
インスケール手段との相対移動方向に対して略直角であ
る前記光束を出射し、前記光成形部は、その長軸が前記
光源部からの前記光束の前記断面形状の長軸方向に対し
て所定角度傾斜した状態で形成されていてもよい。
【0021】上記構成によれば、光源部が、その断面形
状の長軸がメインスケール手段との相対移動方向に対し
て略直角である光束を出射し、光成形部を、その長軸が
光源部からの光束の断面形状の長軸方向に対して所定角
度傾斜した状態で形成しているので、光源部からの出射
光束の断面形状の長軸方向を、メインスケール手段との
相対移動方向に対して略直角に配設するだけで、レンズ
や光源等の微妙な回転調整を行うことなく、光成形部の
長軸方向と所定角度傾斜した状態とすることができ、組
付けが容易で、安価に、かつ、高分解能に原点位置を検
出することができる。
【0022】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記光源部は、その透過光束の出射方向に対して垂
直な断面形状が長方形あるいは楕円形となる開口部の形
成されたマスク手段を、備えたものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、光源部を、その透過光
束の出射方向に対して垂直な断面形状が長方形あるいは
楕円形となる開口部の形成されたマスク手段を備えたも
のとしているので、その出射方向に垂直な断面が所定の
細長い断面形状を有する光束を、安価に、かつ、効率的
に出射することができ、安価に、かつ、高分解能に原点
位置を検出することができる。
【0024】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記光源部は、その出射光束の断面内で放射角の異
なる光束を出射するレーザダイオードと、当該レーザダ
イオードからの出射光を集光あるいは平行化するレンズ
と、を備えていてもよい。
【0025】上記構成によれば、光源部を、その出射光
束の断面内で放射角の異なる光束を出射するレーザダイ
オードと、当該レーザダイオードからの出射光を集光あ
るいは平行化するレンズと、を備えたものとしているの
で、少ない部品点数で、その出射方向に対して垂直な断
面形状が細長い光束を簡単に形成して出射することがで
き、幅広のスリットにおいても、安価に、かつ、高分解
能に原点位置を検出することができる。
【0026】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記光源部は、光源として一方向に細長い発光面を
有する発光ダイオードを備えたものであってもよい。
【0027】上記構成によれば、一方向に細長い発光面
を有する発光ダイオードを光源としているので、安価
に、かつ、簡単に細長い光束を出射することができ、幅
広のスリットにおいても、安価に、かつ、高分解能に原
点位置を検出することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0029】図1〜図3は、本発明のエンコーダの原点
位置検出装置の第1の実施の形態を示す図であり、本実
施の形態は、請求項1に対応するものである。
【0030】図1は、本発明のエンコーダの原点位置検
出装置の第1の実施の形態を適用したエンコーダの原点
位置検出装置1の斜視図である。
【0031】図1において、エンコーダの原点位置検出
装置1は、光源部2、基準位置部3及び検出部4等を備
えている。
【0032】光源部2は、半導体レーザ等の発光素子で
形成された光源や光源から出射された光を集光するレン
ズ等を備え、光の出射方向に対して垂直な断面が所定の
楕円形状を有する光線5を基準位置部3を介して検出部
4に照射する。
【0033】基準位置部3は、エンコーダのメインスケ
ール(メインスケール手段)6の一部に設けられ、基準
位置部3には、長方形状のスリット(光成形部)7が形
成されている。
【0034】検出部4は、メインスケール6の基準位置
部3を挟んで、光源部3と反対側に配設され、図2に示
すように、2分割されたPD(Photo Diode )8A、8
Bを備えて、基準位置部3を介して入射される光源部3
からの光を光電変換する。
【0035】そして、上記光源部2及び検出部4は、メ
インスケール6がないときに検出部4の上記2つのPD
8A、8Bの両方の領域に同じ光量の光線5が照射する
位置に配設されており、また、光源部2は、スリット7
の長軸方向と光源部2から出射される光線5の断面(光
線断面)5Aの長軸方向が所定角度の傾きを持って交差
するように回転された状態で配設されている。
【0036】上記光源部2及び検出部4は、エンコーダ
のヘッド部に固定されており、ヘッド部あるいはメイン
スケール6の移動(本実施の形態では、図1中X方向に
移動)によりスリット5が光源部2から検出部4に向か
って出射された光の光線5を横切ることとなる。
【0037】次に、本実施の形態の動作を説明する。エ
ンコーダの原点位置検出装置1は、上述のように、光源
部2と検出部4がエンコーダの図示しないヘッド部に固
定され、基準位置部3がエンコーダのメインスケール6
の一部に設けられている。
【0038】この状態で、光源部2から検出部4に向か
って光が照射され、ヘッド部あるいはメインスケールが
移動すると、基準位置部3のスリット7が上記光線5を
横切ることとなる。
【0039】いま、メインスケール6が移動したとする
と、光線5の断面5Aの長軸方向とスリット7の長軸方
向が所定角度の傾きを持って交差しているので、メイン
スケール6の移動に伴って、スリット7を通過した光線
5は、図2の(a)の状態から図2の(b)の状態を経
て、図2の(c)の状態へと検出部4のPD8A、8B
に入射する光線5の形状が変化し、このときPD8A及
びPD8Bは、図3に示すように、それぞれ図2の
(a)〜(c)の位置に応じて、出力信号SAと出力信
号SBを出力する。
【0040】ここで、検出部4のPD8AとPD8Bに
入射する光線5の光量が同じになる位置を基準位置(原
点位置)とすると、PD8Aの光電変換した出力信号S
AとPD8Bの光電変換した出力信号をSBとを比較す
ることにより、基準位置を高精度に検出することができ
る。
【0041】このように、本実施の形態によれば、出射
方向に垂直な断面5Aが所定の細長い断面形状を有する
光束(光線)5を、光源部2からメインスケール6に出
射し、当該メインスケール6に形成された長方形状の光
成形部であるスリット7により光源部2からの光線5を
切り取って、2つ以上の受光素子であるPD8A、8B
がメインスケール6との相互移動方向に対して直角に配
置された受光手段である受光部4に透過させて、当該受
光部4で受光して光電変換させるとともに、光源部2か
ら出射された光線5の断面形状5Aの長軸とスリット7
の長軸方向が所定角度傾斜したものとしているので、メ
インスケール6のスリット7として幅広のスリット等を
形成した場合においても、受光部4の2つのPD8A、
8Bにより、高分解能に原点位置を検出することができ
る。
【0042】図4は、本発明のエンコーダの基準位置検
出装置の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形
態は、請求項2に対応するものである。なお、本実施の
形態は、光源部を光源と円筒レンズで構成したものであ
り、上記第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一
の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0043】図4において、エンコーダの原点位置検出
装置10は、光源部11、基準位置部3及び検出部4等
を備えている。
【0044】光源部11は、光源である半導体レーザ等
の発光素子12と、発光素子12から出射された光を集
光する円筒レンズ13と、を備え、光線5を基準位置部
3を介して検出部4に照射する。そして、この円筒レン
ズ13がスリット7の長軸方向とその光線14の断面
(光線断面)14Aの長軸方向が所定角度の傾きを持っ
て交差するように回転された状態で配設されている。
【0045】基準位置部3及び検出部4は、上記第1の
実施の形態と同様に構成されている。
【0046】したがって、本実施の形態のエンコーダの
原点位置検出装置10は、光源部11の発光素子12か
ら出射された光を円筒レンズ13により集光して、基準
位置部3のスリット7を介して検出部4に照射する。
【0047】このとき、発光素子12から出射された光
は、円筒レンズ13によりその光線14の出射方向に直
角な方向の断面14Aの長軸と短軸の比が、第1の実施
の形態の光線5の断面5Aの長軸と短軸の比よりも大き
くなり、スリット7の移動による検出部4の2つのPD
8A、8Bに照射される光の光量差を大きくすることが
できる。その結果、信号成分に対する雑音成分が小さく
なり、検出精度を向上させることができる。
【0048】図5は、本発明のエンコーダの基準位置検
出装置の第3の実施の形態を示す図であり、本実施の形
態は、請求項3に対応するものである。なお、本実施の
形態は、光源部にマスクを配設したものであり、上記第
1の実施の形態と同様の構成部分には、同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0049】図5において、エンコーダの原点位置検出
装置20は、光源部21、基準位置部3及び検出部4
(図示略)等を備えている。
【0050】光源部21は、光源である半導体レーザ等
の発光素子22と、発光素子22から出射された光を集
光するレンズ23と、マスク24と、を備え、光線5を
マスク24及び基準位置部3を介して検出部4に照射す
る。
【0051】マスク24には、2つの開口部25A、2
5Bが形成されており、開口部25A、25Bには、レ
ンズ23で集光された光が照射される。マスク24の開
口部25A、25Bは、レンズ23で集光された光の光
線26の断面26A内に入る位置に形成されており、レ
ンズ23からの光を2つの光線(光束)27A、27B
に分離して基準位置部3のスリット7に照射させる。
【0052】開口部25A、25Bは、開口部25A、
25Bを通過した光がPD8A、8Bにそれぞれ照射さ
れるとともに、位相が異なるものとなる位置に形成され
ている。
【0053】基準位置部3及び検出部4は、上記第1及
び第2の実施の形態と同様に構成されている。
【0054】したがって、本実施の形態のエンコーダの
原点位置検出装置20は、光源部21の発光素子22か
ら出射された光をレンズ23により集光して、光線26
をマスク24の開口部25A、25Bにより光線27
A、27Bに分離して基準位置部3に照射し、さらに、
この基準位置部3のスリット7を介して検出部4に照射
する。
【0055】このとき、マスク24の開口部25A、2
5Bを通過した光の光線27A、27Bは、スリット7
の移動に伴って順次PD8A、8Bに照射される。
【0056】その結果、検出部4のPD8AとPD8B
に入射する光線の光量が同じになる位置を基準位置とす
ると、PD8Aの光電変換した出力信号とPD8Bの光
電変換した出力信号とを比較することにより、基準位置
を検出することができる。
【0057】そして、光源部21から出射された光の光
線26がマスク24の開口部25A、25Bにより分離
されているため、ノイズを低減することができ、分解能
を向上させることができる。
【0058】図6は、本発明のエンコーダの基準位置検
出装置の第4の実施の形態を示す図であり、本実施の形
態は、請求項4に対応するものである。なお、本実施の
形態は、光源部の光線に対して基準位置部のスリットを
傾けて形成したものであり、上記第1の実施の形態と同
様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0059】図6において、エンコーダの原点位置検出
装置30は、光源部31、基準位置部32及び検出部4
等を備えている。
【0060】光源部31は、例えば、光源である半導体
レーザ等の発光素子及び発光素子から出射された光を集
光するレンズ等を備え、光線を基準位置部32を介して
検出部4に照射する。光源部31は、基準位置部32の
設けられているメインスケール6の長さ方向に対して直
角方向に形成されている。
【0061】基準位置部32は、上記第1の実施の形態
と同様に、エンコーダのメインスケール6の一部に設け
られ、基準位置部32には、スリット33が形成されて
いる。スリット33は、その長軸方向33Tが光源部3
1から出射される光線の断面(光線断面)34の長軸方
向34Tに対して所定角度θだけ傾きを持って交差する
ように回転された状態で配設されている。
【0062】検出部4は、上記第1の実施の形態と同様
のものであり、基準位置部32を挟んで、光源部31と
反対側に配設され、2分割されたPD8A、8Bを備え
て、基準位置部32を介して入射される光源部31から
の光を光電変換する。
【0063】そして、上記光源部31及び検出部4は、
メインスケール6がないときに検出部4の上記2つのP
D8A、8Bの両方の領域に同じ光量の光線が照射する
位置に配設されている。
【0064】したがって、本実施の形態のエンコーダの
原点位置検出装置30は、光源部31から検出部4に向
かって光が照射され、ヘッド部あるいはメインスケール
6が移動すると、基準位置部32のスリット33が上記
光線を横切る。いま、メインスケール6が移動したとす
ると、光線の断面34の長軸方向34Tに対してスリッ
ト33の長軸方向33Tが所定角度θの傾きを持って交
差しているので、メインスケール6の移動に伴って、ス
リット33を通過して検出部4のPD8A、8Bに入射
する光線の形状が変化し、検出部4のPD8A及びPD
8Bの出力信号が、図3に示したように変化する。
【0065】したがって、検出部4のPD8AとPD8
Bに入射する光線の光量が同じになる位置を基準位置と
すると、PD8Aの光電変換した出力信号とPD8Bの
光電変換した出力信号とを比較することにより、基準位
置を適切に、かつ、精度良く検出することができる。
【0066】そして、本実施の形態においては、基準位
置部32のスリット33を傾斜して形成しているので、
光源部31の光源やレンズ等をメインスケール6に直角
に設定すれば、これらを回転調整する必要がなく、原点
位置検出装置30の組付性を向上させることができ、原
点位置検出装置30を安価なものとすることができる。
【0067】図7は、本発明のエンコーダの基準位置検
出装置の第5の実施の形態を示す図であり、本実施の形
態は、請求項5に対応するものである。なお、本実施の
形態は、光源部に光線の断面形状を細長くするためのマ
スクを配設したものであり、上記第1の実施の形態と同
様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0068】図7において、エンコーダの原点位置検出
装置40は、光源部41、基準位置部3及び検出部4
(図示略)等を備えている。
【0069】光源部41は、光源である半導体レーザ等
の発光素子42と、発光素子42から出射された光を集
光するレンズ43と、マスク44と、を備え、光線45
をマスク44及び基準位置部3を介して検出部4に照射
する。
【0070】マスク44には、細長い長方形の開口部4
6が形成されており、開口部46には、レンズ43で集
光された光が照射される。マスク44の開口部46は、
レンズ43で集光された光線45の断面45A内に入る
位置に形成されており、レンズ43からの光を細長い長
方形状の光線47に成形して基準位置部3のスリット7
に照射させる。
【0071】そして、基準位置部3のスリット7は、メ
インスケール6の長さ方向に対して直角方向に形成され
ており、マスク44の開口部46は、このスリット7に
対して所定角度傾斜した状態で形成されているととも
に、開口部46を通過した光が検出部4のPD8A、8
Bにそれぞれ同じ光量だけ照射される位置に形成されて
いる。
【0072】基準位置部3及び検出部4は、上記第1の
実施の形態と同様に構成されている。
【0073】したがって、本実施の形態のエンコーダの
原点位置検出装置40は、光源部41の発光素子42か
ら出射された光をレンズ43により集光して、光線45
をマスク44の開口部46により細長い長方形状の光線
47に成形して基準位置部3に照射し、さらに、この基
準位置部3のスリット7を介して検出部4に照射する。
【0074】このとき、マスク44の開口部46を通過
した光の光線47は、スリット7の移動に伴って順次P
D8A、8Bに照射される。
【0075】その結果、検出部4のPD8AとPD8B
に入射する光線の光量が同じになる位置を基準位置とす
ることにより、PD8Aの光電変換した出力信号とPD
8Bの光電変換した出力信号とを比較することにより、
基準位置を検出することができる。
【0076】そして、光源部41から出射される光の光
線45がマスク44の開口部46により、基準位置部3
のスリット7に対して所定角度傾斜した細長い長方形状
に成形されるため、光源部41の位置調整を行うことな
く、精度良く基準位置を検出することができ、基準位置
検出装置40を安価で、高精度なものとすることができ
る。
【0077】なお、上記実施の形態においては、マスク
44の開口部46を長方形状に形成しているが、開口部
46の形状は、長方形状に限るものではなく、例えば、
楕円形状であってもよい。
【0078】図8は、本発明のエンコーダの基準位置検
出装置の第6の実施の形態を示す図であり、本実施の形
態は、請求項6に対応するものである。なお、本実施の
形態は、容易に細長い断面形状を持つ光線を出射する光
源部を形成するものであり、上記第1の実施の形態と同
様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0079】図8において、エンコーダの原点位置検出
装置50は、光源部51、基準位置部3及び検出部4
(図示略)等を備えている。
【0080】光源部51は、光源であるLD(レーザー
ダイオード)52と、LD52から出射された光を集光
するレンズ53と、を備え、光線54を基準位置部3を
介して検出部4に照射する。
【0081】LD52は、一般に、ビーム断面内で放射
角が異なる。そこで、LD52のビームをレンズ53で
集光、あるいは、平行光とすることにより、その断面5
4Aが細長い光線54を形成することができる。
【0082】そして、このLD52、あるいは、基準位
置部3のスリット7を、レンズ53を介して出射される
光線54の断面54Aの長軸方向がスリット7の長軸方
向と所定角度傾きを持って交差する状態に配設する。
【0083】基準位置部3及び検出部4は、上記第1の
実施の形態と同様に構成されている。
【0084】したがって、本実施の形態のエンコーダの
原点位置検出装置50は、光源部51のLD52から出
射された光をレンズ53により集光して、基準位置部3
のスリット7を介して検出部4に照射する。
【0085】このとき、光源部51の光源として、LD
52を使用しているため、簡単に、かつ、安価に細長い
断面を有する光線54を形成することができ、基準位置
検出装置50を安価なものとすることができる。
【0086】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0087】例えば、上記各実施の形態においては、光
源部の光源として半導体レーザあるいはLD等を用いた
ものを適用しているが、光源としては、これらに限るも
のではなく、例えば、図9及び図10に示すようなLE
D(Light Emitting Diode)60を用いてもよい。この
場合、図10に示すように、LED60の発光面61を
細長い長方形状、あるいは、楕円形状に形成することに
より、適用することができる。そして、この長方形状、
あるいは、楕円形状の発光面61から出射された光をレ
ンズにより、集光、あるいは、平行光化する。このよう
にすることにより、エンコーダの原点位置検出装置を、
簡単な構造で、かつ、安価なものとすることができる。
【0088】また、前記各実施の形態においては、メイ
ンスケールの基準位置部に形成される光成形部として、
照射光を成形して検出部に透過させるスリットが形成さ
れている場合について説明したが、メインスケールの基
準位置部に形成される光成形部としては、照射光を成形
して検出部に反射させる反射部材、例えば、上記スリッ
トと同様の形状の反射鏡等であってもよい。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の発明のエンコーダの原点
位置検出装置によれば、出射方向に垂直な断面が所定の
細長い断面形状を有する光束を、光源部からメインスケ
ールに出射し、当該メインスケールに形成された所定の
細長い形状の光成形部により光源部からの光束を切り取
って、2つ以上の受光素子がメインスケール手段との相
互移動方向に対して直角に配置された受光手段に、反射
もしくは透過させて、当該受光手段で受光して光電変換
させるとともに、光源部からの出射光束の断面形状の長
軸と光成形部の長軸方向が所定角度傾斜したものとして
いるので、メインスケールの光成形部として幅広のスリ
ットや反射部材等を形成した場合においても、受光手段
の2つ以上の受光素子により、メインスケール手段との
相対移動により変形する光束を検出して、高分解能に原
点位置を検出することができる。
【0090】請求項2記載の発明のエンコーダの原点位
置検出装置によれば、発光素子から出射した光を円筒面
レンズで集光するので、その出射方向に垂直な断面が所
定の細長い断面形状を有する光束を出射させることがで
き、安価に、かつ、効率的に線状光束を出射させること
ができる。その結果、高分解能に原点位置を検出するこ
とのできるエンコーダの原点位置検出装置を安価なもの
とすることができる。
【0091】請求項3記載の発明のエンコーダの原点位
置検出装置によれば、光源部を、位相の異なる2つの光
束に分割する2個の開口部の形成されたマスク手段を備
えたものとしているので、簡単に、2本の線状ビームを
形成することができるとともに、光束を2本にして、ノ
イズを低減させることができ、簡単、かつ、安価に、よ
り一層高分解能に原点位置を検出することができる。
【0092】請求項4記載の発明のエンコーダの原点位
置検出装置によれば、光源部が、その断面形状の長軸が
メインスケール手段との相対移動方向に対して略直角で
ある光束を出射し、光成形部を、その長軸が光源部から
の光束の断面形状の長軸方向に対して所定角度傾斜した
状態で形成しているので、光源部からの出射光束の断面
形状の長軸方向を、メインスケール手段との相対移動方
向に対して略直角に配設するだけで、レンズや光源等の
微妙な回転調整を行うことなく、光成形部の長軸方向と
所定角度傾斜した状態とすることができ、組付けが容易
で、かつ、安価な高分解能に原点位置を検出することが
できる。
【0093】請求項5記載の発明のエンコーダの原点位
置検出装置によれば、光源部を、その透過光束の出射方
向に対して垂直な断面形状が長方形あるいは楕円形とな
る開口部の形成されたマスク手段を備えたものとしてい
るので、その出射方向に垂直な断面が所定の細長い断面
形状を有する光束を、安価に、かつ、効率的に出射する
ことができ、安価に、かつ、高分解能に原点位置を検出
することができる。
【0094】請求項6記載の発明のエンコーダの原点位
置検出装置によれば、光源部を、その出射光束の断面内
で放射角の異なる光束を出射するレーザダイオードと、
当該レーザダイオードからの出射光を集光あるいは平行
化するレンズと、を備えたものとしているので、少ない
部品点数で、その出射方向に対して垂直な断面形状が細
長い光束を簡単に形成して出射することができ、幅広の
スリットにおいても、安価に、かつ、高分解能に原点位
置を検出することができる。
【0095】請求項7記載の発明のエンコーダの原点位
置検出装置によれば、一方向に細長い発光面を有する発
光ダイオードを光源としているので、安価に、かつ、簡
単に細長い光束を出射することができ、幅広のスリット
においても、安価に、かつ、高分解能に原点位置を検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンコーダの原点位置検出装置の第1
の実施の形態を適用したエンコーダの原点位置検出装置
の要部斜視図。
【図2】図1のメインスケールの移動に伴うスリット位
置の変化による検出部への光線の照射状態(a)、
(b)、(c)の変化状態を示す図。
【図3】図2のスリット位置の変化による各光線の照射
状態における検出部のPDの信号強度を示す図。
【図4】本発明のエンコーダの原点位置検出装置の第2
の実施の形態を適用したエンコーダの原点位置検出装置
の要部斜視図。
【図5】本発明のエンコーダの原点位置検出装置の第3
の実施の形態を適用したエンコーダの原点位置検出装置
の要部斜視図。
【図6】本発明のエンコーダの原点位置検出装置の第4
の実施の形態を適用したエンコーダの原点位置検出装置
の要部斜視図。
【図7】本発明のエンコーダの原点位置検出装置の第5
の実施の形態を適用したエンコーダの原点位置検出装置
の要部斜視図。
【図8】本発明のエンコーダの原点位置検出装置の第6
の実施の形態を適用したエンコーダの原点位置検出装置
の要部斜視図。
【図9】LEDを使用した光源の正面図。
【図10】図9の光源の底面図。
【符号の説明】
1、10、20、30、40、50 エンコーダの原点
位置検出装置 2、11、21、31、41、51 光源部 3、32 基準位置部 4 検出部 5、14 光線 5A、14A 光線断面 6 メインスケール 7、33 スリット 33T 長軸方向 8A、8B PD 13 円筒レンズ 22、42 発光素子 23、43 レンズ 24、44 マスク 25A、25B 開口部 26 光線 26A 断面 27A、27B 光線 34 光線断面 34T 長軸方向 45 光線 46 開口部 47 光線 52 LD 53 レンズ 54 光線 54A 光線断面 60 LED 61 発光面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動体の変位に対応した電気信号を出力す
    るエンコーダの原点位置を検出するエンコーダの原点位
    置検出装置において、その出射方向に垂直な断面が所定
    の細長い断面形状を有する光束を照射する光源部と、所
    定の細長い形状を有し前記光源からの前記光束を切り取
    って反射あるいは透過させる光成形部の形成されたメイ
    ンスケール手段と、前記光成形部からの前記光束を受光
    して光電変換する受光手段と、を備え、前記受光手段
    は、前記メインスケール手段との相互移動方向に対して
    直角方向に配設された少なくとも2個以上の受光素子を
    備え、前記光源部の前記出射光束の前記断面形状の長軸
    と前記光成形部の長軸とは、所定角度傾斜していること
    を特徴とするエンコーダの原点位置検出装置。
  2. 【請求項2】前記光源部は、光を出射する発光素子と、
    当該発光素子の出射した光を集光する円筒面レンズと、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のエンコー
    ダの原点位置検出装置。
  3. 【請求項3】前記光源部は、光を位相の異なる2つの光
    束に分割する2個の開口部の形成されたマスク手段を、
    備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のエンコーダの原点位置検出装置。
  4. 【請求項4】前記光源部は、前記光束の断面形状の長軸
    が前記メインスケール手段との相対移動方向に対して略
    直角である前記光束を出射し、前記光成形部は、その長
    軸が前記光源部からの前記光束の前記断面形状の長軸方
    向に対して所定角度傾斜した状態で形成されていること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    エンコーダの原点位置検出装置。
  5. 【請求項5】前記光源部は、その透過光束の出射方向に
    対して垂直な断面形状が長方形あるいは楕円形となる開
    口部の形成されたマスク手段を、備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかに記載のエンコーダ
    の原点位置検出装置。
  6. 【請求項6】前記光源部は、その出射光束の断面内で放
    射角の異なる光束を出射するレーザダイオードと、当該
    レーザダイオードからの出射光を集光あるいは平行化す
    るレンズと、を備えていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のいずれかに記載のエンコーダの原点位置検
    出装置。
  7. 【請求項7】前記光源部は、光源として一方向に細長い
    発光面を有する発光ダイオードを備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかに記載のエンコーダ
    の原点位置検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2430250A (en) * 2005-09-14 2007-03-21 Avago Tech Ecbu Ip Optical encoder and method therefor
US7552873B2 (en) 2005-09-14 2009-06-30 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Transmissive optical encoder
JP2013024894A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Fujifilm Corp 撮像レンズ位置算出装置およびその動作制御方法

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